JP2839450B2 - 電磁装置 - Google Patents

電磁装置

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JP2839450B2 JP6249554A JP24955494A JP2839450B2 JP 2839450 B2 JP2839450 B2 JP 2839450B2 JP 6249554 A JP6249554 A JP 6249554A JP 24955494 A JP24955494 A JP 24955494A JP 2839450 B2 JP2839450 B2 JP 2839450B2
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    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24CDOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
    • F24C3/00Stoves or ranges for gaseous fuels
    • F24C3/12Arrangement or mounting of control or safety devices
    • F24C3/126Arrangement or mounting of control or safety devices on ranges
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K7/00Diaphragm valves or cut-off apparatus, e.g. with a member deformed, but not moved bodily, to close the passage ; Pinch valves
    • F16K7/02Diaphragm valves or cut-off apparatus, e.g. with a member deformed, but not moved bodily, to close the passage ; Pinch valves with tubular diaphragm
    • F16K7/04Diaphragm valves or cut-off apparatus, e.g. with a member deformed, but not moved bodily, to close the passage ; Pinch valves with tubular diaphragm constrictable by external radial force
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  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁弁、電磁開閉器、
電磁クラッチ等のように電磁石とこの電磁石の磁力に応
じて変位するアーマチュアを備えた電磁装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばアーマチュアを変位自
在に保持し、電磁コイルとコアよりなる電磁石を収容す
る筒状のカバーの端部を、電磁石のコアを固定するホル
ダーの外周に圧入することにより固定した電磁弁(特開
平1−234673号公報等)が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の電磁
弁においては、カバーの端部をホルダーの外周に圧入す
る際に、カバーの内周とホルダーの外周とが摩耗して少
なくとも一方の表面層が削り取られて削り粉が発生し、
ホルダーの外周とカバーの内周との間より削り粉が電磁
弁の内部に飛散してしまう。この削り粉は、電磁石のコ
アの吸着面やアーマチュアの被吸着面に付着して、電磁
石のコアとアーマチュアとの吸着不良を起こし易く、誤
作動を生起する可能性があった。ここで、一般に、燃焼
装置では、バーナの失火を熱電対等の失火検出装置によ
り検出した際に、バーナへの燃料の供給を停止するよう
に、燃料供給路に電磁式安全弁を設けている。このよう
