JPH05143395A - 診断プログラム実行方式およびそれに使用されるログ情報表示方式 - Google Patents

診断プログラム実行方式およびそれに使用されるログ情報表示方式

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JPH05143395A
JPH05143395A JP3302146A JP30214691A JPH05143395A JP H05143395 A JPH05143395 A JP H05143395A JP 3302146 A JP3302146 A JP 3302146A JP 30214691 A JP30214691 A JP 30214691A JP H05143395 A JPH05143395 A JP H05143395A
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JP
Japan
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diagnostic program
log information
diagnostic
log
program
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JP3302146A
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Noriko Kon
徳子 近
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 診断プログラムの起動時に、稼動中の情報処
理装置に発生した異常情報を表示することにより、迅速
に障害解析をする。また、自動的に、異常情報を解析し
診断方法を選定し適切な診断プログラムを実行すること
によって、異常箇所を重点的に診断できるようにする。 【構成】 診断プログラム起動手段30が起動すると、
ログ情報表示手段41は、ログファイル20を参照しロ
グ情報を表示する。実行モード選択手段は、オペレータ
ーに、任意実行モードか、自動実行モードか、を選択さ
せる。任意実行モードが選択されると、診断プログラム
選択実行手段43は、任意に選択された診断プログラム
を実行する。自動実行モードが選択されると、ログ情報
解析手段44がログファイル20を参照し解析する。そ
の解析結果をもとに、診断プログラム自動実行手段45
がその解析情報をもとに実行すべき診断プログラムを選
択し、診断プログラム実行手段46が実行する。実行結
果は、診断結果表示手段47がその表示を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置における
診断プログラム実行方式およびそれに使用されるログ情
報表示方式に関し、特に、稼動中の情報処理装置に発生
した異常に関するログ情報を格納するログファイルを使
用して診断プログラムを実行する診断プログラム実行方
式でおよびそれに使用されるログ情報表示方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、情報処理装置内に異常が発生す
ると、その時点の情報処理装置の内部状態と異常に関す
るログ情報は、ログファイル内に格納される。そのログ
ファイル内に格納されたログ情報をもとにして、診断プ
ログラムは機能ブロック単位の故障検出と故障指摘を行
なう。そのため、この種の診断プログラムは機能ごとに
試験が分かれている。
【0003】従来、診断プログラムの選択は、診断プロ
グラムの起動前に行なう必要があった。すなわち、保守
員が障害発生時のエラーや予防保守において、保守員は
診断プログラムを起動させる前に、ログファイルの参照
や解析などをして、情報処理装置の状態を把握する必要
があった。そして、保守員は個々の判断で、診断したい
機能に対応した試験を選択し実行していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、ログ
ファイル内に装置の異常に関するログ情報を保持してい
ても、診断プログラムの起動時に、ログファイル内に格
納された内容を参照することができない。また、診断プ
ログラムの実行が終了するまで、ログ情報の解析もでき
ず、装置の状態も把握できない。さらに、迅速な対応が
望まれる障害解析や保守時において、有効に時間を利用
できない。また、さらに、ログファイルの解析や、診断
プログラムの選択などを、保守員の経験と能力に依存し
なければならず、必ずしも的確な保守を行なうことがで
きないという欠点があった。
【0005】従って、本発明の目的は、診断プログラム
の起動時に、ログファイル内の情報を参照できるログ情
