JP2832131B2 - タグの検知装置 - Google Patents

タグの検知装置

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JP2832131B2
JP2832131B2 JP9285393A JP9285393A JP2832131B2 JP 2832131 B2 JP2832131 B2 JP 2832131B2 JP 9285393 A JP9285393 A JP 9285393A JP 9285393 A JP9285393 A JP 9285393A JP 2832131 B2 JP2832131 B2 JP 2832131B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主に商品の盗難防止
に利用されるタグの検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、この種のタグは、商品に
取り付けられ、商品の無断持ち出しを防止するためのも
のであり、店の出口に設定された検知エリアに入ると警
報を発して、この旨を店員に知らせる。また、このタグ
は、商品に一旦取り付けられると、無断で取り外された
ときにも警報を発する。
【0003】一方、このタグは、警報を持続的に発する
ので、必要でないときには、この警報動作を解除しなけ
ればならない。例えば、タグを付け替えるときや、タグ
を取り外して商品を梱包するときなどには、警報が無駄
に発せられることになるので、この警報動作を解除する
必要がある。このため、タグには、警報動作の解除機構
が設けられている。
【0004】この解除機構は、極めて簡単であり、棒状
のキーをタグに設けられている孔に差し込むと、これに
より警報動作が解除されるというものであった。このキ
ーの形状は、極めて単純で、容易に複製しうる程度のも
のである。しかも、このキーは、多数のタグに対して共
通に使用される。このため、このキーが一旦複製される
と、商品が無断で持ち出される可能性がある。
【0005】そこで、キーの形状を複雑化したり、ある
いは種類を多くすることが考えられるが、このようにす
ると、警報動作の解除を速やかに行うことができなくな
るので、商品の取扱いが難しくなる。
【0006】さらに、一旦解除された警報動作を再設定
するときには、キーをタグの孔に再び差し込まなければ
ならないので、操作が煩雑であった。すなわち、タグを
取り外して商品を梱包するときにキーをタグの孔に差し
込み、この後に該タグを商品に再び取り付けるときにも
キーをタグの孔に差し込むという操作を行わなければな
らなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように上記従来の
タグにおいては、単純な形状のキーをタグの孔に差し込
むだけで、警報動作が解除されるというものであり、こ
のために防犯効果の点で必ずしも満足できるものではな
かった。また、キーの形状を複雑化したり、キーの種類
を多くすると、警報動作の解除を速やかに行うことがで
きなくなるので、そのようなキーの設定は、困難であっ
た。
【0008】そこで、この発明の課題は、盗難防止効果
を損なうことがなく、かつ必要なときには警報動作を速
やかに解除することができるタグの検知装置を得ること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
、予め定められた信号を出力する出力手段と、この信
号を入力して識別し、タグの警報動作を解除する解除手
とからなり、前記タグの移動を検知し、このタグから
の警報を発生する上述のタグの検知装置において、 請求
項1記載の発明は、上記信号が電気信号であって、上記
出力手段と解除手段とはそれぞれの端子の接触で前記信
号が伝達される構成としたものであり、請求項2記載の
発明は、上記信号は光信号であって、上記出力手段と解
除手段とはそれぞれの前記信号の伝達部分の嵌合で、そ
の伝達部分が対向して信号が伝達される構成としたもの
である。
【0010】このように、端子を接触させたり、伝達部
分の嵌合による対向状態で、信号の伝達を行えば、解除
信号を確実にタグに伝えることができ、また、その接