な電磁式安全弁に上記電磁弁を用いた場合には、電磁式
安全弁としての信頼性を低下させる恐れがあるため、信
頼性を向上させるための構造を持たせることが望まれて
いる。
【0004】この発明の目的は、ホルダーの外周に筒状
のカバーを嵌め合わせた際に発生する削り粉による、ア
ーマチュアと電磁石との吸着不良を防止することが可能
な電磁装置を提供することにある。この発明の目的は、
電磁式安全弁としての信頼性を向上することが可能な電
磁装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、往復方向に
変位するアーマチュアと、通電されると磁力を発生する
電磁コイルを有し、この電磁コイルに磁力が発生すると
前記アーマチュアを吸着する電磁石と、この電磁石を保
持するホルダーと、このホルダーの外周に嵌め合わさ
れ、内部に前記アーマチュアおよび前記電磁石を収める
筒状のカバーと、前記ホルダーの外周と前記カバーの内
周との間に設けられ、前記ホルダーの外周と前記カバー
の内周との間で発生した削り粉を収納する削り粉収納部
とを備えた技術手段を採用した。なお、前記ホルダー
を、導電性の金属により形成して、前記電磁コイルに電
気的に接続しても良い。また、前記カバーを、金属また
は樹脂により形成して、前記ホルダーの外周に嵌合また
は圧入により固定しても良い。そして、前記電磁装置
を、燃焼装置に燃料を供給する燃料供給路に設けられ、
前記燃焼装置の失火を検出する失火検出手段の出力に応
じて前記燃料供給路を遮断する電磁式安全弁として用い
ても良い。
【0006】
【作用】この発明によれば、ホルダーの外周に筒状のカ
バーを嵌め合わす時に、ホルダーの外周とカバーの内周
との間の摩擦等により発生した削り粉が、ホルダーの外
周とカバーの内周との間に設けられた削り粉収納部に収
納されて保存されることにより、ホルダーの外周とカバ
ーの内周との間より他の部分へ削り粉が飛散しない。こ
のため、電磁石やアーマチュアに削り粉が付着しないの
で、電磁コイルが通電されて電磁コイルに磁力が発生し
た時のアーマチュアと電磁石との吸着不良を防げる。
【0007】
【実施例】本発明の電磁装置を図に示す電磁式ガス安全
弁に適用した実施例に基づき説明する。
【0008】〔第1実施例の構成〕図1ないし図3は本
発明の第1実施例を示したもので、図1は電磁式ガス安
全弁を示した図である。
【0009】電磁式ガス安全弁1は、ガス式燃焼装置の
ガスバーナへ燃料ガスを供給するガス供給管に取り付け
られ、ガスバーナの失火を検出する熱電対等の失火検出
装置(図示せず)からの失火信号に基づいて自動的にガ
スバーナへの燃料ガスの供給を停止する安全装置として
働くものである。
【0010】電磁式ガス安全弁1は、ガス供給管内のガ
ス供給路を開閉するバルブ本体2と、このバルブ本体2
を往復変位させる電磁石3と、この電磁石3と電源(図
示せず)や失火検出装置とを電気的に接続するコネクタ
ユニット4と、電磁石3を保持するホルダー5と、電磁
石3の周囲を覆うカバー6とを備えている。
【0011】バルブ本体2は、ロッド7の一端部にゴム
製のバルブ8が取り付けられ、ロッド7の他端部に磁性
材料製のアーマチュア9が取り付けられている。ロッド
7は、カバー6の内周に往復方向に変位可能に支持され
ている。バルブ8は、ガス供給管内のガス供給路を開閉
する弁体である。また、バルブ8の他端面にはバネ座金
(リテーナ)10が組み付けられている。このバネ座金
10は、カバー6との間に、バルブ8がガス供給路を遮
断(閉じる)方向に付勢するリターンスプリング11を
取り付けている。アーマチュア9は、鉄、珪素鋼、パー
マロイ、フェライト等の磁性材料製で、略円環形状に形
成された可動金属片であって、端部に電磁石3に吸着さ
れる被吸着面12を有している。
【0012】電磁石3は、マグネットピース13および
電磁コイル14等から構成されている。マグネットピー
ス13は、鉄、珪素鋼、パーマロイ、フェライト等の磁
性材料製で、略円筒形状に形成された固定金属片、コア
であって、一端にアーマチュア9を吸着保持する吸着面
15を有し、電磁コイル14が通電されると磁化され、
電磁コイル14の通電が停止されると消磁する。また、
