JP2831620B2 - 液晶オルガノシロキサン、その製法、それらの混合物、それらの化合物又はその混合物を有する光学素子、偏光カラーフィルター及び装飾材料並びに新規のジアンヒドロヘキシット−誘導体及びオルガノシラン - Google Patents

液晶オルガノシロキサン、その製法、それらの混合物、それらの化合物又はその混合物を有する光学素子、偏光カラーフィルター及び装飾材料並びに新規のジアンヒドロヘキシット−誘導体及びオルガノシラン

Info

Publication number
JP2831620B2
JP2831620B2 JP26984596A JP26984596A JP2831620B2 JP 2831620 B2 JP2831620 B2 JP 2831620B2 JP 26984596 A JP26984596 A JP 26984596A JP 26984596 A JP26984596 A JP 26984596A JP 2831620 B2 JP2831620 B2 JP 2831620B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
liquid crystal
general formula
value
organosiloxane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP26984596A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09136891A (ja
Inventor
シールリンガー クリスティアン
ヴィンクラー ライナー
シュトヴィシェク クラウス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Consortium fuer Elektrochemische Industrie GmbH
Original Assignee
Consortium fuer Elektrochemische Industrie GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Consortium fuer Elektrochemische Industrie GmbH filed Critical Consortium fuer Elektrochemische Industrie GmbH
Publication of JPH09136891A publication Critical patent/JPH09136891A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2831620B2 publication Critical patent/JP2831620B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/38Polysiloxanes modified by chemical after-treatment
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K19/00Liquid crystal materials
    • C09K19/04Liquid crystal materials characterised by the chemical structure of the liquid crystal components, e.g. by a specific unit
    • C09K19/40Liquid crystal materials characterised by the chemical structure of the liquid crystal components, e.g. by a specific unit containing elements other than carbon, hydrogen, halogen, oxygen, nitrogen or sulfur, e.g. silicon, metals
    • C09K19/406Liquid crystal materials characterised by the chemical structure of the liquid crystal components, e.g. by a specific unit containing elements other than carbon, hydrogen, halogen, oxygen, nitrogen or sulfur, e.g. silicon, metals containing silicon
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K19/00Liquid crystal materials
    • C09K19/04Liquid crystal materials characterised by the chemical structure of the liquid crystal components, e.g. by a specific unit
    • C09K19/40Liquid crystal materials characterised by the chemical structure of the liquid crystal components, e.g. by a specific unit containing elements other than carbon, hydrogen, halogen, oxygen, nitrogen or sulfur, e.g. silicon, metals
    • C09K19/406Liquid crystal materials characterised by the chemical structure of the liquid crystal components, e.g. by a specific unit containing elements other than carbon, hydrogen, halogen, oxygen, nitrogen or sulfur, e.g. silicon, metals containing silicon
    • C09K19/408Polysiloxanes

