JP4580128B2 - セグメントの継手構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シールドトンネルに組み立てられるセグメントの差込み方式の継手構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
シールド掘削機により穿孔した掘削孔に組み立てられるセグメントどうしを接合する継手構造としては、一般に、隣り合うセグメントの接合端部どうしを突き合わせるとともに、その接合端部に埋設されている両連結板に連結ボルトを通し、この連結ボルトにナットを螺合して両連結板を締め付けることにより、隣り合うセグメントの接合端部どうしが接合される、というボルト締結方式が知られている。
【0003】
しかし、このボルト締結方式によるセグメントの継手構造ではセグメントの連結板に連結ボルトを通す工程以外に、ナット又は連結ボルトを回転させる工程が必要であり、この作業に多くの時間と手間がかかるという欠点がある。
【0004】
そこで、最近では、この点を改善するために、例えば、特開平6−146794号公報、特開平9−4613号公報に示すように、既に組み立てられたセグメントの切羽側に雌型継手部材を埋設する一方、この後に組み立てられるセグメントの坑口側に前記雌型継手部材を抜止め状に差し込み可能な雄型継手部材を埋設しておくという、差込み式のセグメントの継手構造が各種提案されている。この差込み方式の継手構造によれば、既に組み立てられたセグメントの雌型継手部材に、この後に組み立てられるセグメントの雄型継手部材を挿入することによりセグメントどうしを連結することができるため、作業の効率化、工期の短縮、施工コストの低減などを図ることが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記差込み方式のセグメントの継手構造では、雄雌型継手部材どうしの軸心が一致するよう位置合わせをしながら挿入する必要があり、この挿入作業は厄介である。これに対して、雄雌型継手部材どうしの軸心が少しずれていても挿入できるように、雌型継手部材の内径と雄型継手部材の外径との間にクリアランスを設けると、セグメントどうしの連結後にがたつきが生じる、という問題がある。
また、上記差込み方式のセグメントの継手構造においては、セグメントの連結後に、地震等によりセグメントどうしに引張力が作用した場合には、セグメント間に隙間を生じさせることにより、地震時変形に追従することが不可能である。
このため、地震等が生じた場合においては、接合金具どうしの連結が外れてしまったり、無理な力がかかることにより接合金具が破損してしまう、という欠点がある。
【0006】
本発明の目的は、このような問題を解決するためになされたもので、上記のような差込み方式のセグメントの継手構造に改善を加えることにより雄雌型継手部材どうしの軸心が少々ずれていても挿入可能とするとともに、セグメントどうしの連結後にセグメントどうしの間に比較的大きな引張力が作用した場合においても、弾性体が変形することにより該引張力に抵抗することにより引張エネルギーを吸収し、セグメントへの負担を軽減することが可能となるセグメントの継手構造を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、請求項1記載のセグメントの継手構造は、例えば図1〜図8に示すように、
組み立てるセグメント1Bの坑口側には雄型継手部材2が埋設されており、
この雄型継手部材2は雄継手本体3に、坑口側に突設するとともに先端部の外周に複数本の溝4cを軸方向に所定ピッチで有する凸状部材(連結軸体4)を、径方向に所定クリアランスd1をもって、かつ軸方向に抜止め状に収容しており、
既に組み立てられたセグメント1Aの切羽側には雌型継手部材8が埋設されており、
この雌型継手部材8は雌継手本体9に前記凸状部材(連結軸体4)を受け入れる凹部10または凹状部材を備えており、
該凹部10または凹状部材の内面には、開口端面へ向かって窄まり状のテーパ部10bが形成されており、
該凹部10または凹状部材内の前記テーパ部10bより内奥には、前記凸状部材(連結軸体4)の溝4cに嵌まり込む拡縮径変形自在なロックリング11と、このロックリング11を前記テーパ部10bに押し付ける弾性変形自在なバックアップリング12と、が収容されており、
前記雄継手本体3は、前記凸状部材(連結軸体4)を該雄継手本体3の軸方向に所定長さ移動可能に収容しているとともに、前記雄継手本体3と雌継手本体8とが引張力を受けた際に、変形することにより該引張力に抵抗するための弾性体(ばね座金6)を備えていることを特徴とする。
【0008】
請求項1記載の発明によれば、既に組み立てられたセグメントに埋設された雌型継手部材の凹部または凹状部材内においてロックリングは挿入前からバックアップリングによりテーパ部に押し付けられているので、組み立てるセグメントに埋設された雄型継手部材の凸状部材を前記凹部または凹状部材内に挿入すると、バックアッリングがロックリングを介して少し圧縮されるため凸状部材が挿入可能となる。
【0009】
その挿入後はバックアップリングの反発力でロックリングがテーパ部に押し付けられ、また同時にロックリングが凸状部材の溝に嵌まり込む。接合後、地震等により雄雌型継手部材間に引張力が加わると、雌型継手部材のテーパ部によりロックリングが凸状部材の溝に食い込むため、引き抜きが防止される。
すなわち、雌型継手部材の凹部または凹状部材内に雄型継手部材の凸状部材を、抜止め状にがたつくことなく固定することにより、セグメントどうしを強固かつ安定的に連結することが可能である。
【0010】
また、請求項1記載の発明によれば、雄雌型継手部材間に比較的大きな引張力が作用した場合においては、前記雄継手本体の軸方向に所定長さ移動可能に収容されている凸状部材が必要長さだけ移動してセグメントどうしの間に所定の隙間が形成されるとともに、前記弾性体が該引張力に抵抗しながら変形する。
すなわち、セグメントどうしの連結後にセグメントどうしの間に比較的大きな引張力が作用した場合においても、弾性体が変形することにより引張エネルギーを吸収し、セグメントへの負担を軽減することが可能となる。
【0011】
さらに、請求項1記載の発明によれば、前記凸状部材を前記凹部または凹状部材内に挿入する際には、雄継手部材と凸状部材との間の所定クリアランスによって、該凸状部材の径方向の位置が微調整される。
したがって、凸状部材の軸心が雄型継手部材の凹部の軸心に対して少々ずれていても、凸状部材を雌型継手部材の凹部または凹状部材内に挿入することが可能である。
【0012】
請求項2記載の発明は、例えば図1〜図8に示すように、請求項1記載の発明において、
請求項1記載のセグメントの継手構造において、
前記凹部10または凹状部材の開口端面側には、開口端面へ向かって拡開状のテーパ部10cが設けられていることを特徴としている。
【0013】
請求項2記載の発明によれば、前記凸状部材を前記凹部または凹状部材内に挿入する際には、該凸状部材は前記拡開状のテーパ部によって、前記凹部または凹状部材内に確実に誘導される。
したがって、凸状部材の軸心が雄型継手部材の凹部の軸心に対して少々ずれていても、凸状部材を雌型継手部材の凹部内に挿入することを、より確実に行うことが可能である。
【0014】
請求項3記載の発明は、例えば図9〜図12に示すように、
組み立てるセグメント101Bの坑口側には雄型継手部材104が埋設されており、
この雄型継手部材104は雄継手本体103に、坑口側に突設するとともに先端部の外周に複数本の溝104cを軸方向に所定ピッチで有する凸部または凸状部材104を備えており、
既に組み立てられたセグメント1Aの切羽側には雌型継手部材108が埋設されており、
この雌型継手部材108は雌継手本体109に、前記凸部または凸状部材104を受け入れる凹状部材110を、径方向に所定クリアランスd201をもって、かつ軸方向に抜止め状に収容しており、
該凹状部材110の内面には、開口端面へ向かって窄まり状のテーパ部110bが形成されており、
該凹状部材内110の前記テーパ部110bより内奥には、前記凸状部材104の溝104cに嵌まり込む拡縮径変形自在なロックリング111と、このロックリング111を前記テーパ部110bに押し付ける弾性変形自在なバックアップリング112と、が収容されており、
前記雌継手本体は109、前記凹状部材110を該雌継手本体109の軸方向に所定長さ移動可能に収容しているとともに、前記雄継手本体102と雌継手本体109とが引張力を受けた際に、変形することにより該引張力に抵抗するための弾性体(ばね座金106)を備えていることを特徴としている。
【0015】
請求項3記載の発明によれば、既に組み立てられたセグメントに埋設された雌型継手部材の凹状部材内においてロックリングは挿入前からバックアップによりテーパ部に押し付けられているので、凹状部材内に雄継手部材の凸状部材を挿入すると、バックアップリングがロックリングを介して少し圧縮されるため、バックアップリングおよび凸状部材が挿入可能となる。その挿入後は、バックアップリングの反発力でロックリングがテーパ部に押し付けられ、また同時にロックリングが凸状部材の溝に嵌まり込むため、雌型継手部材の凹状部材内に凸状部材が抜止め状に、又がたつき無く挿入され、セグメント間に引き抜き力が加わると、雌型継手部材のテーパ部によりロックリングが凸状部材の溝に嵌まり込み、引き抜きが防止される。
すなわち、雌型継手部材の凹状部材内に雄型継手部材の凸部または凸状部材を、抜止め状にがたつくことなく固定することにより、セグメントどうしを強固かつ安定的に連結することが可能である。
【0016】
また、請求項3記載の発明によれば、雄雌型継手部材間に比較的大きな引張力が作用した場合においては、前記雌継手本体の軸方向に所定長さ移動可能に収容されている凹状部材が、必要長さだけ移動してセグメントどうしの間に所定の隙間が形成されるとともに、前記弾性体が該引張力に抵抗しながら変形する。
すなわち、セグメントどうしの連結後にセグメントどうしの間に比較的大きな引張力が作用した場合においても、弾性体が変形することにより引張エネルギーを吸収し、セグメントへの負担を軽減することが可能となる。
【0017】
さらに、請求項3記載の発明によれば、前記凸部または凸状部材を前記凹状部材内に挿入する際には、雌継手部材と凹状部材との間の所定クリアランスによって、該凹状部材の径方向の位置が微調整される。
したがって、凸部または凸状部材の軸心が雌型継手部材の凹状部材の軸心に対して少々ずれていても、凸部または凸状部材を雌型継手部材の凹状部材内に挿入することが可能である。
【0018】
請求項4記載の発明は、例えば図9〜図12に示すように、請求項3記載の発明において、
前記雌継手本体109の開口端面側には、開口端面へ向かって拡開状のテーパ部114cが設けられていることを特徴としている。
【0019】
請求項4記載の発明によれば、前記凸部または凸状部材を前記は凹状部材内に挿入する際には、該凸部または凸状部材は前記拡開状のテーパ部によって、前記凹状部材内に確実に誘導される。
したがって、凸部または凸状部材の軸心が雌型継手部材の凹状部材の軸心に対して少々ずれていても、凸部または凸状部材を雌型継手部材の凹状部材内に挿入することを、より確実に行うことが可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明であるセグメントの継手構造の実施の形態を詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
本発明に係るセグメントの継手構造の第1の実施の形態を図1〜図4を参照して説明する。
【0021】
図1〜図4において、符号1Aは既に組み立てられたコンクリート製のセグメント、符号1Bは組み立てるコンクリート製のセグメントである。
【0022】
雄型継手部材2は、図1等に示すように、組み立てるセグメント1Bの坑口側に埋設されており、凹状の雄型継手本体3、この雄型継手本体3にセグメント1Bに対して突設するようにして収容される連結軸体4、この連結軸体4を雄継手本体3に抜止め状とする抜止め材5、連結軸体4と抜止め材5との間に挿入されるばね座金6等から構成されている。
【0023】
連結軸体4は、軸部4aの基端側には、該軸部4aより径大の頭部4bを有し、軸部4aの先端側の外周には、複数本の溝4cが軸方向に所定ピッチで設けられている。
【0024】
抜止め材5は、連結軸体4の軸部4aとの間に所定クリアランスd1が形成される内径を有する筒状の部材であり、外周部には雄ねじ部5aが形成されている。
【0025】
雄継手本体3は、全体として凹状に形成されており、開口端面側の内周部には、抜止め材5の雄ねじ部5aに螺合する雌ねじ部3aが形成されている。また、雄継手本体3の基端部には、セグメント1Bに埋設されるアンカー筋7の端部の雄ねじ部7aに螺合する雌ねじ部3bを有する嵌め込み孔3cが形成されている。
【0026】
雄型継手部材2は、図3に示すように、雄継手本体3に連結軸体4が挿入された後、ばね座金6が挿入され、さらに、抜止め材5が該雄継手本体3にねじ込まれることにより形成される。これにより、連結軸体4は雄継手本体3に、径方向に所定クリアランスd1を確保した状態で、かつ、幅d2のばね座金収容空間3dにばね座金6を収容した状態で、抜止め状に収容される。
【0027】
このように連結軸体4、ばね座金6等を雄型継手本体3に収容した雄型継手部材2は、雄継手本体3の雌ねじ部3bに、セグメント型枠(図示せず)内にセットされるアンカー筋7の雄ねじ部7aを螺合させてセグメント型枠に取り付ける。この後、セグメント型枠内にコンクリートを流し込んでセグメント1Bを成形する。
【0028】
一方、既に組み立てられたセグメント1Aの切羽側には、図1等に示すように、雌型継手部材8が埋設されている。雌型継手部材8は、金属製の雌継手本体9、この雌継手本体9内に収容される拡縮径変形自在な金属製のC形のロックリング11、弾性変形自在なゴム製のバックアップリング12から構成されている。
【0029】
雌継手本体9は、図1等に示すように、連結軸体4を受け入れる凹部10を有し、この凹部10は内奥にバックアップリング収容空間10aを形成するとともに、このバックアップリング収容空間10aから外方へ向かって窄まり状のテーパ部10bを形成し、さらに該テーパ部10bの外方側端部から雌継手本体9の開口端面にかけて拡開状のテーパ部10cを設けてある。また、雌継手本体8の先端部には、雄型継手部材2の抜止め材の先端部に嵌まり込む係合部9aが形成されている。さらに、雌継手本体8の基端部には、セグメント1Aに埋設されるアンカー筋13の瑞部の雄ねじ部13bに螺合する雌ねじ部9bを有するアンカー筋孔13cが形成されている。
【0030】
ロックリング11には連結軸体4の外径よりも小さい内径をもって連結軸体4の溝4cに嵌まり込む係合歯11aが形成されている。バックアップリング12は連結軸体4の外径とほぼ同径の内径をもち、外方側端部の外周には先細状のテーパ部が形成されている。
【0031】
バックアップリング12は、雌継手本体15のバックアップリング収容空間10a内に収容されるとともに、このバックアップリング12の外方側端部でロックリング11がテーパ部10bに押し付けられるように収容されている。
【0032】
このようにロックリング11、バックアップリング12を雌継手本体9に収容した雌型継手部材8は、雌継手本体9の雌ねじ部9bに、セグメント型枠(図示せず)内にセットされるアンカー筋13の雄ねじ部13aを螺合させてセグメント型枠に取り付ける。この後、セグメント型枠内にコンクリートを流し込んでセグメント1Aを成形する。
【0033】
本実施の形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
【0034】
▲1▼既に組み立てられたセグメント1Aに埋設された雌型継手部材8の凹部10内において、ロックリング11は挿入前からバックアップリング12によりテーパ部10bに押し付けられているので、組み立てるセグメント1Bに埋設された雄型継手部材2の連結軸体4を前記凹部10に挿入すると、バックアッリング12がロックリング11を介して少し圧縮されるため、連結軸体4が挿入可能となる。
【0035】
その挿入後はバックアップリング12の反発力でロックリング11がテーパ部10bに押し付けられ、また同時にロックリング11が連結軸体4の溝4cに嵌まり込む。接合後、地震等により雄雌型継手部材2、8間に引張力が加わると、雌型継手部材8のテーパ部10bによりロックリングが連結軸体4の溝4cに食い込むため、引き抜きが防止される。
すなわち、雌型継手部材8の凹部10に雄型継手部材2の連結軸体4を、抜止め状にがたつくことなく固定することにより、セグメント1A、1Bどうしを強固かつ安定的に連結することが可能である。
【0036】
▲2▼雄雌型継手部材2、8間に比較的大きな引張力が作用した場合においては、図4に示すように、前記雄継手本体3の軸方向に所定長さ移動可能に収容されている連結軸体4が、前記ばね座金6によって該雄継手本体3の基端方向に付勢ながら、この付勢力に抗するように必要長さd3だけ移動する。この際、雄雌型継手部材2、8どうしの連結時に幅d2であるばね座金空間3dは、ばね座金6が連結軸体4の頭部4bによって押圧されて収縮することによって幅d2’に変化する。これにより、雄雌型継手部材2、8間の連結が保持されたまま、セグメント1A、1Bどうしの間に所定の隙間d3が形成される。
すなわち、セグメント1A、1Bどうしの連結後にセグメント1A、1Bどうしの間に比較的大きな引張力が作用した場合においても、ばね座金6が変形することにより引張エネルギーを吸収し、セグメント1A、1Bへの負担を軽減することが可能となる。
【0037】
▲3▼前記連結軸体4を前記凹部10に挿入する際には、雄継手本体3と連結軸体4との間の所定クリアランスd1によって、該連結軸体4の径方向の位置が微調整される。
したがって、連結軸体4の軸心が雌型継手部材8の凹部10の軸心に対して少々ずれていても、連結軸体4を雌型継手部材8の凹部10内に挿入することが可能である。
【0038】
▲4▼前記連結軸体4を前記凹部10内に挿入する際には、該連結軸体4は前記拡開状のテーパ部10cによって、前記凹部10内に確実に誘導される。
したがって、連結軸体4の軸心が雌型継手部材8の凹部10の軸心に対して少々ずれていても、連結軸体4を雌型継手部材8の凹部10内に挿入することを、より確実に行うことが可能である。
【0039】
なお、本実施の形態においては、雄継手本体3に収容される弾性体としてばね座金6を用いているが、特に材料・形状等が限定されるものではなく、例えば、リング状に形成された硬質ゴム等でもよい。
【0040】
また、本実施の形態においては、凸状部材としての連結軸体4を雄継手本体3内に、径方向に所定クリアランスd1をもって収容しているが、雄継手本体103に一体化した凸部として形成してもよい。
【0041】
[第1の実施の形態の変形例]
本発明に係るセグメントの継手構造の第1の実施の形態の変形例を図5〜図8を参照して説明する。
本例は、構成部材としては[第1の実施の形態]と同一であるので、同一符号とするとともに構成部材の説明を省略し、[第1の実施の形態]との相違点のみを説明する。
【0042】
本例においては、[第1の実施の形態]と比してばね座金および連結軸体の位置が相違している。すなわち、ばね座金6は、図5等に示すように、連結軸体4の頭部4bと凹状の雄継手本体3の最深部との間に形成される、幅d4のばね収容空間3dに設けられている。また、連結軸体4の頭部4bと抜止め材5との間には、幅d5のクリアランス3d’が形成されている。
【0043】
雄型継手部材2は、図7に示すように、雄継手本体3にばね座金6が挿入された後、連結軸体4が挿入され、さらに、抜止め材5が該雄継手本体3にねじ込まれることにより形成される。この際、連結軸体4は雄継手本体3に、径方向に所定クリアランスd1を確保した状態で、かつ、軸方向に幅d5のクリアランス3d’を形成するとともに、幅d4のばね座金収容空間3dにばね座金6を収容した状態で、抜止め状に収容される。
【0044】
そして、雄雌型継手部材2、8どうしが互いに連結される際には、ばね座金6が連結軸体4の頭部4bによって押圧されることにより収縮し、クリアランス3d’が消滅するとともに、ばね座金空間3dは幅d4’となる。
【0045】
本例によれば、[第1の実施の形態]における▲1▼、▲3▼、▲4▼の効果を得ることができる他、以下のような効果を得ることができる。
▲5▼雄雌型継手部材2、8間に比較的大きな引張力が作用した場合においては、図8に示すように、前記雄継手本体3の軸方向に所定長さ移動可能に収容されている連結軸体4が、前記ばね座金6によって該雄継手本体3の先端方向に付勢されながら、この付勢力の方向に必要長さd5だけ移動する。この際、雄雌型継手部材2、8どうしの連結時に、ばね座金6が収縮することによって幅d4’に変化したばね座金空間3dは、次第に幅を増し、最大で幅d4まで変化する。これにより、雄雌型継手部材2、8間の連結が保持されたまま、セグメント1A、1Bどうしの間に所定の隙間d5が形成される。
すなわち、セグメント1A、1Bどうしの連結後にセグメント1A、1Bどうしの間に比較的大きな引張力が作用した場合においても、ばね座金6が変形することにより引張エネルギーを吸収し、セグメント1A、1Bへの負担を軽減することが可能となる。
【0046】
[第2の実施の形態]
本発明に係るセグメントの継手構造の第2の実施の形態を図9〜図12を参照して説明する。本実施の形態は、構成部材としては[第1の実施の形態]と類似であるので、同一部材については[第1の実施の形態]における符号と対応した符号(例:[第1の実施の形態]における符号1→[第2の実施の形態]における符号101)とするとともに構成部材の説明を省略し、[第1の実施の形態]との相違点を中心に説明する。
【0047】
図9〜図12において、符号101Aは既に組み立てられたコンクリート製のセグメント、符号101Bは組み立てるコンクリート製のセグメントである。
【0048】
雄型継手部材102は、図9等に示すように、組み立てるセグメント101Bの坑口側に埋設されており、凹状の雄型継手本体103、この雄型継手本体103にセグメント101Bに対して突設するようにして収容される連結軸体104、この連結軸体104を雄継手本体103に抜止め状とする抜止め材105等から構成されている。なお、それぞれの構成部材の形状等は[第1の実施の形態]と同一である。
【0049】
一方、既に組み立てられたセグメント101Aの切羽側には、図9等に示すように、雌型継手部材108が埋設されている。雌型継手部材108は、凹状の雌継手本体109、この雌継手本体109内に収容される凹状部材110、この凹状部材110内に収容される拡縮径変形自在な金属製のC形のロックリング111、弾性変形自在なゴム製のバックアップリング112等から構成されている。
【0050】
雌継手本体109は、連結軸体104を受け入れるために凹状に形成されており、先端部内周には、雌ねじ部109aが形成されている。
【0051】
抜止め材114は、連結軸体4の軸部4aとほぼ同形の内径を有する筒状の部材であり、先端部には雄型継手部材102の抜止め材105の先端部に嵌まり込む係合部114aが形成されている。また、抜止め材114は、開口端面側に開口端面に向かって拡開状のテーパ部114cが形成されているとともに、外周部には雄ねじ部114bが形成されている。
【0052】
さらに、前記凹状部材110は、内奥にバックアップリング収容空間110aを形成するとともに、このバックアップリング収容空間110aから外方へ向かって窄まり状のテーパ部110bを形成し、さらに該テーパ部110bの外方側端部から雌継手本体9の開口端面にかけて拡開状のテーパ部110cを設けてある。また、雌継手本体108の先端部には、雄型継手部材102の抜止め材の先端部に嵌まり込む係合部109aが形成されている。さらに、雌継手本体108の基端部には、セグメント101Aに埋設されるアンカー筋113の瑞部の雄ねじ部113bに螺合する雌ねじ部109bを有するアンカー筋孔109cが形成されている。
【0053】
雌型継手部材108は、図11に示すように、雌継手本体109に凹状部材110が挿入された後、ばね座金106が挿入され、さらに、抜止め材114が該雌継手本体109にねじ込まれることにより形成される。これにより、凹状部材110は雌継手本体109に、径方向に所定クリアランスd201を確保した状態で、かつ、幅d202のばね座金収容空間109dにばね座金106を収容した状態で、抜止め状に収容される。
【0054】
本実施の形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
【0055】
▲6▼既に組み立てられたセグメント1Aに埋設された雌型継手部材108の凹状部材110内においてロックリング111は挿入前からバックアップ112によりテーパ部110bに押し付けられているので、凹状部材110内に雄型継手部材102の連結軸体104を挿入すると、バックアップリング112がロックリング111を介して少し圧縮されるため、バックアップリング112および連結軸体104が挿入可能となる。その挿入後は、バックアップリング112の反発力でロックリング111がテーパ部110bに押し付けられ、また同時にロックリング111が連結軸体104の溝104cに嵌まり込むため、雌型継手部材108の凹状部材110内に連結軸体104が抜止め状に、又がたつき無く挿入され、セグメント1A、1B間に引き抜き力が加わると、雌型継手部材108のテーパ部110bによりロックリング111が連結軸体104の溝104cに嵌まり込み、引き抜きが防止される。
すなわち、雌型継手部材108の凹状部材110内に雄型継手部材102の連結軸体104を、抜止め状にがたつくことなく固定することにより、セグメント1A,1Bどうしを強固かつ安定的に連結することが可能である。
【0056】
▲7▼雄雌型継手部材102、108間に比較的大きな引張力が作用した場合においては、図12に示すように、前記雌継手本体109の軸方向に所定長さ移動可能に収容されている凹状部材110が、前記ばね座金106によって該雌継手本体109の基端方向に付勢されながら、この付勢力に抗するように必要長さd203だけ移動する。この際、雄雌型継手部材2、8どうしの連結時に幅d202であるばね座金空間103dは、ばね座金106が凹状部材110によって押圧されて収縮することによって幅d202’に変化する。これにより、雄雌型継手部材102、108間の連結が保持されたまま、セグメント101A、101Bどうしの間に所定の隙間d203が形成される。
すなわち、セグメント101A、101Bどうしの連結後にセグメント101A、101Bどうしの間に比較的大きな引張力が作用した場合においても、ばね座金106が変形することにより引張エネルギーを吸収し、セグメント101A、101Bへの負担を軽減することが可能となる。
【0057】
▲8▼前記連結軸体104を前記凹状部材110内に挿入する際には、雌継手本体109と凹状部材110との間の所定クリアランスd201によって、該凹状部材110の径方向の位置が微調整される。
したがって、連結軸体104の軸心が雌型継手部材108の凹状部材110の軸心に対して少々ずれていても、連結軸体104を雌型継手部材108の凹状部材110内に挿入することが可能である。
【0058】
▲9▼前記連結軸体104を前記凹状部材110内に挿入する際には、該連結軸体104は前記拡開状のテーパ部114cおよびテーパ部110cによって、前記凹状部材110内に確実に誘導される。
したがって、連結軸体104の軸心が雌型継手部材108の凹状部材110の軸心に対して少々ずれていても、連結軸体104を雌型継手部材108の凹状部材110内に挿入することを、より確実に行うことが可能である。
【0059】
なお、本実施の形態においては、凹状部材110に収容される弾性体としてばね座金106を用いているが、特に材料・形状等が限定されるものではなく、例えば、硬質ゴム等でもよい。
【0060】
また、本実施の形態においては、凹状部材110を雌継手本体109内に、径方向に所定クリアランスd201をもって収容しているが、雌継手本体109に一体化した凹部として形成してもよい。
【0061】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、雌型継手部材の凹部または凹状部材内に雄型継手部材の凸状部材を、抜止め状にがたつくことなく固定することにより、セグメントどうしを強固かつ安定的に連結することが可能である。
【0062】
また、雄雌型継手部材間に比較的大きな引張力が作用した場合においても、セグメントへの負担を軽減することが可能となる。
【0063】
さらに、凸状部材の軸心が雄型継手部材の凹部の軸心に対して少々ずれていても、凸状部材を雌型継手部材の凹部または凹状部材内に挿入することが可能である。
【0064】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様の効果が得られることは勿論のこと、凸状部材の軸心が雄型継手部材の凹部の軸心に対して少々ずれていても、凸状部材を雌型継手部材の凹部内に挿入することを、より確実に行うことが可能である。
【0065】
請求項3記載の発明によれば、雌型継手部材の凹状部材内に雄型継手部材の凸部または凸状部材を、抜止め状にがたつくことなく固定することにより、セグメントどうしを強固かつ安定的に連結することが可能である。
【0066】
また、雄雌型継手部材間に比較的大きな引張力が作用した場合においても、セグメントへの負担を軽減することが可能となる。
【0067】
さらに、凸部または凸状部材の軸心が雌型継手部材の凹状部材の軸心に対して少々ずれていても、凸部または凸状部材を雌型継手部材の凹状部材内に挿入することが可能である。
【0068】
請求項4記載の発明によれば、請求項3記載の発明と同様の効果が得られることは勿論のこと、凸部または凸状部材の軸心が雌型継手部材の凹状部材の軸心に対して少々ずれていても、凸部または凸状部材を雌型継手部材の凹状部材内に挿入することを、より確実に行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】[第1の実施の形態]において、セグメントの継手構造を接合前の状態で示す断面図である。
【図2】[第1の実施の形態]において、セグメントの継手構造を接合後の状態で示す断面図である。
【図3】[第1の実施の形態]において、セグメントの継手構造を分解状態で示す断面図である。
【図4】[第1の実施の形態]において、セグメントどうしに引張力が作用した場合の、それらセグメントの挙動を示す断面図である。
【図5】[第1の実施の形態の変形例]において、セグメントの継手構造を接合前の状態で示す断面図である。
【図6】[第1の実施の形態の変形例]において、セグメントの継手構造を接合後の状態で示す断面図である。
【図7】[第1の実施の形態の変形例]において、セグメントの継手構造を分解状態で示す断面図である。
【図8】[第1の実施の形態の変形例]において、セグメントどうしに引張力が作用した場合の、それらセグメントの挙動を示す断面図である。
【図9】[第2の実施の形態]において、セグメントの継手構造を接合前の状態で示す断面図である。
【図10】[第2の実施の形態]において、セグメントの継手構造を接合後の状態で示す断面図である。
【図11】[第2の実施の形態]において、セグメントの継手構造を分解状態で示す断面図である。
【図12】[第2の実施の形態]において、セグメントどうしに引張力が作用した場合の、それらセグメントの挙動を示す断面図である。
【符号の説明】
1A、101A 既に組み立てられたセグメント
1B、101B 組み立てられるセグメント
2、102 雄型継手部材
3、103 雄継手本体
4、104 連結軸体(凸状部材)
4c、104c (連結軸体の)溝
6、106 ばね座金(弾性体)
8、108 雌型継手部材
9、109 雌継手本体
10 凹部
10c テーパ部
110 凹状部材
110c テーパ部
11、111 ロックリング
12、112 バックアップリング
d1 (連結軸体の径方向の)所定クリアランス
d201 (凹状部材の径方向の)所定クリアランス

Claims (4)

  1. 組み立てるセグメントの坑口側には雄型継手部材が埋設されており、
    この雄型継手部材は雄継手本体に、坑口側に突設するとともに先端部の外周に複数本の溝を軸方向に所定ピッチで有する凸状部材を、径方向に所定クリアランスをもって、かつ軸方向に抜止め状に収容しており、
    既に組み立てられたセグメントの切羽側には雌型継手部材が埋設されており、
    この雌型継手部材は雌継手本体に前記凸状部材を受け入れる凹部または凹状部材を備えており、
    該凹部または凹状部材の内面には、開口端面へ向かって窄まり状のテーパ部が形成されており、
    該凹部または凹状部材内の前記テーパ部より内奥には、前記凸状部材の溝に嵌まり込む拡縮径変形自在なロックリングと、このロックリングを前記テーパ部に押し付ける弾性変形自在なバックアップリングと、が収容されており、
    前記雄継手本体は、前記凸状部材を該雄継手本体の軸方向に所定長さ移動可能に収容しているとともに、前記雄継手本体と雌継手本体とが引張力を受けた際に、変形することにより該引張力に抵抗するための弾性体を備えていることを特徴とするセグメントの継手構造。
  2. 請求項1記載のセグメントの継手構造において、
    前記凹部または凹状部材の開口端面側には、開口端面へ向かって拡開状のテーパ部が設けられていることを特徴とするセグメントの継手構造。
  3. 組み立てるセグメントの坑口側には雄型継手部材が埋設されており、
    この雄型継手部材は雄継手本体に、坑口側に突設するとともに先端部の外周に複数本の溝を軸方向に所定ピッチで有する凸部または凸状部材を備えており、
    既に組み立てられたセグメントの切羽側には雌型継手部材が埋設されており、
    この雌型継手部材は雌継手本体に、前記凸部または凸状部材を受け入れる凹状部材を、径方向に所定クリアランスをもって、かつ軸方向に抜止め状に収容しており、
    該凹状部材の内面には、開口端面へ向かって窄まり状のテーパ部が形成されており、
    該凹状部材内の前記テーパ部より内奥には、前記凸状部材の溝に嵌まり込む拡縮径変形自在なロックリングと、このロックリングを前記テーパ部に押し付ける弾性変形自在なバックアップリングと、が収容されており、
    前記雌継手本体は、前記凹状部材を前記雌継手本体の軸方向に所定長さ移動可能に収容しているとともに、前記雄継手本体と雌継手本体とが引張力を受けた際に、変形することにより該引張力に抵抗するための弾性体を備えていることを特徴とするセグメントの継手構造。
  4. 請求項3記載のセグメントの継手構造において、
    前記雌継手本体の開口端面側には、開口端面へ向かって拡開状のテーパ部が設けられていることを特徴とするセグメントの継手構造。
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