電磁コイル14は、通電されると磁力を発生するもの
で、マグネットピース13の内周および外周に巻装され
ている。
【0013】コネクタユニット4は、フランジ21、内
部ピン22、外部ピン23および端子カバー24等から
構成されている。フランジ21は、導電性に優れた金属
製で、内部ピン22を圧入等により取り付けるものであ
る。このフランジ21は、ホルダー5の外周に圧入等に
より組み付けられ、電磁式ガス安全弁1をガス供給管へ
締結具を用いて取り付けるためのブラケットとして働
く。
【0014】内部ピン22および外部ピン23は、電源
や熱電対等の失火検出装置の出力端子と電磁コイル14
とを接続する入力端子である。内部ピン22は、端子カ
バー24、フランジ21、ホルダー5内を貫通して設け
られ、電磁コイル14の一方のコイル端に接続されてい
る。内部ピン22の外周とホルダー5の内周との間に
は、燃料ガスの漏洩を防止するためのシール材としての
Oリング25および内部ピン22とホルダー5とを絶縁
する円環状の絶縁板26が装着されている。
【0015】外部ピン23は、端子カバー24を貫通し
てフランジ21に圧入することにより電気的に接続さ
れ、フランジ21、ホルダー5を介して電磁コイル14
の他方のコイル端に接続されている。端子カバー24
は、絶縁性に優れた樹脂製で、内部ピン22および外部
ピン23を保持すると共に内部ピン22および外部ピン
23を保護するもので、リベット27によりホルダー5
の筒状部34の外周に圧入することにより組み付けられ
ている。
【0016】次に、ホルダー5を図2に基づいて説明す
る。このホルダー5は、導電性に優れた金属製で円筒形
状に形成されており、中央部分の外周にフランジ21が
当接する外周突起部31を有し、中央部分の内周に内部
ピン22が貫通する内周突起部32を有している。ホル
ダー5の一端側は絶縁板26を介して内部ピン22を保
持し、マグネットピース13を保持する筒状部33とさ
れ、ホルダー5の他端側はフランジ21と端子カバー2
4を保持する筒状部34とされている。
【0017】筒状部33の先端部には、マグネットピー
ス13の他端外周をかしめ等の手段を用いて保持固定す
る係止部35が筒状部33の他の部分より薄肉にて形成
されている。この係止部35の外周には、外方へ膨らん
だ膨出部36が形成されている。また、膨出部36と円
環状の段部37との間には、凹み部38が周設されてい
る。筒状部34の外周には、フランジ21および端子カ
バー24が嵌め合わされている。
【0018】次に、カバー6を図3に基づいて説明す
る。このカバー6は、真鍮等の金属または樹脂製で円筒
形状に形成され、内部にマグネットピース13および電
磁コイル14を収容していると共に、内部にアーマチュ
ア9を往復変位可能に収容している。このカバー6の一
端部には、絞り成形等によって他の部分より径小で円筒
状の案内部41が形成されている。この案内部41は、
バルブ本体2のロッド7を往復方向に変位自在に支持す
る部分である。
【0019】また、カバー6の他端部には、ホルダー5
の係止部35の外周に圧入により嵌め合わされる円筒状
の嵌合部42が形成されている。この嵌合部42の内周
には、ホルダー5の凹み部38内に嵌まり込む被嵌込部
43、および膨出部36に係止される突起部44が周設
されている。そして、被嵌込部43と突起部44との間
には、被嵌込部43、突起部44より凹んだ周溝部45
が形成されている。なお、カバー6の周溝部45とホル
ダー5の膨出部36との間には、削り粉収納部としての
スペース46が形成される。
【0020】〔第1実施例の組付方法〕この実施例の電
磁式ガス安全弁1のホルダー5とカバー6との組付方法
を図1ないし図3に基づき説明する。先ず、内部ピン2
2の外周に絶縁板26を嵌め込み、内部ピン22の端部
22aをかしめる。そして、マグネットピース13の他
端外周にホルダー5の係止部35を嵌め合わせた後に、
係止部35をかしめることにより、ホルダー5にて電磁
石3を保持する。その後に、電磁コイル14を巻装し、
その電磁コイル14の一方のコイル端を内部ピン22と
ホルダー5に溶接等の手段を用いて接合する。
【0021】そして、ホルダー5の係止部35の外周に
カバー6の他端部を圧入により嵌め合わすと、ホルダー
