JP5076724B2 - 吸引開閉式給湯方法及び給湯装置 - Google Patents

吸引開閉式給湯方法及び給湯装置 Download PDF

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Description

本発明は、アルミニウム合金やマグネシウム合金などの溶融金属をダイカストマシン等の竪鋳込型射出スリーブまたは横鋳込型射出スリーブに給湯する給湯用ラドルに係り、特に、酸化物で汚染されていない清浄な溶湯を短時間で効率よく安定的に射出スリーブへ給湯できる吸引開閉式給湯方法およびその給湯装置を提供するものである。
従来、アルミニウム合金、マグネシウム合金等の軽合金の溶融金属である溶湯をダイカストマシン等の射出スリーブに給湯する場合は、たとえば、ダイカストマシンの近傍に専用の保持炉を設置し、この保持炉からラドル(とりべ)により、一定量の溶湯を汲み取り計量、搬送、注湯を行なう方法が実用化の主流をなしていた。
当初は、図8に示すような開放式のラドルが用いられたが、計量・搬送・注湯中に溶湯が外気に曝され酸化が進行するとともに、溶湯温度の低下を招くことから、密閉式で放熱が少なく、かつ給湯量が安定する給湯装置を開発する様々な試みがなされるようになった。
たとえば、
(1)図9に示すように、底抜き式のラドル1の下端部に設けた開閉可能な溶湯出入口5を開けた状態で、保持炉Fの中の溶湯Mに浸漬し、必要な溶湯量を取り入れた後溶湯出入口5を閉じ、射出スリーブ上まで搬送する。その後図10のように、射出スリーブ2内にラドル下部を挿入する。そして溶湯出入口5を開けて注湯を開始し、射出スリーブ2内へ注湯された溶湯の湯面がラドル1の溶湯出入口5より高くなってからラドル1を上昇させ始め、溶湯の排出状態に対応させてラドル1を上昇させ、溶湯出入口5が常に射出スリーブ2内の溶湯の湯面部にあるような状態で給湯する給湯方法(特許文献1参照)が開示されている。
(2)また、図11に示す方法では、ラドル11の底面12に筒状の導管13を設け、ラドル11の上面に蓋板24をシール材17を介して取り付け、蓋板24に設けられた吸引口23に配管18をつなげる。配管18は途中で分岐し、一方は開閉弁19を介して真空吸引装置20と、他方は開閉弁21を介して不活性ガス供給装置22と接続する。吸引時は、導管13の下側のみ保持炉F内の溶湯Mに浸漬し、真空装置20を作動してラドル内の圧力を下げることにより溶湯を吸引(吸入)しラドル内に取り込む。この時に溶湯の量を正確に計量する方法として、重量検知による方法と真空度検知による方法がある。そして搬送後、注湯時には開閉弁19を閉じ開閉弁21を開き不活性ガス供給装置22を作動し、不活性ガスをラドル内に導入して溶湯を射出スリーブ内に注湯する。(特許文献2参照)。
(3)さらには、前述した(2)を改善した方法では図12に示すように、ラドル31内に重錘33と給湯量検知用の湯面検知電極34を設け、また吸引位置検知用の湯面検知電極35をラドル31の外側に設けて、導管32のみを所望の深さで溶湯内に浸漬する。そして、吸引中にラドル31内で上昇する湯面の位置を精度良く検知し、それにもとづき真空吸引装置40につながる開閉弁39を即座に閉じて、真空吸引を停止し、より正確な計量を行なう方法(特許文献3参照)などがある。
特公平2−54183号公報 特開平11−47905号公報 特開平11−285813号公報
しかしながら、これらの給湯方法では、以下に説明するような問題がある。
(1)の給湯方法について(図9、図10参照)
a.ラドル1内に溶湯Mを取り入れる際、シリンダー6を動作し弁棒4を上昇させて溶湯出入口5を開き、保持炉Fの溶湯内に所望の給湯量になるまでラドル1を沈め、その後弁棒4を下げて溶湯出入口5を閉じ、引き上げてラドル1の移送動作に移る。しかし、ラドル1を溶湯内に深く浸漬するためラドル1の外周面には溶湯が付着し、それに酸化物が発生する。この酸化物が搬送途中で床面上に滴下し、また射出スリーブ内に落下混入し溶湯の清浄度を低下させる。