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Liquid Crystal Substances (AREA)
  • Silicon Polymers (AREA)
  • Polarising Elements (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Optical Filters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジアンヒドロヘキ
シット−誘導体を、キラル基として有する液晶オルガノ
シロキサン、その製法、その使用、ジアンヒドロヘキシ
ット−誘導体、液晶ジアンヒドロヘキシット−誘導体を
含有するオルガノシロキサンに縮合可能なオルガノシラ
ン及びジアンヒドロヘキシット−誘導体を含有するオル
ガノシロキサンとその他の液晶材料との混合物並びにそ
の混合物の使用に関する。
【0002】らせん構造を有する液晶材料は、一般に、
スメクチック、ネマチック又はコレステリック相を有す
る。液晶混合物は、キラル構造の導入のために1種又は
数種の光学活性成分を有することが多い。例えば、コレ
ステリック液晶は、ネマチックベース材料及び1種又は
数種の光学活性ドーピング物質からなりうる。その際、
これらは、ネマチック物質(Nematen)中に、右巻き又は
左巻きを生じさせる。波長が、らせんピッチとほぼ同じ
(λ=n・p)である波長領域で、コレステリック液晶
は、光を反射する。反射光は、完全に円偏光される。反
射光のねじれ方向は、コレステリックらせん構造のねじ
れ方向に依存している。それぞれ反対の円偏光が、弱め
られずに伝搬される。特定の目的のためにより良い又は
より劣っている多数の光学活性ドーピング物質が、文献
中に記載されている。
【0003】液晶材料の光学的使用のいくつかのため
に、例えばノッチフィルターでの使用のためには、左円
偏光及び右円偏光が反射され得るように、右らせんのコ
レステリック相及び左らせんのコレステリック相の両方
を手に入れる必要がある。その際、左らせんフィルター
に関しては、安定な中間相を生じさせるために、キラリ
ティーの他に充分なメソゲン特性を有するコレステリン
化合物に依ることが多い。このために、例えば、H.Fink
elmann, H.Ringsdorf et al.(Makromol. Chem. 179, 82
9-832(1978))から公知のコレステリン誘導体又は米国特
許(US−A)第4996330号明細書及びヨーロッ
パ特許(EP−A)第626386号明細書から公知の
酒石酸イミド誘導体が好適である。従来、右らせんフィ
ルターの製造の場合には、一般に、非ステロイド系に依
った。これらの系は概して、充分な中間相安定性を有さ
ないか、又は長期安定性が低すぎる。好適な右らせんス
テロイド−系は、ドイツ特許(DE−A)第42348
45号明細書中に記載されている。そこに記載のコレス
ト−8(14)−エン−3β−オール(ドリステロール
(Doristerol))もしくはその誘導体は、複雑化された合
成及び高い製造費用の欠点を有する。
【0004】低分子量の系は、限られた使用、例えば、
光学素子、装飾分野での使用又は光学フィルターでのみ
好適である。その相安定性が低すぎるか、粘度が低すぎ
るか、又は殊に、温度安定性が、どの方法でも保証され
ていないことが多い。
【0005】ポリマーもしくは架橋されたコレステリッ
ク液晶では、更に進んだ使用も可能である。これらか
ら、新種の効果を有するLC−顔料又は反射偏光フィル
ター及びその他多くを製造することができる。
【0006】ドイツ特許(DE−A)第4342280
号明細書もしくはドイツ特許(DE−A)第44081
71号明細書中に、架橋可能なモノマーのヘキシット誘
導体もしくはモノマーのヘキシット誘導体とその他の液
晶化合物との混合物が記載されている。このモノマーヘ
キシット誘導体は、モノマードーピング物質として、コ
レステリックネットワークの製造のために使用すること
ができる。ここに記載のヘキシット含有系は、経費のか
かる合成によってのみ入手することができる。ドイツ特
許(DE−A)第4342280号明細書中に記載のモ
ノマーヘキシット−誘導体は、ビニル基又はエポキシド
基を介して重合させることができる。ドイツ特許(DE
−A)第4408171号明細書中に記載のモノマーヘ
キシット−誘導体の混合物は、ラジカル又はイオン重合
法により架橋させることができる。
【0007】メソゲン側基を有するオルガノシロキサン
基質からなる液晶は、シロキサンを含有しないLC系に
比べて、オルガノシロキサン脊柱(Organosiloxanrueckg
rat)の選択により、分子量を簡単に、かつほぼ任意に変
動させることができることにより優れている。これによ
り、液晶特性、例えば相特性、ガラス転移温度及び透明
点又は例えば、粘度も、広い範囲で要求に合わせること
ができる。
【0008】例えば、米国特許(US−A)第5211
877号明細書、ドイツ特許(DE−A)第42348
45号明細書及びヨーロッパ特許(EP−A)第626
386号明細書中に、メソゲン側基を有する環状シロキ
サンが記載されており、その際、その側基の一部は、メ
タクリル酸でエステル化されている。従って、このシロ
キサンも架橋可能である。このポリマー中に添加される
ドーピング物質は、殊に、コレステリンのヒドロシリル
化されたω−オレフィン誘導体、ドリステロール、もし
くは酒石酸イミドである。これらは、比較的僅かなねじ
り力("helicaltwisting power"=HTP)を有するの
みであり、従って、例えば、色彩効果を、可視領域で生
じさせるためには、これらを多量(>約10〜20%)
に添加しなければならない。多量のドーピング物質によ
り、非常に高い架橋基密度を選択することができない。
更に、キラルドーピング物質は比較的高価であるか、又
は多工程の合成によってしか入手することができない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、従来
使用されているキラルドーピング物質に代わって、より
高いHTPを有する適当なキラル物質を有し、室温から
約100℃の温度範囲で、安定な、又は架橋により固定
可能なコレステリック相を有し、右偏光もしくは左偏光
の選択的反射を可能にし、かつその反射波長が、充分に
温度非依存性である右らせん及び左らせんの液晶オルガ
ノシロキサンを提供することであった。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、本発明
で、ジアンヒドロヘキシット−誘導体をキラル基として
有する液晶オルガノシロキサンにより解決される。
【0011】この液晶オルガノシロキサンは、従来記載
のステロイド含有及び酒石酸イミド含有液晶オルガノシ
ロキサンに比べて、ジアンヒドロヘキシット基1つ当た
り、明らかにより高いHTPを、従って、より良好な光
学ねじり力を有し、その結果、同じ光学作用を得るため
に、例えば、同じ反射波長を得るために、かなり少ない
量のキラルジアンヒドロヘキシット−誘導体を、キラル
成分として使用すればよい。
【0012】更に、この液晶オルガノシロキサンは、低
分子量のジアンヒドロヘキシット誘導体に比べて、明ら
かにより高いHTPを、従って、より良好な光学ねじり
力を、ジアンヒドロヘキシット基1つあたり有し、その
結果、同一の光学作用を得るために、より少ない量のジ
アンヒドロヘキシット基を使用すればよい。ヨーロッパ
特許(EP−A)第626386号明細書中に記載の酒
石酸イミド基を有する環状オルガノシロキサンは、相応
する低分子量の酒石酸イミド誘導体に比べて、より高い
HTPを有さない。
【0013】ジアンヒドロヘキシットは、糖アルコール
のジアンヒドロ−誘導体として2つのヒドロキシル基を
付与されており、従って、2結合性である。従って、こ
れらは、有機化学の方法で、容易に、ほぼ任意の方法
で、誘導体化することができる。
【0014】その他のオルガノシロキサンでヒドロシリ
ル化された化合物に依存して、室温での配向により、ガ
ラス転移温度上での配向及び引き続くガラス状態への引
き続く急冷により、又は室温もしくは高めた温度での重
合による配向の固定により、安定なコレステリック相を
得ることができる。ジアンヒドロヘキシット−誘導体を
含有する液晶オルガノシロキサンで、右らせん及び左ら
せんの両方を誘導することができる。左らせん及び右ら
せん液晶オルガノシロキサンは、左もしくは右偏光の選
択的反射を示す。
【0015】液晶オルガノシロキサンが、キラル成分と
してのキラルジアンヒドロヘキシット−誘導体と並ん
で、なお他の、後続のラジカル架橋又はイオン架橋を可
能にするメソゲン基を有するのが有利である。
【0016】液晶オルガノシロキサン中のキラルジアン
ヒドロヘキシット含有基の含有率及びジアンヒドロヘキ
シット含有基とその他のメソゲン基との比を変化させる
ことにより、選択反射の反射波長を調節することができ
る。可視領域の反射を得るために、その高いHTP−値
に基づき、全てのオルガノシロキサン中に存在するメソ
ゲン基に対して、ジアンヒドロヘキシット含有基2〜1
0モル%の割合のみが必要であるのに対して、相応する
コレステリン含有オルガノシロキサンでは、コレステリ
ル基40〜50モル%を、かつ相応する酒石酸イミド含
有オルガノシロキサンでは、酒石酸イミド基10〜20
モル%が必要である。
【0017】ジアンヒドロヘキシット−誘導体は、存在
するジアンヒドロヘキシット−群、即ち式:
【0018】
【化3】
【0019】[式中、記号R及びSは、それぞれ炭素原
子でのカーンインゴールドプレローグによるR/S−表
示に相応する絶対配置を定義している]を有するジアン
ヒドロソルビット、ジアンヒドロマンニットもしくはジ
アンヒドロイジットのいずれか1つを有する。
【0020】液晶オルガノシロキサンは、1分子当た
り、一般式(1): M1−Hexit−M2 (1) [式中、Hexitは、前記のジアンヒドロヘキシット