5の膨出部36をカバー6の被嵌込部43が乗り越えて
ホルダー5の凹み部38内にカバー6の被嵌込部43が
嵌まり込む。このとき、ホルダー5の係止部35の外周
の表面層またはカバー6の被嵌込部43の内周の表面層
が削り取られて、ホルダー5の外周とカバー6の内周と
の間に削り粉が発生することがある。
【0022】この実施例では、ホルダー5の外周とカバ
ー6の内周との間で発生した削り粉が周溝部45と膨出
部36とで囲まれたスペース46内に入り込んで保存さ
れるため、ホルダー5の外周とカバー6の内周との間か
ら周りに飛散することはない。このため、バルブ本体2
や電磁石3に削り粉が付着する恐れがなくなるため、と
くにバルブ本体2のアーマチュア9の被吸着面12や電
磁石3のマグネットピース13の吸着面15に削り粉が
付着する恐れがなくなる。
【0023】〔第1実施例の作用〕この実施例の電磁式
ガス安全弁1の作用を図1ないし図3に基づき説明す
る。バーナの火等によりサーモカップルに起電力が発生
し、電磁石3の電磁コイル14が通電されることにより
磁力を発生させ、マグネットピース13の吸着面15に
バルブ本体2の被吸着面12を押圧密着動作より、その
起電力により吸着される。これにより、ガス式燃焼装置
のガス供給管が開かれて燃料ガスがガスバーナに供給さ
れ、燃焼が開始される。
【0024】ここで、ガス式燃焼装置に失火があると、
熱電対等の失火検出装置の作動によって電磁コイル14
への通電が停止される。すると、電磁コイル14の磁力
が消磁するので、リターンスプリング11の反力により
アーマチュア9がマグネットピース13の吸着面15よ
り離脱する。これにより、アーマチュア9とロッド7を
介して連結されたバルブ8がガス供給管のガス供給路を
閉じることにより、事故を未然に防げる。
【0025】〔第1実施例の効果〕以上のように、この
実施例の電磁式ガス安全弁1は、ホルダー5の外周にカ
バー6を圧入する時に、ホルダー5の外周とカバー6の
内周との間の摩擦等により発生した削り粉がスペース4
6に収納されることにより、カバー6内に削り粉が飛散
しない。このため、アーマチュア9の被吸着面12やマ
グネットピース13の吸着面15に削り粉が付着しない
ので、アーマチュア9とマグネットピース13との吸着
不良を防止でき、安全装置として信頼性に優れる電磁式
ガス安全弁1を提供することができる。
【0026】〔第2実施例〕図4は本発明の第2実施例
を示したもので、電磁式ガス安全弁の主要部を示した図
である。この実施例では、ホルダー5の係止部35の膨
出部36と段部37との間の外周面に周溝部51、突起
部52および凹み部53を順に形成している。そして、
カバー6の嵌合部42に凹み部53にかしめにより固定
される爪状部54を設けている。
【0027】ホルダー5の外周にカバー6の嵌合部42
を嵌入する際には、カバー6の嵌合部42の内周とホル
ダー5の周溝部51との間には、ホルダー5の外周とカ
バー6の内周との間の摩擦等により発生した削り粉を収
納するためのスペース55が形成される。
【0028】〔第3実施例〕図5は本発明の第3実施例
を示したもので、電磁式ガス安全弁の主要部を示した図
である。この実施例では、カバー6の嵌合部42にホル
ダー5の係止部35の外周面より離れる方向に曲げられ
た湾曲部56を設けている。そして、湾曲部56と係止
部35との間には、ホルダー5の外周とカバー6の内周
との間の摩擦等により発生した削り粉を収納するための
スペース57が形成される。
【0029】〔第4実施例〕図6は本発明の第4実施例
を示したもので、電磁式ガス安全弁の主要部を示した図
である。この実施例では、ホルダー5の外周に3つの凹
み部61〜63を設け、段部37にカバー6の他端を係
止する係止爪64を設けている。また、カバー6は、他
端部65の外径をその他の部分66より径aだけ径大に
形成している。このため、ホルダー5の外周とカバー6
の内周との間には、ホルダー5の外周とカバー6の内周
との間の摩擦等により発生した削り粉を収納するための
スペース67a〜67cが形成される。なお、凹み部6
1を形成しないでスペース67aを省略しても良い。
【0030】〔第5実施例〕図7は本発明の第5実施例
を示したもので、電磁式ガス安全弁の主要部を示した図
