JP3600082B2 - 遠心濾過濃縮装置 - Google Patents

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  • Centrifugal Separators (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、汚泥などの被濃縮液(原液)を遠心濾過により濃縮液と分離液とに固液分離する遠心濾過濃縮装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図9は従来の遠心濾過濃縮装置を示す断面図であり、同図において、1は固液分離後の濾液および濃縮液を回収する容器からなる装置本体である。この装置本体1は濾液室2と濃縮液室3を有しており、濾液室2はその底部に濾液排出口2aを有し、濃縮液室3はその底部に濃縮液排出口3aを有している。
【0003】
4は装置本体1内に回転自在に配置された有底逆円錐状の回転バスケットであり、この回転バスケット4は多孔板からなっていることにより多数の排水孔4aを有している。5は回転バスケット4の内周面に張設された濾布、6は原液供給ポンプ(図示せず)から回転バスケット4内の底部に向かって原液(汚泥)を供給するための原液供給管、7は回転バスケット4を回転駆動する駆動モータである。この駆動モータ7の駆動力は回転バスケット4の回転数を手動で調整するための回転数調整ハンドル8を備えた変速機9、プーリ10,11間に張設された無端ベルト12を介して回転バスケット4の回転軸13に伝えられる。
【0004】
14は一端が洗浄水を供給する洗浄水ポンプ(図示せず)に接続し、かつ、他端が回転バスケット4の上部開口から内周面に沿って下降して当該底部近傍に達する洗浄水管であり、15は洗浄水管14にその長さ方向に沿って配置され、かつ、濾布5に向けて洗浄水を高圧で噴射する複数の洗浄ノズルである。これらの洗浄ノズル15は図10に示すように濾布5の内周面に対してほぼ直角方向から洗浄水を噴射できるように突出して設けられている。上記洗浄水ポンプ(図示せず)と洗浄水管14と洗浄ノズル15とは上述の遠心濾過濃縮装置における洗浄手段を構成している。
【0005】
次に動作を説明する。
まず、回転バスケット4を駆動モータ7により高速回転させる。この高速回転状態の回転バスケット4内の底部に、原液供給ポンプ(図示せず)から原液供給管6を介して原液を供給する。原液は回転バスケット4の遠心力の作用により濾布5の内周面を上昇しながら、濾布5および回転バスケット4の排水孔4aを通過する濾液と、上記濾布5で捕捉された濃縮液(高濃度汚泥)とに固液分離される。上記濾液は濾液室2内に流入したのち濾液排出口2aから排出されると共に、上記濃縮液は回転バスケット4の遠心力により逆円錐状の回転バスケット4の内周面を上昇し続けて回転バスケット4の上端から濃縮液室3内に流入したのち濃縮液排出口3aから排出される。このため、回転バスケット4内に供給される前に原液に対して凝集剤を添加して固液分離を促進させてもよい。
【0006】
このような遠心濾過濃縮装置では、原液に起因する固形状の汚泥物質により濾布5に目詰まりを生じると、回転バスケット4内に供給された原液が濾過されず、そのまま濃縮液室3へ排出されてしまうため、濃縮処理に支障を来す。そこで、濾布5の目詰まりを解消するために上述の洗浄手段が設けられている。
【0007】
実際の運転では、時間経過と共に徐々に濾布5が目詰まりし、濃縮処理効果が悪化するため、定期的に洗浄ノズル15から高圧洗浄水を濾布5に向けて噴射して目詰まりを解消していた。このような洗浄工程は予め設定された可変タイマーで開始し、一定時間洗浄したら終了するように実行されている。通常は、一定時間ごとに、濃縮工程と洗浄工程とを交互に繰り返して行っている。なお、洗浄工程では、原液の供給を停止し、回転バスケット4を回転させたままで行っているが、回転バスケット4の回転数が手動調整であるため、洗浄工程中もわざわざ回転数を変更せずに、濃縮工程時の回転数で回転バスケット4を回転させている。