触、嵌合動作をしないと、信号伝達がされにくいことと
なり、それらの動作以外で、解 除がされにくくなる。さ
らに、仮に、解除信号が解読されても、前記接触・嵌合
の動作を行わねばならず、店員等の一定の者以外の者が
その動作を行えば、不審な動作となり、一目で、盗難な
どの不審行為を確認できる。
【0011】上記各発明において、上記タグが予め定め
られた検知エリアに入ると、これを検出して、前記タグ
から警報を発生する警報手段を更に備えることができ
(請求項3)、また上記のタグの移動の検知を、そのタ
グの移動で切り替わるリミットスイッチでなし、このリ
ミットスイッチの切替えに対応して、前記タグから警報
を発生するようにすることもでき(請求項4)、このと
き、そのリミットスイッチは、タグに接続されたワイヤ
ーであり、前記警報手段は、このワイヤーの切断に応答
して、前記タグから警報を発生するものとし得る(請求
項5)。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
して説明する。
【0013】図1乃至図3は、この発明に係わる検知装
置の第1の実施例を示す斜視図である。図1は、この実
施例におけるタグを示し、また図2は、この実施例にお
けるコード信号出力ユニットを示し、さらに図3は、こ
の実施例における電波送出ユニットを示す。
【0014】図1に示すタグ1は、一対のリード線2,
3を有し、一方のリード線2には、ピン4が接続され、
他方のリード線3には、ソケット5が接続されている。
これらのリード線2,3は、ピン4をソケット5に挿入
することにより相互に接続される。また、ピン4を商品
の一部(例えば衣料品のボタンを止める穴)を介してソ
ケット5に挿入することにより、タグ1を商品に取り付
けることができる。さらに、タグ1の壁面には、一対の
平端子6,7が設けられている。これらの平端子6,7
は、コード信号を入力するために用いられる。また、こ
のタグ1には、アンテナ(後述する図に示す)が内蔵
されており、このアンテナは、所定の周波数の電波が送
出されている検知エリアで該電波を受信する。
【0015】図2に示すコード信号出力ユニット11
は、一対の棒端子12,13が突設されている。これら
の棒端子12,13間には、予め定められたコード信号
が印加されており、これらの棒端子12,13をタグ1
の各平端子6,7にそれぞれ押し付けることにより、コ
ード信号が各平端子6,7間にも印加される。
【0016】図3に示す電波送出ユニット21は、電波
送出パネル22と、ダミーパネル23とからなる。電波
送出パネル22は、所定の周波数の電波を送出するもの
であり、ダミーパネル23は、装飾的な目的で使用され
る。これらの電波送出パネル22およびダミーパネル2
3は、例えば店の出入口を挟むようにして配置される。
この場合、電波送出パネル22から送出された電波は、
店の出入口を通過するので、この出入口がタグ1の検知
エリアとなる。したがって、タグ1は、この出入口で所
定の周波数の電波を先に述べたアンテナにより受信する
こととなる。なお、ダミーパネル23を配置せずとも、
電波送出パネル22のみを配置すれば、検知エリアを設
定することができる。
【0017】図4には、コード信号出力ユニット11の
構成が示されており、このコード信号出力ユニット11
は、先に述べた各棒端子12,13と、予め定められた
コード信号を発生して各棒端子12,13間に印加する
コード信号発生器41とを備えている。
【0018】図5には、タグ1の構成が示されており、
このタグ1は、先に述べた各平端子6,7と、先に述べ
たアンテナ51と、リミットスイッチ52と、警報音発
生器53と、入出力部54と、中央処理装置(以下CP
Uと称する)55とを備えている。
【0019】リミットスイッチ52は、図1に示す各リ
ード線2,3に該当し、ピン4をソケット5に挿入した
ときに「ON」となり、ピン4をソケット5から外した
ときに「OFF」となる。
【0020】CPU55は、各平端子6,7、アンテナ
51、およびリミットスイッチ52からの信号を入出力
部54を介して入力したり、警報音発生器53への信号
を入出力部54を介して出力し、これによりタグ1を統
括的に制御する。
【0021】このような構成において、タグ1で行われ