報表示方式を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、診断プログラムの起
動時に、ログファイル内のログ情報を解析できる診断プ
ログラム実行方式を提供することにある。
【0007】本発明のもっと他の目的は、客観的にログ
ファイル内の情報を参照・解析し、適切な診断プログラ
ムを選択することによって、的確な保守を行なうことが
できる診断プログラム実行方式を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるログ情報表示方式は、稼動中の情報処
理装置に発生した異常に関するログ情報を格納するログ
ファイルを使用して診断プログラムを実行するためのロ
グ情報表示方式であって、診断プログラムをメモリ上に
読み込みその診断プログラムを起動させる診断プログラ
ム起動手段と、前記診断プログラムの起動後、前記ログ
ファイルに格納されたログ情報を参照し表示するログ情
報表示手段と、を有することを特徴とする。
【0009】また、本発明による診断プログラム実行方
式は、稼動中の情報処理装置に発生した異常に関するロ
グ情報を格納するログファイルを使用して診断プログラ
ムを実行する診断プログラム実行方式であって、診断プ
ログラムをメモリ上に読み込み前記診断プログラムを起
動させる診断プログラム起動手段と、前記診断プログラ
ムの起動後、前記ログファイルに格納されたログ情報を
参照し表示するログ情報表示手段と、前記ログファイル
に格納されたログ情報の中から、自動的に、当該稼動中
の情報処理装置の異常発生時のログ情報および異常の原
因を読みだし、それらの異常の内容・原因を解析するロ
グ情報解析手段と、前記ログ情報解析手段が解析した解
析結果をもとに、自動的に、診断すべき装置を選定し、
当該装置に対する診断方法を決定し、診断プログラムを
実行する診断プログラム自動実行手段と、前記診断プロ
グラムの実行結果を表示するための診断結果表示手段
と、を有することを特徴とする。
【0010】そして、また、本発明による診断プログラ
ム実行方式は、稼動中の情報処理装置に発生した異常に
関するログ情報を格納するログファイルを使用して診断
プログラムを実行する診断プログラム実行方式であっ
て、診断プログラムをメモリ上に読み込み診断プログラ
ムを起動させる診断プログラム起動手段と、前記診断プ
ログラムの起動後、前記ログファイルに格納されたログ
情報を参照し表示するログ情報表示手段と、前記診断プ
ログラム起動手段によってメモリ展開された診断プログ
ラムの中から1つを選択し、当該選択された診断プログ
ラムを実行するための診断プログラム選択実行手段と、
前記診断プログラムの実行結果を表示するための診断結
果表示手段と、を有することを特徴とする。
【0011】さらに、本発明による診断プログラム実行
方式は、稼動中の情報処理装置に発生した異常に関する
ログ情報を格納するログファイルを使用して診断プログ
ラムを実行する診断プログラム実行方式であって、診断
プログラムをメモリ上に読み込み前記診断プログラムを
起動させる診断プログラム起動手段と、前記診断プログ
ラムの起動後、前記ログファイルに格納されたログ情報
を参照し表示するログ情報表示手段と、当該実行モード
選択手段によって自動実行モードが実行されたとき、前
記ログファイルに格納されたログ情報の中から、自動的
に当該稼動中の情報処理装置の異常発生時のログ情報お
よび原因を読みだし、当該異常の内容・原因を解析する
ログ情報解析手段と、前記ログ情報解析手段が解析した
解析結果をもとに、自動的に、診断すべき装置を選定
し、当該装置に対する診断方法を決定し、診断プログラ
ムを実行する診断プログラム自動実行手段と、前記実行
モード選択手段によって任意実行モードが選択されたと
き、前記診断プログラム起動手段によってメモリ展開さ
れた診断プログラムの中から1つを選択し、当該選択さ
れた診断プログラムを実行するための診断プログラム選
択実行手段と、前記診断プログラムの実行結果を表示す
るための診断結果表示手段と、を有することを特徴とす
る。
【0012】さらに、また、本発明による診断プログラ
ム実行方式は、稼動中の情報処理装置に発生した異常に
関するログ情報を格納するログファイルを使用して診断
プログラムを実行する診断プログラム実行方式であっ
て、診断プログラムをメモリ上に読み前記診断プログラ
ムを起動させる診断プログラム起動手段と、前記ログフ
ァイルに格納されたログ情報の中から、自動的に、当該
稼動中の情報処理装置の異常発生時のログ情報および異
常の原因を読みだし、当該異常の内容・原因を解析する
ログ情報解析手段と、前記ログ情報解析手段が解析した
解析結果をもとに、自動的に、診断すべき装置を選定
し、当該装置に対する診断方法を決定し、診断プログラ
ムを実行する診断プログラム自動実行手段と、前記診断
