JP2840373B2 - 屋上床面に使用するルーフドレン装置 - Google Patents

屋上床面に使用するルーフドレン装置

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JP2840373B2
JP2840373B2 JP9507490A JP9507490A JP2840373B2 JP 2840373 B2 JP2840373 B2 JP 2840373B2 JP 9507490 A JP9507490 A JP 9507490A JP 9507490 A JP9507490 A JP 9507490A JP 2840373 B2 JP2840373 B2 JP 2840373B2
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roof drain
flange
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drain device
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直樹 須賀
和久 川端
英和 小林
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DAIFURETSUKUSU KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は屋上床面に使用するルフードレン装置に関す
るものである。
(従来の技術) この種のルーフドレン装置は絶縁工法,断熱工法,更
には両者を複合した複合防水工法において使用される。
そして、その構造は、上縁に受皿部を形成した筒状のル
ーフドレン本体を床面下に位置させ、上記受皿部の上に
絶縁層,断熱層を延設し、これを挟むようにして、保護
カバーのフランジを重ねてボルト締めするようになって
いる。
(発明が解決しようとする課題) このような構成のルーフドレン装置では、その工程に
従って、別種のルーフドレン装置を用意しなければなら
ないという問題がある。また、ルーフドレン本体付近に
おいて、温度差の影響をうけて、躯体側に結露される
と、これが防水層下に溜り、いわゆる“水ぶくれ”現象
を起すおそれがある。また、施工期限との関係で、躯体
側が充分乾燥されていない状態で防水施工がなされる
と、防水層下に水分が凝集してくるという問題を残す。
(発明の目的) 本発明は上記事情にもとづいてなされたもので、複数
の施工法において汎用性があり、躯体側での結露がさけ
られ、更には防水層下における水分の凝集をさけること
ができるようにした、屋上床面を使用するルーフドレン
装置を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) このため、本発明では、上縁に受皿部を形成した筒状
のルーフドレン本体に対して、防水層を介して、上記受
皿部上に重設されるフランジを有する保護カバーを被着
してなる屋上床面に使用するルーフドレン装置におい
て、上記ルーフドレン本体に間隙を介して嵌合される筒
状の中間部材を備え、該中間部材の上縁に形成したフラ
ンジ部を上記受皿部とフランジとの間に位置させ、該フ
ランジ部と上記受皿部との間、上記フランジ部と上記フ
ランジとの間にそれぞれ防水のための施工層を介在させ
ると共に、上記中間部材とルーフドレン本体との間には
スポンジ状介装部材を設けている。
(作 用) したがって、絶縁層,断熱層など、施工法に従って、
層厚が異なる場合でも、中間部材のフランジ部によって
複数層に分けた形で対応させることができ、例えば、20
〜70m/mの範囲での調節が可能である。また、ルーフド
レン本体と中間部材との間の間隙により、ルーフドレン
本体内側と外側との断熱的であるから、躯体側に結露す
ることがさけられ、“水ぶくれ”を回避できる。また、
ルーフドレン本体内での雨水の逆流が起っても、スポン
ジ状介装部材により、ルーフドレン本体と中間部材との
間へ水が浸入されない。また、防水層下に水が溜って
も、これは晴天時など、上記溝条を介してルーフドレン
本体と中間部材との間のスポンジ状介装部材を通してル
ーフドレン本体下に流下されるため、常に上記間隙を乾
燥状態に保てるから、たとえ、躯体が完全に乾燥されな
い内に、防水層の施工がなされても、防水層下に凝集し