b.弁棒4の先端とラドル1下部の弁座面とのシール部には、溶湯の酸化凝固物が付きやすく、シール性が劣化していく。シール部における溶湯の圧力と大気圧との差(ΔPm)は、
ΔPm=g・ρ・H
(g:重力加速度、
ρ:溶湯の密度、
H:シール部から湯面までの高さ)
となり、この圧力差によりシール性の劣化したシール部から溶湯が漏出する。搬送中に溶湯が漏出、滴下すると、作業環境を汚染するとともに給湯量が不正確になる。
(2)の給湯方法について(図11参照)
a.重量検知による計量方法では、ラドル11本体部と搬送用アーム25の間に重量検知手段16を設け、吸引中にラドル11本体部の重量とラドル内に取り込まれた溶湯との合計重量を検知して、所定の重量に到達したことで吸引を停止し給湯量を決定する方法である。しかし、この方法では、給湯量を計量する際、ラドルの傾転角度や動作状況によって検出重量の値が変動するという欠点があり計量精度が悪い。
b.真空度検知による計量方法では、溶湯を吸入しながら、配管経路における真空度(圧力)を図示せぬ圧力センサーにより検知して、所望の給湯量になる設定吸引圧に到達した状態で圧力を維持し、給湯量を決定する方法である。設定吸引圧とラドル内の湯面高さ(H)の関係は、
Po−Pv=g・ρ・H
(Po:大気圧、Pv:設定吸引圧(絶対真空度))
となる。ここで、gとρは定数であり、また吸引圧(真空度)は所望する溶湯高さとなる一定圧力値(Pv)に制御されるので、大気圧(Po)が変動すればそれに対応して湯面の高さが変動する。
たとえば、所望する給湯量に対応する湯面高さ(H)が940mmの場合、ρ=2.4g(グラム)/cm、g=9.8m/sec なので、大気圧(Po)を標準気圧(1013hPa(ヘクトパスカル))とすると、Pv=792hPaとなる。大気圧は1日の間でも998〜1013hPaの範囲で変動しうるので、差圧(Po−Pv)は、206〜221hPaとなり、計量が±3.5%バラつくという問題が発生する。ここではラドル内側の水平方向断面の面積が一定である場合の計算であるが、実際はラドルの下側は射出スリーブに入るよう絞られ断面積は小さくなっており、給湯量の変動はさらに大きくなる。要求される給湯量の精度は±2%以下であり、鋳造品質上大きな問題を引き起こす。
この問題を解決するため大気圧との差圧を吸引圧として設定する方法が考えられるが、上述したように差圧は210hPa程度と小さいため、非常に高精度の圧力センサーが必要となり、高価で故障しやすいものになる。また大気圧を運転中に測定し、所望する差圧になるよう吸引圧を都度設定し、その圧力に自動制御する方法もあるが、制御システムや制御方法が煩雑であり、実用的でない。
(3)の給湯方法について(図12参照)
a.真空吸引と湯面検知による計量方法では、真空吸引装置40が発生する真空圧力で溶湯を吸引し、溶湯上面が湯面検知手段34に触れた瞬間、開閉弁39を閉じるとともに真空吸引装置40を停止して吸引動作を終了する。吸引途中で湯面が上昇中の吸引圧力と湯面高さの関係は、流路が狭い導管32近傍での溶湯の流動抵抗を考慮すると、
Po−Ps=g・ρ・h+C・Q
(Ps:真空吸引装置の吸引圧力、
h :吸引途中の湯面の高さ、
Q :吸引途中の単位時間に導管32を通過しラドル内に吸引される溶湯の体積、
C :溶湯の導管32部での流動抵抗を圧力として換算するための定数)
となる。このため、開閉弁39を閉じても溶湯の吸入は即座に止まらず、湯面がさらに上昇し、圧力差と湯面高さが釣り合ってQが0になるまで続く。この吸入が完全に停止した時の状態は、
