JP3179305B2 - 射出圧縮成形方法および装置 - Google Patents

射出圧縮成形方法および装置

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JP3179305B2
JP3179305B2 JP32561394A JP32561394A JP3179305B2 JP 3179305 B2 JP3179305 B2 JP 3179305B2 JP 32561394 A JP32561394 A JP 32561394A JP 32561394 A JP32561394 A JP 32561394A JP 3179305 B2 JP3179305 B2 JP 3179305B2
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/46Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
    • B29C45/56Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using mould parts movable during or after injection, e.g. injection-compression moulding
    • B29C45/561Injection-compression moulding
    • B29C2045/563Enlarging the mould cavity during injection

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は閉鎖された金型内に溶融
樹脂を充填し、充填された樹脂圧によって金型が若干開
き、その後型締側で圧縮を行うようにした射出圧縮成形
方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】射出成形機における射出圧縮成形は、 (1)射出充填された樹脂圧によって金型が開く時の金
型の移動後退限を機械的に制御する。 (2)金型の型開量(型開量とは充填された樹脂圧によ
って金型が後退する移動量あるいは圧縮量を見込んだ型
開位置に保持された金型の位置をいう)を検出し、設定
した型開量および型開速度になるように型締圧力あるい
は射出速度を制御する。 (3)圧縮工程においては、金型の型開量を検出し、設
定した金型の圧縮移動量および金型の圧縮移動速度にな
るように型締速度あるいは型締圧力を変化させるなどに
よって精密成形や複雑形状あるいは薄肉形状の成形を行
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の射出圧縮成形で
は、次のような問題があった。まず、 (1)金型の後退限を機械的に制限する方法では、 成形中に樹脂温度などの成形条件が変動した場合の
対応が困難であるため、成形品の品質のバラツキが生じ
る。 充填完了後から圧縮工程に移行するに際してタイム
ラグが生じるため、金型内の樹脂流速が不連続となり、
その結果フローマークなどの欠陥が生じる。 また、フローマークなどの欠陥を防止するために、
射出機構側と型締機構側のバランスをとるための連動動
作が必要となり、制御のソフト面とハード面とも複雑化
し操作性が低下する。
【0004】(2)金型の型開量を検出し、この検出信
号に基づいて制御する方法では、 金型のキャビティ内に充填した樹脂流速の不連続に
起因したフローマークなどの欠陥についてはかなり解決
できるものの、逆に、その分だけソフト面およびハード
面ともにかなり複雑化し操作性が極めて難しくなる。
【0005】 また、逆に設定値通りに型開きまたは
圧縮工程が制御できるため、最適設定値の選択が極めて
難しい上に、成形中の成形条件の変動を吸収するような
柔軟性が縮小されるため、良品率が大幅に低下する可能
性を含んでいる。
【0006】 特に、設定値通りに圧縮工程を制御さ
せようとすると型締側と射出側を連動させるためのタイ
ミング制御が極めて難しい上に型締側と射出側を同時に
駆動させる必要性から駆動能力のアップに伴う不必要な
成形機の大型化によって生産性が著しく低下する。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、不必要な成形機の大型化による生産性の低下を避
け、射出圧力と型締圧力の圧力制御のみの簡単な制御で
成形中の成形条件の変動に影響されず、安定して良品を
