JP3075037B2 - 遮断弁 - Google Patents

遮断弁

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JP3075037B2
JP3075037B2 JP05220984A JP22098493A JP3075037B2 JP 3075037 B2 JP3075037 B2 JP 3075037B2 JP 05220984 A JP05220984 A JP 05220984A JP 22098493 A JP22098493 A JP 22098493A JP 3075037 B2 JP3075037 B2 JP 3075037B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスの事故を未然に防
ぐガス遮断装置の遮断アクチュエータとして使用される
遮断弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガス事故を未然に防ぐため従来より種々
の安全装置が利用されており、中でもガスの異常使用お
よびガス漏れ等を検出しガスを遮断するガス遮断装置が
注目されている。特に、ガスメータに内蔵された流量セ
ンサによりガスの流量を監視しマイクロコンピュータに
よりガスの使用状態を判断し異常使用の場合はガスメー
タに内蔵された遮断弁によりガスを遮断する電池電源に
よるマイクロコンピュータ内蔵ガス遮断装置(以下マイ
コン型ガス遮断装置と省略する)は、安全性、ガス配管
の容易性、低価格等の優位性のため、全世帯普及を目指
した取り組みが実施されるに至っている。
【0003】また、マイコン型ガス遮断装置の機能を持
ち、流量センサによって計測されたガス流量情報を電話
回線などを利用して集中監視するテレメータとしても利
用できる集中監視型マイコンメータも普及が促進されて
いる。マイコン型ガス遮断装置の電源としては、停電な
どにより安全機能が中断しないよう、リチウム電池など
長寿命の電池が使用され、マイコン型ガス遮断装置の遮
断弁としては、電池の消耗を抑えるため動作の瞬間のみ
電流を印加する自己保持型電磁ソレノイドをアクチュエ
ータとした遮断弁が主に利用されている。
【0004】以下に従来の遮断弁について説明する。図
4は従来の遮断弁の断面図を示すものである。図4に示
すように弁ゴム51を装着したプランジャ52とヨーク
53および吸着片54間を永久磁石55による磁気回路
56を形成し、吸着面57でプランジャ52と吸着片5
4を吸着保持している。プランジャ52の外周には駆動
コイル58を設け、更に弁ゴム51の下部には圧縮バネ
59を備えており、そのセット荷重は通常時、すなわ
ち、プランジャ52が吸着片54に吸着保持されている
時の吸着保持力より小さくなっており、吸着保持状態が
確保される。
【0005】次に、弁ゴム51がガス通路60中に設け
た弁座61に対抗した位置にストローク1s分を設け
て、遮断弁はセットされて使用する。この作動時に駆動
コイル58に通電するため、安全対策上、駆動コイル5
8の部分を、ガス通路60中より隔離し、ガスの雰囲気
にさらされない様にする必要がある。
【0006】このため、駆動コイル58の中央孔に設け
たパイプ62の内周の一部に吸着片54の外周との間ん
にシールパッキン材63を設けるとともに、ヨーク53
等の固定台を兼ねた台座64を、磁性材料板金プレス製
にして、貫通孔を設け、その内周とパイプ62の外周と
の間にシールパッキン材65を設けて、台座64および
パイプ62と吸着片54とにより、プランジャ52と駆
動コイル58間をガスシールしている(特願昭61−9
142号公報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成では、次のような課題がある。台座64を板
金プレスする際にシールパッキン材65の収納部を形成