る処理を図6に示すフローチャートに従って述べる。
【0022】まず、タグ1のピン4を商品の一部を介し
てソケット5に挿入して、各リード線2,3を相互に接
続し、リミットスイッチ52を「ON」にする。これに
応答して、CPU55は、例えば「ピー」という警報音
を一回だけ警報音発生器53から発音させる(ステップ
101)。この「ピー」という警報音を一回だけ発音さ
せることにより、タグ1がセットされたことを利用者に
確認させる。
【0023】この後、CPU55は、リミットスイッチ
52が「OFF」になったか否か(ステップ102)、
電波を受信したか否か(ステップ103)、コード信号
を入力したか否か(ステップ104)を順次判定し、リ
ミットスイッチ52が「OFF」にならず(ステップ1
02,NO)、電波を受信せず(ステップ103,N
O)、コード信号を入力しなければ(ステップ104,
NO)、これらの判定を繰り返す。
【0024】ここで、例えばピン4をソケット5から外
して、タグ1を商品から無断で取り外したとすると、C
PU55は、リミットスイッチ52が「OFF」になっ
と判定して(ステップ102,YES)、内示してい
るフラッグを「ON」に設定し、「ピー」という警報音
を警報音発生器53から連続的に発音させる(ステップ
105)。このフラッグが「ON」に設定されている限
り、警報音発生器53からは警報音が持続的に発音され
る。
【0025】この状態で、コード信号出力ユニット11
の各棒端子12,13をタグ1の各平端子6,7にそれ
ぞれ押し付けると、CPU55は、コード信号出力ユニ
ット11からのコード信号を入力し(ステップ104,
YES)、内示しているフラッグを「OFF」に設定し
て、警報音発生器53による警報音の発音を停止させる
(ステップ106)。
【0026】この後、CPU55は、リミットスイッチ
52が「OFF」であることを確認してから(ステップ
107,YES)、前記ステップ101に戻る。
【0027】したがって、タグ1を商品から無断で取り
外した場合は、警報音が連続的に発音され、コード信号
出力ユニット11からタグ1へとコード信号を入力しな
ければ、警報音の発音を停止することができない。
【0028】次に、リミットスイッチ52が「OFF」
にならず(ステップ102,NO)、電波を受信せず
(ステップ103,NO)、コード信号を入力せず(ス
テップ104,NO)、これらのステップを繰り返して
いる際に、例えばタグ1を取り付けたままの商品を無断
で持ち出そうとして、タグ1が出入口の検知エリアに入
ると、CPU55は、アンテナ51からの受信入力に応
答して、電波を受信したと判定し(ステップ103,Y
ES)、内示しているフラッグを「ON」に設定し、警
報音を警報音発生器53から連続的に発音させる(ステ
ップ105)。
【0029】この状態で、CPU55は、コード信号出
力ユニット11からのコード信号を入力すると(ステッ
プ104,YES)、内示しているフラッグを「OF
F」に設定して、警報音発生器53による警報音の発音
を停止させる(ステップ106)。そして、CPU55
は、リミットスイッチ52が「OFF」になるまで待機
し(ステップ107,YES)、「OFF」になると前
記ステップ101に戻る。
【0030】したがって、タグ1を取り付けたまま商品
を検知エリアを通じて無断で持ち出そうとした場合も、
警報音が連続的に発音され、コード信号出力ユニット1
1からタグ1へとコード信号を入力しない限り、警報音
は発音され続ける。
【0031】次に、リミットスイッチ52が「OFF」
にならず(ステップ102,NO)、電波を受信せず
(ステップ103,NO)、コード信号を入力せず(ス
テップ104,NO)、これらのステップを繰り返して
いる際に、例えばタグ1を取り付けたままの商品を店員
に渡すと、店員は、コード信号出力ユニット11の各棒
端子12,13をタグ1の各平端子6,7にそれぞれ押
し付けることにより、警報動作を解除させる。すなわ
ち、CPU55は、コード信号出力ユニット11からの
コード信号を入力し(ステップ104,YES)、フラ
ッグが「OFF」であることを確認する(ステップ10
6)。
【0032】なお、この場合は、フラッグを「ON」に
設定することが無かったので、このフラッグは、最初か