プログラムの実行結果を表示するための診断結果表示手
段と、を有することを特徴とする。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施例による診断プロ
グラム実行方式およびそれに使用されるログ情報表示方
式が適用される情報処理システムの構成を示すブロック
図である。
【0015】図示の情報処理システムは、ディスプレー
(図示せず)と、ログ情報格納処理手段10と、ログフ
ァイル20と、診断プログラム起動手段30と、診断プ
ログラム40と、を備える。
【0016】ログ情報格納処理手段10は、稼動中の装
置に異常が発生したときに、その異常についての情報を
後述する図2の形式に編集して、ログファイル20に格
納する手段である。
【0017】ログファイル20は、ログ情報格納処理手
段10によって、編集されたログ情報を格納する。
【0018】診断プログラム起動手段30は、後述の診
断プログラム40をメモリ上に読み込み起動する。
【0019】診断プログラム40は、ログ情報表示手段
41と、実行モード選択手段42と、診断プログラム選
択実行手段43と、ログ情報解析手段44と、診断プロ
グラム自動実行手段45と、診断プログラム実行手段4
6と、診断結果表示手段47と、を備える。
【0020】ログ情報表示手段41は、ログファイル2
0に格納されたログ情報を参照し、その表示を行なう。
実行モード選択手段42は、オペレーターによって選択
される診断プログラムを実行する任意実行モードか、ロ
グファイル20を参照しながらログ情報を自動的に解析
し、その解析結果に基づいて、自動的に診断プログラム
を選択し実行する自動実行モードか、のいずれかのモー
ドをオペレーターに選択させる。診断プログラム選択実
行手段43は、診断プログラム起動手段30によって、
メモリ展開された診断プログラムの中から一つをオペレ
ーターに任意選択させ、選択された診断プログラムを実
行する後述の診断プログラム実行手段46を起動させ
る。ログ情報解析手段44は、ログファイル20に後述
の図2の形式に格納された各ログ情報を解析する。診断
プログラム自動実行手段45は、ログ情報解析手段で解
析された結果をもとに、診断すべき装置を選定し、その
装置に対してどのような診断を行なうかを決定し、診断
プログラムの実行パラメータを設定する。診断プログラ
ム自動実行手段45は、これらの情報から実行すべき診
断プログラム一つを選択し、選択されたプログラムを実
行する後述の診断プログラム実行手段46を起動させ
る。診断プログラム実行手段46は、診断プログラム選
択実行手段43または診断プログラム自動実行手段45
によって選択された診断プログラムを実行し、実行結果
を対応する診断プログラム選択手段43または診断プロ
グラム自動実行手段45に供給する。診断結果表示手段
47は、診断プログラム実行手段46によって得られた
実行結果を、診断プログラム選択実行手段43または診
断プログラム自動実行手段45から受け取り、その実行
結果をディスプレーに表示する。
【0021】続いて、図2について説明する。
【0022】図2は、本実施例のログファイル20にお
けるログ情報が規定の形式に編集された編集形式の生成
を示す構成図である。
【0023】図2のログ情報は、ログID21と、日付
22と、時間23と、装置名24と、命令制御ワード2
5と、入出力状態ワード26と、センス状態バイト37
と、エラーセクタ情報28と、から構成される。
【0024】ログID21は、ログであるIDを格納す
る。日付22は、異常が発生した日付を格納する。時間
23は、異常が発生した時間を格納する。装置名24
は、異常が発生した装置名を格納する。命令制御ワード
25は、異常が発生したときの命令制御ワードを格納す
る。入出力状態ワード26は、入出力終了結果を格納す
る。センス状態バイト27は、異常発生時の詳細情報を
格納する。エラーセクタ情報28は、外部記憶装置内で
エラーが発生したセクタアドレスをそれぞれ格納する。
【0025】図3は、本発明の一実施例による診断プロ
グラム実行方式およびそれに使用されるログ情報表示方
式が実行されるときの、動作の流れを示すフローチャー
トである。
【0026】図1および図3を参照して、診断プログラ
ム実行方式およびそれに使用されるログ情報表示方式が
適用される情報処理システムの動作について説明する。
ただし、本実施例では、情報処理装置に備えられた複数
の装置に異常が発生したと仮定し、特に、ディスク装置
の特定のシリンダに異常が多く発生していると仮定し
て、以下の説明を行なう。
【0027】診断プログラム起動ステップ51では、診
断プログラム起動手段30は、診断プログラム40をメ
モリ上に読み込み、診断プログラム40を起動させる。
【0028】ログ情報表示ステップ52では、起動した
