JPH0434922Y2 - - Google Patents

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JPH0434922Y2
JPH0434922Y2 JP1984173392U JP17339284U JPH0434922Y2 JP H0434922 Y2 JPH0434922 Y2 JP H0434922Y2 JP 1984173392 U JP1984173392 U JP 1984173392U JP 17339284 U JP17339284 U JP 17339284U JP H0434922 Y2 JPH0434922 Y2 JP H0434922Y2
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liquid
nozzle
control valve
pressure
tank
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動液体噴霧装置、詳細には、食品
工場、製菓工場、病院、給食センター、ホテル、
老人ホーム、ゴミ捨場等においての細菌、真菌等
の菌類の制御、ハエ、カ等の飛翔害虫の対策、消
臭(加臭)対策、部屋、工場等の加湿、原料、製
品等の冷却などの為に、殺菌剤、殺虫剤、防腐
剤、消臭剤、香料、水等の液体を圧縮空気を利用
してノズルより噴霧するのに供される装置に関す
るものである。
(従来の技術) 従来の自動液体噴霧装置としては第2図に示す
ものが知られている。
この従来の自動液体噴霧装置Bは、給液タンク
50と、該給液タンク50に給液制御弁51を介
して配管接続されたノズル52と、前記給液タン
ク50に加圧制御弁53を介して配管接続された
圧力源54と、を備え、そして、前記圧力源54
からの圧縮気体を給液タンク50に供給し、その
圧力によつて給液タンク50内の液体をノズル5
2から噴霧する構造となつていた。尚、55は圧
力源54からの圧縮気体を圧気制御弁56を介し
てノズル52に供給する圧気管路である。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながらこの従来の装置Bは、圧力源54
からの圧縮気体を給液タンク50に対して供給す
る構造であるため、該給液タンク50が圧力容器
となり、タンクの肉厚を厚肉にするなど、タンク
の安全を確保するために重装備をする必要があつ
た。
又、給液タンク50に液体を貯液し、ここから
ノズル52に直接に圧送する構造となつているた
め、1回分の噴霧量を正確に制御できずに噴霧量
にバラツキが生じたり、又、複数種類の液体を使
用する場合には給液タンクを複数個用意し、これ
らをそれぞれ圧力源に配管接続する必要があるた
め装置が大掛りになるし、又、給液タンクが空に
なるまで圧縮気体の空噴射ができないので、一回
分の噴霧作業が終了すると配管内に液体が残つた
り、ノズルから液垂れが生じるなど、これらが自
動化を進めていく上での障害となつていた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、かかる従来の問題点を解決するため
に考案されたもので、このための技術的手段とし
て、本考案の自動液体噴霧装置は、複数台の貯液
タンクと、該貯液タンクとそれぞれ独立した液量
制御弁を介して配管接続された一台の定量タンク
と、該定量タンクとそれぞれ独立した給液制御弁
を介して配管接続された複数のノズルと、前記定
量タンクに加圧制御弁を介して配管接続された圧
縮気体供給用の圧力源とからなる液体噴霧装置に
おいて、該圧力源と前記複数のノズルとをそれぞ
れ独立した圧力制御弁を介して配管接続すること
により圧縮空気をノズルに直接圧送するように形
成した構成を採用することとした。
(作用) 従つて、本考案の自動液体噴霧装置では、従来
における給液タンクが貯液タンクと定量タンクと
に分離され、この定量タンクに対して圧力源から
の圧縮気体を供給し、その圧力で定量タンク内の
液体を該定量タンクが空になるまでノズルから噴
霧することになる。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面に示して説明する。
尚、本実施例では、二種類の液体を噴霧するよう
に構成した自動液体噴霧装置を例にとつて説明す
る。
本実施例の自動液体噴霧装置Aは、2個の貯液
タンク1,2と1個の定量タンク3と、3個のノ
ズル4,5,6と、圧縮気体供給用の圧力源7
と、を有し、前記両貯液タンク1,2は、液量制
