JP2830988B2 - 構造部材の接合装置における軸長調整可能なスリーブ体 - Google Patents

構造部材の接合装置における軸長調整可能なスリーブ体

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は構造部材の接合装置にお
ける軸長調整可能なスリーブ体に係り、詳しくは、トラ
スを組みあげることによって位置が決まったノードの相
互間距離に若干の誤差が発生していても、スリーブの長
さ調整によって所定長さの構造部材を介装することがで
きるようにした構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】長尺な鋼管からなる構造部材を多数使用
した立体トラス構造物は、各構造部材をノードに接合し
たグリッドを多数組み合わせることによって形成され
る。トラスを組み立てる初期などにおいては、何本かの
構造部材が接合されている場合でもノードの位置が構造
部材によって完全に拘束された状態になく、ノード間に
構造部材を介装する際に一方のノードをトラス空間で少
し変位させれば、構造部材を接合することができる。
【0003】しかし、トラスが組みあがってくると、所
定本数の構造部材を接合したノードの位置が固定的とな
る。構造部材を介装しようとする二つのノードが変位不
可能であると、それらに接合すべく予定した長さの構造
部材でもノード間に介装することができなくなることが
ある。それは、構造部材をノードに接合するための接合
装置が構造的に難点がある場合に起こったり、トラス組
立時に構造部材等の製作誤差が集積するなどしてノード
間距離が予定された設計寸法を再現していない場合に起
こる。
【0004】通常、構造部材の接合装置は、構造部材と
ノードを接続する接合ボルトとそれを回転しかつ変位さ
せるスリーブとからなる。そのような一例が、特開昭6
2−55347号公報に提案されている。ところで、ノ
ード間距離が予定された設計長さに再現されている場合
でも、上記構造の接合装置では構造部材を接続すること
ができなくなる。それは、接合ボルトをノードに螺合さ
せる部分のねじが、スリーブの先端から予め少し突出さ
れているという構造的な要因による。その突出部分は接
合ボルトのねじとノードのねじ孔との螺合を開始させる
ために必要であり、その長さは通常はねじ山の数にして
2ないし3程度とされる。
【0005】スリーブが構造部材の両端部に取り付けら
れた状態で、一方のスリーブの端から他方のスリーブの
端までの長さは、その構造部材が介装されるべきノード
間距離と一致するように製作されるので、上記したねじ
山の突出量が僅かであっても構造部材のノード間への介
装を不可能にする。これを解消するためには、本出願人
が提案した特開昭63−51539号公報や実開平2−
18003号公報等に記載された接合装置を使用すれば
よい。これらは、接合ボルトをスリーブ内に完全に退避
させたり、接合ボルトをノードのねじ孔に初期螺合させ
るために必要な進出量を与えるボルト進退機構を有して
いるからである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、構造部材、
スリーブおよびノードは機械工場において高い製作精度
の寸法が与えられている。したがって、トラスの組み立
てを進めてもノードの位置は±0.2mmの誤差で所定
の位置に配置されるはずであるが、実際には1ないし2
mm程度ずれることがある。このような配置のノード間
にボルト進退機構を備える接合装置を使用して構造部材
をノード間に介装することができたとしても、構造部材
に取り付けられたいずれか一方のスリーブにおいて、ス
リーブとノードとの間に上記ずれに等しい隙間を残すこ
とになる。
【0007】これではノードから構造部材に入る軸圧縮
力をスリーブを介して伝達することができず、大きい耐
力を備えた構造部材を軸力材として十分に機能させるこ
とが不可能となる。また、ノード間が所定距離より短い