供給することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る第1の発明では、射出充填工程時に射
出機構側であらかじめ樹脂の冷却固化収縮量を算出して
おきこの収縮量を加えた樹脂量を金型内に充填可能な射
出圧力で射出圧力制御を行うとともに、型締機構側では
金型のキャビティ中に充填された樹脂圧によって前記樹
脂の冷却固化収縮量に相当する型開量まで金型が開くこ
とを許容する型締力をあらかじめ金型に付加させ、射出
充填完了の検知後任意の時点より型締圧力を増圧させる
ようにし、第2の発明では射出充填完了を射出機構の射
出駆動力が急激に上昇し始めた時点とし、前記射出駆動
力の変化により起動するタイマのタイムアウト信号に基
づいて型締圧力の増圧を開始するようにした。
【0009】また、第3の発明では射出充填完了を射出
機構の射出駆動力の移動が停止した時点とし、前記射出
駆動部の停止より起動するタイマのタイムアウト信号に
基づいて型締圧力の増圧を開始するようにした。さらに
第4の発明では射出充填量設定手段と射出圧力設定手段
を備え、前記2つの設定手段に設定された設定値に基づ
いて射出充填を行う射出制御部と、前記射出充填によっ
て樹脂の冷却固化収縮量に相当する型開量まで金型が開
くことを許容する型締力を設定する型締力設定手段と、
前記型締力設定手段に設定された設定値に基づいて型締
を行う型締制御部を具備するとともに、射出機構の射出
駆動力が急激に上昇し始めた時、あるいは射出駆動部の
移動が停止した時に射出充填完了信号を発生させる射出
充填完了検出部と、前記射出充填完了検出部からの検出
信号に基づいて起動するタイマと、圧縮工程における型
締増圧開始時間を設定する時間設定部と、前記時間設定
部の設定値と前記タイマのタイムアウト信号を比較して
前記型締制御部へ増圧信号を発生させる比較制御部を有
した構成にした。
【0010】
【作用】射出充填工程時は充填可能な圧力制御とするこ
とで充填初期には金型のキャビティ内の樹脂流動抵抗が
小さいため高速充填となり、充填後期には樹脂流動抵抗
が大きくなるため充填速度は自然減速されるため、樹脂
充填中は自動的に連続的な速度勾配を有し、かつパック
圧を生じない理想的な自然充填流れ(ナチュラルフロ
ー)となり得る。
【0011】また、樹脂の冷却固化収縮量を加えた樹脂
量を充填し、かつ、冷却固化収縮量に相当する型開量ま
で許容する型締力とすることで、射出充填完了時におい
て、金型へ樹脂はほぼ満充填(ジャストパック)の状態
であるため、金型内の樹脂流速の不連続に起因するフロ
ーマークなどの欠陥発生の影響を全く受けない。
【0012】射出充填中および圧縮工程切替時において
も、金型に適正型締力を付加させているため、成形中の
成形条件の変動が生じたとしても、型締力がばねのよう
な弾性的な作用として働くといった柔軟性を持つ。
【0013】圧縮工程において、射出充填完了を検知し
てから型締圧力を増圧させているので射出側と型締側と
の連動が避けられるため成形機を大型化しなくてよい。
【0014】また、型締圧力の増圧切替えに際しても初
期に設定した適正型締力の付加により増圧切替直前まで
樹脂の冷却固化収縮に対応した圧縮作用が継続されるた
めに、従来行われてきた増圧切替の複雑かつ高度なタイ
ミング制御が不要となる。
【0015】
【実施例】以下に、図面に基づいて本発明の実施例の詳
細について説明する。
【0016】図1は本発明に係る実施例の制御概念図、
図2は型締装置の平面図、図3はねじ噛合調整装置の断
面図、図4は半割ナットの動作状態を示す説明図、図5
は金型の型開量と型締圧力との関係を示す関係図、図6
は射出装置の射出充填開始から射出充填完了までの射出
充填工程および圧縮工程を含んだ射出圧縮成形の状態を
示す説明図を示す。
【0017】本実施例における射出圧縮成形装置は型締
装置1、射出装置40および制御部60から構成されて
いる。まず、図2ないし図4を用いて型締装置を説明す
る。図2に示す型締装置1は移動シリンダ2、型締シリ
ンダ3、タイバ7、固定盤10、ねじ噛合調整装置1
1、可動盤20、ナットボックス21、半割ナット2
2、タイバ係止装置26、固定金型30a、可動金型3
0bおよび連結板50などから構成される。
【0018】固定金型30aはマシンベース1aの一端
部上に固着された固定盤10へ取付けられており、一
方、マシンベース1aの他端部側上には前記固定盤10
と対向して可動金型30bが可動盤20へ取付けられて
いる。この固定金型30aと可動金型30bの対向面は
