JPH03193308A - 成形機の型締装置 - Google Patents

成形機の型締装置

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JPH03193308A
JPH03193308A JP33138289A JP33138289A JPH03193308A JP H03193308 A JPH03193308 A JP H03193308A JP 33138289 A JP33138289 A JP 33138289A JP 33138289 A JP33138289 A JP 33138289A JP H03193308 A JPH03193308 A JP H03193308A
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mold
movable
tie bar
fixed
mold clamping
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Shigeo Fukuzawa
福沢 繁雄
Koki Nakaji
中路 弘毅
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Ube Corp
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Ube Industries Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/64Mould opening, closing or clamping devices
    • B29C45/67Mould opening, closing or clamping devices hydraulic
    • B29C45/6707Mould opening, closing or clamping devices hydraulic without relative movement between the piston and the cylinder of the clamping device during the mould opening or closing movement

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、射出成形機やダイカストマシンあるいはプレ
ス機などの成形機の型締装置に関するものである。
[従来の技術] 第4図は本出願日前に未公知の実願昭63−11497
0号に示す型締装置の平面縦断面図であり、第4図を用
いて従来技術を説明する。
第4図における型締装置は、固定盤10.可動盤20.
タイバ7、半割ナツト22.ナツトボックス21.連結
板50.型締シリンダ3.移動シリンダ2.固定金型3
0a、可動金型30b、ストッパボックス33.圧縮ば
ね32.ローラ36゜ストッパ部材34などから構成さ
れる。
固定金型30aはマシンベースlの一端部上に固着され
た固定盤10へ取り付けられており、方、マシンベース
1の他端部側上には前記固定盤10と対向して可動金型
30bが可動盤20へ取り付けられている。固定盤lO
へ固設された移動シリンダ2のピストンロッド6の先端
は可動盤20に取り付けられ、固定盤lOに対してマシ
ンベース1上を摺動し進退することができる。前記可動
盤20を貫通するタイバ7は、全長同一径に製作された
ものが複数個(本発明では4個)設けられており、その
一端は型締シリンダ3の内部ピストン5に固着され、他
端は連結板50と略直角方向に貫通した後、ナツトまた
はエンドプレート51にて締め付けて固定されると同時
に、タイバ7と連結板50とはキーなどを用いてタイバ
7の廻り止め防止がされている。また、タイバ7の略中
位部には、後述する半割ナツト22と噛合して可動盤2
0をタイバ7に係止するためにねじ部または溝部8が形
成され、さらに、タイバ7の軸線方向に対して垂直の固
定盤10側のストッパ面9aと反固定盤10側に向かっ
て傾斜した勾配面9bを有する凹部9がタイバ7の前記
ねじ部または溝部8の後側に設けられている。可動盤2
0に固設されたス)−/パナックス33のストッパ部材
34は、凹部9の底部方向に作用する力を常時付勢され
ており、ストッパ部材34が勾配面9bを降下して凹部
9に入ったとき最終的にはストッパ部材34の前面部は
、凹部9の垂直ストッパ面9aに当接するようになって
いる0本発明におけるストッパ手段は、ストッパボック
ス33.圧縮ばね32.ストッパ部材34.軸31.ブ
ツシュ35およびローラ36から構成されている。スト
ッパボックス33内を上下に摺動可能に配設されている
ストッパ部材34の上部にはストッパ部材34の軸線方
向に軸31が固着され、該軸31はストッパボックス3
3の上部に穿設した通孔を貫通して摺動自在に設けられ
ている。また、一方、ストッパ部材34の下部にはロー
ラ36が支軸36aに回転自在に軸支されており、該ロ
ーラ36はタイバ7に対してその軸心と略直角方向に圧
縮ばね32に付勢されて進退自在に常にタイバ7に押し
付けられ、可動盤20に付随してタイバ7の軸心方向に
前後自在に移動可能な構造となっている。また、可動盤
20に固設されたナツトボックス21には半割ナツト2