【0008】
図11は従来の遠心濾過濃縮装置の運転状況等を示すタイムチャートである。同図に示すように、回転バスケットの回転数は手動調整のため一定とされ、T時間の濃縮工程とT時間の洗浄工程とが交互に繰り返され、洗浄装置が作動するときは原液の供給は停止される。
【0009】
このような従来の遠心濾過濃縮装置では、次のような問題点があった。
(1)従来の遠心濾過濃縮装置による洗浄工程は濾布5の目詰まりの状況に拘らず、定期的に行うこととしているので、濾布5の目詰まりが激しい場合には処理効果がすぐに悪化してしまい、逆にあまり目詰まりしていない場合には不要な洗浄を行うこととなり、処理効率が悪化してしまうという問題点があった。
【0010】
(2)従来の遠心濾過濃縮装置による洗浄工程では、濾布5に対する洗浄が十分に行われなくても、タイマー設定により自動的に洗浄を終了して次の濃縮工程に入ってしまうため、処理効率が改善されないという問題点があった。
【0011】
(3)従来の遠心濾過濃縮装置では、上記(2)の目詰まりを完全に解消しないまま濃縮工程を行うと、目詰まりが濾布5の内周面に偏在した場合に回転バスケット4にブレが発生し、その結果、遠心濾過濃縮機に振動等の不調が生じて故障の原因となるという問題点があった。
【0012】
(4)従来の遠心濾過濃縮装置による洗浄工程では、上記(2)で濾布5自体が目詰まりしていないのに強制的に洗浄すると、洗浄水供給ポンプの電力や洗浄水などが余計に使われてしまい、不経済であるという問題点があった。
【0013】
(5)従来の遠心濾過濃縮装置では、回転バスケット4の回転数の調整を手動の回転数調整ハンドル8で行っているため、定期的に繰り返し行われる洗浄工程での回転バスケット4の回転数を調整するのが容易ではなく、濃縮工程と同じ回転数で濾布5を洗浄すると濾布5に強い遠心力が作用し、この強い遠心力で濾布5の内周面に押し付けられる夾雑物(異物)や固形状の汚泥物質等の目詰まりを濾布5の内側から噴射する洗浄水で除去しようとしても困難を極め、洗浄効果が上がらないという問題点があった。
【0014】
(6)従来の遠心濾過濃縮装置による洗浄工程では、単に定期的に洗浄を繰り返すだけであったので、洗浄時間を延長させたり、洗浄水圧力を高くすることで対応していたが、洗浄が十分であったのか把握できず、実際の洗浄効果を確認できないという問題点があった。
【0015】
(7)従来の遠心濾過濃縮装置による洗浄工程では、その洗浄中は原液の供給が停止されることから濃縮処理が行われないため、あまり目詰まりしていない場合に強制的に洗浄を行うと、全体の運転時間が延びてしまい、不経済であるという問題点があった。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、不要な洗浄をなくし、より効率よく高濃度の濃縮液を得るため、濾布の汚れや目詰まりの発生を的確に検知してタイミング良く効率的な自動洗浄を行う遠心濾過濃縮装置を提供することを目的とする。
【0017】
また、この発明は、洗浄の効果を上げるために濾布から夾雑物(異物)や汚れが剥離し易い速度で回転バスケットを回転させながら洗浄を行う遠心濾過濃縮装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る遠心濾過濃縮装置は、複数の排水孔が設けられた円錐状の回転バスケットと、回転バスケットの内周面に張設された濾布と、回転バスケット内に原液を供給する供給ポンプと、供給ポンプの運転を制御する汚泥供給制御装置と、濾布を洗浄する洗浄ノズルに洗浄水を供給する洗浄ポンプと、洗浄ポンプの運転を制御する洗浄制御装置と、回転バスケットを回転させる駆動モータとからなる遠心濾過濃縮機において、前記回転バスケットの振動を計測する振動計測器と、前記駆動モータの回転数を制御する回転数制御装置と、振動計測器の計測信号に基づき回転数制御装置に制御信号を出力するコントローラとを備えたことを特徴とするものである。
