JP2831480B2 - 情報処理装置の障害検知方法 - Google Patents

情報処理装置の障害検知方法

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JP2831480B2
JP2831480B2 JP3055065A JP5506591A JP2831480B2 JP 2831480 B2 JP2831480 B2 JP 2831480B2 JP 3055065 A JP3055065 A JP 3055065A JP 5506591 A JP5506591 A JP 5506591A JP 2831480 B2 JP2831480 B2 JP 2831480B2
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和栄 大西
悟 桑田
雅敏 瀧田
明美 田口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子交換システムの制
御装置等の情報処理装置における障害検知技術に適用し
て有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の情報処理装置の一例を図5を用
いて説明する。
【0003】同図は、電子交換装置の制御のために用い
られる情報処理装置2であり、現用系と予備系とに二重
化された装置構成を有している。
【0004】各々の系は、それぞれ主制御を行う中央制
御部(CC)と、主記憶装置(MM)とチャネル制御装
置(CHC)とを備えており、これらはそれぞれ他系と
交絡されており、各々が現用系または予備系として切り
換えて使用することが可能となっている。
【0005】そして、前記チャネル制御装置(CHC)
の配下にはバス(BUS)を通じてファイルメモリ(F
M)、磁気テ−プ装置(MT)等の入出力装置1が接続
されている。
【0006】ところで、前記現用系の装置群が処理を行
っている間に、予備系では中央制御部(CC)によって
チャネル制御装置(CHC)のバス(BUS)毎に装置
の診断を実行しており、この診断の結果により障害が検
知された場合にはその障害の解析処理を行うようになっ
ている。
【0007】この種の診断方式について図6を用いて説
明する。試験内容の構成は、試験内容毎にフェ−ズ番号
により区別されており、たとえば入出力装置1のA装置
に対しては、前記フェ−ズ番号01で定義された試験が
実行され、B装置に対しては、フェ−ズ番号00で定義
された試験が実行されていた。
【0008】したがって、診断処理は対象装置に対して
フェ−ズ番号単位で実施することが可能であり、フェ−
ズ指定による一部の装置のみの試験を行うことも可能で
あった。
【0009】すなわち、通常の障害検知処理では、常に
全ての入出力装置を対象として診断処理を実行するのは
多大な診断時間が必要となるため、個別に装置を指定し
て診断処理を行う方が効率的であった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、たとえば図
6において示すように、N装置に対してフェ−ズ番号N
の診断を実施するように指示した場合であっても、同一
のチャネル制御装置(CHC)内では、これに接続され
ている先頭装置(A装置)から順番に診断が実施され最
終的に診断対象であるN装置に至っていた。
【0011】したがって、診断処理の結果、エラ−判定
がなされた場合には、その障害の要因が、先に指定され
たN装置自体にあるのか、あるいはN装置にいたる試験
ル−ト中の他の装置にあるのかが不明であった。
【0012】にもかかわらず、この状態のまま障害解析
処理を実行した場合、障害の発生している入出力装置1
を特定することなく障害状態の解析を行ってしまうこと
となり、障害検知の信憑性が損なわれる結果ともなりか
ねなかった。
【0013】本発明は、前記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、診断結果の曖昧な状態で解析処理
を実行することを抑止して、解析結果の信憑性を高めら
れる技術を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、チャネル毎に
接続された入出力装置1に対して試験デ−タの入出力を
実行するための診断手段3と、この診断手段3による診
断結果を判定する判定手段4と、判定手段4の判定結果
に基づいて前記判定手段4より起動される解析手段5と
で構成し、前記判定手段4は、前記診断装置の診断対象
が全装置となっている場合のみ解析手段5を起動して、
障害を生じている入出力装置1の診断を実行するように
した。
【0015】
【作用】本発明の原理を図1を用いて説明する。
【0016】情報処理装置2は、主制御部(CC)と、
チャネル制御装置(CHC)とこのチャネル制御装置
(CHC)よりバス(BUS)を通じて接続される複数
の入出力装置1とで構成されている。
【0017】そして、診断手段3、判定手段4ならびに
解析手段5は前記主制御部(CC)に保持されている。
【0018】診断手段3によって各入出力装置1の診断
を行った後に、判定手段4はこの診断対象装置がチャネ
ル制御装置における全装置であるか否かを判定する。
【0019】そして、前記判定により全装置が診断対象
となっていた場合には、解析手段5を起動し、既に障害
の特定されている装置における障害状態を解析する。
【0020】一方、一部の装置のみが診断対象であった
場合には、障害の生じた装置が特定されていない曖昧な
状態であるため、解析手段5を起動せずに処理を強制終
了する。
【0021】これによって、不確定な状態での解析手段
5の起動を抑止して、信憑性の高い障害解析が可能とな
る。
【0022】
【実施例】図2は、本発明の一実施例である情報処理装
置の装置構成を示している。同図において、中央制御部
(CC)は、装置全体の主制御を行っており、主記憶装
置(MM)には前記中央制御部(CC)の処理プログラ
ムおよびデータ等が保持される。
【0023】また、前記中央制御部(CC)には各入出
力装置1の制御を行うチャネル制御装置(CHC)が接
続されており、チャネル制御装置(CHC)からのバス
(BUS)に接続された複数の入出力装置1との間のデ
ータの送受を制御する。
【0024】本実施例では、入出力装置1の1つとし
て、前記バス(BUS)に表示装置(VDT)が接続さ
れており、入出力装置1の診断状況および解析結果をモ
ニタ可能にしている。
【0025】本実施例において、入出力装置1の診断手