Po−Ps’=g・ρ・(H+Δh) ・・・(1)
(Δh:開閉弁が閉じた後溶湯が上昇する高さ
Ps’:吸引が停止した時のラドル内の気体の圧力)
と表せる。また、吸引を停止し開閉弁39を閉じた瞬間と、吸入が止まった時の圧力と体積の関係は、
Ps・V=Ps’・(V−A・Δh) ・・・(2)
(Ps’:吸入が止まった時の圧力、
V :開閉弁を閉じた時のラドル内部と開閉弁39までの配管38内の気体体積
A :ラドルの水平方向断面積)
となる(空気の温度は一定と仮定できる)。ここで(2)式を変形し(1)式に代入してPs’を消去すると、
Po−{(Ps・V)/(V−A・Δh)}=g・ρ・(H+Δh)
となる。PoとΔh以外は全て定数であるため、ΔhはPo(大気圧)の関数となっており、大気圧の変動により計量値がバラつくといった問題が明確になる。
b.また、溶湯液面が湯面検知手段34により検知された後、真空吸引装置40に通じる開閉弁39を閉じてラドル31内を密閉して真空吸引圧を保持するようにしているが、上蓋にあるシール部36や開閉弁39、41から外気が徐々に浸入し真空度が下がるため、搬送中に溶湯が漏出、滴下するという欠点もある。
このように、従来技術の各種給湯方法では、いずれもが給湯量精度に問題があり、これによって生じる鋳造後のビスケット厚さの変動が、鋳造品質の安定を阻害していた。また、搬送中に起こるラドルからの溶湯の滴下による作業環境の汚染の防止も十分でなかった。本発明では、こうした欠点を解決し、短時間で確実に正確な給湯量の供給ができ、かつ搬送中に溶湯が滴下することがない給湯方法および装置を提供することを意図している。
以上の課題を解決するために、
第1の発明では、金型装置のキャビティ内へ溶融金属の溶湯を射出充填する射出スリーブへ溶湯を供給する給湯方法であって、ラドルの下端部にある給湯口を開いた状態で給湯口の下側のみを保持炉の溶湯内に浸漬し、ラドル内の気体を真空吸引することにより保持炉の溶湯をラドル内に吸引する際、吸引開始からは高速用吸引装置及び保持用吸引装置による吸引を行い、予め設定された吸引開始からの経過時間が経過したタイミングで前記保持用吸引装置のみによる吸引に切り替え、ラドル内の溶湯の湯面が上昇して湯面検知手段に接触し検知した時給湯口を閉じ、ラドル内への溶湯の取り込みを完了するようにした。
第2の発明では、第1の発明において、高速用吸引装置が、保持用吸引装置よりも真空度を高く調整されているようにした。
第3の発明では、第1、2の発明によりラドル内に溶湯を取り込んだ後、真空吸引を保持した状態で、ラドルを保持炉から引き上げ射出スリーブまで移送し、真空吸引を停止するとともに前記給湯口を開き、不活性ガスをラドル内に供給して、射出スリーブ内に溶湯を注湯するようにした。
次に、第4発明では、金型装置のキャビティ内へ溶融金属の溶湯を射出充填する射出スリーブへ溶湯を供給する給湯装置であって、内部に溶湯を貯留するラドルと、ラドルの下端部に設けられ開閉可能な給湯口と、給湯口を開閉する給湯口開閉手段と、ラドルの上側に取り付けられた蓋板と、蓋板に支持されラドル内の溶湯の湯面を検知する湯面検知手段と、ラドル内の気体を吸引するため蓋板に設けられた吸引口に配管接続され、それぞれが単独または同時にラドル内の気体を真空吸引可能な高速用吸引装置及び保持用吸引装置、を備える構成とした。
第5の本発明では、第4の発明において、ラドルは、内部に溶湯を貯留する外筒と、外筒の下端と外周部が連続する底面板からなり、給湯口は、底面板を貫通し底面板の上下方向に延在し外径が外筒の下部の内側よりも小さな円筒状の導管と、蓋板を貫通する垂直棒の下端に固設され外径が導管よりも大きい水平円盤と水平円盤の外周部に下垂する円筒状の堰板より構成される遮蔽板からなり、給湯口開閉手段は、蓋板の上側で支持され、垂直棒の上端と接続し、垂直棒を上下に動作可能で、遮蔽板の水平円盤の下面を導管の上面に押し付けることにより給湯口を閉じ、遮蔽板の水平円盤の下面と導管の上面との間に隙間を設けることにより給湯口を開けることが可能な構造である構成とした。