制御は、ログ情報表示手段41に渡される。ログ情報表
示手段41は、ログ情報格納処理手段10によってログ
ファイル20に格納されたログ情報を参照し、その表示
を行なう。ここで、ログ情報格納処理手段10によっ
て、編集された形式でログ情報が表示される。ここで
は、複数の装置に異常が発生しているので、各異常につ
いて、上述の、ログID21と、日付22と、時間23
と、装置名24と、命令制御ワード25と、入出力状態
ワード26と、センス状態バイト27と、エラーセクタ
情報28と、をディスプレーに表示する。そして、制御
は、実行モード選択手段42に渡される。
【0029】実行モード選択ステップ53では、オペレ
ーターが選択した診断プログラムを実行する任意実行モ
ードか、ログファイル20を参照したログ情報を解析
し、その解析結果にもとづいて自動的に診断プログラム
を選択し実行する自動実行モードか、のいずれかの実行
モードをオペレーターに選択させる。
【0030】以下、ステップ53において、任意実行モ
ードが選択されたときの動作について説明する。
【0031】診断プログラム任意選択ステップ54で
は、制御は診断プログラム選択実行手段43に渡され
る。ここにおいて、オペレーターは、ログ情報表示ステ
ップ52によって表示されたログ情報を解析し、ディス
ク装置の特定のシリンダに特に異常が多く発生している
ことを突き止める。診断プログラム選択実行手段43
は、診断プログラム起動手段30によって、メモリ展開
された診断プログラムの中から一つを、オペレーターに
任意選択させるが、このとき、オペレーターはディスク
装置の診断プログラムを選定する。さらに、オペレータ
ーは、ディスク装置のシリンダでの異常発生回数をもと
に、異常の多いシリンダに対する診断を行なうように、
実行パラメータを決定する。こうして、実行すべき診断
プログラムが選択されると、診断プログラム選択実行手
段43は、選択された診断プログラムを実行する診断プ
ログラム実行手段46に制御を渡す。
【0032】診断プログラム実行ステップ58では、診
断プログラム実行手段46は、選択されたディスク装置
を診断する診断プログラムの実行を行ない、その結果を
制御とともに診断プログラム選択実行手段43に渡す。
【0033】つまり、実行モード選択ステップ53で、
任意実行モードを選択した場合には、オペレーターが、
ステップ52で表示されたログ情報を解析し、診断すべ
き装置を選定し、その装置に対してどのような診断を行
なうかを決定し、選択された診断プログラムの実行パラ
メータを設定する。そして、オペレーターが、これらの
情報から実行すべき診断プログラムを選択することにな
る。このため、ログ情報解析手段44および診断プログ
ラム自動実行手段45は、任意実行モードでは必要な
い。
【0034】以下、ステップ53において、自動実行モ
ードが選択されたときの動作について説明する。
【0035】ログ情報解析ステップ55では、ログファ
イル20に格納された各ログ情報を参照して、ログ情報
解析手段44は、装置名24ごとに、命令制御ワード2
5から異常が発生したときの命令と、入出力状態ワード
26およびセンス状態バイト27から、異常発生時の詳
細情報と異常の原因を読みだし、その異常の内容と原因
を解析する。また、装置名が、ディスク装置やフロッピ
ーディスク装置などの外部記憶装置の場合、ログ情報解
析手段44は、エラーセクタ情報38からどの箇所で何
回、異常が発生したかを解析する。ここで、ディスク装
置の特定のシリンダに、特に異常が多く発生していると
解析される。
【0036】診断プログラム選定ステップ56では、診
断プログラム自動実行手段45が、ログ情報解析手段4
4が出力した解析結果、つまり、ディスク装置で異常が
特に多く発生したという解析結果をもとに、ディスク装
置を診断する診断プログラムを選定する。
【0037】実行パラメータ決定ステップ57では、ロ
グ情報解析手段44の解析結果より得られたシリンダで
の異常発生回数をもとに、異常の多いシリンダに対する
診断を行なうように、実行パラメータを決定する。
【0038】診断プログラム実行ステップ58では、診
断プログラム実行手段46は、選択されたディスク装置
を診断する診断プログラムの実行を行ない、その結果を
制御とともに診断プログラム自動実行手段45に渡す。
【0039】つまり、自動実行モードを選択した場合、
ログ情報の解析、実行すべき診断プログラムの選定、実
行パラメータの決定はすべて自動的に行なわれる。この
ため、診断プログラム選択実行手段43は、自動実行モ
ードでは必要ない。
【0040】実行結果表示ステップ59では、ディスク
装置の診断プログラムの実行後、制御を渡された診断プ
ログラム選択実行手段43または診断プログラム自動実
行手段45は、その実行結果を診断結果表示手段47に
供給する。実行結果を受け取った診断結果表示手段48
