JP2834387B2 - 光通信手段によって相互に接続されている光伝送手段と光受信手段とを調整する装置 - Google Patents

光通信手段によって相互に接続されている光伝送手段と光受信手段とを調整する装置

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JP2834387B2
JP2834387B2 JP5141187A JP14118793A JP2834387B2 JP 2834387 B2 JP2834387 B2 JP 2834387B2 JP 5141187 A JP5141187 A JP 5141187A JP 14118793 A JP14118793 A JP 14118793A JP 2834387 B2 JP2834387 B2 JP 2834387B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光伝送システム、特
に、多重経路光伝送システムにおける光トランスミッタ
の出力パワーと光レシーバの感度を制御する装置及び方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】大規模光伝送システムにおいては、伝送
システム内の条件の変化に応答して光トランスミッタの
出力パワーを調整し、且つ、その出力パワーの情報を各
光レシーバへ転送することができる能力が非常に重要で
ある。そのような光システムの一つに、居住家屋へ光フ
ァイバ接続を供するシステムで、一般にファイバ・イン
・ザ・ループ(fiber-in-the-loop;F
ITL)システムと呼ばれるものが有る。そのようなシ
ステムでは、種々の光パス中に多数の光デバイスが存在
しており、各光パス中の光デバイスの数及び種類を特定
する記録を保持することは困難な問題である。光デバイ
スの数及び種類は、光ファイバ、スプライス、コネク
タ、スプリッタ、コンバイナ等によって光伝送パス中に
減衰が招来されるので特に重要である。現在の住宅用電
話システムは、住宅環境内における備え付け設備及びケ
ーブルの正確な記録を保持することについて諸問題が有
ることを物語っている。
【0003】この種の状況をその出力パワー・レベルに
関して改善する従来技術での一つの方法に、光トランス
ミッタ及び光レシーバを物理的に調整することによっ
て、或いは、この光伝送システムを制御するコンピュー
タに情報を入力してそのコンピュータに個々の光レシー
バ及び光トランスミッタをそれぞれ調整させることによ
って、それら光トランスミッタ及び光レシーバを人手で
調整する方法がある。しかし、手動での調整処置にはそ
れに伴う費用及び人間にありがちな間違いの可能性の問
題が有る。
【0004】別の従来技術方法では、米国特許第5,0
60,302号に、光レシーバから光トランスミッタへ
情報をフィードバックしてその光トランスミッタの出力
を調整する方法が開示されている。しかし、この従来技
術での解法には二つの問題がある。先ず、その方法は光
トランスミッタが一個のレシーバを駆動するシステムで
機能するだけであり、第二に、そのシステムにはフィー
ドバック・パスのために別の光トランスミッタと光レシ
ーバとが必要であり高価である。更に、その光レシーバ
を調整するための設備が何ら存在しない。
【0005】データを人手で入力する必要が無い別の従
来技術方法が、米国特許第4,295,043号に開示
されている。この特許では、付帯するケーブルの長さを
そのケーブルのコネクタ上に配置されている所定の電気
接点によって識別するコネクタの使用が開示されてい
る。そのケーブルの組立てが行なわれるとき、種々の長
さの光ファイバに対して種々のコネクタが使用される。
続いて、それら電気接点に基づき、光レシーバがそのケ
ーブルの長さに自動的に適応して所定の光トランスミッ
タ出力を推定する。この方法によれば、光レシーバが所
与の光トランスミッタ出力における光ファイバの各特定
長に適応することができる。しかし、この方法では光ト
ランスミッタと光レシーバとを相互に接続する光ファイ
バに二種類の長さのものを使用することはできない。ま
た、この方法では一個の光トランスミッタに複数個の光
レシーバを接続することもできない。
【0006】光トランスミッタからの最適な出力をその
光トランスミッタと各光レシーバを接続している種々の
経路中の各光デバイスに基づいて判定し、且つ、その光
トランスミッタの出力を個々の光レシーバへ伝達してそ
の結果個々の光レシーバがその感度を上記光トランスミ
ッタの出力と適合するように調整することを可能にする
方法が要望されている。
【0007】全く同一の光伝送サブシステムを使用する
システムでは、二個の光トランスミッタのうち能動状態
にある方の光トランスミッタが複数個の光レシーバへの
伝送を行う。もしそれら光トランスミッタのうち非動作
状態にある方の光トランスミッタが能動状態になる必要
がある場合、それら光トランスミッタからそれら光レシ
ーバへの光パスが種々の減衰を持っているとき、それら
光レシーバは、それら二個の光トランスミッタの信号レ
ベル間の違いに適応しなければならない。それら光レシ
ーバが適応するまでに必要とされる時間の間に、幾つか
のシステムでは許容され得ないデータ喪失が引き起こさ
れてしまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、光
レシーバを光トランスミッタへ接続する種々の経路中の
光デバイスに基づいて光トランスミッタからの出力の最
適なパワーを判定し、且つ、その光トランスミッタの出
力を個々の各光レシーバへ伝達してその結果各光レシー
バがその感度を上記光トランスミッタの出力に適合する
ように調整することが可能となるようにする方法及び装
置を提供することを目的とする。
【0009】本発明はまた、各光レシーバが信号レベル
間の違いに適応することが必要とされることなく、非動
作状態の光トランスミッタが各光レシーバへの伝送を開
始することが可能になる方法及び装置を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、光パス
中の光デバイスの数と種類を識別する情報を収集するた
めに光伝送パスとは別の物理リンクが使用され、その情
報が光トランスミッタの出力パワー・レベルを調整し、
且つ、その出力パワー・レベルを各光レシーバへ伝送す
るために使用される。各光レシーバは、その光レシーバ
と光トランスミッタとの間の光伝送パス中の光デバイス