段3、判定手段4ならびに解析手段5は、それぞれ診断
データ、判定プログラムおよび解析プログラムを主記憶
装置(MM)が保持してこれを中央制御部(CC)が実
行することにより実現されるが、ハードウエアとして診
断装置、判定装置ならびに解析装置をチャネル制御装置
(CHC)に接続したものであってもよい。
【0026】図3は、前記診断手段3における診断デー
タの構成を示している。診断データは、試験内容毎にフ
ェーズ番号00,01,,,Nに分かれており、各フェ
ーズ番号中はさらにTEST00,01,02の複数のテストデータ
で構成されている。
【0027】前記フェーズ番号毎に試験内容が異なり、
診断対象装置も異なる場合が多い。たとえば、同図では
フェーズ番号00の診断データは、A装置に対して行う
ものであり、フェーズ番号01の診断データはB装置に
対して行う。しかし、一般に入出力装置1の診断では共
通したテストを異なる装置で繰り返す場合も多く、単一
の入出力装置1に対して複数のフェーズ番号のデータを
重複して診断を行ってもよい。
【0028】次に、図4を用いて本実施例における障害
検知手順を説明する。まず、主記憶装置(MM)に診断
データが読み込まれると、中央制御部(CC)からの指
示により各入出力装置1の診断処理が実行される(ステ
ップ401)。 次に、診断処理が完了すると、中央制
御部(CC)で実現される判定手段4により、前記診断
結果の判定が行われる(402)。ここで、エラーが検
出されなかった場合は、入出力装置1に異常のない場合
であるから、そのまま処理を終了する。
【0029】一方、前記ステップ402において、エラ
ーが検出された場合には、このステップ401における
診断処理が同一のチャネル制御装置(CHC)における
全入出力装置1を指定したものか、あるいは一部の入出
力装置1のみを指定して行ったものなのかを判定する
(403)。
【0030】そして、ステップ402における診断処理
が、一部の入出力装置1のみを診断対象として実行され
たものであるときには、当該エラーは指定された入出力
装置1以外の入出力装置で発生した可能性もあるため、
次の解析処理は起動しない。このとき障害検知処理を強
制的に停止させ処理を中断してもよいが、本実施例では
このとき再度全入出力装置1を診断対象として指定し
(404)、ステップ401の診断処理を再実行する。
【0031】一方、ステップ403において、診断対象
が全入力装置を指定したものである場合には、障害解析
手段5を起動して、障害状態の解析を実行する(40
5)。このとき、先の診断処理(401)において、診
断対象として全入出力装置1が指定されており、中央制
御部(CC)内のポインタ指示等によりエラーの生じた
入出力装置1は特定されているため、この装置をターゲ
ットにした解析処理が行われる。
【0032】そして、前記解析結果は、先の診断結果の
判定とともに表示端末(VDT)上に表示されオペレー
タに伝えられる。
【0033】このように、本実施例によれば診断処理の
判定によりエラーが検出された場合、診断対象が一部の
入出力装置1のみである場合には、エラーの発生した入
出力装置1を特定できないため、解析処理を起動しな
い。そして再度全入出力装置1を指定して診断処理を再
実行する。
【0034】このため、エラーの生じている入出力装置
1を特定できない曖昧な状態のまま解析処理を起動して
しまうことを防止でき、それに続く障害解析の信憑性低
下を防止できる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、診断処理に続く解析処
理の起動に際して、前記診断処理対象が当該チャネル制
御装置(CHC)に接続された全装置であるか否かを判
定することによって、装置が不確定な状態のまま解析処
理を実行することを抑止でき、障害検知の信憑性を高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図
【図2】実施例の装置構成を示すブロック図
【図3】診断データの内容を示す説明図
【図4】障害検知処理手順を示すフロー図
【図5】情報処理装置の一般的構成を示すブロック図
【図6】従来技術における診断経路を示すブロック図
【符号の説明】
1・・入出力装置、 2・・情報処理装置、 3・・診断手段、 4・・判定手段、 5・・解析手段、 BUS・・バス CC・・中央制御部 CHC・・チャネル制御装置 MM・・主記憶装置 VDT・・表示端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田口 明美 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 13/00 G06F 11/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主制御部(CC)よりチャネル制御装置
    (CHC)を通じてチャネル制御バス(BUS)に接続
    された複数の入出力装置(1)を制御する情報処理装置
    (2)において、前記チャネル制御装置(CHC)のチ
    ャネル毎に接続された入出力装置(1)に対して試験デ
    −タの入出力を実行する診断手段(3)と、この診断手
    段(3)による診断結果を判定する判定手段(4)と、
    判定手段(4)の判定結果に基づいて起動される解析手
    段(5)とからなり、前記判定手段(4)による処理
    は、前記診断手段(3)による診断対象装置が、該当チ
    ャネルにおける全装置であるか否かを判定するステップ
    と、診断対象装置として全装置が指定されており、かつ
    障害の検出された場合には解析手段(5)を起動するス
    テップと、診断対象装置として一部の装置のみが指定さ
    れており、かつ障害の検出された場合には解析手段
    (5)を起動することなく処理を強制停止するステップ
    とを含むことを特徴とする情報処理装置の障害検知方
    法。
  2. 【請求項2】 前記判定手段(4)による処理は、前記
    ステップにおいて、一部の入出力装置(1)のみが指定
    されており、かつ障害の検出された場合には、再度全装
    置を指定して診断手段(3)を再起動し、障害の発生し
    ている入出力装置(1)を特定した後、解析手段(5)
    を起動するステップを含むことを特徴とする請求項1記
    載の情報処理装置の障害検知方法。
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