である。この実施例では、カバー6の他端部65の外径
がホルダー5の膨出部36の外径より大きくなるよう
に、カバー6の他端部65の外径をその他の部分66よ
り径bだけ径大に形成している。そして、カバー6の他
端部65をホルダー5の膨出部36に嵌め合わさせ、カ
バー6の他端部65の先端部分が膨出部36を越えたと
ころでその先端部分をかしめることにより、カバー6の
他端部65の先端部分が凹み部38に固定される。この
ため、ホルダー5の膨出部36の外周とカバー6の他端
部65の内周との間には、ホルダー5の外周とカバー6
の内周との間の摩擦や嵌め合わせ時の接触等により発生
した削り粉を収納するためのスペース68が形成され
る。なお、カバー6の他端部65をホルダー5に固定す
る方法は、本例のかしめだけでなく、嵌合した後に溶接
しても良く、嵌合のみでも良い。
【0031】〔変形例〕本実施例では、本発明を電磁式
ガス安全弁1に適用したが、本発明をその他の電磁弁、
電磁式開閉器、電磁クラッチ等の電磁装置に適用しても
良い。本実施例では、ホルダー5を導電性に優れた金属
により形成したが、ホルダー5を電磁コイル14への導
電部材として用いない場合には、樹脂等の絶縁材料によ
りホルダー5を形成しても良い。
【0032】
【発明の効果】この発明は、ホルダーの外周にカバーを
嵌め合わせた際に発生する削り粉が、ホルダーの外周と
カバーの内周との間より飛散しないため、電磁石やアー
マチュアに削り粉が付着しないので、アーマチュアと電
磁石との吸着不良を防止することができる。このため、
信頼性に優れる電磁式ガス安全弁を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の電磁式ガス安全弁を示した断面図
である。
【図2】図1の電磁式ガス安全弁のホルダーを示した断
面図である。
【図3】図1の電磁式ガス安全弁のカバーを示した断面
図である。
【図4】第2実施例の電磁式ガス安全弁の主要部を示し
た半断面図である。
【図5】第3実施例の電磁式ガス安全弁の主要部を示し
た半断面図である。
【図6】第4実施例の電磁式ガス安全弁の主要部を示し
た半断面図である。
【図7】第5実施例の電磁式ガス安全弁の主要部を示し
た半断面図である。
【符号の説明】
1 電磁式ガス安全弁 3 電磁石 5 ホルダー 6 カバー 9 アーマチュア 46 スペース(削り粉収納部)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)往復方向に変位するアーマチュア
    と、 (b)通電されると磁力を発生する電磁コイルを有し、
    この電磁コイルに磁力が発生すると前記アーマチュアを
    吸着する電磁石と、 (c)この電磁石を保持するホルダーと、 (d)このホルダーの外周に嵌め合わされ、内部に前記
    アーマチュアおよび前記電磁石を収める筒状のカバー
    と、 (e)前記ホルダーの外周と前記カバーの内周との間に
    設けられ、前記ホルダーの外周と前記カバーの内周との
    間で発生した削り粉を収納する削り粉収納部とを備えた
    電磁装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の電磁装置において、 前記ホルダーは、導電性の金属により形成され、前記電
    磁コイルに電気的に接続されたことを特徴とする電磁装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の電磁装置
    において、 前記カバーは、金属または樹脂により形成され、前記ホ
    ルダーの外周に嵌合または圧入により固定されたことを
    特徴とする電磁装置。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
    の電磁装置において、 前記電磁装置は、燃焼装置に燃料を供給する燃料供給路
    に設けられ、前記燃焼装置の失火を検出する失火検出手
    段の出力に応じて前記燃料供給路を遮断する電磁式安全
    弁であることを特徴とする電磁装置。
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