JPH10244353A - 溶融金属の給湯装置 - Google Patents

溶融金属の給湯装置

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JPH10244353A
JPH10244353A JP4604997A JP4604997A JPH10244353A JP H10244353 A JPH10244353 A JP H10244353A JP 4604997 A JP4604997 A JP 4604997A JP 4604997 A JP4604997 A JP 4604997A JP H10244353 A JPH10244353 A JP H10244353A
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JP
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molten metal
hot water
water supply
compressed gas
float
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JP4604997A
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Genzo Kawashima
元三 河島
Yasuo Mizunaga
康雄 水永
Sadayuki Dannoura
貞行 檀浦
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Ube Corp
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Ube Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】保持炉の溶湯を密封状態で、一定量を射出スリ
ーブに正確円滑に給湯できる溶融金属給湯装置。 【解決手段】溶湯を貯蔵し加熱・保温する保持炉10
と、その内に設けられその内の溶湯に浸漬され底部に連
通・遮断自在な開口部20aを有する給湯容器20と、
それと射出スリーブ4とを接続する給湯配管50と、給
湯容器20内に設けられ、その内の溶湯の液面高さを検
知する液面高さ検知装置30と、給湯容器20内へ圧縮
気体を注入する圧縮気体供給装置40と、開口部20a
の開閉制御ならびに液面高さ検知装置30の検知信号に
基づいて圧縮気体の注入・停止を司る制御装置60とか
らなり、液面高さ検知装置30は、溶湯液面の昇降に応
じて昇降するフロート32と、その上端に下端が接続さ
れたフロートロッド32aを上下方向自在に嵌装し案内
するロッドガイド34とフロートロッド32aの上端に
配設された浮力検知センサ30aとで形成された溶融金
属給湯装置100。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルミニウム合金
やマグネシウム合金などの溶融金属の給湯装置に係り、
特に、保持炉内に貯蔵された溶融金属の溶湯を、所望の
一定量ずつダイカストマシン等の射出スリーブに給湯す
ることができる溶融金属の給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ダイカストマシンの射出スリーブ
にアルミニウム合金、マグネシウム合金等の軽合金の溶
融金属の溶湯を給湯する場合は、たとえば、ダイカスト
マシンの近傍に専用の保持炉を設置し、この保持炉から
レードル(とりべ)により、一定量の溶湯を汲み取り計
量、搬送、注湯を行なう方法が実用化の主流をなしてお
り、たとえば、特公昭60−25220号公報に詳述さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなレードルを使用する給湯方法では、次のような欠
点がある。 (1)計量・搬送・注湯中に、溶湯が外気に曝され、酸
化が進行するとともに、溶湯温度の低下を招く。 (2)射出スリーブの上部開口部より溶湯を注湯するた
め、溶湯の落下距離により空気の巻き込みを生じるとと
もに、泡立ちが起こり溶湯の清浄度が低下する。また、
ダイカストマシン近くに大容量の保持炉を上部が開口し
たまま設置し、給湯作業が間欠的に行なわれるため、周
囲への熱放散が大きく作業環境の悪化を招くばかりでな
く、熱効率の低下を招来していた。このため、密閉式で
