JP2834207B2 - ストレッチ性混繊糸及びその製造方法 - Google Patents

ストレッチ性混繊糸及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は極細フィラメントが鞘部に、弾糸フィラメン
トが芯部に位置した芯鞘構造のストレッチ性混繊糸に関
するものである。
(従来の技術) 細繊度繊維を用いた布帛が柔軟な表面タッチを有する
ことはよく知られており、その用途も広い。ただ、これ
ら用途では、柔らかい風合を更に生かすため同時にスト
レッチ性も要求されることが多い。
このような、表面タッチが柔軟なストレッチ性織編物
用の原繊は、これまで多くの提案がなされている。
例えば特公昭63−67571号公報には、「ポリブチレン
テレフタレート重合体と他のポリエステル重合体からな
るコンジュゲート糸の仮撚巻縮加工糸と、単糸繊度が1.
2デニール以下のポリエステル極細フィラメント糸とに
より構成された複合糸条を用いてなる織物」が提示され
ている。しかしポリブチレンテレフタレートと他のポリ
エステル重合体、例えばポリエチレンテレフタレートと
のサイドバイサイド型、あるい扁芯シースコア型コンジ
ュゲート糸では十分な巻縮性が得られず、これを仮撚加
工しても織物とした後のストレッチ性を十分発現させら
れない。
又、特公昭62−50583号公報には「2種のフィラメン
ト糸による仮捲巻縮加工糸であって、一方を芯糸として
その周りに他方のフィラメント糸が巻き付き、且つ巻付
糸を構成するフィラメントの一部は芯部のフィラメント
とランダムに混合・交錯しつつ巻縮糸全体としては芯糸
の周りに交互反転状に巻き付いてなる二層構造糸に於
て、芯部を構成するフィラメントがポリウレタンエラス
トマーとポリアミド重合体のサイドバイサイド型複合糸
から成る」ストレッチ性巻縮加工糸が提示されている。
この場合、芯糸となるサイドバイサイド型複合糸の巻縮
性は大きく、ストレッチ性は十分あるものの。上記の如
き二層構造糸とするには特殊な仮撚装置を必要としコス
ト高となる。又、芯糸に巻き付いている他方フィラメン
トは特に極細糸が用いられておらず、織編物とした場合
の表面ソフト感は乏しい。
特開昭61−194247号公報には、「芯成分が弾性ポリマ
ー(A)からなり、鞘成分が非弾性のポリマー(B)を
島成分とし、可溶性ポリマー(C)を海成分とする海島
相からなる」複合繊維であって、「該繊維中に於てポリ
マー(A)は一本当り0.15デニール以上、ポリマー
(B)は一本当り0.15デニール未満」の該複合繊維を用
いた布帛が開示されている。
鞘成分のポリマー(B)とポリマー(C)とをポリマ
ーブレンド法を用いる場合、口金は通常のシース・コア
型口金を使用できるが、得られた糸の島成分は繊維軸方
向に非連続となり易く、海成分を溶解除去した場合、短
繊維にしかならない。又、ポリマー(B)とポリマー
(C)とが放射状で交互に存在する多層張り合わせ相と
する場合には、口金仕様が複雑で、設備コストが高くな
る欠点がある。いずれの場合においても、鞘成分と芯成
分がコンジュゲートされているため、この場合、嵩高率
(=複合糸の径/芯成分の径)が1.5〜2程度であり、
嵩高性が小さいため、編織物の表面タッチの柔軟性が未
だ不十分である。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は、かかる従来の欠点を改良し、非常に
表面タッチが柔かく、且つ良好なストレッチ性を有する
混繊糸及び該混繊糸を効率よく製造する方法を提供する
ことにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決するために、上記の構成を備
えている。
即ち、単糸繊維0.8デニール以下の非弾性極細マルチ
フィラメントが鞘部に、弾性フィラメントが芯部に位置
した混繊糸であって、該混繊糸は100T/M以上の実撚を有
し、下記嵩高率が2.5以上であることを特徴とするスト
レッチ性混繊糸である。
嵩高率=混繊糸の径/弾性フィラメントの径。
また、本発明のストレッチ性混繊糸の製造方法は、複
数種の高分子重合体を、一方成分により他方成分が複数
個に分割された横断面形状に接合してなり、延伸分割後
の各成分が0.8デニール以下である分割型複合繊維の未
延伸糸と、弾性フィラメントを同一口金より紡糸して混
繊糸となし、次いで延撚機を用いて延伸しながら100T/M