−基を表し、M1は、一般式(2): R1−(A1)−Z1 −(A2)−X1− (2) の基を表し、かつM2は、一般式(2)の基又は一般式
(3): R2−R3−(A3)−Z2 −(A4−X2− (3) の基を表し、ここで、前記の一般式(2)及び(3)中
で、R1及びR3は、それぞれ、式:Cの基を表
し、その際、1つ又はそれ以上の隣り合わないメチレン
単位が、酸素原子又はジメチルシリル基により代えられ
ていてよく、R2は、重合可能なエチレン系不飽和基又
はアルコキシシロキシ基又はコレステリル基、ドリステ
ロール基(Doristerolrest)、ハロゲン原子、水素原子、
ヒドロキシル基、ニトリル基及びそのアルキル基がそれ
ぞれ1〜8個の炭素原子を有するトリアルキルシロキシ
基を表し、A1、A2、A3及びA4は、同じか、又は異な
る2結合性基、即ち、1,4−フェニレン基、1,4−
シクロヘキシレン基、1〜10個の炭素原子を有する置
換されたアリーレン、1〜10個の炭素原子を有する置
換されたシクロアルキレン及び1〜10個の炭素原子を
有するヘテロアリーレンを表し、X1及びX2は、群−O
CO−、−NHCO−、−CO−又は基R1からの同じ
か、又は異なる2結合性基を表し、Z1及びZ2は、群−
(CH2)−、−COO−、−CH=CH−、−N=N
−、−N=N(O)−、−OCO−、−CH2CO−、−
COCH2−、−CH2−O−、−O−CH2−、−CH2
−NH−、−NH−CH2−、−CONH−、−NHC
O−、−N=CH−又は−CH=N−からの同じか、又
は異なる2結合性基を表し、a、b、c及びdはそれぞ
れ、0、1、2又は3の値の同じか、又は異なる整数を
表し、nは、0〜20の値の整数を表し、mは、2nの
値を有するか、又はnが、少なくとも2を表す場合に
は、(2n−2)の値を有することもでき、qは、1、
2又は3の値の整数を表し、r及びsはそれぞれ、0又
は1の値の整数を表す]のSi−C結合されたジアンヒ
ドロヘキシット−誘導体少なくとも1つを、キラル成分
として有するのが有利である。
【0021】液晶オルガノシロキサンは、一般式(4)
〜(6):
【0022】
【化4】
【0023】[式中、Bは、一般式(1)の基及び場合
により一般式(7): R4−(A5)−Z3 −(A6)−Z4 −(A7)−A8 (7) の基を表し、ここで、前記の式(4)〜(7)中、R
は、同じか、又は異なる、場合により置換されたC1
18−炭化水素基であり、e及びgは、それぞれ1〜1
00の値の整数であり、f、h、i及びjは、それぞ
れ、0〜100の値の整数であり、R4は、R1の意味を
有し、A5、A6、A7は、A1の意味を有し、Z3及びZ4
は、Z1の意味を有し、A8は、それぞれ1〜16個の炭
素原子を有し、飽和又はオレフィン系不飽和の場合によ
り置換されたアルキル基、アルコキシ基又はシクロアル
キル基、コレスタン基、コレステリル基、ドリステロー
ル基、ハロゲン原子、水素原子、ヒドロキシル基、ニト
リル基、(メタ)アクリルオキシ基、(メタ)アクリル
オキシエチレンオキシ基、(メタ)アクリルオキシジ
(エチレンオキシ)基、(メタ)アクリルオキシトリ
(エチレンオキシ)基、R−テトラヒドロフランカルボ
ン酸エステル又はS−テトラヒドロフランカルボン酸エ
ステル及びそのアルキル基もしくはアルコキシ基が、1
〜8個の炭素原子を有するトリアルキルシロキシ基又は
トリアルコキシシロキシ基を表し、x、y及びzがそれ
ぞれ、0、1、2及び3の値の同じか、又は異なる整数
を表し、かつt及びuは、rの意味を有するが、但し、
e+fの合計は、少なくとも2である]により構成され
ているのが有利である。
【0024】R1、R3及びR4の例は、単位:[O(C
2)]で中断されているか、又は代えられていてよ
い直線又は分枝鎖の飽和二価アルキル基であり、ここ
で、v及びwは、それぞれ1、2、3及び4の値の同じ
か、又は異なる整数であるのが有利である。例えば、単
位:[O(CH2)]は、ポリエチレングリコール/ポ
リプロピレングリコールブロックコポリマーであってよ
い。殊に、nは、3、4、5又は6の値で、mは、2n
の値であるのが有利である。
【0025】重合可能なエチレン系不飽和基R2は、例
えばメタクリルオキシ基、アクリルオキシ基、ビニルオ
キシ基、エチレンオキシ基又はスチリル基であってよ
い。アルコキシシロキシ基R2の例は、それらのアルキ
ル基及びアルコキシ基が、1〜8個の炭素原子を有する
トリアルコキシシロキシ基又はアルキルジアルコキシシ
ロキシ基である。好適なアルキル基及びアルコキシ基中
に存在するアルキル基の例は、後記の基Rで記載する。
アルキル基及びアルコキシ基は、1、2又は3個の炭素
原子を有するのが有利である。
【0026】置換されたアリーレン及び置換されたシク
ロアルキレンA1、A2、A3、A4、A5、A6及びA7
置換基としては、ハロゲン原子、C1〜C4−アルキル基
又はアルコキシ基、ニトロ基又はシアノ基が有利であ
る。
【0027】合計a+b及びc+dは、それぞれ1又は
2であるのが有利である。
【0028】Rの例は、アルキル基、例えばメチル基、
エチル基、n−プロピル基、イソ−プロピル基、n−ブ
チル基、イソ−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル
基、イソ−ペンチル基、ネオ−ペンチル基、t−ペンチ
ル基;ヘキシル基、例えばn−ヘキシル基;ヘプチル
基、例えばn−ヘプチル基;オクチル基、例えばn−オ
クチル基及びイソ−オクチル基、例えば2,2,4−ト
リメチルペンチル基;ノニル基、例えばn−ノニル基;
デシル基、例えばn−デシル基、ドデシル基、例えばn
−ドデシル基;オクタデシル基、例えばn−オクタデシ
ル基;アルケニル基、例えばビニル基、アリル基及び3
−ブテニル基;シクロアルキル基、例えばシクロペンチ
ル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基及びメチル
シクロヘキシル基;アリール基、例えばフェニル基、ナ
フチル基、アントリル基及びフェナントリル基;アルカ
リール基、例えばo−トリル基、m−トリル基、p−ト
リル基、キシリル基及びエチルフェニル基;及びアラル
キル基、例えばベンジル基、α−フェニルエチル基及び
β−フェニルエチル基である。置換された炭化水素の置
換基としては、ハロゲン原子、ニトロ基又はシアノ基が
有利である。
【0029】基Rとしては、C1〜C4−アルキル基及び
フェニル基、殊に、メチル基が有利である。
【0030】ハロゲン原子としては、フッ素、塩素、臭
素及びヨウ素、殊にフッ素、塩素及び臭素が、これに該
当する。
【0031】e及びgは、それぞれ、少なくとも1、殊
に少なくとも2の値の整数であるのが有利である。f、
h、i及びjは、それぞれ、0〜35の整数であるのが
有利である。合計e+fは、最低で4、かつ最高で15
であるのが有利である。合計g+hは、最低で2、かつ
最高で35であるのが有利である。合計i+jは、最高
で10であるのが有利である。
【0032】それぞれ1〜16個の炭素原子を有する適
当な飽和又はオレフィン系不飽和アルキル基、アルコキ
シ基又はシクロアルキル基A8の例は、前記の基Rの所
に記載されている。アルキル基及びアルコキシ基は、炭
素原子1〜8個を有するのが有利である。
【0033】置換基A8の例は、シアンアルキル基、例
えば2−シアンエチル基、ハロゲンアルキル基、殊に、
ペルフルオルアルキル基、例えばヘプタフルオルプロピ
ル基、ハロゲンアリール基、例えばo−クロルフェニル
基、m−クロルフェニル基及びp−クロルフェニル基及
びシアノアリール基、例えばシアノフェニル基である。
【0034】置換基としては、ハロゲン原子、ニトロ基
又はシアノ基が有利である。
【0035】合計x+y+zは、1、2又は3であるの
が有利である。
【0036】合計t+uは、1又は2であるのが有利で
ある。
【0037】一般式(1)の化合物としては、式中のM
1、即ち、一般式(2)が、一般式(8):
【0038】
【化5】
【0039】[式中、oは、数3又は4を表し、かつ
1、A2、X1、r及びbは、前記の意味を有する]を表
すジアンヒドロヘキシット−誘導体が有利である。
【0040】ヘキシットは、ジアンヒドロソルビット又
はジアンヒドロマンニットを意味するのが有利である。
【0041】一般式(7)の化合物としては、一般式
(9):
【0042】
【化6】
【0043】[式中、pは、数3又は4を表し、かつ
3、Z4、A6、A7、A8、t、u、y及びzは、前記
の意味を有する]のものが殊に有利である。
【0044】tは、値1を、かつy及びzは、それぞれ
値0又は1を有するのが有利である。yが、値1を有し
うる場合には、uは、値0又は1を有し、yが、値0を
有する場合には、uは、値0を有する。
【0045】ジアンヒドロヘキシット−誘導体含有液晶
オルガノシロキサンは、オルガノシロキサン及び/又は
オルガノシロキサンに縮合可能なオルガノシランと、一
般式(1)及び場合により一般式(7)のメソゲン基を
有するアルケン又はアルキンとを反応させることにより
製造することができ、その際、オルガノシロキサン及び
少なくとも1部のオルガノシランは、少なくとも1つの
直接ケイ素に結合している水素原子を有する。
【0046】有利な前記の一般式(4)〜(6)のジア
ンヒドロヘキシット誘導体含有液晶オルガノシロキサン
の有利な製法においては、一般式(10)〜(12):
【0047】
【化7】
【0048】のオルガノシロキサン及び/又は一般式
(13): HRSiY12 (13) のオルガノシランと、一般式(14): M3−Hexit−M2 (14) の化合物及び場合により一般式(15): R5−(A5)x−Z3 −(A6)−Z4 −(A7)−A8 (15) の化合物とを反応させ、かつ一般式(13)のオルガノ
シランを使用する場合には、一般式(16): BRSiY12 (16) の得られたオルガノシランを縮合させ、その際、前記の