そして第の発明では、第4または第5の発明において、ラドル内に不活性ガスを供給するため蓋板と配管接続された不活性ガス供給装置を備える構成とした。
本発明では、下記のような優れた効果を発揮する。
(1)ラドル内に溶湯を取り込む際、湯面の上昇位置を湯面検知手段で検知して給湯口を塞ぎ取り込みを即座に完了するので、計量精度が大気圧の変動に影響されることがなくなる。そのため、スリーブへの給湯量が安定し、長時間の運転でも品質の安定した鋳造が可能となる。
(2)溶湯をラドル内に吸引する時の真空圧力を二段階に設定できるので、吸引開始時からの高速吸引と終了前の低速吸引の両方が可能で、短時間かつ計量精度の高い吸引を実現できる。
(3)ラドル底面にある給湯口のシール部における溶湯の圧力を大気圧より若干低く保持できるので、溶湯のシール面に凝固物が付着しシール性が劣化した場合でも、搬送時にシール面から溶湯が漏出、滴下することがない。
以下、図面に基づいて、本発明の吸引開閉式給湯方法及び給湯装置に関する実施例を詳細に説明する。図1〜図7はいずれも本発明の実施例に係り、図1は吸引開閉式ラドルユニットの縦断面図、図2は吸引前のラドルユニットとエアー回路の状態を示す説明図、図3は吸引中の状態を示す説明図、図4は湯面を検知して吸引を停止し真空を保持している状態を示す図説明、図5は搬送後射出スリーブ内に溶湯を注湯している状態を示す説明図、図6は注湯の工程を示す説明図、そして、図7は横型のダイカストマシンにおいて注湯完了後の状態を示す図である。
図1に示すように、吸引開閉式給湯装置のラドルユニット100は大きく分けて、ラドル110、蓋板118、垂直棒116、遮蔽板開閉シリンダー120、給湯口105からなる。
ラドル110の外筒110bは垂直円筒容器状で、射出スリーブの中に挿入できるよう下方向に縮径している。外筒110bの下端部は、底面板110aの外周部と連続的につながっている。底面板110aの中央部には、垂直状態の筒状の導管112が貫通しており、高さ方向でほぼ真中の位置で接続固定されている。給湯口105は、導管112と遮蔽板114から構成される。また、外筒110bには図示しない保温材が巻かれており、搬送中等に溶湯の温度が下がることを防止している。
ラドル110の上端部には蓋板118がフランジ119によって固定されている。蓋板118にはラドル内の湯面を検知するための湯面検出手段108が支持されている。鋳造に使う金型により要求される給湯量が違うため、湯面検出手段108は上下方向位置の調節が可能になっている。湯面検出手段108は、電極や熱電対のように、制御装置が電気信号として湯面の高さを認識できるものが望ましい。また、蓋板118には、ラドル内の気体を吸引し真空状態にするために吸引装置と配管で接続されている吸引口131、不活性ガスを配管を経由してラドル内に導くための排出口132が設けられている。
蓋板118には、接続部材133を介して遮蔽板開閉シリンダー120が取り付けられており、そのシリンダーロッドは下方を向いている。
ラドルの外筒110bの中心線上には垂直棒116が存在し、上端は蓋板118を貫通して遮蔽板開閉シリンダー120のシリンダーロッドに接続されており、また、下端には水平円盤114aと堰板114bからなる遮蔽板114が固設されている。水平円盤114aは、導管112の外径よりも大きく外周下部に円筒状の堰板114bが下垂しているため、遮蔽板114は逆凸状に形成されている。遮蔽板開閉シリンダー120が動作し垂直棒118が降下すると、遮蔽板114の水平円盤114aの下面は導管112の上面に押し付けられ、給湯口105が閉じられる。また、垂直棒116が上昇すると、水平円盤114a下面と導管112の上面には隙間ができ、溶湯が通過できる流路が形成され、給湯口105は開けられる。