ときには構造部材をもはや介装することができず、正確
な寸法の与えられていたスリーブを削るといった現場で
の手直し作業が課せられることになり、また、組立工事
の遅延を招く。もちろん、ノード間距離を正確に測定し
ようのない現場では±0.2mmといった精度での手直
しは不可能に近い。
【0008】上記の欠点を解消するものとして、図7
(a)に示すような接合装置20を採用すればよい。そ
の接合装置は、構造部材2の端部を閉止するように溶接
によって固定したエンド部材7に一端部が取り付けられ
ると共にノード4のねじ孔4aに螺合される他端部を備
える接合ボルト5と、接合ボルトの中間部に形成したボ
ス部5Cに係合して回転力を伝達しつつ軸方向に変位さ
せることができるスリーブ21とを有している。なお、
この装置においてボルト進退機構も存在するが、説明の
簡略化のために割愛されている。
【0009】上記のスリーブ21は、スリーブ本体21
Aとノード側で螺合する補助スリーブ21Bとからなっ
ている。その補助スリーブ21Bはノード4との当接面
21bを備える一方、スリーブ本体21Aの先端内部に
螺合する接続ねじ部22が形成されている。そして、ノ
ード間に接合装置20を伴った構造部材2を配置した後
にスリーブ21を右回転し(矢印A21A を参照)、接合
ボルト5の他端部の左ねじ5aに螺合したアンカーナッ
ト5bがエンド部材7の背面に当たるまで、一端部のね
じ5mをノード4のねじ孔4aに噛みあわせる。この時
点で補助スリーブ21Bの当接面21bとノード4との
間に隙間δが残る。
【0010】次に、補助スリーブ21Bを回転して接続
ねじ部22を弛め、図7(b)のように当接面21bを
ノード4の接合面4bに密着させる。接続ねじ部22の
螺合量の減少によって、補助スリーブ21Bのフランジ
部とスリーブ本体21Aの先端との間に隙間δが発生す
る。最後に、スリーブ本体21Aを少し右回転させて本
締めをする。このとき、接続ねじ部22がスリーブ本体
21Aとの螺合量を増やさないように、すなわち、ノー
ド4に密着させた補助スリーブ21Bをスリーブ本体側
へ引き戻さないようにする必要があり、接続ねじ部22
には左ねじが採用される。
【0011】図7(c)は、補助スリーブ21Cがスリ
ーブ本体21Aの先端の外周面で螺合されている例であ
るが、同様の要領によって図示しのごとくノード側での
隙間δをなくすように操作することができる。いずれの
例においても、ノード間距離Lが所望外に短い場合に
は、補助スリーブ21B,21Cのフランジ部の薄いも
のを使用して意図的に隙間を確保し、その後に補助スリ
ーブ21B,21Cをノード4に密着させればよい。
【0012】しかし、上記のようにして本締めした後の
大きいトルクを維持する力は、エンド部材7の外面と密
着するスリーブ本体21Aの反ノード側端面21aに発
生する摩擦力のみとなる。なぜなら、スリーブ本体21
Aと補助スリーブ21B,21Cとは接続ねじ部22,
23によって螺合しているだけでありかつ両者間に隙間
δが残存するので、ねじの弛みを阻止する摩擦力は極め
て僅かとなっている。それゆえに、図7(b)に示した
止めねじ25を採用するなどして、補助スリーブ21
B,21Cに対するスリーブ本体21Aの回転ずれを防
止しておかなければならず、部品点数の増加を招く。ま
た、止めねじ25による両者の固定に完全を期すことは
無理があること、止めねじをねじ込む操作は本締め後の
弛みの生じる前に行わなければならず、操作が煩雑とな
るなどの難点がある。
【0013】本発明は上述した問題に鑑みなされたもの
で、その目的は、トラスの組み立てを進める間に集積す
る誤差によってノード間距離が所望外となっても、現場
でのスリーブ寸法の手直しなどをなくし、組立作業の中
断を回避して工期の遅れが生じないようにすること、ス
リーブを構成する部品点数を可及的に少なくしてコスト
ダウンを図ること、スリーブの回転によって本締め操作
