JP2605211B2 - 溶接方法及び風防 - Google Patents
溶接方法及び風防Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鉄筋等の棒鋼を接続する
溶接方法及び溶接継手用部材を載置する風防に関する。
溶接方法及び溶接継手用部材を載置する風防に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、図5に示すように、両端が開口
し、長さの略中央部に貫通孔1aを形成した金属製の溶
接継手用部材1が特公平2−3680号公報で提案され
ており、このような金属製の溶接継手用部材を用いて溶
接を行い、鉄筋を接続している。
し、長さの略中央部に貫通孔1aを形成した金属製の溶
接継手用部材1が特公平2−3680号公報で提案され
ており、このような金属製の溶接継手用部材を用いて溶
接を行い、鉄筋を接続している。
【0003】図5に示すような金属製の溶接継手用部材
を用いて鉄筋を接続し、コンクリート構造物を製作する
と、できあがった構造物のコンクリート層の厚みが溶接
継手用部材の箇所と鉄筋の箇所では異なるので、鉄筋間
の距離が均一にならず、均等な配筋が得られないことか
ら、コンクリートの充填作業などにあってもその完全な
充填を保証し難いという問題を有する。また、溶接後に
は継手部材と鉄筋を取り外しができないので、溶接後に
溶接部の外観検査が容易でないという問題も有する。
を用いて鉄筋を接続し、コンクリート構造物を製作する
と、できあがった構造物のコンクリート層の厚みが溶接
継手用部材の箇所と鉄筋の箇所では異なるので、鉄筋間
の距離が均一にならず、均等な配筋が得られないことか
ら、コンクリートの充填作業などにあってもその完全な
充填を保証し難いという問題を有する。また、溶接後に
は継手部材と鉄筋を取り外しができないので、溶接後に
溶接部の外観検査が容易でないという問題も有する。
【0004】そこで、上記の問題を解決する方法とし
て、特開平2−37993号公報等で提案されている素
材にセラミックスを使用し、横断面U字状で所要長さに
形成した溶接継手用部材を用いた方法が提案されてい
る。このような素材にセラミックスを用いた溶接継手用
部材を使用する溶接方法では、鉄筋を溶接した後に、溶
接継手用部材を破砕して鉄筋から取り除くことが可能で
あるので、溶接後の鉄筋間の距離が均一となり、コンク
リートの充填が良好である。
て、特開平2−37993号公報等で提案されている素
材にセラミックスを使用し、横断面U字状で所要長さに
形成した溶接継手用部材を用いた方法が提案されてい
る。このような素材にセラミックスを用いた溶接継手用
部材を使用する溶接方法では、鉄筋を溶接した後に、溶
接継手用部材を破砕して鉄筋から取り除くことが可能で
あるので、溶接後の鉄筋間の距離が均一となり、コンク
リートの充填が良好である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した形
状を有するセラミックス製の溶接継手用部材や従来の金
属製の溶接継手用部材を用いた溶接作業時には、溶接継
手用部材を鉄筋に仮止めした後に溶接を行わなければな
らないので、作業が煩雑である。
状を有するセラミックス製の溶接継手用部材や従来の金
属製の溶接継手用部材を用いた溶接作業時には、溶接継
手用部材を鉄筋に仮止めした後に溶接を行わなければな
らないので、作業が煩雑である。
【0006】また、特開平2−37993号公報等で提
案されている溶接継手用部材を用いて溶接を行うと、図
6(a)・(b)に示すように、溶融金属2が鉄筋3・
4の径よりも盛り上がり、そして、作業者の足元に溶融
金属2がこぼれ落ちる虞がある。さらに、溶接後に溶接
継手用部材を破砕して鉄筋から取り除くので、溶接継手
用部材が周囲に散乱して危険であると共に、散乱したま
まコンクリート打設を行った場合には、コンクリートに
破片が混入して、巣が発生する虞れもある。
案されている溶接継手用部材を用いて溶接を行うと、図
6(a)・(b)に示すように、溶融金属2が鉄筋3・
4の径よりも盛り上がり、そして、作業者の足元に溶融
金属2がこぼれ落ちる虞がある。さらに、溶接後に溶接
継手用部材を破砕して鉄筋から取り除くので、溶接継手
用部材が周囲に散乱して危険であると共に、散乱したま
まコンクリート打設を行った場合には、コンクリートに
