JP2007262610A - 混繊糸 - Google Patents

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【課題】腰があるだけではなく、ソフト感・ぬめり感に優れた、高級感のあるスエード調布帛が得られる品質安定性に優れた混繊糸を提供する。
【解決手段】沸水収縮率が異なる2種の繊維からなる混繊糸において、低収縮繊維を海成分を除去することによって平均繊維径が50〜1500nmの微細繊維となる海島型複合繊維、高収縮繊維を単繊維繊度が1.0〜8.0dtexの繊維とし、高収縮繊維の沸水収縮率を低収縮繊維のそれよりも5%以上高くする。
【選択図】なし

Description

腰があるだけではなく、ソフト感・ぬめり感に優れた、高級感のあるスエード調布帛が得られる品質安定性に優れた混繊糸に関するものである。
従来、衣料用途ではソフト感、スエード感のある素材でかつ腰、張りがある布帛を得ることを目的として、芯部に太繊度マルチフィラメント、鞘部に極細繊度のマルチフィラメントを用いた芯鞘型2層構造糸が作成されてきた。極細繊維にはいくつかの製造方法があり、例えば特許文献1にあるような直接紡糸法や特許文献2や特許文献3にあるような複合繊維から1成分を除去して極細繊維を製造する方法が知られている。直接紡糸法では繊維径が均一な繊維を製造することが可能であり、特許文献4のように同一の口金から異収縮混繊糸を作成することもできる。しかし、極細繊維を鞘に用いる場合には紡糸時のノズル径を小さくすることが必要となり、押出圧力が大きくなり、結果として押出し状態が不安定になるため、糸切れや毛羽の発生という問題点が起こり、直接紡糸法で製造することができる、混繊糸の鞘部に用いる極細繊維の繊維径は限界があり、数百nmの径を持つ極細繊維はいまだ作成できていない。例えば特許文献5には、直接紡糸法により極細繊維を製造し、その極細繊維に仮撚同時混繊加工を施している。実施例では極細繊度0.37deのみ記載されており、繊維径が太いためにソフト感に乏しく、高級感が感じられないという欠点を有する。
海島型複合紡糸法を用いると、溶剤処理で容易に溶解する海成分と難溶解性の島成分の組み合わせで海島繊維を紡糸し、海成分を溶解除去することで簡単に極細繊維を作成することができる。海島型複合繊維を用いて品質安定性に優れた布帛を得るための方法は色々と検討されている。特許文献6には、分割処理することで0.05〜0.5deの極細糸が得られる分割型複合マルチフィラメントを低縮糸として、高収縮糸とを混繊する方法が提案されている。この方法では確かに膨らみ、腰のある布帛を製造できるが、極細繊度が0.05〜0.5deと太いために、ソフト感に乏しく、高級感が感じられないものであった。
また、最近注目を集めているエレクトロスピニングでは、数十nmレベルの繊維径を持つ繊維を製造可能であるが、特許文献7に記載されているように不織布形状でしか製造できないため、混繊糸は得られない。
特開2003−41432号公報 特開昭61−296120号公報 特許第3013505号公報 特許第3523433号公報 特開平7−102436号公報 特開平7−126951号公報 特開2004−68161号公報
本発明は上記の問題点を克服し、腰があるだけではなく、ソフト感・ぬめり感に優れた、高級感のあるスエード調布帛が得られる品質安定性に優れた混繊糸を提供することを課題とする。
上記の問題点を解決するために鋭意検討した結果、上記目的は、沸水収縮率が異なる2種の繊維からなる混繊糸であって、低収縮繊維が海成分を除去することによって平均繊維径が50〜1500nmの微細繊維となる海島型複合繊維であり、高収縮繊維の単繊維繊度が1.0〜8.0dtexの繊維であり、高収縮繊維の沸水収縮率が低収縮繊維のそれよりも5%以上高いことを特徴とする混繊糸によって達成できることがわかった。
以下に本発明について詳細に説明する。