【0019】
また、この発明に係る遠心濾過濃縮装置は、複数の排水孔が設けられた円錐状の回転バスケットと、回転バスケットの内周面に張設された濾布と、回転バスケット内に原液を供給する供給ポンプと、供給ポンプの運転を制御する汚泥供給制御装置と、濾布を洗浄する洗浄ノズルに洗浄水を供給する洗浄ポンプと、洗浄ポンプの運転を制御する洗浄制御装置と、回転バスケットを回転させる駆動モータとからなる遠心濾過濃縮機において、排出される濃縮液の汚泥濃度を計測する汚泥濃度計と、前記駆動モータの回転数を制御する回転数制御装置と、汚泥濃度計の計測信号に基づき回転数制御装置に制御信号を出力するコントローラとを備えたことを特徴とするものである。
また、この発明に係る遠心濾過濃縮装置は、コントローラは、汚泥供給制御装置および洗浄制御装置に制御信号を出力することを特徴とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による遠心濾過濃縮装置の構成を示す部分断面図であり、図2は図1に示した遠心濾過濃縮装置における振動計測手段を示す平面図であり、図3は図1に示した遠心濾過濃縮装置における洗浄装置を示す断面図である。この実施の形態1による遠心濾過濃縮装置の構成要素のうち図9および図10に示した従来の遠心濾過濃縮装置の構成要素と共通するものについては同一符号を付し、その部分の説明を省略する。
【0021】
この実施の形態1による遠心濾過濃縮装置の特徴は、濾布5の汚れを判断する指標として装置本体1の振動を計測する振動計測手段を備えている点にある。図1および図2に示すように、装置本体1の外側面には振動計測手段としての動電速度型振動検出器(以下、振動センサという)20が取付けられている。この振動センサ20は図2に示す矢印A方向および矢印A方向への振動を検出するものである。これは装置本体1および駆動モータ7が取付けられている架台の構造上、前後方向即ち矢印A方向および矢印A方向に振動が大きくなる傾向があり、通常時と異常時との差が大きく、異常を判断し易いからである。
【0022】
上記振動センサ20にはセンサケーブル21を介して警報制御器22が接続されている。この警報制御器22は、上記振動センサ20により検出された振動の振幅(検出値)と予め設定された振幅(基準値:例えば50μm〜500μmの範囲の値)とを比較し、上記検出値が設定した基準値以上になれば、濾布5の汚れや目詰まりにより異常振動が発生したとして、その時点で洗浄が必要であると判定し、上記検出値が設定した基準値以下になれば、回転バスケット4の回転が安定していることから濾布5の汚れが解消したとして、その時点で洗浄は不要であると判定する判定手段である。上記警報制御器22には信号ケーブル23を介してコントローラ24が接続され、このコントローラ24には信号ケーブル25を介して洗浄制御手段としての洗浄制御装置26が接続され、さらにケーブル27を介して洗浄ポンプ28が接続されている。コントローラ24は上記警報制御器22による洗浄の要否に関する判断に従って洗浄制御装置26を制御し、必要に応じて洗浄工程の開始に際し洗浄ポンプ28を作動させるものである。
【0023】
また、上記コントローラ24には信号ケーブル29を介して回転数制御装置30が接続されている。回転数制御装置30は回転バスケット4を回転駆動させる駆動モータ7の回転数を電気的に増減させるインバータであり、洗浄工程時においては上記コントローラ24からの制御信号により駆動モータ7の回転数を減少させ、濃縮工程時においては駆動モータ7の回転数を増加させるものである。
【0024】
さらに、上記コントローラ24には信号ケーブル31を介して汚泥供給制御装置32が接続されている。汚泥供給制御装置32は原液供給手段としての供給ポンプ33の運転を制御するものであり、洗浄工程時においては上記コントローラ24からの制御信号により供給ポンプ33を停止させ、濃縮工程時においては供給ポンプ33を運転させるものである。