するために、台座64の中心孔部を絞り加工する。通常
のプレス加工においては、絞り部の板厚は絞りを行わな
い部分と比較して小さくなる。その結果、磁気回路56
において支配的な磁気抵抗であるプランジャ52の側面
と台座64の中心孔内面との間の磁気ギャップに形成さ
れる磁気抵抗が大きくなる傾向がある。
【0008】磁気抵抗が大きくなると、駆動コイル58
に印加した電流に対して、吸着面57における磁束変化
が小さくなる、すなわち、吸着保持力の変化が小さくな
る。したがって、マイコン型ガス遮断装置の限られた電
気エネルギーによって確実に開弁状態から閉弁状態に移
行する遮断動作をさせるためには、圧縮バネ59の荷重
を高く設定する必要があった。
【0009】一方、近年、ガス供給者が電話回線などを
利用して遮断弁を開弁復帰する遠隔開弁や、簡単なスイ
ッチ操作による開弁のために、電気的に開閉可能な双方
向の遮断弁がマイコン型ガス遮断装置においても要求さ
れている。しかしながら、上記の従来の構成では、台座
64を板金プレスする際にシールパッキン材65の収納
部である絞り部の板厚は絞りを行わない部分と比較して
小さくなり磁気回路56において閉弁状態においても支
配的な磁気抵抗であるプランジャ52の側面と台座64
の中心孔内面との間の磁気ギャップに形成される磁気抵
抗が大きくなり、また、遮断動作を確実に行うため圧縮
バネ59の荷重を高く設定する必要があるため、閉弁状
態から開弁状態に移行する復帰動作を行うために必要な
電気エネルギーが大きくなるという課題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の遮断弁は、永久磁石と、前記永久磁石の一方
の磁極に配された固定鉄芯と、一端に弁体を配設し他端
が前記固定鉄芯と当接可能で前記固定鉄芯と同軸に配設
されたプランジャと、前記プランジャの外周に配された
電磁コイルと、前記電磁コイルと前記弁体の間に配さ
れ、概ね中央に絞り部を有し、この絞り部の中央に前記
プランジャが貫通可能な穴部を有し前記穴部の内側の端
面の前記プランジャの軸方向の板厚が他の部分より厚く
成形されたフランジと、前記永久磁石の他方の磁極に当
接し少なくとも一端が前記電磁コイルの外側を通って前
記フランジに当接して固定されたヨークと、前記プラン
ジャと前記電磁コイルとの間に配設された非磁性材料の
パイプと、前記パイプと前記固定鉄芯との間に配設され
た第1パッキンと、前記パイプと前記フランジの前記絞
り部との間に配設された第2パッキンとで構成されたも
のである。
【0011】
【作用】本発明の遮断弁は上記構成によって、フランジ
にシールパッキン材の収納部である絞り部を形成しパイ
プとの間に第2パッキンを配することによって、電磁コ
イルをガス通路から隔離すると同時に、絞り部の中央穴
部の端面のプランジャの軸方向の板厚を他の部分より厚
く成形することによってプランジャの側面とフランジの
穴部内面との間の磁気ギャップに形成される磁気抵抗を
小さくし、少ない起磁力変化すなわち少ない電流によっ
て、大きな磁束変化すなわち吸引力変化を発生させる。
したがって、遮断動作をさせるために必要なスプリング
荷重を小さく設定でき、また、復帰動作を行うために必
要な電気エネルギーを小さく設定できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例の遮断弁について、図
面を参照しながら説明する。
【0013】(実施例1) 図1は本発明の第1の実施例における遮断弁の断面図を
示すものである。図1において、永久磁石1と、永久磁
石1の片方の磁極21に配された磁性材料製の固定鉄芯
2と、一端23に弁座13と当接可能な弁体3を配され
他端24が固定鉄芯2の端25と当接可能で固定鉄芯2
と同軸に配された磁性体製のプランジャ4と、プランジ
ャ4の外周に配された電磁コイル5と、ほぼ中央に絞り
部28を形成され、この絞り部28の中央にプランジャ