した後も本締め状態が確実に維持されること、スリーブ
の連続性が得られて軸圧縮力の伝達機能が十分に発揮さ
れることを実現した構造部材の接合装置における軸長調
整可能なスリーブ体を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、構造部材の端
部に取り付けられる一端部およびノードのねじ孔に螺合
される他端部を備えた接合ボルトと、該接合ボルトの中
間部に他端部よりも膨形されたボス部に係合して回転力
を伝達しつつ軸方向に変位させることができるスリーブ
と、該スリーブ内に接合ボルトを完全に退避させまた接
合ボルトにノードのねじ孔との初期螺合に必要な進出量
を与えるボルト進退機構とを有する構造部材の接合装置
に適用される。その特徴とするところは、図1および図
3を参照して、スリーブ1は、ボス部5Cに係合して接
合ボルト5を回転かつ変位させるスリーブ本体1Aと、
ノード側に位置してスリーブ本体1Aから分離可能なシ
ムワッシャ1Bとからなり、そのシムワッシャ1Bは
ス部5Cが通過することはなく接合ボルト5の他端部5
Bが挿通する程度の孔が設けられた円筒形であると共
に、スリーブ本体1Aのシムワッシャ側部分も同一外径
を備えた円筒状とされる。スリーブ本体1Aのシムワッ
シャ側の端面には、放射状に延びる線1Hを含んで軸方
向に延びる平坦面1E,1Gを形成すると共に一つの平
坦面1Eのノード側縁線1eと隣に位置する他の平坦面
1Gの反ノード側縁線1hとを傾斜面1Jで接続し、平
坦面1Eの反ノード側縁線1fと隣に位置する他の平坦
面1Gのノード側縁線1gとを傾斜面1Kで接続するこ
とによって凹凸状シム面10Aが形成される。一方、シ
ムワッシャ1Bのスリーブ本体側の端面には、放射状に
延びる線1Qを含んで軸方向に延びる平坦面1S,1U
と、一つの平坦面1Sの反ノード側縁線1sと隣に位置
する他の平坦面1Uのノード側縁線1vとを接続した傾
斜面1Xと、平坦面1Sのノード側縁線1tと他の平坦
面1Uの反ノード側縁線1uとを接続した傾斜面1Yと
からなって凹凸状シム面10Aに密着する係止用シム面
10Bが形成される。そして、スリーブ本体1Aの傾斜
面1J,1Kおよびシムワッシャ1Bの傾斜面1X,1
Yは、スリーブ本体1Aと回転を拘束したシムワッシャ
1Bとを密着させた状態でスリーブ本体1Aを右回転さ
せると(図5(a)参照)、シムワッシャ1Bがノード
方向へ変位してスリーブ1が長くなるような向きに傾斜
し、シムワッシャ1Bがノード方向へ変位することによ
って、スリーブ本体側の平坦面1S,1Uとスリーブ本
体1Aに設けられている 平坦面1E,1Gとの間に生じ
た空隙11(図2を参照)に、硬質のコーキング材が充
されていることである。
【0015】
【作用】不動状態にある二つのノード間に構造部材2を
配置する場合に、ボルト進退機構6を備えた接合装置が
採用され、その接合装置の接合ボルト5を覆うスリーブ
1は、接合ボルト5を回転および変位させるスリーブ本
体1Aと、ノード4のねじ孔4aに螺合する右ねじ5m
に嵌着したシムワッシャ1Bとから構成される。スリー
ブ本体1Aのノード側端の凹凸状シム面10Aとシムワ
ッシャ1Bの反ノード側端の係止用シム面10Bとを密
着させた状態で、構造部材2をノード間に介装する。ス
リーブ本体1Aを右回転させて接合ボルト5をノード4
にほぼ完全に螺合させた後に、シムワッシャ1Bのノー
ド側の当接面1bとノード4の接合面4bとの間に隙間
δが生じる場合には、スリーブ本体1Aを固定した状態
でシムワッシャ1Bを左回転させる。係止用シム面10
Bの平坦面1S,1Uを境にして形成された傾斜面1
X,1Yが、凹凸状シム面10Aの平坦面1E,1Gで
画成された傾斜面1J,1Kを摺接し、そのくさび作用
によってシムワッシャ1Bがノード4の方向へ変位し、
スリーブ1が実質的に長くなって隙間δが埋められる。
このような操作によって、シムワッシャ1Bに設けられ
た平坦面1S,1Uとスリーブ本体1Aに設けた平坦面