本発明の混繊糸は、沸水収縮率が異なる2種の繊維からなる混繊糸である。本発明においては、低収縮繊維が海成分を除去することによって平均繊維径が50〜1500nmの微細繊維となる海島型複合繊維であり、高収縮繊維の単繊維繊度が1.0〜8.0dtexの繊維であり、さらに高収縮繊維の沸水収縮率が低収縮繊維のそれよりも5%以上高いことを特徴とする混繊糸であることが肝要である。
特に本発明においては低収縮繊維が、海成分を溶解除去することで、平均繊維径が50〜1500nm、好まくしは50〜1400nmの微細繊維となる海島型複合繊維であることが大切である。上記平均繊維径が50nm未満の場合には繊維構造が不安定で物性や繊維形態が不安定となるため好ましくなく、一方、1500nmを超える場合には、腰のある、ソフト感・ぬめり感に優れた、高級感のあるスエード調布帛が得られず好ましくない。
一方、高収縮繊維の単糸繊度が1.0〜8.0dtex、好ましくは単糸繊度が1.0〜6.0dtexの繊維である。上記単繊維繊度が1.0dtex未満では腰のあるスエード調布帛を得ることができない。一方、上記単繊維繊度が8.0dtexを超えると布帛の風合いが硬くなる傾向にある。本発明においては、高収縮繊維は太さ斑を有しない均一な繊維であることが好ましい。なお、ここでいう太さむらを有しないというのは通常のフラットな太細を意識していないマルチフィラメントのことである。フィラメント数は特に限定されないが、少ない場合には混繊する際の均一混合性が低下するので、好ましくない。このため、フィラメント数は5〜40が好ましく、7〜30がより好ましい。
また、本発明においては、高収縮繊維の沸水収縮率が低収縮繊維のそれよりも5%以上、好ましくは10%以上、より好ましくは10〜50%高い必要がある。上記沸水収縮率の差が5%未満の場合には、芯鞘型2層構造糸を形成するのが難しくなり、本発明の目的である、腰があるだけではなく、ソフト感・ぬめり感に優れた、高級感のあるスエード調布帛を得ることができない。
本発明においては、海島型複合繊維の伸度は5〜30%であることが好ましく、7〜25%であることがより好ましく、10〜22%であることがさらに好ましい。一般的に混繊糸の表面に一方の繊維を配する構造とするためには、従来混繊糸表面に配したい繊維の伸度を他方の繊維群よりも高くすることが知られている(例えば、特開昭61−19733号公報など)。しかし、海成分を溶解除去して微細繊維となる海島型複合繊維と高収縮繊維とからなる混繊糸においては、該海島型複合繊維をむしろ上記範囲の低伸度として、該海島型複合繊維が、やや内部に入る混繊糸構造を作っておき、その後、高収縮繊維を熱収縮しかつ海成分を溶解除去して微細繊維を混繊糸の鞘部に出すことによって、海成分溶出後の混繊糸表面はあたかも微細繊維覆われた構造となるものの、芯部と鞘部の境界においては十分に高収縮繊維と微細繊維が混繊・交絡した状態となり、微細繊維の抜け落ちが少なく、かつ風合いにも優れた布帛となるを見出した。
また、本発明においては、海成分溶解除去前の海島型複合繊維の強度Sc及び伸度Ecと、海成分溶解除去後に得られる微細繊維束の強度Si及び伸度Eiの関係が下記式(1)及び(2)を満足していることが好ましい。
(1)Sc−2<Si<Sc−0.1
(2)Ec+5<Ei<Ec+50
これらの式は海成分溶解除去前後での物性変化に関するものであるが、(1)式は強度に関する式であり、海成分を溶解除去することで大幅に強度低下しないことを示唆する。強度が2cN/dtex以上低下する場合には、得られた布帛の耐久性に問題が生じるので好ましくない。(2)式は伸度に関する式であり、海成分を溶解除去することで伸度が大きくなることを示唆する。海成分溶解除去後に伸度が50%以上大きくなる場合には、得られた微細繊維の非晶部分の割合が高いために、品質のばらつきが大きく、商品設計が困難になるので好ましくない。
