JP2840424B2 - 文書印字装置 - Google Patents

文書印字装置

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JP2840424B2
JP2840424B2 JP2274494A JP27449490A JP2840424B2 JP 2840424 B2 JP2840424 B2 JP 2840424B2 JP 2274494 A JP2274494 A JP 2274494A JP 27449490 A JP27449490 A JP 27449490A JP 2840424 B2 JP2840424 B2 JP 2840424B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は文書印字装置に関する。
(ロ)従来の技術 現在、ワードプロセッサと称される文書処理装置で
は、入力された文字列を円弧(アーチ)状、逆円弧状、
右上り状、右下がり状等任意の配列形状に沿った形で配
列印字(以下ではマルチディレクトと称す)可能な機能
を有したものが出現している(例えば、キャノン(株)
製日本語ワードプロセッサCanoWord α50のマニュアル
「操作ガイド〜ワープロ機能編〜」参照)。
(ハ)発明が解決しようとする課題 然るに、上記従来装置では実際の印字イメージを確認
するためには表示部の表示内容を切換えるか、もしくは
実際に印字する必要があった。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は斯る点に鑑みてなされたもので、その構成的
特徴は、文字列を円弧状、右上り状等の任意の配列形状
に配列印字可能な装置であって、表示部と、配列形状等
を指定する手段と、該指定手段からの指定に基づいた配
列形状を示すイメージを上記指定内容と共に上記表示部
に表示する手段とを備えたことにある。
(ホ)作用 斯る構成によれば、実際の配列イメージと指定内容と
を見較べることができる。
(ヘ)実施例 本発明の概要をまず説明する。
第1図に示す如く、作成中あるいは作成済の文書を表
示部(1)上に表示し、かつその文書中の所定領域、例
えば表示部(1)に表示された文書の先頭行にカーソル
(2)を位置させた状態にあるとする。尚、図中(3a)
(3b)は左右マージンを、また「・」はスペースを示
す。このとき、入力手段(第1図中図示せず)よりマル
チディレクト指令が入力されると、上記先頭行に対して
その印字時にマルチディレクト印字出力を行なうことを
指定したものとして、第2図に示す如く表示部(1)に
印字時の書式を入力することを要求する画面を表示す
る。尚、以下ではマルチディレクト指令が入力された時
点でカーソル(2)が位置している文書中の行を指定行
と称す。
この画面上に表示される書式データは第2図より明ら
かな様に複数個存在するので以下で各々について説明す
る。
(i)文字の並び 本書式データは、上記指定行中の文字の並び型式を指
定するもので、第2図中「タイプI」と表示された位置
にカーソル(2)を移動し、入力手段中の特定キー(例
えば「変換キー」)を入力するとカーソル位置上の表示
が「タイプI」→「タイプII」→「タイプIII」→「タ
イプIV」→「なし」→「タイプI」→…という様にサイ
クリックに変化する。上記タイプI〜IVという表示は第
3図(a)〜(d)に示す如く指定行中の文字列を アーチ(円弧)状に配列する 逆アーチ(逆円弧)状に配列する 右上りに配列する 右下りに配列する ことを夫々指示するものである。
尚、「なし」という表示は上記指定行に対しマルチデ
ィレクトを行なわないことを示す。
(ii)角度 本書式データは、文字の並び形式がタイプIあるいは
タイプIIと指定されている時には第3図(a)(b)に
示す如く文字列が配される円弧の拡開角度θとなり、一
方文字の並び形式がタイプIIIあるいはタイプIVと指定
されている時には第3図(c)(d)に示す如く文字列
の配列傾斜角度θを示すこととなる。また、この角度デ
ータは第2図中で「θ′」と表示された位置にカーソル
(2)を移動せしめ、入力手段中のテンキー等を用いて
角度を示す数値を入力することにより所望値に設定でき
る。
(iii)文字の大きさ 本書式データはマルチディレクト印字時の文字の大き
