JP2842777B2 - 汚泥検出器および汚泥検出器を備えた汚泥処理装置 - Google Patents

汚泥検出器および汚泥検出器を備えた汚泥処理装置

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JP2842777B2
JP2842777B2 JP5307085A JP30708593A JP2842777B2 JP 2842777 B2 JP2842777 B2 JP 2842777B2 JP 5307085 A JP5307085 A JP 5307085A JP 30708593 A JP30708593 A JP 30708593A JP 2842777 B2 JP2842777 B2 JP 2842777B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、汚泥の濃度,凝集度お
よびフロック強度を検出する汚泥検出器およびこの汚泥
検出器を備えた汚泥処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、各種汚泥の脱水工程において
は、薬剤を添加して汚泥を凝集させることが行なわれて
いるが、この際、汚泥の凝集度を測定し、薬剤の添加量
が最適であるか否かを判断する必要がある。
【0003】そこで従来は、作業員が汚泥流送ラインか
ら人力によって一定量の汚泥を採取し、採取した汚泥を
手動式の測定器に注入して、凝集度を測定する方法が採
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、汚泥の凝集
度は、汚泥の種類や使用する薬剤の種類によって大きく
変化することはもとより、汚泥の濃度によっても変化す
るため、どのような種類のどの程度の濃度の汚泥に対し
ては、どのような種類の薬剤をどの程度添加すればよい
のかを、予め知っておく必要がある。
【0005】ところが、前記従来の汚泥凝集度測定方法
においては、手作業であるため測定開始から測定結果を
得るまでに長時間を要することはもとより、汚泥の凝集
度しか測定できないため、はたして使用した薬剤が最適
なものかどうか、あるいは薬剤の添加量が最適であるか
どうか等は必ずしも明確にはならず、汚泥検出あるいは
汚泥処理の方法としては不充分であるという問題があ
る。また、測定の巧拙により測定結果にバラ付きが生じ
るおそれがあるため、凝集度自体についてもそれほど高
い精度が期待できないという問題もある。
【0006】本発明は、かかる現況に鑑みなされたもの
で、汚泥の濃度あるいは凝集度さらにはフロック強度
を、容易かつ高精度に測定することができる汚泥検出器
を提供することを目的とする。
【0007】本発明の他の目的は、汚泥の濃度あるいは
凝集度さらにはフロック強度を、より高精度に測定する
ことができる汚泥検出器を提供するにある。
【0008】本発明の他の目的は、汚泥の濃度,凝集度
およびフロック強度を容易かつ高精度に測定し、薬剤の
添加量が適切であるか否かを迅速かつ高精度に判断する
ことができる汚泥検出器を備えた汚泥処理装置を提供す
るにある。
【0009】本発明の他の目的は、汚泥の濃度,凝集度
およびフロック強度を、より安定して測定することがで
きる汚泥検出器を備えた汚泥処理装置を提供するにあ
る。
【0010】本発明の他の目的は、有機汚泥に限らず、
無機質成分を含む汚泥であっても対処することができる
汚泥検出器を備えた汚泥処理装置を提供するにある。
【0011】本発明のさらに他の目的は、汚泥の凝集度
およびフロック強度に応じて、薬剤の添加量を迅速かつ
高精度に制御することができる汚泥検出器を備えた汚泥
処理装置を提供するにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に係る発明は、汚泥中で回転する
汚泥検出羽根と、この汚泥検出羽根を回転駆動するモー