ら「OFF」のままで、一度も変更されない。
【0033】この後、店員がピン4をソケット5から外
して、タグ1を商品から取り外しても、警報音が発音さ
れることは無く、CPU55は、リミットスイッチ52
が「OFF」になったことを確認して(ステップ10
7,YES)、前記ステップ101に戻る。
【0034】したがって、商品に取り付けられたタグ1
に対してコード信号出力ユニット11からコード信号を
入力した場合は、タグ1を商品から取り外しても、警報
音は発音されることがない。
【0035】このようにコード信号出力ユニット11の
各棒端子12,13をタグ1の各平端子6,7にそれぞ
れ押し付けて、コード信号をタグ1に入力するだけで、
タグ1の警報動作を解除することができ、また警報動作
を解除した後には、リミットスイッチ52を一旦「OF
F」にしてから「ON」にするだけで、警報動作を再度
設定することができるので、操作手順に煩雑さが無いと
言える。
【0036】さらに、コード信号出力ユニット11から
出力されるコード信号を調べて、このコード信号出力ユ
ニット11の複製を作成することは容易でなく、このた
め盗難防止効果を大いに期待することができる。
【0037】なお、上記実施例では、コード信号を予め
定められたものとして扱っているが、コード信号の設定
機能をタグ1およびコード信号出力ユニット11にそれ
ぞれ備付け、これらの設定機能によって所望のコード信
号を設定できるようにしても構わない。この場合は、各
店毎に、それぞれのコード信号を設定することができる
ので、防犯効果を更に期待することができる。また、警
報は、音に限らず、光を利用して発しても良く、音と光
を組み合わせた可視可聴による警報でも構わない。
【0038】次に、この発明に係わる検知装置の第2の
実施例を述べる。
【0039】図7には、この第2の実施例におけるタグ
が示されている。この実施例のタグ61は、ほぼ四角柱
であり、その底面には、粘着テープ62が接着され、こ
の粘着テープ62の粘着面に離型紙62aが貼られてい
る。このタグ61の底面の中央からは、リミットスイッ
チ63が粘着テープ62の孔62bを介して突出してい
る。また、タグ61の側壁には、一対の平端子64,6
5が設けられ、この側壁からは、ワイヤー66が導出さ
れている。
【0040】このタグ61を利用する場合は、例えば図
8に示すようにタグ61のワイヤー66を商品棚67の
枠68に回し、タグ61をワイヤー66の輪66aに通
すことにより、ワイヤー66を枠68に絡める。そし
て、タグ61底面の粘着テープ62の離型紙62aを剥
がして、タグ61を商品棚67上に配置されている商品
69に押し付けて、タグ61を商品69に固定する。こ
のとき、タグ61のリミットスイッチ63は、突き上げ
られることとなる。また、この状態で、商品69を移動
させるには、タグ61を商品69から取り外すか、ある
いはワイヤー66を切断するしかない。
【0041】図9には、タグ61の構成が示されてい
る。このタグ61は、先に述べた各平端子64,65
と、先に述べたリミットスイッチ63と、ワイヤースイ
ッチ70と、警報音発生器71と、入出力部72と、中
央処理装置(CPU)73とを備えている。リミットス
イッチ63は、タグ61の商品への取り付けのときに突
き上げられて「ON」となり、タグ61の取り外しのと
きに「OFF」となる。ワイヤースイッチ70は、通常
「ON」を保持しており、先に述べたワイヤー66が切
断されたときに「OFF」となる。
【0042】一方、コード信号出力ユニット74は、タ
グ61とは別体であり、図4に示したものと同様に一対
の棒端子75,76と、コード信号発生器77とを備え
ている。
【0043】このようなタグ61で行われる処理を図1
0に示すフローチャートに従って述べる。
【0044】まず、タグ61を図8に示すように商品6
9に取り付け、リミットスイッチ63を「ON」にする
と、CPU73は、「ピー」という警報音を一回だけ警
報音発生器71から発音させ、これによりタグ61がセ
ットされたことを利用者に知らせる(ステップ20
1)。
【0045】この後、CPU73は、リミットスイッチ
63が「OFF」になったか否か(ステップ202)、