また、蓋板118には図示していない搬送用アームが取り付けられており、搬送用アームを動かす多関節ロボットなどによって、ラドルは保持炉と射出スリーブの間を搬送される。
さらに、蓋板118には、ラドル110や湯面検出手段108との接触面、垂直棒116の摺動部に、シール材117が配設されているので、ラドル内部が負圧の時にも外気が浸入することを防いでいる。
次に図2を用いて、ラドルユニット100と接続するエアー回路について説明する。
蓋板118の排出口132には、不活性ガス供給装置が配管接続されている。不活性ガス供給装置は、配管接続される開閉弁Eと溶湯供給速度調整バルブ126と窒素ガスなどの不活性ガスを充満しているボンベから構成される。溶湯供給速度調整バルブ126の開度を変えることにより、溶湯を射出スリーブ内に注湯する時の速度を適切に調整できる。
また、蓋板118の吸引口131は、吸引用の開閉弁Aと高速用吸引装置と保持用吸引装置から構成される吸引装置と配管接続されている。吸引口131と開閉弁Aの一方のポートが接続し、他方のポートからは配管が途中で分岐して高速用吸引装置と保持用吸引装置につながっている。この配管はさらに分岐しており、真空度検出圧力センサー127にも接続されている。
高速用吸引装置は、高速用真空吸引バルブ123、サイレンサー121、高速吸引圧調整バルブ125、開閉弁Cから構成され、エアー圧供給口とつながっている。同様に、保持用吸引装置は、保持用真空吸引バルブ124、サイレンサー121、保持吸引圧調整バルブ124、開閉弁Bから構成され、エアー圧供給口とつながっている。高速用真空吸引バルブ123は保持吸引圧調整バルブ124より高い真空度で溶湯を高速で吸引するために用いられるので、保持用真空吸引バルブ122よりも容量が大きいことが望ましい。
エアー供給口には図示せぬコンプレッサー等で高圧(大気圧を基準にして0.4〜0.5MPa)に圧縮されたエアーが供給される。それぞれの吸引バルブ122,123では、高圧のエアーをサイレンサー121を介して大気圧に開放することにより、高速のエアーの流れを発生させ真空状態を作り出すことができる。この時の真空度は、調整バルブ124、125により、溶湯の吸入状態や真空度検出圧力センサー127の測定値に基づき調整することができる。
高速用吸引装置は、吸入する際にラドル内で溶湯の上昇状態が乱れない程度の高速で吸引できるよう調整される。また、保持用吸引装置は、湯面を上限位置の若干上まで吸引できる程度の真空度に調整される。
また、蓋板118に設けられた吸引口131と排出口132は、1つの吸引排出口としてまとめ、配管の途中で分岐しそれぞれを吸引装置と不活性ガス供給装置に接続することが可能である。
それぞれの開閉弁は、ソレノイドを励磁すると開き、消磁すると閉じることができる。
遮蔽板開閉シリンダー120のロッド側とヘッド側のポートは、切替バルブDを介してエアー供給口に接続されている。切替バルブDを励磁すると遮蔽板開閉シリンダー120のロッド側に圧力が入り垂直棒116及び遮蔽板114を押し上げ給湯口を開き、逆に消磁するとロッド側に圧力が入り垂直棒と遮蔽板は下降し給湯口は閉じられる。
開閉弁、切替弁、湯面検知手段、真空度検出圧力センサーは図示せぬ制御装置と電気的に接続されており、制御装置からの指令信号により作動し、また、制御装置に信号を送付することにより、ダイカストマシンの一連の鋳造動作と同調して、給湯作業を行なうことができる。
次に、このように構成されたラドルユニット100とエアー回路を用いて、保持炉内に貯蔵された溶融金属(溶湯)Mを、竪型射出スリーブや横型射出スリーブに所要の給湯量を給湯する方法について、以下に説明する。