の数及び種類に応答し、且つ、その光レシーバの感度を
調整するための上記出力レベルに応答する。上記物理リ
ンクは電気信号リンクであり、各光デバイスにはこの光
デバイスの性能特性を包含するこの光デバイスに関わる
情報を特定する上記電気信号リンクに接続されている電
気信号識別回路が関連される。
【0011】上記性能情報を得るために、上記光トラン
スミッタと共に置かれている信号ユニットが開始パケッ
トを伝送し、各識別回路がその開始パケットに応答して
その開始パケット中に対応する光デバイスの特性を挿入
する。個々の光レシーバと共に置かれているマイクロ・
コンピュータが、上記開始パケットに応答して上記各光
デバイスの特性を格納し、それらの特性を肯定応答パケ
ットの形態で逆に上記信号ユニットへ伝送する。この信
号ユニットは、上記肯定応答パケットに応答して上記光
トランスミッタの必要な出力パワーを計算し、上記光ト
ランスミッタを調整し、上記出力パワー・レベルをパワ
ー・パケットを介して上記各光レシーバへ伝達する。各
マイクロ・コンピュータは、上記パワー・パケット及び
上記格納された特性に応答してそのマイクロ・コンピュ
ータと共に置かれている上記光レシーバを調整する。
【0012】更に、本発明の方法及び装置は、複数個の
光トランスミッタと、種々の光パスを介してそれら光ト
ランスミッタと相互に接続されている複数個の光レシー
バとを、調整するために使用される。一度に一個の光ト
ランスミッタ(能動状態トランスミッタ)が上記光レシ
ーバの全てへ伝送を行う。上記各光レシーバ及び各光ト
ランスミッタは、代わりの光トランスミッタが上記能動
状態トランスミッタになって上記各光レシーバへの伝送
を開始するときに上記各光レシーバを再調整することが
不要であるように、調整される。更に、上記各光レシー
バ及び各光トランスミッタは、代わりの光トランスミッ
タが能動状態になって伝送を開始するときにデータ・エ
ラーが何ら起きないように調整される。それぞれが一個
の光トランスミッタに対応している各信号ユニットが、
先に単一の光トランスミッタに関して述べたように、各
光トランスミッタをそれらの光レシーバと相互に接続し
ている各光パス中の上記光デバイスの特性を得る。それ
ら信号ユニットに接続されているシステム・コンピュー
タが、それらの特性を各光トランスミッタの出力レベル
及び各光レシーバの感度調整値を判定するために使用す
る。このシステム・コンピュータは、光トランスミッタ
の出力レベルをその光トランスミッタに対応している信
号ユニットへ転送する。各信号ユニットはそれぞれに対
応している光トランスミッタを調整する。上記システム
・コンピュータは、各光レシーバに対する感度調整値を
上記能動状態にある光トランスミッタの信号ユニットを
介して上記各光レシーバへ伝達する。
【0013】
【実施例】図1に本発明による光伝送システムの一実施
例を説明するための構成図を示す。この図1中、トラン
スミッタ128は、コネクタ103、ハイブリッド・ケ
ーブル147、ハイブリッド・ケーブル148、スプリ
ッタ105、ハイブリッド・ケーブル149及びコネク
タ106を介してレシーバ145と相互に接続されてい
る。更に、トランスミッタ128はスプリッタ105を
含む部分まではレシーバ145への上記ルートと同一の
ルートを通り、その後はハイブリッド・ケーブル151
及びコネクタ152を通ってレシーバ150と相互に接
続されている。トランスミッタ128とレシーバ145
及び150との間のこれら相互接続には、図1に図示さ
れているように、電気信号パスと光パスとの両方が包含
されている。各光デバイスは上記電気信号パスと相互に
接続された対応する識別回路を有している。図1に図示
されている電気信号パスの電気的概略図が図2に図示さ
れている。レシーバ150の構成は図2に詳細に示され
ている。各識別回路は対応する光デバイスの特性を格納
している。信号ユニット101は、それらの特性を、先
ず導線117へ開始パケットを伝送することによって得
る。その開始パケットは、導線116上のセルフ・クロ
ッキング・データを使用して零復帰マンチェスタ符号化
プロトコル・フォーマットのような標準フォーマットで
送信される。識別回路111は、その開始パケットを受
信するとコネクタ103の特性情報と識別情報とをその
開始パケットに挿入し、その開始パケットを導線120
を介して識別回路112へ伝送する。識別回路112
は、識別回路111の上記作用と同様な作用を履行し、
その開始パケットを導線142を介して識別回路114
へ伝送する。
【0014】識別回路114は、上記開始パケットにス
プリッタ105の識別情報と、ハイブリッド・ケーブル
149への光パスに固有の光特性に関する情報及びハイ
ブリッド・ケーブル151への光パスに固有の光特性に
関する情報とを挿入する。次いで、識別回路114はそ
の開始パケットを、それぞれ導線139及び136を介
して210と識別回路115の双方へ伝送する。識別回
路201及び115は、その開始パケットを受信する
と、それぞれ、その開始パケットにコネクタ152及び
コネクタ106の識別情報と特性情報とを挿入する。こ
うして、識別回路201及び115によりそれら開始パ
ケットが更新されると、識別回路201及び115はそ
れぞれに付設されているマイクロ・コンピュータへ開始
パケットを転送する。
【0015】マイクロ・コンピュータ108は、識別回
路115から導線134を介して上記開始パケットを受
信すると、レシーバ145からトランスミッタ128へ
の光パス中の各コネクタの特性情報及び識別情報を包含
している上記開始パケット内の情報を格納する。この情
報を格納し終わると、マイクロ・コンピュータ108は
その情報を有する肯定応答を形成して、肯定応答パケッ
トを識別回路115への導線135上へ伝送する。識別
回路115は、マイクロ・コンピュータ108から受信
したその肯定応答パケットを導線136を介してスプリ
ッタ105の識別回路114へ中継する。マイクロ・コ
ンピュータ202は、識別回路201から受信されたパ
ケットに関しては同様な機能を履行し、その受信パケッ
トを識別回路201と導線206及び139とを介して
識別回路114へ再送する。識別回路114は、上記両
方のパケットを受信すると、それら二個の受信パケット
から得られた情報を包含するとともにその情報がスプリ
ッタ105内の光接続から受信されたものであることを
識別する情報をも包含する新たなパケットを組立てす
る。識別回路114で新たな肯定応答パケットが組立て
られた後、識別回路114はその肯定応答パケットを識