さを指定するもので具体的には第2図中の「m」と表示
された位置にカーソル(2)を移動せしめ入力手段中の
テンキー等を用いて数値を入力することにより縦方向の
倍率を指定でき、またカーソル(2)を「n」と表示さ
れた位置に移動させて数値を入力するとにより横方向の
倍率を指定できる。尚、上記倍率の基となる文字の大き
さは第1図に示す如き文書入力中等において指定される
サイズ(例えば、全角、半角等)である。
(iv)行ピッチ 本書式データは、上記指定行とその次の行との行ピッ
チを示すものであり、第2図中の「LP1」と表示された
位置にカーソル(2)を移動させることにより上記位置
にテンキー等を用いて0〜15の数字を入力可能である。
上記「LP1」として数値「15」が入力表示されている
時には、後で詳細に説明する様に上記文字並びデータ、
角度データ、文字の大きさデータ等に基づき算出された
数値を行ピッチ(以下では、自動設定行ピッチと称す)
として、かつこの値は第2図中の「LP2」と表示された
位置に表示される。
一方、「LP1」として数値「0」〜「14」が入力表示
されている際には、上記自動設定行ピッチに基づいて15
段階に設定された数値を行ピッチとして夫々対応づけ
「LP2」と表示された位置に表示する。具体的には、
今、自動設定行ピッチが120mmとすると「LP1」表示位置
に表示される「0」〜「14」に夫々対応して行ピッチは
「0mm」、「10mm」、「20mm」、「30mm」、…「120m
m」、「130mm」、「140mm」に設定され、かつ「LP2」表
示位置に表示されることとなる。尚、上記「LP2」表示
位置には直接テンキー等から数値を入力することはでき
ない。
(v)印字幅 本書式データは、上記指定行が印字される用紙上の幅
を示すデータであり、第2図中の「l」と表示された位
置にカーソル(2)を移動させ、テンキー等を用いて所
望幅を示す数値を入力することにより任意に設定でき、
かつその数値は上記「l」表示位置に表示される。
尚、上記「文字の並び」、「角度」、「文字の大き
さ」、「行ピッチ」及び「印字幅」の各データは入力手
段から入力されることによりはじめて設定される如く説
明したが、実際には各データ共にデフォルト値が設定表
示されるので、その後の入力はデータ変更ということと
なる。
(vi)有効文字数 本書式データは、第3図(a)〜(d)に示す如く配
列した際に、実際に印字可能な文字数を示すデータであ
り、後で詳細に説明する様に角度データ等に基づいて自
動的に算出され、かつ第2図中の「EC」表示位置に表示
される。尚、このデータはテンキー等を用いて任意に変
更することはできない。
(vii)文字ピッチ 本書式データは、文字の並びがタイプIIIもしくはタ
イプIVに設定された際の印字時の文字ピッチ(第3図
(c)参照)を示すデータである。具体的には後で詳細
に説明する様に角度データ等に基づいて自動的に算出さ
れ、かつ第2図中の「P」表示位置に表示される。ま
た、この数値はカーソル(2)を「P」表示位置に移動
させ、テンキー等を用いて数値を入力することにより任
意に変更できる。
(viii)サンプル表示部 第2図中点線で囲まれた枠内には、サンプル表示領域
(4)であり、該領域(4)には文字の並びデータ及び
角度データに対応して第3図(a)〜(d)の様なパタ
ーンを表示する。
次に、文字ピッチP、有効文字数EC、行ピッチLP2の
算出方法について説明する。
タイプIとタイプIIとの配列形態は、基本的には線対
称であるので、タイプIを代表的な例として算出方法を
説明し、一方タイプIIIとタイプIVとの配列形態もまた
基本的には線対称であるのでタイプIIIを代表的な例と
して説明する。
A.タイプIにおけるデータの算出方法 まず、有効文字数ECの算出は以下の〜式に基づい
て行なう。尚、文書入力中に指定されている文字の大き
さは説明の都合上CHmm×CHmmとする。
θ′=θ/2 … m′=m×CH … n′=n×CH×α(αは1以上の定数) … S=(m′sinθ′+n′cosθ′)/2 … r=(l−2S)/2sinθ′ … ∴EC=2π(r−m′/2)θ/360n′+1 =πθ(r−m′)/360n′+1 … 具体的に上記各式を第4図(a)(b)に基づいて説
明すると、式は第4図(a)からも明らかな様に文字
