JP2836143B2 - 脱穀機の2番処理選別装置 - Google Patents
脱穀機の2番処理選別装置Info
- Publication number
- JP2836143B2 JP2836143B2 JP32655989A JP32655989A JP2836143B2 JP 2836143 B2 JP2836143 B2 JP 2836143B2 JP 32655989 A JP32655989 A JP 32655989A JP 32655989 A JP32655989 A JP 32655989A JP 2836143 B2 JP2836143 B2 JP 2836143B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- processing
- sorting
- discharge port
- processing chamber
- cylinder
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、扱室と平行して2番物専用の2番処理胴を
備えた脱穀機において、処理室の排出口から排出される
2番処理物を選別する選別装置に関する。
備えた脱穀機において、処理室の排出口から排出される
2番処理物を選別する選別装置に関する。
〔従来技術及び発明が解決しようとする課題〕 従来、この種2番処理選別装置にあっては、2番処理
室が機体横幅方向の片側に偏って設けられているため、
2番処理胴にて処理された2番処理物が選別室の揺動選
別棚上一側に片寄って排出落下されことになり、選別性
能が低下し、ロスの増加を招いていたものである。
室が機体横幅方向の片側に偏って設けられているため、
2番処理胴にて処理された2番処理物が選別室の揺動選
別棚上一側に片寄って排出落下されことになり、選別性
能が低下し、ロスの増加を招いていたものである。
本発明は、かかる問題点を解消することを目的とし、
2番処理物を揺動選別棚上へ横幅方向万べんに分散状態
に誘導案内して選別性能の向上を図らんとするものであ
る。そのため、本発明は次のように技術的手段を講じ
た。
2番処理物を揺動選別棚上へ横幅方向万べんに分散状態
に誘導案内して選別性能の向上を図らんとするものであ
る。そのため、本発明は次のように技術的手段を講じ
た。
すなわち、本発明の技術的手段は、扱室1内で回転す
る扱胴2と、該扱胴2と平行して処理室13内で回転する
2番処理胴14とこれらの下方に架設された揺動選別棚6
とを備えてある脱穀機において、前記処理室13の2番処
理終端側に処理物の排出口16を設けると共に、該排出口
16から下方の揺動選別棚6間にわたって排出落下される
処理物を揺動選別棚上の一側端側と他側端側とに誘導案
内する案内体17を設けてあることを特徴とするものであ
る。
る扱胴2と、該扱胴2と平行して処理室13内で回転する
2番処理胴14とこれらの下方に架設された揺動選別棚6
とを備えてある脱穀機において、前記処理室13の2番処
理終端側に処理物の排出口16を設けると共に、該排出口
16から下方の揺動選別棚6間にわたって排出落下される
処理物を揺動選別棚上の一側端側と他側端側とに誘導案
内する案内体17を設けてあることを特徴とするものであ
る。
扱室1内に供給された穀稈は扱胴2によって脱穀され
る。脱穀された穀粒は、受網3を漏下して下方の揺動選
別棚6上に落下し、未処理物を含むわら屑などの排塵処
理物は排塵口4から下方のストローラック7上に落下す
る。
る。脱穀された穀粒は、受網3を漏下して下方の揺動選
別棚6上に落下し、未処理物を含むわら屑などの排塵処
理物は排塵口4から下方のストローラック7上に落下す
る。
そして、これらの穀粒及び排塵処理物は揺動選別棚6
及びストローラック7による揺動ふるい選別作用と、唐
箕8及び吸引排塵ファン9による風選作用を受けると共
に、選別された1番物は1番受樋10に回収され、2番物
は2番受樋11に回収されたのち、2番還元装置12にて処
理室13内に還元される。
及びストローラック7による揺動ふるい選別作用と、唐
箕8及び吸引排塵ファン9による風選作用を受けると共
に、選別された1番物は1番受樋10に回収され、2番物
は2番受樋11に回収されたのち、2番還元装置12にて処
理室13内に還元される。
そして、2番物は、2番処理胴14にて軸方向に移送さ
れながら処理されるが、脱粒処理された穀粒は処理網15
から漏下し、この処理網15を漏下しきれない2番処理物
は終端の排出口16から案内体17を介して下方の揺動選別
棚6上へこの幅方向万べんに案内落下される。
れながら処理されるが、脱粒処理された穀粒は処理網15
から漏下し、この処理網15を漏下しきれない2番処理物
は終端の排出口16から案内体17を介して下方の揺動選別
棚6上へこの幅方向万べんに案内落下される。
従って、本発明によれば、2番処理室の排出口から排
出される2番処理物は、揺動選別棚上へ幅方向万べんに
且つ分散状態に案内落下されることになるので、選別性
能の向上、ロスの軽減を図ることができるに至った。
出される2番処理物は、揺動選別棚上へ幅方向万べんに
且つ分散状態に案内落下されることになるので、選別性
能の向上、ロスの軽減を図ることができるに至った。
なお、図例において、扱室1の一側にはフィードチェ
ン5が張設されている。
ン5が張設されている。
扱胴2を内装軸架せる扱室1と2番処理胴14を内装軸
架せる処理室13とは左右平行状に並設されている。
架せる処理室13とは左右平行状に並設されている。
処理室13の終端側に設けた排出口16は揺動選別棚6の
始端側上方位置において開口されている。排出口16は横
幅方向に2分するべく、案内体17によって仕切られ、案
内通路A・Bが構成されている。案内体17の下端側は弾
性体17aによって構成され、遊端側が揺動選別棚6上に
接当支持され該選別棚の揺動に関連して振動するよう構
成されている。
始端側上方位置において開口されている。排出口16は横
幅方向に2分するべく、案内体17によって仕切られ、案
内通路A・Bが構成されている。案内体17の下端側は弾
性体17aによって構成され、遊端側が揺動選別棚6上に
接当支持され該選別棚の揺動に関連して振動するよう構
成されている。
次に、グレンタンク18の構成について説明すると、通
常、このグレンタンク18は脱穀機の横側部で車体の側部