また、海島型複合繊維から海成分を溶解除去して得られる微細繊維束のばらつきを表すCV%値は、好ましくは0〜25%であり、より好ましくは0〜20%、さらに好ましくは0〜15%である。このCV値が低いことはばらつきが少ないことを意味するものである。ばらつきが少ないファイバーを用いることにより、ナノレベルで繊維径のコントロールでき、用途に合わせた商品設計が可能となる。例えば、フィルター用途では、繊維径により吸着できる物質をマップ化できれば、用途に合わせて繊維径の設計をすればよく、非常に効率的に商品設計を行うことができる。
本発明においては、海島型複合繊維の海成分が、スルホイソフタル酸金属塩化合物及びポリエチレングリコールが共重合されているエチレンテレフタレート系共重合ポリエステルであり、該共重合ポリエステルの全ジカルボン酸成分に対する該スルホイソフタル酸金属塩化合物の含有量S(モル%)、該共重合ポリエステルに対するポリエチレングリコールの含有量P(重量%)、及びポリエチレングリコールの数平均分子量Wが下記(a)〜(c)を同時に満足していることが好ましい。
(a)5≦S≦12
(b)2≦P≦8
(c)1000≦W≦8000
ここで、スルホイソフタル酸金属塩化合物は親水性と溶融粘度向上に寄与し、ポリエチレングリコール(PEG)は親水性を向上させる。また、スルホイソフタル酸金属塩化合物の含有量が5モル%未満であると島成分に対する海成分の溶解速度が不十分であり、繊維断面中央部の海成分を溶解する間に、分離した繊維断面表層部の島成分が、繊維径が小さいために溶解されるため、海相当分が減量されているにもかかわらず、繊維断面中央部の海成分を完全に溶解除去できず、島成分の太さ斑や溶剤侵食による強度劣化が発生して、毛羽や染め斑が起こるなどの問題が生じる。一方、上記スルホイソフタル酸金属塩化合物の含有量が12モル%を超えると、固有粘度が低下し、紡糸性が悪くなるので好ましくない。上記スルホイソフタル酸金属塩化合物の含有量は6〜10モル%の範囲がより好ましい。また、上記のスルホイソフタル酸金属塩化合物としては、5−ナトリウムスルホイソフタル酸を好ましく挙げることができる。
また、ポリエチレングリコールの含有量が2重量%未満であると島成分に対する海成分の溶解速度が不十分であり好ましくない。一方、ポリエチレングリコール含有量が8重量%を超えると、溶融粘度低下作用があるので好ましくない。なお、ポリエチレングリコールの含有量は3〜6重量%の範囲がより好ましい。
さらに、ポリエチレングリコールの数平均分子量が1000未満の場合には共重合ポリエステルの耐熱性が低下し、一方8000を超えると、その高次構造に起因すると考えられる親水性増加作用があるが、反応性が悪くなってブレンド系になるため、耐熱性や紡糸安定性の面で問題が生じる可能性がある。上記数平均分子量は2000〜6000の範囲がより好ましい。
島成分はポリアミド、ポリスチレン、ポリエチレンなどいずれのポリマーでも良い。なかでも、衣料用途ではポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ナイロン6、ナイロン66が好ましい。一方、産業資材や医療用途では、水や酸、アルカリに強いポリスチレンやポリエチレンなどが耐久性の点で好ましい。さらに島成分は丸断面に限らず、異形断面であってもよい。
一方、本発明においては、高収縮繊維を構成するポリマーは、得られる布帛の風合いから、ポリエステル、特に第3成分を共重合したポリエチレンテレフタレートが好ましい。もちろん、該ポリエステルは前記海島型複合繊維の海成分に好ましく用いられるポリエステルと比較して難溶解性である必要がある。好ましく用いられる第3成分としては、イソフタル酸、ビスフェノールAおよびそのエチレンオキサイド付加体、ネオペンチルグリコールなどをあげることができる。その共重合量は、高収縮特性を発揮する上で通常2モル%以上であり、上限は得られる布帛の風合いや機械的特性の点から通常は20モル%以下であることが好ましい。