列が配列される円弧の拡開角の半値θ′を算出するもの
である。式は第4図(b)に明示する如く印字時の
文字の縦横の大きさm′×n′を算出するものである。
また、式は第4図(b)から明らかな如く左端に位置
する文字の中心と印字領域の左端M1との距離Sを算出す
るものであり、式は上記〜式の結果に基づいて印
字幅l中に形成でき、かつ拡開角がθとなる円弧の半径
rを算出するためのものである。更に式は上記〜
式の結果に基づき有効文字数ECを算出する式である。こ
の式の基本的な考え方は、印字領域の左右端M1、M2に近
接配置される文字の中心を通る半径r、拡開角θの円弧
上に文字幅n′の文字を配列する時の配列可能文字数を
算出することにある。
尚、上記式における印字文字の横方向の大きさn′
の算出を単に「n×CH」とせず、更にα倍して求めてい
るが、これは印字に隣接する文字同士が重ならないよう
にするためであり、通常上記αは「1.2」程度とすると
が好ましい。また、以下では上記αを文字ピッチ補正定
数と称す。
次に行ピッチlpの算出について説明するが、斯る算出
は上記〜、式及び以下に示す〜式に基づいて
行なう。
r′=rcosθ′ … t=(m′cosθ′+n′sinθ′)/2 … ∴LP2=(r+m′/2−r′+t)×α′ (α′は1以上の定数) … 上記式は第4図(a)からも明らかな如く中線C
と、斯る中線Cと直交し、かつ左右端に配された文字の
中心を通る直線との交点との円弧の中心Rとの距離r′
を算出するものである。また、式は左右端に配された
文字の中心を通り、かつ中線Cと直交する直線と該直線
と平行でかつ左右端に配された文字の最下点を通る直線
との間隔tを算出するものである。式は上記文字の最
下点を通る直線と中線Cとの交点と、中線C上に配され
る文字の最上点との距離に行ピッチ補正定数α′をかけ
た値を行ピッチLP2として算出するものである。尚、上
記定数α′は隣接する次行との間隔を適当とするための
ものであり、通常「1.3」程度とすることが好ましい。
B.タイプIIIにおけるデータの算出方法 まず、文字ピッチPの算出は以下の′式に基づいて
行なう。尚、文書入力中に指定されている文字の大きさ
は説明の都合上CHmm×CHmmとする。
∴P=CH×n×α(αは1以上の定数) …′ 尚、上記αは上記式中のものと同じ文字ピッチ補正
定数である。
また、有効文字数ECの算出は、上記′式及び以下に
示す′〜′式に基づいて行なう。
h=m×CH …′ l1=hsinθ …′ l2=l−l1 …′ l′=l2/cosθ …′ ∴EC=l′/P …′ 具体的には第5図を用いて説明すると、上記′式は
印字される文字の高さ即ち、文字が配列される領域の高
さhを算出するものである。′式は文字が配列される
領域の最上点と印字領域の右端M2の距離l1を算出するも
のであり、′式は′式より算出された結果に基づい
て上記最上点と印字領域の左端M1の距離l2を算出するも
のである。′式は文字が配列される領域の長さl′を
算出するものである。′式は′及び′式の結果に
基づいて有効文字数ECを算出するものである。
次に行ピッチlpの算出方法について説明すると、斯る
ピッチは以下に示す′〜′式に基づいて算出する。
h1=l2×tanθ …′ h2=h×cosθ …′ ∴lp=(h1+h2)×α′ (α′は1以上の定数) …′ 尚、上記定数α′は上記式中のものと同じ行ピッチ
補正定数である。
以上、マルチディレクト印字に必要なデータの算出方
法について説明したが次に実際の印字態様につき説明す
る。
今、第1図中の先頭行に対し以下に示すマルチディレ
クト書式が設定されたものとする。
・ 角 度 120゜ ・ 文字の並び タイプI ・ 文字の大きさ 4倍×4倍 ・ 行ピッチ LP1=15 ・ 印字幅 150mm この様に設定すると、有効文字数ECは「11」となり、
またLP2は「70.9mm」となる。従って、第1図に示した
文書は第6図(a)に示す如く印字される。
また、上記設定中の行ピッチLP1を「0」と変更する
とLP2は「0mm」となるので、印字態様は第6図(b)に
示す如く文書中の先頭行と次行とが完全に重畳された形
で印字される。
次に、マルチディレクト書式を以下の様に設定する。