熱放散が少なく、かつ、一定の給湯量を能率良く射出ス
リーブへ供給できる溶融金属の給湯装置が待望されてい
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明における溶融金属の給湯装置は、型締装置
によって開閉自在な金型装置の金型キャビティへ溶融金
属の溶湯を射出する射出スリーブに、一定量の溶湯を給
湯する溶融金属の給湯装置であって、溶湯を貯蔵し加熱
・保温する保持炉と、該保持炉内に設けられ該保持炉内
の溶湯に浸漬され底部に連通・遮断自在な開口部を有す
る給湯容器と、該給湯容器と射出スリーブとを接続する
給湯配管と、該給湯容器内に設けられ該給湯容器内の溶
湯の液面高さを検知する液面高さ検知装置と、該給湯容
器内へ圧縮気体を注入する圧縮気体供給装置と、前記開
口部の開閉制御ならびに該液面高さ検知装置の検知信号
に基づいて圧縮気体の注入・停止を司る制御装置とから
なり、該液面高さ検知装置は、溶湯液面の昇降に応じて
受ける浮力の変化するフロートと該フロートの上端に下
端が接続されたフロートロッドを上下方向移動自在に嵌
装し案内するロッドガイドと該フロートロッドの上端に
配設された浮力検知センサとで形成されたものとした。
【0005】また、第2の発明の溶融金属の給湯装置で
は、ロッドガイドのフロートロッド貫通孔の内周面とこ
れに対向するフロートロッド外周面に、それぞれ同じ極
性を向けて複数個の永久磁石を配設して磁力の反発力に
よりフロートロッドの上下方向移動の円滑化を図った液
面高さ検知装置を備えた構成とした。さらに、第3の発
明の溶融金属の給湯装置では、ロッドガイドのフロート
ロッド貫通孔の内周面に、フロートロッドに向けて圧縮
気体を噴射する複数個の圧縮気体噴射口を備えた構成と
した。さらに、第4の発明では、ロッドガイドのフロー
トロッド貫通孔の内周面とフロートロッド外周面との間
に圧縮気体を注入する圧縮気体配管を設け、該内周面と
該外周面の間を非接触状態または摩擦抵抗の少ない状態
にして支持するようにした。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の溶融金属の給湯装置は、
金型キャビティへ溶融金属の溶湯を射出する射出スリー
ブに、一定量の溶湯を給湯する溶融金属の給湯装置であ
って、溶湯を貯蔵し加熱・保温する保持炉と、該保持炉
内に設けられ該保持炉内の溶湯に浸漬され底部に連通・
遮断自在な開口部を有する給湯容器と、該給湯容器と射
出スリーブとを接続する給湯配管と、該給湯容器内に設
けられ該給湯容器内の溶湯の液面高さを検知する液面高
さ検知装置と、該給湯容器内へ圧縮気体を注入する圧縮
気体供給装置と、前記開口部の開閉制御ならびに該液面
高さ検知装置の検知信号に基づいて圧縮気体の注入・停
止を司る制御装置とからなり、該液面高さ検知装置は、
溶湯液面の昇降に応じて昇降するフロートと該フロート
の上端に下端が接続されたフロートロッドを上下方向移
動自在に嵌装し案内するロッドガイドと該フロートロッ
ドの上端に配設された浮力検知センサとで形成されたも
のとしたため、保持炉の溶湯を外気に触れることなく、
給湯配管へ必要量を搬送することができる。
【0007】また、第2の発明の装置では、ロッドガイ
ドのフロートロッド貫通孔の内周面とこれに対向するフ
ロートロッド外周面に、それぞれ同じ極性を向けて複数
個の永久磁石を配設し、互いの永久磁石の反発力により
フロートロッドとロッドガイド間が非接触状態または極
めて摩擦抵抗の少ない状態で支持されるようにして、フ
ロートにかかる浮力の変化が浮力検知センサへ精度よく
伝達され、液面高さ測定精度が高くなり、給湯量の制御
が高精度に実施される構成とした。また、第3の発明で
は、ロッドガイドのフロートロッド貫通孔の内周面に、
フロートロッドに向けて圧縮気体を噴射する複数個の圧
縮気体噴射口を備えた構成としたため、圧縮気体の噴射
力をフロートロッド外周面に作用させることにより、フ
ロートロッドとロッドガイド間が非接触状態または極め
て摩擦抵抗の少ない状態で支持されるので、フロートに
かかる浮力の変化が浮力検知センサへ精度よく伝達さ
れ、液面高さ測定精度が高くなり、給湯量の制御が高精
度に実施される。また、第4の発明では、ロッドガイド
のフロートロッド貫通孔の内周面とフロートロッド外周
面との間に圧縮気体を注入する圧縮気体配管を設け、該
内周面と該外周面の間を非接触状態または摩擦抵抗の少