次に以上に説明した混繊糸を製造する方法について説明する。海島型複合繊維は、例えば以下の方法により容易に製造することができる。すなわち、まず溶融粘度が高く且つ易溶解性であるポリマーと溶融粘度が低く且つ難溶解性のポリマーとを、前者が海成分で後者が島成分となるように溶融紡糸する。ここで、海成分と島成分の溶融粘度の関係は重要で、海成分の比率が小さくなって島間の厚みが小さくなると、海成分の溶融粘度が島成分よりも低い場合には島間の一部の流路を海成分が高速流動するようになり、島間に接合が起こりやすくなるので好ましくない。
溶融紡糸に用いられる紡糸口金としては、島成分を形成するための中空ピン群や微細孔群を有するものなど任意のものを用いることができる。例えば中空ピンや微細孔より押し出された島成分とその間を埋める形で流路を設計されている海成分流とを合流し、これを圧縮することにより海島断面形成がなされるいかなる紡糸口金でもよい。好ましく用いられる紡糸口金例を図1および2に示すが、必ずしもこれらに限定されるものではない。なお図1は、中空ピンを海成分樹脂貯め部分に吐出してそれを合流圧縮する方式であり、図2は、中空ピンのかわりに微細孔方式で島を形成する方法である。吐出された海島型断面複合繊維は、冷却風によって固化され、好ましくは400〜6000m/分で溶融紡糸された後に巻き取られる。400m/分以下では生産性が悪い。また、6000m/分以上では紡糸安定性が悪い。より好ましくは1000〜3500m/分である。
得られた未延伸糸は、別途延伸工程をとおして所望の伸度を有する複合繊維とするか、あるいは、一旦巻き取ることなく一定速度でローラーに引き取り、引き続いて延伸工程をとおした後に巻き取る方法のいずれでも構わない。具体的には60〜190℃、好ましくは75℃〜180℃の予熱ローラー上で予熱し、延伸倍率1.2〜6.0倍、好ましくは2.0〜5.0倍で延伸し、セットローラー120〜220℃、好ましくは130〜200℃で熱セットを実施することが好ましい。予熱温度不足の場合には、目的とする高倍率延伸を達成することができなくなる。セット温度が低すぎると収縮率が高すぎるため好ましくない。また、セット温度が高すぎると該繊維の物性が著しく低下するため好ましくない。
以上に述べた方法により得られた海島型複合繊維は、常法により製造した高収縮繊維と混繊して、異収縮混繊糸とする。混繊方法は従来公知の方法を採用すればよく、後混繊方式、紡糸混繊方式のいずれの方法によって製造しても良い。また、その際インターレースノズルを用いるのがより好ましい。また、得られた混繊糸を織編物にする際、さらに400〜100回の撚りを施こしても良い。
なお、織編物を製造する場合においては、織編機、織編組織等については何等制約することはなく、本発明の海島型複合繊維および/または混繊糸を少なくとも一部に用いることによって、本発明の目的とする腰があるだけではなく、ソフト感・ぬめり感に優れた、高級感のあるスエード調布帛を得ることができる。
以下、実施例をあげて本発明をさらに具体的に説明する。各評価項目は下記の方法で測定した。
(1)平均繊維径、繊度のばらつきCV%
海成分溶解除去後の微細繊維の30000倍TEM観察により、繊維径を求めた。ここで繊維径は膠着していない単糸の繊維径を測定した。ランダムに選択した400本の微細繊維の繊維繊維径データにおいて、平均繊維径rと標準偏差σを算出し、以下で定義する繊維径変動係数CV%を算出した。
CV%=標準偏差σ/平均繊維径r×100
(2)海成分溶解前の海島型複合繊維強伸度
海島型複合繊維9000mの重量をn=3回測定して平均値から繊度を求めた。そして、室温で初期試料長=200mm、引っ張り速度200m/minとして荷重−伸長曲線から求めた。次に破断時の荷重値を初期の繊度で割った値を引張り強度とし、破断時の伸長値を伸度として強伸度曲線を求めた。
(3)海成分溶解後の極細繊維強伸度
先に求めた海島型複合繊維の繊度Dと溶解除去率Rから極細繊維の繊度を算出した。式は以下の通りである。
微細繊維の繊度=D×(1−R)