・ 角 度 30゜ ・ 文字の並び タイプIII ・ 文字の大きさ 4倍×4倍 ・ 行ピッチ LP1=15 ・ 印字幅 150mm この様に設定すると、有効文字数ECは「10」となり、
またLP2は「133.1mm」となる。従って、第1図に示した
文書は第6図(C)に示す如く印字される。
上記第6図(a)(b)からも明らかな様に、文字の
並びとしてタイプIを指定した際には、指定行中の文字
列「ABC」の前後に位置するスペースは印字されない
(以下ではこの機能をスペースカットと称す)。尚、こ
の機能は文字の並びとしてタイプIIが指定された時にも
同様に機能する。
一方、第6図(c)より明らかな如く、文字の並びと
してタイプIIIが指定された時には指定行中の文字列「A
BC」の前後に位置するスペースも印字対象となる。
尚、第6図(a)〜(c)中にはマルチディレクト印
字領域(5)を点線で明示している。
第7図は上述した本発明を適用してなる装置のブロッ
ク回路を示す。
図中、(10)は入力手段であり、該入力手段は第8図
に示す様に文字・記号等を入力するための文字キー群
(101)、数字0〜9を入力するためのテンキー(10
2)、カーソル移動を指示するカーソル移動キー群(10
3)、マルチディレクトを指示する指定キー(104)、変
換指示を行なう変換キー(105)及び印字を指示する印
字キー(106)等を備える。
第7図に戻って、(11)は例えばマイクロコンピュー
タからなる主制御部であり、該主制御部は内蔵の制御プ
ログラムに基づいて以下で説明する各部の制御を司る。
(12)は例えば液晶もしくはCRTからなる表示部、(1
3)は表示制御部であり、該制御部は主制御部(11)の
制御の下で表示部(12)に対する表示制御を行なう。
(14)はカーソル位置記憶部であり、該記憶部には表示
部(12)上におけるカーソル位置情報が記憶される。ま
た、斯る情報は主制御部(11)からの指示により変更さ
れる。
(15)は文書記憶部であり、該記憶部には既作成済或
いは作成中の文書が行単位に保持される。(16)は書式
記憶部であり、該記憶部はデフォルト記憶部(16a)と
設定値記憶部(16b)とからなる。上記デフォルト記憶
部(16a)には第2図に示した様なマルチディレクト書
式入力用フォーマット及び各データのデフォルト値が格
納されている。また、上記設定値記憶部(16b)には、
第9図に示す如く文書中のマルチディレクトが指定され
た行毎にマルチディレクト用の各種データが記憶され
る。具体的には、文書記憶部(15)中の文書の第10行目
がマルチディレクト指定されたとすると、第9図の行N
o.欄に「10」という数値が格納されると共にこれに対応
して角度θ′、文字の並びタイプ等のデータが格納され
る。
(17)はプリンタであり、該プリンタは例えばライン
プリンタ、シリアルプリンタ、ページプリンタ等の周知
のプリンタである。(18)は印字制御部であり、該制御
部は主制御部(11)からの制御に応答して文書記憶部
(15)及び設定値記憶部(16b)に記憶されたデータに
基づきプリンタ(17)で所定の印字を行なう。(19)は
印字位置記憶部であり、該記憶部中には現在印字制御部
(18)が処理対象としている行番号LNが格納される。
第10図は、主制御部(11)中の内蔵プログラムに基づ
く本実施例装置の動作を説明するためのフローチャート
である。以下、斯るチャートに基づいて動作を説明す
る。
今、第1図に示す様な文書入力状態であるとすると、
主制御部(11)はまずS1ステップにおいて入力手段(1
0)からの入力を待つ。入力があると続くS2〜S4ステッ
プにおいて上記入力は入力手段(10)中のいずれのキー
に基づく入力であるかを判定する。
この判定において、指定キー(104)入力であると判
定すると、主制御部(11)は第11図に示すS10〜S18ステ
ップを処理する。また、印字キー(106)が入力された
と判定すると、第12図に示すS20〜S29ステップの処理を
印字制御部(18)に委ねる。一方、カーソル移動キー群
(103)中のキーが入力されらと判定するとS5ステップ
に処理を進める。
斯るS5ステップでは、上記キー入力に応答して主制御
部(11)がカーソル位置記憶部(14)中の情報を変更す
る。従って、斯る変更に応答して表示部(12)上のカー
ソル位置も変更されることとなる。尚、S1ステップにお
