JP2006192343A - 洗壜機用濾過装置の運転方法及び洗壜機用濾過装置 - Google Patents
洗壜機用濾過装置の運転方法及び洗壜機用濾過装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006192343A JP2006192343A JP2005004993A JP2005004993A JP2006192343A JP 2006192343 A JP2006192343 A JP 2006192343A JP 2005004993 A JP2005004993 A JP 2005004993A JP 2005004993 A JP2005004993 A JP 2005004993A JP 2006192343 A JP2006192343 A JP 2006192343A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating drum
- washing
- liquid
- separation tank
- wire mesh
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
【解決手段】 洗壜機の洗浄槽に連通する分離槽を設け、この中に側面に筒状の金網を備えた回転ドラムを軸を水平にし、上部を洗浄液面の上に出して回転自在に支持し、洗浄液を前記分離槽側から前記回転ドラムの金網を通して内側に流し、該回転ドラムの内側の液をポンプにより前記洗浄槽に戻して循環させ、前記回転ドラムの金網の外周面に捕捉されたラベル等の滓を空中に持上げて空気で吹飛ばし排出シュートを介して外部に取出す方式の濾過装置において、前記分離槽及び回転ドラム内部の洗浄液の液位差による差圧ΔPを求め、この差圧ΔPに基づき所定のプログラムに従って前記回転ドラムの回転速度を制御する洗壜機用濾過装置の運転方法。
【選択図】 図1
Description
図2において、1は洗壜機の複数の洗浄槽の下流側の一つ、2はこの洗浄槽1を形成する機枠の側壁、3は側壁2に沿って外側に固設された分離槽であり、分離槽3は機枠の側壁2に設けた開口部2aによって洗浄槽1と連通している。分離槽3内にはモータ7によって回転駆動される回転ドラム4が回転軸を水平にして、上部が分離槽3の洗浄液6の液面より上方に出るように設けられている。
回転ドラム4の内部には開口している端部を通って分離槽3の側壁から空気配管11が挿入され、回転ドラム4の軸に沿って配設されている。この空気配管11には多数のノズル11aが回転ドラム4の金網5を隔てて滓排出シュート10の開口部に対向するように設けられている。
壜に貼られたラベルや付着した汚れは、図示しない方法によって壜から分離され、洗浄槽1の洗浄液6の中に混じって浮遊している。
洗浄槽1及びこれと連通する分離槽3内にはこのラベル等の滓を含む汚れた洗浄液6aが所定の水位まで満たされており、一方、回転ドラム4の内側の濾過された洗浄液6bはポンプ9によって汲出されて液面の水位が下がっている。
分離槽3内の洗浄液6はこの差圧ΔPに押されて回転ドラム4の金網5の細かい網目を通過して回転ドラム4の中に流れ込む。このとき、洗浄液6aに含まれるラベル等の滓は金網5に捕捉され、金網5の表面に留まる。金網5の表面に留まったラベル等の滓は、重なり合って一種の濾材を形成して更に細かい滓の捕捉を行うことになる。
洗壜機の稼動開始時や稼働終了後に暫時続けられる滓の除去運転時には、洗浄液6中に浮遊するラベル等の滓は少なく、従って金網5に捕捉される滓も少なくなるので、金網5を通る流路抵抗が小さくなり、回転ドラム4の内外の液位差ΔHも小さくなる。
すなわち、回転ドラムの回転が減速されると、金網が洗浄液中に浸かっている時間が長くなるので、金網に捕捉されるラベル等の滓の量が増え、それが濾材となって細かい滓の捕捉に役立つと共に流路抵抗を増し、差圧ΔPを増やして滓の捕捉力を強め、一旦捕捉した滓の離脱を防いで、確実に外部に排出することができる。従って、ラベル等の滓が洗浄液中に長時間滞留することがなくなり、該滓がアルカリにより細分化されて時間の経過に伴い洗浄液をヘドロ化するという懸念を解消し、壜の洗浄品質を安定的に確保することができる。
図1は濾過装置の要部の概要を示す断面図であり、図2に示す従来例のものと同一の部材には同一の符号を付してある。
分離槽3内にはサーボモータ24によって回転駆動される回転ドラム4が回転軸を水平にして、上部が分離槽3の洗浄液6の液面より上方に出るように設けられている。
なお、サーボモータ24は、回転ドラム4を可変速駆動できるものであればよく、例えばインバータ駆動の誘導モータに置き換えることができる。
回転ドラム4の内部にはその開口端を通して分離槽3の側壁から空気配管11が挿入され、回転ドラム4の軸に沿って配設されている。この空気配管11には多数のノズル11aが回転ドラム4の金網5を隔てて滓排出シュート10の開口部に対向するように設けられている。
図1中におけるL1は洗浄槽1の上流の複数の洗浄槽に設けられた溢流堰で決る最高液位であり、洗浄槽1及びこれと連通する分離槽3の液位L2は、通常L1より低い液位となっていて、洗壜機の稼働開始時や終了時には液位L2は比較的大きく変動する。
金網5の外面に捕捉されたラベル等の滓は重なって一種の濾材を形成し、通常金網5の孔を通る細かい滓の捕捉を行うと共に、流路抵抗を増やして液位差ΔHを大きくする。
3 分離槽
4 回転ドラム
5 金網
6 洗浄液
9 ポンプ
20、21 液位測定用管
22、23 水位センサ
24 サーボモータ
25 制御装置
Claims (6)
- 洗壜機の洗浄槽に連通する分離槽を設け、この中に側面に筒状の金網を備えた回転ドラムを軸を水平にし、上部を洗浄液面の上に出して回転自在に支持し、洗浄液を前記分離槽側から前記回転ドラムの金網を通して内側に流し、該回転ドラムの内側の液をポンプにより前記洗浄槽に戻して循環させ、前記回転ドラムの金網の外周面に捕捉されたラベル等の滓を空中に持上げて空気で吹飛ばし排出シュートを介して外部に取出す方式の濾過装置において、前記分離槽及び回転ドラム内部の洗浄液の液位差による差圧ΔPを求め、この差圧ΔPに基づき所定のプログラムに従って前記回転ドラムの回転速度を制御することを特徴とする洗壜機用濾過装置の運転方法。
- 前記回転ドラムの回転速度を前記差圧ΔPが大きいときには速く、小さいときには遅くなるよう変化させることを特徴とする請求項1に記載の洗壜機用濾過装置の運転方法。
- 前記差圧ΔPを、前記分離槽及び回転ドラム内部の洗浄液の液位をそれぞれ計測し、該計測データに基づいて算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の洗壜機用濾過装置の運転方法。
- 前記差圧ΔPを、前記分離槽及び回転ドラム内部の洗浄液の両液面の水頭圧を計測して直接検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の洗壜機用濾過装置の運転方法。
- 洗壜機の洗浄槽に連通する分離槽を設け、この中に側面に筒状の金網を備えた回転ドラムを軸を水平にし、上部を洗浄液面の上に出して回転自在に支持し、洗浄液を前記分離槽側から前記回転ドラムの金網を通して内側に流し、該回転ドラムの内側の液をポンプにより前記洗浄槽に戻して循環させ、前記回転ドラムの金網の外周面に捕捉されたラベル等の滓を空中に持上げて空気で吹飛ばし排出シュートを介して外部に取出す方式の濾過装置において、前記分離槽及び回転ドラム内部の洗浄液の液位をそれぞれ計測する液位計測手段と、前記回転ドラムを駆動する可変速型駆動手段と、洗壜機の稼働中に、前記液位計測手段により計測された液位計測データに基づいて前記液位間の差圧ΔPを算出し、この差圧ΔPに基づき所定のプログラムに従って前記可変速型駆動手段を制御し、前記回転ドラムの回転速度を変化させる制御装置とを備えたことを特徴とする洗壜機用濾過装置。
- 洗壜機の洗浄槽に連通する分離槽を設け、この中に側面に筒状の金網を備えた回転ドラムを軸を水平にし、上部を洗浄液面の上に出して回転自在に支持し、洗浄液を前記分離槽側から前記回転ドラムの金網を通して内側に流し、該回転ドラムの内側の液をポンプにより前記洗浄槽に戻して循環させ、前記回転ドラムの金網の外周面に捕捉されたラベル等の滓を空中に持上げて空気で吹飛ばし排出シュートを介して外部に取出す方式の濾過装置において、前記分離槽及び回転ドラム内部の洗浄液の両液面の水頭圧を計測できる差圧計と、前記回転ドラムを可変速で駆動する可変速型駆動手段と、洗壜機の稼働中に、前記差圧計により検出された前記洗浄液の液位間の差圧ΔPに基づき所定のプログラムに従って前記可変速型駆動手段を制御し、前記回転ドラムの回転速度を変化させる制御装置とを備えたことを特徴とする洗壜機用濾過装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005004993A JP2006192343A (ja) | 2005-01-12 | 2005-01-12 | 洗壜機用濾過装置の運転方法及び洗壜機用濾過装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005004993A JP2006192343A (ja) | 2005-01-12 | 2005-01-12 | 洗壜機用濾過装置の運転方法及び洗壜機用濾過装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006192343A true JP2006192343A (ja) | 2006-07-27 |
Family
ID=36798822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005004993A Pending JP2006192343A (ja) | 2005-01-12 | 2005-01-12 | 洗壜機用濾過装置の運転方法及び洗壜機用濾過装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006192343A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103394256A (zh) * | 2013-07-24 | 2013-11-20 | 浙江长兴巨宏环保设备有限公司 | 一种采用喷淋装置的超离心除尘器 |
JP2018178700A (ja) * | 2017-04-12 | 2018-11-15 | 三起鉄工株式会社 | ディスクスクリーン装置の運転方法 |
CN112996582A (zh) * | 2018-11-06 | 2021-06-18 | Bhs桑托芬有限公司 | 旋转压滤机模块 |
CN114984654A (zh) * | 2022-06-11 | 2022-09-02 | 绍兴康利德机械有限公司 | 一种智能过滤装置及其控制方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5130707B2 (ja) * | 1971-08-12 | 1976-09-02 | ||
JPS59196710A (ja) * | 1983-04-22 | 1984-11-08 | Kirin Brewery Co Ltd | ラベル粕混入液処理装置 |
JPS6012571Y2 (ja) * | 1982-11-08 | 1985-04-23 | 澁谷工業株式会社 | 濾過装置 |
JPH06142420A (ja) * | 1992-11-11 | 1994-05-24 | Toray Ind Inc | 固液分離システム |
JPH10277323A (ja) * | 1997-04-08 | 1998-10-20 | Toyota Motor Corp | フィルタ装置 |
-
2005
- 2005-01-12 JP JP2005004993A patent/JP2006192343A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5130707B2 (ja) * | 1971-08-12 | 1976-09-02 | ||
JPS6012571Y2 (ja) * | 1982-11-08 | 1985-04-23 | 澁谷工業株式会社 | 濾過装置 |
JPS59196710A (ja) * | 1983-04-22 | 1984-11-08 | Kirin Brewery Co Ltd | ラベル粕混入液処理装置 |
JPH06142420A (ja) * | 1992-11-11 | 1994-05-24 | Toray Ind Inc | 固液分離システム |
JPH10277323A (ja) * | 1997-04-08 | 1998-10-20 | Toyota Motor Corp | フィルタ装置 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103394256A (zh) * | 2013-07-24 | 2013-11-20 | 浙江长兴巨宏环保设备有限公司 | 一种采用喷淋装置的超离心除尘器 |
JP2018178700A (ja) * | 2017-04-12 | 2018-11-15 | 三起鉄工株式会社 | ディスクスクリーン装置の運転方法 |
CN112996582A (zh) * | 2018-11-06 | 2021-06-18 | Bhs桑托芬有限公司 | 旋转压滤机模块 |
CN112996582B (zh) * | 2018-11-06 | 2022-04-26 | Bhs桑托芬有限公司 | 旋转压滤机模块 |
CN114984654A (zh) * | 2022-06-11 | 2022-09-02 | 绍兴康利德机械有限公司 | 一种智能过滤装置及其控制方法 |
CN114984654B (zh) * | 2022-06-11 | 2024-05-17 | 绍兴康利德机械有限公司 | 一种智能过滤装置及其控制方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6266538B2 (ja) | ロータリ・フィルタのプレコート層を除去するための方法 | |
JP4204567B2 (ja) | 洗濯機 | |
US5372711A (en) | Two stage system for skimming floating particles | |
US6090298A (en) | Method and apparatus for cleaning filter material in a filter apparatus utilizing a suction generating assembly | |
JPH07204419A (ja) | 液体から固体粒子をろ過および逆洗する方法と装置 | |
US5362401A (en) | Method and apparatus for cleaning a filter apparatus | |
JP2006192343A (ja) | 洗壜機用濾過装置の運転方法及び洗壜機用濾過装置 | |
JP2010069390A (ja) | ベルト型濃縮機の運転制御方法 | |
CN103157324A (zh) | 用于处理清洁剂溶液的系统及管理该系统的运行的方法 | |
JP2010162613A (ja) | チップ処理装置およびチップ処理方法 | |
SE525213C2 (sv) | Förfarande och anordning för kontinuerlig filtrering av partiklar ur en vätska | |
JP2009273544A (ja) | 洗濯機 | |
JP5116445B2 (ja) | 塗装前処理液用濾過装置、及び塗装前処理システム | |
JPH0975613A (ja) | 竪型ドラムスクリーン | |
JP3939271B2 (ja) | 洗濯機の給水制御装置及び方法 | |
JP7002109B2 (ja) | 異物除去装置および古紙再生処理装置 | |
KR100471638B1 (ko) | 섬유 가공기용 진공탈수장치 | |
JP4641652B2 (ja) | 洗浄液、圧延油の清浄化方法及び装置 | |
JPH07313138A (ja) | 生物学的反応器用床高検知装置 | |
JP4454179B2 (ja) | 横流型移動床式ろ過装置 | |
JPH10277323A (ja) | フィルタ装置 | |
KR100868499B1 (ko) | 강판 탈지 설비의 연마유와 스와프 분리 장치 | |
JP3785335B2 (ja) | 回転式単室型濾過機及びその洗浄方法 | |
JP2008093552A (ja) | 移床式ろ過装置 | |
JP2000325709A (ja) | 放電加工装置用のフィルタの洗浄装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071217 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20090428 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20090428 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090810 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090818 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091008 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20101130 |