は、その表示結果をディスプレーに表示する。
【0041】ところで、情報処理システムによっては、
診断プログラム起動直後に、異常が発生することも有り
得る。異常の発生が複数の箇所で見られる場合には、実
行モードによって、実行モードを選択する時間も有効と
は言えないことがある。このような場合、予め、実行モ
ード選択手段42を自動実行モードにし、ログ情報表示
手段41によるログ情報のディスプレー表示を取り止め
れば、さらに、迅速な保守が可能になる。
【0042】以下に、上述の説明と重複するところは省
略し、診断プログラム起動前に、予め、実行モード選択
手段42を自動実行モードにセットし、ログ情報表示手
段41を取り止めたときの動作について説明する。
【0043】情報処理装置に異常が発生した場合、診断
プログラム起動手段30は、診断プログラム40をメモ
リ上に読み込み診断プログラム40を起動させる。しか
し、ログ情報は表示されず、また、実行モードはすで
に、自動実行モードにセットされているので、ログ情報
解析手段44によって、ログファイルに格納されたログ
情報の中から、自動的に、稼動中の情報処理装置の異常
発生時のログ情報および異常の原因を読みだし、その異
常の内容・原因を解析する。ログ情報解析手段44が解
析した解析結果をもとに、診断プログラム自動実行手段
44は、自動的に、診断すべき装置を選定し、該装置に
対する診断方法を決定し、診断プログラムを実行する診
断プログラム実行手段46を起動させる。診断プログラ
ム実行手段46が実行した結果は、診断結果表示手段4
7によってディスプレーに表示される。すなわち、図3
の実行フローチャートにおいては、診断プログラム起動
ステップ51と、ログ情報解析ステップ55と、診断プ
ログラム選定ステップ56と、実行パラメータ決定ステ
ップ57と、診断プログラム実行ステップ58と、実行
結果表示ステップ59と、が実行されることになる。つ
まり、ログ情報表示ステップ52と、実行モード選択ス
テップ53と、診断プログラム任意選択ステップ54
と、は実行されない。
【0044】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような方式で行
なわれるので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0045】診断プログラムの起動ごとに、ログファ
イルに格納されているログ情報が表示され、該当する装
置に発生した異常情報を見ることができるので、迅速に
障害解析をすることができる。
【0046】自動実行モードを選択することにより、
ログファイル中のログ情報を自動的に解析し、診断が必
要と判断された機能について、自動的に診断プログラム
を実行するので、的確に保守を行なうことができる。
【0047】保守を行なう保守員の技能に依存しない
ので、保守能力のばらつきを最小限に抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による診断プログラム実行方
式およびそれに使用されるログ情報表示方式が適用され
る情報処理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例のログファイル20におけるログ情報
が規定の形式に編集された編集形式の生成を示す構成図
である。
【図3】本発明の一実施例による診断プログラム実行方
式およびそれに使用されるログ情報表示方式が実行され
るときの、動作の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 ログ情報格納処理手段 20 ログファイル 30 診断プログラム起動手段 40 診断プログラム 41 ログ情報表示手段 42 実行モード選択手段 43 診断プログラム選択実行手段 44 ログ情報解析手段 45 診断プログラム自動実行手段 46 診断プログラム実行手段 47 診断結果表示手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 稼動中の情報処理装置に発生した異常に
    関するログ情報を格納するログファイルを使用して診断
    プログラムを実行するためのログ情報表示方式であっ
    て、 診断プログラムをメモリ上に読み込み前記診断プログラ
    ムを起動させる診断プログラム起動手段と、 前記診断プログラムの起動後、前記ログファイルに格納
    されたログ情報を参照し表示するログ情報表示手段と、
    を有することを特徴とするログ情報表示方式。
  2. 【請求項2】 稼動中の情報処理装置に発生した異常に
    関するログ情報を格納するログファイルを使用して診断
    プログラムを実行する診断プログラム実行方式であっ
    て、 診断プログラムをメモリ上に読み込み前記診断プログラ
