JP2835490B2 - 擁壁ブロック製造用型枠 - Google Patents

擁壁ブロック製造用型枠

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JP2835490B2
JP2835490B2 JP2469294A JP2469294A JP2835490B2 JP 2835490 B2 JP2835490 B2 JP 2835490B2 JP 2469294 A JP2469294 A JP 2469294A JP 2469294 A JP2469294 A JP 2469294A JP 2835490 B2 JP2835490 B2 JP 2835490B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】前壁部背面の控え壁にPC棒鋼の
挿通孔を設けた擁壁ブロックの製造時間短縮と省力化生
産に有用な擁壁ブロック製造用型枠に関する。
【0002】
【従来の技術】順不同であるが、図13,図14を参照
し、前壁部背面の控え壁にPC棒鋼の挿通孔を設けた擁
壁ブロックと、該擁壁ブロックの使用状態(施工法)を
説明し、図15に於いて従来の擁壁ブロック製造用型枠
を説明する。
【0003】図13は、前壁部背面の控え壁にPC棒鋼
の挿通孔を設けた擁壁ブロックの斜視図である、この擁
壁ブロックBは、前壁部10の背面側に突設した2枚の
控え壁15部に、上下方向にPC棒鋼を挿通する挿通孔
20を設けている。
【0004】図14は、擁壁ブロックの施工断面図であ
り、基礎工05上にアンカー筋Aを突出させて、該基礎
05上に載置した擁壁ブロックB1の挿通孔20部に
アンカー筋Aを挿入し上段に擁壁ブロックB2を載置
し、該擁壁ブロックB2上面の挿通孔20からPC棒鋼
pcを挿通して空隙部に強化コンクリートC等を充填
し、更に上段に擁壁ブロックB3を載置し、該擁壁B3
の挿通孔20からPC棒鋼pcを挿通して空隙部に強化
コンクリートC等を充填し、更に上段に擁壁ブロックB
4等を所要段数順次積み上げ一体化して擁壁を構築す
る。次に従来の擁壁ブロック製造用型枠を説明する。
【0005】図15は、従来の擁壁ブロック製造用型枠
の斜視図であり、長さを2分割した挿通孔形成部材9と
同じく長さを2分割した中子6を、前後部妻板7,7夫
々に固着して、牽引用金具fを設けた前後部妻板7,7
を台枠5上に前後動可能に転支し、開閉自在な両側板
8,8を設けて構成している。また、図下部に示すよう
に、前後部妻板7,7に牽引用金具fを設け、螺入時に
側板8端部を押圧可能な多数の押しボルトboを前後部
妻板の外縁近辺に螺嵌する等の開放手段を設け構成して
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の型枠では、
脱型時(擁壁ブロックを型枠から取出すため型枠を開く
時)に挿通孔形成部材及び中子とコンクリートとの付着
力で、前後部妻板を開くことが困難であり、前後部妻板
の端部(図15に示す斜線部h)を人力で叩打して中子
・挿通孔形成部材等の剥離を促しながら開いたり、前後
部妻板の牽引用金具fを牽引しながら、前後部妻板に設
けた多数の押しボルトの先端で、側板端部を押圧して剥
離を促す等の作業を併用し妻板を解放している。従っ
て、脱型のための型枠開きと型枠の再組付の工程に4人
の作業員で合計約30分を要し、叩打等の作業に伴う危
険性と、型枠の変形・損傷による擁壁ブロックの精度不
良等の欠点が多かった。
【0007】
【課題を解決するための手段】従来技術の擁壁ブロック
製造用型枠の欠点を排除するため、請求項1では、台枠
上に中子を固着し、該中子に螺杆の回動運動を前後動運
動に変換する倍力リンク機構より成る妻板解放手段を内
設し、前後部妻板にテーパ状の硬質素材の挿通孔形成部
材を固着または回動可能に設け、前後部妻板と中子・両
側板間に、螺杆の前後に逆位相の螺刻部を設け制限角度
内を回動可能なナット部材を螺嵌した緊締機構を設けた
ことを特徴とする擁壁ブロック製造用型枠を構成してい
る。
【0008】請求項2では、妻板解放手段が、中子に遊