別回路112及び識別回路111を介して逆に信号ユニ
ット101へ転送する。
【0016】信号ユニット101は上記肯定応答パケッ
トを受信すると、各経路の光デバイスの特性から、光レ
シーバ203及び107へ情報を転送することが可能と
なるために如何程のレベルの最小出力が光トランスミッ
タ102から必要とされているかを判定する。これら光
レシーバ203及び107は、種々の数の光デバイスを
介し、或いは種々の長さの光ファイバを介して光トラン
スミッタ102と相互に接続されるようにすることが可
能であり、光トランスミッタ102から種々の出力レベ
ルを必要とする。
【0017】一旦、信号ユニット101が光トランスミ
ッタ102に必要とされる出力レベルを判定し終わる
と、信号ユニット101は導線129を介して光トラン
スミッタ102の出力レベルを調整し、光トランスミッ
タ102の上記出力を規定するパワー・パケットを逆に
上記光レシーバ203及び光レシーバ107へ伝送す
る。そのパワー・パケットは、各識別回路111、11
2、114及び201を介してマイクロ・コンピュータ
202へ転送され、且つ、そのパワー・パケットはま
た、各識別回路111、112、114及び115を介
してマイクロ・コンピュータ108へ転送される。マイ
クロ・コンピュータ108は、上記パワー・パケットに
よって規定されている上記光トランスミッタ102の出
力レベル、及び、先に格納された上記各光デバイスの特
性を示している情報に応答して、光レシーバ107が調
整されるべき感度レベルを判定する。マイクロ・コンピ
ュータ202は光レシーバ203に関しても同様な作用
を履行する。
【0018】信号ユニット101からそれらマイクロ・
コンピュータ108、202への伝送は、前記マンチェ
スタ符号化プロトコルのような周知のセルフ・クロッキ
ング技法を使用することによって履行される。同様に、
それらマイクロ・コンピュータ108、202から信号
ユニット101へ情報を伝達する導線(例えば導線13
4)にもまた、その同じプロトコルが使用される。レー
ザが光ファイバを駆動するために使用されるとき、レー
ザ光は人の目にとって危険な場合があるので安全性の問
題が存在する。危険を防止するために、もしトランスミ
ッタ128とレシーバ145及び150との間のハイブ
リッド・ケーブルの何れかが切り離されたとき、光トラ
ンスミッタの動作を停止する必要がある。本発明によ
り、この問題は図2に示されるシステムにより、以下の
方法を使用して克服することができる。導線134、1
37、141、120及び116からなるマイクロ・コ
ンピュータ108へのリターン・パス中では、もしパケ
ットがそのリターン・パス上に伝送されておらず、各識
別回路がそれらへのリターン・パス上に入力として零だ
けを受信している場合には、各識別回路がそれらからの
リターン・パス上へ連続的に零を伝送する。マイクロ・
コンピュータ108の観点からこのことを達成するため
に、マイクロ・コンピュータ108はアイドル時間中に
全零を識別回路115へ伝送する。その結果、識別回路
115はマイクロ・コンピュータ108から全零を受信
すると、全零をスプリッタ105中にある識別回路11
4へ伝送する。識別回路114はそれが識別回路115
及び201から連続する零を受信しているとき、上記ア
イドル時間中にのみ連続する零を識別回路112へ伝送
する。
【0019】識別回路114にパケットか全零の何れか
が受信されていないことが検知されると、直ちに各識別
回路がパケット・データまたは全零の伝送が停止され
る。この結果、トランスミッタ128をレシーバ145
と150とに相互に接続されているそれぞれのハイブリ
ッド・ケーブル中で断線が生じ、信号ユニット101に
その事態が極めて迅速に知らされることになる。一旦、
レシーバ145及び150のうちの一つが接続されてい
ないことが信号ユニット101で分かると、信号ユニッ
ト101は光トランスミッタ102からデータが伝送さ
れるのを禁止する。この方法により、上記ハイブリッド
・ケーブルのうちの一つで断線が生じた事実を信号ユニ
ット101へ極めて迅速に伝達することが可能になり、
その結果、信号ユニット101が光トランスミッタ10
2の動作を停止することができる。上記各識別回路は、
パケット内の開始フラグと終了フラグとに基づいてアイ
ドル状態とパケット状態とを峻別する。
【0020】図4は図1のスプライス・コネクタ104
として使用するのに適当なコネクタを詳細に示す図であ
る。前記他の各コネクタも同様な機械的構成を持つこと
ができる。
【0021】図3は識別回路114をより詳細に示す図
である。先ず、入力側経路(導線142)上に受信され
ているデータに関する識別回路114の作用について説
明し、続いて各出力側経路(導線140及び137)上
に受信されているデータについて説明する。クロック再
生回路322はクロック情報及びデータを再生する。そ
のクロック情報は導線324を介してマイクロ・コンピ
ュータ301へ伝達され、且つ、図示されていないが同
様にシフト・レジスタ303へ転送される。上記データ
は導線323を介してマイクロ・コンピュータ301及
びシフト・レジスタ303へ転送される。フラグ検知器
302は、開始フラグ及び終了フラグを検知するために
シフト・レジスタ303の内容を連続的に検査する。一
旦、開始フラグが検知されると、フラグ検知器302は
その情報を導線310を介してマイクロ・コンピュータ
301へ伝送する。マイクロ・コンピュータ301は、
導線323を経由するそのパケットのヘッダを検査する
開始フラグを表示しているその信号に応答して、受信さ
れているパケットの種類を判定する。もしそのパケット
が開始パケットでない場合は、マイクロ・コンピュータ
301は何ら作用を履行せずに、単にそのパケットがク
ロック再生回路322、シフト・レジスタ303、セレ
クタ306及びドライバ320を介して導線136及び
139へ転送されるようにする。もしマイクロ・コンピ
ュータ301が開始フラグを検知すると、続いてマイク
ロ・コンピュータ301は以下の作用を履行する。フラ
グ検知器302からの信号に応答して、スプリッタ10
5に関する識別情報をセレクタ306への導線315上
へ伝送する。マイクロ・コンピュータ301は、更に信
号を導線312を介してセレクタ306へ伝送し、その
結果このセレクタ306で導線315上の情報が選択さ
れるようにする。なお、マイクロ・コンピュータ301
はまた、クロック信号及び制御情報を導線325を介し