御弁(電磁弁)8,9を有する配管10,11を
介して定量タンク3の受液配管12に接続され、
かつ前記圧力源7は、主配管13から分岐した一
方の配管14を介して前記定量タンク3に接続さ
れるとともに、該配管14には加圧制御弁(三方
切換電磁弁)15が設けられ、かつ前記各ノズル
4,5,6はそれぞれ給液制御弁(電磁弁)1
6,17,18を有する枝配管19,20,21
を介して定量タンク3の吐出配管22に接続され
るとともに、それぞれ圧気制御弁(電磁弁)2
3,24,25を有する枝配管26,27,28
を介して前記圧力源7の主配管13から分岐した
他方の配管29に接続された構造となつている。
尚、30は制御器で、有接点リレー、タイマー、
ステツピングプログラマー、プログラマブルコン
トローラ、コンピユータ等の一部又はこれらの組
み合せによる制御回路が構成され、噴霧回数、噴
霧順序、噴霧時間、ノズルおよび貯液タンクの選
択等を制御するようにしている。又、31,32
は二次圧力調整装置で、該装置31,32により
定量タンク3に加える圧力を調整することでノズ
ルの高さ、ノズルまでの距離等に関係なく均質の
噴霧状態が得られるようにしている。
従つて、最初に貯液タンク1,2にそれぞれあ
る期間分の液体を供給しておく。この状態では前
記加圧制御弁15は一次側閉、二次側大気開放と
し、又、液量制御弁8,9、各給液制御弁16,
17,18、各圧気調整弁23,24,25はそ
れぞれ閉としておく。そして、2個の貯液タンク
1,2のうち選択した一方のタンク(例えば貯液
タンク1)の液量制御弁8を制御器30に設けた
スタートボタンを投入して開放すると、1回分の
噴霧に相当する量の液体が貯液タンク1から定量
タンク3内に供給される。尚、液量制御弁8は定
量タンク3に所定量の液体が供給される時間を見
計らつて制御器30に設けたタイマーにより閉と
なる。そして前記液量制御弁8が閉になつている
こと、圧力源7と加圧制御弁15の間および圧力
源7と各圧気制御弁23,24,25との間が所
定圧に加圧される時間をそれぞれタイマーによつ
て確認したのち、加圧制御弁15の一次側および
二次側の流れが開放すると同時に、各ノズル4,
5,6のうち選択したノズル(例えばノズル4)
の給液制御弁16および圧気制御弁23が開放す
る。従つて、定量タンク3内は圧力源7からの圧
縮気体によつて加圧され、定量タンク3内の液体
は給液制御弁16を経由してノズル4に圧送さ
れ、同時に圧力源7からの圧縮気体は圧気制御弁
23を経由してノズル4に圧送されることから、
貯液タンク1から定量タンク3内に取り出された
所定量の液体をノズル4から噴霧することができ
る。この場合、ノズル4からの噴霧状態は、二次
圧力調整装置31,32を調整することによつて
調節できるし、又、定量タンク3内および配管2
2,19内の液体が全てノズル4から噴霧された
後においても引き続き圧縮気体による吹き出しを
続けることによつて配管22,19内での液溜り
やノズルからの液垂れを防止することができる。
尚、噴霧の完了は、定量タンク3に取付けた空検
知用のレベルスイツチを利用している。そして、
前述のようにして噴霧作業の完了が確認される
と、加圧制御弁15を二次側大気開放に切換える
とともに、圧気制御弁23および給液制御弁16
を閉にして貯液タンク1からの第1回目の噴霧作
業が終了することになる。尚、他方の貯液タンク
2内の液体を噴霧する場合も、前述したと同様の
動作で行なわれることになるし、第1回目の噴霧
でどの液体とどのノズルを使用するか、また第2
回目以降ではどのようにするか等は使用目的、使
用場所等に応じて制御器30のコンピユータをプ
ログラムし、かつそれに対応して外部操作スイツ
チを操作することになる。
以上、本考案の一実施例について図面により説
明したが、本考案の具体的な構成は前記した実施
例に限定されるものではない。
例えば、噴霧の完了を検出する手段は、ノズル
の液体入口部に空検知用の計器を取付けるように
してもよいし、その他のセンサーを利用したり、
又、簡易的には、噴霧に要する時間をタイマーで
設定しておき、噴霧の開始時から時間の経過によ
り作業完了を知るようにしてもよい。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、貯液タン
クと定量タンクとを備え、該定量タンクを圧力源
からの圧縮気体で加圧する構成としたので、貯液
タンクには圧力源の圧力が作用することはなく、
定量タンクについてのみ耐圧性を考慮すればよ
い。又、定量タンクを設け、この定量タンク内の
液体が1回分の噴霧量となるため、噴霧面積等に