いて入力されたキーが指定キー(104)、印字キー(10
6)、カーソル移動キー以外のキーである際には、S6ス
テップにおいて周知の文書入力処理を行なう。尚、S5、
S6ステップが終了すると処理はS1ステップに戻る。
次に、第11図のフローチャートを用いて指定キー(10
4)入力時の処理を説明する。
まず、S10ステップでは表示部(12)上の表示を第1
図に示した様な文書を入力するための表示から第2図に
示した様なマルチディレクト書式を入力するための表示
に切換ると共に、S11ステップにおいて設定値記憶部(1
6b)に行No.及び各種データ値を格納する。
即ち、主制御部(11)はS10ステップにおいてデフォ
ルト記憶部(16a)に格納されているフォーマット及び
各データのデフォルト値を読出し表示制御部(13)を介
し表示部(12)に表示させる。また、S11ステップでは
カーソル位置記憶部(14)中の情報に基づき指定キー
(104)入力時点でカーソルが位置していた文書中の行
の行番号を検出し、これを設定値記憶部(16b)中の行N
o.欄に格納すると共にこの行番号に対応してS10ステッ
プで読出された各データを設定値記憶部(16b)中の所
定欄に格納する。
S11ステップの処理が終了すると、主制御部(11)はS
12ステップにおいて入力手段(10)からの入力を待つ。
そして、カーソル移動キー群(103)中のいずれかのキ
ーが入力されると、S13ステップにおいてS5ステップと
同様にカーソル位置情報を変更する。テンキー(102)
中のいずれかのキーが入力されると処理をS14ステップ
に進める。
斯るS14ステップの処理を第13図のフローチャートに
基づいて具体的に説明する。
まずS141ステップでは、表示部(12)上でのカーソル
(2)が第2図中において「θ」、「l」、「LP1」、
「LP2」、「m」及び「n」と表示された位置のいずれ
に位置しているかをカーソル位置記憶部(14)中の情報
に基づいて判定する。斯る判定において、θ位置と判定
されるとS142ステップを処理する。斯るステップではS1
2ステップで入力された数値を上記θ位置に表示させる
と共に設定値記憶部(16b)中のθ欄の内容を上記入力
数値に変更する。
同様に、l位置、LP1位置、LP2位置、m位置もしくは
n位置と判定した際に夫々S143〜S147ステップを選択的
に処理し、上記位置にS12ステップで入力された数値を
表示させると共に、上記各位置に対応した設定値記憶部
(16b)中の欄の内容を上記入力数値に変更する。
S142〜S147ステップが終了すると、次いでS148ステッ
プを処理するが、斯るステップでは設定値記憶部(16
b)中のタイプ欄のデータを読出し、斯るデータが「し
ない」というデータであるか否かを判定する。
上記データが「しない」というデータでない時には、
S149ステップにおいて文字ピッチP、有効文字数EC、行
ピッチLP2を算出し直し、設定値記憶部(16b)中の内容
及び表示部(12)上の表示内容を変更する。また、この
時同時にサンプル表示領域(4)の表示内容も変更され
る。
尚、S141ステップにおいてカーソル(2)が上記各位
置のいずれにも存在しないと判定すると、その後の処理
は行なわない。
第11図に戻って、S12ステップにおいて変換キー(10
5)が入力されたと判定するとS15ステップが処理され
る。
斯るS15ステップの処理を第14図のフローチャートに
基づいて具体的に説明する。
まず、S151ステップではカーソル(2)が第2図中に
おける「タイプ」と表示されている位置に存在するか否
かをカーソル位置記憶部(14)中の情報に基づいて判定
する。斯る判定において、「タイプ」表示位置と判定さ
れるとS152ステップにおいて既述したサイクリック順に
従って上記表示位置の表示内容を変更すると共に設定値
記憶部(16b)中のタイプ欄の内容も変更する。
続くS153ステップでは、上記S152ステップで変更され
たタイプ欄の内容が「しない」というデータであるか否
かを判定し、「しない」というデータでない際にはS149
ステップと同様にS154ステップにおいて文字ピッチP等
の内容を変更する。
尚、S151ステップにおいてカーソル(2)が「タイ
プ」表示位置に存在しない時にはS152〜S154ステップは