てドライバ320へ伝送することに留意しなければなら
ない。セレクタ306はそこに受信された各信号をドラ
イバ320へ転送し、ドライバ320がそれらの信号を
導線325を介して受信されたクロック信号と複合し、
その結果得られた各信号を導線136及び139へ伝送
する。上記識別情報がドライバ320の出力端へ転送さ
れた後で、マイクロ・コンピュータ301は、上記終了
フラグを導線136及び139上へ出力するためにセレ
クタ306を介してドライバ320へ伝送する。
【0022】図5は、導線142を通じて受信された信
号を導線136及び139へ伝達するために処理する際
に、マイクロ・コンピュータ301によって履行される
ルーチンを示すフローチャートである。なお、図5と図
6に図示される各ルーチンは、マイクロ・コンピュータ
301により周知の時分割技法を使用して同時に履行さ
れる。更に、図5に図示されているルーチンは、開始フ
ラグが受信されたことを表示しているフラグ検知器30
2からの上記信号が受信されることによって中断が開始
されると共に履行される。ドライバ320がパケット・
データを伝送していないとき、ドライバ320はマンチ
ェスタ符号化プロトコル内で連続的に零を伝送する。
【0023】次に、導線137及び140上に受信され
ているパケットに応答して識別回路114により履行さ
れる作用について考察する。クロック再生回路331、
クロック再生回路332、FIFO装置333、FIF
O装置334、セレクタ345及びドライバ348を使
用しているマイクロ・コンピュータ301は、導線13
7及び140上に受信されているデータ・パケットに応
答して、それら入力導線137及び140の両方からパ
ケットが受信されるまで待機し、次いで上記二個の帰還
されたパケットの情報と更にスプリッタ105のどの分
波経路で各組の情報が受信されたかを特定している識別
情報とからなる新しいパケットを形成する。ここでその
作用をより詳細に検討する。クロック再生回路331及
び332は、或るパケットを有するデータ信号に応答し
て、それらデータ信号から開始フラグと終了フラグとを
取り出し、それらの情報をクロック信号を伴うデータ信
号の形ちでFIFO装置333及び334へ転送する。
上記各パケットは別々の時間に受信され、従って別々の
時間にそれらFIFO装置333及び334へ印加され
るようにすることもできる。マイクロ・コンピュータ3
01は、FIFO装置333及び334から導線341
及び342上へ出力されるパケット完了信号を待機す
る。一旦、マイクロ・コンピュータ301がFIFO装
置333及び334の双方からそれぞれパケット完了信
号を受信すると、マイクロ・コンピュータ301は先ず
制御情報及びデータを伝送することによって開始フラグ
を導線340を介してセレクタ345へ転送する。次い
で、マイクロ・コンピュータ301は導線137によっ
て代表される光分岐路の識別情報を転送し、且つ、FI
FO装置334がそのデータ信号をマイクロ・コンピュ
ータ301により導線340を介してFIFO装置33
4のクロック信号を選択するように制御されているセレ
クタ345へ転送するようにする。次いで、それらデー
タ信号がドライバ348によって導線347からのクロ
ック信号と複合され、セルフ・クロッキング・データと
して導線141上へ出力される。FIFO装置334に
包含されている情報が出力された後、マイクロ・コンピ
ュータ301は導線140によって与えられる光入力の
識別情報を、導線340、セレクタ345及びドライバ
348を介して導線141上へ出力する。この識別情報
が出力された後、マイクロ・コンピュータ301は、F
IFO装置333からのデータがセレクタ345及びド
ライバ348を介して導線141へ出力されるように選
択する。FIFO装置333からのデータが伝達された
後、マイクロ・コンピュータ301は終了フラグを導線
340、セレクタ345及びドライバ348を介して導
線141へ転送する。
【0024】ここで、図3の識別回路114によって安
全機能が供される方法を検討する。もし、クロック再生
回路331または332によって、導線137及び14
0上にデータが伝送されていないことが検知されると、
これらクロック再生回路331及び332がそれぞれ導
線344及び343を介してマイクロ・コンピュータ3
01へ信号を伝送する。マイクロ・コンピュータ301
はそれら導線344及び343の何れかの導線上の信号
に応答して、ドライバ348から導線141へ信号が伝
送されるの停止する。クロック再生回路331及び33
2がパケットかまたは全零を受信しているかぎり、マイ
クロ・コンピュータ301は導線347を介して、ドラ
イバ348がFIFO装置333または334から全零
かまたはデータの何れかを出力するようにさせる。導線
140及び137上に受信されているパケットに関して
マイクロ・コンピュータ301によって履行される作用
が図6に図示されている。
【0025】図6に図示されているソフトウェア・ルー
チンは連続ループである。最初に、判定ブロック601
で、パケット完了信号がクロック再生回路331及び3
32の何れかから受信されているかどうかが検査され
る。もしパケット完了信号が受信されていない場合は、
制御ルーチンが進路614を通じて判定ブロック609
へ転送される。判定ブロック609では零が依然として
導線137及び140上に受信されているかどうか検証
される。マイクロ・コンピュータ301はこの作用を、
導線137及び140のうちの一方がもはや零を送信し
ていないことを表示する何らかの信号が導線343及び
344上に受信されているかどうかを調べる検査を行う
ことによって履行する。もし導線137及び140のう
ちの一方がもはや零を受信していない場合は、ブロック
611が実行されてドライバ348が導線141上への
零の送信を停止するように導線347を介して規定され
る。次いで、制御ルーチンが進路615を通じて逆に判
定ブロック609へ転送される。
【0026】もし零が導線140及び137上に依然と
して受信されている場合には、ブロック610が実行さ
れて、ドライバ348が零を導線141上へ続けて送信
するように導線347を介して規定される。次いで、制
御ルーチンは進路617を通じて逆に判定ブロック60
1へ転送される。
【0027】もしパケット完了信号が図3のFIFO装
置333及び334のうちのひとつから受信されている
場合は、ブロック602によって信号が格納され、且
つ、ブロック603が実行されて次のパケット完了信号