    ムを起動させる診断プログラム起動手段と、 前記診断プログラムの起動後、前記ログファイルに格納
    されたログ情報を参照し表示するログ情報表示手段と、 前記ログファイルに格納されたログ情報の中から、自動
    的に、該稼動中の情報処理装置の異常発生時のログ情報
    および異常の原因を読みだし、該異常の内容・原因を解
    析するログ情報解析手段と、 前記ログ情報解析手段が解析した解析結果をもとに、自
    動的に、診断すべき装置を選定し、該装置に対する診断
    方法を決定し、診断プログラムを実行する診断プログラ
    ム自動実行手段と、 前記診断プログラムの実行結果を表示するための診断結
    果表示手段と、を有することを特徴とする診断プログラ
    ム実行方式。
  3. 【請求項3】 稼動中の情報処理装置に発生した異常に
    関するログ情報を格納するログファイルを使用して診断
    プログラムを実行する診断プログラム実行方式であっ
    て、 診断プログラムをメモリ上に読み込み前記診断プログラ
    ムを起動させる診断プログラム起動手段と、 前記診断プログラムの起動後、前記ログファイルに格納
    されたログ情報を参照し表示するログ情報表示手段と、 前記診断プログラム起動手段によってメモリ展開された
    診断プログラムの中から1つを選択し、該選択された診
    断プログラムを実行するための診断プログラム選択実行
    手段と、 前記診断プログラムの実行結果を表示するための診断結
    果表示手段と、を有することを特徴とする診断プログラ
    ム実行方式。
  4. 【請求項4】 稼動中の情報処理装置に発生した異常に
    関するログ情報を格納するログファイルを使用して診断
    プログラムを実行する診断プログラム実行方式であっ
    て、 診断プログラムをメモリ上に読み込み前記診断プログラ
    ムを起動させる診断プログラム起動手段と、 前記診断プログラムの起動後、前記ログファイルに格納
    されたログ情報を参照し表示するログ情報表示手段と、 該実行モード選択手段によって自動実行モードが実行さ
    れたとき、前記ログファイルに格納されたログ情報の中
    から、自動的に該稼動中の情報処理装置の異常発生時の
    ログ情報および原因を読みだし、該異常の内容・原因を
    解析するログ情報解析手段と、 前記ログ情報解析手段が解析した解析結果をもとに、自
    動的に、診断すべき装置を選定し、該装置に対する診断
    方法を決定し、診断プログラムを実行する診断プログラ
    ム自動実行手段と、 前記実行モード選択手段によって任意実行モードが選択
    されたとき、前記診断プログラム起動手段によってメモ
    リ展開された診断プログラムの中から1つを選択し、該
    選択された診断プログラムを実行するための診断プログ
    ラム選択実行手段と、 前記診断プログラムの実行結果を表示するための診断結
    果表示手段と、を有することを特徴とする診断プログラ
    ム実行方式。
  5. 【請求項5】 稼動中の情報処理装置に発生した異常に
    関するログ情報を格納するログファイルを使用して診断
    プログラムを実行する診断プログラム実行方式であっ
    て、 診断プログラムをメモリ上に読み前記診断プログラムを
    起動させる診断プログラム起動手段と、 前記ログファイルに格納されたログ情報の中から、自動
    的に、該稼動中の情報処理装置の異常発生時のログ情報
    および異常の原因を読みだし、該異常の内容・原因を解
    析するログ情報解析手段と、 前記ログ情報解析手段が解析した解析結果をもとに、自
    動的に、診断すべき装置を選定し、該装置に対する診断
    方法を決定し、診断プログラムを実行する診断プログラ
    ム自動実行手段と、 前記診断プログラムの実行結果を表示するための診断結
    果表示手段と、を有することを特徴とする診断プログラ
    ム実行方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003022123A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Toshiba Corp 発電プラント監視診断システム及び発電プラント監視診断方法
JP2006107428A (ja) * 2004-09-30 2006-04-20 Microsoft Corp プログラム実行の不安定の状態に基づくソフトウェアプログラムのカスタム製品のサポートを提供する方法、システムおよび装置

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