2が内装され、型締時にタイバ7に刻設されたねじ部ま
たは溝部8と略直角方向に噛合させたり、あるいは離脱
させるための半割ナツト用油圧装置(図示せず)が設け
られていた。
つぎに、従来例の型締装置の動作について説明する。
第4図に示すように、型締に際して移動シリンダ2のピ
ストンロッド室側4aに圧油を供給することにより可動
盤20および可動盤20に固着されたナツトボックス2
1とストッパボックス33がタイバ7に沿って固定盤1
0側へ軸線方向に移動する。この時、ストッパ部材34
の先端部に支軸36aに回転自在に軸支されたローラ3
6がタイバ上を回転しながら移動することになり、まず
、タイバ7の略中位部に刻設されたねじ部または溝部8
は可動盤20の挿通孔24内へ円滑に挿入される。この
時、予め型締操作に際して移動シリンダ2によって可動
盤20を固定盤lOに接近途中において、半割ナツト2
2をタイバ7の略中位部に刻設されたねじ部または溝部
8に素早く噛合させる動作が半割チー2ト油圧装置によ
って併行して行なわれているため、可動盤20に隣接し
て固設されたナツトボックス21がタイバ7の凹部9を
通り過ぎ、続いてストッパボックス33内から圧縮ばね
32によって付勢され穿設したストッパ部材34の前面
部が凹部9のストッパ面9aに衝合し、係止することで
、半割ナツト22をタイバ7上のねじ部または溝部8に
確実に早く噛合させることが可能である。また、噛合が
完了した時型締シリンダ3による可動盤金型30bと固
定盤金型30aの型締は開始可能な状態に入っている。
この状態で、さらに移動シリンダ2のピストンロッド室
側4aに圧油を供給しつづけているため可動金型30b
と固定金型30aはより接近する動作を続けることにな
る。その後、固定盤10に固設された型締シリンダ3の
ピストンロッド室側5aへ圧油を供給することにより強
力な型締を開始させることができ、この型締状態で射出
成形していた。
[発明が解決しようとする課題] ところが従来の装置は、型締に際して移動シリンダ2に
圧油を供給し可動盤20を固定盤lO側へ移動中、前記
したようにストッパボックス33内から圧縮ばね32に
よって付勢されてストッパ部材34の先端のローラ36
がタイバ7の略中位部の四部9の勾配面9b上を移動し
始める段階でストッパ部材34が突設し、前面部がスト
ッパ面9aに衝合し係止することで、半割ナツト22を
タイバ7上のねじ部または溝部8に噛合させた後、さら
に移動シリンダ2のピストンロッド室側4aへ圧油を供
給し両金型を軽く接触させた後に型締動作を開始させて
いた。
このため、可動金型30bと固定金型30aを接触させ
た状態、いわゆる、両金型の厚みによってストッパ部材
34の前面部とタイバ7上の凹部9のストッパ面9aの
係止点が一定であるため、金型厚みを調整する装置が必
要となり、型締シリンダ3に型厚調整機能を持たせる必
要があった。
[課題を解決するための手段] そのため、本発明では、固定金型を取り付けた固定盤に
対して、移動金型を取り付けた移動盤を固定盤と対向し
た状態で前後進可能に設け、タイバの軸線方向のほぼ中
央部にねじ部を設け、可動盤を固定盤に向けて前後進さ
せる装置を可動盤に取り付け、タイバ上の前記ねじ部に
噛合可能に設けた半割ナツトを可動盤の反固定盤側に取
り付けた成形機の型締装置において、可動盤の反固定盤
側に流体圧で動く駆動部材を設け、前記駆動部材と半割
ナツト間を常時離間する方向に押している押圧部材と、
前記半割ナツトの反駆動部材側に設けられたねじ噛合調
整手段を駆動部材と一体的に前後進可能に配設した構成
にした。
[作用] この構成によれば、可動盤は移動シリンダによって可動
金型と固定金型の両金型が軽く接触するまで移動シリン
ダのピストンロー2ド室側へ圧油を供給し、両金型が接
触後は半割ナツト開閉シリンダのピストンヘッド室側に
圧油を供給して、半割ナツトをタイバ上のねじ部または
溝部と噛合させるようにねじ噛合調整装置を駆動させ、
半割ナツトとタイバ上のねじ部または溝部が完全に噛合
した後に型締シリンダのラムヘッド室側に圧油を供給し
て型締を完了する。
[実施例] 第1図ないし第3図は本発明に係る型締装置の1実施例
を示し、第1図は型締装置の平面縦断面図であって、第
1図(&)はタイバ上のねじ部または溝部と半割ナツト
の噛合を解除し、可動金型を固定金型より離間させた状
態、第1図(b)はタイバ上のねじ部または溝部と半割
ナツトを噛合させた後、可動金型と固定金型を接触させ
た状態を示し、第2図は型締シリンダのストロークエン
ドでタイバ上のねじ部または溝部と半割ナツトを噛合で
きるようにし可動金型と固定金型が当接した段階でタイ
バ上のねじ部または溝部と半割ナツトを噛合させるよう
にしたものであって、第2図(a)は噛合前の状態、第
2図(b)は噛合後の状態を示す平面縦断面図、第3図
は第1図のm−m線から視たタイバ係止装置の平面横断
面図であって、第3図(a)は半割ナツト開閉シリンダ
のピストンロッド室側に圧油を供給して半割ナツトとタ
イバの噛合を解除した場合を、第3図(b)は半割ナツ
ト開閉シリンダのピストンヘッド室側に圧油を供給して
半割ナツトとタイバを噛合した場合の作動状態を示す。
本発明の実施例を第1図および第3図にしたがって説明
する。
第1図における型締装置は、固定盤10.可動盤20.
