JP3365126B2 - 給湯機付ふろがま - Google Patents

給湯機付ふろがま

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JP3365126B2
JP3365126B2 JP04086695A JP4086695A JP3365126B2 JP 3365126 B2 JP3365126 B2 JP 3365126B2 JP 04086695 A JP04086695 A JP 04086695A JP 4086695 A JP4086695 A JP 4086695A JP 3365126 B2 JP3365126 B2 JP 3365126B2
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heat
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water supply
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和弘 安達
康高 浜子
誠一 篠田
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は給湯機付ふろがまの熱交
換器の水管構成に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、燃焼室ドラムと吸熱フィンを共用
した熱交換器における給湯機付ふろがまは、生産コスト
の安さやコンパクト化に適しおり、ますます伸びてきて
いる。
【0003】以下に従来の給湯機付ふろがまを図3に基
づいて説明する。
【0004】一般に、燃焼室ドラム21と吸熱フィン2
2を共用した熱交換器23では、風呂循環回路24を停
止して給湯を行うと風呂循環回路24の吸熱フィン22
と接合している部分で部分沸騰を生じる。そのため、風
呂循環回路内24では圧力の急変を生じ熱交換器23に
対して大きな歪みを生じ、その結果、歪み音の発生、風
呂用伝熱管25、給湯用伝熱管26や燃焼室ドラム21
の割れを生じていた。このため、給湯温度の出湯湯温度
設定を低くし、風呂用伝熱管内の温度上昇を減少させた
り、給湯用伝熱管26の伝熱面積風呂用伝熱管の伝熱
面積より大きくして、風呂用伝熱管内の温度上昇を減少
させていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、給湯温度の出湯温度設定を低くすると、
高温出湯が得られず、使用上満足な出湯温度とならない
問題点と、また給湯用伝熱管の伝熱面積を風呂用伝熱管
の伝熱面積よりも大きくすると、給湯運転時は満足な性
能が得られるが、風呂運転時は給湯用伝熱管が空焚きと
なり、高温となる不具合が生じ好ましい性能が得られな
いという欠点を有していた。
【0006】本発明は上記従来の欠点を解決するもの
で、給湯運転中の風呂側の循環回路の部分沸騰による熱
交換器の歪みを少なくした給湯機付ふろがまを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の給湯機付ふろがまは、燃焼室ドラムと吸熱フ
ィンを共用し、上方に風呂用伝熱管を下方に給湯用伝熱
管を互いに密着させてなる熱交換器において、前記風呂
用伝熱管への伝熱量を給湯用伝熱管への伝熱量よりも小
さく、例えば前記風呂用伝熱管の板厚を給湯用伝熱管へ
の板厚より厚い構成している。また、風呂用伝熱管と
給湯用伝熱管に接合する吸熱フィンの孔の上方側は、上
半分近くを花びら状の孔と下方側はバーリング孔として
風呂用伝熱管と給湯用伝熱管にろう付けした構成を有し
ている。
【0008】
【作用】上記構成において、風呂用伝熱管の板厚を給湯
伝熱管の板厚より厚くして吸熱フィンと接合している
ことで、吸熱フィンからの熱は、風呂用伝熱管に対して
均一に伝わりやすくなり、部分沸騰を発生しにくい。
【0009】また、吸熱フィンの孔の上方側は、上半分
近くを花びら状の孔と下方側はバーリング孔として風呂
用伝熱管と給湯用伝熱管にろう付けしているので、風呂
用伝熱管と給湯用伝熱管への熱量差を生じ、風呂用伝熱
管への熱量を少なくし部分沸騰の発生を抑えている。そ
のため、風呂循環回路での圧力の急変を防止し熱交換器
の歪みを少なくしている。その結果、歪み音の発生、風
呂用伝熱管、給湯用伝熱管や燃焼室ドラムの割れを防止
する。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0011】図1及び図2において、この給湯機付きふ
ろがまは燃焼室ドラムと吸熱フィンを共用し、上方に風
呂用伝熱管を下方に給湯用伝熱管を互いに密着させてな