1E,1Gとの間に生じる空隙11には、硬質のコーキ
ング材が充填される。ノード4から導入される軸圧縮力
はスリーブ1を介して構造部材2に伝達され、構造部材
2は軸力材として機能する。そして、シムワッシャ1B
には接合ボルト5の他端部5Bが挿通する程度の孔が設
けられていることから、シムワッシャ1Bが右ねじ5m
の周囲で偏るようなことはない。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、立体トラスを組みあげ
ていくうちにノードの位置が固定的となり、しかも、そ
のノード間が構造部材の介装を阻害する距離となってい
ても、シムワッシャによってスリーブの軸長が調整さ
れ、スリーブとノードとの間に隙間の生じない接合形態
が実現される。また、シムワッシャにはボス部が通過す
ることはなく接合ボルトの他端部が挿通する程度の孔が
設けられているので、シムワッシャはその他端部の周囲
で偏ることがなくスリーブ本体と芯ずれのない密着状態
を維持した姿勢が保持されることになって、スリーブに
はノードからの軸圧縮力の導入が可能となり、構造部材
を軸力材として機能させることができるようになる。し
たがって、トラスの組立作業中に寸法誤差が集積してノ
ードが僅かに予定外の配置となっても、スリーブの長さ
を現場で手直しするといったことは不要となり、工事の
円滑な推進が図られる。スリーブの構成も可及的に少な
い部品点数でよくて安価なものとなり、また、スリーブ
の回転による本締めの際の各当接部位での摩擦力も大き
く働き、強固なトラスの組み立てが実現される。加え
て、スリーブ本体とシムワッシャとの間に生じた空隙に
硬質のコーキング材が充填されるので、スリーブを介し
て内外部の遮断やシールが図られ、接合装置の耐久性が
高められる。
【0017】
【実施例】以下に、本発明を図面に基づき、その実施例
を詳細に説明する。図2は本発明に係る軸方向長さの調
整可能なスリーブ1を用いて構造部材2をノード間に隙
間を残すことなく接合した片側の外観図である。このよ
うなスリーブ1は例えば図3に示すような構造の接合装
置3に適用される。その接合装置は、構造部材2とノー
ド4とを接続する接合ボルト5、構造部材2とノード4
との間で軸圧縮力を伝達するスリーブ1、さらには、コ
イルスプリングからなるボルト進退機構6を備えてい
る。
【0018】接合ボルト5は、図4(a)に示すよう
に、構造部材2の端部を覆うエンド部材7に取り付けら
れる一端部5A、ノード4のねじ孔4aに螺合される他
端部5Bおよびそれらの中間部に形成されたボス部5C
とを有している。一端部5Aは左ねじ5aとそれに噛み
あわされたアンカーナット5bからなり、エンド部材7
に螺合されたスリーブナット5cに軸部5dが支持され
て構造部材2に取り付けられる。他端部5Bには右ねじ
5mが形成され、ノード4に螺合させた時点でエンド部
材7の背面に当接するアンカーナット5bが弛まないよ
うに逆方向螺旋のねじすなわち右ねじとされている。ボ
ス部5Cは、左ねじ5a、右ねじ5m、軸部5dより膨
出しており、その断面が六角などをなした軸方向に延び
る多角柱である。ボルト進退機構6は、接合ボルト5を
スリーブ1内に退避させたり(図3を参照)、右ねじ5
mをノード4のねじ孔4aに噛みあせる際に必要となる
初期螺合を実現するもので、ボス部5Cとスリーブナッ
ト5cとの間の軸部5dを外囲するように配置されたコ
イルスプリング6Aの縮み変形と弾発力を利用するもの
である。
【0019】スリーブ1はボス部5Cに係合して接合ボ
ルト5に回転力を伝達しつつ軸方向に変位させることが
できるもので、ボス部5Cの外郭とほぼ等しい断面形の
係合孔1cを備える。このスリーブ1は軸方向長さを調
整可能とするために、ボス部5Cに係合して接合ボルト
5を回転しかつ変位させるスリーブ本体1Aと、ノード
側に位置してスリーブ本体1Aから分離可能なシムワッ
シャ1Bとからなっている。なお、スリーブ本体1Aの
