JP3046250B2 - セグメントの継手構造及び継手方法 - Google Patents

セグメントの継手構造及び継手方法

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JP3046250B2
JP3046250B2 JP8285936A JP28593696A JP3046250B2 JP 3046250 B2 JP3046250 B2 JP 3046250B2 JP 8285936 A JP8285936 A JP 8285936A JP 28593696 A JP28593696 A JP 28593696A JP 3046250 B2 JP3046250 B2 JP 3046250B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールドトンネル
におけるセグメントリング間(以下リング間と略称す
る)の継手構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シールドトンネルにおけるセグメントの
トンネル軸方向の継手構造として、図16に示すように
ボルト及びナットを用いることが多い。同図において、
接合すべきセグメントの2つの継手板26,27に開設
された孔28,30を位置合わせしたうえ、この孔2
8,30に固定ボルト31を差込み、この固定ボルト3
1の先端ねじ部にワッシャー32を入れ、かつナット3
3を手締めした後、工具を使い所定の力まで締め込んで
いた。また、当然のこと乍ら、これらの接合作業は、孔
28,30の複数の組毎にそれぞれ行なわれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のセグメント
の継手構造は、継手板26,27の孔28,30を位置
合わせする作業、継手板26,27の孔28,30に固
定ボルト31を差込む作業、ワッシャー32を固定ボル
ト31に挿入し、ナット32を締付ける作業、再度ナッ
ト32を増し締めする作業等多くの作業工程が必要であ
り、このためリング間の接合作業に著るしく手間取ると
いう問題があった。
【0004】本発明は、前記の課題を解決したセグメン
トの継手構造と継手方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、本発明に係るセグメントの継手構造は、接合すべき
一方のセグメントの継手端部に、貫通孔内周面に端面と
斜面からなる断面鋸歯状の溝を所定のピッチにて複数
設したカプラーを埋込固着し、他方のセグメントの継手
端部に、先端部が当該端部から突出するように雄ピンを
埋込固着し、この雄ピンの軸部に所定のピッチにて複数
刻設した溝にそれぞれ割ストップリングを縮径可能に嵌
め込み、かつ、前記複数の割ストップリング間のピッチ
又は、前記複数の断面鋸歯状の溝間のピッチを互いに変
化して設け、前記雄ピンを前記カプラーの貫通孔に打ち
込むことにより、前記断面鋸歯状の溝に隣接する山部で
縮径され、かつ鋸歯状の溝部で拡開して、前記複数の割
ストップリングのうちの少なくともいずれか1つが、前
記断面鋸歯状溝のいずれかの溝端面に係止するように設
けられていることを特徴とする。
【0006】また、本発明に係る前記カプラーは、前記
カプラー本体を、一端に円錐状のガイド部を設けた端面
を有する円筒状のカプラースリ−ブの内部に嵌入し、前
記カプラー本体後端部に、前記カプラースリ−ブの他端
に固着したカプラーキャップ部を接合させ、前記カプラ
ーキャップ部に連結螺杆を螺合するネジ部を設けたこと
を特徴とする。
【0007】また、前記割ストップリングが嵌入する前
記断面鋸歯状の溝は、前述のとおりピッチを互いに変化
して設けてあり、かつ割ストップリングが納まり、係合
出来る溝底の幅を有し、奥に入る時割ストップリングを
収縮させる斜面(テーパ)を付てある構造とする
【0008】さらに、本発明に係るセグメントの継手方
法は、 接合すべき一方のセグメントの継手端部に前記
カプラーを仮固定し、前記カプラーキャップ部にカップ
リングを介してアンカ−ボルトを螺合し、コンクリ−ト
を打設して前記カプラーを前記セグメントに固着し、他
方のセグメントの継手端部に先端部が当該端部から突出
するように前記雄ピンを仮固定し、前記雄ピン軸ネジ部