タと、汚泥検出羽根駆動時のモータの反力に基づき汚泥
の粘性抵抗を検出する検出素子とを備えた汚泥検出器に
おいて、上記検出素子を固設するとともに上部軸受を設
けた上部プレートを上側に有し、また下側に下部軸受を
有する本体ケースをさらに備えさせ、そしてモータの出
力軸側の外周を前記下部軸受で支持させるとともに、モ
ータの後端面から固定的に突設させた支軸を前記上部軸
受で支持させることにより、モータを前記本体ケースに
回動可能に保持させ、さらに上部軸受から突出させた前
記支軸に検出アームを固定的に接続し、この検出アーム
が汚泥検出羽根駆動時のモータの反力で前記上部プレー
ト上に固設の検出素子に押接するようにしたことを特徴
とする。
【0013】また、本発明の請求項2に係る発明は、汚
泥検出羽根を、周方向に等間隔で複数の羽根部材を設け
て構成し、かつ各羽根部材を、回転方向後方に湾曲させ
るようにしたことを特徴とする。
【0014】また、本発明の請求項3に係る発明は、羽
根部材の回転方向前面の湾曲形状を、ほぼインボリュー
ト曲線状とするようにしたことを特徴とする。
【0015】また、本発明の請求項4に係る発明は、汚
泥検出羽根を、30〜40rpmで回転駆動するように
したことを特徴とする。
【0016】また、本発明の請求項5に係る発明は、前
段から供給されてきた汚泥を一旦プールする前置槽と;
処理後の汚泥を次工程に送る汚泥反応槽と;入口端が連
結管を介し前置槽に接続されるとともに、出口端が汚泥
反応槽に接続される管路と;この管路内で回転駆動さ
れ、前置槽からの汚泥を汚泥反応槽に送るプロペラと;
連結管にカチオン系薬剤を注入する注入弁と;前記前置
槽および汚泥反応槽にそれぞれ設けられた汚泥検出器
と;を備えた汚泥処理装置であり、その汚泥検出器は、
汚泥中で回転する汚泥検出羽根と、この汚泥検出羽根を
回転駆動するモータと、汚泥検出羽根駆動時のモータの
反力に基づき汚泥の粘性抵抗を検出する検出素子と、前
記検出素子を固設するとともに上部軸受を設けた上部プ
レートを上側に有し、また下側に下部軸受を有する本体
ケースと、を備え、そしてモータの出力軸側の外周を前
記下部軸受で支持させるとともに、モータの後端面から
固定的に突設させた支軸を前記上部軸受で支持させるこ
とにより、モータが前記本体ケースに回動可能に保持さ
せられ、さらに上部軸受から突出させた前記支軸に検出
アームが固定的に接続され、この検出アームが汚泥検出
羽根駆動時のモータの反力で前記上部プレート上に固設
の検出素子に押接するようにされていることを特徴とす
る。
【0017】また、本発明の請求項6に係る発明は、前
置槽および汚泥反応槽を、下端から汚泥が供給される入
口槽と;入口槽の上端全周縁から溢流した汚泥が供給さ
れ、底部から汚泥が送出される出口槽と;から構成し、
汚泥検出器を、各入口槽にそれぞれ設けるようにしたこ
とを特徴とする。
【0018】また、本発明の請求項7に係る発明は、管
路のプロペラ出側位置に、アニオン系薬剤を注入する注
入弁を設けるようにしたことを特徴とする。
【0019】さらに、本発明の請求項8に係る発明は、
カチオン系薬剤を注入する注入弁を、汚泥反応槽の汚泥
検出器からの信号に基づき開度制御するようにしたこと
を特徴とする。
【0020】
【作用】本発明の請求項1に係る発明においては、汚泥
検出羽根が汚泥中で垂直軸廻りに回転駆動されるが、そ
の際にモータが受ける反力に基づき、汚泥の粘性抵抗が
検出される。
【0021】ところで、特定の組成を有する汚泥の粘性
抵抗は、汚泥の濃度変化に応じて変化するとともに、薬
剤添加後は、汚泥の凝集度に応じて変化することにな
る。このため、これらの関係を予め求めておけば、汚泥
の粘性抵抗に基づき、汚泥の濃度あるいは凝集度さらに
はフロック強度を容易かつ高精度に測定することが可能
となる。
【0022】また、本発明の請求項2に係る発明におい
ては、汚泥検出羽根を、周方向に等間隔で複数枚の羽根