外面にはスパナ等によって大きいトルクを作用させやす
くするために断面の外郭が六角形をした回転力作用面1
dが形成されるが、そのノード側は幾分縮径された短い
円筒状であり、シムワッシャ1Bもスリーブ本体1Aと
の完全な密着を図りやすくするために同一外径の円筒形
となっている(後述する図1参照)。
【0020】シムワッシャ1Bは、少し回転すると端面
に形成した幾つかのシム面を利用して、図5(a)から
図5(b)のように軸方向へ変位してノード4に近づ
き、スリーブ1の長さを調整できるように設けられたも
のである。そのために、スリーブ本体1Aとシムワッシ
ャ1Bとには、その対面部位に以下の形状が施される。
なお、シムワッシャ1Bのノード側には、ノード4の接
合面4bに面接触する当接面1bが形成され、スリーブ
本体1Aのエンド部材側には、エンド部材7もしくはス
リーブナット5c(図4(a)を参照)に面接触する当
接面1aが形成されることは、従来の接合装置における
場合と変わるところがない。
【0021】図1に示すように、スリーブ本体1Aのシ
ムワッシャ側の円筒状端面には、スリーブ本体1Aの軸
線1mを含む仮想平面1n内に位置する平坦面1E,1
Gが例えば180度離れた位置に二つ形成される。そし
て、一つの平坦面1Eのノード側縁線1eと他の平坦面
1Gの反ノード側縁線1hとを一つの傾斜面1Jで接続
し、同様に、平坦面1Gのノード側縁線1gと平坦面1
Eの反ノード側縁線1fとを一つの傾斜面1Kで接続す
ることによって凹凸状シム面10Aが形成される。言い
替えれば、例えば平坦面1E,1Gはスリーブ本体1A
の中心から放射状に延びる線1Hを含んで軸方向へ延び
る面、すなわち、傾斜面1J,1Kの間に形成された二
つの段差面であり、円筒外周面を展開すると鋸歯状の輪
郭をなすように形状が与えられている。もちろん、平坦
面すなわち段差面の数は三つや四つでもよく、その場合
には、図示しないが、平坦面の間隔を120度ずらせた
り90度の間隔で配置される。
【0022】一方、シムワッシャ1Bのスリーブ本体側
の端面には、上記した凹凸状シム面10Aに密着する係
止用シム面10Bが形成される。すなわち、シムワッシ
ャ1Bの円筒状端面には、シムワッシャ1Bの中心から
放射状に延びる線1Qを含んで軸方向に延びる平坦面1
S,1Uを形成すると共に、一つの平坦面1Sの反ノー
ド側縁線1sと他の平坦面1Uのノード側縁線1vとを
一つの傾斜面1Xで接続し、平坦面1Uの反ノード側縁
線1uと平坦面1Sのノード側縁線1tとを一つの傾斜
面1Yで接続することによって係止用シム面10Bが形
成される。そして、上記したスリーブ本体1Aの平坦面
1Eとシムワッシャ1Bの平坦面1Uおよび平坦面1G
と平坦面1Sを重ね合わせて図5(a)のように密着す
ると、すなわち、段差面を相互に係止させると、傾斜面
1Kと傾斜面1Yおよび傾斜面1Jと傾斜面1Xとが密
着するように、凹凸状シム面10Aと係止用シム面10
Bとは同じ寸法の段違い面となっている。
【0023】その傾斜面1Kと傾斜面1Yおよび傾斜面
1Jと傾斜面1Xは、スリーブ本体1Aとシムワッシャ
1Bとを密着させた状態でシムワッシャ1Bの回転を拘
束しておき、スリーブ本体1Aを矢印A1Aの方向へ右回
転させれば、シムワッシャ1Bがノード方向へ変位して
スリーブ1が長くなるような向きに傾斜されている。例
えばシムワッシャ1Bの外径D(図1を参照)が30m
mで、平坦面1S,1Uが180度の離れた位置に形成
されている場合、スリーブ本体1Aをシムワッシャ1B
に対して20度右回転させると、図5(b)に示すよう
に平坦面1Gと平坦面1Sとは5.2mm離れることに
なるが、このときシムワッシャ1Bをノード4の方向へ
隙間δ(図5(a)を参照)の1mmを変位させるため
には、傾斜面1J,1K,1X,1Yにリード角θ(図
5(b)を参照)として約11度を与えておけばよい。
なお、シムワッシャ1Bの内部は右ねじ5mが挿通する
