JP2832609B2 - 脱臭液供給装置 - Google Patents

脱臭液供給装置

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JP2832609B2 JP1046854A JP4685489A JP2832609B2 JP 2832609 B2 JP2832609 B2 JP 2832609B2 JP 1046854 A JP1046854 A JP 1046854A JP 4685489 A JP4685489 A JP 4685489A JP 2832609 B2 JP2832609 B2 JP 2832609B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は脱臭液供給装置に関し、さらに詳しく言え
ば、悪臭発生箇所に対して所定量の脱臭液を自動的に供
給する脱臭液供給装置に関するものである。
〔従来の技術〕
ゴミ焼却場の生ゴミ置場をはじめとして、ホテルや高
層集合住宅、病院の下水槽などから発生する悪臭は付近
住民や来訪者に不快感を与えることから、今や社会的問
題となっている。
そこで、従来では第3図に例示されているように、各
悪臭発生箇所にスプレーノズル1を設置し、それらを一
個所に設けられた脱臭液溜タンク2に接続し、コンプレ
ッサ3から各スプレーノズル1に加圧空気を供給するこ
とにより、悪臭汚染源に脱臭液を散布するようにしてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、殆どの場合、脱臭液貯溜タンク2から
各スプレーノズル1に至るまでの配管距離が異なり、ま
た、噴霧ポイントの高低差によりその位置水頭が異なる
ことから、各噴霧ポイントの脱臭液噴霧量が一定せず、
脱臭効果が安定しないという問題があった。ちなみに、
配管内で発生する圧力損失を仮りに0.01kg/cm2とし、タ
ンクの位置水頭を1mとすると、その圧力は0.1kg/cm2
なり、噴霧ポイントにかかる圧力は、0.09kg/cm2とな
る。脱臭液が減って、位置水頭が0.5mとなると、その圧
力は0.05kg/cm2となり、その結果噴霧ポイントにかかる
圧力は、0.04kg/cm2となる。このように、噴霧ポイント
における液圧差は、0.09kg/cm2〜0.04kg/cm2となり、こ
れは噴霧量が2倍以上変化してしまうことを意味する。
また、図示しない開閉弁にてコンプレッサ3からの加
圧空気を供給、遮断することにより、噴霧、停止を繰り
返すようにしているが、特に停止時の液切れが悪く、脱
臭液が無駄に消費されてしまうという問題も指摘されて
いる。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため、この発明においては、脱臭
液貯留タンクと、この脱臭液貯留タンクに加圧空気を供
給して同タンク内を所定の加圧状態とする加圧源と、第
1の開閉弁を有する空気供給管を介して上記加圧源に接
続される空気導入ポートおよび第2の開閉弁を有する液
体供給管を介して上記タンクに接続される液体供給ポー
トを備えた分配器と、上記悪臭発生箇所に配置され、上
記分配器の各ポートから分岐された空気吐出口と液体吐
出口とに一対の配管を介して接続されるスプレーノズル
と、上記第1および第2の開閉弁を制御する弁制御手段
とを含み、上記弁制御手段は、上記第1の開閉弁の開時
間内において上記第2の開閉弁を開閉することを特徴と
している。
〔作用〕
脱臭液貯溜タンク内が所定の加圧状態に保持されるた
め、タンクの位置水頭や配管長およびスプレーノズルの
設置場所の高低差に殆ど影響されることなく、悪臭発生
箇所に対してほぼ一定量の脱臭液を噴霧することができ
る。また、噴霧開始時には空気を先に供給してから脱臭
液を供給し、噴霧停止時には脱数液を先に止めてから空
気を止めるようにしたことにより、液切れがよく脱臭液
が無駄に消費されない。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を第1図および第2図を参照
しながら詳細に説明する。
この脱臭液供給装置は、集中管理ユニット10と、補給
タンク11と、加圧源としてのコンプレッサ12と、分配器
13を介して集中管理ユニット10に接続される複数のスプ
レーノズル14とを備えている。
集中管理ユニット10内には脱臭液貯溜タンク15が設け
られている。この脱臭液貯溜タンク15はコンプレッサ12
と接続されるが、同コンプレッサ12の空気供給用配管16
には、圧力調整器17、ソレノイド弁SOL1AおよびSOL4が
設けられており、このソレノイド弁SOL1AとSOL4との間
から脱臭液貯溜タンク15に至る配管が分岐されている。
また、脱臭液貯溜タンク15には、その内部を選択的に大
気に開放するソレノイド弁SOL3が設けられているととも
に、同タンク15内には、フィルター18とソレノイド弁SO
L2を有する液体供給用配管19が接続されている。なお、
FR2はタンク15内に設けられた上限警報スイッチ、FR3は
下限警報スイッチである。
補給タンク11は、ソレノイド弁SOL1を有する配管20を
介して脱臭液貯溜タンク15と接続されている。同補給タ
ンク11には、モータM1によって駆動されるポンプ21と、
下限警報スイッチFR1が設けられている。
分配器13とスプレーノズル14はともに公知のものであ
ってよい。すなわち、分配器13は空気供給用配管16に接
続される空気導入ポートおよびそのポートから分岐され
た複数の空気吐出口と、液体供給用配管19に接続される
液体導入ポートおよびそのポートから分岐された複数の
液体吐出口とを備え、例えば本出願人の製造に係るデス