及び最後のパケット完了信号がそのひとつのFIFO装
置から受信されるまで待機する。一旦、次のパケット完
了信号及び最後のパケット完了信号の双方が受信される
と、ブロック604が実行されて、その結果マイクロ・
コンピュータ301の制御によりセレクタ345及びド
ライバ348から導線141上へ開始フラグが伝送され
る。次いでマイクロ・コンピュータ301によりFIF
O装置334を手始めにそれらFIFO装置333及び
334の各々からデータが転送される。FIFO装置3
34の内容を伝送させる前に、マイクロ・コンピュータ
301はこの情報がスプリッタ105のどの分波経路で
受信されたかを識別する情報を伝送する。これはブロッ
ク605の実行によって為される。次に、FIFO装置
334がそのデータをドライバ348により導線141
上へ伝送するためセレクタ345へ転送するように、マ
イクロ・コンピュータ301がFIFO装置334を動
作状態にする。判定ブロック607は、FIFO装置3
33及び334内の情報が全て導線141上へ伝送され
たかどうかを調べるための検査を行う。もしそのデータ
伝送が完了していない場合は、ブロック605が進路6
16を通じて再度実行される。もしその情報が全て伝送
されている場合は、ブロック608が実行され、終了フ
ラグがマイクロ・コンピュータ301によりセレクタ3
45及びドライバ348を介して導線141上へ伝送さ
れる。次いで、制御ルーチンが判定ブロック609へ回
付され、上記処理が繰り返される。
【0028】図7は、受信されているパケットに応答し
てマイクロ・コンピュータ202及び108により実行
されるプログラム・ルーチンを示すフローチャートであ
る。開始フラグが検知されると、プログラム開始点70
1でプログラムの開始が為される。判定ブロック702
で、その受信されたパケットが開始パケットであるか否
かがそのパケット・ヘッダを検査することによって判定
される。もしそのパケットが開始パケットである場合
は、制御ルーチンがブロック703へ回付され、このブ
ロック703で光デバイス識別情報が格納され、その制
御ルーチンがブロック704へ回付される。このブロッ
ク704では、そのパケットの種類がそのパケットのヘ
ッダを変更することによって開始パケットから肯定応答
パケットへ換えられる。ブロック705でそのパケット
中にレシーバの種類及び識別番号が挿入され、続いてブ
ロック706でそのパケットが信号ユニット101へ再
送される。そのパケットが再送された後、図7に図示さ
れているルーチンが完結し、ブロック707を通じてプ
ログラム終了が為される。
【0029】また判定ブロック702において、もしそ
のパケットが開始パケットではなかった場合は、制御ル
ーチンは判定ブロック708へ回付され、その判定ブロ
ック708でそのパケットがパワー・パケットであるか
どうかが判定される。もしそのパケットがパワー・パケ
ットである場合は、続いて制御ルーチンはブロック70
9へ回付される。ブロック709では、上記パワー・パ
ケット中に包含されている出力レベル及び光レシーバか
ら光トランスミッタへの光パス中の種々の光デバイスの
減衰を規定している開始パケットから、格納された識別
情報を使用することによって、上記光レシーバの感度が
あるべき値が計算される。続いて、制御ルーチンはブロ
ック710へ回付され、そのブロック710ではその光
レシーバへその感度を調整するために必要な情報が送信
される。続いて、ブロック707を通じてプログラム終
了が為される。
【0030】また判定ブロック708においてもしその
パケットが開始パケットではなかった場合は、制御ルー
チンはブロック711へ回付され、その判定ブロック7
11では上記受信されたパケット中で要求された機能が
履行され、且つ、ブロック707を通じてプログラム終
了が為される。
【0031】図8は、それが自立型マイクロ・コンピュ
ータで構成される場合の信号ユニット101によって実
行されるプログラム・ルーチンを示すフローチャートで
ある。信号ユニット101は、パケットかまたは全零の
何れかが受信されていることを確証するために、導線1
16上に受信されたデータ信号を連続的に検査する。或
る開始フラグが判定ブロック801によって検知される
と、制御は判定ブロック802へ転送され、その判定ブ
ロック802ではその開始フラグが肯定応答パケットで
あるかどうかを判定するためにそのフラグのヘッダが検
査される。もしそのフラグが肯定応答パケットである場
合は、制御ルーチンはブロック803へ回付され、その
ブロック803ではその肯定応答パケット中の識別情報
が経路によって格納される。次に、ブロック804が実
行され、上記識別情報がシステム・コンピュータ131
へ転送される。次いで、ブロック805で、光トランス
ミッタ102が最小の出力を出力し、それでも光トラン
スミッタ102がより大きな減衰を持つ経路を有する光
レシーバの感度範囲に十分であるように光トランスミッ
タ102から必要とされる出力レベルが計算される。次
に、ブロック806でその計算された出力レベルを有す
るパワー・パケットが形成され、そのパワー・パケット
が導線117上へ伝送される。そのパワー・パケットが
伝送された後、信号ユニット101が判定ブロック80
7の実行によって全零がまだ導線116上に受信されて
いるかどうかを判定する。もし全零が受信されておら
ず、また如何なるパケット・データも受信されていない
場合は、ブロック808が実行されて光トランスミッタ
102が光出力を伝送する作用が停止され、制御ルーチ
ンが進路811を通じて逆に判定ブロック807へ転送
される。もしデータが導線117上に受信されている場
合には、制御ルーチンは進路812を通じて逆に判定ブ
ロック801へ転送される。
【0032】また判定ブロック801において、もし開
始フラグが検知されない場合は、制御ルーチンは進路8
14を通じて判定ブロック807へ回付される。もし開
始フラグが検知され、且つ、判定ブロック802でその
開始フラグが肯定応答パケットであることが判定される
と、制御ルーチンはブロック809へ回付され、そのブ
ロック809ではその要求された機能がそのパケットに
従って履行される。ブロック809が実行された後、制
御ルーチンは進路813を通じて判定ブロック807へ
回付される。
【0033】図9は、トランスミッタ928かまたは9
46の何れかによって光情報及び電気信号情報がレシー
バ945及び950へ伝送されるシステムを示す図であ
る。それらトランスミッタ928と946のうちの一つ