海島型複合繊維の繊度はデニコンで測定した。海島型複合繊維を用いて重量1g以上の筒編みを作成し、海成分を溶解除去する。その後筒編をほどき、室温で初期試料長=100mm、引っ張り速度200m/分として荷重−伸長曲線を求めた。強度は破断時の荷重値を算出した繊度で割った値、伸度は破断時の伸長値から求めた。
(4)沸水収縮率
繊維を枠周1.125mの検尺機を用いて、10ターンしたカセを作成し、荷重0.0177cN/dtexをかけて、原長L0を測定する。該荷重を除去後、フリー状態で、98℃の恒温漕に入れる。沸水処理後40℃以下の温度で自然乾燥する。そして、再び1/30cN/dtexの荷重をかけて、沸水処理後の長さL1を測定する。そして以下の式にて、沸水収縮率BWSを測定する。
BWS(%)=(L0−L1)/L0×100(%)
島および海成分は表1に記載のポリマーを用い、表1記載の島数の海島型複合未延伸繊を紡糸温度285℃で溶融紡糸して、表1記載の紡糸速度で巻き取った。
[実施例1]
島成分に285℃での溶融粘度が1200poiseのポリエチレンテレフタレート、海成分に285℃での溶融粘度が1600poiseである平均分子量4000のポリエチレングリコールを4wt%、5−ナトリウムスルホイソフタル酸を9mol%共重合した改質ポリエチレンテレフタレートを島成分の重量割合70%、海成分30%で、1フィラメント中の島数900の口金を用いて紡糸し、1000m/minで巻き取った。原糸断面をTEM観察したところ、海島断面形成性は良好であった。該海島型複合繊維をホットローラー、スリットヒーター系延伸機を用いて、延伸温度90℃、熱セット温度160℃で伸度20%となるように延伸し、総繊度45dtex、フィラメント数10本、強度4.0cN/dtex、沸水収縮率9.5%の海島型複合繊維を得た。なお該海島型複合繊維を用いて筒編みを作成し、4%NaOH水溶液で95℃にて30%減量した繊維の断面を観察したところ、海減量後の微細繊維束の繊維径平均値585nmであり、ばらつきを示すCV%は13%であった。そして強度は3.5cN/dtex、伸度は38%であった。一方、高収縮糸として、イソフタル酸を10モル%共重合したポリエチレンテレフタレートを紡糸温度280℃、紡糸速度1500m/分で紡糸した未延伸糸を87℃の加熱ローラーに6ターンし、延伸ローラー温度120℃に3ターン巻きつけて3倍延伸して得た、沸水収縮率が15%、40dtex/12filの高収縮均一糸を得た。該糸と海島型複合繊維をひきそろえてインターレースノズルを用いて空気交絡処理を行い、異収縮混繊糸を得た。この混繊糸を経糸及びよこ糸に用い、経糸は600回のS撚り、よこ糸には800回のSZ撚りを施して平織を作成した。その後常法に従って精練、4%NaOH水溶液中での減量工程(30%減量)、染色、ファイナルセットした。得られた平織物は腰があり、ソフト感・ぬめり感に優れた、高級感のあるスエード調の織物であった。また、微細繊維と高収縮繊維との混繊状態は良好であり混繊糸からの抜け落ちは殆ど認められなかった。
[比較例1]
海成分に285℃での溶融粘度が1300poiseである平均分子量4000のポリエチレングリコールを1wt%、5−ナトリウムスルホイソフタル酸を4mol%共重合した改質ポリエチレンテレフタレートを用いたこと以外は実施例1と同条件で海島型複合繊維を得た。実施例1と同じ延伸温度条件で伸度20%となるように延伸し、総繊度45dtex、フィラメント数10本、強度3.0cN/dtex、沸水収縮率8.9%の海島型複合繊維を得た。該海島型複合繊維を用いて筒編みを作成し、4%NaOH水溶液で95℃にて30%減量した繊維の断面を観察したところ、海成分のアルカリ減量速度が島成分のそれと比較して不十分なために、繊維表面の島のかなりの量が減量されてしまい、海相当分が除去されているにもかかわらず、繊維断面中央の大部分の海が減量されずに残存していて、繊維の強度は2.0cN/dtex、伸度は22%であった。実施例1と同様にして得た高収縮糸と海島型複合繊維をひきそろえてインターレースノズルを用いて空気交絡処理を行い、異収縮混繊糸を得た。この混繊糸を用いて、実施例1と同様にして平織物を作成した。得られた平織物は、海成分のアルカリ減量速度が島成分のそれと比較して不十分なために、繊維断面中央の大部分の島が分離されないために、本発明の目的とする、ソフト感・ぬめり感に優れた、高級感のあるスエード調の織物は得られなかった。