以上の実撚を付与して捲き取り、芯部に弾性フィラメン
トが鞘部に分割型複合繊維が位置した芯鞘構造混繊糸と
なし、該芯鞘混繊糸を用いて編織後、分割型複合繊維の
フィブリル化処理を行うことを特徴とする製造方法であ
る。
以下、本発明の構成要件について詳述する。
本発明の混繊マルチフィラメントのフィラメント束横
断面に於ける形態の1例を第1図及び第2図に示す。
(a)は、非分割型フィラメントで、弾性ポリマーから
なる。(b)は単糸繊度0.8デニール以下の非弾性極細
マルチフィラメントである。非分割型フィラメントは、
マルチフィラメント(第1図)あるいはモノフィラメン
ト(第2図)いずれでもよく、混繊マルチフィラメント
束内のほぼ中心を占め、その周りを非弾性極細マルチフ
ィラメントが取り囲んでいる。
該非分割型フィラメントは、混繊マルチフィラメント
束内のほぼ中心に配置され、該混繊マルチフィラメント
には100T/M以上の撚が与えられている。撚数が少ない
と、弾性フィラメントと非弾性マルチフィラメント(即
ち分割型複合マルチフィラメント)との混繊糸である
為、製造工程中の様々な張力を受けて弾性フィラメント
が伸び、最終的に得られる混繊マルチフィラメント中の
分割型複合フィラメントがルーズなたるみを生じること
になり、織編等の後次工程でトラブルを生じることが多
くなる。撚を加えることにより、たるみを小さくするこ
とが出来、その為には100T/M以上の撚数が必要で、好ま
しくは200T/M以上である。但し、あまり撚数が多いと織
編物とした後の風合が粗硬になり易く、風合を考慮して
撚数を決めれば良い。
さらに本発明の重要な構成要件となる混繊糸の嵩高率
について述べる。嵩高率は、5mg/dの張力を与えた時
の、混繊糸の径を弾性フィラメントの径でわたったもの
で混繊糸の径とは鞘部に位置し、弾性フィラメントをカ
バーリングした極細マルチフィラメントが占める混繊糸
全体の径を言い、弾性フィラメントの径とは、芯部に位
置する、弾性モノフィラメントの径あるいは、弾性マル
チフィラメント全体の径を言う。嵩高率が大きいほどカ
バーリングした極細糸の広がりが大きい結果、編織物の
表面タッチの柔軟性を得ることができる。本発明におい
ては、嵩高率が通常2.5以上、好ましくは3〜6以上に
することが望ましい。
次に、該混繊マルチフィラメントの製造方法について
説明する。
鞘部に位置する非弾性極細マルチフィラメントは、編
織後分割型複合フィラメントのフィブリル化処理により
得ることができる。処理前の分割型複合フィラメント
は、一方成分により他方成分が複数個に分割された横断
面形状を有するもので、その横断面形状の例としては第
3図〜第8図を挙げることが出来る。分割型複合フィラ
メントは、第3図〜第8図の(b)成分が溶解除去によ
り(a)成分だけが残るタイプ、あるいは第2図〜第5
図の(a)成分と(b)成分が化学的又は物理的処理に
よる割繊し両成分共残るタイプのどちらでも良い。前者
としては、(a)成分がポリエステル又はポリアミドで
(b)成分がアルカリ易溶解型ポリマーであるのが好ま
しい。後者としては(a)成分と(b)成分がポリエス
テル、ポリアミド、ポリオレフィンの組み合せ好まし
く、最も好ましくは(a)成分がポリエステルで(b)
成分がポリアミドである組み合せである。ここでいうポ
リエステルとは、ポリエチレンテレフタレート、ポリブ
チレンテレフタレーあるいは、これらにイソフタル酸及
びその誘導体や、ポリエチレングリコール等を少量共重
合したものであり、ポリエチレンテレフタレートが最も
好ましい。ポリアミドとしては、ナイロン6、ナイロン
66が好ましい。ポリオレフィンとしてはポリエチレン、
ポリプロピレン等が挙げられるが、複合紡糸性の点から
ポリプロピレンが好ましい。アルカリ易溶解性ポリマー
としては、A成分及び非分解型フィラメントのポリマー
と溶解性を異にするもので繊維形成性ポリマーであれば
特に指定はないが、溶解除去処理を水系で行なえる点で
アルカリ易溶解型ポリマーが好ましい。アルカリ易溶解
型ポリマーとしては、ポリエチレンテレフタレートに5
−スルホイソフタル酸又はその金属塩を2.5モル%以
上、好ましくは3モル%以上共重合したものや、ポリエ
チレングリコールを6重量%以上共重合したものが挙げ
られる。
分割型複合マルチフィラメント中の、溶解処理後のA
成分及び割繊処理後のA成分、B成分の単糸繊度は、0.