まず、鋳造作業開始前の準備段階では、切替弁Dを励磁して給湯口105を開き、さらに開閉弁Eを開いてガスボンベ内の不活性ガスをラドル内に流す。開閉弁Eが開いている時間は予め設定されており、ラドル内部が不活性ガスで満たされる頃になると、タイマー計時が完了し開閉弁Eを閉じ、図2に示す状態となる。これはラドル内から酸素を多く含んだ空気を追い出して不活性ガスで満たすことにより、ラドル内での溶湯の酸化を防ぐためである。
次に、ラドルユニット100を搬送装置で保持炉上に移送し、導管112の下部を溶湯液面の中に浸漬する。浸漬する深さは、導管112の下端が溶湯の湯面から5〜30mm程度浸漬するようにし、底面板110aが湯面に接しない深さとする。
本実施例では、導管112の下側部のみを保持炉F内の溶湯Mの液面に浸漬し、底面板110aと外筒110bを溶湯内に浸漬する必要はないから、外筒110bの外周面への溶湯の付着がなくなるため射出スリーブ内への付着物の落下混入がなくなり、射出スリーブへ注湯する溶湯内の酸化物を最小に留めるので、溶湯の清浄度を高く保持できる。また、搬送途中での滴下もない。
次に、切替弁Dを励磁した状態で、開閉弁Bと開閉弁Cを開き保持用真空吸引バルブ122と高速用真空吸引バルブ123を作動するとともに、開閉弁Aを開いてラドル内を負圧にし溶湯の吸引を開始する。高速用真空吸引バルブ123は真空度を高く調整されているため吸引力が強く、高速で溶湯を吸引できる。(図3参照)
吸引が進み湯面が湯面検出手段108の近傍まで上昇すると、開閉弁Cを閉じて高速用真空吸引バルブ123の動作を停止する。この開閉弁Cを閉じるタイミングは、予め設定された吸引開始からの経過時間であり、タイマーの計時完了により決まる。その後吸引は保持用真空吸引バルブ122のみで行われるが、吸引のための真空度はあまり高く調整されていないため湯面の上昇速度は低速となる。そして、湯面が湯面検知手段108に触れた瞬間切替弁Dは消磁され給湯口が閉じられて溶湯のラドル内への取り込みは即座に停止する。(図4参照)
このように、保持用真空吸引バルブ122と高速用真空吸引バルブ123を併用することで、短時間で計量精度の良い溶湯の取り込みが可能となる。
その後、図示せぬ搬送装置によりラドルは保持炉の溶湯から引き上げられ射出スリーブの上部まで運ばれる。供給口が閉じた後も開閉弁Aと開閉弁Bは開き続けるので、保持用真空吸引バルブ122によりラドル内の真空度は保持され続けている。それによって、給湯口での溶湯の圧力は大気圧よりも若干低く保たれ、シール部でのシール性が劣化した場合でも、溶湯が漏出し、滴下することはない。また、真空吸引が保持されるので、シール材117が多少劣化し外気が浸入しても、真空度が下がることはない。
射出スリーブまで搬送され注湯可能な状態になると、開閉弁Aと開閉弁Bが閉じられ吸引が全て停止するとともに切替弁Dが励磁され給湯口は105開かれる。そして、開閉弁Eが開かれ不活性ガスがラドル内に送り込まれ注湯が行われる。(図5参照)
ここで、溶湯を射出スリーブ内により穏やかに注湯する方法を図6により説明する。
まず、ラドルを傾転して傾動した射出スリーブSの傾斜角に合わせ(工程(a))、ラドルの下部を射出スリーブSの中まで下降させる(工程(b))。続いて、吸引を停止し給湯口を開けるとともに不活性ガスを送り込み、ラドル内の圧力を上げて溶湯を射出スリーブ内に注湯する(工程(c))。注湯開始と同時にラドルを徐々に上昇させ、射出スリーブS内の湯面の上昇とラドルの上昇を同期させることで溶湯の落下高さを低く一定に保ち、より静かな注湯を行なう。さらに溶湯の排出速度は、不活性ガスの流量を任意に変えて調整することができるので、落下の際の溶湯Mへの空気の巻き込みが防止でき、かつできるだけ速い速度に調節される。そのため、溶湯の温度の低下が小さく空気の混入も無いので、鋳造欠陥の無い優れた成形品が得られる。ラドル内の溶湯Mの排出が完了した後、不活性ガスの供給を停止しラドルを射出スリーブS内より上昇させ(工程(d))、ラドルを傾転状態から垂直状態に復帰させる(工程(e))。