[比較例2]
実施例1と同じ延伸温度条件で伸度80%となるように延伸し、総繊度60dtex、フィラメント数10本、強度3.3cN/dtex、沸水収縮率14.0%の海島型複合繊維を得た。なお該海島型複合繊維を用いて筒編みを作成し、4%NaOH水溶液で95℃にて30%減量した繊維の断面を観察したところ、海減量後の微細繊維束の繊維径平均値697nm、ばらつきを示すCV%は28%であり、強度は1.0cN/dtex、伸度は150%であった。実施例1と同様にして得た高収縮糸と海島型複合繊維をひきそろえてインターレースノズルを用いて空気交絡処理を行い、異収縮混繊糸を得た。この混繊糸を用いて、実施例1と同様にして平織物を作成した。得られた平織物は、海島型複合繊維と高収縮糸の沸水収縮率差が1%しかないために、芯鞘型2層構造を形成するのが難しくなり、本発明の目的である、ソフト感・ぬめり感に優れた、高級感のあるスエード調布帛を得ることができなかった。
[実施例2]
島成分に285℃での溶融粘度が1300poiseのポリエチレンテレフタレート、海成分に285℃での溶融粘度が1700poiseである平均分子量4000のポリエチレングリコールを6wt%、5−ナトリウムスルホイソフタル酸を8mol%共重合した改質ポリエチレンテレフタレートを使用し、島数600の口金を用いて紡糸し、紡糸速度1000m/minで引き取った紡出糸を一旦巻き取ることなく引き続き、90℃の予熱ローラー上で予熱し、伸度25%になるように延伸し、セットローラー150℃で熱セットした後、巻き取った。海:島=20:80とした。原糸断面をTEM観察したところ、海島断面形成性は良好であった。得た海島型複合繊維は、総繊度51dtex、フィラメント数10本、強度4.0cN/dtex、沸水収縮率8.1%であった。なお該海島型複合繊維を用いて筒編みを作成し、4%NaOH水溶液で95℃にて20%減量した繊維の断面を観察したところ、海減量後の微細繊維束の繊維径平均値806nmであり、ばらつきを示すCV%は15%であった。そして強度は3.3cN/dtex、伸度は38%であった。一方、高収縮糸として、実施例1と同様にして沸水収縮率が33%、30dtex/12filの高収縮均一糸を得た。該糸と海島型複合繊維をひきそろえてインターレースノズルを用いて空気交絡処理を行い、異収縮混繊糸を得た。この混繊糸を経糸及びよこ糸に用い、経糸は300回のS撚り、よこ糸には400回のSZ撚りを施して平織を作成した。その後常法に従って精練、4%NaOH水溶液中での減量工程(30%減量)、染色、ファイナルセットした。得られた平織物は腰があり、ソフト感・ぬめり感に優れた、高級感のあるスエード調の織物であった。また、微細繊維と高収縮繊維との混繊状態は良好であり混繊糸からの抜け落ちは殆ど認められなかった。
[比較例3]
島数25の口金を用いて紡糸したこと以外は実施例2と同じ条件で総繊度30dtex、フィラメント数10本、強度3.2cN/dtex、沸水収縮率9.3%の海島型複合繊維を得た。なお該海島型複合繊維を用いて筒編みを作成し、4%NaOH水溶液で95℃にて20%減量した繊維の断面を観察したところ、海減量後の微細繊維束の繊維径平均値3054nmであり、ばらつきを示すCV%は5%であった。そして強度は2.3cN/dtex、伸度は25%であった。実施例2と同様にして平織を作成し、常法に従って精練、4%NaOH水溶液中での減量工程(30%減量)、染色、ファイナルセットした。得られた平織物は表面の繊維径平均値が3.0μmと大きいために、本発明の目的である、ソフト感・ぬめり感に優れた、高級感のあるスエード調布帛を得ることができなかった。