動可能に支承した流体アクチュエータより成る妻板開放
手段を内設したことを特徴とする請求項1記載の擁壁ブ
ロック製造用型枠を構成している。
【0009】請求項3では、前後部妻板に設けたテーパ
状の硬質素材の挿通孔形成部材が、流体管路を設けた硬
質素材の挿通孔形成部材であることを特徴とする請求項
1または2記載の擁壁ブロック製造用型枠を構成してい
る。
【0010】
【作用】請求項1記載のものは、台枠上に中子を固着
し、該中子に螺杆の回動運動を前後動運動に変換する倍
力リンク機構より成る妻板解放手段を内設し、前後部妻
板にテーパ状の硬質素材の挿通孔形成部材を固着または
回動可能に設け、前後部妻板と中子・両側板間に、螺杆
の前後に逆位相の螺刻部を設け制限角度内を回動可能な
ナット部材を螺嵌した緊締機構を設けたことを特徴とす
る擁壁ブロック製造用型枠を構成しているので、脱型時
に前部妻板側から、緊締手段を所定方向へ回転操作すれ
ば、前後部妻板と中子及び両側板間の緊合が解放され、
次に妻板解放手段を所定方向へ回転操作すれば、該妻板
解放手段の螺杆に螺嵌したナット部材に連結したリンク
が、ねじの作用で第1の倍力が発生して引っ張られ、該
リンクの支点位置の先端に設けた押圧部が梃子の作用で
第2の倍力を発生し、前後部妻板を内面から外方へ強力
に押圧し、打設した擁壁ブロックの上下面・挿通孔内面
と付着しているコンクリート表面が瞬時に剥離し前後部
妻板が数十ミリ開かれ、両側板が解放可能となる(この
時点で妻板開放後妻板解放手段を逆回転すれば、該妻板
解放手段の押圧部が中子内へ後退し復帰する)前後部妻
板を脱型位置まで開き、擁壁ブロックの前面壁部を脱型
機で吸着して搬出すれば、短時間で擁壁ブロックの脱型
工程を終えることができる。
【0011】また、テーパ状に加工した硬質素材(後述
する)の挿通孔形成部材を回動可能に構成すれば、挿通
孔形成部材とコンクリートとの剥離が容易(社内試作に
より1/8〜1/4回転で剥離し挿通孔形成部材が後退
する作用効果がある)となり、妻板開放手段の負荷を少
なくすることができる。
【0012】打設のための型枠組付時には、金網(鉄
筋)を挿入し、両側板を閉じた後前後部妻板を閉じ、緊
締手段を所定方向へ逆回転すれば、前後部妻板と中子及
び両側板間が緊合され、即打設可能となる、妻板解放手
段と緊締機構は全て前部妻板側から螺嵌の回動操作で行
えるため、簡単な空気・電動工具等でも省力化でき、脱
型のための型枠開きと型枠の再組付工程が作業員2人で
合計約10分(試作実験による)で完了し、生産効率が
飛躍的に向上する。
【0013】なお、生産ラインに回動軸を有する自動機
を設置して、更に作業効率を向上させることも容易であ
る。
【0014】請求項2記載のものは、妻板解放手段が、
中子に遊動可能に支承した流体アクチュエータより成る
妻板開放手段であるため、前後部妻板に設けた挿通孔形
成部材の引き抜き抵抗に差異があって何れかの妻板が先
に開いても、該妻板の停止後未開放の妻板が開放され、
前後部妻板を定位置まで確実に開くことができ、加圧流
体を多用している定置式を含む生産ラインに適用すれ
ば、操作弁の操作により該流体アクチュエータに加圧し
て前後部妻板の解放及び逆加圧によるアクチュエータの
後退が短時間で行われるため、省力化が計れ作業効率を
向上させることが容易となる。
【0015】請求項3記載のものは、テーパ状の硬質素
材の挿通孔形成部材に流体管路を設けているので、該流
体管路から付着しているコンクリート面に加圧した水ま
たは水性・油性の剥離材等を圧送すれば水または水性・
油性の剥離材がコンクリート面との境界に浸潤した時点
で剥離が容易となり、挿通孔形成部材を設けた前後部妻
板を短時間で容易に解放することができる。
【0016】
【実施例】図1乃至12は、本発明の実施例を示すもの
で、図1は、擁壁ブロック製造用型枠の脱型時の斜視
図、図2は、擁壁ブロック製造用型枠の打設時の斜視
図、図3は、妻板解放手段の第1実施例の斜視図、図4
は、妻板解放手段の第1実施例の動作説明図、図5は、
妻板解放手段の第2実施例の平面図、図6は、妻板解放