凹凸に係合した構成をなし前記固定金型30aと可動金
型30b間にキャビティ28を画成している。固定盤1
0の両側面部にそれぞれ固設された移動シリンダ2のピ
ストンロッド6の先端は可動盤20に取付けられ、固定
盤10に対してマシンベース1a上を摺動し進退するこ
とができる。符号4は内部ピストン、4aはピストンロ
ッド室側、4bはピストンヘッド室側をそれぞれ示す。
【0019】前記可動盤20を貫通するタイバ7は、全
長同一径に製作されたものが複数個(本発明では4個)
設けられており、その一端は型締シリンダ3の内部ピス
トン5に固着され、他端は連結板50と略直角方向に貫
通した後、ナットまたはエンドプレート51にて締付け
て固定されると同時に、タイバ7と連結板50とはキー
などを用いてタイバ7の廻り止め防止がされている。
【0020】型締シリンダ3内に前後摺動自在に内部ピ
ストン5を設けるとともに、内部ピストン5の外周に油
もれ防止用のパッキンを配設し、内部ピストン5のロッ
ド側にはタイバ7が固着され、ヘッド側にはラム53を
内部ピストン5の略中心上に固着して凸状に設けた。さ
らに、ラム53と係合したラムシリンダ52をラム53
が前後摺動自在に設けるとともに、ラム53外周の摺動
部にパッキンを配設してラム室5cからの油がピストン
ヘッド室側5bにもれないような構造になっている。符
号5aはピストンロッド室側を示す。
【0021】ラム53の外径は、例えば、タイバ7の外
径の1/2以下、または内部ピストン5の外径の1/3
〜1/4以下とし、ラム53の長さは、型締時に内部ピ
ストン5のヘッド端面側がラムシリンダ52の端面に当
接する前に、ラム53の先端がラムシリンダ52の奥部
に当接するような構成になっている。
【0022】タイバ7の略中位部には、型閉動作時に可
動金型30bと固定金型30aが接触した時に後述する
半割ナット22と噛合して可動盤20をタイバ7に係止
するためのねじ部または溝部8が形成されている。可動
盤20に一端を固設され、他端を後で述べるねじ噛合調
整装置11の調整軸13のねじ部12と螺合するととも
に半割ナット22を内装している。ここで、ねじ噛合調
整装置11は、ねじ部12、調整軸13、押圧部材1
7、すべりキー18、スプロケット19および押え板2
5などから構成されている。
【0023】次に、タイバ係止装置26を図3を用いて
説明する。タイバ係止装置26は、半割ナット開閉シリ
ンダ14、ピストン15、ピストンロッド16、半割ナ
ット22、連結棒101、ストッパ102、103から
構成される。
【0024】半割ナット22は可動盤20に隣接して設
けられ、タイバ7毎に上下に2分割された各1組の半割
ナット22を有しており、半割ナット22aの反噛合側
端面にピストンロッド16の一端が固着されている。さ
らにピストンロッド16の他端に半割ナット開閉シリン
ダ14に係合して上下に摺動するピストン15を配設
し、半割ナット開閉シリンダ14の下端部に調整板10
0が固着されている。半割ナット22aと22bの中を
通して連結した連結棒101がピストンロッド16の左
右に配してあり、連結棒101の一端は前記した調整板
100に固着され、また他端は半割ナット22bに固着
されている。
【0025】そして、図4(a)に示すように、前記半
割ナット開閉シリンダ14のピストンロッド室側15b
に圧油を供給することにより、ピストン15を押上げる
とともに半割ナット開閉シリンダ14が下方に押下げら
れて、上下1組の半割ナット22aと22bがナットボ
ックス21を摺動しつつ移動して半割ナット22とタイ
バ7との噛合状態が解除され、それぞれストッパ10
2、103に当接することで停止することになってい
る。
【0026】また、半割ナット22をタイバ7と噛合さ
せたい時は、図4(b)に示すように、前記半割ナット
開閉シリンダ14のピストンヘッド室側15aに圧油を
供給することにより、ピストン15を押下げるとともに
半割ナット開閉シリンダ14が上方に押上げられて、半
割ナット22a、22bがナットボックス21を摺動し
つつ移動して最後には接触し、タイバ7との噛合が行わ
れるような構成になっている。
【0027】さらに、前記した半割ナット22の左右1
80度方向では、半割ナット22の一端は、タイバ7を
挿通して配された調整軸13の端部に固設されたスプロ
ケット部19を廻すことにより、反スプロケット部19
側の調整軸13の端部が半割ナット22と常時当接して
摺動するようになっている。
【0028】また、半割ナット22の他端には、可動盤
20の反固定盤10側の一部に押圧部材17の挿入室を