式(10)〜(16)中で、M3は、一般式(17): R6−(A1−Z1 −(A2)−X1− (17) の基を表し、Y1は、縮合可能な基を表し、Y2は、縮合
可能な基又は基Rを表し、R5及びR6は、それぞれ式:
αβ(ここで、1つ又はそれ以上の隣接しないメチ
レン単位は、酸素原子又はジメチルシリル基で代えられ
ていてよく、かつαは、nの意味を有し、かつβは、2
α−1又は2α−3の値を有する)の基を表し、かつ
R、M2、A1、A2、A5、A6、A7、A8、Z1、Z3
4、B、X1、a、b、e、f、g、h、i、j、t、
u、r、x、y及びzは、前記の意味を有する。
【0049】Y2がRを表さない場合には、Y1及びY2
は、ハロゲン原子又はC1〜C4−アルコキシ基を、殊に
塩素原子又はメトキシ基又はエトキシ基を表すのが有利
である。
【0050】前記の一般式(15)及び(17)中で、
5及びR6は、末端位で不飽和である。αは、値3〜
7、殊に、値3及び4を有するのが有利である。
【0051】一般式(15)の特に有利な化合物は、一
般式(18):
【0052】
【化8】
【0053】[式中、Xは、数1又は2を表し、かつ
3、Z4、A6、A7、A8、t、u、y及びzは、前記
の意味を有する]のものである。
【0054】一般式(14)及び(15)の化合物は、
直接ケイ素に結合されている水素原子を、ヒドロシリル
化することができる。
【0055】前記の一般式(4)〜(6)中のe、f、
g、h、i及びjに関して記載された有利な値及び合計
は、一般式(10)〜(12)にも当てはまる。
【0056】直接ケイ素に結合されている水素原子を有
するオルガノシロキサン及び/又はオルガノシロキサン
に縮合可能なオルガノシランと、一般式(14)及び
(15)のアルケン又はアルキンとの反応を、自体公知
の方法、例えば、溶剤、例えば炭化水素、エーテル又は
エステル中で、触媒として白金群の金属又は化合物を用
いるヒドロシリル化により行う。ヒドロシリル化のため
の適当な方法は、例えば、ヨーロッパ特許(EP−A)
第358208号明細書中に記載されている。直接ケイ
素原子に結合されている水素原子1グラム原子当たり、
一般式(1)及び(7)の化合物0.1〜10モル、殊
に、0.2〜2モルを、ヒドロシリル化の際に使用する
のが有利である。
【0057】前記の方法で、例えば一般式(13)のオ
ルガノシランを使用する場合には、これらを、一般式
(1)のジアンヒドロヘキシット誘導体含有オルガノシ
ラン又はオルガノシロキサンと一緒に、自体公知の方法
で縮合させて、液晶オルガノシロキサンにする。これ
は、殊に酸、例えば塩酸水溶液と反応させることにより
行うことができる。このような方法は、W.Noll:Chemist
ry and Technology of Silicones, Academic Press, Or
lando Fla., 1968, P191-239に記載されている。記載の
反応により、種々異なる分子の混合物が得られる。
【0058】本発明は、液晶ジアンヒドロヘキシット−
誘導体含有オルガノシロキサンの製造の際の中間体であ
る一般式(14)のジアンヒドロヘキシット−誘導体に
も関する。ジアンヒドロヘキシット−誘導体の合成は、
例えば次の方法で行うことができる:ジアンヒドロヘキ
シットを、既に有機化学で公知の方法でオレフィン系又
はアセチレン系基を導入されたカルボン酸又はカルボン
酸塩化物を用いて、不活性溶剤中で、室温又は高めた温
度で、場合により活性の、水と結合する、又は酸と結合
する助剤の添加下に、自体公知の方法でエステル化す
る。
【0059】前記の一般式(16)の新規のオルガノシ
ランは、液晶オルガノシロキサンの製造の際の中間体と
して、同じく、本発明の目的である。
【0060】液晶ジアンヒドロヘキシット−誘導体含有
オルガノシロキサンは、種々の方法で、光学素子中に、
装飾目的に、かつ偏光カラーフィルター、殊に、ノッチ
−フィルターとして使用することができる。これらは、
光の右偏光又は左偏光される分を、特定の所定のスペク
トル範囲で反射することを可能にする。
【0061】前記の使用のために、ジアンヒドロヘキシ
ット−誘導体含有液晶オルガノシロキサン相互の混合物
も、このオルガノシロキサンとその他の液晶材料との、
液晶特性に本質的に負に影響しない材料との混合物も、
又は純粋なジアンヒドロヘキシット−誘導体含有オルガ
ノシロキサンも使用することができる。殊に、その他の
液晶物質との混合物も使用することができ、これによ
り、例えば、400nm右らせんから、赤外右らせん、
ネマチック(=無限ピッチ)、赤外左らせんを介して、
400nm左らせんまで反射波長を調節することができ
る。
【0062】液晶ジアンヒドロヘキシット−誘導体含有
オルガノシロキサン相互の、かつその他の液晶材料との
混合物も同じく、本発明の目的である。このような混合
物のその他の成分は、例えば、モノマー液晶メタクリル
酸エステル及び/又はアクリル酸エステルであってよ
い。メタクリルオキシ基及び/又はアクリルオキシ基を
有する成分からなる液晶混合物は、自体公知の方法で重
合させ、かつ成分の適当な選択で架橋させることもでき
る。
【0063】一般式(1)及び/又は(7)のメソゲン
基中に、メタクリルオキシ基及び/又はアクリルオキシ
基を有する液晶ジアンヒドロヘキシット−誘導体含有オ
ルガノシロキサンは、三次元的に架橋することができ
る。この架橋を、過酸化物により、UV−光により又は
UV−光としての高エネルギー電磁放射により、又は熱
的に生じる遊離のラディカルにより行うのが有利であ
る。しかし、この架橋を、直接、ケイ素原子に結合され
ている水素原子を含有する架橋剤を用いて、前記の白金
金属触媒の触媒作用下に行うこともできる。これらは、
カチオン又はアニオンにより行うこともできる。UV−
光による架橋が、特に有利である。これらの架橋は、米
国特許(US−A)第5211877号明細書に記載さ
れている。
【0064】
【実施例】次の例中では、それぞれ他に記載が無い限
り、 a)量の表示は全て、重量に関し; b)圧力は全て、0.10MPa(絶対)であり; c)温度は全て、20℃であり; d)HTP=らせんねじり力(helical twisting powe
r); e)WOR=反射波長 f)LC=液晶 g)ABChol=4−アリルオキシ安息香酸コレステ
リンエステル h)ABDor=4−アリルオキシ安息香酸ドリステリ
ルエステルである。
【0065】例で、ジアンヒドロヘキシット−誘導体1
〜5を製造した。これらは、次の一般的な処理方法で製
造することができる:イソソルビット24ミリモル及び
ω−アルケニルオキシ酸塩化物もしくはω−アルキニル
オキシ−酸塩化物48ミリモルを、トルエン40ml中
に溶かし、かつ12時間、還流下に加熱する。トルエン
を真空中で留去し、かつ粗製生成物を、エタノールもし
くはイソプロパノールから再結晶させる。
【0066】
【化9】
【0067】ジアンヒドロヘキシット−誘導体6を、次
の方法で製造した:イソソルビット−ビス(4−ヒドロ
キシ)ベンゾエート5g(12.95ミリモル)及びト
リエチルアミン3mlを、アセトン50ml中に溶か
し、かつこの混合物に、5〜10℃で塩化メタクリル酸
3g(28.7ミリモル)を滴加する。室温で2時間撹
拌し、氷上に注ぎ、かつ希HClで酸性にする。この混
合物を、それぞれt−ブチル−メチルエーテル50ml
で2回抽出し、合わせた有機相を中性まで洗浄し、かつ
硫酸ナトリウム上で乾燥させる。溶剤を、真空中で留去
し、かつ粗製生成物をシリカゲルでのカラムクロマトグ
ラフィー処理により精製した(溶離剤:石油エーテル/
酢酸エチル2:1)。収率:2.34g。
【0068】
【化10】
【0069】例1 (モノマーのドーピングに対してヒ
ドロシリル化) ペンタメチルシクロペンタシロキサン及び4−アリルオ
キシ安息香酸−4−シアノフェニルエステルのヒドロシ
リル化生成物に、イソソルビット−ビス(4−アリルオ
キシ)ベンゾエート2.73重量%を混合すると、92
7nmの反射波長が生ずる。しかし、4−アリルオキシ
安息香酸−4−シアノフェニルエステル及びイソソルビ
ット−ビス(4−アリルオキシ)ベンゾエートを一緒に
ペンタメチルシクロペンタシロキサンでヒドロシリル化
すると、生成物中に2.73重量%のイソソルビット−
誘導体濃度で、698nmの反射波長、即ち、短波光へ
200nmを上回る移動が生じる。
【0070】イソソルビット−ビス(4−アリルオキ
シ)ベンゾエート0.07g(0.15ミリモル)(2
モル%、調製LC中2.73重量%に相当)及び4−ア
リルオキシ安息香酸−4−シアノフェニルエステル2g
(7.17ミリモル)を、トルエン中に溶かし、ペンタ
メチルシクロペンタシロキサン0.49g(1.63ミ
リモル)及びジシクロペンタジエニル−白金ジクロリド
200ppmを添加し、かつこの混合物を、還流下に2
時間加熱する。溶剤を、真空中で留去する。生じる液晶
は、コレステリック相を示す。2枚のガラス相の間に調
製すると、室温で698nmのWORが生じる。右偏光
が反射される。
【0071】比較例1−1(イソソルビット−ビス(4
−アリルオキシ)ベンゾエートの混合):4−アリルオ
キシ安息香酸−4−シアノフェニルエステルのペンタメ
チルシクロペンタシロキサンでのヒドロシリル化生成物
9.727gに、イソソルビット−ビス(4−アリルオ
キシ)ベンゾエート0.273g(2.73重量%)を
混合し、かつ生ずるコレステリック混合物を、2枚のガ
ラスプレートの間に調製する。室温で927nmのWO
Rが生じる。右偏光が反射される。
【0072】比較例1−2(イソソルビット−ビス(4
−メタクリロイルオキシ)ベンゾエートの混合):4−
アリルオキシ安息香酸−4−シアノフェニルエステルの
ペンタメチルシクロペンタシロキサンでのヒドロシリル
化生成物204.14mgに、イソソルビット−ビス
(4−メタクリロイルオキシ)ベンゾエート5.75m
g(2.74重量%)を混合し、かつ生ずるコレステリ
ック混合物を、2枚のガラスプレートの間に調製する。
室温で1031nmのWORが生じる。右偏光が、反射