破片が混入して、巣が発生する虞れもある。
【0007】そこで、本発明の目的は、上記した問題を
解消すべく、作業の簡略化を図り、安全に作業できる溶
接方法を提供することである。
解消すべく、作業の簡略化を図り、安全に作業できる溶
接方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明の溶接方法は、内周曲面と外周曲面とを
有して横断面U字状に所要長さで形成されたセラミック
ス製の溶接継手用部材を用いた溶接方法であって、溶接
継手用部材を2つの板材で形成され、その先端に設けら
れた軸を中心に回動可能で挟持状に鉄筋に保持する2つ
の把持部材と、これらの把持部材上にそれぞれ設けられ
た溶接継手用部材を位置決め載置する載置部材と、該載
置部材を外部から操作する操作部材とからなる風防内に
載置し、この風防を溶接作業を行うための開放部が上方
となるように鉄筋に取り付け、風防に設けられた操作部
材を操作して前記溶接継手用部材を鉄筋に押し当てて前
記開放部から溶接ワイヤーを挿入して溶接を行い、溶接
継手用部材に外力を加えて鉄筋から取り外した後に、風
防を鉄筋から取り外すのである。
ために、本発明の溶接方法は、内周曲面と外周曲面とを
有して横断面U字状に所要長さで形成されたセラミック
ス製の溶接継手用部材を用いた溶接方法であって、溶接
継手用部材を2つの板材で形成され、その先端に設けら
れた軸を中心に回動可能で挟持状に鉄筋に保持する2つ
の把持部材と、これらの把持部材上にそれぞれ設けられ
た溶接継手用部材を位置決め載置する載置部材と、該載
置部材を外部から操作する操作部材とからなる風防内に
載置し、この風防を溶接作業を行うための開放部が上方
となるように鉄筋に取り付け、風防に設けられた操作部
材を操作して前記溶接継手用部材を鉄筋に押し当てて前
記開放部から溶接ワイヤーを挿入して溶接を行い、溶接
継手用部材に外力を加えて鉄筋から取り外した後に、風
防を鉄筋から取り外すのである。
【0009】そして、本発明の風防は、2つの板材で形
成され、その先端に設けられた軸を中心に回動可能で挟
持状に鉄筋に保持する2つの把持部材と、これらの把持
部材上にそれぞれ設けられた溶接継手用部材を位置決め
載置する載置部材と、該載置部材を外部から操作する操
作部材から構成したのである。
成され、その先端に設けられた軸を中心に回動可能で挟
持状に鉄筋に保持する2つの把持部材と、これらの把持
部材上にそれぞれ設けられた溶接継手用部材を位置決め
載置する載置部材と、該載置部材を外部から操作する操
作部材から構成したのである。
【0010】
【作用】本発明の溶接方法は、内周曲面と外周曲面とを
有して横断面U字状に所要長さで形成されたセラミック
ス製の溶接継手用部材を前記構成からなる風防内に載置
し、この風防を溶接作業を行うための開放部が上方とな
るように鉄筋に取り付け、風防に設けられた操作部材を
操作して前記溶接継手用部材を鉄筋に押し当てて位置決
め載置し、さらに前記開放部から溶接ワイヤーを挿入し
て溶接を行い、溶接継手用部材に外力を加えて鉄筋から
取り外した後に、風防を鉄筋から取り外すので、溶接継
手用部材を仮止めをする必要がなく、誤って溶融金属を
落としても作業者の足元には届かず、溶接継手用部材に
外力を加えて鉄筋から取り外す際にも風防の開放部が上
方にあるため、破片が風防内にとどまって散乱しない。
有して横断面U字状に所要長さで形成されたセラミック
ス製の溶接継手用部材を前記構成からなる風防内に載置
し、この風防を溶接作業を行うための開放部が上方とな
るように鉄筋に取り付け、風防に設けられた操作部材を
操作して前記溶接継手用部材を鉄筋に押し当てて位置決
め載置し、さらに前記開放部から溶接ワイヤーを挿入し
て溶接を行い、溶接継手用部材に外力を加えて鉄筋から
取り外した後に、風防を鉄筋から取り外すので、溶接継
手用部材を仮止めをする必要がなく、誤って溶融金属を
落としても作業者の足元には届かず、溶接継手用部材に
外力を加えて鉄筋から取り外す際にも風防の開放部が上
方にあるため、破片が風防内にとどまって散乱しない。
【0011】
【実施例】以下、添付した図面に基づいて本発明の一実
施例を説明する。図1は本発明の溶接方法に用いる風防
の構成を示す断面図、図2は風防の押付け部材操作部の
構成を示す図、図3は溶接継手用部材の構成を示した図
である。
