JP2836294B2 - 蒸気発生装置 - Google Patents

蒸気発生装置

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JP2836294B2
JP2836294B2 JP3147413A JP14741391A JP2836294B2 JP 2836294 B2 JP2836294 B2 JP 2836294B2 JP 3147413 A JP3147413 A JP 3147413A JP 14741391 A JP14741391 A JP 14741391A JP 2836294 B2 JP2836294 B2 JP 2836294B2
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water supply
supply pipe
water
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combustion
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昌知 吉村
豊 上村
和則 曽根高
隆夫 西山
謙一 高垣
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスチーム入浴、加湿空
調、蒸し器などに利用する蒸気発生装置の構成に係るも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の沸騰させて蒸気を発生さ
せる蒸気発生装置の構成は、図7に示すように缶体62
の燃焼室64の下方に加熱手段であるバーナ61が配置
される。この缶体62には水を給水する給水管65を密
着して巻きつけた燃焼室64と、この給水管65と接続
した給水口67と、蒸気吐出口68と、缶体の外周部に
多数溶接され、かつバーナ61の燃焼熱を吸収するフィ
ン63がそれぞれ設けられている。缶体62への給水手
段は、缶体62内の水位を検知する缶体用水位センサ6
9の水位信号により動作する、タンク70の貯水をポン
プ73により給水管65に通水して給水口67から給水
される。一方、タンク70への給水手段は、タンク70
内の水位を検知する水位センサ71の水位信号により給
水電磁弁72を開閉させ給水する。給水管65は燃焼室
64に密着して巻きつけられているため、給水は給水管
65内で予熱され、缶体62内の沸騰水が給水により急
冷されることなく、安定した蒸気66が発生するように
工夫している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記給
水管65の構成では、燃焼熱の熱交換により給水管65
内の水が沸騰もしくは100℃近くになることがある。
そして給水管65内でスケールが生成して管内に堆積
し、スケール詰まりが生じる。このため長時間の使用が
できない欠点を有してした。
【0004】また、給水管65内にスケールが堆積する
と、燃焼室64の温度が上昇し、燃焼室64の外壁を構
成する金属(一般的には銅)が高温酸化し、減肉や割れ
現象が発生しやすいなどの問題点も有していた。
【0005】そこで本発明は、上記従来の技術の問題点
を解消するもので給水管内のスケール生成の低減と、燃
焼室外壁の耐久性に優れた蒸気発生装置を提供するもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】そして、上記目的を達成
するために、本発明による蒸気発生装置は給水管に冷却
機能を設けたもので、前記冷却機能として給水管に冷却
用の放熱板を接合したものである。
【0007】また本発明の第2手段は給水管に設けた放
熱板を、燃焼ファンの吸入空気で冷却して給水管内の水
を冷却するものである。
【0008】
【作用】上記手段により、本発明の蒸気発生装置は放熱
板が給水管の熱を積極的に放熱し、給水管を通る水の温
度上昇をおさえてスケールの発生を防止する。
【0009】また、給水管に放熱板を接合すして燃焼フ
ァンで冷却し、放熱板の冷却作用により、給水管内での
水の沸騰もしくは100℃近い加熱水を冷却する。そし
て、給水管内のスケール生成の低減によりスケール詰ま
りを無くすると共に、燃焼室外壁の金属表面温度を低下
させて高温酸化も低減する。
【0010】
【実施例】以下本発明による蒸気発生装置の実施例につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0011】(実施例1)図1は本発明の一実施例を示
し、缶体2に接続した燃焼室4の下方に加熱手段である
バーナ1が配置されている。燃焼室4は、一部に放熱板
6を接合した給水管5を外周に密着して巻きつける。ま
た、缶体2はこの給水管5と接合した給水口7と、蒸気
吐出口8を備え、外側にはバーナ1の燃焼熱を吸収する
フィン3が多数溶接されている。給水管5への放熱板6
の接合方法は、図2に示すように給水管5が燃焼室4の
壁面外周4aに溶接され、放熱板6は給水管5の側面に
平行に5a等の箇所で接合している。さらに缶体2内の
水位を検知する缶体用水位センサ9、タンク10内の水
位を検知するタンク用水位センサ11、およびタンク1
0に給水するための給水電磁弁12と、タンク10の下