手段の第3実施例の平面図、図7は、挿通孔形成部材の
側面図、図8は、回動可能な挿通孔形成部材の第1実施
例の斜視図、図9は、回動可能な挿通孔形成部材の第2
実施例の斜視図、図10は、緊締機構の斜視図、図11
は、請求項2に係る妻板解放手段の平面図、図12は、
請求項3に係る挿通孔形成部材の断面図、図13は、擁
壁ブロックの斜視図、図14は、擁壁ブロックの施工断
面図、図15は、従来の擁壁ブロック製造用型枠の説明
図である。
【0017】以下、図1乃至図12を参照して本発明の
構成及び動作を説明する。
【0018】図1は、擁壁ブロック製造用型枠の脱型時
の斜視図であり、概略構成を示すため前後部妻板70,
71と両側板80(右側の側板は省略)を脱型位置まで
開き、中子60は一部切欠き内設した妻板解放手段10
0(開放動作後次工程のため復帰させている)を示して
いる。
【0019】以下構成を述べる、台枠50上に前後部妻
板70,71を転支する案内軌条55を設け、擁壁ブロ
ックBの前壁部10背面側の2つの控え壁15間を形成
する中子60を固着し、擁壁ブロックBの上下端面1
1,12を形成する前後部妻板70,71の所要箇所に
PC棒鋼の挿通孔20を形成する複数のテーパ状の挿通
孔形成部材90を固着し、硬質素材の挿通孔形成部材9
0は、クロムメッキ加工した焼入れ鋼材・表面にクロム
・チタン系の硬質金属またはセラミックの溶射加工を施
したテーパ状の鋼材等で形成し、前後部妻板70,71
の下部に転支用車輪76を設けた支持部材75を、前記
案内軌条55内に挿入し前後部妻板70,71を転支し
て前後動可能に設け、擁壁ブロックBの端面13と控え
壁15外面16を形成する両側板80,80を、案内軌
条55側面の蝶着部82に起倒自在に蝶着し、中子60
内に螺杆110の回動運動を前後動運動に変換する倍力
リンク機構より成る妻板解放手段100(後述する)を
内設し、中子60と両側板80.80外側に前後部妻板
70,71と係合する緊締機構150(後述する)を設
け構成している。なお、前後部妻板70,71に設けた
長方形の穿設孔78は、中子60及び両側板80,80
に設けた後述する緊締機構150の前後の締付ナット5
2Rと52Lが型枠緊締時に直立して係合し、型枠開き
時に水平になって潜り抜け可能となる穿設孔78であ
り、前部妻板の穿設孔77は、妻板解放手段100の回
動操作用の穿設孔77である。
【0020】図2は、擁壁ブロック製造用型枠の打設時
の斜視図であり、両側板80,80と前後部妻板70,
71を閉じ、緊締機構150を所定方向へ回動操作し型
枠全体を緊締した状態を示し、緊締した型枠の上部空間
からコンクリートを打設する。なお、両側板80,80
と台枠50間には側板起倒時の安全と労力を軽減するた
め、スプリングを内蔵した既知のショックアブソーバ8
8を設けている。
【0021】図3は妻板解放手段の第1実施例の斜視図
であり、妻板解放手段100以外は省略している、図3
において妻板解放手段100の第1実施例の構成を示
し、図4により妻板解放手段100の第1実施例の動作
を説明する。
【0022】図3に示す妻板解放手段100は、回動頭
部101を設けた螺杆110の前部側に右螺子110R
部を螺刻し、後部側に左螺子110L部を螺刻し(螺刻
部が互いに逆位相であればよい)、右螺子110R部と
左螺子110L部夫々に、摺動軸12Sを左右の上下方
向に突設した直方体のナット部材112LN,112R
Nを螺嵌し、該摺動軸12Sにリンク130一端部の摺
動溝132部を摺動自在に挿入し、リンク130の先端
寄りに設けた支点孔135を台枠55から延設した取付
台56の固定軸66に枢着し、リンク130の先端部に
妻板を内面から摺動して押圧する押圧部138を設け、
螺杆110を中子60に設けた支承部bbで支承し構成
している。また、押圧部138を軸支したローラ139
に置き換えて構成してもよい。図左側の鎖線で示すの
は、回動用工具・装置の逆転可能な駆動軸Dである。
【0023】図4は、妻板解放手段100の第1実施例
の動作説明図であり、図4(a)は開放前(脱型前)の
前後部妻板70,71と中子60に内設した妻板解放手