2個1組の半割ナット22毎に数ヶ所設けて、たえず半
割ナット22をタイバ7の軸方向に押圧するようになっ
ており、前記した調整軸13が固定盤10側へ移動する
時は押圧部材17のスプリングは圧縮され、反固定盤1
0側へ移動する時は伸張されるように配されている。
【0029】調整軸13の反半割ナット22側の端部近
傍の外周部にはスプロケット部19を有し、すべりキー
18を用いて調整軸13と廻り止め防止がなされてい
る。スプロケット部19を図示しないチエーンで連結す
るとともに、チエーンに図示しないモータの出力軸と一
体のスプロケットを連結し、モータの回転によりチエー
ンを駆動して調整軸13をタイバ7の軸方向に前後移動
させることで、調整軸13と当接した半割ナット22を
タイバ7上のねじ部または溝部8と噛合させるように半
割ナット22の位置を調整可能に構成されている。
【0030】また、スプロケット部19の軸部の外周部
については、一端部をナットボックス21の端部と、さ
らに、他端部はスプロケット部19の脱落防止のために
一端をナットボックス21に固着された押え板25によ
って回動自在に支持されている。なお、符号24は挿通
孔を示す。
【0031】なお、本実施例では前述したような型締装
置を用いたのは次のような理由による。 型締機構がコンパクトとなり省スペース化が図れ
る。 小容量のラム室5cへの圧油供給量が小油量でよい
ため、射出圧縮成形の際の型開きおよび圧縮応答性が高
い。 複数(4つ)の型締シリンダ3へ供給する油圧調整
を行うことによって可動盤20の傾動補正(レベリング
制御)が可能である。
【0032】次に、射出装置40について述べる。本実
施例における射出装置40はバレル41内にスクリュ4
2が配設され、ホッパ43内の樹脂原料が供給ゾーン、
圧縮ゾーンにおいて加熱圧縮され、計量ゾーンにおいて
溶融計量され、そして射出ゾーンを経てノズル44内へ
射出されるように構成されている。
【0033】そして、バレル41の外周面には樹脂原料
を外部加熱するためのヒータが設けられており、樹脂原
料がスクリュ42の回転によって前方へ送られるように
なっている。
【0034】符号46は射出シリンダ、47は正逆転用
モータであってスクリュ42に直結されており、スクリ
ュ42を正逆回転するようになっている。
【0035】次に、制御部60について述べる。制御部
60は射出充填量設定手段61、射出圧力設定手段6
2、射出制御部63、油圧制御弁64、型締力設定手段
65、型締制御部66、油圧制御弁67、油圧供給源6
8a、68b、射出充填完了検出部69、タイマ70、
時間設定部71および比較制御部72から構成されてい
る。
【0036】射出充填量設定手段61と射出圧力設定手
段62が射出制御部63に接続され、射出制御部63は
射出シリンダ46の動作を制御する油圧制御弁64と正
逆転用モータ47の動作を制御する図示しない制御装置
および型締力設定手段65にそれぞれ接続されている。
【0037】型締力設定手段65は型締制御部66とも
接続され、型締制御部66は型締シリンダ3の動作を制
御する油圧制御弁67に接続されている。なお、68
a、68bは簡略化した油圧供給源である。
【0038】射出シリンダ46に取付けてある圧力セン
サあるいは速度センサ(共に図示しない)と射出充填完
了検出部69が接続されており、射出充填完了検出部6
9はタイマ70へ接続される。時間設定部71とタイマ
70は比較制御部72を介して接続され、比較制御部7
2は型締制御部66および射出制御部63にそれぞれ接
続されている。
【0039】以上のように構成された射出圧縮成形装置
の作用について述べる。
【0040】まず、制御部60では固定金型30aと可
動金型30bで画成されるキャビティ28容積に樹脂物
性に係り算出される樹脂の冷却固化収縮量を加えた樹脂
量を計量値として射出充填量設定手段61で設定すると
ともに、キャビティ28内へ充填可能でバリを発生しな
い射出充填圧力範囲から射出効率の最もよい射出圧力条
件を射出圧力値として射出圧力設定手段62で設定す
る。
【0041】同時に、設定した計量値および射出圧力値
と、キャビティ28容積およびキャビティ投影面積から
射出充填完了時に樹脂の冷却固化収縮量に相当する型開
量まで可動金型30bが固定金型30aに対して離間す
ることを許容する型締力値を型締力設定手段65で設定
する。
【0042】この場合、射出充填完了時に溶融樹脂がほ
ぼ満充填されている状態(ジャストパック)を適正型締
力値とするが、この状態を図5を用いて詳細に説明す
