JP2842987B2 - 溶融金属の移送装置 - Google Patents

溶融金属の移送装置

Info

Publication number
JP2842987B2
JP2842987B2 JP3869494A JP3869494A JP2842987B2 JP 2842987 B2 JP2842987 B2 JP 2842987B2 JP 3869494 A JP3869494 A JP 3869494A JP 3869494 A JP3869494 A JP 3869494A JP 2842987 B2 JP2842987 B2 JP 2842987B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
hot water
molten metal
pipe
hot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3869494A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07243773A (ja
Inventor
俊弘 桂
正典 棚橋
久志 大竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP3869494A priority Critical patent/JP2842987B2/ja
Publication of JPH07243773A publication Critical patent/JPH07243773A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2842987B2 publication Critical patent/JP2842987B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Furnace Charging Or Discharging (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は溶解炉内に貯留したアル
ミニウム、マグネシウム又はそれらの合金等からなる溶
湯をサイフォンの原理を利用して精錬用保持炉内へ移送
する場合又は精錬後の溶湯をサイフォンの原理を利用し
て鋳造機の保持炉に移送する場合等に使用される溶融金
属の移送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、溶解炉の溶融金属を精錬用保持炉
へ移送する場合等にはサイフォンの原理を利用した溶融
金属の移送装置が使用されている(実開昭62−159
963)。図2はこの従来の溶融金属の移送装置を示す
模式図である。この図2に示すように、高位側に移湯側
容器21が、また低位側に受湯側容器22が配設されて
いる。そして、極大点を有するように湾曲した移湯管2
4の一端の管口が移湯側容器21内の溶融金属L内に浸
漬され、他端の管口が受湯容器22内の溶融金属Lに浸
漬されている。この移湯管24の最上部の湾曲部より若
干受湯側容器22寄りの低い部分には減圧用管26が上
方に分岐して配設されている。この減圧用管26は真空
ポンプ(図示せず)に連結されており、この減圧用管2
6と真空ポンプとの間には真空ゲージ27及びストップ
バルブ28が配置されている。このストップバルブ28
を開にすることにより、減圧用管26を介して移湯管2
4が真空ポンプにより減圧されるようになっている。ま
た、移湯管24の最上部には、大気開放用管29が上方
に分岐して配設されており、その先端にはストップバル
ブ30が設けられている。このストップバルブ30を開
にすることにより、大気開放用管29を介して移湯管2
4が大気に開放される。
【0003】このように構成された移送装置により溶融
金属Lを移送する場合には、ストップバルブ30を閉に
し、真空ポンプの運転を開始した後、ストップバルブ2
8を徐々に開け、真空ゲージ27により圧力を測定しな
がら移湯管24内を減圧する。移湯管24内が減圧され
ると、移湯側容器21及び受湯側容器22内の溶融金属
Lが移湯管24内を上昇し、その後、受湯側容器22に
向けて流れ落ち、移湯側容器21から受湯側容器22へ
サイフォン作用による溶融金属Lの移送が開始される。
そして、移湯側容器21内の湯面が低下して、移送開始
が確認された後、ストップバルブ28を閉める。その
後、溶融金属Lを所定量移送するまでこの状態を継続す
ると、サイフォン作用により溶融金属Lの移送が継続さ
れる。そして、溶融金属Lの移送を停止する場合には、
ストップバルブ30を開けて移湯管24内の圧力を大気
圧に回復させる。これにより、サイフォン作用が終了し
て移送が停止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、移湯管
24と真空ポンプとの間は、減圧用管26を介して配管
部材又はフレキシブルホース等により接続されており、
移湯管24の内面には移送金属及びその酸化物が付着す
る。このため、移湯管24はこの付着物の除去等のメン
テナンスのために、曲管と直管とを組み合わせ、これら
を脱着可能に連結して構成されている。このため、移湯