ここでは竪型射出スリーブへの注湯方法を説明しているが、これに拘泥することなく、横型の射出スリーブへの給湯も同様に行なうことができる。
その後、ラドルを再び保持炉へ移送し、次のショットに備えて給湯作業を行なう。
以上が、本発明の実施例における給湯装置と、一連の注湯方法である。
図7は、横型のダイカストマシン200において、横型の射出スリーブ217への注湯を完了した状態を示す図である。注湯が完了すると即座に図示せぬ油圧回路から射出シリンダー216のヘッド側に圧油が送られ、ピストンヘッド215とそれに連結されるピストンロッド214、カップリング213、プランジャーロッド212、及びプランジャーチップ211が高速で前進し、射出スリーブ217に注湯された溶湯が金型のキャビティ222内へ射出充填される。溶湯の凝固冷却後、金型装置201が開かれ鋳造品が取り出されるとともに、プランジャーチップ211等は後退し、次の注湯に備えられる。
本発明の実施例に係る吸引開閉式ラドルユニットの縦断面図である。 本発明の実施例に係る吸引開閉式給湯装置において、吸引前のラドルユニット及びエアー回路の状態を説明する図である。 本発明の実施例に係る吸引開閉式給湯装置において、吸引中のラドルユニット及びエアー回路の状態を説明する図である。 本発明の実施例に係る吸引開閉式給湯装置において、湯面を検知した後給湯口を閉じ真空を保持している時のラドルユニット及びエアー回路の状態を説明する図である。 本発明の実施例に係る吸引開閉式給湯装置において、射出スリーブに注湯している時のラドルユニット及びエアー回路の状態を説明する図である。 本発明の実施例に係る射出スリーブへの注湯工程を示す説明図である。 本発明の実施例に係る横型のダイカストマシンにおける注湯完了後の状態を示す説明図であり、金型装置及び射出シリンダー付近の構成を示す。 従来の開放式ラドルにより、射出スリーブに注湯する状態を示す図である。 従来の底抜き式ラドルの中に、保持炉の溶湯を入れる状態を示す図である。 従来の底抜き式ラドルにより、射出スリーブに注湯する状態を示す図である。 従来の吸引式ラドルにより、保持炉の溶湯をラドル内に吸引する状態を示す図である。 従来の吸引式ラドルにおいて、上昇途中の湯面を湯面検知電極が検知した後吸引を停止して湯面の上昇が止まった時の状態を示す図である。
符号の説明
1 ラドル
2 射出スリーブ
3 プランジャーチップ
4 弁棒
5 溶湯出入口
6 シリンダー
7 空気出入穴
8 搬送用アーム
11 給湯用ラドル
12 底面板
13 導管
14 遮断板
15 サポート
16 重量検知手段
17 シール材
18 配管
19 開閉弁
20 真空吸引装置
21 開閉弁
22 不活性ガス供給装置
23 吸引口
24 蓋板
25 搬送用アーム
31 ラドル要部
32 導管
33 重錘
34 湯面検知電極(給湯量検知用)
35 湯面検知電極(吸引位置検知用)
36 シール材
37 吸引口
38 配管
39 開閉弁
40 真空吸引装置
41 開閉弁
42 不活性ガス供給装置
100 ラドルユニット
105 給湯口
108 湯面検出手段
110 ラドル
110a 底面板
110b 外筒
112 導管
114 遮断板
114a 水平円盤
114b 堰板
116 垂直棒
117 シール材
118 蓋板
119 フランジ
120 遮蔽板開閉シリンダー
121 サイレンサー
122 保持用真空吸引バルブ
123 高速用真空吸引バルブ
124 保持吸引圧調整バルブ
125 高速吸引圧調整バルブ
126 溶湯供給速度調整バルブ