される。
【0073】例2(ABDorに対してイソソルビット
の使用):テトラメチルシクロテトラシロキサン0.4
8g(2.0ミリモル)、4−アリルオキシ安息香酸−
4−シアノフェニルエステル2g(7.17ミリモル)
(95モル%)及びイソソルビット−ビス(4−(3−
ブテニルオキシ)ベンゾエート)0.19g(0.38
ミリモル)(5モル%)を、トルエン20ml中に溶か
し、かつジシクロペンタジエニル−白金ジクロリド20
0ppmを添加する。還流下に2時間加熱し、引き続
き、溶剤を真空下に留去する。生ずる液晶は、2枚のガ
ラスプレートの間に調製した後に、427nmのWOR
を有する。右偏光が反射される。
【0074】比較例2(イソソルビット−ビス(4−
(3−ブテニルオキシ)ベンゾエート)をABDorに
代える):テトラメチルシクロテトラシロキサンで、4
−アリルオキシ安息香酸−4−シアノフェニルエステル
95モル%及び4−アリルオキシ安息香酸ドリステリル
エステル5モル%を、例2と同様にヒドロシリル化す
る。生ずるコレステリック液晶は、2枚のガラスプレー
トの間に調製した後に、1800nmのWORを有す
る。右偏光が反射される。
【0075】例3(ABCholもしくは酒石酸ベンゾ
エートに対してイソマンニットを使用):ペンタメチル
シクロペンタシロキサンで、4−アリルオキシ安息香酸
ビフェニルエステル67モル%、4−アリルオキシ安息
香酸コレステリンエステル30モル%及びイソマンニッ
ト−ビス(4−アリルオキシ)ベンゾエート3モル%
を、例2と同様にヒドロシリル化する。生じる液晶は、
2枚のガラスプレートの間での調製の後に515nmの
WORを有する。左偏光が反射される。
【0076】比較例3−1(イソマンニット−ビス(4
−アリルオキシ)ベンゾエート3モル%を、ABCho
lに代える):ペンタメチルシクロペンタシロキサン
で、4−アリルオキシ安息香酸ビフェニルエステル67
モル%及び4−アリルオキシ安息香酸コレステリンエス
テル33モル%を、例2と同様にヒドロシリル化する。
生じるコレステリック液晶は、2枚のガラスプレートの
間での調製の後に670nmのWORを有する。左偏光
が反射される。
【0077】比較例3−2(イソマンニット−ビス(4
−アリルオキシ)ベンゾエート3モル%を、(3R,4
R)−(+)−アリル−3,4−ビス(ベンゾイルオキ
シ)スクシンイミドに代える):ペンタメチルシクロペ
ンタシロキサンで、4−アリルオキシ安息香酸ビフェニ
ルエステル67モル%、4−アリルオキシ安息香酸コレ
ステリンエステル30モル%及び(3R,4R)−
(+)−アリル−3,4−ビス(ベンゾイルオキシ)ス
クシンイミド3モル%を、例2と同様にヒドロシリル化
する。生じるコレステリック液晶は、2枚のガラスプレ
ートの間での調製の後に580nmのWORを有する。
左偏光が反射される。
【0078】例4(ABDorに対してイソソルビット
を使用) ペンタメチルシクロペンタシロキサンで、4−アリルオ
キシ安息香酸−4−メトキシフェニルエステル40モル
%、4−アリルオキシ安息香酸ビフェニルエステル40
モル%、4−アリルオキシ安息香酸ドリステリルエステ
ル18モル%及びイソソルビット−ビス(4−アリルオ
キシ)ベンゾエート2モル%を、例2と同様にヒドロシ
リル化する。生じる液晶は、2枚のガラスプレートの間
での調製の後に、432nmのWORを有する。右偏光
が反射される。
【0079】比較例4(イソソルビット−ビス(4−ア
リルオキシ)ベンゾエートを、ABDorに代える):
ペンタメチルシクロペンタシロキサンで、4−アリルオ
キシ安息香酸−4−メトキシフェニルエステル40モル
%、4−アリルオキシ安息香酸ビフェニルエステル40
モル%及び4−アリルオキシ安息香酸ドリステリルエス
テル20モル%を、例2と同様にヒドロシリル化する。
生じるコレステリック液晶は、2枚のガラスプレートの
間での調製の後に562nmのWORを有する。右偏光
が反射される。
【0080】例5(ABCholに対してイソマンニッ
トを使用):ペンタメチルシクロペンタシロキサン1.
0g(3.33ミリモル)、4−アリルオキシ安息香酸
コレステリンエステル3.37g(6.16ミリモル)
(37モル%)及び4−アリルオキシ安息香酸ビフェニ
ルエステル1.1g(3.33ミリモル)(20モル
%)を、トルエン20ml中に溶かし、かつ反応混合物
を、ジシクロペンタジエニル−白金ジクロリド100p
pmと一緒に還流下に1時間加熱する。50℃まで冷却
し、4−アリルオキシ安息香酸−4−(メタクリロイル
オキシ)フェニルエステル2.3g(6.8ミリモル)
(40モル%)、イソマンニット−ビス(4−アリルオ
キシ)ベンゾエート0.23g(0.49ミリモル)
(3モル%)及びN−ニトロソフェニルヒドロキシルア
ミンのアルミニウム塩10mgを添加し、かつ70℃で
1時間撹拌する。溶剤を、真空下に留去する。生じるコ
レステリック液晶は、2枚のガラスプレートの間での調
製の後に、516nmのWORを有する。左偏光が反射
される。
【0081】比較例5(イソマンニット−ビス(4−ア
リルオキシ)ベンゾエートを、ABCholに代え
る):ペンタメチルシクロペンタシロキサンで、4−ア
リルオキシ安息香酸コレステリンエステル40モル%、
4−アリルオキシ安息香酸ビフェニルエステル20モル
%及び4−アリルオキシ安息香酸−4−(メタクリロイ
ルオキシ)フェニルエステル40モル%を、例6と同様
にヒドロシリル化する。生ずるコレステリック液晶は、
2枚のガラスプレートの間での調製の後に623nmの
WORを有する。左偏光が反射される。
【0082】例6(ABDorに対してイソソルビット
を使用):テトラメチルシクロテトラシロキサンで、4
−アリルオキシ安息香酸−4−シアノフェニルエステル
95モル%及びイソソルビット−ビス(4−プロパルギ
ルオキシ)ベンゾエート5モル%を、例2と同様にヒド
ロシリル化する。生ずる液晶は、2枚のガラスプレート
の間での調製の後に464nmのWORを有する。右偏
光が反射される。
【0083】比較例6(イソソルビット−ビス(4−プ
ロパルギルオキシ)ベンゾエートをABDorに代え
る):比較例2−1と同様に。
【0084】例7(液晶の架橋):例5からの液晶に、
2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−
モルホリノプロパノン−1(Irgacure 907, Ciba-Geigy
社)1重量%を混合し、液晶を80℃で、2枚のガラス
の間で配向させ、1時間熱処理し、かつこの試料に3分
間UV−光を照射する。520nmのWORを有する架
橋されたコレステリック膜が生じる。左偏光が反射され
る。
【0085】比較例7 例7と同様に、比較例5からの液晶を架橋する。このコ
レステリック膜は、603nmのWORを有する。左偏
光が反射される。
【0086】例8(液晶の架橋及びモノマー助剤の添
加):例5からの液晶に、2−メチル−1−[4−(メ
チルチオ)フェニル]−2−モルホリノプロパノン−1
(Irgacure 907, Ciba-Geigy AG, スイス)1重量%及び
4−メタクリロイルオキシ安息香酸−4−エチルフェニ
ルエステル20重量%を混合し、液晶を80℃で2枚の
ガラスプレートの間で配向させ、1時間熱処理し、かつ
この試料にUV−光を3分間照射する。520nmのW
ORを有する架橋されたコレステリック膜が生じる。左
偏光が反射される。
【0087】比較例8 例8と同様に、比較例5からの液晶を架橋する。このコ
レステリック膜は、626nmのWORを有する。左偏
光が反射される。
【0088】例9(右らせん膜):テトラメチルシクロ
テトラシロキサン0.69g(2.88ミリモル)、4
−アリルオキシ安息香酸−4−(4−メトキシフェノキ
シカルボニル)フェニルエステル2.14g(5.3ミ
リモル)(53モル%)及びイソソルビット−ビス−
(4−アリルオキシ)ベンゾエート0.33g(0.6
9ミリモル)(7モル%)を、トルエン20ml中に溶
かし、かつ反応混合物を、ジシクロペンタジエニル白金
ジクロリド100ppmと一緒に、還流下に1時間加熱
する。50℃に冷却し、4−アリルオキシ安息香酸−4
−(メタクリロイルオキシフェニル)エステル1.35
g(6.95ミリモル)(40モル%)及びN−ニトロ
ソフェニルヒドロキシルアミンのアルミニウム塩10m
gを添加し、かつ70℃で1時間撹拌する。溶剤を真空
下に留去する。引き続き、生じるコレステリック液晶
に、70℃で、4−メタクリロイルオキシ安息香酸−4
−エチルフェニルエステル20重量%及び2−メチル−
1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルホリノプ
ロパノン−1 2重量%(Irgacure 907, Ciba-geigy A
G, スイス)を混合し、かつ得られた混合物を90℃で、
2枚のポリイミド被覆されたガラスプレートの間で調製
する。90℃で1時間の熱処理時間の後に、液晶をUV
−ランプで光架橋させる。得られるLC−膜は、631
nmのWORを有する。
フロントページの続き (72)発明者 クラウス シュトヴィシェク ドイツ連邦共和国 ヴァルトクライブル ク ブレスラウアー シュトラーセ 5 (56)参考文献 特開 昭49−74681(JP,A) 国際公開95/16007(WO,A) High.Perform.Poly m.,7[4](1995),461−469. (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07F 7/08 C07F 7/21 C08G 77/04 C09K 19/40 CA(STN) REGISTRY(STN) WPIDS(STN) (54)【発明の名称】 液晶オルガノシロキサン、その製法、それらの混合物、それらの化合物又はその混合物を有する 光学素子、偏光カラーフィルター及び装飾材料並びに新規のジアンヒドロヘキシット−誘導体及 びオルガノシラン