【0025】
上記コントローラ24は、上記振動センサ20の計測データに基いて汚泥供給制御装置32、回転数制御装置30および洗浄制御装置26のうち、少なくとも2つ以上の制御手段に制御信号を出力し、これらを介して供給ポンプ33、洗浄ポンプ28または駆動モータ7を制御するものである。なお、この実施の形態1では上記コントローラ24により上記3つの制御装置を制御しているが、洗浄工程時に例えば駆動手段の回転数を低減させない場合は、上記コントローラ24に供給制御装置32および洗浄制御装置26の2つを制御させてもよい。
【0026】
この実施の形態1では、図3に示すように洗浄手段を構成する洗浄ノズル15の向きが水平方向とされており、これにより濾布5上の夾雑物等の汚れに対して浅い角度で洗浄水を噴射できるため、従来と比べ、濾布5上の汚れを短時間で剥離させることができる。この洗浄ノズル15の向きを水平方向にすると共に、後述する洗浄時に回転バスケット4の回転を低下させることにより、濾布5に対する洗浄効果に関して相乗的な効果を得ることができる。
【0027】
次に動作について説明する。
図4のタイムチャートおよび図5のフローチャートにおいて、濃縮運転(図5のステップS1)中に、回転バスケット4内の濾布5の内周面上に汚れが部分的に付着すると、回転バスケット4のバランスが崩れてしまい、異常振動が発生する。この異常振動は上記振動センサ20により検出される。この検出値は警報制御器22に送られ、設定値と比較され(図5のステップS2)、その設定値よりも振幅の大きい振動であれば、濾布5上には洗浄を必要とする汚れが付着していると判断され、警報信号がコントローラ24に送られる。この警報信号が図4に示すように洗浄装置起動指令Aとしてコントローラ24に入力されると、コントローラ24は原液の供給を停止させ(図5のステップS3)、インバータ30を制御して回転数Nで回転している駆動モータ7の回転数を所定値N(N>N)まで減少させ(図5のステップS4)、洗浄制御装置26を制御して洗浄ポンプ28を起動させる(図5のステップS5)。これらステップS3〜ステップS5は同時に実施してもよい。遅くとも洗浄ポンプ28が起動した時点で洗浄時間タイマーを作動させる(図5のステップS6)。洗浄を所定の洗浄時間Tだけ保持した(図5のステップS7)後、洗浄装置を停止させ(図5のステップS8)、回転バスケット4の回転数をNからN(N>N)まで増加させ(図5のステップS9)、原液の供給を再開させる(図5のステップS10)。これらステップS8〜ステップS10は同時に実施してもよい。次に、供給されるべき原液が残っている場合(図5のステップS11)には、ステップS2に戻り、その時点で回転バスケット4の回転に大きな振動が検知された場合には、再度上記ステップS3〜ステップS11を実行するが、原液が残っていない場合(図5のステップS11)には一連の濃縮処理を終了する。
【0028】
以上のように、この実施の形態1によれば、濾布5の汚れの指標として装置本体1の基準値以上の振動を検知したときに、回転バスケット4の回転数を減少させ、原液供給を停止し、洗浄装置を起動させるようにしたので、タイミング良く濾布5の汚れを除去することができる。従って、従来の遠心濾過濃縮装置で問題とされた不要な洗浄を確実になくすことができ、また濾布5の汚れや目詰まりを的確に洗浄して効率よく濃縮処理を行うことができる。
【0029】
また、この実施の形態1によれば、濾布5の汚れを剥離し易い速度まで回転バスケット4の回転数を減少させた上で洗浄するようにしたので、その洗浄効果を格段に上げることができる。
【0030】
さらに、この実施の形態1によれば、濾布5の汚れに起因する回転バスケット4の異常振動を検知した時点で回転バスケット4の回転数を低減させるようにしたので、異常振動による回転機構への損傷の発生を抑制することができ、これにより機器の寿命を延ばすことができる。
【0031】
実施の形態2.