タイバ7、移動シリンダ2.固定金型30a 、可動金
型30b、連結板50およびねじ噛合装置100から構
成され、ねじ噛合装置100は、さらに、ラム5.ナツ
トボックス21゜タイバ係止装置26およびねじ噛合調
整装置11などから構成される。
固定金型30aはマシンベースlに固着された固定盤l
Oへ取り付けられており、一方、固定盤10の上方には
前記固定盤10と対向して可動金型30bが可動盤20
へ取り付けられている。固定盤10の両側面部にそれぞ
れ固設された移動シリンダ2のピストンロッド6の先端
は可動盤20に取り付けられ、固定盤10に対して上下
動可能に進退することができる。前記可動盤20を貫通
するタイバ7は、全長同一径に製作されたものが複数個
(本発明では4個)設けられており、その一端は固定盤
10の反可動盤20側の側面にナツト等をタイバ端部に
刻設したねじに噛合させて回動不可能に固定され、他端
は連結板50と略直角方向に貫通した後、ナツトまたは
エンドプレート51にて締め付けて固定されると同時に
、タイバ7と連結板50とはキーなどを用いてタイバ7
の廻り止め防止がされている。また、タイバ7の略中位
部には、型閉動作時に可動金型30bと固定金型30a
が接触した時に後述する半割ナツト22と噛合して可動
盤20をタイバ7に係止するためのねじ部または溝部8
が形成されている。
可動m20の反固定盤10側には、ねじ噛合装置100
がタイバ7を挿通して配設され、ねじ噛合装置100を
構成する駆動部材5と係合して配した型締シリンダ室3
1が、タイバ7を中心に左右に可動盤20の一部を刻設
して設けられている。
本実施例においては、駆動部材5としては第1図および
第2図に示すようにラムとしたが、ピストンを用いても
よい。
前記ラムと半割ナツト22間には、半割ナツト22に面
したラム5の一部を刻設して押圧部材17が設けられ、
押圧部材17がラム5毎に少なくとも2個所以上配設さ
れている0本実施例では第1図および第2図に示すよう
に、押圧部材17として、例えば圧縮ばねを用いた場合
について述べる。
いま、ラム5のヘッド側5aに圧油を導入すると、ラム
5の反ヘッド側へは押圧部材17を介して半割ナツト2
2の側面を押圧付勢し、ねじ噛合調整装置11をタイバ
7の軸方向に動かすようになっており、ヘッド側5aの
圧油をタンク(図示せず)へ抜くとねじ噛合装置100
は自重によって降下し、ラム5は型締シリンダ室31へ
押し戻されるようになっている。また、可動盤20に一
端を固設され、他端を後で述べるねじ噛合調整装置11
の調整軸13のねじ部12と螺合するとともに半割ナツ
ト22を内装している。ここで、ねじ噛合調整装置11
は、ねじ部12.調整軸13゜押圧部材17.すベリキ
ー18.スプロケット19および押え板25などから構
成されている。
つぎに、タイバ係止装置26を第2図を用いて説明する
。タイバ係止装置26は、半割ナツト開閉シリンダ14
.ピストン15.ピストンロッド16、半割ナツト22
.連結棒101.ストッパ102.103から構成され
る。
半割ナツト22は可動盤20に隣接して設けられ、タイ
バ7毎に上下に2分割された各1組の半割ナツト22を
有しており、半割ナツト22aの反噛合側端面にピスト
ンロッド16の一端が固着されている。さらにピストン
ロッド16の他端に半割ナツト開閉シリンダ14に係合
して上下に摺動するピストン15を配設し、半割ナツト
開閉シリンダ14の下端部に調整板101’が固着され
ている。半割ナツト22aと22bの中を通して連結し
た連結棒101がピストンロッド16の左右に配してあ
り、連結棒101の一端は前記した調整板101′に固
着され、また他端は半割ナツト22bに固着されている
。そして、第2図(L)に示すように、前記半割ナツト
開閉シリンダ14のピストンロッド側室15bに圧油を