4が貫通可能な穴26を有し電磁コイル5と弁体3の間
に配され弁室14にパッキン15をはさんで固定可能で
穴26内側の端面のプランジャ4軸方向の板厚t2を他
の部分の板厚t1より2倍以上厚く成形された磁性材料
の板金プレス製のフランジ6と、永久磁石1の他方の磁
極22に当接し少なくとも一端が電磁コイル5の外側を
通ってフランジ6に当接して固定された磁性材料製のヨ
ーク7と、プランジャ4と電磁コイル5の間に配された
非磁性材料製のパイプ8と、パイプ8と固定鉄芯2間に
配された第1パッキン9と、パイプ8とフランジ6間に
配された第2パッキン10と、弁体3とフランジ6の間
に圧縮して配されたスプリング11とで遮断弁が構成さ
れている。さらに、固定鉄芯2の外周に第2ヨーク12
が配されている。フランジ4の中央穴部26は、磁性体
材料の板に穴をあけ、穴周辺を絞り加工し、第2パッキ
ン10を挿入する部分をのぞいた絞り加工部に径方向の
圧縮を加え、さらに第2パッキン10に適切な形状の絞
り部28に成形し、また穴26の先端部を軸方向にプレ
スすることにより端部及び穴26内径を整える、鍛造に
近いプレス成形等によって成形される。
【0014】以上のように構成された遮断弁について、
以下図1と図2を用いてその動作を説明する。開弁状態
においては、永久磁石1によってプランジャ4の端24
が固定鉄2芯の端25に吸着保持され、スプリング11
の反力FSに抗して、弁体3が弁座13から離れた開弁
状態が保たれる。
【0015】開弁状態から閉弁状態に移行する遮断動作
時は、永久磁石1の起磁力の逆方向の起磁力を発生させ
る極性で電磁コイル5に電流を印加する。その結果、固
定鉄芯2とプランジャ4との吸着面における磁束密度が
減少し、吸着力がスプリング11の反力FSより減少
し、プランジャ4は固定鉄芯2より離脱して弁座13方
向に移動し、弁体3が弁座13に当接して閉弁状態にな
る。
【0016】閉弁状態においては、固定鉄芯2とプラン
ジャ4との磁気ギャップが充分大きいため、固定鉄芯2
とプランジャ4との吸引力よりスプリング11の反力F
Sの方が大きくなり、弁体3は弁座13に当接した閉弁
状態を保持する。
【0017】閉弁状態から開弁状態に移行する復帰動作
時は、永久磁石1の起磁力の同方向の起磁力を発生させ
る極性で電磁コイル5に電流を印加するか、弁体3に機
械的な力を加えプランジャ4の端24を固定鉄芯2の端
25に当接させる。電磁コイル5に電流を印加した場合
は、固定鉄芯2とプランジャ4との間の磁束密度が増加
し、吸引力がスプリング11の反力FSより大きくなる
ため、プランジャ4が固定鉄芯2の方向に移動し、つい
にはプランジャ4の端24が固定鉄芯2の端25に当接
する。この運動により、弁体3は弁座13から離脱し開
弁状態となる。そして、固定鉄芯2とプランジャ4との
磁気ギャップが充分小さくなり、吸着力がスプリング1
1の反力FSより大きくなるため、この後、電磁コイル
5に印加した電流または、弁体3に印加した力を除去し
ても閉弁状態が保持される。
【0018】図1において、永久磁石1の起磁力は、固
定鉄芯2、プランジャ4、フランジ6、ヨーク7を経る
磁気回路31を形成する。電磁コイル5に電流を印加し
た場合、プランジャ4が励磁され起磁力を発生させ、電
流の方向によって磁気回路31の磁束Φは増加または減
少する。磁気回路31において支配的な磁気抵抗は、固
定鉄芯2の端25とプランジャ4の端24との磁気ギャ
ップ32に形成される磁気抵抗R1と、プランジャ4の
側面27とフランジ6の穴26内面との間の磁気ギャッ
プ33に形成される磁気抵抗R2とである。磁気ギャッ
プ32に蓄積された磁気エネルギーは固定鉄芯2とプラ
ンジャ4との吸引力Fを発生させる。一方磁気ギャップ
33に蓄積された磁気エネルギーすなわち磁束による吸
引力は円周方向にほぼ均等に発生するため打ち消し合
う。
【0019】この磁気回路を、漏れ磁束を無視し、各磁
性体における磁気抵抗は無視し、第2ヨークによる磁気