図6はこの発明の実施の形態2による遠心濾過濃縮装置における濁度測定検出器を示す断面図であり、図7はこの発明の実施の形態2による遠心濾過濃縮装置における洗浄装置を示す平面図である。この実施の形態2による遠心濾過濃縮装置の構成要素のうち、図1に示した上記実施の形態1による遠心濾過濃縮装置の構成要素と共通するものについては同一符号を付し、その部分の説明を省略する。
【0032】
この実施の形態2の特徴は、上記実施の形態1と異なり、濾布5の汚れの指標として濃縮液の汚泥濃度を計測する濁度測定検出器(以下、濁度センサという)34を設けた点にある。この濁度センサ34はその先端のプローブが図6に示すように濃縮液配管35内を流れる濃縮液中に浸漬するように配置されるが、この位置は濃縮液配管35の他に、濃縮液測定槽(図示せず)を設け、その内部に配置してもよい。また、測定ポイントは1つに限らず、複数箇所とした方が濃縮液の正確な汚泥濃度を検知する上で好ましい。上記濁度センサ34としては、通常の濁度計などを好適に用いることができるが、これに限定されるものではない。上記濁度計は濃縮液の濁りの度合を測る装置であり、光が濃縮液中の汚泥粒子により反射、散乱する性質を利用して、濃縮液での光の減衰量を測定するものである。
【0033】
上記濁度センサ34にはセンサケーブル36を介して濁度測定変換器37が接続されている。この濁度測定変換器37は濁度センサ34により検出された濁度(検出値)と予め設定されていた基準値とを比較し、上記検出値が設定した基準値以下になった場合は濾布5に目詰まりが発生し濃縮処理に支障をきたしているとして、その時点で洗浄が必要であると判定し、上記検出値が設定した基準値以上になった場合には濾布5の汚れや目詰まりが解消したとして、その時点で洗浄は不要であると判定する判定手段である。この濁度測定変換器34には図1に示した洗浄制御装置26および回転数制御装置30にそれぞれ制御信号を出力するコントローラ24が接続されている。
【0034】
この実施の形態2では、図7に示すように洗浄手段を構成する洗浄ノズル15の向きが回転バスケット4の回転方向と逆方向とされており、これにより濾布5上の夾雑物等の汚れに対する洗浄水の衝撃力が増し、汚れをより早く確実に剥離することができる。この洗浄ノズル15の向きは、後述する洗浄時の回転バスケット4の低回転数と同時実施することで、濾布5に対する洗浄効果に関して相乗的な効果を得ることができる。
【0035】
次に動作について説明する。
図4のタイムチャートおよび図5のフローチャートを利用して、この実施の形態2による遠心濾過濃縮装置の動作を説明する。濃縮運転(図5のステップS1)中に、濁度センサ31の検出値が基準値未満となれば(図5のステップS2に相当)、濾布5が目詰まりを起こした結果、固液分離が十分に促進されず、濃縮液中の汚泥濃度が上昇しないことを示している。この場合には、必要な洗浄工程を行うため、図5のステップS3〜ステップS10を実行する。この場合、ステップS3〜ステップS5とステップS8〜ステップS10とはそれぞれ同時に実施してもよい。即ち、この実施の形態2では、洗浄装置起動指令Aとしての警報信号をコントローラ24に出力するためのトリガーとして濃縮液の濁度を利用している。次に、供給されるべき原液が残っている場合(図5のステップS11)には、ステップS2に戻り、その時点で濃縮液の濁度の検出値が未だ基準値未満であれば、再度上記ステップS3〜ステップS11を実行するが、原液が残っていない場合(図5のステップS11)には上記実施の形態1と同様に一連の濃縮処理を終了する。
【0036】
以上のように、この実施の形態2では、濾布5の汚れの指標として濃縮液の濁度が基準値未満であることを検知したときに、上記実施の形態1と同様に、原液供給を停止し、回転バスケット4の回転数を減少させ、洗浄装置を起動させるようにしたので、タイミング良く濾布5の汚れを除去することができる。従って、従来の遠心濾過濃縮装置で問題とされた不要な洗浄を確実になくすことができ、濾布5の目詰まりのために起こり得る汚泥の不十分な濃縮を防ぐこともできる。
【0037】
また、この実施の形態2によれば、上記実施の形態1と同様に、濾布5の汚れを剥離し易い速度まで回転バスケット4の回転数を減少させた上で洗浄するようにしたので、濾布5の汚れに対する洗浄水の衝撃力が増すことから、その洗浄効果を格段に上げることができる。
【0038】
なお、この実施の形態2では、濃縮液の汚泥濃度を計測したが、濃縮分離液(濾液)を計測してもよい。目詰まり等により濃縮処理が十分に行われなくなると、濾液の汚泥濃度が上昇するため、これを検知して洗浄を行ってもよい。
【0039】
また、この実施の形態2では、濾布5の汚れの指標として濃縮液の濁度のみを利用したが、上記実施の形態1における装置本体1の基準以上の振動を組み合わせることで、洗浄の要否に関する判断をさらに確度高く行うことができる。
【0040】
また、この実施の形態2では、濾布5の汚れの指標として濃縮液の濁度を利用したが、濃縮液濃度の上昇に伴い粘度が上昇し、濃縮液濃度の低下に伴い粘度が下降するという関係から、濃縮液の粘度を濾布5の汚れの指標として利用してもよい。この場合には、濃縮液の粘性を測定する粘度センサ(図示せず)は濃縮液測定槽内に設置することができる。即ち、濾布5の汚れの指標として濃縮液の濁度または粘度を利用するのは、いずれの場合においても、濃縮液中に種々の物質が含まれており、濃縮液の濃度そのものを直接測定することが困難であるという理由によるものであり、その意味で濁度計または粘度計は濃縮液の濃度計測手段またその少なくとも一部を構成するものである。
【0041】
実施の形態3.