管24には多数の接続部が存在し、この接続部からのエ
アのリークは避けることができない。従って、減圧用管
26のストップバルブ28が閉じられた後は、接続部か
らのエアのリークによって移湯管24内の圧力は次第に
上昇してゆく。結局、移湯管24内の圧力がサイフォン
作用を維持することができない圧力まで上昇してしまう
ので、溶融金属Lの移送を長時間継続できないという問
題点がある。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、サイフォン作用が維持される圧力の範囲内
に移湯管内の圧力を維持することができ、溶融金属を安
定して移送できる溶融金属の移送装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る溶融金属の
移送装置は、高位の移湯側容器から低位の受湯側容器に
溶融金属を移送する溶融金属の移送装置において、一端
の管口が前記移湯側容器内に配置され他端の管口が前記
受湯側容器内に配置されると共に最上部となる湾曲部を
有する移湯管と、この移湯管内の圧力を計測する圧力セ
ンサと、前記移湯管に連結され前記圧力センサの計測値
に基いて前記移湯管内を減圧制御する減圧制御部とを有
し、前記減圧制御部は前記圧力センサの検出圧力が溶融
金属の移送が不可能な圧力により決まる上限値に達した
場合に前記移湯管内を減圧し前記検出圧力が溶融金属の
移送を継続できる圧力に達した場合に減圧を停止するよ
うに前記移湯管内を減圧制御することを特徴とする。
【0007】また、前記減圧制御部は、排気ポンプと、
この排気ポンプと前記移湯管とを連結する減圧管と、こ
の減圧管に設けられ前記圧力センサの計測値に基いて前
記移湯管と前記排気ポンプとの間を開閉する弁とを有す
るものにすることができる。更に、前記減圧制御部は前
記移湯管から排出されるガスの流量を制御する流量制御
器を設けてもよい。
【0008】
【作用】本発明においては、先ず、従来と同様の工程に
より、移湯管内の減圧が開始され、移湯側容器内及び受
湯側容器内の溶融金属が移湯管の管口から管内を上昇す
る。そして、移湯管内の圧力がサイフォン作用が生じる
圧力に達したことを圧力センサが検知すると、減圧を終
了し、最上部まで溶融金属で満たされた移湯管を介し
て、湯面が高位の移湯側容器から湯面が低位の受湯側容
器へ溶融金属の移送が始まる。その後、前記圧力センサ
が移湯管内の圧力を監視して、これが溶融金属を移送す
るために必要な圧力の範囲内に入っている間は、そのま
ま、溶融金属の移送を継続する。しかし、移湯管の接続
部等からのエアのリーク等によって移湯管内の圧力が徐
々に上昇した場合、移湯管内の圧力が移送が不可能な圧
力よりも若干低い所定圧力に達したことを圧力センサが
検知すると、前記減圧制御部は再び移湯管内を減圧す
る。そして、移湯管内の圧力が溶融金属の移送を継続で
きる圧力に達したことを圧力センサが検知すると、再度
減圧を停止する。
【0009】このようにして、本発明に係る溶融金属の
移送装置は移湯管内の減圧を繰り返すことにより、移湯
管内の圧力を一定範囲内に維持しながら溶融金属の移送
を継続する。
【0010】この場合に、移湯管から分岐した減圧管を
設け、この減圧管を介して減圧ポンプによって移湯管内
を減圧し、移湯管と減圧部との間を開閉する弁を設け、
圧力センサの測定値に基いて前記弁を開閉させ、又はそ
の開度を調節することにより、移湯管内を容易に所定の
減圧状態に維持することができる。更に、移送を開始さ
せる場合に、移湯管内を減圧する速度を流量制御器で調
整することにより、溶融金属が移湯管内を上昇する速度
を調整することができ、これにより迅速且つ円滑に移送
を開始することができる。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例について添付の図面を
参照して具体的に説明する。図1は本発明の実施例に係
る溶融金属の移送装置を示す模式図である。移送すべき
溶融金属Lを貯留した移湯側容器1は高位置に配置さ
れ、受湯側容器2は移湯側容器1よりも低位置に配置さ
れている。受湯側容器2の内部には検知棒3が配置され
ており、この検知棒3により受湯側容器2内の溶融金属
Lの量が満量になったことを検知することができ、この
検知信号が操作盤15に入力されたときに、移送を停止
するようになっている。なお、この検知棒3は、検知棒
3と溶融金属Lとの接触を電気的導通により測定するも
のとすることができるが、これに限らず、湯面を非接触
で測定できるセンサを使用してもよい。移湯管4はその
両端部が下方を向き、上端部が湾曲しており、一端の管
口が移湯側容器1の内側の底面近くに配置され、他端の
管口が受湯側容器2の内側の底面近くに配置されてい
る。
【0012】この移湯管4の最上部の湾曲部には大気に
連通する配管が連結されており、この配管には第1大気
開放用電磁弁5及び流量制御器10bが設けられてい
る。これにより、この第1大気開放用電磁弁5を開にす
ることにより、移湯管4内を大気に開放することができ
る。
【0013】この移湯管4の最上部の湾曲部より若干受
湯側容器2寄りの低い部分には、減圧管6が移湯管4か
ら上方に分岐して配設されている。減圧管6はその途中