る。
【0043】図5は計量値および射出圧力値が一定条件
下で射出充填を行った際に型締圧力値を変化させた時の
固定金型30aに対する可動金型30bの離間量、すな
わち型開量との関係を示す。
【0044】図5中ないしは実験によって得られた
データをグラフ化したものであり、このデータにより次
のような知見を得た。すなわち、の場合は、250L
×300W×50H×2t(投影面積750cm2 )の
箱物を成形品として得るものであり、キャビティ28面
は比較的フラットで箱の側面に縦リブが有るような、例
えばパソコンケースや書類ケースの成形をする場合を示
す。
【0045】の場合はキャビティ28面はフラットで
リブ構造でなく薄物などの極めて平面状の、例えばレン
ズやディスクなどのような成形品を成形する場合を示
す。
【0046】の場合は、キャビティ28面は複雑形状
をなし全体的に複雑形状、大物形状、厚肉形状の、例え
ばインパネやバンパーなどのような成形品を成形する場
合を示す。
【0047】前述したように図5中〜については、
型締圧力値を低圧から高圧へ増加させるにつれて型開量
は小さくなるとともに、を基準として左右に平行移動
した傾向を呈しており、型締圧力を増加する過程で突然
型開量の減少率が低下する変曲点(図5中のA、A′、
A″)が現れることが判明した。
【0048】このような実験結果をを代表して説明す
ると、変曲点Aよりも型締圧力値が小さいB領域では、
射出充填中の樹脂流動の運動エネルギによって可動金型
30bが固定金型30aより大きく離間するため、射出
充填完了時には充填した樹脂とキャビティ28間に大き
な隙間が生じる結果となった。
【0049】このような状態では、射出充填完了から圧
縮工程へ移行する際に樹脂の流動速度が不連続となり、
その結果フローマークなどの欠陥が発生する。このよう
な不良品を生ずるような原因を排除しようとすると射出
工程と圧縮工程を連動させるなどの極めて制御の難しい
成形法が要求される。
【0050】逆に、変曲点Aよりも型締圧力値が大きい
C領域では、射出充填中の樹脂流動の運動エネルギを可
動金型30bが固定金型30aに対して相対移動をする
ことなく吸収できるため、射出充填完了時には樹脂はキ
ャビティ28内へ満充填(ジャストパック)されてい
た。
【0051】また、前述したC領域であれば圧縮工程へ
移行する際にも樹脂の再流動が生じないためフローマー
クなどの欠陥の発生はなく、射出工程と圧縮工程を連動
させながら制御することは不必要となる。
【0052】以上のような結果を踏まえて、本実施例で
はC領域に選定した。すなわち、C領域においても型締
圧力値が大きい領域は、結果的にはキャビティ28内の
樹脂圧力が高くなり、射出圧縮成形における利点の1つ
であるキャビティ28内の樹脂圧力の低圧化が達成され
なくなるので成形品の形状や樹脂の物性などから適正と
判断されるキャビティ28内の樹脂圧力の許容最大値か
ら型締圧力値の最大値(上限値)を規定し、下限値は変
曲点のA点に相当する型締圧力値との範囲、すなわちD
領域を適正な型締圧力値とした。
【0053】なお、前述した適正型締圧力値の設定に際
しては、図5に示すように型開量で定義したが、成形後
の成形品の品質検査によりフローマークなどの欠陥発生
の有無を判定した上で変曲点Aを求めることも可能であ
る。
【0054】以上述べたように初期設定を完了すると、
次は成形動作に入るのである。
【0055】型閉に際して移動シリンダ2のピストンロ
ッド室側4aに圧油を供給することにより可動盤20お
よび可動盤20の側面に固着されたナットボックス21
やねじ噛合調整装置11などが固定盤10側へタイバ7
の軸線方向に一緒に移動する。まず、タイバ7の略中位
部に刻設されたねじ部または溝部8は可動盤20の挿通
孔24内へ円滑に挿入され、さらに可動盤20が前進す
ることにより、まず、可動金型30bと固定金型30a
の表面がゆっくり接触して係止し、これによって移動シ
リンダ2のピストンロッド室側4aへの圧油の供給は停
止される。
【0056】次に、半割ナット22がタイバ7上のねじ
部または溝部8と噛合を開始する。まず、半割ナット開
閉シリンダ14内のピストンヘッド室側15aに図示し
ない配管を通して圧油を供給すると、半割ナット22は
タイバ7に対して略直角方向に前進する。ここで、前も
って可動金型30bと固定金型30aが接触した場合の
両金型の金型厚み(ダイハイト)Hをスケールで測定し
ておき、これをタイバ7上のねじ部または溝部8のピッ
チPで除した(H/P)時、ここで、もし割切れて小数