部材を設けて構成し、かつ各羽根部材を回転方向後方に
湾曲させている。このため、濃度を測定する際の汚泥中
の固形物や凝集度を測定する際のフロックが羽根部材に
衝接して測定精度を低下させるおそれが少なく、またフ
ロックが羽根部材で破壊されるおそれが少ない。
【0023】また、本発明の請求項3に係る発明におい
ては、羽根部材の回転方向前面の湾曲形状を、ほぼイン
ボリュート曲線状にしている。このため、測定精度の低
下およびフロックの破壊をより有効に防止することが可
能となる。
【0024】また、本発明の請求項4に係る発明におい
ては、汚泥検出羽根を30〜40rpmで回転駆動して
いる。このため、特にフロックを破壊するおそれがほと
んどない。
【0025】また、本発明の請求項5に係る発明におい
ては、前置槽と、汚泥反応槽と、管路と、プロペラと、
注入弁と、汚泥検出器とから装置を構成し、かつ汚泥検
出器を、汚泥検出羽根と、モータと、検出素子とから構
成している。このため、汚泥の濃度,凝集度およびフロ
ック強度を容易かつ高精度に測定し、薬剤の添加量が適
切であるか否かを迅速かつ高精度に判断することが可能
となる。
【0026】また、本発明の請求項6に係る発明におい
ては、前置槽および汚泥反応槽の各入口槽に、汚泥検出
器をそれぞれ設けている。このため、より安定した測定
結果が得られる。
【0027】また、本発明の請求項7に係る発明におい
ては、アニオン系薬剤を注入する注入弁を設けている。
このため、有機汚泥に限らず、無機質成分を含む汚泥で
あっても対処することが可能となる。
【0028】さらに、本発明の請求項8に係る発明にお
いては、カチオン系薬剤を注入する注入弁を、汚泥検出
器からの信号に基づき開度制御している。このため、汚
泥の凝集度あるいはフロック強度に応じて、薬剤の添加
量を迅速かつ高制度に制御することが可能となる。
【0029】
【実施例】以下、本発明を図面を参照して説明する。図
1および図2は、本発明に係る汚泥検出器の一例を示す
もので、この汚泥検出器1は、本体ベース2a,本体胴
2bおよび上部プレート2cから密閉容器状をなす本体
ケース2を備えており、この本体ケース2内には、モー
タ3が組込まれている。
【0030】このモータ3の下端部には、図1に示すよ
うに、出力軸4が突設されており、この出力軸4には、
水切板5を介し汚泥検出羽根6が取付けられ、出力軸4
により垂直軸廻りに回転駆動されるようになっている。
そして、モータ3は、下部軸受7を介し前記本体ベース
2aに回転自在に支持されている。
【0031】一方、前記モータ3の上端部には、図1に
示すように、前記出力軸4と軸心を同一にしてモータ3
のケースと一体の支軸8が突設されており、この支軸8
は、上部軸受9を介し前記上部プレート2cに回転自在
に支持されている。したがって、モータ3は、この支軸
8を固定しない限り本体ケース2内で自由に回転するよ
うになっている。
【0032】前記支軸8の上端部には、図1および図2
に示すように、検出アーム10が水平方向に固定されて
おり、この検出アーム10の先端には、L形状に立上が
る取付ブロック11を介し接触子12が取付けられ、こ
の接触子12の回転方向前面側には、上部プレート2c
上に固設されたロードセル等の反力検出素子13が対面
している。そして、この反力検出素子13は、前記汚泥
検出羽根6を回転させた際にモータ3に発生する反力を
検出するようになっており、この検出値は、図2に示す
ように、上部プレート2c上に組付けられた変換器14
により変換され、汚泥の粘性抵抗値として出力されるよ
うになっている。
【0033】前記支軸8の上端部にはまた、図1に示す
ように、取付軸15が軸心を同一にして連結されてお
り、この取付軸15の上端部には、上部プレート2c上
を覆うキャップ状のカバー16が、ビスを18を介し固
定されている。
【0034】前記変換器14は、図3に示すように、前