供給することにより、ピストン15を押し上げるととも
に半割ナツト開閉シリンダ14が下方に押下げられて、
上下1組の半割ナラ)22aと22bがナツトボックス
21を摺動しつつ移動して半割ナツト22とタイバ7と
の噛合状態が解除され、それぞれストッパ102,10
3に当接することで停止することになっている。また、
半割ナツト22をタイバ7と噛合させたいときは、第2
図(b)に示すように、前記半割ナツト開閉シリンダ1
4のピストンヘッド側室15aに圧油を供給することに
より、ピストン15を押し下げるとともに半割ナツト開
閉シリンダ14が上方に押し上げられて、半割ナツト2
2a、22bがナツトボックス21を摺動しつつ移動し
て最後には接触し、タイバ7との噛合が行なわれるよう
な構成になっている。
さらに、前記した半割ナツト22の左右180度方向で
は、半割ナツト22の一端は、タイバ7を挿通して配さ
れた調整軸13の端部に固設されたスプロケット部19
を廻すことにより、反スプロケット部19側の調整軸1
3の端部が半割ナツト22と常時当接して摺動するよう
になっている。
また、半割ナツト22の他端には、可動盤2oの反固定
盤10側の一部に押圧部材17の挿入室を2個1組の半
割ナツト22毎に数ケ所設けて、たえず半割ナツト22
をタイバ7の軸方向に押圧するようになっており、前記
した調整軸13が固定!110側へ移動するときは押圧
部材17のスプリングは圧縮され、反固定盤lO側へ移
動するときは伸張されるように配されている。
調整軸13の反半割ナツト22側の端部近傍の外周部に
はスプロケット部19を有し、すベリキー18を用いて
調整軸13と廻り止め防止がなされている。スプロケッ
ト部19を図示しないチェーンで連結すると共に、チェ
ーンに図示しないモータの出力軸と一体のスプロケット
を連結し、モータの回転によりチェーンを駆動して調整
軸13をタイバ7の軸方向に前後移動させることで、調
整軸13と当接した半割ナツト22をタイバ7上のねじ
部または溝部8と噛合させるように半割ナツト22の位
置を調整可能に構成されている。
また、スプロケット部19の軸部の外周部については、
一端部をナツトボックス21の端部と、さらに、他端部
はスプロケット部19の脱落防止のために一端を調整軸
21に固着された押え板25によって回動自在に支持さ
れている。
つぎに、このように構成された本発明の型締装置の動作
について説明する。
以上のように構成された型締装置において、型開に際し
て移動シリンダ2のピストンロッド室側4aに圧油を供
給することにより可動盤20および可動盤20の側面部
の型締シリンダ室31内に摺動自在に設けられたピスト
ン5を介して配設されたナツトボックス21やねじ噛合
調整装置11などが固定盤10側へタイバ7の軸線方向
に一緒に移動する。まず、タイバ7の略中位部に刻設さ
れたねじ部または溝部8は可動盤20の挿通孔24内へ
円滑に挿入され、さらに可動盤20が前進することによ
り、まず、可動金型30bと固定金型30aの表面がゆ
っくり接触して係止し、これによって移動シリンダ2の
ピストンロッド室側4aへの圧油の供給は停止される。
つぎに、半割ナツト22がタイバ7上のねじ部または溝
部8と噛合を開始する。まず、半割ナツト開閉シリンダ
14内のピストンヘッド室側15aに図示しない配管を
通して圧油を供給すると、半割ナツト22はタイバ7に
対して略直角方向に前進する。ここで、前もって可動金
型30bと固定金型30aが接触した場合の両金型の金
型厚み(ダイハイド)Hをスケールで測定しておき、こ
れをタイバ7上のねじ部または溝部8のピッチPで除し
た(H/P)とき、ここで、もし割り切れて少数点以下
の端数が生じないときは、両全型が軽く接触した状態で
半割ナツト開閉シリンダ14のピストンヘッド室側15
aに圧油を供給すれば、半割す7ト22はタイバ7上の
ねじ部または溝部8と完全に噛合することになる。しか
し、前記したこととは逆に、H/Pが割り切れずに少数
点以下の端数が生じたときは、少数点以下の端数にタイ
バ7上のねじ部8のピッチ(あるいは半割ナツト22の
ねじのピッチP)を乗じた数値が、半割ナツト22とタ
イバ7上のねじ部8を完全に噛合させることとなる。
すなわち、両金型を軽く接触させた後はチェーンによっ
て連結されたモータを回転させることでスプロケット1
9を回転させて調整軸13を前後進させる。ただし、モ
ータの回転はパルスで測定し、調整軸13の前後の移動
距離に換算できるようになっている。こうして、タイバ
7上のねじ部8に半割ナツト22を完全に噛合させるこ
とが可能となる。
また、噛合が完了した時可動盤金型30bと固定盤金型
30aの型締は開始可能な状態に入っている。その後、
可動盤20に配設されたラムヘッド室側5aへ圧油を供
給することにより強力な型締を開始することができる。
この型締状態で射出成形する。
また、型開に対しては、型締動作と逆の動作をすること
によって達成することができる。
まず、ラムヘッド室側5aの圧油を図示しないタンク側
へ放出することにより型締状態を解除する0次いで、半
割ナツト開閉シリンダ14のピストンロッド側室15b
に圧油を供給することにより、ピストンを押し上げると
ともに半割ナツト開閉シリンダ14が下方に押し下げら
れて、ねじ噛合調整装置11の半割ナツト22とタイバ
7のねじ部または溝部8との噛合を解除する。つぎに、
可動金型30bと固定金型30aの表面がゆっくり離間
するように、移動シリンダ2のピストンヘッド室側4b
へ圧油の供給が開始され、可動盤20が型開眼になるま
でピストンヘッド室側4bへ圧油の供給を続けて一連の
動作を完了する。
ここで、第1図および第2図に示すスプロケット19の
代わりにギア60を用いてもよい。
また、ダイハイ)Hについては、スケールで測定した場
合について述べたが、ダイハイ)Hを自動的に検知する
ためのスケールセンサを配し、このデータを自動的に計
算機に入力させ、予め入力したタイバ7上のねじ部のピ
ッチPで除して、前記したように、H/Pが割り切れな
い時には半割ナツト22とタイバ7上のねじ部8が完全
に噛合するように、スプロケット19とチェーンを介し
て連結されたモータに、計算機からの指令で必要パルス
が発せられ、これに見合うスプロケット19の回転で調
整軸13が前後必要な移動距離として作動するようにし
てもよく、もしH/Pが割り切れた時は、半割ナツト2
2はタイバ7上のねじ部8とその場で半割ナツト開閉シ
リンダ14内のピストンヘッド室側15aに圧油を供給
して噛合させるように計算機からの指令が発せられるよ
うにしてもよいし、手動で行なってもよい。
本実施例では、成形機を第1図に示すように縦型の型締
装置のものについて述べたが、これに限定されるもので
はなく横型の型締装置のものに用いてもよい、ただし、
この場合には図示しない射出装置の設置位置を考慮しな
ければならない。
さらに、本実施例では押圧部材17として圧縮ばねを用
いた場合について述べたが、ラムを用いてもよい。
[発明の効果] 以上述べた通り、本発明によれば、第4図に示す従来装
置の型締シリンダと比べて、ストロークが短かくてすみ
、かつ、タイバにストッパ部材を係止するための段部を
設ける必要がなく、ねじ噛合調整装置を駆動するだけで
タイバと半割すy )が確実に噛み合う。
すなわち、従来装置は型厚寸法に関係なくストッパ部材
がタイバ上の段部に当接した時点で半割ナツトとタイバ
上のねじ部または溝部が噛合するために型開きストロー
クが常に一定になるものの、最大と最小型厚差の長さの
ストロークを有した型締シリンダが必要となり、多量の
作動圧油が必要であった・ 本発明のものは、型厚の大小にかかわらず可動盤の移動
はすべて移動シリンダで行なわれ、最後の型締のみが型
締用ラムで行なわれるのみであるため作動圧油は少なく
てすみ、作動圧油が少なくてすむ分だけ圧油供給装置も
小さくてよく、さらに、製品の成形サイクルも短かくな
る。
さらに、本発明のものは、連結板よりも上に伸びる型締
シリンダを設ける必要もないため機械の全高を著しく低
くさせることができ、建家の高いものを必要とせず、既
存の建屋が使用可能となり、設置面積も狭くてすみ、マ
シンまわりの空間も有効に利用でき、極めて経済的であ
る。
また、半割ナツトとタイバ上のねじ部の噛合を解除し、
ラムヘッド側の圧油を抜くとねじ噛合装置は自重で元の
位置まで降下するため、両金型の厚みが変わった時に一
度だけねじ噛合調整装置を調整するだけで反復して噛合
が可能であり、ねじ噛合装置ごとの取り付け、取り外し
ができるため補修も容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明に係る型締装置の1実施例
を示し、第1図は型締装置の平面縦断面図であって、第
1図(a)はタイバ上のねじ部または溝部と半割ナツト
の噛合を解除し、可動金型を固定金型より離間させた状
態、第1図(b)はタイバ上のねじ部または溝部と半割
ナツトを噛合させた後、可動金型と固定金型を接触させ
た状態を示し、第2図は型締シリンダのストロークエン
ドでタイバ上のねじ部または溝部と半割ナツトを噛合で
きるようにし可動金型と固定金型が当接した段階でタイ
バ上のねじ部または溝部と半割ナツトを噛合させるよう
にしたものであって、第2図(a)は噛合前の状態、第
2図(b)は噛合後の状態を示す平面縦断面図、第3図
は第1図の■−m線から視たタイバ係止装置の平面横断
面図であって、第3図(a)は半割ナツト開閉シリンダ
のピストンロッド室側に圧油を供給して半割ナツトとタ
イバの噛合を解除した場合を、第3図(b)は半割ナツ
ト開閉シリンダのピストンヘッド室側に圧油を供給して
半割ナツトとタイバを噛合した場合の作動状態を示す、
また、第4図は本発明に類する従来装置の1例を示す平
面縦断面図を示す。 l・・・・・・マシンベース、  2・・・・・・移動
シリンダ、4.5・・・ピストン、 6・・・・・・ピストンロッド、7・・・・・・タイバ
、8・・・・・・ねじ部または溝部、 9・・・・・・凹部、     10・・・・・・固定
盤、11・・・・・・ねじ噛合調整装置、 13・・・・・・調整軸、 14・・・・・・半割ナツト開閉シリンダ、17・・・
・・・押圧部材、   19・・・・・・スプロケット
部、20・・・・・・可動盤、21・・・・・・ナツト
ボックス、22・・・・・・半割ナツト、 26・・・・・・タイバ係止装置、 30a・・・固定金型、  30b・・・可動金型、3
1・・・・・・型締シリンダ室、 33・・・・・・ストッパボックス、 34・・・・・・ストッパ部材、50・・・・・・連結
板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 固定金型を取り付けた固定盤に対して、移動金型を取り
    付けた移動盤を固定盤と対向した状態で前後進可能に設
    け、タイバの軸線方向のほぼ中央部にねじ部を設け、可
    動盤を固定盤に向けて前後進させる装置を可動盤に取り
    付け、タイバ上の前記ねじ部に噛合可能に設けた半割ナ
    ットを可動盤の反固定盤側に取り付けた成形機の型締装
    置において、可動盤の反固定盤側に流体圧で動く駆動部
    材を設け、前記駆動部材と半割ナット間を常時離間する
    方向に押している押圧部材と、前記半割ナットの反駆動
    部材側に設けられたねじ噛合調整手段を駆動部材と一体
    的に前後進可能に配設したことを特徴とする成形機の型
    締装置。
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