が(図3を参照)、ボス部5Cは通過させる必要がない
ので、その内径は右ねじ5mの外径より少し大きい程度
とされ、シムワッシャ1Bが右ねじ5mの周囲で偏るこ
なく、スリーブ本体1Aと密着状態を維持した姿勢
が保持されるように配慮されている。
【0024】上記した構成によれば、次のようにしてス
リーブ1の軸長を調整し、不動の位置にある二つのノー
ド間に構造部材2を介装することができる。再び図3を
参照して、コイルスプリング6Aを軸部5dに外囲させ
た接合ボルト5を構造部材2のエンド部材7にスリーブ
ナット5cを介して支持させ、その接合ボルト5にスリ
ーブ本体1Aを被せ、かつ、右ねじ5mの部分にはシム
ワッシャ1Bを嵌めてスリーブ本体1Aに密着させる。
この状態で所定の位置までクレーン等で運び、右ねじ5
mの先端をノード4の球殻面4cに沿わせるようにして
接合面4bへ移動させる。その間に、接合ボルト5が構
造部材側に押し込まれ、図示したようにコイルスプリン
グ6Aがボス部5Cとスリーブナット5cとに挟まれて
圧縮される。
【0025】いま、ノード間距離L4 がスリーブ1の端
面から他のスリーブの端面までの寸法L1 より長く、片
側でδの隙間がノード4との間に生じていると、右ねじ
5mの先端にδの突出を残して接合ボルト5はスリーブ
1の中へ退避し、アンカーナット5bが構造部材2の内
方へ移動する。もちろん、δ=0ならば、接合ボルト5
はシムワッシャ1Bから突出しなくなるまでコイルスプ
リング6Aが圧縮される。右ねじ5mの先端がノード4
のねじ孔4aに一致すると、コイルスプリング6Aの弾
発力によって接合ボルト5がノード側へ付勢される。右
ねじ5mはスリーブ1の右回転とコイルスプリング6A
による付勢力によってねじ孔4aと螺合をし始める。ス
リーブ1の回転を続けると右ねじ5mがねじ孔4a内に
進み、コイルスプリング6Aが伸びきって付勢力がなく
なっても、すでに螺合しているねじ孔4a内を螺進させ
ることができる。
【0026】図4のように、アンカーナット5bがエン
ド部材7の背面に当接すると接合ボルト5の前進は阻止
される。スリーブ本体1Aを右回転させたときシムワッ
シャ1Bも同方向に回転させたなら、図示したごとくの
隙間δがノード4との間に残り、外観は図5(a)のよ
うになる。そこで、シムワッシャ1Bに矢印A1Bのごと
く左回転を与えると、シムワッシャ1Bの傾斜面1X,
1Yが動かされないスリーブ本体1Aの傾斜面1J,1
Kに摺接し、その傾斜面1J,1Kのガイドによるくさ
効果によって、シムワッシャ1Bがノード方向へ移動
する。図4(b)や図5(b)のようにシムワッシャ1
Bの当接面1bがノード4の接合面4bに密着すると、
スリーブ1はδだけ長くなったことになる。
【0027】シムワッシャ1Bの左回転によってスリー
ブ本体1Aの平坦面1E,1Gとシムワッシャ1Bの平
坦面1U,1Sとは離隔し、平行四辺形の上記した寸法
例で言えば5.2mmの空隙11が生じる。最後に、ス
リーブ本体1Aが右回転で本締めされると、その回転量
は僅かであるが、図2のように空隙11を拡大する。も
ちろん、右ねじ5mの先端は仮想線の位置から極めて僅
かであるが破線のように深く入り込む。このとき、傾斜
面1J,1K,1X,1Yを介してシムワッシャ1Bが
ノード4の接合面4bに強く押圧される。空隙11には
硬質のコーキング材が充填され、これによって外部との
遮断やシールも図られる。なお、本締めした際の大きい
トルクは、スリーブ本体1Aの反ノード側の当接面1a
とスリーブナット5cもしくはエンド部材7の外面とに
働く摩擦力のみならず、くさび効果的でせり合うように
固く面接触する傾斜面1Kと傾斜面1Yなどとの間に働
く大きな摩擦力によっても維持される。後者の接触面は
従来技術のところで述べた図7における接続ねじ部2
2,23に比べれば極めて広く、また、摩擦面までのア
ームも実質的に長いものとなるからである。このように
して本締めが確実になされると、その後にコーキング材