記反力検出素子13に対し基準電圧を与える基準電圧器
17と、反力検出素子13からの直流電圧信号を直流電
流信号に変換するV/I変換器18と、このV/I変換
器18での変換の際のスパンおよびレンジをそれぞれ設
定するスパンセレクタ19およびレンジシフタ20とか
ら構成されており、前記汚泥の粘性抵抗は、例えば4〜
20mA程度の直流電流値として、V/I変換器18か
ら出力されるようになっている。
【0035】一方、前記汚泥検出羽根6は、図4に示す
ように、中心軸6aと、この中心軸6aの外周面に周方
向に等間隔で設けられた例えば3体の羽根部材6bとか
ら構成されており、前記各羽根部材6bは、図4に矢印
Aで示す中心軸6aの回転方向に対し、後方に湾曲して
いるとともに、その回転方向前面の湾曲形状は、ほぼイ
ンボリュート曲線状をなしている。そしてこれにより、
汚泥中の固形物により測定精度が低下したり、あるいは
フロックが破壊されにくいようになっている。また、こ
の汚泥検出羽根6は、30〜40rpmで回転駆動さ
れ、フロックを破壊することなく汚泥の凝集度を測定で
きるようになっている。
【0036】このように構成された汚泥検出器1は、図
5に示すように、卓上用の測定装置21に組込まれ、活
性汚泥等の濃度,凝集度およびフロック強度を測定でき
るようになっている。
【0037】この測定装置21は、図5ないし図7に示
すように、中央部に汚泥測定槽22が設置される凹部2
3aが設けられたベース23を備えており、このベース
23には、ベースハウジング24,支柱固定リング25
および止めビス26を介して支柱27が立設されてい
る。
【0038】この支柱27には、図5および図6に示す
ように、上下方向にガイド溝28が設けられており、支
柱27のガイド溝28上下端近傍位置には、上部ストッ
パリング29および下部ストッパリング30が、ストッ
パリングボルト31を介し上下に位置調節可能に固定さ
れている。
【0039】前記支柱27にはまた、図5および図6に
示すように、両ストッパリング29,30の中間位置に
スライドハウジング32がスライド可能に装着されてお
り、このスライドハウジング32の下端部には、Oリン
グ押え33を介しブレーキ用Oリング34が組付けられ
ているとともに、スライドハウジング32の一側面に
は、スライドハウジング32のスライドを固定するため
のスライドストッパハンドル35が取付けられている。
【0040】このスライドハウジング32の上端部に
は、図5および図8に示すように、検出器固定アーム3
6が水平方向に突設されており、この検出器固定アーム
36の先端には、Cリング状の検出器固定リング37が
取付けられ、汚泥検出器1は、この検出器固定リング3
7により本体ベース2aが挾持固定されている。
【0041】次に、前記測定装置21の作用について説
明する。使用に際しては、まずスライドハウジング32
に、検出器アーム36および検出器固定リング37を介
して汚泥検出器1を取付けた後、スライドハウジング3
2を下降させる。そして、汚泥検出羽根6が図6に鎖線
で示す位置でスライドハウジング32の下降が停止する
ように、下部ストッパリング30の位置を設定する。
【0042】次いで、汚泥測定槽22内に、例えば20
0ccの活性汚泥を採取してベース23の凹部23a内
に設置し、その後スライドストッパハンドル35を緩め
て、汚泥検出器1を下部ストッパリング30の位置まで
下降させる。そして、この位置でスライドストッパハン
ドル35を締付けて汚泥検出器1を位置固定し、モータ
3を起動して汚泥検出羽根6を図4に示す矢印A方向に
回転させる。
【0043】ところで汚泥は、その濃度および薬剤を添
加した際の凝集度に応じた粘性抵抗を有しており、この
粘性抵抗は、汚泥羽根6を回転させた際に、モータ3が
受ける反力として現れ、この反力は、検出アーム10,
取付ブロック11および接触子12を介し、反力検出素
子13で直流電圧値として検出される。そしてこの直流