だけがいつでも情報を伝送している。システム・コンピ
ュータ931はそれらトランスミッタ928と946の
うちのどれが上記レシーバ945及び950へ情報を伝
送しているかを判定する。コネクタ903、904、9
06及び952とレシーバ945及び950とは、図1
中の相当するエレメントに関して記載されているのと同
様な方法で機能する。トランスミッタ928は光信号を
光リンク920上へ伝送すると共に電気信号を電気信号
リンク921へ伝送し、且つ、トランスミッタ946は
光信号を光リンク918上へ伝送すると共に電気信号を
電気信号リンク919へ伝送する。カプラ905は光リ
ンク上と電気信号リンク上との両方に受信されている光
信号と電気信号との両方に応答して、それら光信号及び
電気信号をレシーバ945及び950へ伝達する。2×
2光カプラ955は、光リンク920または918上の
光信号に応答してそれらの光信号を光リンク936と9
39との両方へ転送する。一度に一つのトランスミッタ
(能動状態)のみが伝送していて、他方のトランスミッ
タが待機状態トランスミッタとして使用されている。光
トランスミッタと光レシーバとの間では光リンクの減衰
及び遅延が相違しているために、光トランスミッタ90
2と948とは異なるレベルの光出力を伝送しなければ
ならない。多くの応用例では、光レシーバが出力レベル
の相違に対して適合するための時間を持つこと無く、待
機状態にある光トランスミッタに光レシーバへの光信号
の伝送を開始させる必要がある。そのような作用を達成
するために、信号ユニット901及び949が、図1の
信号ユニット101によって履行される方法と同様にし
て、レシーバ945及び950への各経路中の種々の光
デバイスの伝送特性を個々に判定する。信号ユニット9
01及び949によるこの伝送特性の判定は、適当な信
号ユニットへその信号ユニットで伝送特性の識別が履行
されるときに信号を送るシステム・コンピュータ931
によって制御される。上記トランスミッタ928及び9
46をレシーバ945及び950と相互に接続している
両方の経路の伝送特性は、システム・コンピュータ93
1へ伝達される。これらの伝送特性に応答して、システ
ム・コンピュータ931は各光レシーバが何れのトラン
スミッタからの光信号でもその通信を可能にする一つの
感度に調整され得るように、各トランスミッタに対する
出力レベルを判定する。更に、システム・コンピュータ
931は上記能動状態なトランスミッタ中の信号ユニッ
トを介して各レシーバへ個々の感度調整値を伝送する。
【0034】図10は、図9のシステムの概略回路を示
す図である。各識別回路1011、1012、1015
及び1016は、図2中の対応する識別回路について述
べられている方法と同様な方法で機能する。しかし、識
別回路914は次に方法で機能する。識別回路914
は、導線1042上または導線1002上の何れかで受
信されたパケットに応答してカプラ905の性能特性を
そのパケットに加え、そのパケットを導線1036及び
1039へ再送する。マイクロ・コンピュータ908及
び953は、導線1035及び1030上に受信された
パケットにそれぞれ応答して、図2中のマイクロ・コン
ピュータ108及び202について先に述べられている
機能を履行する。マイクロ・コンピュータ908及び9
53は、各々がそれぞれ導線1034及び1031上の
肯定応答パケットを再送する。
【0035】識別回路914は、導線1037及び10
40上に受信されているそれら肯定応答パケットに応答
して、それら肯定応答パケットを図2の識別回路114
について先に述べられているように処理し、その処理さ
れた情報に包含されている肯定応答パケットを、導線1
041及び1003をそれそれ介して信号ユニット90
1及び949へ再送する。
【0036】信号ユニット901及び949は、それら
性能特性に応答して、更にそれら性能特性を導線930
及び導線916をそれぞれ介してシステム・コンピュー
タ931へ伝送する。システム・コンピュータ931
は、各光トランスミッタが最小の出力で伝送を行い、且
つ、光レシーバが何れの光トランスミッタからの受信で
あっても感度を変える必要がないように、各光トランス
ミッタの光出力レベルを判定する。システム・コンピュ
ータ931は、光レシーバの各々に必要とされている感
度調整値を判定する。光トランスミッタ902が能動状
態にあるトランスミッタであり、光トランスミッタ94
8が待機状態にあるトランスミッタであると仮定する
と、システム・コンピュータ931は光トランスミッタ
948の出力レベルを導線916を介して信号ユニット
949へ伝送する。信号ユニット949は、その情報に
応答して光トランスミッタ948を導線932を介して
調整する。システム・コンピュータ931は、光トラン
スミッタ902の出力レベルと光レシーバ907及び9
54に対する感度調整値とを信号ユニット901へ伝送
する。信号ユニット901は、その出力レベル情報に応
答して光トランスミッタ902を導線929を介して調
整する。同様に、信号ユニット901は、そのレシーバ
感度調整情報に応答して、図10に図示されているリン
ク、コネクタ及びカプラを介して、マイクロ・コンピュ
ータ908及び953へその感度パケットを伝送する。
その感度パケットは両方のレシーバに対する感度調整値
を包含し、どの感度調整値が特定のレシーバによって使
用されるべきかを決定する。マイクロ・コンピュータ9
08及び953は、その感度パケット中のそれらが対応
している光レシーバに対する感度情報に応答してその対
応する光レシーバの感度を調整する。
【0037】図11は識別回路914を詳細に示す図で
ある。この図11中、1101乃至1148の各エレメ
ントは、図3に関して先に識別回路114について述べ
られている方法と同様な方法で機能する。クロック再生
回路1150及び1151は次のように機能する。即
ち、クロック再生回路1150は、非零データに応答し
てマイクロ・コンピュータ1101へ導線1153を介
して信号を送る。マイクロ・コンピュータ1101は、
その信号に応答して制御情報を導線1160を介してデ
ータ・セレクタ1158及び1159へ伝送し、それら
データ・セレクタ1158及び1159によってデータ
及びクロック再生回路1150からのクロック信号が選
択されるようにする。続いて、識別回路914中の残り
のエレメントがクロック再生回路1150からのクロッ
ク情報及びデータ情報を、図3でクロック再生回路32
2からのクロック信号及びデータ信号に応答する識別回