を充填する作業も容易となる。
【0028】上記はスリーブ本体1Aをシムワッシャ1
Bと共に右回転させ、その後にシムワッシャ1Bを独立
して左回転させるとして説明したが、接合ボルト5をね
じ孔4aに螺合させる操作において、図5(a)の状態
からシムワッシャ1Bを拘束することなくスリーブ本体
1Aを右回転すれば、傾斜面1J,1K,1X,1Yの
くさび作用によってシムワッシャ1Bをノード4に密着
させることができる。もちろん、本締めも連続して行う
ことが可能となる。
【0029】構造部材2の両端のスリーブ1が図2の状
態になり、空隙11にコーキング材を充填すればスリー
ブ本体1Aとシムワッシャ1Bとの一体化がなされ、ノ
ード4から入る軸圧縮力はスリーブ1を介して構造部材
2に伝達される。ちなみに、軸引張力は接合ボルト5に
作用して構造部材2に伝えられる。スリーブ1内は上記
したごとく外気から遮断された状態であり、耐力上重要
な接合ボルトの腐食の進行なども抑制され、長期にわた
り構造部材を軸力材として機能させることができるよう
になる。
【0030】図6(a)は、上記のコイルスプリング6
Aに代えて、ボルト進退機構6として接合ボルト5の送
り出し用の雄ねじ6Mと雌ねじ6Nを備えた例である。
初期螺合を必要とする段階では、エンド部材7に形成し
た雌ねじ6Nに接合ボルト5の軸部5dに設けた雄ねじ
6Mが螺合される。スリーブ本体1Aを回転すると、図
6(b)に示すように接合ボルト5をノード4の方向に
変位させることができる。その後のシムワッシャ1Bと
ノード4との隙間δを埋める操作は上記の例と異なると
ころがない。この接合装置の構造や作用は、従来技術の
ところで触れた実開平2−18003号公報に記載され
ているので、その詳細は省く。いずれの構造の接合装置
においても、ボルト進退機構を使用して位置の固定した
二つのノード間に構造部材を介装して固定することがで
き、また、不動状態にあるノードから構造部材を取り外
すこともできる。
【0031】いずれの例においても、ノード間距離が介
装されるべき構造部材より短いときはシムワッシャ1B
を短いものに取り替え、隙間の発生しないシムワッシャ
を採用するか、そのようなシムワッシャがない場合には
意図的にノードとの間に隙間を発生させ、その後は上記
した要領によってスリーブの軸方向長さを拡大するよう
に調整すればよい。以上の説明から分かるように、トラ
スの組立てが進んでノードの位置が固定的となり、介装
すべき構造部材の長さ正確にはスリーブ端面間距離が二
つのノード間距離と異なることがあっても、隙間を残す
ことなく構造部材を接合することができる。そして、ス
リーブを介して軸圧縮力を常に構造部材に導入すること
ができるようになる。スリーブの寸法を現場で手直しす
る必要がなく、工期の遅れもなくなる。また、スリーブ
の構成品点数の増加も抑制され、安価でかつ操作の容易
な接合装置を実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る軸長を調整することができるス
リーブであって、スリーブ本体とシムワッシャとを分離
した状態の斜視図。
【図2】 構造部材の接合部位での片側外観であって、
スリーブ本体を本締めした後の接合状態図。
【図3】 コイルスプリング式のボルト進退機構を備え
る接合装置を使用した構造部材の接合部位での片側であ
って、スリーブ内に接合ボルトが退避している状態の縦
断面図。
【図4】 (a)接合装置によって不動状態にある二つ
のノードの間に構造部材を介装させた状態の縦断面図、
(b)はシムワッシャをノードに密着させたときの縦断
面図。
【図5】 (a)は図4(a)の状態にある外観図、
(b)は図4(b)の状態にある外観図。
【図6】 異なる形式のボルト進退機構を備えた接合装
置によって構造部材を接合した片側であって、(a)は
接合ボルトを完全にスリーブ内に退避させた状態の縦断
面図、(b)は構造部材がノードに接合された状態にお