点以下の端数が生じない時は、両金型が軽く接触した状
態で半割ナット開閉シリンダ14のピストンヘッド室側
15aに圧油を供給すれば、半割ナット22はタイバ7
上のねじ部または溝部8と完全に噛合することになる。
【0057】しかし、前記したこととは逆に、H/Pが
割切れずに小数点以下の端数が生じた時は、小数点以下
の端数にタイバ7上のねじ部または溝部8のピッチ(あ
るいは半割ナット22のねじのピッチP)を乗じた数値
が、半割ナット22とタイバ7上のねじ部または溝部8
を完全に噛合させるための移動距離Aとなる。
【0058】すなわち、両金型を軽く接触させた後は移
動距離Aに見合う分だけチエーンによって連結されたモ
ータを回転させることでスプロケット19を回転させて
調整軸13を前後進させる。ただし、モータの回転はパ
ルスで測定し、調整軸13の前後の移動距離に換算でき
るようになっている。こうして、タイバ7上のねじ部ま
たは溝部8に半割ナット22を完全に噛合させることが
可能となる。
【0059】また、噛合が完了した時型締シリンダ3に
よる可動金型30bと固定金型30aの型締は開始可能
な状態に入っている。その後、型締制御部66の出力信
号に基づいて油圧制御弁67を駆動させて固定盤10に
固設された型締シリンダ3のピストンロッド室側5aへ
圧油を供給することにより固定金型30aと可動金型3
0b間の強力な型締を開始することができる。ここで固
定金型30aと可動金型30b間に付加される型締力は
先に設定した適正型締圧力値である。また、型締が完了
しているかどうかの確認はピストンロッド室側5aに配
設した圧力センサの検出値と設定値とを比較することに
よって行うことができる。
【0060】次に、一次型締完了後、射出充填動作に入
る。
【0061】射出制御部63の出力信号に基づいて油圧
制御弁64を作動させて射出シリンダ46のピストン4
8を前進させるが、この時の前進は先に設定した射出圧
力値に基づき圧力制御される。
【0062】すなわち、射出初期にはキャビティ28内
の流動抵抗が小さいので高速充填となり、射出後期には
キャビティ28内の流動抵抗の増加に伴い、充填速度は
自然減速し、その結果連続的な速度勾配を有し、かつパ
ック圧を発生しない理想的な自然充填流れ(ナチュラル
フロー)となる。
【0063】なお、次ショット分の計量動作は、射出装
置40側にて圧縮工程中と併行して行うことによりすで
に完了しており、射出制御部63の出力信号に基づいて
正逆転用モータ47を駆動しながら先に設定した計量値
分だけ溶融樹脂の計量を行うのである。
【0064】さらに、射出充填工程時には射出シリンダ
46の圧力制御よりスクリュ42が前進限に至るまでの
いわゆるクッション量を残さない射切り状態に射出制御
される。
【0065】こうすることにより、後述する射出充填完
了の確認のための検知が極めて容易かつ正確となる上に
計量および射出充填制御も簡単となる。
【0066】また、射切り状態であってもノズル44内
およびキャビティ28までの通路中には溶融樹脂が設定
射出圧力値を有した状態で充満されているため逆流する
ことはない。
【0067】なお、クッション量を残した射出充填も可
能であるが、この場合には射出側における保圧設定値を
充填完了後に可動金型30bが動かないようにする必要
がある。
【0068】射出充填に対応して可動金型30bは固定
金型30aに対して離間する方向へ後退(型開き)す
る。射出充填完了時には型開量は最大となり、キャビテ
ィ28内へは溶融樹脂はほぼ満充填(ジャストパック)
状態であることと型締圧力値が常に弾性力を付加したよ
うないわゆるあたかもバネのように弾力的に作用してい
ることから、射出工程から圧縮工程への切替に際しても
フローマークなどの欠陥発生の心配は皆無となるため、
特別な切替タイミング制御は不要となる。
【0069】さらに、型締が弾力的に作用していること
で成形中に樹脂温度などの成形条件が変動しても変動を
吸収する働きとして作用するために品質のバラツキは皆
無となる。
【0070】次に射出充填完了後は型締機構側で圧縮工
程を行う。
【0071】射出充填完了したかどうかの確認の検知は
前述した射切り状態において射出シリンダ46内の作動
油圧値の変化、あるいは、ピストン48の前進動作の変
化により求まる。これらの状態を図6を用いて説明す
る。
【0072】図6において、射出充填開始から射出完了
直前までは射出充填圧力が一定となるようにスクリュ4
2の前進動作と合せて射出シリンダ46内の作動油圧値
は一定に制御されている。