電圧値は、変換器14で直流電流値に変換された後、検
出信号として出力され、この検出信号に基づき、汚泥の
濃度および凝集度が求められ、また凝集度の変化からフ
ロック強度が求められる。
【0044】図9は、汚泥原液に水を添加して稀釈した
際の変換器14の出力変化を示すもので、図中、符号a
は汚泥原液の場合、符号bは原液190部に対し水を1
0部添加した場合、符号cは原液180部に対し水を2
0部添加した場合、符号dは原液170部に対し水を3
0部添加した場合、符号eは原液160部に対し水を4
0部添加した場合、符号fは原液150部に対し水を5
0部添加した場合、符号gは原液140部に対し水を6
0部添加した場合、符号hは原液130部に対し水を7
0部添加した場合、符号iは原液120部に対し水を8
0部添加した場合、符号jは原液110部に対し水を9
0部添加した場合、符号kは原液100部に対し水を1
00部添加した場合、符号lは原液90部に対し水を1
10部に添加した場合、符号mは原液80部に対し水を
120部添加した場合、符号nは原液70部に対し水を
130部に添加した場合、符号oは原液60部に対し水
を140部添加した場合、符号pは原液50部に対し水
を150部添加した場合をそれぞれ示す。
【0045】図9からも明らかなように、濃度低下に伴
ない粘性抵抗も次第に低下していることが判る。したが
って、この関係を汚泥の種類に合わせて予め求めておけ
ば、汚泥の粘性抵抗からその濃度を容易かつ高精度に測
定することができる。
【0046】図10は、200ccの汚泥に対しカチオ
ン系薬剤を添加した際の変換器14の出力変化を示すも
ので、図中符号Aは薬剤を2cc添加した場合、符号B
は薬剤を3cc添加した場合、符号Cは薬剤を4cc添
加した場合、符号Dは薬剤を5cc添加した場合、符号
Eは薬剤を6cc添加した場合、符号Fは薬剤を7cc
添加した場合、符号Gは薬剤を8cc添加した場合、符
号Hは薬剤を9cc添加した場合、符号Iは薬剤を10
cc添加した場合をそれぞれ示す。
【0047】また、図11は、図10の各グラフA〜I
を波形処理して得られたフロック強度のグラフを示すも
ので、符号A’はAに、符号B’はBに、符号C’はC
に、符号D’はDに、符号E’はEに、符号F’はF
に、符号G’はGに符号H’はHに、符号I’はIにそ
れぞれ対応している。
【0048】図10からも明らかなようにカチオン系薬
剤の添加量を増加させると、各グラフのピーク値(粘性
抵抗)も次第に上昇し、このピーク値から汚泥成長度,
すなわち汚泥の凝集度を知ることができることが判る。
また、各グラフのピーク値は、グラフGを頂点として、
薬注量を増やすと逆に低下しており、このことから薬注
過多であることを知ることができることが判る。また、
図11の各グラフの横幅寸法から、フロック強度を知る
ことができるが、フロック強度は、薬注過多の場合には
逆に低下することが判る。
【0049】しかして、汚泥の粘性抵抗と凝集度との間
およびこの凝集度のグラフを波形処理して得られるフロ
ック強度との間にも一定の相関関係が認められ、この相
関関係を汚泥の種類や濃度に応じて予め求めておけば、
汚泥の粘性抵抗からその凝集度およびフロック強度を容
易かつ高精度に測定することができ、また薬注過多であ
るか否かも容易に知ることができる。また、薬剤の種類
を変えて同様の試験を行なうことにより、最適薬剤を容
易に知ることもできる。
【0050】図12は、前記汚泥検出器1が組込まれた
汚泥処理装置の一例を示すもので、この汚泥処理装置4
1は、前置槽42、汚泥反応槽43、これら両槽42,
43を接続する管路44、この管路44内に配されたプ
ロペラ45、カチオン系薬剤を注入するカチオン系注入
弁46、およびアニオン系薬剤を注入するアニオン系注
入弁47を備えており、前記汚泥検出器1は、前記各槽
42,43内にそれぞれ設置されている。
【0051】前記前置槽42は、図12に示すように、