段100を示す図で、要部以外は省略している、脱型時
(前後部妻板の解放時)に前部妻板70の穿設孔77部
の回動頭部101に空気・電動工具(可逆転機能のも
の)等を挿入し、回動頭部101を左回転すれば、螺杆
110に螺嵌した前部側のナット部材112RNと後部
側のナット部材112LNは互いに接近し、両ナット部
材112RN,112LNの摺動軸12Sの移動(互い
に接近する)により、支点孔135を軸支されたリンク
130が摺動溝132を介して引っ張られ、該リンク1
30先端の押圧部138(またはローラ139)が前後
部妻板70,71内面に当接し摺動(転動)しながら押
圧し始める。次に妻板解放時の動作過程を詳記する。
【0024】図4(b)は解放時を示す図で、螺杆11
0の回動が更に進行すれば、螺子の作用でリンク130
に第1段の倍力が発生し、該リンク130の支点孔13
5より先端部が、梃子の作用で押圧部138に第2段の
倍力を発生しその強力な押圧力によって、前後部妻板7
0,71を介し挿通孔形成部材90が強力に引っ張ら
れ、テーパ状に加工された挿通孔形成部材90に付着し
ているコンクリート面の境界が瞬時に剥離すると共に、
前後部妻板70,71が前後方向に数十ミリ押し出さ
れ、極めて短時間(社内試作実験により回動操作から1
0秒以内)に解放可能にする、この時点で次工程のため
使用工具等で回動頭部101を逆転し押圧部138を復
帰(後退)させておく、以後、前後部妻板70,71は
生産ライン(間欠移動式)の型枠開き装置または定置式
ラインの場合手動であっても片側数秒で簡単に開くこと
ができる。
【0025】図5は妻板解放手段の第2実施例の平面図
で、図5(a)は、妻板解放手段100Bの構成を示す
図で、図5(b)は、妻板解放手段100Bの動作説明
図であり、妻板解放手段100B以外は省略している。
なお、前記第1実施例ではナット部材の移動によるリン
ク支点間との距離変化をリンク130の摺動溝132部
で対応していたが、この実施例では揺動アーム146に
よる揺動可能な支点を設け対応している。
【0026】図5(a)に示す妻板解放手段100B
は、回動頭部101を設けた螺杆110の前部側に右螺
110R部を螺刻し、後部側に左螺子110L部を螺
刻し(螺刻部が互いに逆位相であればよい)、右螺子
10R部と左螺子110L部夫々に、上下軸33Sを左
右に突設したナット部材112RN,112LNを螺嵌
し、該上下軸33Sにリンク130一端孔部133を枢
着し、該リンク130の先端寄りに支点孔135を設
け、両端に枢着孔を設けた揺動アーム146先端孔14
7部を前記支点孔135に連結し、台枠50から延設し
た固定軸66に揺動アーム146の他端孔148部を枢
着し、該リンク130先端部に前後部妻板を内面から押
圧する押圧部138を設け、螺杆110の要所を中子6
0に設けた支承部bbで支承し構成している。なお、押
圧部138をローラー139に置き換えて構成してもよ
い。次に、妻板解放手段100Bの動作を説明する。
【0027】図5(b)は妻板解放手段100Bの動作
説明図で、前後部妻板の解放時(脱型時)に回動頭部1
01を空気・電動工具(可逆転機能のもの)で左回転す
れば、螺杆110に螺嵌した前部側のナット部材112
RNと後部側のナット部材112LNは互いに接近し、
一端孔部133を軸支されたリンク130は両ナット部
材112RN,112LNの移動により引かれて、支点
孔135は揺動しながらリンク先端部に設けた押圧部
38を矢符で示すように突出させ前後部妻板70,7
0を内面から強力に押圧して開放する、この時点で次工
程のため使用工具等で回動頭部101を逆転し押圧部1
38を復帰(後退)させておく、本実施例ではリンク1
30の一端孔部133が直接上下軸33Sに軸支されて
摺動溝部分が無いためリンク系を強力に構成でき(磨耗
によるがたの発生を防止でき)耐久性を増すことができ
る。
【0028】図6は、妻板解放手段の第3実施例の平面
図で、図6(a)は、妻板解放手段100Cの構成を示
す図で、図6(b)は、妻板解放手段100Cの動作説
明図であり、妻板解放手段100C以外は省略してい