ない状態にして支持するので、フロートにかかる浮力の
変化が浮力検知センサへ精度よく伝達され、液面高さ測
定精度が高くなり、給湯量の制御が高精度に実施され
る。
【0008】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例の詳細に
ついて説明する。図1〜図7はいずれも本発明の実施例
に係り、図1は溶融金属給湯装置の全体構成図、図2は
給湯方法の作業手順を示すフローチャート、図3は給湯
前の溶融金属給湯装置の縦断面図、図4は給湯時の溶融
金属給湯装置の縦断面図、図5はロッドガイドの平面
図、図6および図7は他の実施例を示すロッドガイドの
縦断面図である。
【0009】図1に示すように、溶融金属給湯装置(以
下、給湯装置という)100は、溶融金属Mを貯溜し保
持する保持炉10と、保持炉10内に浸漬された給湯容
器20と、給湯容器20内に配設された浮力検知センサ
30と、給湯容器20内に圧縮気体を供給する圧縮気体
供給装置40と、給湯配管50と、制御装置60とで構
成される。
【0010】保持炉10は、金属容器に溶融金属(溶
湯)Mの溶湯を貯溜し、上部の開口部を上蓋10Aおよ
び密閉蓋10Bで被覆するようになっており、この保持
炉10内に溶湯Mに浸漬される状態で、底部に開口部2
0aを備えた直立円筒状の給湯容器20が配設される。
給湯容器20の開口部20aは、エアシリンダ24によ
って昇降自在な溶湯補給弁22によって開閉され、保持
炉10内の溶湯Mの給湯容器20内への連通・遮断が行
なわれる。
【0011】また、給湯容器20内には、溶湯液面高さ
を検知するための液面高さ検知装置30が装備される。
すなわち、給湯容器20内には、フロート32が自重に
打ち克って常時上向きに浮力をうけるよう溶湯M内に浸
漬された状態に配設される。フロート32の上端より上
方に伸びるフロートロッド32aは、密閉蓋10Bを貫
通してロッドガイド34により上下方向昇降自在に配設
され、密閉蓋10Bの上部の浮力検知センサ30aに連
結され、フロート32にかかる浮力を検知し、給湯容器
20内の溶湯液面高さを検知する。
【0012】フロートロッド32aを案内し、溶湯液面
高さの変化に伴なう浮力の変化を浮力検知センサ30a
に精度よく伝えるために、本発明では、ロッドガイド3
2を次のような構成とした。
【0013】その第1の実施例(第2の発明に相当)
は、図5に示すように、フロートロッド32aの外周面
に、同じ極性が外側(たとえば、N極)を向くように複
数個の永久磁石70aを円周方向および軸方向に配列す
る。一方、これに対向する貫通孔の内周面には、永久磁
石70aと同じ極性(N極)を内側に向けて複数個の永
久磁石70bを円周方向および軸方向に配列する。この
ように永久磁石70a、70bを配列することによっ
て、フロートロッド32aとロッドガイド34とは常に
永久磁石70a、70bの磁力による反発力を受け、フ
ロートロッド32aはロッドガイド34に対して非接触
状態または低摩擦状態に支持される。
【0014】第2の実施例(第3の発明に相当)は、図
6に示すように、ロッドガイド34の内周面にフロート
ロッド32aに向けて圧縮気体を噴射する複数個の圧縮
気体噴射口80を備え、ロッドガイド34の外周部に設
けた圧縮気体室80aへ圧縮気体配管80bを通じて供
給した圧縮気体の噴射力がフロートロッド32aの外周
面に略等間隔に均等に作用するので、上記と同様に、フ
ロートロッド32aのロッドガイド34に対して、非接
触状態または低摩擦状態に支持される。第3の実施例
(第4の発明に相当)は、図7に示すように、ロッドガ
イド34の内周面略中央部に圧縮気体配管80bを通じ
て供給される圧縮気体を導く圧縮気体室80cを設け
て、圧縮気体の圧力を負荷させることにより、フロート
ロッド32aはロッドガイド34に対して非接触状態ま
たは低摩擦状態に支持される。
【0015】さらに、給湯容器20には、圧縮気体供給
装置40によって供給される、たとえば、窒素ガス、炭
酸ガスやあるいはアルゴンガス等の不活性気体を加圧し
た状態で給湯容器20へ注入する圧縮気体注入配管が接
続される。そして、給湯容器20内に、最下端部に逆止
弁52を備えた溶湯移送用の給湯配管50がダイカスト
マシン1の射出スリーブ4の下端に連絡接続される。給
湯配管50の外周には、溶湯移送中に配管内溶湯の温度
低下を防止するために、ヒータ50aが周設される。
【0016】制御装置60は、このように構成された溶