前段からの汚泥がポンプ48を介し下端部から供給され
る入口槽42aと、入口槽42aの上端全周縁から溢流
した汚泥が供給され底部から汚泥が送出される出口槽4
2bとから構成されており、前記汚泥検出器1は、汚泥
の濃度測定用として前記入口槽42a内に配設され、前
記出口槽42b内には、液面計49が配設されている。
【0052】また、前記管路44は、図12に示すよう
に、前記出口槽42bの底部から汚泥を送出する送出管
44aと、送出管44aからの汚泥が入側端に供給され
る水平方向の主管44bとから構成されており、前記プ
ロペラ45は、この主管44b内に配置され、モータ5
0で駆動されるようになっている。そして、前記カチオ
ン系注入弁46は、送出管44aの途中位置に接続さ
れ、また前記アニオン系注入弁47は、主管44bのプ
ロペラ45出側位置に接続されるようになっている。こ
れら両注入弁46,47の入側位置には、常開弁51,
52がそれぞれ設置されており、これら両常開弁51,
52は、モータ50とともに、前記液面計49からの信
号により制御されるようになっている。
【0053】一方、前記汚泥反応槽42は、図12に示
すように、前記主管44bの出側端から送出された汚泥
が下端部から供給される入口槽43aと、入口槽43a
の上端全周縁から溢流した汚泥が供給され底部から汚泥
が次工程に送出される出口槽43bとから構成されてお
り、前記汚泥検出器1は、汚泥の凝集度およびフロック
強度測定用として前記入口槽43a内に配設されてい
る。そして、この汚泥検出器1からの検出信号に基づ
き、前記カチオン系注入弁46の開度が制御されるよう
になっている。前記アニオン系注入弁47の開度は、制
御器53からの信号により制御されるようになってい
る。
【0054】次に、前記汚泥処理装置41の作用につい
て説明する。汚泥の処理に際しては、まず前段からの汚
泥をポンプ48により、前置槽42の入口槽42aにそ
の下端から供給される。この入口槽42aは、下端が細
径で上端が太径となっているので、入口槽42aの上端
側では、汚泥は極めてゆっくり安定した状態で上昇し、
その間に汚泥検出器1により汚泥濃度が測定される。そ
してその後、汚泥は入口槽42a上端全周縁から溢流し
て出口槽42bに供給される。
【0055】出口槽42bの底部から送出された汚泥
は、送出管44aを介して主管44bの入側端に供給さ
れるが、その間に、カチオン系注入弁46を介しカチオ
ン系薬剤が汚泥に添加され、汚泥中の有機質成分の凝集
用として用いられる。
【0056】主管44bに送り込まれた汚泥は、プロペ
ラ45の回転により主管44b内を流れ、その後主管4
4bの出側端から汚泥反応槽43の入口槽43aにその
下端から供給されるが、その間に、アニオン系注入弁4
7を介しアニオン系薬剤が汚泥に添加され、汚泥中の無
機質成分の凝集用として用いられる。
【0057】汚泥反応槽43の入口槽43a内を、極め
てゆっくり安定した状態で上昇する汚泥は、その間に汚
泥検出器1により凝集度およびフロック強度が検出され
る。検出された信号は、カチオン系注入弁46にフィー
ルドバックされてその開度が制御される。
【0058】凝集度が検出された後の汚泥は、入口槽4
3aの上端全周縁から溢流して出口槽43bに供給さ
れ、その後出口槽43bの底部から次工程に送られる。
【0059】なお運転中に、液面計49が汚泥液面の異
常低下を検出した場合には、両常開弁51,52が全閉
となるとともに、モータ50が停止される。
【0060】しかして、汚泥の濃度,凝集度およびフロ
ック強度を容易かつ高精度に測定し、薬剤の添加量が適
切であるか否かを迅速かつ高精度に判断することがで
き、しかも薬剤の添加量を最適値に自動制御することが
できる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る発明は、汚泥中で垂直軸廻りに回転する汚泥検出