る。この妻板解放手段100Cは、螺杆110に螺嵌し
たナット部材の移動により第1リンク140の屈曲部1
41と第2リンク146にトッグルジョイント機構を構
成させて、第1リンク140の屈曲部141先端の押圧
部138に強力な押圧力を発生させ、前後部妻板70,
71を解放させるよう構成している。なお、押圧部13
8をローラー139に置き換えて構成してもよい。
【0029】図6(a)に示す妻板解放手段100C
は、回動頭部101を設けた螺杆110の前部側に右螺
子112R部を螺刻し、後部側に左螺子112L部を螺
刻し(螺刻部が互いに逆位相であればよい)、右螺子1
12R部と左螺子112L部夫々に、上下軸33Sを設
けたナット部材32RN,32LNを螺嵌し、L型に先
端部を屈曲させた第1リンク140一端孔142を前記
上下軸32Sに枢着し、該第1リンク140の屈点部に
連結孔144を設け、最先端部に押圧部138を設け、
一方第2リンク146の基部孔147を台枠50から延
設した取付部56の支持軸66に枢着し、第2リンク1
46の先端孔148を前記第1リンク140の連結孔1
44に連結し、押圧の最終段階で第1リンク140の屈
曲部141と第2リンク146が一直線に成りトッグル
ジョイントとして作用し強力な押圧力を発生するよう構
成している。次に、妻板解放手段100Cの動作を説明
する。
【0030】図6(b)は妻板解放手段100Cの動作
説明図であり、螺杆110の回動頭部101を左回転す
れば、ナット部材32RN,32LNは互いに接近し、
二点鎖線で示す長さyの第1リンク140は、実線位置
まで変位し長さYのために連結孔144と第2リンク1
46の先端孔148の連結位置が図示位置に付勢され、
第1リンク140の屈曲部141と第2リンク146が
一直線に成りトッグルジョイントを構成し、先端の押圧
部138が移動量Zの位置に移動するとともに前後妻板
70,71を一気に開放する、この時点で次工程のため
使用工具等で回動頭部101を逆転し押圧部138を復
帰(後退)させておく。なお、押圧部138をローラー
139に置き換えて構成してもよい。
【0031】図7は、挿通孔形成部材の側面図であり、
取付部である妻板部分70(71)は断面で示してい
る、挿通孔形成部材90は、テーパ状に形成した硬質素
材(表面硬化または焼入れした鋼材・特殊鋼等の素材)
にコンクリートとの付着力を低下させ耐磨耗性を向上さ
せるため、硬質クロムメッキまたはクロム・チタン系ま
たは硬質セラミック等の溶射等の表面加工91を施し、
所要本数を前後部妻板70,71の所要箇所に水平かつ
平行状態に突設して固着し、前記妻板解放手段100に
よる解放後、転支した前後部妻板70,71と同時に中
子長さの1/2以上滑動して開放可能に構成している。
図示の挿通孔形成部材90は、円錐台形の物を示してい
るが、角錐台形90bまたは適当な抜き角度を設けた長
円形断面等であっても何ら支障なく適用可能である。な
お、前後妻板に回動可能に設けた挿通孔形成部材につい
ては次に説明する。
【0032】図8は、回動可能な挿通孔形成部材の第1
実施例の斜視図であり、図を参照して通孔形成部材90
の第1実施例を説明する、この実施例では、硬質素材の
挿通孔形成部材90を前後部妻板70,71の取付孔部
73に回動可能に装着し、挿通孔形成部材90の最端部
に槓杆Hを固着し、該槓杆Hを挿入して滑動可能な斜面
溝94を設けた湾曲したガイド金具95を取付孔部73
の外周に固着し構成している。また、槓杆Hの端部を連
結棒Rで連結し、図示しない電磁ソレノイドによる叩打
(衝撃により回動)または油圧シリンダ等により、複数
の挿通孔形成部材90を同期的に回動させることもでき
る。なお、符号91は前述した表面加工である。
【0033】上記のように構成し、挿通孔形成部材90
の槓杆Hを二点鎖線で示す図上方へ回転すれば、ガイド
金具95の斜面溝94に誘導された槓杆Hに回転と引抜
き方向への力が付勢され、挿通孔形成部材90の回転が
始まった時点で、該挿通孔形成部材90とコンクリート
面の剥離が瞬時に行われ、挿通孔形成部材90は後退寸