施例を説明する。図1は本発明の溶接方法に用いる風防
の構成を示す断面図、図2は風防の押付け部材操作部の
構成を示す図、図3は溶接継手用部材の構成を示した図
である。
【0012】図面において、20は本発明の溶接方法に
用いる風防で、この風防20は、その先端に設けられた
ヒンジ軸22を中心に開閉自在な2枚の金属板で形成し
た把持部材21a・21bで構成され、これらの把持部
材21a・21bに設けられた挟持部21aa・21b
aで鉄筋を挟持状に保持する。把持部材21aのヒンジ
軸22の上方に、溶接継手用部材11を鉄筋に押し付け
るための押付け部材23aが設けられ、また、把持部材
21bも同様に押付け部材23bが設けられている。
用いる風防で、この風防20は、その先端に設けられた
ヒンジ軸22を中心に開閉自在な2枚の金属板で形成し
た把持部材21a・21bで構成され、これらの把持部
材21a・21bに設けられた挟持部21aa・21b
aで鉄筋を挟持状に保持する。把持部材21aのヒンジ
軸22の上方に、溶接継手用部材11を鉄筋に押し付け
るための押付け部材23aが設けられ、また、把持部材
21bも同様に押付け部材23bが設けられている。
【0013】前記押付け部材23a・23bは外部から
操作可能なように、把持部材21a・21bの孔21a
b・21bbを通して操作部材24a・24bと一体に
取り付けられており、操作部材24a・24bが孔21
ab・21bbに案内されて押付け部材23a・23b
は把持部材21a・21b上を移動可能である。さら
に、押付け部材23a・23b上に例えば3箇所設けら
れた切欠け部23aa・23baにスプリング25に付
勢されたボール26が進入して、押付け部材23a・2
3bの移動を抑止するのである。27は、これらの部材
が把持部材21a・21bから抜け落ちないように取り
付けるための固定板である。
操作可能なように、把持部材21a・21bの孔21a
b・21bbを通して操作部材24a・24bと一体に
取り付けられており、操作部材24a・24bが孔21
ab・21bbに案内されて押付け部材23a・23b
は把持部材21a・21b上を移動可能である。さら
に、押付け部材23a・23b上に例えば3箇所設けら
れた切欠け部23aa・23baにスプリング25に付
勢されたボール26が進入して、押付け部材23a・2
3bの移動を抑止するのである。27は、これらの部材
が把持部材21a・21bから抜け落ちないように取り
付けるための固定板である。
【0014】11は本実施例で用いる溶接継手用部材本
体(以下、単に「本体」という)であり、この本体11
は、内周曲面と外周曲面とを有し、素材にはセラミック
スを用い、円筒状のパイプを長手方向に一部切除した形
状をしており、その外周曲面部には、押付け部材23a
・23bの押当て部23ab・23bbより若干大きな
凹部11bを形成してあり、この凹部11bに押当て部
23ab・23bbが当接して風防20内での本体11
長手方向の移動を規制している。
体(以下、単に「本体」という)であり、この本体11
は、内周曲面と外周曲面とを有し、素材にはセラミック
スを用い、円筒状のパイプを長手方向に一部切除した形
状をしており、その外周曲面部には、押付け部材23a
・23bの押当て部23ab・23bbより若干大きな
凹部11bを形成してあり、この凹部11bに押当て部
23ab・23bbが当接して風防20内での本体11
長手方向の移動を規制している。
【0015】風防20の押付け部材23a・23b上に
本体11を載置した後に、鉄筋14・15に溶接作業を
行う開放部が上方となるよう取り付ける。操作部材24
a・24bを操作して本体11を鉄筋14・15に押し
当て、鉄筋端面の間隔を調節した後に、風防20の上方
開放部から溶接ワイヤーを挿入して溶接作業を行う。
本体11を載置した後に、鉄筋14・15に溶接作業を
行う開放部が上方となるよう取り付ける。操作部材24
a・24bを操作して本体11を鉄筋14・15に押し
当て、鉄筋端面の間隔を調節した後に、風防20の上方
開放部から溶接ワイヤーを挿入して溶接作業を行う。
【0016】この溶接作業時において、溶融金属13の
鉄筋14・15の端面14a・15aへの付着が進行す
ると、溶融金属13が鉄筋14・15の端面14a・1
5aから流出しようとするが、本体11によって流出を
防止されて溶接が進行する。また、風防20によって風
