JP2838112B2 - 糖菓の製造方法 - Google Patents

糖菓の製造方法

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JP2838112B2 JP1124754A JP12475489A JP2838112B2 JP 2838112 B2 JP2838112 B2 JP 2838112B2 JP 1124754 A JP1124754 A JP 1124754A JP 12475489 A JP12475489 A JP 12475489A JP 2838112 B2 JP2838112 B2 JP 2838112B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、シャボンの木の抽出物を含有させた糖菓の
製造方法に関する。
[従来の技術] シャボンの木とは、学名がQuilaia saponaria Mol.で
あり、バラ科の植物である。これは、南米のチリー、ボ
リビア、ペルー等に自生するものであり、この樹液には
洗浄力(即ち、界面活性力)があることが知られてお
り、南米では古くから石鹸の代用として用いられてい
る。
この樹液中には、配糖体、糖類その他各種の有効成分
が含まれており、また安全であることも知られている。
しかし、我国ではこの樹液を飲用したり添加品を食する
ことは行われていない。
そこで、本発明者らがシャボンの木の抽出液(樹皮の
破砕・粉砕品を水又は低級アルコールを主成分とする溶
媒に浸して有効成分を抽出したもの)の少量(杯に1/3
約1cc程度)を、水で薄めて1日に1〜2回程度ずつあ
る程度の期間試飲したところ、糖尿病や二日酔い、或い
は高血圧や低血圧症等に効果が見られた。また、整腸作
用は顕著で、服用すると下痢や便秘等の改善を自覚する
人が多い。
[発明が解決しようとする課題] しかるに、この抽出液は糖分等による甘い独特の匂と
味を有するが、茶色っぽいドロッとした液で且つサポニ
ンやタンニンその他成分により苦味や渋味、刺激味をも
呈するため極めて飲み辛いものである。
[課題を解決するための手段] そこで本発明者は、これらの有効成分をそのまま飲食
する方法を種々模索・研究した結果、抽出物を糖菓に含
有させて糖分により抽出物の苦味や渋味等を希釈したり
隠蔽させることを見いだし、本発明を完成させたもので
ある。そして、その特徴とするところは、シャボンの木
の樹皮又は木質部の抽出液或いはその乾燥粉末を、砂糖
その他の糖類と混合して煮詰めるか、該煮詰め液に混合
して形成しキャンデー等の糖菓に仕上げるものである。
糖菓には、和菓子系の飴類と洋菓子系のキャンデー類
(キヤラメル、ドロップ、ヌガー、ゼリービーンズ等)
があるが、何れも砂糖や水飴を主とした糖類を水と共に
加熱して煮詰め、冷却後成形するものである。加える水
の割合や加熱温度、成形方法は糖菓の種類に応じて様々
である。糖菓の種類によっては、麦芽糖その他の糖類、
ショートニング、練乳、デンプン、小麦粉等を配合す
る。更に、香料や色素を加えることも通常行われてい
る。本発明の糖菓は、これらの何れもが利用できる。
一方、本発明の抽出物は、シャボンの木主としてその
樹皮の破砕品や粉砕品を水又は低級アルコールを主成分
とする溶媒によって抽出した抽出液或いはその濃縮液、
または抽出液の乾燥粉末を用いる。
即ち、該抽出液或いはその濃縮液を、砂糖その他目的
とする糖菓に用いる種類に水を加えて煮詰めた煮詰め液
に加えて更に煮詰めるか、抽出液或いは濃縮液を直接糖
類に加えて煮詰めた後成形する。或いは、抽出液から熱
風乾燥、真空乾燥、冷凍乾燥その他の乾燥手段で得た乾
燥粉末を、砂糖その他目的とする糖菓に用いる糖類に水
を加えて煮詰めたものに加えて混練し、次いで成形す
る。乾燥粉末を水とともに糖類に加えて煮詰めてもよい
し、少量割合であれば抽出液やその濃縮液を煮詰め液に
添加して混練することもできる。