8デニール以下が好ましい。0.8デニールを越えると、織
編物の表面タッチの柔かさが十分発現させられない。更
に好ましくは0.5デニール以下である。
分割型複合マルチフィラメントの横断面形状を第3図
〜第8図に示す。
非分割型フィラメントは弾性ポリマーであって、ポリ
ウレタン系、ポリエステル系のエラストマーを用いるこ
とが出来るが、熱安定性の点からポリブチレンテレフタ
レート系のエラストマーが好ましい。即ち、平均分子量
500〜3000のポリエステル系ジオール、ポリエーテル系
ジオール、ポリエステルエーテル系ジオール、ポリラク
トンジオール、ポリカーボネートジオールから選ばれた
少なくとも1種のポリマージオールと、ブチレングリコ
ール、及びテレフタル酸と、必要に応じて低分子量ジオ
ールとを縮合反応したものである。
非分割型マルチフィラメントの繊度は1〜20デニール
が好ましい。1デニール未満では、弾性ポリマーである
故に紡糸が困難であり、又5デニールを越えると、織編
物の風合が硬くなる。
以上の分割型複合フィラメントと非分割型フィラメン
トは、同一口金から同時紡糸混繊するのが好ましい。同
一口金から同時紡糸する際に第9図〜第10図の如く、口
金面(c)に於て外側円周上に配置された吐出孔(d)
より分割型複合フィラメントを、内側円周上に配置され
た吐出孔(第8図(e))または中心に配置された単一
孔(第9図(e′))より非分割型フィラメントをそれ
ぞれ同時紡糸する。この様な3成分複合型紡糸は、第11
図の如き装置及び第12図の如き口金パックを用いること
により、実施することが出来る。
分割型複合フィラメント及び非分割型フィラメントの
混繊後の工程は、次の方法があげられる、まず、未延伸
糸を捲き取った後、延撚機を用いて延伸し、100T/M以上
の実撚を付与して捲き取り、該芯鞘混繊糸を用いて編織
後、分割型複合繊維のフィブリル化処理を行い、ストレ
ッチ性混繊糸を得る方法である。
この場合、弾性フィラメントは延伸しても元に戻る力
が強いので、延伸後のパーンへの巻取りの際にスピンド
ル回転数を大きくすることにより、非弾性である分割型
複合フィラメントが弾性フィラメントへカバリングされ
る様に巻き付いて行くことになる。捲数は前述の如く、
100T/M以上であることが必要で好ましは200T/M以上であ
る。又、紡糸の際に巻取速度を高くすることにより、次
工程で高配向糸を用い延伸速度を低くすることにより、
より多く撚を入れることができ、弾性フィラメントが巻
き取れる範囲内で紡速を高くするとよい。
以下、実施例により、本発明を更に具体的に説明す
る。
(実施例) <実施例1> 第11図及び第12図に示した装置を用い、第9図の如き
口金から、分割型複合フィラメント24本と、非分割型フ
ィラメント16本を吐出した。分割型フィラメントの横断
面形状は第4図で、A成分はポリエチレンテレフタレー
ト、B成分は5−スルホイソフタル酸ナトリウム塩を5
モル%共重合したポリエチレンテレフタレートとし、A
成分とB成分の複合を容量比3:1で外側円周上に配置さ
れた24個の吐出孔から吐出した。分割型複合マルチフィ
ラメントの全吐出量は21g/分とした。一方、非分割型フ
ィラメントの横断面形状は円形とし、ポリブチレンテレ
フタレート系エラストマー(デュポン社製ハイトレル40
47)を用い、内側円周上に配置された16個の吐出孔から
吐出した。非分割型マルチフィラメントの全吐出量は15
g/分とした。吐出した糸を1,000m/分の速度で巻き取っ
た。得られた未延伸糸を延撚機で延伸・加撚処理するに
際し、ホットローラー温度84℃、プレートヒーター温度
120℃、延伸倍率3.5倍とした。又延伸糸巻取りスピンド
ルの回転数を9500rpmに固定し、延伸糸送り出し速度を
変化させることにより撚数を適宜変えて巻き取った。得
られた各々の糸を18G天竺編し、それらを1%NaOH水溶
液98℃で20分間処理し分割型複合フィラメント中のB成
分を溶解除去した。その結果を第1表に示す。
延伸糸は、張力下にたるみを解消した状態の繊度が92
デニールで、非分割型フィラメントは40d/16f(単糸繊