ワイヤースイッチ70が「OFF」になったか否か(ス
テップ203)、コード信号を入力したか否か(ステッ
プ204)を順次判定し、いずれのステップでも否と判
定されてれば、これらの判定を繰り返す。
【0046】ここで、例えばタグ61が商品69から無
断で取り外されたとすると、CPU73は、リミットス
イッチ63が「OFF」になったと判定して(ステップ
202,YES)、内示しているフラッグを「ON」に
設定する。これと同様に、ワイヤー66が切断されたと
きにも、CPU73は、ワイヤースイッチ70が「OF
F」になったと判定し(ステップ203,YES)、フ
ラッグを「ON」に設定する。そして、このフラッグを
「ON」に設定したときには、CPU73は、「ピー」
という警報音を警報音発生器71から連続的に発音させ
る(ステップ205)。
【0047】この状態で、コード信号出力ユニット74
の各棒端子75,76をタグ61の各平端子64,65
にそれぞれ押し付けると、CPU73は、コード信号発
生器77からのコード信号を入力し(ステップ204,
YES)、フラッグを「OFF」に設定して、警報音発
生器71による警報音の発音を停止させる(ステップ2
06)。そして、CPU73は、リミットスイッチ63
が「OFF」であることを確認してから(ステップ20
7,YES)、前記ステップ201に戻る。
【0048】したがって、タグ61が商品68から無断
で取り外されたり、ワイヤー66が切断されたときに
は、警報音の発音が開始され、コード信号出力ユニット
74からタグ61へとコード信号が入力されるまで、警
報音の発音が継続される。
【0049】次に、各ステップ202,203,204
を繰り返しているときに、警報動作を解除するには、コ
ード信号出力ユニット74の各棒端子75,76をタグ
61の各平端子64,65にそれぞれ押し付ける。この
場合、CPU73は、コード信号発生器77からのコー
ド信号を入力して(ステップ204,YES)、フラッ
グが「OFF」であることを確認し(ステップ20
6)、この後にステップ207でリミットスイッチ63
が一旦「OFF」にされるまで待機する。
【0050】すなわち、コード信号出力ユニット74か
らタグ61へとコード信号を入力すれば、警報音が発音
されることがなく、タグ61を商品68から取り外すこ
とができる。また、この後に、タグ61を商品に取り付
けるだけで、警報動作を再設定することができる。
【0051】ところで、上記各実施例では、コード信号
出力ユニットからタグへと入力されるコード信号が電気
信号であるが、光信号を用いても構わない。
【0052】図11は、光信号を入力する受光素子を内
蔵したタグ81を示しており、孔82の奥に受光素子
(図示せず)が設けられている。なお、このタグ81の
底壁には、図7に示すタグと同様のリミットスイッチが
設けられている。
【0053】図12は、図11に示したタグ81に対し
て光信号を照射するためのコード信号出力ユニット83
を示しており、光信号を照射する発光素子84が設けら
れている。このコード信号出力ユニット83の発光素子
84をタグ81の孔82に押し当てて嵌合することによ
り、発光素子84が受光素子に対向してコード信号出力
ユニット83からタグ81へと光信号が入力され、これ
により警報動作が解除される。
【0054】図13は、光信号を照射するコード信号出
力ユニットの他の例を示しており、ここに示すコード信
号出力ユニット85は、据え付け型で、例えば店のレジ
に配置される。このコード信号出力ユニット85では、
図11に示すタグ81を置くための凹部86が設けられ
ており、この凹部86の左側内壁に光信号を照射する発
光素子87が設けられている。タグ81を凹部86に置
くと(嵌めると)、タグ81の受光素子とコード信号出
力ユニット85の発光素子87が対向し、コード信号出
力ユニット85からタグ81へと光信号が入力され、こ
れにより警報動作が解除される
【0055】
【効果】以上説明したように、この発明によれば、信号
伝達端子の接触又は信号伝達部の嵌合状態において、解
除信号の伝達を行うようにしているので、その伝達が確
実であるうえに、その端子接触などの動作は特異なもの
となるため、不審な者がその動作を行えば、容易にその
動作を確認できる。また、今日の似かよった信号 が交錯