路114について先に述べられているのと同様にして処
理する。マイクロ・コンピュータ1101は、クロック
再生回路1151及び導線1155乃至1157に関し
て同様に機能する。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、光レシ
ーバを光トランスミッタへ接続する種々の経路中の光デ
バイスに基づいて光トランスミッタからの出力の最適な
パワーを判定し、且つ、その光トランスミッタの出力を
個々の各光レシーバへ伝達してその結果各光レシーバが
その感度を上記光トランスミッタの出力に適合するよう
に調整することが可能となる効果が得られる。本発明は
また、各光レシーバが信号レベル間の違いに適応するこ
とが必要とされることなく、非動作状態の光トランスミ
ッタが各光レシーバへの伝送を開始することが可能にな
る効果が得られる。利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による装置の一実施例を示す図である。
【図2】図1に図示されている実施例の電気的回路を示
す図である。
【図3】図1に図示されている実施例で使用するための
識別回路を示すブロック・ダイヤグラムである。
【図4】図1に図示されている実施例と共に使用する電
気信号及び光信号複合コネクタを示す図である。
【図5】開始パケットに対する識別回路の応答を示すフ
ロー・チャートである。
【図6】パケットに対する識別回路の応答を示すフロー
・チャートである。
【図7】光レシーバの作用を示すフロー・チャートであ
る。
【図8】光トランスミッタの作用を示すフロー・チャー
トである。
【図9】本発明による装置の別の実施例を示す図であ
る。
【図10】図9に図示されている実施例の電気的回路を
示す図である。
【図11】図9に図示されている実施例と共に使用する
識別回路を、より詳細に示すブロック・ダイヤグラムで
ある。
【符号の説明】 101 信号ユニット 102 光トランスミッタ 103 コネクタ 104 スプライス・コネクタ 105 スプリッタ105 106 コネクタ 107 光レシーバ 108 マイクロ・コンピュータ 111 識別回路 112 識別回路 114 識別回路 115 識別回路 116 導線 117 導線 118 導線 119 導線 120 導線 128 トランスミッタ 129 導線 131 システム・コンピュータ 134 導線 135 導線 136 導線 137 導線 139 導線 140 導線 141 導線 142 導線 145 レシーバ 147 ハイブリッド・ケーブル 148 ハイブリッド・ケーブル 149 ハイブリッド・ケーブル 150 レシーバ 151 ハイブリッド・ケーブル 152 コネクタ 201 識別回路 202 マイクロ・コンピュータ 203 光レシーバ 206 導線 301 マイクロ・コンピュータ 302 フラグ検知器 303 シフト・レジスタ 306 セレクタ 310 導線 312 導線 315 導線 320 ドライバ 322 クロック再生回路 323 導線 324 導線 325 導線 331 クロック再生回路 332 クロック再生回路 333 FIFO装置 334 FIFO装置 340 導線 341 導線 342 導線 343 導線 344 導線 345 セレクタ 347 導線 348 ドライバ 901 信号ユニット 902 光トランスミッタ 903 コネクタ 904 コネクタ 905 カプラ 906 コネクタ 907 光レシーバ 908 マイクロ・コンピュータ 914 識別回路 916 導線 918 光リンク 919 電気信号リンク 920 光リンク 921 電気信号リンク 928 トランスミッタ 929 導線 930 導線 931 システム・コンピュータ 932 導線 936 光リンク 937 電気信号リンク 939 光リンク 940 電気信号リンク 945 レシーバ 946 トランスミッタ 948 光トランスミッタ 949 信号ユニット 950 レシーバ 952 コネクタ 953 マイクロ・コンピュータ 955 2×2光カプラ 1002 導線 1003 導線 1011 識別回路 1012 識別回路 1015 識別回路 1016 識別回路 1030 導線 1031 導線 1034 導線 1035 導線 1036 導線 1037 導線 1039 導線 1040 導線 1041 導線 1042 導線 1101 マイクロ・コンピュータ 1102 フラグ検知器 1103 シフト・レジスタ 1106 セレクタ 1110 導線 1112 導線 1115 導線 1120 ドライバ 1123 導線 1124 導線 1125 導線 1131 クロック再生回路 1132 クロック再生回路 1133 FIFO装置 1134 FIFO装置 1140 導線 1141 導線 1142 導線 1143 導線 1144 導線 1145 セレクタ 1147 導線 1148 ドライバ 1150 クロック再生回路 1151 クロック再生回路 1152 導線 1153 導線 1154 導線 1155 導線 1156 導線 1157 導線 1158 データ・セレクタ 1159 データ・セレクタ 1160 導線
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 10/00 - 10/213

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光通信手段によって相互に接続されてい
    る光伝送手段と光受信手段とを調整する装置において、
    この装置が、 前記光通信手段と対応する電気通信手段と、 前記光伝送手段と関連して、開始パケットを前記電気通
    信手段上へ伝送する電気信号伝送手段と、 前記電気通信手段に接続され、前記開始パケットに応答
    して前記開始パケットが前記光通信手段の特性を前記開
    始パケット中に挿入するように、前記開始パケットを改
    変する手段と、 前記光受信手段と関連して、前記改変された開始パケッ
    トを受信し、前記特性を格納し、且つ、前記改変された
    開始パケットを前記電気信号伝送手段へ再送する電気信
    号受信手段と、から成り、 前記電気信号伝送手段が、前記再送されたパケットに応
    答して前記光伝送手段を調整するための調整値を計算
    し、調整パケット内の調整値を前記電気通信手段を介し
    て前記電気信号受信手段へ伝送するように構成され、且
    つ、 前記電気信号受信手段が、前記伝送された調整パケット