【0073】射出完了時、すなわちスクリュ42が前進
限に達するとスクリュ42の前進動作は停止するために
射出シリンダ46内の作動油圧値は一時的に急激に上昇
する。すなわち、射出シリンダ46内の作動油圧値を検
出することにより射出充填完了が正確に検知できる。し
かしながら、これに限定するものでなくスクリュ42の
前進動作あるいはピストン48の前進動作を停止した時
を射出充填完了として検知してもよい。さらに、前記の
ような射出充填完了を確認検知する方法を組合せて使う
ことも可能である。
【0074】こうして射出充填完了検出部69で射出充
填完了を検知するとタイマ70が起動して圧縮工程を制
御するのである。
【0075】ここで、時間設定部71にあらかじめ型締
増圧(2次型締圧力)開始時間と計量開始時間および保
圧冷却時間を入力させておく。
【0076】計量開始はゲートシールをする時間を基準
とし、シャットオフバルブが組込まれている成形機では
シャットオフバルブ閉動作完了時間を基準として設定す
る。
【0077】また、保圧冷却時間は樹脂温度、金型冷却
能力および成形品形状などにより樹脂の冷却固化時間を
算出し、保圧冷却時間(圧縮完了時間)として設定す
る。
【0078】型締増圧開始は計量開始時間設定と同じと
することにより、型締増圧による金型キャビティ28か
ら射出側への樹脂の逆流を防ぐことができる。
【0079】ここで射出充填完了から型締増圧開始まで
に若干のタイムラグが生じることになるが、初期に設定
した1次型締圧力が継続して付加されているので樹脂へ
の圧縮作用は連続的にかつ樹脂の冷却固化収縮に対応し
て継続されており、その結果、タイムラグに起因する欠
陥の発生は皆無となるのである。さらに、増圧開始の複
雑かつ高度なタイミング制御は不要となるとともに、増
圧開始設定も極めて容易に設定できる。
【0080】タイマ70のタイムアウト信号と時間設定
部71の設定値を比較制御部72で比較して各々の設定
値に達していることが判明すると計量開始信号を射出制
御部63へ出力し、また型締増圧開始信号と圧縮完了信
号を型締制御部66へ出力して型開きに引続き製品取出
しを行った後次の成形動作に入る。
【0081】なお、型締増圧後の型締力(2次型締圧
力)値は成形品の転写性をアップさせる目的で付加させ
るのであって、1次型締圧力と成形機の最大型締圧力間
の型締圧力範囲の中で、例えば成形後の成形品の転写性
を評価して必要最小型締力値を型締力設定手段65で求
めることもできる。
【0082】また、圧縮工程における可動金型30bの
位置を検出して、可動金型30bが固定金型30aと当
接した時点、すなわち射出充填前の金型状態に復帰した
時点における型締力値を2次型締圧力値として設定する
こともできる。
【0083】なお、本実施例における型締装置1では、
可動盤20を前後動させるのに移動シリンダ2を用いた
後型締シリンダ3によって型締を行うようにしたが、こ
れに限定することなく、可動盤20の後方に型締シリン
ダ3を設けるか、電動式の型締機構にしてもよい。ま
た、型締装置1そのものを実施例のように横型でなく縦
型にしても同様な効果が得られる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したことからも明らかなよう
に、本発明においては 射出充填工程および圧縮工程は射出圧力と型締圧力
の圧力制御のみの簡単な制御方法でよいため操作性は極
めて容易となる。さらに圧力制御であるため、成形中の
圧力以外の成形条件の変動に影響されることなく高品質
な成形品を安定して供給することができる。 また、射出充填可能な射出圧力制御とすることで、
製品形状に応じた連続的な速度勾配を有し、パック圧発
生のない、かつ短時間充填が可能な理想的な射出充填制
御が極めて簡単に自動設定できるため、制御の操作性が
極めて容易である。 射出充填完了時においても、溶融樹脂はジャストパ
ック状態であるため、樹脂流れの不連続に起因するフロ
ーマークなどの欠陥発生が皆無となり、その結果、射出
充填工程から圧縮工程切替に際しての極めて高度なタイ
ミング制御が不要となるため、さらに制御の操作性を簡
単とすることができる。 圧縮工程における型締増圧開始制御においても、射
出充填工程から圧縮工程切替および型締増圧開始まで、
連続的かつ流動的に型締側からの圧縮作用が樹脂の冷却
固化に対応して付加されているため、高度な型締増圧タ
イミング制御が不要となり、その結果、制御システムは
極めてシンプルとなり、成形機の低コスト化によって生
産性が大幅にアップする。 射出充填制御は射出圧力制御とするとともにクッシ