度2.5d)、分割型複合フィラメントは52d/24fとなって
おり、分割型フィラメントのアルカリ処理後は39d/192f
(単糸繊度0.2d)のポリエチレンテレフタレートフィラ
メントとなった。
第1表に示す如く、撚数は100T/M以上でないと編立性
不良となり、200T/M以上が好ましいことが判った。尚、
No2のアルカリ処理後の混繊マルチフィラメント横断面
形状を第1図に示す。
<実施例2> 第11図及び第12図に示した装置を用い、第10図の如き
口金から、分割型フィラメント24本と、非分割型フィラ
メント1本を吐出した。分割型フィラメントの横断面形
状は第4図で、A成分はポリエチレンテレフタレート、
B成分はナイロン6とし、A成分とB成分の複合比を容
量比で2:1で外側円周上に配置された24個の吐出孔から
吐出した。分割型複合マルチフィラメントの全吐出量は
21g/分とした。一方非分割型フィラメントは円形断面
で、実施例1と同じポリマーを用い、口金中央の単孔よ
り5g/分で吐出した。これらを1,500m/分で捲取り、次い
で延伸倍率2.5、ホットローラ84℃、プレートヒータ−1
20℃、延伸速度50m/分、スピンドル回転9500rpmで延撚
巻取りした。嵩高率は4.0であった。得られた糸を実施
例1と同様18G天竺編した。編布を5%ベンジンアルコ
ール水系エマルジョンに5分浸漬した後、50℃で水洗し
た。得られた編布はソフトな表面タッチと優れたストレ
ッチ性を有していた。編布を構成する処理後の混繊マル
チフィラメントの横断面形状は第2図の如くであった。
(発明の効果) 本発明の混繊マルチフィラメントを用いることによ
り、表面タッチが極めてソフトで且つストレッチ性に優
れた織編物が得られる。特にスポーツ衣料、ベビー服、
児童用衣料に好適である。又本発明方法によれば、短い
工程で本発明の混繊マルチフィラメントを得ることがで
き、生産性、作業性が向上し、産業上極めて有用であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の混繊マルチフィラメントの
横断面形状の1例であり、第3図〜第8図は本発明の混
繊マルチフィラメントに含まれる極細フィラメントのフ
ィブリル化処理前の分割型複合フィラメントの横断面形
状の例である。第9図〜第10図は本発明の混繊マルチフ
ィラメント用の紡糸口金の例であり、第11図〜第12図は
紡糸装置の簡略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI D06M 11/38 D06M 5/02 F (56)参考文献 特開 昭57−42935(JP,A) 特開 昭61−194247(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D02G 1/00 - 3/48 D02J 1/00 - 13/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単糸繊度0.8デニール以下の非弾性極細マ
    ルチフィラメントが鞘部に、弾性フィラメントが芯部に
    位置した混繊糸であって、該混繊糸は100T/M以上の実撚
    を有し、下記嵩高率が2.5以上であることを特徴とする
    ストレッチ性混繊糸。 嵩高率=混繊糸の径/弾性フィラメントの径。
  2. 【請求項2】複数種の高分子重合体を、一方成分により
    他方成分が複数個に分割された横断面形状に接合してな
    り、延伸分割後の各成分が0.8デニール以下である分割
    型複合繊維と、弾性フィラメントを同一口金より紡糸し
    て混繊糸となし、次いで延撚機を用いて延伸しながら10
    0T/M以上の実撚を付与して捲き取り、芯部に弾性フィラ
    メントが、鞘部に分割型複合繊維が位置した芯鞘構造混
    繊糸となし、該芯鞘混繊糸を用いて編織後、分割型複合
    繊維のフィブリル化処理を行うことを特徴とするストレ
    ッチ性混繊糸の製造方法。
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