とアンカ−ボルトをカップリングに螺合し、コンクリ−
トを打設して前記雄ピンをセグメントに固着し、前記雄
ピンの軸部にピッチを変えて刻設した溝に割ストップリ
ングを縮径可能に嵌め込み、前記雄ピン先端部を前記カ
プラーの貫通孔に打ち込むことにより、前記割ストップ
リングが前記カプラーの貫通孔内周面分に刻設した端面
と斜面からなる断面鋸歯状の溝に隣接する山部で縮径
し、鋸歯状の溝部で拡開して、その溝端面に係止し、前
記雄ピンが前記カプラーに係止することを特徴とする。
【0009】本発明によると、一方のセグメントの継手
端部から突出する雄ピンの先端部を他方のセグメントの
継手端部に設けたカプラーの貫通孔に打ち込むという簡
易な作業で、雄ピンの軸部に刻設した溝に嵌め込んだ割
ストップリングが、カプラーの貫通孔内周面に刻設した
端面と斜面からなる断面鋸歯状の溝部に隣接する山部で
縮径し、鋸歯状の溝部で拡開して、その溝端面に係止
し、雄ピン軸部の溝端面が割ストップリングを介してカ
プラー貫通孔内周面の溝端面に圧接することにより、カ
プラーと雄ピンの強固な係合が保持されるので、それに
より2つのセグメントの継手端部の接合は確実に保持さ
れ、剪断力に対しても雄ピンの軸部断面積により十分な
強度を発揮する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明を図を参照して説明す
る。図1〜図15は本発明の実施形態を示している。図
1において、トンネル軸方向に接合すべきセグメントと
して、セグメント1の例が示されており、各継手端部
3、4の接合面には止水パッキン25が環状に設けら
れ、また、セグメント殻体を構成するコンクリート2が
打設されている。
【0011】接合すべき一方のセグメント1の継手端部
3に、継手端部3の外側面とカプラ−スリ−ブ18の端
面が同一面となるようにカプラー5を仮固定し、前記カ
プラー後端のカップリング21にアンカ−ボルト22を
螺合し、コンクリ−ト2を打設して前記カプラー5を前
記セグメント1に固着する。他方のセグメント1の継手
端部4の外側面から雄ピン先端部7が突出するように雄
ピン6を仮固定し、前記雄ピンと係合するカップリング
11にアンカ−ボルト22を螺合し、コンクリ−ト2を
打設して前記雄ピン6をセグメント1に固着する。
【0012】前記雄ピン6は、雄ピンネジ軸部12と、
この雄ピンネジ軸部12と螺合する雌ネジ部を有するカ
ップリング11と、雄ピン軸部8を有する先端部7とか
ら形成されている。雄ピン軸部8には、図2〜図4に拡
大図示するように、軸方向に間隔をおいて平行に複数の
溝10を刻設し、各溝10に断面矩形で一部切欠環状の
割ストップリング9をはめ込み、先端にテ−パ−部13
を設けている。各溝10における軸方向の両側には、軸
方向に直角な平行な支承面が形成されている。各溝10
のピッチP1 ,P2 ,P3 ,P4 は、前記割ストップリ
ング9が係合するカプラ−貫通孔14を形成する断面鋸
歯状の溝部16のピッチP1 ,P2 ,P3 ,P4 との関
連で変えることができる。例えば、カプラ−貫通孔の各
溝16のピッチが一定の場合は、雄ピン6の溝10のピ
ッチを変えるのがよく、カプラ−貫通孔の各溝16のピ
ッチが変えてある場合は、雄ピン6の溝10のピッチは
一定とするのがよい。勿論、両者ピッチ同一でもよい。
【0013】前記割ストップリング9は、図3、図4に
示すように、縮径及び拡開を可能とするため一部を切り
欠いてあり、その内径は、雄ピン溝部10の小径軸部よ
りも大に、かつ雄ピン6外径よりも小さく作られてい
る。また割ストップリング9の外径は、鋸歯状溝部16
の溝底部16aの内径より小で、溝部山部16cまたは
貫通孔14の内周面の径よりも大に作られている。この
ように構成されているので、雄ピン6をカプラ−貫通孔
14に打ち込んだ場合に、雄ピン軸部8の溝端面が割ス
トップリング9を介してカプラー貫通孔14内周面の断
面鋸歯状の溝端面に圧接することにより、カプラー5と
雄ピン6の強固な係合が保持される。
【0014】前記カプラー5は、図1に示すように、一
端に後方に向かって縮径する截頭円錐状の内側面からな
るガイド部19を設けた(内向きフランジ)端面を有す
る円筒状のカプラースリ−ブ18の内部に、円筒状のカ
プラー本体15を嵌入し、前記カプラー本体15の後端