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶オルガノシロキサンにおいて、一般
    式(4): [式中、Rは、同じか又は異なり、ハロゲン原子、ニト
    ロ基又はシアノ基により置換されていてもよいC 〜C
    18 −炭化水素基であり、 eは、2〜13の値の整数を表し、 fは、2〜13の値の整数を表し、 但し、e+fは15までの値の数であり、 Bは、キラルで、かつSi−C結合された一般式(1)
    のジアンヒドロヘキシット−誘導体基又は一般式(7)
    の基を表し: (ここで、Hexitは、ジアンヒドロヘキシット−
    基: を表し、 及びR はそれぞれ式:C の基を表し、 は、アルケニル基を表し、 、A 、A 及びA は、同じか又は異なり、1,
    4−フェニレン基、1,4−シクロヘキシレン基、1〜
    10個の炭素原子を有し、ハロゲン原子、C 〜C
    アルキル基、アルコキシ基、ニトロ基又はシアノ基によ
    り置換されているアリーレン及びシクロアルキレン又は
    1〜10個の炭素原子を有するヘテロアリーレンを表
    し、 は、zが1、2又は3の値の整数を表す場合には、
    1〜16個の炭素原子 を有するアルキル基、アルコキシ
    基又はシクロアルキル基、ハロゲン原子、水素原子、ニ
    トリル基、(メタ)アクリルオキシ基、アルコキシフェ
    ノキシカルボニル基又は基:−Z −A −A 10 (こ
    こで、Z はZ の意味を有し、A はA の意味を有
    し、A 10 は、1〜16個の炭素原子を有するアルキル
    基、アルコキシ基又はシクロアルキル基、ハロゲン原
    子、水素原子又はニトリル基を表す)を表し、zが0の
    値の数の場合にはコレスタン基、コレステリル基又はド
    リステロール基を表し、 、Z 、Z 及びZ は、群−COO−、−OCO
    −、−CH −O−及び−O−CH −からの同じか、
    又は異なる2結合性基を表し、 b、c及び は、それぞれ1、2又は3の値の同じか、
    又は異なる整数を表し、 nは、2〜6の値の整数を表し、 mは、2nの値を有するか、又は(2n−2)の値を有
    することもでき、 zは、0、1、2又は3の値の整数を表す)、その際基
    Bの少なくとも1個が式(1)の基である]から構成さ
    れている、液晶オルガノシロキサン。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のジアンヒドロヘキシッ
    ト−誘導体基含有液晶オルガノシロキサンの製法におい
    て、一般式(10): のオルガノシロキサンを触媒の存在下に、一般式(1
    4)の化合物と、又は一般式(14)及び一般式(1
    5)の化合物と反応させる: [式中、 及びR はそれぞれ、式:C (ここで、1
    は、2n−1又は2n− 3の値を有する)の基を表し、
    かつ Hexit、R、R 、A 、A 、A 、A
    、Z 、Z 、Z 、Z 、b、c、e、f、n、
    y及びzは、前記の意味を有することを特徴とする、請
    求項1に記載のジアンヒドロヘキシット−誘導体基含有
    液晶オルガノシロキサンの製法。
  3. 【請求項3】 請求項に記載の液晶オルガノシロキサ
    と他の液晶材料との及び液晶特性に本質的に負に影響
    を与えない材料との液晶混合物。
  4. 【請求項4】 請求項に記載の液晶オルガノシロキサ
    ン又は請求項に記載の液晶混合物を有する光学素子、
    偏光カラーフィルター及び装飾材料。
  5. 【請求項5】 一般式(14): [式中、Hexit、R2、R6、A2、A3、Z
    、b及びcは、前記の意味を有する]のジアンヒド
    ロヘキシット−誘導体。
JP26984596A 1995-11-09 1996-10-11 液晶オルガノシロキサン、その製法、それらの混合物、それらの化合物又はその混合物を有する光学素子、偏光カラーフィルター及び装飾材料並びに新規のジアンヒドロヘキシット−誘導体及びオルガノシラン Expired - Fee Related JP2831620B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19541820.4 1995-11-09
DE19541820A DE19541820A1 (de) 1995-11-09 1995-11-09 Chirale Dianhydrohexit-Derivate enthaltende flüssigkristalline Organosiloxane