[比較例4]
海成分に285℃での溶融粘度が1300poiseである平均分子量4000のポリエチレングリコールを10wt%、5−ナトリウムスルホイソフタル酸を10mol%共重合した改質ポリエチレンテレフタレートを用いて紡糸したこと以外は実施例2と同じ条件で総繊度30dtex、フィラメント数10本、強度1.5cN/dtex、沸水収縮率30.3%の海島型複合繊維を得た。ポリエチレングリコール、5−ナトリウムスルホイソフタル酸の共重合量が多いために、織物の風合いを考慮すると、さらに沸水収縮率を下げることはできなかった。なお該海島型複合繊維を用いて筒編みを作成し、4%NaOH水溶液で95℃にて20%減量した繊維の断面を観察したところ、海減量後の微細繊維束の繊維径平均値1156nmであり、ばらつきを示すCV%は44%であった。そして強度は0.8cN/dtex、伸度は96%であった。実施例2と同様にして平織を作成し、常法に従って精練、4%NaOH水溶液中での減量工程(30%減量)、染色、ファイナルセットした。得られた平織物は、海島型複合繊維と高収縮糸の沸水収縮率差が5%未満であるために、芯鞘型2層構造糸を形成するのが難しくなり、本発明の目的である、ソフト感・ぬめり感に優れた、高級感のあるスエード調布帛を得ることができなかった。
本発明によれば、本発明は上記の問題点を克服し、腰があるだけではなく、ソフト感・ぬめり感に優れた、高級感のあるスエード調布帛が得られる品質安定性に優れた混繊糸を提供することができる。したがって、上記混繊糸は、一般衣料はもとより、高級感を要求される婦人衣料、例えば、スカート、ジャケット、下着など様々な用途に用いることができ、産業的価値が極めて高いものである。
本発明の海島型複合繊維を紡糸するために用いられる紡糸口金の一例の一部の断面説明図である。 本発明の海島型複合繊維を紡糸するために用いられる紡糸口金の他の一例の一部の断面説明図である。
符号の説明
1 島成分用ポリマー溜め部
2 複数の中空ピンにより形成された島成分用ポリマー導入通路
3 海成分用ポリマー導入通路
4 海成分用ポリマー溜め部
5 芯鞘型複合流用通路
6 ロート状合流通路(下端は吐出口)

Claims (5)

  1. 沸水収縮率が異なる2種の繊維からなる混繊糸であって、低収縮繊維が海成分を除去することによって平均繊維径が50〜1500nmの微細繊維となる海島型複合繊維であり、高収縮繊維の単繊維繊度が1.0〜8.0dtexの繊維であり、高収縮繊維の沸水収縮率が低収縮繊維のそれよりも5%以上高いことを特徴とする混繊糸。
  2. 海島型複合繊維の伸度が5〜30%である請求項1記載の混繊糸。
  3. 海成分溶解除去前の海島型複合繊維の強度Sc及び伸度Ecと、海成分溶解除去後に得られる微細繊維束の強度Si及び伸度Eiの関係が下記式(1)及び(2)を満足している請求項1または2に記載の混繊糸。
    (1)Sc−2<Si<Sc−0.1
    (2)Ec+5<Ei<Ec+50
  4. 微細繊維の平均繊維径のCV%が0〜25%である請求項1〜3のいずれかに記載の混繊糸。
  5. 海島型複合繊維の海成分が、スルホイソフタル酸金属塩化合物及びポリエチレングリコールが共重合されているエチレンテレフタレート系共重合ポリエステルであり、該共重合ポリエステルの全ジカルボン酸成分に対する該スルホイソフタル酸金属塩化合物の含有量S(モル%)、該共重合ポリエステルに対するポリエチレングリコールの含有量P(重量%)、及びポリエチレングリコールの数平均分子量Wが下記(a)〜(c)を同時に満足している請求項1〜4のいずれかに記載の混繊糸。
    (a)5≦S≦12
    (b)2≦P≦8
    (c)1000≦W≦8000
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