図8はこの発明の実施の形態3による遠心濾過濃縮装置の運転状況等を示すタイムチャートである。なお、この実施の形態3による遠心濾過濃縮装置の構成要素のうち、上記実施の形態1および実施の形態2による遠心濾過濃縮装置の構成要素と共通するものについては同一符号を付し、その部分の説明を省略する。
【0042】
この実施の形態3の特徴は、洗浄時に回転バスケット4の回転数をインバータ30により減少させていた上記実施の形態1および実施の形態2に加え、さらに洗浄時の回転バスケット4の回転方向を一定時間ごとに変えるように制御する点にある。
【0043】
次に動作について説明する。
洗浄を開始するまでのステップ(図5のステップS1〜ステップS5)と洗浄を終了するステップ(図5のステップS8〜ステップS11)は、基本的に上記実施の形態1または実施の形態2と同様である。即ち、例えば振動センサ20または濁度センサ34による振動または濁度に基いて警報制御器22からの警報信号が洗浄装置起動指令Aとしてコントローラ24に入力されると、コントローラ24は原液の供給を停止させ(図5のステップS3)、インバータ30を制御して回転数Nで回転している駆動モータ7の回転数を所定値N(N>N)まで減少させ(図5のステップS4)、洗浄制御装置26を制御して洗浄ポンプ28を起動させる(図5のステップS5)。
【0044】
図8に示すように、洗浄工程は、その開始と同時にタイマが作動し、上記コントローラ24は一定時間(T)ごとにインバータ30を制御して回転方向を正転,逆転,正転,逆転を複数回、繰り返して行う。ここで、正転とは濃縮工程における回転バスケット4の回転方向をいい、逆転とは文字通り上記正転の反対回りをいう。図8におけるN,Nは回転数の絶対値を示し、両者はN>Nの関係を有している。なお、上記洗浄工程から濃縮工程への移行時の判断には、例えば濾布5の汚れの指標として計測される異常振動、濁度または粘度等のパラメータを有効に利用することができるので、洗浄効果を実際に確認してから濃縮工程に移行することができる。
【0045】
以上のように、この実施の形態3では、上記実施の形態1または実施の形態2における効果の他に、洗浄時に回転バスケット4の回転方向を一定時間ごとに反転させるように制御したことにより、より低回転で濾布に対して洗浄することができ、さらに逆回転時には、濾布5の汚れに対して更なる衝撃力を与えることができるので、ノズルの設置方向に拘らず、濾布5の汚れを確実に除去することができるので、洗浄効果を格段に上げることができる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、濾布の汚れの指標として装置本体の異常振動または濃縮液の濁度または粘度を検知したときに、原液供給を停止し、回転バスケットの回転数を減少させ、洗浄装置を起動させるようにしたので、タイミング良く濾布の汚れを効率的に除去することができる。従って、従来の遠心濾過濃縮装置で問題とされた不要な洗浄を確実になくすことができ、また濾布の汚れや目詰まりを的確に洗浄して効率よく濃縮処理を行うことができる。
【0047】
この発明によれば、濾布の汚れを剥離し易い速度まで回転バスケットの回転数を減少させた上で洗浄するようにしたので、濾布の汚れに対する洗浄水の衝撃力を増すことができるため、洗浄効果を格段に向上させることができ、これにより洗浄水、電力の浪費を抑制でき、全体の運転時間をも短縮することができる。
【0048】
この発明によれば、濾布の汚れに起因する回転バスケットの異常振動を検知した時点で回転バスケットの回転数を低減させるようにしたので、異常振動による回転機構への損傷の発生を抑制することができ、これにより機器の寿命を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による遠心濾過濃縮装置の構成を示す部分断面図である。