で2方向に分岐しており、その一方の配管に圧力センサ
7が配設されていて、この圧力センサ7により、移湯管
4内の圧力が計測される。また、他方の配管にはストッ
プバルブ8と、フィルター9と、流量制御器10aと、
減圧用電磁弁11と、真空ポンプ12とが移湯管4に近
い方からこの順に配管6,6a,6bを介して設けられ
ている。フィルター9は溶融金属Lが配管6,6aから
流量制御器10a、減圧用電磁弁11及び真空ポンプ1
2に流入することを防止すると共に、真空ポンプ12か
ら油等が移湯管4に逆流することを防止する。流量制御
器10aは減圧処理時に移湯管4内から排気されてきた
ガスの流量を調整し、これにより溶融金属Lが減圧当初
に移湯管4内を上昇する速度を調整するようになってい
る。また、減圧用電磁弁11は開動作したときに、真空
ポンプ12とが移湯管4内とが連通し、移湯管4内が減
圧される。また、減圧用電磁弁11が閉動作すると、移
湯管4内の減圧が停止される。このように、減圧用電磁
弁11が開閉し、移湯管4内の減圧処理がオンオフ制御
され、移湯管4内の圧力が一定範囲内に維持される。
【0014】一方、配管6cがストップバルブ8とフィ
ルター9との間の配管6aから分岐して接続されてお
り、この配管6cには第2大気開放用電磁弁13及び流
量制御器10cが設けられている。また、減圧用電磁弁
11と真空ポンプ12との間の配管6bから配管6dが
分岐して接続されており、この配管6dには、第3大気
開放用電磁弁14及び流量制御器10dが設けられてい
る。これにより、配管6a,6b内は大気開放用電磁弁
13,14を開にすることにより、各流量制御器10
c,10dを介して大気が導入され、大気圧に回復す
る。
【0015】また、圧力センサ7及び検知棒3の検知信
号は操作盤15に入力され、操作盤15はこれらの検知
信号に基いて所定の制御態様により電磁弁5,11,1
3,14にその開閉信号を出力する。
【0016】次に、操作盤15の制御態様と共に、本実
施例の溶融金属の移送装置の動作について説明する。移
湯側容器1内の溶融金属Lを受湯側容器2に移送する場
合は、ストップバルブ8を開にし、操作盤15が大気開
放用電磁弁5,13,14に閉信号を出力して、大気開
放用電磁弁5,13,14を閉にすると共に、真空ポン
プ12を動作させる。次いで、操作盤15は減圧用電磁
弁11に開信号を出力して、減圧用電磁弁11を開にす
る。そうすると、真空ポンプ12と移湯管4内とが連通
し、移湯管4内が減圧される。移湯管4内が減圧される
と、移湯側容器1内及び受湯側容器2内の溶融金属Lが
移湯管4内を上昇する。
【0017】その後、サイフォン作用により溶融金属L
の移送が開始する圧力まで移湯管4内が減圧されたこと
を圧力センサ7が検知すると、この検知信号が操作盤1
5に入力される。そうすると、操作盤15が減圧用電磁
弁11に閉信号を出力することにより減圧用電磁弁11
が閉動作し、減圧処理が停止する。その間に、移湯管4
内が所定の減圧下にあるので、溶融金属Lが移湯管4内
を徐々に上昇し、移湯管4内は溶融金属Lで満たされ
る。そうすると、高位側の移湯側容器1から低位側の受
湯側容器2までサイフォン作用により溶融金属Lの移送
が開始される。
【0018】溶融金属Lが移湯管4の最上部まで上昇す
るのに必要な圧力差が移湯管4内の圧力と大気圧との間
に維持されている間は、溶融金属Lの移送が継続され
る。しかし、この移送の間に、移湯管4の接続部等から
のエアのリークにより、移湯管4内の圧力が上昇し、移
湯管4内の圧力は溶融金属Lの移送が継続できない圧力
に近づいていく。そうすると、圧力センサ7は移湯管4
内の圧力が移送継続を不能とする圧力よりも若干低い所
定の圧力に達したときにこれを検知し、この検知信号が
操作盤15に入力される。操作盤15は圧力センサ7の
検知信号に基いて減圧用電磁弁11に開信号を出力し
て、減圧用電磁弁11を開動作させる。そうすると、再
び移湯管4内と真空ポンプ12とが連通し、移湯管4内
の減圧が開始される。その後、移湯管4内の圧力がサイ
フォン作用による安定な移送が可能な圧力に戻ると、操
作盤15が減圧用電磁弁11に閉信号を出力して、減圧
用電磁弁11が閉動作することにより、移湯管4内の減
圧が停止される。
【0019】次いで、所定量の溶融金属Lの移送が終了
すると、受湯側容器2内に配置された検知棒3が溶融金
属Lの湯面が検知棒3の位置まで上昇したことを検知
し、その検知信号が操作盤15に出力される。この検知
信号が入力されると、操作盤15が減圧用電磁弁11に
閉信号を出力して、減圧用電磁弁11を閉にする。そし
て、操作盤15は大気開放用電磁弁5,13,14に開
信号を出力して、大気開放用電磁弁5,13,14を開
にする。そうすると、移湯管4内及び減圧管6,6a,
6b内に大気が導入され、これらの管の内部が大気圧に
回復する。その結果、サイフォン作用が終了し、溶融金
属Lの移送が停止される。
【0020】本発明の実施例においては、圧力センサ7
及び検知棒3の信号を操作盤15に入力させると共に、
操作盤15が各電磁弁5,11,13,14にその開閉
信号を出力して、各電磁弁5,11,13,14を開閉
させるように構成したので、溶融金属Lの移送の開始か