た水分が除かれ、“水ぶくれ”現象を回避できる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して具体的に説
明する。
図において、符号1は上縁に受皿部1aを形成した筒状
のルーフドレン本体であり、その下端は配管2に接続さ
れている。上記ルーフドレン本体1の首部にはアンカー
ボルト3が取付けてあって、躯体4に対して固定されて
いる。なお、上記受皿部1aは放射方向に溝条1bを有し、
またステンレスボルト5を介して躯体4に固定される。
上記受皿部1a上には、例えば暖気絶縁シートあるいは金
属板よりなる施工層6の縁が重設され、この上にフラン
ジ部7aを重ねるようにして中間部材7が上記ルーフドレ
ン本体1内に間隙8を介して嵌合される。この中間部材
7は円筒状であり、上記間隙8の下部にはスポンジ状介
装部材9が充填されている。そして、上記フランジ部7a
はステンレスボルト10により、上記受皿部1aを介して躯
体4に取付けられる。上記フランジ部7aには上向きにボ
ルト11が植設してあり、これには、保護カバー12のフラ
ンジ12aに設けたボルト挿通孔が通され、これによっ
て、保護カバー12が、ルーフドレン本体1の上部開口に
被着できるようになっている。なお、この実施例では、
施工層6の上に設けた防水層13の延長部が上記フランジ
部7a上に重設してあり、この上に上記フランジ12aが載
置される。そして、ボルト11に対してナット14を螺合す
ることで、保護カバー12は固定される。
なお、上記中間部材7の形状を工夫することで、多種
類のルーフドレンに対する汎用性を確保することができ
る。
このような構成では配管2において、詰りを生じた場
合、ルーフドレン本体1内で水位が上昇しても、スポン
ジ状介装部材9が間隙8にあって、水の浸入を抑制する
から、中間部材7とルーフドレン本体1との間に水が浸
入されるおそれがない。また、この間隙8および上記ス
ポンジ状介装部材9があるために、断熱効果があるか
ら、ルーフドレン本体1の外側の躯体4に結露を生じる
ことがなく、“水ぶくれ”現象をさけられる。また、施
工期間が短かくて、躯体4が充分、乾燥されていない状
態で、防水施工がなされた場合、金属板などの施工層6
下に水が凝集してくると、これを溝条1bを介して間隙8
に導く。間隙8に入った水はスポンジ状介装部材9の気
孔を介してルーフドレン本体1下に流出する。
このようにして、“水ぶくれ”現象を回避することが
できる。
なお、上記実施例において、上記装部材9は、例え
ば、EVA,PVC,PP,PEなどの連続気孔を有する熱可塑性発
泡樹脂あるいはSBR,UBRなどの連続気孔を有する加硫ゴ
ム系の発泡体を使用して構成するとよい。
(発明の効果) 本発明は以上詳述したようになり、中間部材のフラン
ジ部がルーフドレン本体の受皿部と保護カバーのフラン
ジとの間に位置されることで、断熱工法,絶縁工法,あ
るいはその複合工法に適用でき、汎用性が得られるだけ
でなく、中間部材およびスポンジ状介装部材の働きで、
躯体側での結露がさけられ、更には、防水層下に生じた
水の凝集部分を排除する能力が得られ、“水ぶくれ”現
象を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す縦断側面図、第2図は
同平面図である。 1……ドレン本体、1a……受皿部 1b……溝条、4……躯体 6……施工層、7……中間部材 7a……フランジ部、8……間隙 9……スポンジ状介装部材 12……保護カバー、12a……フランジ 13……防水層。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上縁に受皿部を形成した筒状のルーフドレ
    ン本体に対して、防水層を介して、上記受皿部上に重設
    されるフランジを有する保護カバーを被着してなる屋上
    床面に使用するルーフドレン装置において、上記ルーフ
    ドレン本体に間隙を介して嵌合される筒状の中間部材を
    備え、該中間部材の上縁に形成したフランジ部を上記受
    皿部とフランジとの間に位置させ、該フランジ部と上記
    受皿部との間、上記フランジ部と上記フランジとの間に
    それぞれ防水のための施工層を介在させると共に、上記
    中間部材とルーフドレン本体との間にはスポンジ状介装
    部材を設けていることを特徴とする屋上床面に使用する
    ルーフドレン装置。
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