する環境下では、端子接触、嵌合状態における伝達は、
そのような信号が入力しにくく、このため、伝達も確実
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる検知装置の第1の実施例にお
けるタグを示す斜視図
【図2】この実施例におけるコード信号出力ユニットを
示す斜視図
【図3】この実施例における電波送出ユニットを示す斜
視図
【図4】図2に示したコード信号出力ユニットの構成を
示すブロック図
【図5】図1に示したタグの構成を示すブロック図
【図6】図1に示したタグによって行われる処理を示す
フローチャート
【図7】この発明に係わる検知装置の第2の実施例にお
けるタグを示す斜視図
【図8】図8に示したタグの利用状態を示す斜視図
【図9】図8に示したタグの構成を示すブロック図
【図10】図8に示したタグによって行われる処理を示
すフローチャート
【図11】この発明に係わる検知装置におけるタグの別
の例を示す斜視図
【図12】この発明に係わる検知装置におけるコード信
号出力ユニットの別の例を示す斜視図
【図13】この発明に係わる検知装置におけるコード信
号出力ユニットの他の例を示す斜視図
【符号の説明】
1,61 タグ 2,3 リード線 4 ピン 5 ソケット 6,7,64,65 平端子 11,74 コード信号出力ユニット 12,13,75,76 棒端子 21 電波送出ユニット 41,77 コード信号発生器 51 アンテナ 52,63 リミットスイッチ 53,71 警報音発生器 54,72 入出力部 55,73 中央処理装置 66 ワイヤー 70 ワイヤースイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−14399(JP,A) 特開 平2−504561(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G08B 13/00 - 13/24

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タグの移動を検知し、このタグから警報
    を発生するタグの検知装置において、 予め定められた信号を出力する出力手段と、この出力手
    段からの信号を入力して識別し、記タグの警報動作を
    解除する解除手段とからなり 上記信号は電気信号であって、上記出力手段と解除手段
    とはそれぞれの端子の接触で前記信号が伝達されること
    を特徴とする タグの検知装置。
  2. 【請求項2】 タグの移動を検知し、このタグから警報
    を発生するタグの検知装置において、 予め定められた信号を出力する出力手段と、この出力手
    段からの信号を入力して識別し、記タグの警報動作を
    解除する解除手段とからなり 上記信号は光信号であって、上記出力手段と解除手段と
    はそれぞれの前記信号の伝達部分の嵌合で、その伝達部
    分が対向して信号が伝達されることを特徴とする タグの
    検知装置。
  3. 【請求項3】 上記タグが予め定められた検知エリアに
    入ると、これを検出して、前記タグから警報を発生する
    警報手段を更に備えたことを特徴とする請求項1又は2
    記載のタグの検知装置。
  4. 【請求項4】 上記タグ移動の検知を、そのタグの移
    動で切り替わるリミットスイッチでなし、このリミット
    スイッチの切替えに応答して、前記タグから警報を発生
    するようにしたことを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れか一つに記載のタグの検知装置。
  5. 【請求項5】 記リミットスイッチは、タグに接続さ
    れたワイヤーであり、前記警報手段は、このワイヤーの
    切断に応答して、前記タグから警報を発生することを特
    徴とする請求項に記載のタグの検知装置。
JP9285393A 1992-04-24 1993-04-20 タグの検知装置 Expired - Lifetime JP2832131B2 (ja)

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