【図2】図1に示した遠心濾過濃縮装置における振動計測手段を示す平面図である。
【図3】図1に示した遠心濾過濃縮装置における洗浄装置を示す断面図である。
【図4】図1および図3に示した遠心濾過濃縮装置の運転状況等を示すタイムチャートである。
【図5】図1および図3に示した遠心濾過濃縮装置の運転状況等を示すフローチャートである。
【図6】この発明の実施の形態2による遠心濾過濃縮装置における濃度計測手段としての濁度測定検出器を示す断面図である。
【図7】この発明の実施の形態2による遠心濾過濃縮装置における洗浄装置を示す平面図である。
【図8】この発明の実施の形態3による遠心濾過濃縮装置の運転状況等を示すタイムチャートである。
【図9】従来の遠心濾過濃縮装置を示す部分断面図である。
【図10】図9に示した遠心濾過濃縮装置における洗浄装置を示す断面図である。
【図11】図9および図10に示した遠心濾過濃縮装置の運転状況等を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 装置本体
2 濾液室
2a 濾液排出口
3 濃縮液室
3a 濃縮液排出口
4 回転バスケット
4a 排水孔
5 濾布
6 原液供給管
7 駆動モータ
8 回転数調整ハンドル
9 変速機
10,11 プーリ
12 無端ベルト
13 回転軸
14 洗浄水管
15 洗浄ノズル
20 振動センサ(振動計測手段)
21 センサケーブル
22 警報制御器
23,25,29 信号ケーブル
24 コントローラ
26 洗浄制御装置(洗浄制御手段)
27 ケーブル
28 洗浄ポンプ(洗浄手段)
30 回転数制御装置(回転数制御手段)
31 信号ケーブル
32 汚泥供給制御装置(供給制御手段)
33 供給ポンプ(原液供給手段)
34 濁度センサ(濃度計測手段)
35 濃縮液配管
36 センサケーブル
37 濁度測定変換器

Claims (3)

  1. 複数の排水孔が設けられた円錐状の回転バスケットと、
    回転バスケットの内周面に張設された濾布と、
    回転バスケット内に原液を供給する供給ポンプと、
    供給ポンプの運転を制御する汚泥供給制御装置と、
    濾布を洗浄する洗浄ノズルに洗浄水を供給する洗浄ポンプと、
    洗浄ポンプの運転を制御する洗浄制御装置と、
    回転バスケットを回転させる駆動モータと
    からなる遠心濾過濃縮機において、
    前記回転バスケットの振動を計測する振動計測器と、
    前記駆動モータの回転数を制御する回転数制御装置と、
    振動計測器の計測信号に基づき回転数制御装置に制御信号を出力するコントローラと
    を備えたことを特徴とする遠心濾過濃縮装置。
  2. 複数の排水孔が設けられた円錐状の回転バスケットと、
    回転バスケットの内周面に張設された濾布と、
    回転バスケット内に原液を供給する供給ポンプと、
    供給ポンプの運転を制御する汚泥供給制御装置と、
    濾布を洗浄する洗浄ノズルに洗浄水を供給する洗浄ポンプと、
    洗浄ポンプの運転を制御する洗浄制御装置と、
    回転バスケットを回転させる駆動モータと
    からなる遠心濾過濃縮機において、
    排出される濃縮液の汚泥濃度を計測する汚泥濃度計と、
    前記駆動モータの回転数を制御する回転数制御装置と、
    汚泥濃度計の計測信号に基づき回転数制御装置に制御信号を出力するコントローラと
    を備えたことを特徴とする遠心濾過濃縮装置。
  3. コントローラは、
    汚泥供給制御装置および洗浄制御装置に制御信号を出力することを特徴とする請求項1または2に記載の遠心濾過濃縮装置。
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