ターユニDBW5H(商品名)が使用される。また、スプレ
ーノズル14は例えば内筒とそのまわりに同軸的に配置さ
れた外筒とを有し、内筒は好ましくはチェック弁を有す
る適当な配管を介して分配器13の液体吐出口に接続さ
れ、他方、外筒は同じく適当な配管を介して分配器13の
空気吐出口に接続される。
次に、この脱臭液供給装置の作用を第2図のタイムチ
ャートを参照しながら説明する。なお、上記各ソレノイ
ド弁SOL1A〜SOL4およびモータM1は図示しない例えばサ
イクルタイマー内蔵の制御装置にて制御されるようにな
っており、集中管理ユニット10はそのコントロールボッ
クスが設けられている。
脱臭液貯溜タンク15内の残量が少なくなって下限警報
スイッチFR3が働いたと想定すると、ソレノイド弁SOL1A
がオフとなってコンプレッサ12の配管16が遮断され、一
方、ソレノイド弁SOL3がオンして同タンク15内が大気に
開放される。また、これと同時にソレノイド弁SOL1およ
びモータM1がオンし、補給タンク11から脱臭液が脱臭液
貯溜タンク15内に供給される。
所定量が補給されて上限警報スイッチFR2が作動する
と、モータM1が停止するとともに、ソレノイド弁SOL1,S
OL3がともにオフ、これに代ってソレノイド弁SOL1Aがオ
ンとなって、脱臭液貯溜タンク15にコンプレッサ12から
圧力調整器17を介して加圧空気が供給され、同タンク15
の内圧が例えば4kg/cm2に設定される。
所定時間(例えば30分)経過すると、サイクルタイマ
ーが作動してソレノイド弁SOL4が先にオンされ、その後
ソレノイド弁SOL2がオンになる。これにより、コンプレ
ッサ12からの加圧空気と、脱臭液貯溜タンク15からの脱
臭液とが分配器13を介して各スプレーノズル14に供給さ
れ、悪臭発生箇所に対して脱臭液が噴霧される。この実
施例では5分間継続して噴霧が行われる。その時間が経
過すると、今度はソレノイド弁SOL2が先にオフとなり、
その後ソレノイド弁SOL4がオフになる。
このようにして、脱臭液の噴霧が例えば30分のインタ
ーバルをもって繰り返されるのであるが、この場合、タ
ンク15内の液面には4kg/cm2の圧力がかけられているた
め、配管内で発生する圧力損失を上記従来例で説明した
のと同様、例えば0.01kg/cm2、タンクの位置水頭を1mと
すると、噴霧ポイントにかかる圧力は、(4+0.1)−
0.01=4.09kg/cm2となる。これに対し、脱臭液が消費さ
れてタンクの位置水頭が0.5mになったときの噴霧ポイン
トにかかる圧力は、(4+0.05)−0.01=4.04kg/cm2
あり、その差はわずか−1.2%にすぎない。したがっ
て、噴霧ポイントの高低差または配管長に長短があって
も、各噴霧ポイントにおける液剤圧力は殆ど変わらず、
ほぼ一定量の脱臭液が噴霧されることになる。
脱臭液貯溜タンク15内の残量が少なくなって、下限警
報スイッチFR3が作動すると、上記のように、ソレノイ
ド弁SOL1Aがオフ、ソレノイド弁SOL3およびSOL1および
モータM1がオンし、補給タンク11から脱臭液が脱臭液貯
溜タンク15内に供給される。
なお、脱臭液貯溜タンク15の容量にもよるが、補給タ
ンク11は必ずしも必要ではなく、人手によって脱臭液貯
溜タンク15に脱臭液を直接補給するようにしてもよい。
また、加圧空気、脱臭液の供給、遮断にソレノイド弁を
用いているが、これに限定されるものではなく、他の開
閉弁であってもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、タンクの位
置水頭や配管長およびスプレーノズルの設置場所の高低
差に殆ど影響されることなく、悪臭発生箇所に対してほ
ぼ一定量の脱臭液を噴霧することができるため、特にホ
テルや高層集合住宅、病院などの悪臭汚染源を集中管理
するのに好適である。また、噴霧開始時には空気を先に
供給してから脱臭液を供給し、噴霧停止時には脱臭液を
先に止めてから空気を止めるようにしたことにより、液
切れがよく脱臭液が無駄に消費されないなど、その効果
は顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による脱臭液供給装置の一実施例を示
した模式図、第2図は同実施例の作用を説明するための
タイムチャート、第3図は従来例の概略的な説明図であ
る。 図中、10は集中管理ユニット、11は補給タンク、12はコ
ンプレッサ、13は分配器、14はスプレーノズル、15は脱
臭液貯溜タンク、16は空気供給配管、17は圧力調整器、
19は液体供給配管、21はポンプ、SOLはソレノイド弁、F
Rはスイッチである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】悪臭発生箇所に対して脱臭液を自動的に供
    給する脱臭液供給装置において、 脱臭液貯留タンクと、この脱臭液貯留タンクに加圧空気
    を供給して同タンク内を所定の加圧状態とする加圧源
    と、第1の開閉弁を有する空気供給管を介して上記加圧
    源に接続される空気導入ポートおよび第2の開閉弁を有
    する液体供給管を介して上記タンクに接続される液体導
    入ポートを備えた分配器と、上記悪臭発生箇所に配置さ
    れ、上記分配器の各ポートから分岐された空気吐出口と
    液体吐出口とに一対の配管を介して接続されるスプレー
    ノズルと、上記第1および第2の開閉弁を制御する弁制
    御手段とを含み、上記弁制御手段は、上記第1の開閉弁
    の開時間内において上記第2の開閉弁を開閉することを
    特徴とする脱臭液供給装置。
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