部に、前記カプラースリ−ブ18の他端にネジ溝を介し
て固着したカプラーキャップ20を接合させて形成して
いる。
【0015】図5〜図6に示すように、内向きフランジ
からなるストッパー部を有する前記カプラーキャップ2
0の後端には雌ネジ部24が設けられている。この雌ネ
ジ部24に図8に示す連結螺杆23の一端部を螺合固定
し、かつカプラーキャップ20をカプラースリ−ブ18
の他端に螺合固着し、同時にカプラー本体15の後端部
に接合することにより、カプラー本体15の貫通孔14
を密閉している。
【0016】図7〜図8には、カップリング21と連結
螺杆23が示されている。カプラーキャップ20の雌ネ
ジ部24に螺合した連結螺杆23は、図1に示されるよ
うに、カップリング21の雌ネジ部とも螺合し、これに
よってカップリング21はカプラーキャップ20に固着
する。さらにカップリング21にアンカ−ボルト22が
螺合して、カプラ−全体をコンクリ−ト2に強固に固着
している。
【0017】図9〜図10は、カプラースリ−ブ18を
示している。カプラースリ−ブ18の底端面(内向きフ
ランジ)には、スリ−ブ内部(後端部)に向かって径小
となるような円錐状をなすガイド部19が設けられ、ガ
イド部内側の孔部14aはカプラー本体15の貫通孔1
4に続いている。カプラースリ−ブ18の他端にはカプ
ラ−キャップ20と螺合する雌ネジが刻設されている。
カプラースリ−ブ18の内部には、カプラ−本体15が
嵌入されるが、カプラースリ−ブ18の内周面と、カプ
ラ−本体15の外周面との間には、図1に示すように、
ある程度のクリアランスが必要であり、そのクリアラン
スは3mm〜5mm程度でもよい。カプラースリ−ブガイド
部19は、前記雄ピン6を前記カプラ−5に打ち込む時
に、両者間に位置ずれがある場合、雄ピン6の先端テ−
パ−部13とともに、雄ピン6をカプラー本体15の貫
通孔14に誘導する役割を果たしている。
【0018】次に、図11〜図14に示すように、カプ
ラー本体15は、継手端部側端面から内部(後端部)に
向かって截頭円錐状の傾斜をなすガイド部17が設けら
れ、中央の貫通孔14に続いている。カプラー本体15
の貫通孔14の内周面には、端面16aと斜面16b、
および溝山部16cと溝底部16dからなる断面鋸歯状
の溝16を連続して複数本円周方向に刻設している。カ
プラー本体15の他端面は、図1に示すようにカプラ−
キャップ20の上面(端面)と係合している。
【0019】前述のように、カプラー貫通孔14の断面
鋸歯状の溝部16の溝底部16dの径は、拡開した割ス
トップリング9の外径より大であり、溝山部16cまた
は、貫通孔14の内周面の径は縮径した割ストップリン
グ9の外径より大であることが必要である。また、拡開
した割ストップリング9の外径は、溝山部16cまたは
貫通孔14の内周面の径より大でなければならない。溝
斜面16bの傾斜角度は、割ストップリング9がスム−
スに縮径できうるものであればよい。
【0020】次に本発明の作用について説明する。接合
すべき一方のセグメント1の継手端部3に前記カプラー
5を、前記カプラ−スリ−ブ18の端面が継手端部3と
同一面となるように固定し、前記カプラーキャップ20
に連結用螺杆23およびカップリング21を介してアン
カ−ボルト22を螺合し、コンクリ−ト2を打設して前
記カプラー5を前記セグメント1に固着し、他方のセグ
メント1の継手端部4に雄ピン先端部7が当該継手端部
4から突出するように前記雄ピン6を仮固定し、前記雄
ピンネジ軸部12とアンカ−ボルト22をカップリング
11に螺合し、コンクリ−ト2を打設して前記雄ピン6
をセグメント1に固着する。
【0021】次に図1に矢印で示すように、一方の(既
設の)セグメント1に向って他方の(新設の)セグメン
ト1を移動させることにより、一方のセグメント1の継
手端部4から突出する雄ピン6の先端部7を、他方のセ
グメント1の継手端部3に設けたカプラー5の貫通孔1
4に打ち込む。すると雄ピン6の先端テ−パ−部13と
カプラースリ−ブガイド部19は、カプラ−本体ガイド
部17とともに、両者間に位置ずれがある場合にもテ−
パ−面で誘導して、雄ピン6の先端部7はカプラー5の
貫通孔14に挿入される。
【0022】次に挿入された雄ピン6の軸部8にピッチ
を変えて刻設した溝10に嵌め込んだ割ストップリング
9が、カプラー5の貫通孔14内周面に刻設した端面1
6aと斜面16bからなる断面鋸歯状の溝において、底
部16dに隣接する山部16cで縮径し、鋸歯状の溝部
16で拡開しながら進んでいき、両セグメント1がその
継手端部3、4で接合して停止する。その時割ストップ
リング9が、山部16cで縮径し、溝部16で拡開し
て、その溝端面16aに係止し、雄ピン軸部8の溝部1
0の端面が割ストップリング9を介してカプラー貫通孔
14内周面の溝端面に圧接する。それにより、カプラー
5と雄ピン6の強固な係合が保持されるので、2つのセ
グメント1の継手端部3、4の接合は確実に保持され、
剪断力に対しても雄ピン6の軸部断面積により十分な強
度を発揮する。
【0023】上述のように、断面鋸歯状の溝部16のピ
ッチP1 ,P2 ,P3 ,P4 を均一に設けるのに対し、
雄ピン6の軸部8にピッチを変えて刻設した溝10に嵌
め込まれている割ストップリング9のピッチP1 ,P2
,P3 ,P4 を大小に変えておくことにより、セグメ
ント間に多少の誤差や食い違い等があっても、いずれか
の溝部16の端面16aに、いずれかの割ストップリン
グ9が係止されて、カプラー5と雄ピン6の係合が保持
される。カプラ−貫通孔14の各溝16のピッチが変え
てあって雄ピン6の溝10のピッチが一定の場合も同様
である。
【0024】また、カプラースリ−ブ18の内周面と、
カプラ−本体15の外周面との間には、ある程度(3mm
〜5mm程度)のクリアランスがあるので、両セグメント
1のドッキング時の多少の衝撃、誤差、食い違いを吸収
して取りはずれることがなく、所期の目的を達成するこ
とができる。また両セグメント同士の多少の隙間や上下
または左右の違いも吸収して、完全な接合を得ることが
できる。なお、本発明の継手装置は、例えば鋼製等の各
部品によって構成される。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
一方のセグメントの継手端部から突出する雄ピンの先端
部を、他方のセグメントの継手端部に設けたカプラーの
貫通孔に打ち込むという簡易な作業で、雄ピンの軸部に
刻設した溝に嵌め込んだ割ストップリングが、カプラー
の貫通孔内周面に刻設した端面と斜面からなる断面鋸歯
状の溝部に隣接する山部で縮径し、鋸歯状の溝部で拡開
して、その溝端面に係止し、雄ピン軸部の溝端面が割ス
トップリングを介してカプラー貫通孔内周面の溝端面に
圧接することにより、カプラーと雄ピンの強固な係合が
保持されるので、それにより2つのセグメントの継手端
部の接合は確実に保持され、剪断力に対しても雄ピンの
軸部断面積により十分な強度を発揮する。また、前記雄
ピンのピッチとカプラ−の断面鋸歯状の溝部のピッチの
いずれかのピッチを不均一に設けておくことで、前記雄
ピンとカプラ−の係合は一層確実に確保される。また本
発明によると、製品と施工の誤差(孔ずれ)は、カプラ
−の孔のガタ分(通常の孔クリアランスに相当)は動い
て取り合うことが可能な構造となっている。そのため、
施工時のボルト合わせ作業が軽減される。さらに、ボル
ト、ナットの増し締め作業、またボルト、ナット、ワッ
シャ−等の施工作業の排除ができる。また、RC(コン
クリ−トセグメント)等のボルトボックスの廃止、同じ
く施工後の空隙充填作業の廃止が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるカプラーに雄ピン
を挿入する前の断面図である。
【図2】雄ピンの一部縦断正面図である。
【図3】図2の左側面図である。
【図4】図2のA−A断面図である。
【図5】カプラ−キャップを示す断面図である。
【図6】図5の右側面図である。
【図7】カップリングを示す断面図である。
【図8】連結螺杆を示す図である。
【図9】カプラ−スリ−ブを示す断面図である。
【図10】図9の右側面図である。
【図11】カプラ−本体を示す断面図である。
【図12】図11の右側面図である。
【図13】図11の一部拡大断面図である。
【図14】図11のB−B断面図である。
【図15】本発明の実施の形態におけるカプラーに雄ピ
ンを挿入した後の断面図である。
【図16】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 セグメント 2 コンクリ−ト 3 継手端部 4 継手端部 5 カプラー 6 雄ピン 7 雄ピン先端部 8 雄ピン軸部 9 割ストップリング 10 雄ピン溝部 11 カップリング 12 雄ピンネジ軸部 13 雄ピン先端テ−パ−部 14 貫通孔 14a カプラ−スリ−ブ孔部 15 カプラ−本体 16 カプラ−貫通孔溝部 16a カプラ−貫通孔溝端面 16b カプラ−貫通孔溝斜面 16c カプラ−貫通孔溝山部 16d カプラ−貫通孔溝底部 17 カプラ−本体ガイド部 18 カプラ−スリ−ブ 19 カプラ−スリ−ブガイド部 20 カプラ−キャップ 21 カップリング 22 アンカ−ボルト 23 連結螺杆 24 カプラ−キャップネジ部 25 止水パッキン 26 継手板 27 継手板 28 孔 30 孔 31 固定ボルト 32 ワッシャ− 33 ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 敏勝 名古屋市東区東新町1番地 中部電力株 式会社内 (72)発明者 窪塚 直亮 名古屋市東区東新町1番地 中部電力株 式会社内 (72)発明者 須永 完 神奈川県川崎市川崎区小田1−17−11 (72)発明者 横江 利彦 東京都中央区日本橋茅場町1丁目6番12 号 東京エコン建鉄株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−347299(JP,A) 特開 平2−217598(JP,A) 実開 平7−25320(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 11/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接合すべき一方のセグメントの継手端
    部に、貫通孔内周面に端面と斜面からなる断面鋸歯状の
    溝を所定のピッチにて複数刻設したカプラーを埋込固着
    し、他方のセグメントの継手端部に、先端部が当該端部
    から突出するように雄ピンを埋込固着し、この雄ピンの
    軸部に所定のピッチにて複数刻設した溝にそれぞれ割ス
    トップリングを縮径可能に嵌め込み、かつ、前記複数の
    割ストップリング間のピッチ又は、前記複数の断面鋸歯
    状の溝間のピッチを互いに変化して設け、前記雄ピンを
    前記カプラーの貫通孔に打ち込むことにより、前記断面
    鋸歯状の溝に隣接する山部で縮径され、かつ鋸歯状の溝
    部で拡開して、前記複数の割ストップリングのうちの少
    なくともいずれか1つが、前記断面鋸歯状溝のいずれか
    溝端面に係止するように設けられていることを特徴と
    するセグメントの継手構造。
  2. 【請求項2】 前記カプラーの本体を、一端に円錐状の
    ガイド部を設けた端面を有する円筒状のカプラースリ−
    ブの内部に嵌入し、前記カプラー本体後端部に、前記カ
    プラースリ−ブの他端に固着したカプラーキャップ部を
    接合させ、前記カプラーキャップ部に連結螺杆を螺合す
    るネジ部を設けたことを特徴とする、請求項1記載のセ
    グメントの継手構造。
  3. 【請求項3】 接合すべき一方のセグメントの継手端部
    に前記カプラーを仮固定し、前記カプラーキャップ部に
    カップリングを介してアンカ−ボルトを螺合し、コンク
    リ−トを打設して前記カプラーを前記セグメントに固着
    し、他方のセグメントの継手端部に先端部が当該端部か
    ら突出するように前記雄ピンを仮固定し、前記雄ピン軸
    ネジ部とアンカ−ボルトをカップリングに螺合し、コン
    クリ−トを打設して前記雄ピンをセグメントに固着し、
    前記雄ピンの軸部にピッチを変えて刻設した溝に割スト
    ップリングを縮径可能に嵌め込み、前記雄ピン先端部を
    前記カプラーの貫通孔に打ち込むことにより、前記割ス
    トップリングが前記カプラーの貫通孔内周面に刻設した
    端面と斜面からなる断面鋸歯状の溝に隣接する山部で縮
    径し、鋸歯状の溝部で拡開して、その溝端面に係止し、
    前記雄ピンが前記カプラーに係止することを特徴とす
    る、セグメントの継手方法。
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