    内の前記調整値と前記格納された特性とに応答して前記
    光受信手段の感度を調整するように構成されていること
    を特徴とする、調整装置。
  2. 【請求項2】 前記光通信手段が複数個の光デバイスを
    有すると共に、前記改変手段が各々が前記光デバイスの
    うちの一つと対応する複数個の識別ユニットを有し、且
    つ、 各識別ユニットが、前記開始パケットに応答して対応す
    る光デバイスの特性を前記開始パケット内へ挿入するこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 複数個の光デバイスが、各々が対応する
    電気信号パスを持つ複数個の光パスを形成することを特
    徴とする、請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 細分された一組の前記光パスが幾つかの
    前記光デバイスを共有することを特徴とする、請求項3
    に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記電気信号受信手段が前記電気信号パ
    スのうちの一つでそれぞれ終端している複数個の電気信
    号レシーバを有し、且つ、 前記光受信手段が前記光パスのうちの一つでそれぞれ終
    端している複数個の光レシーバを有し、個々の光レシー
    バに各電気信号レシーバが関連していることを特徴とす
    る、請求項3に記載の装置。
  6. 【請求項6】 各電気信号レシーバが、前記調整パケッ
    ト内の前記調整値と各電気信号レシーバが接続されてい
    る前記電気信号パスと対応する前記光パスを形成してい
    る光デバイスの特性とに応答して、前記関連する光レシ
    ーバの感度を調整することを特徴とする、請求項5に記
    載の装置。
  7. 【請求項7】 パケットを再送していないとき、各電気
    信号レシーバが、各電気信号レシーバに接続されている
    前記電気信号パス上の前記電気信号伝送手段へ連続電気
    信号を伝送し、 細分された一組の前記電気信号パスに接続されている前
    記識別ユニットの一つが、この細分された一組の前記電
    気信号パスの全ての上の各連続電気信号に応答して、連
    続信号を前記電気信号伝送手段へ向けて伝送し、 前記電気信号伝送手段が、これら電気信号伝送手段に接
    続されている前記電気信号パスの全ての上にパケット及
    び連続電気信号が存在しない状態に応答して、前記光伝
    送手段を非動作状態にすることを特徴とする、請求項5
    に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記電気信号伝送手段が、各々が前記電
    気信号伝送手段に接続されている前記電気信号パスのう
    ちの一つに終端している複数個の電気信号トランスミッ
    タを有し、且つ、 前記光伝送手段が、各々が前記光伝送手段に接続されて
    いる前記光パスのうちの一つに終端している複数個の光
    トランスミッタを有し、 各電気信号トランスミッタが個々の光トランスミッタと
    関連していることを特徴とする、請求項5に記載の装
    置。
  9. 【請求項9】 各々が複数個の光デバイスを持つ複数個
    の光パスによって複数個の光レシーバに接続されている
    光トランスミッタ及びそれら複数個の光レシーバと、各
    々が複数個の光パスのうちの一つと対応する複数個の電
    気信号パスと、前記光トランスミッタと関連されている
    電気信号トランスミッタと、各々が前記光レシーバのう
    ちの個々のものと関連される共に前記光レシーバのうち
    の個々のものが持つ前記光パスと対応している電気信号
    パスに接続されている複数個の電気信号レシーバと、各
    々それが接続されている電気信号パスと対応する前記光
    パス中の光デバイスと関連している複数個の識別ユニッ
    トとを調整する方法において、この方法が、 前記電気信号トランスミッタにより、接続されている電
    気信号パスを介して開始信号を伝送するステップと、 前記開始信号に応答して各識別ユニットにより情報を前
    記開始信号に挿入し、前記関連する光デバイスの特性を
    識別するステップと、 各電気信号レシーバにより、前記挿入された信号に応答
    して光デバイスの特性を格納し、これら光デバイスの前
    記特性を有する肯定応答信号を形成し、これら肯定応答
    信号を前記接続された電気信号パスを介して前記電気信
    号トランスミッタへ伝送するステップと、 受信された肯定応答信号に応答して、前記電気信号トラ
    ンスミッタにより、前記光トランスミッタに為されるべ
    き前記調整値を前記光デバイスの前記特性に基づいて計
    算し、前記光トランスミッタを調整し、且つ、前記調整
    値を前記電気信号レシーバに対する調整信号として前記
    電気信号パスを介して伝送するステップと、 前記調整信号と前記格納されている特性とに応答して、
    各電気信号レシーバにより、前記関連されている光レシ
    ーバを調整するステップと、を有することを特徴とする
    調整方法。
  10. 【請求項10】 前記光トランスミッタが、前記光レシ
    ーバの全てと通信が可能な最小の光出力に更に調整され
    ることを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 各電気信号レシーバにより、他の信号
    を伝送していないとき、連続信号を前記接続されている
    電気信号パス上の前記電気信号トランスミッタへ伝送す
    るステップと、 細分された一組の前記電気信号パスに接続されている前
    記識別ユニットのうちの一つにより、前記細分された一
    組の電気信号パスの全ての上の連続信号に応答して連続
    信号を前記電気信号トランスミッタへ向けて伝送するス
    テップと、 前記接続されている各電気信号パスの上に連続信号及び
    他の信号が存在しない状態に応答して、前記電気信号ト
    ランスミッタにより、光トランスミッタを非動作状態に
    するステップとを、更に有することを特徴とする、請求
    項9に記載の方法。
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