る熱交換器を備えている。そしてこの風呂用伝熱管2と
給湯用伝熱管3を有する熱交換器4をバーナ1の上方に
設け、バーナ1の燃焼熱で給湯水および浴槽水5が加熱
される。この熱交換器4の風呂用伝熱管2と給湯用伝熱
管3は、吸熱フィン6と共にろう付けされている。この
風呂用伝熱管2の板厚は給湯用伝熱管3の板厚より厚く
している。ちなみに、本実施例では、板厚をt1.2と
t0.8に設定した。一方、風呂用伝熱管2と給湯用伝
熱管3に接合する吸熱フィン6の孔の上方側は、上半分
近くを花びら状の孔7と下方側はバーリング孔8として
風呂用伝熱管2と給湯用伝熱管3にろう付されている。
さらに、燃焼室ドラム9の周囲には、給湯用ドラム冷却
管10と風呂用ドラム冷却管11が互いに接して、燃焼
室ドラム9と、給湯用ドラム冷却管10と、風呂用ドラ
ム冷却管11が共にろう付けされ、燃焼室ドラム9を冷
却する。
【0012】風呂循環回路12は循環ポンプ13と風呂
用伝熱管2、風呂用ドラム冷却管11を介し、浴槽水5
を循環加熱している。給湯用回路14は給水流量を検知
する流量センサ15と、給湯用伝熱管3と、給湯用ドラ
ム冷却管10と、出湯水温を検知する給湯温サーミスタ
16と接続している。
【0013】以上のように構成された給湯機付ふろがま
についてその動作を説明する。
【0014】まず、出湯が開始されると流量センサ15
が検知し、バーナ1の燃焼が開始され、あらかじめ設定
された出湯温度になるよう燃焼量が調整される。このと
き、風呂循環回路12の水は止水状態、すなわち、風呂
運転停止時、または、故障時、風呂用伝熱管2は共用の
吸熱フィン6から燃焼の熱を吸熱する。
【0015】このとき、吸熱フィン6の孔の上方側は、
上半分近くを花びら状の孔7により、風呂用伝熱管2へ
の熱遮断を行っている。一方、下方側はバーリング孔8
として給湯用伝熱管3へ積極的に熱を伝わるようにして
いる。
【0016】さらに、風呂循環回路12の風呂用伝熱管
2の板厚を給湯用伝熱管3への板厚より厚くして吸熱フ
ィン6と接合していることで、吸熱フィン6から熱は、
風呂用伝熱管2に対して均一に伝わりやすくしているの
で、部分沸騰を発生しづらくしている。
【0017】以上のように本実施例によれば、風呂循環
回路停止時における給湯運転時に、熱交換器内の風呂循
環回路への伝熱量を抑制して部分沸騰による圧力の急変
を防止し熱交換器の歪みを少なくしている。その結果、
歪み音の発生、伝熱管や燃焼室ドラムの割れを防止する
ことができる。
【0018】
【発明の効果】以上の実施例の説明より明らかなように
本発明によれば、風呂循環回路停止時における給湯運転
時に、熱交換器内の風呂循環回路への伝熱量を抑制して
部分沸騰による圧力の急変を防止し熱交換器に対する歪
みを少なくしている。その結果、歪み音の発生、伝熱管
や燃焼室ドラムの割れを防止することができる信頼性の
高い優れた給湯機付ふろがまを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施例における給湯機付ふろ
がまの回路図 (b)同吸熱フィンの拡大図
【図2】同吸熱フィンの形状図
【図3】従来の給湯機付ふろがまの回路図
【符号の説明】
2 風呂用伝熱管 3 給湯用伝熱管 4 熱交換器 6 吸熱フィン 7 上半分の花びら状の孔 8 バーリング孔 9 燃焼ドラム 12 風呂循環回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24H 1/00 303 F28F 27/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼室ドラムと吸熱フィンを共用し、上
    方に風呂用伝熱管を下方に給湯用伝熱管を互いに密着
    せてなる熱交換器において、前記風呂用伝熱管への伝熱
    量を給湯用伝熱管への伝熱量よりも小さくした給湯機付
    ふろがま。
  2. 【請求項2】 燃焼室ドラムと吸熱フィンを共用し、上
    方に風呂用伝熱管を下方に給湯用伝熱管を互いに密着
    せてなる熱交換器において、前記風呂用伝熱管の板厚を
    給湯用伝熱管への板厚より厚くした給湯機付ふろがま。
  3. 【請求項3】 燃焼室ドラムと吸熱フィンを共用し、上
    方に風呂用伝熱管を下方に給湯用伝熱管を互いに密着
    せてなる熱交換器において、前記風呂用伝熱管と給湯用
    伝熱管に接合する吸熱フィンの孔の上方側は、上半分近
    くを花びら状の孔と下方側はバーリング孔として風呂用
    伝熱管と給湯用伝熱管にろう付けした給湯機付ふろが
    ま。
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