融金属給湯装置100の操業に際して、給湯作業を円滑
化し、遠隔操作で自動的に保持炉内の溶湯を給湯容器2
0に取り込み、給湯容器内溶湯液面高さの測定信号を受
信して、以下、一定量の溶湯を射出スリーブ4へ搬送す
る場合の操作指令信号を各種駆動手段(エアシリンダ2
4、圧縮気体供給装置40、射出スリーブ4のピストン
4A駆動用の射出シリンダ5の油圧ユニット6等)へ伝
達して、順序起動を行わせるものである。
【0017】以上のように構成された溶融金属給湯装置
100の給湯方法について、次に説明する。図2は、給
湯方法の作業手順のフローチャートを示すもので、ま
ず、最初に、給湯量を制御装置60へ入力すると、制御
装置60はこの決定された給湯量に相当する浮力の変化
値による給湯容器20内の溶湯液面レベル降下量(これ
を設定降下量という)を演算し、記憶する。このような
前準備を終えた後、作業開始指令を制御装置60へ与え
ると、エアシリンダ24に上昇指令が出されるとともに
溶湯補給弁タイマがスタートし、溶湯補給弁22は開状
態となり、保持炉10内の溶湯に浸漬された給湯容器2
0の内部に開口部20aより溶湯が取り込まれる。図3
はこの状態を示している。
【0018】一定時間経過し、給湯容器20内の溶湯液
面レベルが保持炉10の液面レベルと同一となると給湯
容器20内への溶湯の浸入が終了しフロート32に所定
の浮力が働く。前記溶湯補給弁タイマがタイムアウトす
ると、エアシリンダ24へ下降指令が出され、溶湯補給
弁22が全閉する。なお、給湯容器20へ取り込む溶湯
液面レベルは、保持炉の溶湯液面レベルと同一でなく、
別個に設定した液面レベルとしてもよい。
【0019】この状態で、ダイカストマシン1の鋳込準
備完了信号が制御装置60へ入力されると、次に、圧縮
気体の給湯容器20内への注入が始まり、溶湯液面は加
圧され給湯容器20内の溶湯は、逆止弁52を自らの押
圧力で開いて給湯配管50を経由して射出スリーブ4内
へ導入される。図4は給湯時の状態を示している。この
ようにして溶湯の移送が暫く継続し、やがて液面高さ検
知装置30で検知していた浮力の変化値による給湯容器
内液面レベルの降下量(図3の液面レベルL1と図4の
2 との差異)が設定の給湯量に相当する浮力の変化値
に達すると、この情報により制御装置60を介して圧縮
気体供給装置40へ操作指令が発信され、これまで続い
ていた圧縮気体の供給が停止されるとともに、給湯容器
20内の圧力解放が行なわれる。すると、給湯配管50
内の溶湯は自重により逆止弁53を閉止して給湯配管5
0と給湯容器20との連通が遮断される。このようにし
て、所定の給湯量の溶湯が射出スリーブ4へ供給され、
1ショットの給湯作業が終了する。
【0020】射出スリーブ4への規定量の溶湯が終わる
と、射出プランジャ4Aが前進し、溶湯が金型キャビテ
ィ3内へ射出される。このとき、射出プランジャ4Aの
前進により給湯配管50内の溶湯と射出スリーブ4との
連通が遮断される。射出充填が完了すると加圧され一定
時間の冷却凝固時間の経過後に、型開され鋳造品が製品
として取り出される。
【0021】次回のショットに際して、給湯量が変更さ
れない場合は、上述の作業手順が繰り返され、給湯量が
変更される場合は、あらたに給湯量を制御装置60へ最
入力して同様な作業を行なう。
【0022】以上説明したように、本発明の溶融金属の
給湯装置においては、空気など溶湯の酸化による劣化を
促す外気に触れることなく、一定の溶湯を密封状態で、
円滑に能率よく射出スリーブ4へ搬送できる。また、第
2や第3や第4の発明では、フロート32の溶湯液面高
さの変化に伴なう浮力の変化が浮力検知センサ30aに
精度よく伝わるために、正確な液面高さ測定が実施され
るので、給湯量の制御が精度よく行なわれる。
【発明の効果】以上述べたように、本発明では、外気に
触れることなく、射出スリーブに一定量の溶湯を遠隔操
作で自動的に能率よく搬送できるから、運転操作性とメ
ンテナンス性が向上するとともに、高品質の鋳造品が得
られる。また、毎回の給湯量が正確であるから、製品品
質の均質化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る溶融金属給湯装置の全体
構成図である。
【図2】本発明の実施例に係る給湯方法の作業手順を示
すフローチャートである。
【図3】本発明の実施例に係る給湯前の溶融金属給湯装
置の縦断面図である。