の影響を受けず、安定した良好な溶接が行えると共に、
溶接作業中に発生する溶融金属のたれ落ちと溶接時の光
を防止できる。
鉄筋14・15の端面14a・15aへの付着が進行す
ると、溶融金属13が鉄筋14・15の端面14a・1
5aから流出しようとするが、本体11によって流出を
防止されて溶接が進行する。また、風防20によって風
の影響を受けず、安定した良好な溶接が行えると共に、
溶接作業中に発生する溶融金属のたれ落ちと溶接時の光
を防止できる。
【0017】そして、溶接完了後に、本体11に図示し
ないタガネを当ててハンマーを打ち、鉄筋14・15か
ら取り外した後に、把持部材21a・21bを開いて鉄
筋14・15から風防20を取り外す。このとき、風防
の開放部が上方にあるため本体11の破片が散乱せずに
風防20内に残留する。
ないタガネを当ててハンマーを打ち、鉄筋14・15か
ら取り外した後に、把持部材21a・21bを開いて鉄
筋14・15から風防20を取り外す。このとき、風防
の開放部が上方にあるため本体11の破片が散乱せずに
風防20内に残留する。
【0018】本実施例では、本体11に凹部11bを形
成して長手方向の移動を規制したが、図4に示すよう
に、押付け部材23a・23bの押当て部23ab・2
3bbに曲げ部23ac・23bcを形成して本体11
の移動を規制してもよい。
成して長手方向の移動を規制したが、図4に示すよう
に、押付け部材23a・23bの押当て部23ab・2
3bbに曲げ部23ac・23bcを形成して本体11
の移動を規制してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の溶接方法
は、溶接継手用部材を鉄筋に仮止めする必要がないの
で、作業の簡略化が図れる。また、仮止めしておらず、
溶接継手用部材の上端面が風防の上方開放部に向けて溶
接されているので、容易に溶接継手用部材を取り外すこ
とができる。さらに、風防によって溶融金属の足元への
たれ落ちが防止できると共に、溶接継手用部材を鉄筋か
ら取り外す際に発生する破片の散乱を防止しているの
で、安全に溶接作業を行える。そして、本発明の風防
は、2つの板材で形成され、その先端に設けられた軸を
中心に回動可能な2つの把持部材により、鉄筋を挟持状
に保持するので、脱着が簡単で作業性がよい。また、溶
接継手用部材の位置決め調整が容易であると共に、溶融
金属の足元へのたれ落ちや取り外した溶接継手用部材の
破片の散乱を確実に防止できる。
は、溶接継手用部材を鉄筋に仮止めする必要がないの
で、作業の簡略化が図れる。また、仮止めしておらず、
溶接継手用部材の上端面が風防の上方開放部に向けて溶
接されているので、容易に溶接継手用部材を取り外すこ
とができる。さらに、風防によって溶融金属の足元への
たれ落ちが防止できると共に、溶接継手用部材を鉄筋か
ら取り外す際に発生する破片の散乱を防止しているの
で、安全に溶接作業を行える。そして、本発明の風防
は、2つの板材で形成され、その先端に設けられた軸を
中心に回動可能な2つの把持部材により、鉄筋を挟持状
に保持するので、脱着が簡単で作業性がよい。また、溶
接継手用部材の位置決め調整が容易であると共に、溶融
金属の足元へのたれ落ちや取り外した溶接継手用部材の
破片の散乱を確実に防止できる。
【図1】本発明の溶接方法に用いる風防の構成を示す断
面図である。
面図である。
【図2】風防の押しつけ部材操作部の構成を示す図であ
る。
る。
【図3】溶接時に用いる溶接継手用部材の構成を示した
図である。
図である。
【図4】風防に設けられた押付け部材における溶接継手
用部材の長手方向の移動を規制するための形状を示す別
実施例の図である。
用部材の長手方向の移動を規制するための形状を示す別
実施例の図である。
【図5】従来の溶接継手用部材の構成を示した図であ
る。
る。
【図6】従来のセラミックス製の溶接継手用部材を用い
た場合の溶接状態を示した図であり、(a)は鉄筋の軸
方向の断面図、(b)は溶接部B−Bの状態を示す断面
図である。
た場合の溶接状態を示した図であり、(a)は鉄筋の軸
方向の断面図、(b)は溶接部B−Bの状態を示す断面
図である。
11 (溶接継手用部材)本体 13 溶融金属 20 風防 21a 把持部材 21b 把持部材 23a 押付け部材 23b 押付け部材
Claims (2)
- 【請求項1】 内周曲面と外周曲面とを有して横断面U