応じた適正量の液体を正確に噴霧することができ
るし、貯液タンクを複数台設置しているので、従
来よりコンパクトな構造で、しかも同一ノズルか
らでも異種の液体を噴霧することができるし、1
回分の噴霧が完了すれば定量タンクが空になるた
め、その後引き続いて圧縮気体をノズルから吹き
出し続けることが可能になり、配管内での液溜り
やノズルからの液垂れ、ノズルの詰り等を防止す
ることができるなど、従来、自動化促進の障害と
なつていた不都合面を解決して、全自動化に大き
く進むことができる。
また、本願考案ではノズル部の噴口で加圧液体
と圧縮空気を混合して噴霧するように形成してい
るから、噴霧粒子は数μ〜数+μのドライフオツ
グと呼ばれる状態になり数十分間空間を漂い、こ
れにより液体に使用した殺菌剤等の効果を増長さ
せることができる。
また、本願考案では定量タンクと複数のノズル
とをそれぞれ独立した給液制御弁を介して配管接
続しているから、1回の噴霧ごとに弁を切り替え
ることにより順次複数個のノズルに液体を供給す
ることが可能であり、これにより、複数の部屋・
場所での液体の噴霧が可能である。
また、本願考案では液循環ラインが無い為、数
種の異なつた液体の貯液タンクを簡単に設置で
き、用途にあつた液体を選択して噴霧することが
できる。
また、本願考案では、液体噴霧の終了後には、
圧縮空気により配管内及びノズル部に残存する液
体を除去することができるので、貯液タンクに数
種類の液体を入れておけば一台の装置で数種類の
液体噴霧を行なうことができる。
尚、実施例のように、直接点リレー、タイマ
ー、ステツピンクプログラマー、プログラマブル
コントローラ、コンピユータ等の一部又はこれら
の組み合せによる制御回路を構成すれば、噴霧回
数、噴霧順序、噴霧間隔、液体およびノズルの選
択等全自動化が達成できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の自動液体噴霧装置の系
統図、第2図は従来の噴霧装置を示す系統図であ
る。 A……自動液体噴霧装置、1,2……貯液タン
ク、3……定量タンク、4,5,6……ノズル、
7……圧力源、8,9……液量制御弁、15……
加圧制御弁、16,17,18……給液制御弁、
23,24,25……圧気制御弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数台の貯液タンク1,2と、該貯液タンク
    1,2とそれぞれ独立した液量制御弁8,9を介
    して配管接続された一台の定量タンク3と、該定
    量タンク3とそれぞれ独立した給液制御弁16,
    17,18を介して配管接続された複数のノズル
    4,5,6と、前記定量タンク3に加圧制御弁1
    5を介して配管接続された圧縮気体供給用の圧力
    源7とからなる液体噴霧装置において、該圧力源
    7と前記複数のノズル4,5,6とをそれぞれ独
    立した圧力制御弁23,24,25を介して配管
    接続することにより圧縮空気をノズル4,5,6
    に直接圧送するように形成したことを特徴とする
    自動液体噴霧装置。
JP1984173392U 1984-11-14 1984-11-14 Expired JPH0434922Y2 (ja)

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JPS6187557U JPS6187557U (ja) 1986-06-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6007293B2 (ja) * 2015-07-27 2016-10-12 東芝三菱電機産業システム株式会社 二流体噴霧装置
JP6007294B2 (ja) * 2015-08-03 2016-10-12 東芝三菱電機産業システム株式会社 二流体噴霧装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5468844A (en) * 1977-11-10 1979-06-02 Nippon Steel Corp Apparatus for coating viscous and wearing fluid
JPS5468848A (en) * 1977-11-10 1979-06-02 Nippon Steel Corp Coater for viscous and abrasive fluid

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