ら終了までの自動化を図ることができる。そして、エア
のリーク等により移湯管4内の圧力が上昇したことを圧
力センサ7が検知する度に、移湯管4内が減圧され、移
湯管4内の圧力が溶融金属を移送するために必要な圧力
の範囲内に維持される。これにより、サイフォン作用が
維持され、溶融金属Lが安定に移送される。この場合
に、移送が継続されるために必要な圧力の範囲は溶融金
属Lの種類及び受湯容器2の湯面と移湯管4の最上部と
の間の距離から決定される。
【0021】一方、前記実施例では、圧力センサ7の信
号は操作盤15に入力され、その信号に基いて操作盤1
5が減圧用電磁弁11にその開閉信号を出力して、減圧
用電磁弁11を開閉させる。しかし、減圧用電磁弁11
の開閉方法はこれに限らない。例えば、圧力センサ7に
上限値及び下限値を設定し、この上限値及び下限値を検
知してオンオフ動作する圧力スイッチを設け、この圧力
スイッチに減圧用電磁弁11の開閉を連動させてもよ
い。この場合も、前記実施例と同様の効果を奏する。
【0022】
【発明の効果】本発明に係る溶融金属の移送装置によれ
ば、移湯管内の圧力を圧力センサにより監視し、移湯管
内の圧力を所定の減圧圧力の範囲内に維持するので、サ
イフォン作用による溶融金属の移送が安定して長時間継
続される。また、本発明によれば、移送の開始から終了
までを自動化することも容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る溶融金属の移送装置を示
す模式図である。
【図2】従来の溶融金属の移送装置を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
1,21;移湯側容器 2,22;受湯側容器 3;検知棒 4,24;移湯管 5;第1大気開放用電磁弁 6,6a,6b,6c,6d,26;減圧管 7;圧力センサ 8,28,30;ストップバルブ 9;フィルター 10a,10b,10c,10d;流量制御器 11;減圧用電磁弁 12;真空ポンプ 13;第2大気開放用電磁弁 14;第3大気開放用電磁弁 15;操作盤 27;真空ゲージ 29;大気開放用管 L;溶融金属
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−118356(JP,A) 特開 昭49−91904(JP,A) 実開 昭62−159963(JP,U) 実開 平1−151200(JP,U) 実公 昭59−25586(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F27D 3/14 B22D 35/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高位の移湯側容器から低位の受湯側容器
    に溶融金属を移送する溶融金属の移送装置において、一
    端の管口が前記移湯側容器内に配置され他端の管口が前
    記受湯側容器内に配置されると共に最上部となる湾曲部
    を有する移湯管と、この移湯管内の圧力を計測する圧力
    センサと、前記移湯管に連結され前記圧力センサの計測
    値に基いて前記移湯管内を減圧制御する減圧制御部とを
    し、前記減圧制御部は前記圧力センサの検出圧力が溶
    融金属の移送が不可能な圧力により決まる上限値に達し
    た場合に前記移湯管内を減圧し前記検出圧力が溶融金属
    の移送を継続できる圧力に達した場合に減圧を停止する
    ように前記移湯管内を減圧制御することを特徴とする溶
    融金属の移送装置。
  2. 【請求項2】 前記減圧制御部は、排気ポンプと、この
    排気ポンプと前記移湯管とを連結する減圧管と、この減
    圧管に設けられ前記圧力センサの計測値に基いて前記移
    湯管と前記排気ポンプとの間を開閉する弁とを有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の溶融金属の移送装置。
  3. 【請求項3】 前記減圧制御部は前記移湯管から排出さ
    れるガスの流量を制御する流量制御器を有することを特
    徴とする請求項1又は2に記載の溶融金属の移送装置。
JP3869494A 1994-03-09 1994-03-09 溶融金属の移送装置 Expired - Fee Related JP2842987B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3869494A JP2842987B2 (ja) 1994-03-09 1994-03-09 溶融金属の移送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3869494A JP2842987B2 (ja) 1994-03-09 1994-03-09 溶融金属の移送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07243773A JPH07243773A (ja) 1995-09-19
JP2842987B2 true JP2842987B2 (ja) 1999-01-06