ョン量を残さずに充填することにより、射出充填完了検
知は簡単かつ正確に検出できることと、型締増圧開始制
御が簡単にできることと合せて、射出充填完了以降の圧
縮工程および計量開始などの制御はタイマによる簡単な
制御で可能となり、高品質な成形品を極めて容易な操作
で得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例の制御概念図である。
【図2】型締装置の平面図である。
【図3】ねじ噛合調整装置の断面図である。
【図4】半割ナットの動作状態を示す説明図である。
【図5】金型の型開量と型締圧力の関係を示す関係図で
ある。
【図6】射出装置の射出充填開始から射出充填完了まで
の射出充填工程および圧縮工程を含んだ射出圧縮成形の
状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 型締装置 2 移動シリンダ 3 型締シリンダ 4、5 内部ピストン 4a、5a ピストンロッド室側 4b、5b ピストンヘッド室側 5c ラム室 7 タイバ 8 ねじ部または溝部 10 固定盤 11 ねじ噛合調整装置 14 半割ナット開閉シリンダ 17 押圧部材 20 可動盤 22(22a、22b) 半割ナット 24 挿通孔 26 タイバ係止装置 28 キャビティ 30a 固定金型 30b 可動金型 40 射出装置 41 バレル 42 スクリュ 44 ノズル 46 射出シリンダ 47 正逆転用モータ 48 ピストン 50 連結板 51 エンドプレート 52 ラムシリンダ 53 ラム 60 制御部 61 射出充填量設定手段 62 射出圧力設定手段 63 射出制御部 64 油圧制御弁 65 型締力設定手段 66 型締制御部 67 油圧制御弁 68a、68b 油圧供給源 69 射出充填完了検出部 70 タイマ 71 時間設定部 72 比較制御部 100 調整板 101 連結棒 102、103 ストッパ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出充填工程時に射出機構側であらかじ
    め樹脂の冷却固化収縮量を算出しておきこの収縮量を加
    えた樹脂量を金型内に充填可能な射出圧力で射出圧力制
    御を行うとともに、型締機構側では金型のキャビティ中
    に充填された樹脂圧によって前記樹脂の冷却固化収縮量
    に相当する型開量まで金型が開くことを許容する型締力
    をあらかじめ金型に付加させ、射出充填完了の検知後任
    意の時点より型締圧力を増圧させるようにしたことを特
    徴とする射出圧縮成形方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の射出充填完了を射出機構
    の射出駆動力が急激に上昇し始めた時点とし、前記射出
    駆動力の変化により起動するタイマのタイムアウト信号
    に基づいて型締圧力の増圧を開始するようにしたことを
    特徴とする射出圧縮成形方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の射出充填完了を射出機構
    の射出駆動力の移動が停止した時点とし、前記射出駆動
    部の停止より起動するタイマのタイムアウト信号に基づ
    いて型締圧力の増圧を開始するようにしたことを特徴と
    する射出圧縮成形方法。
  4. 【請求項4】 射出充填量設定手段と射出圧力設定手段
    を備え、前記2つの設定手段に設定された設定値に基づ
    いて射出充填を行う射出制御部と、前記射出充填によっ
    て樹脂の冷却固化収縮量に相当する型開量まで金型が開
    くことを許容する型締力を設定する型締力設定手段と、
    前記型締力設定手段に設定された設定値に基づいて型締
    を行う型締制御部を具備するとともに、射出機構の射出
    駆動力が急激に上昇し始めた時、あるいは射出駆動部の
    移動が停止した時に射出充填完了信号を発生させる射出
    充填完了検出部と、前記射出充填完了検出部からの検出
    信号に基づいて起動するタイマと、圧縮工程における型
    締増圧開始時間を設定する時間設定部と、前記時間設定
    部の設定値と前記タイマのタイムアウト信号を比較して
    前記型締制御部へ増圧信号を発生させる比較制御部を有
    することを特徴とする射出圧縮成形装置。
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