部には給水管5への給水口14があり、給水管5への給
水は給水ポンプ13で供給する。
【0012】前記構成においてバーナ1の燃焼によりフ
ィン3が燃焼熱を吸収し、缶体2の水が加熱沸騰して蒸
気15を発生させる。発生した蒸気15は蒸気管16を
経て機外に送り出される。蒸気発生装置を継続して使用
することにより缶体2の水は蒸発し減少するが、缶体2
の水位が減少すると缶体用水位センサ9が働き、タンク
10の貯水の下方に設けられた給水ポンプ13が缶体用
水位センサ9の水位信号をうけて作動し、タンク水が給
水管5、給水口7を通して給水される。一方、タンク1
0の貯水も減少するが、これをタンク用水位センサ11
が検出して働き、給水電磁弁12が作動して給水され
る。燃焼中はバーナ1により燃焼室4が加熱され、さら
に給水管5内部の水も加熱さることにより100℃近い
加熱水になる。この時給水管5に接合された冷却用放熱
板6の放熱作用により、燃焼室4及び100℃近い給水
管5内の水が冷却されてスケールの生じにくい温度まで
低下される。
【0013】(実施例2)図3は本発明の第2の実施例
を示し、放熱板26の形状、接合方向を改善した点で、
実施例1と異なり、それ以外の構成部分は同一なので同
一符号を付しているものである。B部は図4のように放
熱板26を給水管25の通水方向に対し垂直に、箇所2
5a等で複合接合してある。燃焼が開始されると燃焼フ
ァン35が回転し、燃焼用空気36が缶体22の側面及
び放熱板26側面を通り、燃焼ファン35を介してバー
ナ21に送りこまれる。この時、燃焼空気36が放熱板
26の放熱効果を促進し、より大きな冷却効果を得るこ
とができる。
【0014】(実施例3)図5は本発明の第3の実施例
を示すもので、第1実施例と同一部分には同一符号を付
して詳細な説明を省略し、異なる部分を中心に説明す
る。この実施例は放熱板46の放熱作用に熱伝導による
熱拡散効果を付加したものである。C部は図6のように
放熱板46を上部給水缶45aと下部給水缶45bの両
方にU等の箇所で接合してある。燃焼が開始されると燃
焼熱の熱交換により上部給水管45a内の水が沸騰もし
くは100℃近くになる。そして冷却されないと上部給
水管45a内でスケールが生成して管内に堆積し、スケ
ール詰まりが生じる。しかし下部給水管45b内の水は
給水温度にたいして温度上昇は僅かである。上部給水管
45aに蓄熱された熱は放熱板46を介して下部給水管
45bに伝導される。前述のように下部給水管45bの
温度は上部給水管45aにたいし充分低いため、熱拡散
が発生し、上部給水管45aの温度は低下し、スケール
の堆積も無くすことができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の蒸気発生
装置は、給水管を冷却することにより、給水管内でのス
ケールの生成および堆積を低減できる。また燃焼室外壁
の金属表面温度を低くすることにより、高温酸化も低減
して優れた耐久効果を有したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による蒸気発生装置の一実施例を示す構
成図
【図2】同装置における図1のA部の断面図
【図3】同装置の第2の実施例を示す構成図
【図4】同装置における図3のB部の断面図
【図5】同装置の第3の実施例を示す構成図
【図6】同装置における図5のC部の断面図
【図7】従来の蒸気発生装置を示す構成図
【符号の説明】
1 バーナ 2 缶体 4、24、44 燃焼室 5、25、45 給水管 6、26、46 放熱板 35 燃焼ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西山 隆夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 高垣 謙一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−169210(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F22B 5/00 F22D 11/00 F24H 1/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蒸気発生用缶体と、燃焼室と、燃焼室の外
    壁に密着して巻きつけて蒸気発生用缶体に給水する給水
    管と、その給水管に冷却可能に接合した放熱板を備えた
    蒸気発生装置。
  2. 【請求項2】バーナに燃焼空気を供給する燃焼ファンの
    吸い込み空気の対流により放熱板を冷却するようにした
    請求項1記載の蒸気発生装置。
  3. 【請求項3】放熱板を上部給水管と下部給水管に接合
    し、熱伝導により冷却を行う請求項1記載の蒸気発生装
    置。
JP3147413A 1991-06-19 1991-06-19 蒸気発生装置 Expired - Lifetime JP2836294B2 (ja)

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JPH04371702A JPH04371702A (ja) 1992-12-24
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