処理せず、またS153ステップにおいてタイプ欄の内容が
「しない」というデータである際にはS154ステップは処
理されない。
再び第11図に戻って、S12ステップにおいて指定キー
(104)が入力されたと判定するとS16ステップが処理さ
れる。斯るステップではS153ステップ同様の判定を行な
い、タイプ欄に「しない」というデータが格納されてい
る際にはS17ステップにおいて設定値記憶部(16b)中の
S11ステップ以降にセットされたデータを全て消去し、S
18ステップに処理を進める。
一方、S16ステップにおいてタイプ欄に「しない」以
外のデータが格納されていると判断した際には処理をS1
8ステップに進める。
S18ステップでは、表示部(12)の表示内容を第1図
に示す如き文書入力画面に戻しマルチディレクト書式入
力を終了する。
その後、処理はS1ステップに戻る。尚、S12ステップ
においてカーソルキー、テンキー、変換キー(105)及
び指定キー(104)以外のキーが入力された際には、斯
るキー入力は無視される。
第10図に戻って、S3ステップにおいて印字キー(10
6)が入力されたと判定すると主制御部(11)は印字制
御部(18)に第12図に示すフローチャートに基づく処理
を実行させる。
具体的には、印字制御部(18)は主制御部(11)より
制御を渡されると、まずS20ステップにおいて印字位置
記憶部(19)の内容LNを「0」にリセットする。斯る値
LNは印字すべき文書中の処理行番号を示すものである。
続くS21ステップでは、上記LN値を1だけ増加させ
る。次いでS22ステップにおいて上記LN値と同じ数値が
設定値記憶部(16b)中の行No.欄に存在するか否かを判
定し、存在しない際には処理をS23ステップに進める。
S23ステップでは、文書記憶部(15)中の文書の第LN
行中の文字列データを読出し従来周知の方法により印字
データに変更しプリンタ(17)に出力し、印字を行なわ
せる。S23ステップが終了すると処理はS29ステップに進
む。
S22ステップに戻って、斯るステップにおいて存在す
ると判定すると処理はS24ステップに進む。
S24ステップでは行No.欄に格納されているLN値に対応
して格納されているタイプ欄中のデータが「I」もしく
は「II」であるか否かを判定する。
斯る判定において「I」もしくは「II」と判定される
と処理をS25ステップに進める。S25ステップでは、文書
記憶部(15)より第LN行の文字列データをスペースを含
めて全て読出すと共に文字間に位置しないスペースを除
去した文字列のみを抽出する。具体的には、第1図の先
頭行では文字列「ABC」が、また次行では文字列「123」
が抽出される。
次いで、処理はS26ステップに進む。斯るステップで
は、まずS25ステップにおいて抽出された文字列を構成
する文字数(スペース含)が設定値記憶部(16b)中の
有効文字数ECより大となる際には上記文字列の先頭より
上記有効文字数EC分だけを残し、それ以降の文字は除去
する。例えば、S25ステップにおいて文字列「ABC」が抽
出された際にEC=2であるとすると印字対象となる文字
列は「AB」となる。
その後、斯るS26ステップでは上記抽出により得られ
た文字列を指定された角度θを有する円弧上に等間隔に
印字される様に印字位置を決定する。
具体的には、上記抽出文字列の文字数をCHNとする
と、斯るCHN値に基づいて処理が異なる。即ち、 (i) CHN=0の時 この時には印字すべき文字が存在しないので、S28ス
テップにおいて単に行ピッチLP2に基づく印字位置の変
更(紙送り等)処理を行なう。
(ii) CHN=1の時 この時には、唯一の文字を第4図で説明した円弧の左
端に印字すべく印字位置を算出すると共にその文字の中
線Cに対する回転角をθ/2に設定し、続くS28ステップ
において上記算出位置及び回転角に基づいてプリンタ
(17)で印字する。その後、上記(i)の場合と同様に
行ピッチLP2に基づいて次行を印字すべく印字位置変更
処理を行なう。
(iii) CHN≧2の時 この時には、所定の円弧上に対象文字を等間隔配置す
るために近接する文字間の拡開角θを下記(1)式に
基づいて求める。
θ=θ/(CHN−1) ……(1) この結果、第4図中の中線Cを軸とし、かつ中心Rを