法jの位置(斜面溝94の斜面高さ)まで後退し、コン
クリートとの付着抵抗が少なくなり、前後部妻板70,
71の開放を容易にする。
【0034】図9は、回動可能な挿通孔形成部材の第2
実施例の斜視図であり、第2実施例では、硬質素材の挿
通孔形成部材90の端部側に螺刻部94を設け、最端部
に前記同様に槓杆Hを固着し、前後部妻板70,71の
螺刻した取付孔部74に螺嵌して回動可能に装着し構成
している。また、第1実施例同様に槓杆Hの端部を連結
棒Rで連結し、図示しない電磁ソレノイドによる叩打
(衝撃により回動)または油圧シリンダ等により、複数
の挿通孔形成部材90を同期的に回動させることもでき
る。なお、符号91は前述した表面加工である。
【0035】上記のように構成し、挿通孔形成部材90
の槓杆Hを図上方へ回転すれば、回転と同時に螺刻部9
4のねじの作用により、引抜き方向への力が付勢され、
挿通孔形成部材90とコンクリート面の剥離が瞬時に行
われ、挿通孔形成部材90は後退寸法jの位置(ねじピ
ッチ×回転角度)まで後退し、コンクリートとの付着抵
抗が少なくなり、前後部妻板70,71の開放を容易に
する。
【0036】図10は、緊締機構の実施例の斜視図で、
図10(a)は、緊締機構150の構成を示す図で要部
以外は省略し、前後部妻板70,71の開放時を示して
いる、緊締機構150は、回動頭部152を設けた螺杆
151の前部側に右螺子153Rを螺刻し、後部側に左
螺子153Lを螺刻し、右螺子153R部に回動範囲を
90°に制限する制限棒53Pを内側に突設した長方形
の締付ナット53RNを螺嵌し、左螺子153L部にも
同じく回動範囲を90°に制限する制限棒53Pを内側
に突設した長方形の締付ナット53LNを螺嵌し、引出
線で示すように、中子60の前後端面と両側板80,8
0の前後端面の外側に設けた支承孔68に螺杆151を
回動可能に支承し、該支承孔68外側の同心円上に1/
4円周の制限溝154を穿設し、前記制限棒53Pが締
付ナット53RN,53LNの前後動時(締付ナットが
水平)・回動時(締付ナットが直立)に常時制限溝15
4内に留まるよう回動・摺動可能に挿入し、前後部妻板
70,71の締付ナット53RN,53LNとの対応位
置に、該締付ナット53RN,53LNが水平時に潜り
抜け可能な長方形の穿設孔78を穿設し構成している。
次に図10(b)を参照し動作を説明する。
【0037】図10(b)は、緊締機構150の動作説
明図であり、緊締した状態を示している、型枠(前後部
妻板70,71)の開放時に、螺嵌151の回動頭部1
52を左回転すれば、締付ナット53RNと締付ナット
53LNが直立状態のまま緩んで外側に移動し、移動が
進行しある程度緩むと螺子部との摩擦により、制限溝1
54に挿入された制限棒54Pを突設した締付ナット5
3RN,53LNが左回転して水平状態で停止し、前後
部妻板70,71の穿設孔78を潜り抜け可能となり、
前記妻板解放手段を操作すれば、前後部妻板70,71
と両側板80,80が開放可能となる。
【0038】また、型枠の組付時には両側板80,80
を起こし前後部妻板70,71を全閉すれば、水平であ
った両締付ナット53RN,53LNは前記穿設孔68
を潜り抜ける、次に回動頭部101を右回転すれば、水
平状態の両締付ナット53RN,53LNは、螺子部と
の摩擦により右回転し直立して停止し、締付けが進行す
れば両締付ナット53RN,53LN間が接近し、前後
部妻板70,71が中子60と両側板80,80を緊合
して型枠全体を緊締する、型枠の解放・組付が螺杆15
1の回動操作のみで行えるため、作業の安全と省力化及
び製造時間の短縮が計れ、生産ラインに於ける回動操作
の自動化もまた容易である。
【0039】図11は、請求項2に係る妻板解放手段の
平面図であり、要部以外は省略している、図11(a)
に構成を示す妻板解放手段100Dは、台枠50から延
設した取付枠67の支承部67aに、流体アクチュエー
タである流体シリンダ400(ストロークSTを具備し
た)の後部に固着した1/2ストロークstの遊動可能
な遊動軸420を挿着して設け、該遊動軸420の先端