いてシムワッシャがノードに密着されたときの縦断面
図。
【図7】 接続ねじ部を介して一体化された補助スリー
ブを有するスリーブを用いて構造部材をノードに接合す
る場合の断面を表し、(a)はノードと補助スリーブと
の間に隙間が残っている状態図、(b)は補助スリーブ
をノードに密着させた状態図、(c)は接続ねじ部がス
リーブ本体の外周面に形成された場合の縦断面図。
【符号の説明】 1…スリーブ、1A…スリーブ本体、
1B…シムワッシャ、1E,1G…平坦面、1H…放射
状に延びる線、1J,1K…傾斜面、1Q…放射状に延
びる線、1S,1U…平坦面、1X,1Y…傾斜面、1
e,1g…ノード側縁線、1f,1h…反ノード側縁
線、1s,1u…反ノード側縁線、1t,1v…ノード
側縁線、2…構造部材、4…ノード、4a…ねじ孔、5
…接合ボルト、5A…一端部、5B…他端部、5C…ボ
ス部、6…ボルト進退機構、7…エンド部材、10A…
凹凸状シム面、10B…係止用シム面、11…空隙、δ
…隙間。
フロントページの続き (72)発明者 安井 信行 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町3丁目6番 24号 川鉄建材工業株式会社技術研究所 内 (56)参考文献 特開 平4−143339(JP,A) 実公 昭56−52323(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04B 1/19 E04B 1/58

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造部材の端部に取り付けられる一端部
    およびノードのねじ孔に螺合される他端部を備えた接合
    ボルトと、該接合ボルトの中間部に前記他端部よりも膨
    形されたボス部に係合して回転力を伝達しつつ軸方向に
    変位させることができるスリーブと、該スリーブ内に接
    合ボルトを完全に退避させまた接合ボルトにノードのね
    じ孔との初期螺合に必要な進出量を与えるボルト進退機
    構とを有する構造部材の接合装置において、 前記スリーブは、前記ボス部に係合して接合ボルトを回
    転かつ変位させるスリーブ本体と、ノード側に位置して
    前記スリーブ本体から分離可能なシムワッシャとからな
    り、 上記シムワッシャは前記ボス部が通過することはなく前
    記接合ボルトの前記他端部が挿通する程度の孔が設けら
    れた円筒形であると共に、前記スリーブ本体のシムワッ
    シャ側部分も同一外径を備えた円筒状とされ、 前記スリーブ本体のシムワッシャ側の端面には、放射状
    に延びる線を含んで軸方向に延びる平坦面を形成すると
    共に一つの平坦面のノード側縁線と隣に位置する他の平
    坦面の反ノード側縁線とを傾斜面で接続することによっ
    て凹凸状シム面が形成され、 前記シムワッシャのスリーブ本体側の端面には、放射状
    に延びる線を含んで軸方向に延びる平坦面と、一つの平
    坦面の反ノード側縁線と隣に位置する他の平坦面のノー
    ド側縁線とを接続した傾斜面とからなって、上記凹凸状
    シム面に密着する係止用シム面が形成され、 スリーブ本体およびシムワッシャの前記傾斜面は、スリ
    ーブ本体と回転を拘束したシムワッシャとを密着させた
    状態でスリーブ本体を右回転させるとシムワッシャがノ
    ード方向へ変位して前記スリーブが長くなるような向き
    に傾斜し 前記シムワッシャがノード方向へ変位することによって
    前記スリーブ本体側の平坦面と前記スリーブ本体に設け
    られている平坦面との間に生じた空隙に、硬質のコーキ
    ング材が充填され ることを特徴とする構造部材の接合装
    置における軸長調整可能なスリーブ体。
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