に搭載している。19は脱穀機からの穀粒を前記グレンタ
ンク18の上部に送り込む揚穀装置で、その上端部には吐
出口20を設けている。21はタンク18の底部に設けた横送
りオーガで、この終端部には縦送り排出オーガ22を連設
している。23はタンク18の上部に架設した均平スクリュ
ーで、前記揚穀装置19の吐出口20より下方に位置させ、
該吐出口20から出た穀粒を分散してタンク内全体に万べ
んに充填させる構成になっている。24はエンジンEから
ベルト伝動されるカウンター軸、25はカウンター軸24と
前記横送りオーガ21間に巻回した伝動べルト、26はカウ
ンター軸24と均平スクリュー23間に掛け渡した駆動ベル
ト、27はテンションクラッチである。28はタンク内で穀
粒が一定量に貯溜されたことを検出する検出板で、前記
テンションクラッチ27に連動させている。つまり、タン
ク内に貯溜される穀粒が所定量に達すると検出板28がそ
れを検出し、そしてその検出結果に基づきテンションク
ラッチ27が「入」の方向に作動し、均平スクリュー23が
回転駆動されるように構成している。従って、穀粒が所
定量に貯溜されるまでは均平スクリュー23は停止状態に
ある。
常、このグレンタンク18は脱穀機の横側部で車体の側部
に搭載している。19は脱穀機からの穀粒を前記グレンタ
ンク18の上部に送り込む揚穀装置で、その上端部には吐
出口20を設けている。21はタンク18の底部に設けた横送
りオーガで、この終端部には縦送り排出オーガ22を連設
している。23はタンク18の上部に架設した均平スクリュ
ーで、前記揚穀装置19の吐出口20より下方に位置させ、
該吐出口20から出た穀粒を分散してタンク内全体に万べ
んに充填させる構成になっている。24はエンジンEから
ベルト伝動されるカウンター軸、25はカウンター軸24と
前記横送りオーガ21間に巻回した伝動べルト、26はカウ
ンター軸24と均平スクリュー23間に掛け渡した駆動ベル
ト、27はテンションクラッチである。28はタンク内で穀
粒が一定量に貯溜されたことを検出する検出板で、前記
テンションクラッチ27に連動させている。つまり、タン
ク内に貯溜される穀粒が所定量に達すると検出板28がそ
れを検出し、そしてその検出結果に基づきテンションク
ラッチ27が「入」の方向に作動し、均平スクリュー23が
回転駆動されるように構成している。従って、穀粒が所
定量に貯溜されるまでは均平スクリュー23は停止状態に
ある。
図は、本発明の実施例を示すもので、第1図は脱穀機の
側断面図、第2図は縦断背面図、第3図は一部の斜視
図、第4図はグレンタンクの要部の背断面図、第5図は
一部の平面図、第6図は概略平面図である。 符号の説明 1……扱室、2……扱胴 3……受網、4……排塵口 5……フィードチェン、6……揺動選別棚 7……ストローラック、8……唐箕 9……吸引排塵ファン、10……1番受樋 11……2番受樋、12……2番還元装置 13……処理室、14……2番処理胴 15……処理網、16……排出口 17……案内体、18……グレンタンク 19……揚穀装置、23……均平スクリュー 27……テンションクラッチ 28……検出板
側断面図、第2図は縦断背面図、第3図は一部の斜視
図、第4図はグレンタンクの要部の背断面図、第5図は
一部の平面図、第6図は概略平面図である。 符号の説明 1……扱室、2……扱胴 3……受網、4……排塵口 5……フィードチェン、6……揺動選別棚 7……ストローラック、8……唐箕 9……吸引排塵ファン、10……1番受樋 11……2番受樋、12……2番還元装置 13……処理室、14……2番処理胴 15……処理網、16……排出口 17……案内体、18……グレンタンク 19……揚穀装置、23……均平スクリュー 27……テンションクラッチ 28……検出板
Claims (1)
- 【請求項1】扱室1内で回転する扱胴2と、該扱胴2と
平行して処理室13内で回転する2番処理胴14とこれらの
下方に架設された揺動選別棚6とを備えてある脱穀機に
おいて、前記処理室13の2番処理終端側に処理物の排出
口16を設けると共に、該排出口16から下方の揺動選別棚
6間にわたって排出落下される処理物を揺動選別棚上の
一側端側と他側端側とに誘導案内する案内体17を設けて
あることを特徴とする2番処理選別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32655989A JP2836143B2 (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | 脱穀機の2番処理選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32655989A JP2836143B2 (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | 脱穀機の2番処理選別装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03187312A JPH03187312A (ja) | 1991-08-15 |
JP2836143B2 true JP2836143B2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=18189178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32655989A Expired - Lifetime JP2836143B2 (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | 脱穀機の2番処理選別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2836143B2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-15 JP JP32655989A patent/JP2836143B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03187312A (ja) | 1991-08-15 |
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