部に押圧部138を固着して設け、流体シリンダ400
のピストンロッド430も反対側の支承部67bに挿通
して先端部に押圧部138を同様に設け、流体シリンダ
400が取付枠67内に於いてピストンロッド430と
遊動軸420夫々に支承されたまま、前後方向に夫々1
/2ストロークst分遊動可能に設け、流体シリンダ4
00の前部側に可撓性の開放用流体配管440を連結
し、後部側に可撓性の復帰用流体配管450を連結して
中子60に内設し、型枠外部に図示しない切替弁等を設
け該切替え弁の操作により、解放または復帰可能に構成
している。次に、図11(b)を参照し動作を説明す
る。
【0040】図11(b)は、動作説明図で妻板解放時
を示している、妻板解放時にシリンダ400前部側の開
放用流体配管440に加圧流体を送れば、ピストンロッ
ド430が前部妻板70側に1/2ストロークst分押
出され、シリンダ400も後部妻板側に1/2ストロー
クst分押出され、両押圧部138が前後部妻板を内面
から強力に押圧し短時間で解放できる。
【0041】妻板解放に際し、挿通孔形成部材90の引
抜き抵抗の差により、若し片側のピストンロッド430
側の前部妻板70が先に開放されても、ピストンロッド
430側が1/2ストローク分前進して停止(または、
抵抗が釣り合った時)すれば、今度は遊動支承された
リンダ400が1/2ストロークst分後退し後部妻板
71を開放する、前後部妻板70,71は何れが先に開
いても数秒以内に所定位置まで確実に開放される。
【0042】また、妻板開放手段100Dの復帰時に
は、シリンダ400の後部側の復帰用流体配管450に
加圧流体を送れば、開放した前後妻板70,71を残し
たまま、ピストンロッド430が押圧部138と共に後
退しシリンダ400も押圧部138と共に略同時に前進
し、開放前の図11(a)の位置に復帰する。
【0043】図12は請求項3に係る挿通孔形成部材の
断面図であり、この実施例では、前記表面加工91した
硬質素材の挿通孔形成部材90の、先端部または先端部
と外周部の任意箇所に流体管路95を設け、該挿通孔形
成部材90の後端部に流体配管99を連結し、前後妻板
70,71に固着または回動可能に設けて構成してい
る。回動可能に設ける場合は鎖線で示す槓杆Hを設け、
前記第1,第2実施例同様に槓杆Hの端部を連結棒Rで
連結し、図示しない電磁ソレノイドによる叩打(衝撃に
より回動)または油圧シリンダ等による回動により、複
数の挿通孔形成部材90を同期的に回動させ剥離させる
こともできる。
【0044】上記のように構成すれば、該流体管路から
加圧した水または水性・油性の剥離材等を圧送すれば、
水または剥離材がコンクリート面との境界に浸潤した時
点で剥離が極めて容易となり、挿通孔形成部材90を設
けた前後部妻板を短時間で容易に解放することができ
る。挿通孔形成部材90を固着または回動可能何れに適
用しても、妻板解放手段の負荷が軽減され有効に作用動
作する。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の型枠は、擁壁ブロックの
脱型時に、前部妻板側から緊締手段を所定方向へ回転操
作すれば、前後部妻板と中子及び両側板間の緊合が解放
され、次に妻板解放手段を所定方向へ回転操作すれば、
打設した擁壁ブロックの上下面・挿通孔形成部材と付着
しているコンクリート表面が瞬時に剥離し、前後部妻板
が夫々数十ミリ開かれて両側板も解放可能となり、次
に、前後部妻板と両側板を脱型位置まで全開し、擁壁ブ
ロックの前面壁部を脱型機で吸着して搬出すれば、短時
間で暗渠ブロックの脱型工程を終えることができる。な
お、連結孔形成部材の接触表面の硬度が高いため磨耗・
損傷が少なく、前後部妻板の解放に際して叩打等がなく
なり型枠全体の耐久性と擁壁ブロックの精度が向上す
る。
【0046】また、打設時(コンクリート打込時)に、
両側板を起こし前後部妻板を閉じて緊締機構の螺杆を右
回転すれば、型枠全体が緊締され即打設可能となる、妻
板解放手段・緊締機構等の操作が全て単純な回動操作で
行えるため、簡単な空気・電動工具でも省力化が計れ、
従来技術型枠では4人の作業員で合計約30分かかって