回路も無視し、また永久磁石1の起磁力は磁束にかかわ
らず一定であると仮定して電気回路に近似すると、図2
に示した回路となる。図2は本発明の第1の実施例にお
ける遮断弁の磁気回路の電気回路近似を示すものであ
る。永久磁石1による起磁力F1、磁気抵抗R1、磁気
抵抗R2、電磁コイル5に印加される電流による起磁力
F2、F3、電磁コイル5の電流印加状態を表すスイッ
チSWで回路が構成されている。回路を流れる磁束をス
イッチSWの状態41、42、43に応じてΦ41、Φ
42、Φ43とすると、各磁束は(数1)、(数2)、
(数3)の様に表せる。これら磁束は固定鉄芯2とプラ
ンジャ4との吸引力を発生させるので、省電流の遮断弁
を実現するためには、印加される電流による起磁力F
2、F3に対して、大きな磁束変化(数4)、(数5)
が発生する様にすればよい。
【0020】
【数1】
【0021】
【数2】
【0022】
【数3】
【0023】
【数4】
【0024】
【数5】
【0025】(数4)、(数5)からも明らかなよう
に、プランジャ4の側面27とフランジ6の穴26内面
との間の磁気ギャップ33に形成される磁気抵抗R2を
小さくすれば、大きな磁束変化が取り出せることがわか
る。周辺空間への漏れ磁束を無視すると、磁気抵抗R2
は同心円面間の空隙磁気抵抗として(数6)のごとく表
せる。ここに、rはプランジャ4の半径、lgはプラン
ジャ4半径とフランジ6の穴26の半径との差、μは非
磁性体の透磁率、πは円周率である。
【0026】
【数6】
【0027】ここで、従来の遮断弁のフランジ肉厚がt
1であり、t2はt1の2倍であるとして、従来の遮断
弁と本発明の遮断弁のフランジ6とプランジャ4との磁
気抵抗R2を比較すると、(数6)から明らかなよう
に、本発明の遮断弁における磁気抵抗R2は従来の遮断
弁に比較して、半分になる。遮断動作時は、最初はプラ
ンジャ4が固定鉄芯2に当接しているため、磁気抵抗R
1は0に近い。このため、同じ起磁力F2を与えたとき
(数4)より、本発明の遮断弁は従来の遮断弁の約2倍
の磁束変化を生じる。復帰動作時は、一般に磁気抵抗R
1は充分大きいため、本発明の遮断弁の効果は遮断動作
時と比較して小さくなるが、(数5)より従来の遮断弁
より大きな磁束変化を生じる。
【0028】以上のように、本発明の遮断弁は、フラン
ジ6の概ね中央に絞り部28を形成しパイプ8との間に
第2パッキン10を配することによって、電磁コイル5
をガ ス通路から隔離すると同時に、この絞り部28の中
の穴26内側のプランジャ4軸方向の板厚t2を他の
部分の板厚t1より厚く成形する事によって、プランジ
ャ4の側面27とフランジ6の穴26内面との間の磁気
ギャップ33に形成される磁気抵抗R2を小さくするこ
とができ、少ない起磁力変化すなわち少ない電流によっ
て、大きな磁束変化すなわち吸引力変化を発生させるこ
とが可能である。
【0029】(実施例2) 以下本発明の第2の実施例について図面を参照しながら
説明する。
【0030】図3は本発明の第2の実施例を示す遮断弁
の断面図である。図3において、図1の例と異なるの
は、パイプを電磁コイル45のコイルボビン46と一体
的に形成した点である。以上のように構成された遮断弁
の動作は、本発明の第1の実施例と同様であるので説明
を省略する。
【0031】第2の実施例の特徴は、部品コストの低減
を目的とし、パイプを電磁コイル45のコイルボビン4
6と一体的に形成することによって部品点数を削減した
遮断弁においても、フランジ6の概ね中央に絞り部28
を形成しパイプ8との間に第2パッキン10を配するこ
とによって、電磁コイル5をガス通路から隔離すると同
時に、この絞り部28の中央の穴26内側のプランジャ
4軸方向の板厚t2を他の部分の板厚t1より厚く成形
する事によって、プランジャ4の側面27とフランジ6
の穴26内面との間の磁気ギャップ33に形成される磁