【図4】本発明の実施例に係る給湯時の溶融金属給湯装
置の縦断面図である。
【図5】本発明の実施例に係るロッドガイドの平面図で
ある。
【図6】本発明の他の実施例に係るロッドガイドの縦断
面図である。
【図7】本発明の別の他の実施例に係るロッドガイドの
縦断面図である。
【符号の説明】
1 ダイカストマシン 2 金型 2A 固定金型 2B 可動金型 3 金型キャビティ 4 射出スリーブ 4A 射出プランジャ 5 射出シリンダ 6 油圧ユニット 10 保持炉 10A 上蓋 10B 密閉蓋 20 給湯容器 20a 開口部 22 溶湯補給弁 24 エアシリンダ 30 液面高さ検知装置 30a 浮力検知センサ 32 フロート 32a フロートロッド 34 ロッドガイド 36 弁体 40 圧縮気体供給装置 42 圧縮気体注入配管 50 給湯配管 50a ヒータ 52 逆止弁 60 制御装置 70a 永久磁石 70b 永久磁石 80 圧縮気体噴射口 80a 圧縮気体室 80b 圧縮気体配管 80c 圧縮気体配管 100 溶融金属給湯装置(給湯装置) L1 液面レベル(給湯前) L2 液面レベル(給湯完了後) M 溶融金属(溶湯)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 檀浦 貞行 山口県宇部市大字小串字沖の山1980番地 宇部興産株式会社機械・エンジニアリング 事業本部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型締装置によって開閉自在な金型装置の
    金型キャビティへ溶融金属の溶湯を射出する射出スリー
    ブに、一定量の溶湯を給湯する溶融金属の給湯装置であ
    って、 溶湯を貯蔵し加熱・保温する保持炉と、該保持炉内に設
    けられ該保持炉内の溶湯に浸漬され底部に連通・遮断自
    在な開口部を有する給湯容器と、該給湯容器と射出スリ
    ーブとを接続する給湯配管と、該給湯容器内に設けられ
    該給湯容器内の溶湯の液面高さを検知する液面高さ検知
    装置と、該給湯容器内へ圧縮気体を注入する圧縮気体供
    給装置と、前記開口部の開閉制御ならびに該液面高さ検
    知装置の検知信号に基づいて圧縮気体の注入・停止を司
    る制御装置とからなり、 該液面高さ検知装置は、溶湯液面の昇降に応じて昇降す
    るフロートと該フロートの上端に下端が接続されたフロ
    ートロッドを上下方向移動自在に嵌装し案内するロッド
    ガイドと該フロートロッドの上端に配設された浮力検知
    センサとで形成された溶融金属の給湯装置。
  2. 【請求項2】 ロッドガイドのフロートロッド貫通孔の
    内周面とこれに対向するフロートロッド外周面に、それ
    ぞれ同じ極性を向けて複数個の永久磁石を配設して磁力
    の反発力によりフロートロッドの上下方向移動の円滑化
    を図った液面高さ検知装置を備えた請求項1記載の溶融
    金属の給湯装置。
  3. 【請求項3】 ロッドガイドのフロートロッド貫通孔の
    内周面に、フロートロッドに向けて圧縮気体を噴射する
    複数個の圧縮気体噴射口を備えた請求項1記載の溶融金
    属の給湯装置。
  4. 【請求項4】 ロッドガイドのフロートロッド貫通孔の
    内周面とフロートロッド外周面との間に圧縮気体を注入
    する圧縮気体配管を設け、該内周面と該外周面の間を非
    接触状態または摩擦抵抗の少ない状態にして支持する請
    求項1記載の溶融金属の給湯装置。
JP4604997A 1997-02-28 1997-02-28 溶融金属の給湯装置 Pending JPH10244353A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004528989A (ja) * 2001-06-11 2004-09-24 アルコア インコーポレーテツド 金属処理および液面レベル制御を備えた溶融金属配湯炉
CN100449013C (zh) * 2007-02-14 2009-01-07 西北工业大学 镁合金熔炼及定量浇注装置
JP2017015537A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 トヨタ自動車株式会社 溶湯の液面検知装置

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