原点とした場合、円弧上に配される文字の軸Cに対する
角度θは左端の文字より順に θ=θ/2−θ(N−1) ……(2) で与えられる。尚、Nは左端に配される文字を先頭とし
た際の配列順を示す。また、上記θは角文字の回転角
ともなる。
従って、第4図に示す如く中線Cと所定の円弧との交
点を基準とする各文字の位置(△x、△y)は △x=r sinθ ……(3) △y=r(1−cosθ) ……(4) となる。尚、△xは第4図中印字幅方向の長さであり、
また△yは中線Cの延在方向の長さを示す。
その後、S28ステップにおいて上記回転角θ、位置
(△x、△y)に基づいて各文字をプリンタで印字し、
かつ行ピッチLP2に基づいて印字位置の変更処理を行な
う。
第12図のS24ステップに戻って、斯るステップにおい
てタイプデータが「III」もしくは「IV」と判定される
と処理はS27ステップに進む。
斯るステップでは、文書記憶部(15)中の第LN行の文
字列(スペース含)の先頭より有効文字数EC分だけの文
字を抽出する。
次いで、上記抽出文字列中の各文字に対する回転角θ
と印字位置(△x、△y)を算出するが、回転角θ
は全て角度θと同じであるので算出は不要である。一
方、印字位置(△x、△y)は、第5図を用いて説明し
た様に左端の文字位置(x、y)を基準として以下の式
で求まる。
△x=x+(N−1)cosθ ……(5) △y=y+(N−1)sinθ ……(6) その後、S28ステップにおいて上記回転角θ及び各
文字の印字位置(△x、△y)に基づき各文字がプリン
タ(17)にて印字出力される。また、この印字後、設定
値記憶部(16b)中の行ピッチLP2に基づき印字位置変更
処理を行なう。
上記S28ステップの処理が終了すると、続くS29ステッ
プにおいて文書中の全ての行に対する印字を終了したか
否かを判定し、終了したと判定すると、制御を主制御部
(11)に戻すべくS1ステップにジャンプする。
(ト)発明の効果 本発明によれば、マルチディレクトのために指定入力
されたデータ等と斯るデータに基づいて作成された印字
イメージが同時に表示可能である。従って、表示切換等
を行なうことなく、所望の配列形状を得るための上記デ
ータの変更及び印字イメージの確認を同一画面上で行な
える。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の実施例における表示部の表
示形態を示す模式図、第3図(a)〜(d)はマルチデ
ィレクト形態を説明するための模式図、第4図(a)
(b)及び第5図は本実施例の各種データの算出方法を
説明するための模式図、第6図(a)〜(c)は本実施
例の具体例を説明するための模式図、第7図は本実施例
の構成を示すブロック回路図、第8図は本実施例の入力
手段を示す平面図、第9図は本実施例の設定値記憶部の
記憶内容を説明するための模式図、第10図〜第14図は本
実施例の動作を示すフローチャートである。 (4)……サンプル表示領域、(10)……入力手段、
(11)……主制御部、(12)……表示部、(15)……文
書記憶部、(16b)……設定値記憶部、(17)……プリ
ンタ、(18)……印字制御部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−77089(JP,A) 特開 昭63−108392(JP,A) 特開 昭61−297146(JP,A) 特開 平3−23496(JP,A) 特開 平1−196354(JP,A) 特開 昭59−124856(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 21/00 B41J 5/30 B41J 29/42 G06F 3/12 G06F 15/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字列を円弧状、右上り状等の任意の配列
    形状に配列印字可能な装置であって、 表示部と、配列形状等を指定する手段と、該指定手段か
    らの指定に基づいた配列形状を示すイメージを上記指定
    内容と共に上記表示部に表示する手段とを備えたことを
    特徴とする文書印字装置。
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