羽根の反力に基づき、汚泥の粘性抵抗を検出するように
しているので、汚泥の濃度,凝集度あるいはフロック強
度を、容易かつ高精度に測定することができる。
【0062】また、本発明の請求項2に係る発明は、汚
泥検出羽根の各羽根部材を、回転方向後方に湾曲させる
ようにしているので、濃度を測定する際の汚泥中の固形
物や凝集度を測定する際のフロックが羽根部材に衝接し
て測定精度を低下させるのを抑制することができ、また
凝集したフロックが羽根部材に衝接して破壊されるのを
防止することもできる。
【0063】また、本発明の請求項3に係る発明は、羽
根部材の回転方向前面の湾曲形状を、ほぼインボリュー
ト曲線状にしているので、測定精度の低下およびフロッ
クの破壊をより有効に防止することができる。
【0064】また、本発明の請求項4に係る発明は、汚
泥検出羽根を30〜40rpmで回転駆動しているの
で、強度が低いフロックであっても、フロックを破壊す
るおそれが少ない。
【0065】また、本発明の請求項5に係る発明は、前
置槽および汚泥反応槽に汚泥検出器を設置するようにし
ているので、汚泥の濃度,凝集度およびフロック強度を
容易かつ高精度に測定し、薬剤の添加量が適切であるか
否かを迅速かつ高精度に判断することができる。
【0066】また、本発明の請求項6に係る発明は、前
置槽および汚泥反応槽の各入口槽に、汚泥検出器をそれ
ぞれ設けるようにしているので、より安定した測定結果
が得られる。
【0067】また、本発明の請求項7に係る発明は、ア
ニオン系薬剤を注入する注入弁を設けるようにしている
ので、有機汚泥に限らず、無機質成分を含む汚泥に対し
ても適用することができる。
【0068】さらに、本発明の請求項8に係る発明は、
カチオン系薬剤を注入する注入弁を、汚泥検出器からの
信号に基づき開度制御するようにしているので、汚泥の
凝集度およびフロック強度に応じて、薬剤の添加量を迅
速かつ高精度に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る汚泥検出器の一例を示す断面図で
ある。
【図2】プレートの内部構造を示す図1の平面図であ
る。
【図3】汚泥検出器の検出部の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】汚泥検出羽根の構造を示す拡大平面図である。
【図5】汚泥検出器が組込まれた卓上用の測定装置を示
す正面図である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【図7】図5の測定装置のベースの構造を示す平面図で
ある。
【図8】図5の測定装置の汚泥検出器固定機構を示す説
明図である。
【図9】汚泥濃度と汚泥検出器出力との関係を示すグラ
フである。
【図10】汚泥の凝集度と汚泥検出器出力との関係を示
すグラフである。
【図11】図10のグラフの波形を処理して得られるフ
ロック強度を示すグラフである。
【図12】汚泥検出器を備えた汚泥処理装置の一例を示
す構成図である。
【符号の説明】
1 汚泥検出器3,50 モータ 4 出力軸 6 汚泥検出羽根 6a 中心軸 6b 羽根部材 7 下部軸受 8 支軸 9 上部軸受 10 検出アーム 11 取付ブロック 12 接触子 13 反力検出素子 14 変換器 21 測定装置 22 汚泥測定槽 23 ベース 27 支柱 32 スライドハウジング 35 スライドストッパハンドル 36 検出器固定アーム 37 検出器固定リング 41 汚泥処理装置 42 前置槽 42a,43a 入口槽 42b,43b 出口槽 43 汚泥反応槽 44 管路 45 プロペラ 46 カチオン系注入弁 47 アニオン系注入弁 49 液面計 51,52 常開弁 53 制御器

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汚泥中で回転する汚泥検出羽根と、この