何れの場合も、糖菓の種類に応じて他の糖類や添加物
を加えることは自由である。特に、本発明品は茶色に着
色されるので、他の色に着色する場合は濃色にする。ま
た明るい或いは淡い色にしたい場合は、抽出液自体を幾
分脱色して用いるとか別の着色層でコーティングすると
よい。また、幾分独特の匂を示すので香料で隠蔽するこ
とも好ましい。抽出物を加えない通常の飴やキャンデー
素材と捻り合わす等して変化を付けることもできる。
本発明抽出液の抽出は、通常低級アルコール、例え
ば、メタノールやエタノールと水の混合溶媒により行な
うが、これに限るものではなく、水や温水でもよい。そ
の方法としては、樹皮や木質部をチップ状にし、それを
前記の抽出溶媒に浸し加熱するのが簡単である。加熱後
に、その液を濾過すると所謂シャボン液の水溶液が得ら
れる。通常、固形分約25〜35%(重量%)程度のものが
得られる。この抽出方法は、加圧することや、他の抽出
用成分を添加すると、圧搾すること等従来の種々の方法
が応用できる。
この抽出液は、種々の物質を含み、その成分の完全な
解明はなされていない。しかし、第1式の構造を有する
キラヤ酸をアグリコン(配糖体の非糖質部分)とするト
リテルペン系の配糖体である第II式で表されるサポニン
が含有さてていると考えられている。その割合は、天然
サポニンとして固形分中約13%程度である。固形分中そ
の大部分は糖類であり、その他固形分中数%ずつの灰分
や粗タンパク、微量のタンニンその他の物質を含む。抽
出液が様々な効能(生理活性)を示すのは、これら各成
分の個々の働きにもよるが、相乗効果が大きいと考えれ
る。しかして、本発明の糖菓はこれらの抽出物をそのま
ま含有させて摂取しやすくするものである。尚、これら
の成分は、煮詰め温度(精々140〜150℃)程度では変質
しに くいのも好都合である。
次に、本発明抽出液の使用量は、固形分30%のものと
して、砂糖や水飴糖の糖類100部(重量部)に対し1〜4
0部程度である。少な過ぎれば生理的作用効果が少な
く、多過ぎれば、苦味や渋味が強く食べにくくなる。よ
り好ましくは、3〜20部(乾燥粉末として1〜6部)程
度である。もっとも、割合が低くても一種の呈味成分と
して作用するし、長期に渡って摂取すればそれなりの効
果は得られるものである。
得られた糖菓は、菓子として適宜摂取する。本発明抽
出物には毒性は無いので、摂取量には殆ど制限はなく、
小児や老人にも安心して与えることができる。
[実施例] 次に、本発明を実施例により更に詳細に説明する。
実施例 1 砂糖100部(重量部、以下同じ)に水30部を加え加熱
撹拌しながら溶解し、これに20部の水飴を加えさらに加
熱して140℃程度の温度で煮詰める。十分に煮詰まった
段階で、シャボンの木の抽出液10部を撹拌しながら加
え、更に加熱・撹拌・混練して溶媒を蒸発させる。次い
で、煮詰めたものを取り出して80℃程度に冷まして引き
伸ばし、裁断して1個の重量が約3gの茶色に着色した幾
分透明な飴を得た。
尚、抽出液はシャボンの木の樹皮破砕品を水とエチル
アルコールの混合溶媒で抽出して濾過したもので、固形
分約30%(内、天然サポニン約4%)、水約60%、エチ
ルアルコール約10%のものである。
しかして、この飴は1個当たり計算上約0.24gの前記
抽出液を含んでおり、飴5個を食すれば約1.2g(約1c
c)の前記抽出液を摂取したことになる。この飴を20人
の男女1日8個ずつ10日間試食させて、その結果を調べ
た。
実施例 2 砂糖20部、水飴35部を撹拌機付き蒸気釜に入れ、80℃
前後に加熱しながらよく撹拌する。これに、実施例1で
得た抽出液の濃縮液(固形分60%)8部、小麦粉5部、
無糖練乳30部、ショートニング6部、ココア粉末5部、
水10部、食塩0.2部を混合してクリーム状にし、120〜12
5℃で煮詰める。最後に香料を加えて撹拌後、取り出し
て40〜50℃に冷却し、ローラーで一定の厚みにし、カッ
ターで裁断して1個約4gの抽出物含有ココアキャラメル