127 真空度検出圧力センサー
131 吸引口
132 排出口
133 接続部材
200 横型のダイカストマシンの要部
201 金型装置
202 射出シリンダー
211 プランジャーチップ
212 プランジャーロッド
213 カップリング
214 ピストンロッド
215 ピストンヘッド
216 射出シリンダー
217 射出スリーブ
218 固定金型
219 可動金型
220 固定プラテン
221 可動プラテン
222 キャビティ(空洞)
A 開閉弁(吸引用)
B 開閉弁(保持吸引用)
C 開閉弁(高速吸引用)
D 切替弁(遮蔽板開閉シリンダー用)
E 開閉弁(不活性ガス供給用)
M 溶湯(溶融金属)
F 保持炉
S 射出スリーブ

Claims (6)

  1. 金型装置のキャビティ内へ溶融金属の溶湯を射出充填する射出スリーブへ溶湯を供給する給湯方法であって、
    ラドルの下端部にある給湯口を開いた状態で前記給湯口の下側のみを保持炉の溶湯内に浸漬し、前記ラドル内の気体を真空吸引することにより保持炉の溶湯を前記ラドル内に吸引する際、吸引開始からは高速用吸引装置及び保持用吸引装置による吸引を行い、予め設定された吸引開始からの経過時間が経過したタイミングで前記保持用吸引装置のみによる吸引に切り替え、前記ラドル内の溶湯の湯面が上昇して湯面検知手段が検知した時前記給湯口を閉じて、ラドル内への溶湯の取り込みを完了することを特徴とする給湯方法。
  2. 請求項1に記載の給湯方法であって、
    前記高速用吸引装置が、前記保持用吸引装置よりも真空度を高く調整されていることを特徴とする給湯方法。
  3. 請求項1または2に記載の給湯方法により前記ラドル内に溶湯を取り込んだ後、
    真空吸引を保持した状態で、前記ラドルを保持炉から引き上げ射出スリーブまで移送し、真空吸引を停止するとともに前記給湯口を開き、不活性ガスを前記ラドル内に供給して、射出スリーブ内に溶湯を注湯することを特徴とする給湯方法。
  4. 金型装置のキャビティ内へ溶融金属の溶湯を射出充填する射出スリーブへ溶湯を供給する給湯装置であって、
    内部に溶湯を貯留するラドルと、前記ラドルの下端部に設けられ開閉可能な給湯口と、前記給湯口を開閉する給湯口開閉手段と、前記ラドルの上側に取り付けられた蓋板と、前記蓋板に支持され前記ラドル内の溶湯の湯面を検知する湯面検知手段と、前記ラドル内の気体を吸引するため前記蓋板に設けられた吸引口に配管接続され、それぞれが単独または同時に前記ラドル内の気体を真空吸引可能な高速用吸引装置及び保持用吸引装置と、を備えたことを特徴とする給湯装置。
  5. 請求項4に記載の給湯装置であって、
    前記ラドルは、内部に溶湯を貯留する外筒と、前記外筒の下端と外周部が連続する底面板からなり、
    前記給湯口は、前記底面板を貫通し前記底面板の上下方向に延在し外径が前記外筒の下部の内側よりも小さな円筒状の導管と、前記蓋板を貫通する垂直棒の下端に固設され外径が前記導管よりも大きい水平円盤と前記水平円盤の外周部に下垂する円筒状の堰板より構成される遮蔽板からなり、
    前記給湯口開閉手段は、前記蓋板の上側で支持され、前記垂直棒の上側と接続し、前記垂直棒を上下に動作可能で、前記遮蔽板の前記水平円盤の下面を前記導管の上面に押し付けることにより前記給湯口を閉じ、前記遮蔽板の前記水平円盤の下面と前記導管の上面との間に隙間を設けることにより前記給湯口を開けることが可能な構造である、
    ことを特徴とする給湯装置。
  6. 請求項4または5に記載の給湯装置であって、
    前記ラドル内に不活性ガスを供給するため前記蓋板と配管接続された不活性ガス供給装置、を備えたことを特徴とする給湯装置。
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