いた脱型のための型枠開きと型枠の再組付の工程を、作
業員2人で合計約10分で完了することができ、定置式
または移動ライン方式何れの生産ラインに於いても、作
業の安全と省力化及び製造時間の短縮を計ることができ
る。また、挿通孔形成部材を回動可能に構成すれば、挿
通孔形成部材とコンクリートとの剥離が極めて容易とな
り、妻板開放手段の負荷を軽減することができる。
【0047】請求項2記載の妻板解放手段を適用すれ
ば、中子に遊動可能に支承した流体アクチュエータによ
り、前後部妻板に設けた挿通孔形成部材の引抜き抵抗に
差異があって何れかの妻板が先に開いても、該妻板の停
止後未開放の妻板が開放され、前後部妻板を定位置まで
確実に開くことができ、加圧流体を多用している定置式
を含む生産ラインに適用すれば、操作弁の操作により前
後部妻板の解放及び逆加圧による後退が短時間で行わ
れ、製造時間の短縮と省力化を計ることができる。
【0048】請求項求項3記載の連結孔形成部材を適用
すれば、脱型時に生産ラインの流体加圧装置により、連
結孔形成部材内に水・剥離剤を圧入すれば離型性が顕著
なためコンクリート面が瞬間的に剥離し、妻板開放手段
の負荷を軽減することができ、製造時間の短縮と省力化
を計ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、擁壁ブロック製造用型枠の脱型時の斜視
図。
【図2】は、擁壁ブロック製造用型枠の打設時の斜視
図。
【図3】は、妻板解放手段の第1実施例の斜視図。
【図4】は、妻板解放手段の第1実施例の動作説明図。
【図5】は、妻板解放手段の第2実施例の平面図。
【図6】は、妻板解放手段の第3実施例の平面図。
【図7】は、挿通孔形成部材の側面図。
【図8】は、回動可能な挿通孔形成部材の第1実施例の
斜視図。
【図9】は、回動可能な挿通孔形成部材の第2実施例の
斜視図。
【図10】は、緊締機構の斜視図。
【図11】は、請求項2に係る妻板解放手段の平面図。
【図12】は、請求項3に係る挿通孔形成部材の断面
図。
【図13】は、擁壁ブロックの斜視図。
【図14】は、擁壁ブロックの施工断面図。
【図15】は、従来の擁壁ブロック製造用型枠の説明
図。
【符号の説明】
50─台枠 60─中子 70─前部妻板 71─後部妻板 80─側板 90─挿通孔形成部材 95─流体管路 100─妻板解放手段 100B─妻板解放手段(第2実施例) 100C─妻板解放手段(第3実施例) 100D─請求項2に係る妻板解放手段 110─螺杆 130─リンク 138─押圧部 140─第1リンク 146─第2リンク 150─緊締機構 151─螺杆 154─制限溝 400─流体アクチュエータ(流体シリンダ)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台枠上に、長手方向に2分割した挿通孔
    形成部材と中子を設けた前後部妻板を前後動可能に転支
    すると共に開閉自在な両側板を設けた擁壁ブロック製造
    用型枠に於いて、台枠上に中子を固着し、該中子に螺杆
    の回動運動を前後動運動に変換する倍力リンク機構より
    成る妻板解放手段を内設し、前後部妻板にテーパ状の硬
    質素材の挿通孔形成部材を固着または回動可能に設け、
    前後部妻板と中子・両側板間に、螺杆の前後に逆位相の
    螺刻部を設け制限角度内を回動可能なナット部材を螺嵌
    した緊締機構を設けたことを特徴とする擁壁ブロック製
    造用型枠。
  2. 【請求項2】 妻板解放手段が、中子に遊動可能に支承
    した流体アクチュエータより成る妻板開放手段を内設し
    たことを特徴とする請求項1記載の擁壁ブロック製造用
    型枠。
  3. 【請求項3】 前後部妻板に設けたテーパ状の硬質素材
    の挿通孔形成部材が、流体管路を設けた硬質素材の挿通
    孔形成部材であることを特徴とする請求項1または2記
    載の擁壁ブロック製造用型枠。
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