Family

ID=12532421

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3869494A Expired - Fee Related JP2842987B2 (ja) 1994-03-09 1994-03-09 溶融金属の移送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2842987B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103394786A (zh) * 2013-07-25 2013-11-20 深圳市劲拓自动化设备股份有限公司 一种液态金属转移装置及转移方法
CN108050847B (zh) * 2017-12-08 2019-08-16 广东金业贵金属有限公司 冶金用虹吸放液方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07243773A (ja) 1995-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5076724B2 (ja) 吸引開閉式給湯方法及び給湯装置
JP3145795B2 (ja) 低圧鋳造装置及び低圧鋳造方法
CN210662293U (zh) 液氮灌注系统
JP2002539940A (ja) 圧力タンクに流体を供給するための方法及び装置
JP2842987B2 (ja) 溶融金属の移送装置
CN102665965B (zh) 用于连续铸造设备的金属填充装置
US4741381A (en) Method of and apparatus for automatically controlling pressure in holding furnace incorporated in low pressure die-casting system
JP2005088070A (ja) 溶湯移送ポンプ、溶湯移送装置、及び溶湯移送方法
JP2709679B2 (ja) プリレベル給湯制御方法と不活性ガス給湯管給気プリレベル給湯制御方法と連続受湯プリレベル給湯制御方法と連続受湯不活性ガス給湯管給気プリレベル給湯制御方法
CN217877895U (zh) 一种冶金包内钢水液位气动检测装置
CN206919968U (zh) 一种气泡式液位计供气实现装置
JP3048367B2 (ja) 自動風呂装置の湯張り方法および装置
JPH0810937A (ja) 非鉄金属溶湯の定量注湯装置
JP2820895B2 (ja) プリレベル給湯制御方法における給湯精度向上の方法
JPS6111146B2 (ja)
JPH0756117Y2 (ja) 加圧注湯炉
JPH09277030A (ja) 取鍋溶鋼排出用ノズル詰まり除去装置
JP2582384B2 (ja) 給湯機の給湯制御装置
JPH0344865B2 (ja)
JPH03244964A (ja) 自動給湯風呂装置およびその制御方法
KR200158396Y1 (ko) 반도체소자 제조 공정용 질소 박스의 자동 압력 조절장치
JP2005040824A (ja) 金属溶湯用給湯装置
JPH02268957A (ja) 溶融金属の給湯方法と給湯装置
JPH1015657A (ja) 減圧吸引鋳造における湯面検知方法及び装置
JPH02211966A (ja) Gfバルブの未作動検知方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081023

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081023

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091023

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees