JP2841154B2 - 台間玉貸し機の不良硬貨返却装置 - Google Patents
台間玉貸し機の不良硬貨返却装置Info
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- JP2841154B2 JP2841154B2 JP15541293A JP15541293A JP2841154B2 JP 2841154 B2 JP2841154 B2 JP 2841154B2 JP 15541293 A JP15541293 A JP 15541293A JP 15541293 A JP15541293 A JP 15541293A JP 2841154 B2 JP2841154 B2 JP 2841154B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、硬貨投入口より投入さ
れて不良と判定された硬貨を玉貸しケースより返却でき
るようにした台間玉貸し機の不良硬貨返却装置に関す
る。
れて不良と判定された硬貨を玉貸しケースより返却でき
るようにした台間玉貸し機の不良硬貨返却装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の台間玉貸し機は、内部に硬貨と紙
幣を検定する機能を有しており、複雑な構造になってい
た。
幣を検定する機能を有しており、複雑な構造になってい
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】したがって、検定部あ
るいは硬貨通路での不良の際は、複雑な構造の全体の分
解して不良ヶ所を見きわめなければならず、その作業は
困難でしかも時間と手間がかかってしまう、といった不
具合を呈していた。
るいは硬貨通路での不良の際は、複雑な構造の全体の分
解して不良ヶ所を見きわめなければならず、その作業は
困難でしかも時間と手間がかかってしまう、といった不
具合を呈していた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、そのような不
具合を解決し、硬貨の詰まりが無くてメンテナンスも容
易に行なえるよう提供するものであり、そのため、パチ
ンコ台（１）の横側方に立設した幅狭の収容ケース
（４）には前面に玉取出し部（９）を有する幅狭の玉貸
しケース（１０）を前方から出し入れ可能に装着して構
成する台間玉貸し機において、前記パチンコ台（１）上
方の支持板（１３）の上方にパチンコ島Ａの両端側に延
長する紙幣及び硬貨搬送装置（１４）及び硬貨識別機、
紙幣識別機を配備し、前記支持板（１３）の前面には硬
貨投入口（１５）及び紙幣投入口（１６）を有する幕板
（１７）を取外し可能に張設し、前記硬貨投入口（１
５）から投入されて前記硬貨識別機の検定部（１９）で
不良とされた硬貨が放出される硬貨供給部（３）を前記
検定部（１９）の下方より垂設して前記収容ケース
（４）の上端上方に近接させて配備するとともに、前記
検定部（１９）で良とされた硬貨を搬送コンベア（２
０）により前記硬貨搬送装置（１４）へ搬送するように
装設し、前記玉貸しケース（１０）にはその前面側の硬
貨取出し口（８）に連絡する硬貨通路（６）を内装する
とともに、該硬貨通路（６）の上端部（６ａ）を前記硬
貨供給部（３）に接近して上向きに開口するように形成
して構成したものであり、また、収容ケースの上端面の
一部は硬貨通路の上端部開口が露出可能に開放してなる
ようにしたり、硬貨通路は収容ケース内の下部側まで略
垂立状にしたり、硬貨通路の下端に連通する硬貨取出し
口は玉取出し部の下方となる玉貸しケースの前面下方位
に設けたりして構成したものである。
具合を解決し、硬貨の詰まりが無くてメンテナンスも容
易に行なえるよう提供するものであり、そのため、パチ
ンコ台（１）の横側方に立設した幅狭の収容ケース
（４）には前面に玉取出し部（９）を有する幅狭の玉貸
しケース（１０）を前方から出し入れ可能に装着して構
成する台間玉貸し機において、前記パチンコ台（１）上
方の支持板（１３）の上方にパチンコ島Ａの両端側に延
長する紙幣及び硬貨搬送装置（１４）及び硬貨識別機、
紙幣識別機を配備し、前記支持板（１３）の前面には硬
貨投入口（１５）及び紙幣投入口（１６）を有する幕板
（１７）を取外し可能に張設し、前記硬貨投入口（１
５）から投入されて前記硬貨識別機の検定部（１９）で
不良とされた硬貨が放出される硬貨供給部（３）を前記
検定部（１９）の下方より垂設して前記収容ケース
（４）の上端上方に近接させて配備するとともに、前記
検定部（１９）で良とされた硬貨を搬送コンベア（２
０）により前記硬貨搬送装置（１４）へ搬送するように
装設し、前記玉貸しケース（１０）にはその前面側の硬
貨取出し口（８）に連絡する硬貨通路（６）を内装する
とともに、該硬貨通路（６）の上端部（６ａ）を前記硬
貨供給部（３）に接近して上向きに開口するように形成
して構成したものであり、また、収容ケースの上端面の
一部は硬貨通路の上端部開口が露出可能に開放してなる
ようにしたり、硬貨通路は収容ケース内の下部側まで略
垂立状にしたり、硬貨通路の下端に連通する硬貨取出し
口は玉取出し部の下方となる玉貸しケースの前面下方位
に設けたりして構成したものである。
【０００５】
【作用】したがって、玉貸しケースの上方の検定部で不
良と判定された硬貨は、硬貨供給部から玉貸しケース内
の硬貨通路に落下して、詰まることなく流下しながら硬
貨取出し口に返却されることになり、上方の検定部が故
障した場合には、その検定部のみを点検すれば良く、玉
貸しケースも収納ケースに出し入れして各部のメンテナ
ンスは容易に行なうことができる。
良と判定された硬貨は、硬貨供給部から玉貸しケース内
の硬貨通路に落下して、詰まることなく流下しながら硬
貨取出し口に返却されることになり、上方の検定部が故
障した場合には、その検定部のみを点検すれば良く、玉
貸しケースも収納ケースに出し入れして各部のメンテナ
ンスは容易に行なうことができる。
【０００６】
【実施例】図３はパチンコ島の一部を示し、図２に示す
ように背中合わせに２台のパチンコ台１を並設して１ブ
ロックとして設備できる各ユニット支持枠を並設すると
ともに両端側に島飾り１２ａ、１２ｂを連設してパチン
コ島Ａを構成するが、各パチンコ台１の上方となるユニ
ット支持枠の支持板１３の上方には、島Ａの両端側に延
長する紙幣コンベア１４ａ及び硬貨コンベア１４ｂから
なる紙幣及び硬貨搬送装置１４や硬貨識別機、紙幣識別
機を配備するとともに、その前面には、硬貨投入口１５
や紙幣投入口１６を有する幕板１７を張設し、前記硬貨
投入口１５から投入されて前記硬貨識別機の検定部１９
で不良とされた硬貨が放出される硬貨供給部３を前記検
定部１９の下方に垂設するとともに、前記検定部１９で
良とされた硬貨は搬送コンベア２０により硬貨コンベア
１４ｂへ搬出できるように装設し、また、各パチンコ台
１の下方の天板１８の下方には腰板２３を張設して構成
する。
ように背中合わせに２台のパチンコ台１を並設して１ブ
ロックとして設備できる各ユニット支持枠を並設すると
ともに両端側に島飾り１２ａ、１２ｂを連設してパチン
コ島Ａを構成するが、各パチンコ台１の上方となるユニ
ット支持枠の支持板１３の上方には、島Ａの両端側に延
長する紙幣コンベア１４ａ及び硬貨コンベア１４ｂから
なる紙幣及び硬貨搬送装置１４や硬貨識別機、紙幣識別
機を配備するとともに、その前面には、硬貨投入口１５
や紙幣投入口１６を有する幕板１７を張設し、前記硬貨
投入口１５から投入されて前記硬貨識別機の検定部１９
で不良とされた硬貨が放出される硬貨供給部３を前記検
定部１９の下方に垂設するとともに、前記検定部１９で
良とされた硬貨は搬送コンベア２０により硬貨コンベア
１４ｂへ搬出できるように装設し、また、各パチンコ台
１の下方の天板１８の下方には腰板２３を張設して構成
する。
【０００７】各パチンコ台１の横側方となる島の内部に
は幅狭の収容ケース４を固設するが、該収容ケース４の
パチンコ台１側の横一側面は全面開放し、その上端面に
は前後方向の斜面部４ａを形成するとともに、前記硬貨
供給部３の下方位となる斜面部４ａの前面部は上方に開
放するよう切欠形成し、斜面部４ａの後面部には、パチ
ンコ玉を繰り出す蛇腹形玉供給部２の下端口金２ａを開
口させて連設し、収容ケース４の下面には前後方向に延
長する凸部４ｂを形成して構成し、また、前記収容ケー
ス４に前方から出し入れ自在に嵌装できる幅狭の玉貸し
ケース１０の上面には、前記収容ケース４の斜面部４ａ
に接合できる前後方向の斜面部１０ａを形成するととも
に、下面には、収容ケース４のレール部４ｂに嵌合でき
る前後方向の凹部１０ｂを形成し、玉貸しケース１０の
前面にはいわゆる玉壺である玉取出し部９と、その下方
位となる硬貨取出し口８を配備し、前面上部には回動係
止片１１ａを収容ケース４の側板側に係止できるロック
用錠部１１を配備し、玉貸しケース１０の内部には、玉
通路５、ボールカウンタ７、コネクタ２１、ホストリレ
ー基板２２を配備するとともに、下端が前記硬貨取出し
口８に連通して略垂立状にした硬貨通路６を配備し、該
硬貨通路６の上端部６ａは、前記収容ケース４の上端面
の開放部にのぞんで前記硬貨供給部３に接近して上向き
に開口するよう形成して構成する。
は幅狭の収容ケース４を固設するが、該収容ケース４の
パチンコ台１側の横一側面は全面開放し、その上端面に
は前後方向の斜面部４ａを形成するとともに、前記硬貨
供給部３の下方位となる斜面部４ａの前面部は上方に開
放するよう切欠形成し、斜面部４ａの後面部には、パチ
ンコ玉を繰り出す蛇腹形玉供給部２の下端口金２ａを開
口させて連設し、収容ケース４の下面には前後方向に延
長する凸部４ｂを形成して構成し、また、前記収容ケー
ス４に前方から出し入れ自在に嵌装できる幅狭の玉貸し
ケース１０の上面には、前記収容ケース４の斜面部４ａ
に接合できる前後方向の斜面部１０ａを形成するととも
に、下面には、収容ケース４のレール部４ｂに嵌合でき
る前後方向の凹部１０ｂを形成し、玉貸しケース１０の
前面にはいわゆる玉壺である玉取出し部９と、その下方
位となる硬貨取出し口８を配備し、前面上部には回動係
止片１１ａを収容ケース４の側板側に係止できるロック
用錠部１１を配備し、玉貸しケース１０の内部には、玉
通路５、ボールカウンタ７、コネクタ２１、ホストリレ
ー基板２２を配備するとともに、下端が前記硬貨取出し
口８に連通して略垂立状にした硬貨通路６を配備し、該
硬貨通路６の上端部６ａは、前記収容ケース４の上端面
の開放部にのぞんで前記硬貨供給部３に接近して上向き
に開口するよう形成して構成する。
【０００８】したがって、硬貨が硬貨投入口１５に投入
されて玉貸しを行なう際、検定部１９で不良と判定され
た硬貨は、硬貨供給部３から玉貸しケース１０内の硬貨
通路６に上端部６ａより落入して、詰まることなく流下
しながら硬貨取出し口８に返却されることになり、上方
の検定部１９が故障した場合には、幕板１７を外して検
定部１９のみを点検すれば良く、また、前方から錠部１
１を解錠して玉貸しケース１０のみを前方へ引出したり
して、各部のメンテナンスを容易に行なうことができ
る。
されて玉貸しを行なう際、検定部１９で不良と判定され
た硬貨は、硬貨供給部３から玉貸しケース１０内の硬貨
通路６に上端部６ａより落入して、詰まることなく流下
しながら硬貨取出し口８に返却されることになり、上方
の検定部１９が故障した場合には、幕板１７を外して検
定部１９のみを点検すれば良く、また、前方から錠部１
１を解錠して玉貸しケース１０のみを前方へ引出したり
して、各部のメンテナンスを容易に行なうことができ
る。
【０００９】
【発明の効果】このように、本発明は、玉貸しケース
（１０）の上方の検定部（１９）で不良とされた硬貨
は、硬貨供給部（３）から玉貸しケース（１０）内の硬
貨通路（６）に上端部（６ａ）より落入させて、詰まる
ことなく流下させながら硬貨取出し口（８）に返却する
ことができることになり、上方の検定部（１９）が故障
した場合には、その検定部（１９）のみを点検すれば良
く、玉貸しケース（１０）も収納ケース（４）に出し入
れして各部のメンテナンスは容易に行なうことができる
ことになり、コンパクト構造にして好適に実施できる特
長を有する。
（１０）の上方の検定部（１９）で不良とされた硬貨
は、硬貨供給部（３）から玉貸しケース（１０）内の硬
貨通路（６）に上端部（６ａ）より落入させて、詰まる
ことなく流下させながら硬貨取出し口（８）に返却する
ことができることになり、上方の検定部（１９）が故障
した場合には、その検定部（１９）のみを点検すれば良
く、玉貸しケース（１０）も収納ケース（４）に出し入
れして各部のメンテナンスは容易に行なうことができる
ことになり、コンパクト構造にして好適に実施できる特
長を有する。
【００１０】とくよ。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明実施例の要部を概略示した側断面図であ
る。
る。
【図２】パチンコ島の一部を示した正面図である。
【図３】パチンコ島を示した正面図である。
【図４】図２の一部を示した側断面図である。
【図５】玉貸しケースを示した側断面図である。
【図６】玉貸しケースを示した正面図である。
【図７】収納ケースを示した側面図である。
【図８】収納ケースを示した正面図である。
１ パチンコ台 ３ 硬貨供給部 ４ 収容ケース ６ 硬貨通路 ６ａ 上端部 ８ 硬貨取出し口 ９ 玉取出し部 １０ 玉貸しケース １５ 硬貨投入口 １９ 検定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 狩野 則昭 岩手県花巻市城内４番３号 株式会社 新興製作所 内 (72)発明者 伊藤 栄司 岩手県花巻市城内４番３号 株式会社 新興製作所 内 (72)発明者 小野寺 勉 岩手県花巻市城内４番３号 株式会社 新興製作所 内 (72)発明者 富沢 進 岩手県花巻市太田６−141 (72)発明者 鈴木 正徳 岩手県花巻市下似内17−79−17 (56)参考文献 特開 平１−236086（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−155890（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A63F 7/02
Claims (4)
- 【請求項１】パチンコ台（１）の横側方に立設した幅狭
の収容ケース（４）には前面に玉取出し部（９）を有す
る幅狭の玉貸しケース（１０）を前方から出し入れ可能
に装着して構成する台間玉貸し機において、前記パチンコ台（１）上方の支持板（１３）の上方にパ
チンコ島Ａの両端側に延長する紙幣及び硬貨搬送装置
（１４）及び硬貨識別機、紙幣識別機を配備し、前記支
持板（１３）の前面には硬貨投入口（１５）及び紙幣投
入口（１６）を有する幕板（１７）を取外し可能に張設
し、前記硬貨投入口（１５）から投入されて前記硬貨識
別機の検定部（１９）で不良とされた硬貨が放出される
硬貨供給部（３）を前記検定部（１９）の下方より垂設
して 前記収容ケース（４）の上端上方に近接させて配備
するとともに、前記検定部（１９）で良とされた硬貨を
搬送コンベア（２０）により前記硬貨搬送装置（１４）
へ搬送するように装設し、前記玉貸しケース（１０）に
はその前面側の硬貨取出し口（８）に連絡する硬貨通路
（６）を内装するとともに、該硬貨通路（６）の上端部
（６ａ）を前記硬貨供給部（３）に接近して上向きに開
口するように形成して構成したことを特徴とする台間玉
貸し機の不良硬貨返却装置。 - 【請求項２】収容ケース（４）の上端面の一部は硬貨通
路（６）の上端部（６ａ）開口が露出可能に開放してな
る請求項１記載の台間玉貸機の不良硬貨返却装置。 - 【請求項３】硬貨通路（６）は収容ケース（４）内の下
部側まで略垂立状にしてなる請求項１または２記載の台
間玉貸し機の不良硬貨返却装置。 - 【請求項４】硬貨通路（６）の下端に連通する硬貨取出
し口（８）は玉取り出し部（９）の下方となる玉貸しケ
ース（１０）の前面下方位に設けてなる請求項１、２ま
たは３記載の台間玉貸し機の不良硬貨返却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15541293A JP2841154B2 (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 台間玉貸し機の不良硬貨返却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15541293A JP2841154B2 (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 台間玉貸し機の不良硬貨返却装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3302232A Division JP2566182B2 (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | 台間玉貸し機の取付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0654960A JPH0654960A (ja) | 1994-03-01 |
| JP2841154B2 true JP2841154B2 (ja) | 1998-12-24 |
Family
ID=15605432
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15541293A Expired - Fee Related JP2841154B2 (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 台間玉貸し機の不良硬貨返却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2841154B2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-25 JP JP15541293A patent/JP2841154B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0654960A (ja) | 1994-03-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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