気抵抗R2を小さくすることができ、少ない起磁力変化
すなわち少ない電流によって、大きな磁束変化すなわち
吸引力変化を発生させることを可能とした点である。
【0032】なお、第1の実施例、第2の実施例におい
て、ヨークはフランジにかしめによって固定されている
かのごとく示したが、螺着されてもよい。また、第1パ
キンは、各々軸の内外周をシールする軸シールの形態
であるかのごとく示したが、軸に垂直な方向の圧縮シー
ル、三角形に近い断面形状の三角シールであってもよ
い。また、第2ヨークは設計条件が許容する場合は、な
くてもよい。また、固定鉄芯と永久磁石の間に第3ヨー
クを配してもよい。また、弁体は単弁構造で示したが、
逃がし弁を有する副弁構造でもよい。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかのように本発明の
遮断弁によれば次の効果を奏する。
【0034】フランジにシールパッキン材の収納部であ
る絞り部を形成しパイプとの間に第2パッキンを配する
ことによって、電磁コイルをガス通路から隔離すると同
時に、絞り部の中央穴部の端面のプランジャの軸方向の
板厚を他の部分より厚く成形することによってプランジ
ャの側面とフランジの穴内面との間の磁気ギャップに形
成される磁気抵抗を小さくすることができ、少ない起磁
力変化すなわち少ない電流によって、大きな磁束変化す
なわち吸引力変化を発生させることが可能である。した
がって、復帰動作を行うために必要な電気エネルギーを
小さく設定できるという特徴を有するため、消費電力の
小さいマイコン型ガス遮断装置に適切な双方向の遮断弁
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における遮断弁の断面図
【図2】同遮断弁の磁気回路の電気回路近似を示す磁気
回路図
【図3】本発明の第2の実施例における遮断弁の断面図
【図4】従来の遮断弁の断面図
【符号の説明】
1 永久磁石 2 固定鉄芯 3 弁体 4 プランジャ 5 電磁コイル 6 フランジ 7 ヨーク 8 パイプ 9 第1パッキン 10 第2パッキン 26 穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−153314(JP,A) 特開 昭62−167988(JP,A) 特開 平1−299383(JP,A) 特開 昭63−76974(JP,A) 特開 昭62−274173(JP,A) 実開 昭61−73972(JP,U) 実公 平2−11666(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 31/06 - 31/11

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】永久磁石と、前記永久磁石の一方の磁極に
    配設された固定鉄芯と、一端に弁体を配設し他端が前記
    固定鉄芯と当接可能で前記固定鉄芯と同軸に配設された
    プランジャと、前記プランジャの外周に配された電磁コ
    イルと、前記電磁コイルと前記弁体との間に配され、概
    ね中央に絞り部を有し、この絞り部の中央に前記プラン
    ジャが貫通可能な穴部を有し前記穴部の内側の端面の
    記プランジャの軸方向の板厚が他の部分より厚く成形さ
    れたフランジと、前記永久磁石の他方の磁極に当接し少
    なくとも一端が前記電磁コイルの外側を通って前記フラ
    ンジに当接して固定されたヨークと、前記プランジャと
    前記電磁コイルとの間に配設された非磁性材料のパイプ
    と、前記パイプと前記固定鉄芯との間に配設された第1
    パッキンと、前記パイプと前記フランジの前記絞り部
    の間に配設された第2パッキンとで構成された遮断弁。
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