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09136891A JPH09136891A (ja) 1997-05-27
JP2831620B2 true JP2831620B2 (ja) 1998-12-02

Family

ID=7777047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26984596A Expired - Fee Related JP2831620B2 (ja) 1995-11-09 1996-10-11 液晶オルガノシロキサン、その製法、それらの混合物、それらの化合物又はその混合物を有する光学素子、偏光カラーフィルター及び装飾材料並びに新規のジアンヒドロヘキシット−誘導体及びオルガノシラン

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5788880A (ja)
EP (1) EP0773250B1 (ja)
JP (1) JP2831620B2 (ja)
KR (1) KR100197049B1 (ja)
CA (1) CA2189622C (ja)
DE (2) DE19541820A1 (ja)

Families Citing this family (78)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19619460A1 (de) * 1996-05-14 1997-11-20 Consortium Elektrochem Ind Flüssigkristallmischungen, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung
EP1009776B1 (de) 1997-09-02 2003-12-10 Basf Aktiengesellschaft Mehrschichtige cholesterische pigmente
EP1273646A1 (de) 1997-09-02 2003-01-08 Basf Aktiengesellschaft Cholesterische Effektschichten und Verfahren zu deren Herstellung
EP0971016B1 (en) * 1998-07-08 2003-05-21 MERCK PATENT GmbH Mesogenic estradiols
DE19913604A1 (de) 1999-03-25 2000-09-28 Basf Ag Chirale Verbindungen und deren Verwendung als chirale Dotierstoffe zur Herstellung von cholesterisch-flüssigkristallinen Zusammensetzungen
KR100675996B1 (ko) * 1999-07-02 2007-01-29 메르크 파텐트 게엠베하 다층 콜레스테릭 필름의 제조 방법
DE19940681A1 (de) 1999-08-27 2001-03-01 Basf Ag Cholesterisches Schichtmaterial mit verbesserter Farbbeständigkeit und Verfahren zu dessen Herstellung
DE19940682A1 (de) 1999-08-27 2001-03-01 Basf Ag Cholesterisches Schichtmaterial mit verbessertem Farbeindruck und Verfahren zu dessen Herstellung
DE19949284A1 (de) 1999-10-12 2001-04-19 Basf Ag Chirale Verbindung und deren Verwendung als chirale Dotierstoffe zur Herstellung von cholesterisch-flüssigkristallinen Zusammensetzungen
US6271280B1 (en) * 2000-04-19 2001-08-07 General Electric Company Diacetylenic polyorganosiloxanes, intermediates therefor, and cured compositions prepared therefrom
WO2003027119A1 (en) * 2001-09-24 2003-04-03 Koninklijke Philips Electronics N.V. Isosorbide derivatives
WO2004021531A1 (en) * 2002-08-29 2004-03-11 Basf Aktiengesellschaft Laser gain medium for solid state dye lasers
JP2007530470A (ja) 2004-03-25 2007-11-01 メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフトング 液晶化合物、液晶媒体および液晶ディスプレイ
US7425281B2 (en) * 2004-12-02 2008-09-16 Displaytech, Inc. Liquid crystal compositions comprising an organogermanium compound and methods for using the same
AU2006249383A1 (en) * 2005-05-26 2006-11-30 Performance Materials Na, Inc. Multilayer laminates comprising twisted nematic liquid crystals
AU2006249382A1 (en) * 2005-05-26 2006-11-30 Performance Materials Na, Inc. High strength multilayer laminates comprising twisted nematic liquid crystals
JP2009522399A (ja) 2005-12-29 2009-06-11 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 赤外線の透過を低減するための組成物
CN100532434C (zh) * 2007-04-28 2009-08-26 中国科学院广州化学研究所 主链型液晶弹性体的制备方法
JP2010536782A (ja) * 2007-08-15 2010-12-02 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー キラル化合物、液晶組成物およびそれらから誘導されるポリマー網状構造
EP2098584B1 (en) 2008-03-05 2011-10-12 Merck Patent GmbH Liquid-crystalline medium and liquid-crystal display having high twist
FR2945536B1 (fr) * 2009-05-15 2012-09-28 Roquette Freres Monomeres derives de dianhydrohexitol fonctionalises, intermediaires et polymeres triazoles/tetrazoles issus de leur cycloaddition, procede de preparation des differents composes et applications.
DE102011011836A1 (de) 2010-03-09 2011-09-15 Merck Patent Gmbh Polymerisierbare Verbindungen und ihre Verwendung in Flüssigkristallmedien und Flüssigkristallanzeigen
DE102011015546A1 (de) 2010-04-26 2012-01-26 Merck Patent Gmbh Polymerisierbare Verbindungen und ihre Verwendung in Flüssigkristallmedien und Flüssigkristallanzeigen
EP2399972B1 (en) 2010-06-25 2015-11-25 Merck Patent GmbH Liquid-crystalline medium and liquid-crystal display having high twist
KR101272840B1 (ko) 2011-05-19 2013-06-10 한국생산기술연구원 광경화성 디안히드로헥산헥솔 유도체, 이의 제조방법 및 이를 포함하는 광경화성 조성물
WO2012163478A1 (de) 2011-05-27 2012-12-06 Merck Patent Gmbh Polymerisierbare verbindungen und ihre verwendung in flüssigkristallmedien und flüssigkristallanzeigen
JP6058644B2 (ja) 2011-06-01 2017-01-11 メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングMerck Patent Gesellschaft mit beschraenkter Haftung 液晶媒体および液晶ディスプレイ
CN103717707B (zh) 2011-08-01 2016-06-22 默克专利股份有限公司 液晶介质和液晶显示器
KR101983867B1 (ko) 2011-09-06 2019-05-29 메르크 파텐트 게엠베하 액정 매질 및 액정 디스플레이
EP2568032B1 (en) 2011-09-06 2014-11-26 Merck Patent GmbH Liquid crystal medium and liquid crystal display
US9862887B2 (en) 2012-04-20 2018-01-09 Merck Patent Gmbh Liquid crystal medium and liquid crystal display
EP2708587B1 (en) 2012-09-18 2015-07-15 Merck Patent GmbH Liquid crystal medium and liquid crystal display
CN104685025B (zh) 2012-10-02 2018-02-27 默克专利股份有限公司 液晶介质和液晶显示器
CN104797686B (zh) 2012-11-27 2017-06-09 默克专利股份有限公司 透镜元件
EP2986688B1 (en) 2013-04-19 2017-04-19 Merck Patent GmbH Mesogenic compound, liquid crystal medium and liquid crystal display
CN105849230B (zh) 2013-12-30 2019-11-15 默克专利股份有限公司 液晶介质和液晶显示器
KR20170032408A (ko) 2014-07-18 2017-03-22 메르크 파텐트 게엠베하 액정 매질 및 이를 포함하는 고주파 부품
JP6961485B2 (ja) 2014-12-29 2021-11-05 メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングMerck Patent Gesellschaft mit beschraenkter Haftung 液晶媒体およびそれを含む高周波数素子
US10676670B2 (en) 2014-12-30 2020-06-09 Merck Patent Gmbh Liquid-crystalline medium and high-frequency components comprising same
EP3124573B1 (en) 2015-07-31 2018-03-28 Merck Patent GmbH Liquid crystal medium and liquid crystal display
WO2017137145A1 (en) 2016-02-08 2017-08-17 Merck Patent Gmbh Liquid-crystalline medium and high-frequency components comprising same
US20200181494A1 (en) * 2016-08-17 2020-06-11 Shenzhen Guohua Optoelectronics Tech, Co., Ltd. Stimuli-responsive polymer film or coating prepared by mixing in a suitable fashion a side chain liquid crystalline polymer with reactive mesogens and responsive devices. process for preparing the same
CN109642160A (zh) 2016-08-24 2019-04-16 默克专利股份有限公司 液晶介质和液晶显示器
EP3720924A1 (en) 2017-12-06 2020-10-14 Merck Patent GmbH Liquid-crystalline medium for use in a switching element
EP3720925B1 (en) 2017-12-06 2023-02-15 Merck Patent GmbH Window element
EP3502210B1 (en) 2017-12-20 2020-09-09 Merck Patent GmbH Liquid-crystal medium
EP3543314B1 (en) 2018-03-23 2020-09-09 Merck Patent GmbH Liquid-crystalline medium
EP3543313B1 (en) 2018-03-23 2020-10-07 Merck Patent GmbH Liquid-crystalline medium
DE102019008592A1 (de) 2018-12-12 2020-06-18 Merck Patent Gmbh Komponenten für die Hochfrequenztechnik und Flüssigkristallmedium
US20220073822A1 (en) 2018-12-13 2022-03-10 Merck Patent Gmbh Liquid-crystal medium
WO2020127141A1 (en) 2018-12-19 2020-06-25 Merck Patent Gmbh Switching layers for use in a switching element
KR20210116635A (ko) 2019-01-25 2021-09-27 메르크 파텐트 게엠베하 액정 매질
IL274057B2 (en) 2019-04-30 2024-03-01 Merck Patent Gmbh Isothiocyantotoluenes
EP3739020B1 (en) 2019-05-14 2023-08-23 Merck Patent GmbH Liquid-crystalline medium
CN113874469B (zh) 2019-05-15 2024-09-10 默克专利股份有限公司 制备基于液晶的切换元件的方法
WO2020254219A1 (en) 2019-06-17 2020-12-24 Merck Patent Gmbh Liquid crystal-based light valve
JP2022545908A (ja) 2019-08-28 2022-11-01 メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 芳香族イソチオシアネート類
TW202122561A (zh) 2019-10-10 2021-06-16 德商馬克專利公司 氟化芳族化合物
EP4073205B1 (en) 2019-12-10 2024-06-12 Merck Patent GmbH Aromatic isothiocyanates
KR20210077615A (ko) 2019-12-17 2021-06-25 메르크 파텐트 게엠베하 액정 매질
WO2021233797A1 (en) 2020-05-18 2021-11-25 Merck Patent Gmbh Liquid-crystalline medium
EP3933009B1 (en) 2020-07-03 2023-08-16 Merck Patent GmbH Liquid crystal medium
EP4176022A1 (en) 2020-07-03 2023-05-10 Merck Patent GmbH Liquid crystal medium
EP4176021A1 (en) 2020-07-03 2023-05-10 Merck Patent GmbH Liquid crystal medium
WO2022008474A1 (en) 2020-07-08 2022-01-13 Merck Patent Gmbh Optical component
EP3940040B1 (en) 2020-07-16 2024-10-16 Merck Patent GmbH Liquid-crystalline medium
WO2022043376A1 (en) 2020-08-28 2022-03-03 Merck Patent Gmbh Aromatic isothiocyanates
CN114525139A (zh) 2020-10-07 2022-05-24 默克专利股份有限公司 液晶介质
US20230392076A1 (en) 2020-10-28 2023-12-07 Merck Patent Gmbh Aromatic isothiocyanates
US12077703B2 (en) 2020-12-16 2024-09-03 Merck Patent Gmbh Heteroaromatic isothiocyanates
WO2022129018A1 (en) 2020-12-17 2022-06-23 Merck Patent Gmbh Heteroaromatic isothiocyanates
US11802243B2 (en) 2021-02-26 2023-10-31 Merck Patent Gmbh Liquid-crystal medium
WO2022207584A2 (en) 2021-03-31 2022-10-06 Merck Patent Gmbh Aromatic isothiocyanates
KR20240004668A (ko) 2021-04-29 2024-01-11 메르크 파텐트 게엠베하 액정 매질
TW202317855A (zh) 2021-08-06 2023-05-01 德商馬克專利公司 用於窗元件之切換層
KR20240055826A (ko) 2021-09-08 2024-04-29 메르크 파텐트 게엠베하 액정 매질
EP4306615A1 (en) 2022-07-11 2024-01-17 Merck Patent GmbH Liquid-crystal medium
WO2024175615A1 (en) 2023-02-24 2024-08-29 Merck Patent Gmbh Dihydronapthalene derivatives