を得た。
このキャラメル1個には、計算上前記30%抽出液換算
で約0.6gの抽出液が含まれており、2個を食すれば1.2g
(約1cc)を摂取したことになる。同様に、このキャラ
メルを20人の男女に1日4個ずつ次の10日間試食させ
て、その結果を調べた。
実施例 3 砂糖55部を少量10部の水に溶解しながら110℃程度に
加熱し、これに、水飴45部を加えて約125℃まで昇温す
る。これを煮詰め釜に移して145℃に煮詰めたものを冷
却盤に取り出し、実施例1で得た抽出液の真空乾燥粉末
品2部を、少量のクエン酸、香料及びチョコレート色着
色剤とともに加えてよく撹拌し80℃程度に温度を下げ
る。続いて、スタッピングマシンで成形して1個約2gの
チョコレート色のキャンデーを得た。
このキャンデーは、計算上1個当たり前記30%抽出液
換算で0.13gの抽出物を含み、10個食すれば1.3g(約1c
c)の抽出液を摂取したことになる。同様に、このキャ
ンデーを20人の男女に更に次の10日間10個ずつ試食させ
て、その結果を調べた。
上記の各結果を、表−1に示すが、このように各実施
例で得た糖菓は、何れも苦味や渋味、刺激味が軽減さ
れ、賞味に抵抗感が少なかった。また、1日数個食する
だけで糖尿病患者の尿の臭が少なくなったり、二日酔い
の頭痛軽減や血圧の平常化或いは下痢や便利の症状が軽
微になった現象が見られた。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明により得られる糖菓は、
苦味や渋味、刺激臭があって通常は食したり飲用するこ
とが困難なシャボンの木の抽出物を簡単に服用できるよ
うにすることができる。
この服用によって、種々の効果、即ち整腸作用簡単に
服用できるようにすることができる。
この服用によって、種々の効果、即ち整腸作用や各種
内蔵の機能強化や疾患の症状低減を図ることができ、ま
た糖分はエネルギー源となり、健康食品として優れたも
のである。しかも、その製造は通常の糖菓の製造工程が
そのまま利用でき、且つ加熱により抽出液成分の変質も
見られず、安全に実施することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 35/78 ACR A61K 35/78 ACR ADP ADPH ADQ ADQ (56)参考文献 特開 昭62−205025(JP,A) 特開 昭62−190046(JP,A) 特開 平2−56415(JP,A) 特開 平2−238869(JP,A) 特開 平1−141571(JP,A) 特開 昭61−247352(JP,A) 特開 昭62−263715(JP,A) 特開 昭62−142109(JP,A) 特開 昭63−56253(JP,A) 特開 昭59−66839(JP,A) 奥田拓男編、「天然薬物事典」、廣川 書店、昭和61年4月15日、p.116 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A23G 3/00 - 3/32 A23L 1/30 A61K 35/78 JICSTファイル(JOIS)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャボンの木から水又は低級アルコールを
    主成分とする溶媒によって抽出した抽出液、その濃縮液
    或いはその乾燥粉末を、砂糖その他目的とする糖菓に用
    いる糖類及び水とともに煮詰めるか、糖類と水を煮詰め
    たものに加えて混練し、次いで成形することを特徴とす
    る糖菓の製造方法。
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奥田拓男編、「天然薬物事典」、廣川書店、昭和61年4月15日、p.116

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