    汚泥検出羽根を回転駆動するモータと、汚泥検出羽根駆
    動時のモータの反力に基づき汚泥の粘性抵抗を検出する
    検出素子とを備えた汚泥検出器において、上記検出素子
    を固設するとともに上部軸受を設けた上部プレートを上
    側に有し、また下側に下部軸受を有する本体ケースをさ
    らに備えさせ、そしてモータの出力軸側の外周を前記下
    部軸受で支持させるとともに、モータの後端面から固定
    的に突設させた支軸を前記上部軸受で支持させることに
    より、モータを前記本体ケースに回動可能に保持させ、
    さらに上部軸受から突出させた前記支軸に検出アームを
    固定的に接続し、この検出アームが汚泥検出羽根駆動時
    のモータの反力で前記上部プレート上に固設の検出素子
    に押接するようにしたことを特徴とする汚泥検出器。
  2. 【請求項2】 汚泥検出羽根は、周方向に等間隔で複数
    の羽根部材を設けて構成され、かつ各羽根部材は、回転
    方向後方に湾曲していることを特徴とする請求項1記載
    の汚泥検出器。
  3. 【請求項3】 羽根部材の回転方向前面の湾曲形状は、
    ほぼインボリュート曲線状をなしていることを特徴とす
    る請求項2記載の汚泥検出器。
  4. 【請求項4】 汚泥検出羽根は、30〜40rpmで回
    転駆動されることを特徴とする請求項1,2または3記
    載の汚泥検出器。
  5. 【請求項5】 前段から供給されてきた汚泥を一旦プー
    ルする前置槽と;処理後の汚泥を次工程に送る汚泥反応
    槽と;入口端が連結管を介し前置槽に接続されるととも
    に、出口端が汚泥反応槽に接続される管路と;この管路
    内で回転駆動され、前置槽からの汚泥を汚泥反応槽に送
    るプロペラと;連結管にカチオン系薬剤を注入する注入
    弁と;前記前置槽および汚泥反応槽にそれぞれ設けられ
    た汚泥検出器と;を備えた汚泥処理装置であって、上記
    汚泥検出器は、汚泥中で回転する汚泥検出羽根と、この
    汚泥検出羽根を回転駆動するモータと、汚泥検出羽根駆
    動時のモータの反力に基づき汚泥の粘性抵抗を検出する
    検出素子と、前記検出素子を固設するとともに上部軸受
    を設けた上部プレートを上側に有し、また下側に下部軸
    受を有する本体ケースと、を備え、そしてモータの出力
    軸側の外周を前記下部軸受で支持させるとともに、モー
    タの後端面から固定的に突設させた支軸を前記上部軸受
    で支持させることにより、モータが前記本体ケースに回
    動可能に保持させられ、さらに上部軸受から突出させた
    前記支軸に検出アームが固定的に接続され、この検出ア
    ームが汚泥検出羽根駆動時のモータの反力で前記上部プ
    レート上に固設の検出素子に押接するようにされている
    ことを特徴とする汚泥処理装置。
  6. 【請求項6】 前置槽および汚泥反応槽は、下端から汚
    泥が供給される入口槽と;入口槽の上端全周縁から溢流
    した汚泥が供給され、底部から汚泥が送出される出口槽
    と;を備え、汚泥検出器は、各入口槽にそれぞれ設けら
    れていることを特徴とする請求項5記載の汚泥検出器を
    備えた汚泥処理装置。
  7. 【請求項7】 管路のプロペラ出側位置には、アニオン
    系薬剤を注入する注入弁が設けられていることを特徴と
    する請求項5または6記載の汚泥検出器を備えた汚泥処
    理装置。
  8. 【請求項8】 カチオン系薬剤を注入する注入弁は、汚
    泥反応槽の汚泥検出器からの信号に基づき開度制御され
    ることを特徴とする請求項5,6または7記載の汚泥検
    出器を備えた汚泥処理装置。
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