字状に所要長さで形成されたセラミックス製の溶接継手
用部材を用いた溶接方法であって、溶接継手用部材を、
2つの板材で形成され、その先端に設けられた軸を中心
に回動可能で挟持状に鉄筋に保持する2つの把持部材
と、これらの把持部材上にそれぞれ設けられた溶接継手
用部材を位置決め載置する載置部材と、該載置部材を外
部から操作する操作部材とからなる風防内に載置し、こ
の風防を溶接作業を行うための開放部が上方となるよう
に鉄筋に取り付け、風防に設けられた操作部材を操作し
て前記溶接継手用部材を鉄筋に押し当てて前記開放部か
ら溶接ワイヤーを挿入して溶接を行い、溶接継手用部材
に外力を加えて鉄筋から取り外した後に、風防を鉄筋か
ら取り外すことを特徴とする溶接方法。 - 【請求項2】 溶接作業に用いる風防であって、2つの
板材で形成され、その先端に設けられた軸を中心に回動
可能で挟持状に鉄筋に保持する2つの把持部材と、これ
らの把持部材上にそれぞれ設けられた溶接継手用部材を
位置決め載置する載置部材と、該載置部材を外部から操
作する操作部材から構成したことを特徴とする風防。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5251703A JP2605211B2 (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | 溶接方法及び風防 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5251703A JP2605211B2 (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | 溶接方法及び風防 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19628196A Division JP2831617B2 (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 溶接継手用部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07100645A JPH07100645A (ja) | 1995-04-18 |
JP2605211B2 true JP2605211B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=17226750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5251703A Expired - Fee Related JP2605211B2 (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | 溶接方法及び風防 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2605211B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110181153A (zh) * | 2019-06-20 | 2019-08-30 | 中国五冶集团有限公司 | 一种管道焊接辅助装置及其制作方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6016944B2 (ja) * | 1979-09-06 | 1985-04-30 | 東レ株式会社 | アミノシツフ塩基の製造方法 |
JPS6055407B2 (ja) * | 1980-08-01 | 1985-12-05 | 新日本製鐵株式会社 | コンベヤ−ベルトの欠損検出方法 |
JPH0237993A (ja) * | 1988-07-27 | 1990-02-07 | Motoomi Ogata | 鉄筋の溶接継手用バッキング部材 |
-
1993
- 1993-10-07 JP JP5251703A patent/JP2605211B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07100645A (ja) | 1995-04-18 |
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