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3822121A1 (de) * 1988-06-30 1990-03-01 Hoechst Ag Chirale substituierte weinsaeureimide, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung als dotierstoff in fluessigkristall-mischungen
DE3830592A1 (de) * 1988-09-08 1990-04-12 Consortium Elektrochem Ind (meth)acryloxygruppen enthaltende fluessigkristalline polyorganosiloxane
DE4234845A1 (de) * 1992-10-15 1994-04-21 Consortium Elektrochem Ind Flüssigkristalline doristerolhaltige Organosiloxane
DE4317704A1 (de) * 1993-05-27 1994-12-01 Consortium Elektrochem Ind Chirale Weinsäureimide enthaltende flüssigkristalline Organosiloxane
DE4342280A1 (de) * 1993-12-11 1995-06-14 Basf Ag Polymerisierbare chirale Verbindungen und deren Verwendung
DE4408171A1 (de) * 1994-03-11 1995-09-14 Basf Ag Neue polymerisierbare flüssigkristalline Verbindungen

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
High.Perform.Polym.,7[4](1995),461−469.

Also Published As

Publication number Publication date
CA2189622A1 (en) 1997-05-10
JPH09136891A (ja) 1997-05-27
US5788880A (en) 1998-08-04
KR970027092A (ko) 1997-06-24
KR100197049B1 (ko) 1999-06-15
EP0773250A1 (de) 1997-05-14
DE59601217D1 (de) 1999-03-11
DE19541820A1 (de) 1997-05-15
EP0773250B1 (de) 1999-01-27
CA2189622C (en) 2001-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2831620B2 (ja) 液晶オルガノシロキサン、その製法、それらの混合物、それらの化合物又はその混合物を有する光学素子、偏光カラーフィルター及び装飾材料並びに新規のジアンヒドロヘキシット−誘導体及びオルガノシラン
KR100676759B1 (ko) 액정 혼합물에서 안정한 경사각을 유도하는 화합물, 이의 제조방법, 및 이를 포함하는 액정 혼합물, 액정 물질, 액정 중합체 필름 및 액정 장치
JP4205195B2 (ja) 光架橋性シラン誘導体
KR100388405B1 (ko) 광 가교결합성액정
JP5220969B2 (ja) 液晶化合物
JP2918105B2 (ja) 液晶材料、光学的異方性フィルム及びclc−薄板、光学的素子、液晶表示装置及び標識
KR0159803B1 (ko) 중합할 수 있는 액정 실옥산 및 그 제조방법
JP2766076B2 (ja) 液晶性ドリステロール含有オルガノシロキサン
US5502206A (en) Liquid-crystalline organosiloxanes containing chiral tartarimides
US6040411A (en) Low glass temperature organosiloxanes
JP3447642B2 (ja) α,β−不飽和カルボン酸基を有するオルガノ珪素化合物の製造法、該化合物を含有する組成物及び光学異方性層
JPH08225649A (ja) 環式ポリオルガノシロキサン及びその製造方法並びに該物質を含有する偏光子及び減速子
CA2292138C (en) Liquid-crystalline silicones having increased uv stability
JPH03181490A (ja) 環状オルガノシロキサン、その製法及びこれを含有する非線形光学特性を有する組成物
Keller Ferroelectric liquid crystalline side-chain polysiloxanes
JP2807301B2 (ja) 強誘電性液晶質Si含有ポリマーの調製方法と、その電気光学的部材における用途
CZ2000334A3 (cs) Způsob výroby organokřemičitých sloučenin obsahujících zbytky alfa, beta-nenasycených karboxylových kyselin a přípravky tyto sloučeniny obsahující
JPH0827066A (ja) 新規重合性化合物及び重合性液晶組成物
JPH0672964A (ja) 液晶性単量体とそれを用いた液晶性高分子重合体

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080925

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090925

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100925

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees