JP2830595B2 - アキュムレートコンベヤ - Google Patents

アキュムレートコンベヤ

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JP2830595B2
JP2830595B2 JP4068120A JP6812092A JP2830595B2 JP 2830595 B2 JP2830595 B2 JP 2830595B2 JP 4068120 A JP4068120 A JP 4068120A JP 6812092 A JP6812092 A JP 6812092A JP 2830595 B2 JP2830595 B2 JP 2830595B2
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豊 栗原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、所定ピッチで互いに
整列するように固定配置された複数のワーク受け台上に
最前部のワーク受け台から順にワークを貯留するアキュ
ムレートコンベヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の上述の如きアキュムレートコンベ
ヤとしては、例えば図3に示すものがあり、このアキュ
ムレートコンベヤは、床面上に立設された図示しない支
持ポストにより固定支持されたフレーム1上に所定ピッ
チで互いに整列するように固定配置された複数のワーク
受け台2を具えるとともに、そのワーク受け台2の列に
沿って延在して図示しない駆動機構により上昇,図では
右方への前進,下降および図では左方への後退の移動サ
イクルを繰り返し行うリフトバー3を具え、そのリフト
バー3は、上記ワーク受け台2と同ピッチで複数のワー
ク送り台4を各々支持軸5を介し揺動可能に枢支し、そ
れらのワーク送り台4は各々倒しピン6と起こしピン7
とを有するとともに、リフトバー3に固定されたストッ
パ8,9により図中実線で示す正立位置または図中仮想
線で示す倒れ位置に保持される。
【0003】また上記フレーム1は、各ワーク受け台2
に対応するレバー10を支持軸11を介し揺動可能に枢支
し、このレバー10は、通常は自重により、図中右側のも
のについて実線で示す位置に位置するが、ワーク受け台
2上へワーク12が置かれるとそのワーク12により押さ
れ、図中右側のものについて仮想線で示す如く揺動し
て、その下端部に形成された当接部10a を持ち上げる。
そしてこのアキュムレートコンベヤはさらに、各ワーク
受け台2間に、床面に立設された支持ポスト13により固
定支持されたカムプレート14を具えている。
【0004】かかるアキュムレートコンベヤにあって
は、上記正立位置に保持されたワーク送り台4が、上記
リフトバー3の上昇,前進,下降および後退の移動サイ
クルに基づきフレーム1の脇でそれに沿って図中矢印A
〜Dで示す如く上昇,前進,下降および後退して、ワー
ク受け台2上に置かれたワーク12を図中仮想線で示す如
く持ち上げ、前進させ、一つ先のワーク受け台2上に図
中一点鎖線で示す如く置く送り動作を行った後に後退す
るので、かかる移動サイクルを繰り返すことにより、前
方のワーク受け台2上へワーク12が順送りされる。そし
て上記送り動作により、一つ先のワーク受け台2上にワ
ーク12が置かれて、レバー10がその当接部10a を持ち上
げると、リフトバー3の後退時にそのレバー10の当接部
10a への倒しピン6の当接によりワーク送り台4が上記
倒れ位置に倒され、これにより次のリフトバー3の移動
サイクルでは、ワーク送り台4がワーク12を持ち上げず
に上昇,前進および下降してワーク12の送り動作を休止
し、その後の後退の途中でそのワーク送り台4は、カム
プレート14への摺接で起こしピン7が持ち上げられるこ
とにより上記正立位置に起こされる。
【0005】しかして上記一つ先のワーク受け台2上の
ワーク12が、さらに前方のワーク受け台2上にワーク12
が貯留されている等の理由からそこに置いたままにされ
る場合には、上記ワーク送り台4の後退の最後の段階
で、レバー10の当接部10a への倒しピン6の当接により
ワーク送り台4が再び上記倒れ位置に倒され、これによ
り次のリフトバー3の移動サイクルでもそのワーク送り
台4はワーク12の送り動作を休止する。従ってここで
は、例えば図4(a)〜(e)に経時的に示すように、
最後部のステージaのワーク受け台2上にワーク12を繰
り返し供給すると、そのワーク12が順送りされて、七箇
所のステージa〜gに設けられた上記ワーク受け台2上
に、最前部のステージgのワーク受け台2から順に貯留
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のアキュムレートコンベヤにあっては、一つ先のワー
ク受け台2上が空かない限りワーク12を搬送しないの
で、リフトバー3の一回の移動サイクルで最大限、空い
ているワーク受け台2の数しかワーク12を同時送りする
ことができず、それゆえ全てのワーク受け台2上にワー
ク12を貯留するまでに時間がかかるという問題があり、
また、比較的大きい部材であるワーク送り台4を、ワー
ク12の送り動作を休止するものについては全てリフトバ
ー3の移動サイクルの度毎に倒したり起こしたりするの
で、稼働に伴って比較的大きな騒音が生ずるという問題
があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した従
来装置の課題を有利に解決したコンベヤを提供すること
を目的とするものであり、この発明のアキュムレートコ
ンベヤは、所定ピッチで互いに整列するように固定配置
された複数のワーク受け台と、複数のワーク送り台を前
記ワーク受け台と同ピッチで有するとともにそのワーク
受け台の列に沿って延在して上昇,前進,下降および後
退の移動サイクルを繰り返し行うリフトバーと、を具
え、前記ワーク受け台上に置かれたワークを前記リフト
バーの移動に基づく前記ワーク送り台の送り動作でそこ
から持ち上げて次の前記ワーク受け台上へ送ることによ
り、前方の前記ワーク受け台上へ前記ワークを順送りし
て、それらのワーク受け台上に最前部のワーク受け台か
ら順に前記ワークを貯留するものであって、前記各ワー
ク送り台に対応して前記リフトバーに固設され、前記リ
フトバーに対する前記ワーク送り台の昇降を案内する送
り台案内部材と、前記各ワーク受け台に対応して固定配
置され、前記リフトバーの下降に伴い、前記リフトバー
に対し下降位置にある前記ワーク送り台と掛合してその
ワーク送り台を前記リフトバーに対し上昇位置に戻す送
り台戻し部材と、前記各ワーク送り台に対応して前記リ
フトバーに移動可能に支持され、前記リフトバーの上昇
に伴い、前記リフトバーに対する上昇位置にあった前記
ワーク送り台と掛合してそのワーク送り台を持ち上げる
掛合位置と、前記リフトバーの上昇に伴い、前記リフト
バーに対する上昇位置にあった前記ワーク送り台に掛合
せずしてそのワーク送り台を前記リフトバーに対し下降
位置に位置させる非掛合位置との間で移動するカム部材
と、前記各カム部材に対応して固定配置され、前記カム
部材を前記非掛合位置と前記掛合位置との間で移動させ
るカム部材移動手段と、前記ワークを置いたままにする
前記ワーク受け台およびその一つ手前の前記ワーク受け
台からの前記ワークの送りを各々受け持つ前記ワーク送
り台に対応する前記カム部材を前記非掛合位置に位置さ
せるとともに、それ以外の前記カム部材を前記掛合位置
に位置させるように前記カム部材移動手段を作動させる
カム部材移動制御手段と、を具えることを特徴とするも
のである。
【0008】
【作用】かかるアキュムレートコンベヤにあっては、掛
合位置に位置するカム部材と掛合したワーク送り台が、
リフトバーの上昇,前進,下降および後退の移動サイク
ルに基づきカム部材で持ち上げられて上昇し、カム部材
および送り台案内部材で支持されて前進し、カム部材の
下降に伴って下降し、送り台案内部材で支持されて後退
することによって、ワーク受け台上に置かれたワークを
持ち上げ、前進させ、一つ先のワーク受け台上に置く送
り動作を行った後に後退するので、かかる移動サイクル
を繰り返すことにより、前方のワーク受け台上へワーク
が順送りされる。そして上記送り動作により一つ先のワ
ーク受け台上に置かれたワークが、置いたままにされる
べきものである場合には、カム部材移動制御手段が、カ
ム部材移動手段を作動させて、上記一つ先のワーク受け
台およびその一つ手前のワーク受け台からのワークの送
りを各々受け持つワーク送り台に対応するカム部材を非
掛合位置に位置させるので、それらのワーク送り台がリ
フトバーに対し下降位置に位置して上記送り動作を行わ
なくなり、これによって複数のワーク受け台上に、最前
部のワーク受け台から順にワークが貯留される。
【0009】しかもここでは、カム部材移動制御手段
が、カム部材移動手段を作動させて、ワークを置いたま
まにするワーク受け台およびその一つ手前のワーク受け
台からのワークの送りを各々受け持つワーク送り台に対
応するカム部材以外のカム部材については掛合位置に位
置させるので、一つ先のワーク受け台上が空いていなく
ても、そのワーク受け台上のワークが置いたままにされ
るべきものでない場合には、ワーク送り台がそこへのワ
ークの送りを行う。
【0010】従ってこのアキュムレートコンベヤによれ
ば、リフトバーの一回の移動サイクルで最大限、ワーク
を置いたままにするワーク受け台およびその一つ手前の
ワーク受け台以外のワーク受け台の数だけワークを同時
送りすることができるので、リフトバーの少ない移動サ
イクルにより、短時間で全てのワーク受け台上にワーク
を貯留することができる。
【0011】さらにここでは、カム部材移動手段が、比
較的小さい部材であるカム部材を掛合位置と非掛合位置
との間で移動させることにて、ワークの送りを行うか否
かの選択を行い、しかも一つ先のワーク受け台上が空い
ていなくても、そのワーク受け台上のワークが置いたま
まにされず送られるものである場合には、ワーク送り台
がそこへのワークの送りを行うように、カム部材移動手
段が、カム部材を移動させず掛合位置に維持する。
【0012】従ってこのアキュムレートコンベヤによれ
ば、各ワーク送り台に関して生ずる騒音を小さくするこ
とができるとともに、騒音の発生頻度も少なくすること
ができるので、稼働に伴って生ずる騒音を全体として低
減させることができる。
【0013】
【実施例】以下に、この発明の実施例を図面に基づき詳
細に説明する。図1は、この発明のアキュムレートコン
ベヤの一実施例を示す縦断面図であり、この実施例のア
キュムレートコンベヤは、床面20上に立設された図示し
ない支持ポストにより固定支持されて水平に延在する梯
子形のフレーム21上に所定ピッチで互いに整列するよう
に固定配置され、かつ各々中央部に隙間を設けられた複
数のワーク受け台22を具えるとともに、そのワーク受け
台22の列に沿って両脇で延在して図示しない駆動機構に
より図示の下降位置からの上昇,図では右方への前進,
図示の下降位置への下降および図では左方への後退の移
動サイクルを繰り返し行う、これも梯子形のリフトバー
23を具え、そのリフトバー23は、上記ワーク受け台22と
同ピッチで複数のワーク送り台24を、各々送り台案内部
材としてのガイド部材25を介しワーク受け台22の外側で
ワーク受け台22に隣接するように支持し、それらのガイ
ド部材25は、リフトバー23に対するワーク送り台24の、
図中実線で示す上昇位置と図中一点鎖線で示す下降位置
との間での昇降を案内する。
【0014】またこの実施例のアキュムレートコンベヤ
は、上記フレーム21に沿って延在するように、これも床
面20上に立設された図示しない支持ポストにより固定支
持された、送り台戻し部材としての送り台戻しレール26
を具え、この一方、上記各ワーク送り台24はその下端部
の側面にローラ27を回転可能に枢支しており、上記送り
台戻しレール26は、ワーク受け台22の下方にて、リフト
バー23の下降の際に、リフトバー23に対し上記下降位置
にあるワーク送り台24に枢支された上記ローラ27に当接
し、リフトバー23のさらなる下降にかかわらずそのロー
ラ27を所定高さに保持してワーク送り台24をリフトバー
23に対し上記上昇位置に戻すとともに、リフトバー23の
後退による各ワーク送り台24の後退の際にも各ワーク送
り台24のローラ27を上記所定高さに保持して移動させ、
各ワーク送り台24をその上昇位置に保持する。
【0015】そしてここにおけるリフトバー23は、各ワ
ーク送り台24に対応して、カム部材としてのカム板28を
支持軸29を介し揺動可能に枢支しており、そのカム板28
は、図中実線で示す、ワーク送り台24の下端部の前方端
面24a に上端部が当接する正立状態の掛合位置と、図中
仮想線で示す、リフトバー23に固定されたストッパ30に
上端部が当接する倒れ状態の非掛合位置との間で図中矢
印Eで示す如く揺動し得て、上記掛合位置ではリフトバ
ー23の上昇に伴い、リフトバー23に対し上記上昇位置に
あったワーク送り台24の下端面24b に掛合してその下端
面24b を保持することによりそのワーク送り台24を持ち
上げ、また上記非掛合位置では上記ワーク送り台24の下
端部から前方側(図では右側)へ外れることにより、リ
フトバー23の上昇に伴い、リフトバー23に対し上記上昇
位置にあったワーク送り台24に掛合せずしてそのワーク
送り台24をリフトバー23に対し下降位置に位置させる。
【0016】この一方ここにおけるフレーム21は、各ワ
ーク受け台22に対応するレバー31を支持軸32を介し揺動
可能に枢支するとともに、そのレバー31の下端部31a の
後方(図では左方)および側方に近接センサ33およびエ
ア吹出ノズル34を固定支持しており、そのレバー31は、
通常は自重により、図中右側のものについて実線で示す
位置に位置するが、ワーク受け台22上へワーク12が置か
れるとそのワーク12により押され、図中右側のものにつ
いて仮想線で示す如く揺動してその下端部31aを持ち上
げる。そして、上記近接センサ33はその揺動により持ち
上げられた上記下端部31a を検知すると信号を出力し、
また上記エア吹出ノズル34はその揺動により持ち上げら
れた上記下端部31a により先端からのエアの吹出を妨げ
られると内部のエア圧力を上昇させる。従ってこの実施
例では、ワーク受け台22上へのワーク12の載置が、近接
センサ33からの信号と、エア吹出ノズル34に接続された
図示しない圧力センサからの信号との二系統の信号によ
って確実に検知され、誤検知が防止される。
【0017】さらにこの実施例のアキュムレートコンベ
ヤは、床面20上に立設された支柱35により各ワーク受け
台22の下方にて揺動可能に枢支された、カム部材移動手
段としてのハンマ36を具えるとともに、そのハンマ36を
図中実線で示す待機位置と図中仮想線で示す作動位置と
の間で揺動させるエアシリンダ37を具えており、そのハ
ンマ36は、リフトバー23が後退後で上昇前の状態にある
時に、上記作動位置への揺動によりその先端部36a で、
上記掛合位置に位置するカム板28の後端部(図では左端
部)を叩いて、そのカム板28を上記非掛合位置へ倒し、
また上記待機位置に位置する際にその先端部36a を、リ
フトバー23の前進時には高い位置を通過するため当接し
ないがその後退時に、上記非掛合位置に位置するカム板
28の下向きに突出した前端部に当接させて、そのカム板
28を上記掛合位置に戻すことができる。
【0018】なお、ハンマ36の先端部36a は、カム板28
の下向きに突出した前端部の手前側に位置するので、最
前部のワーク受け台22上から他のコンベヤ等へワーク12
を送るワーク送り台24を保持するカム板28は、リフトバ
ー23の後退時にそのハンマ36の先端部36a に当接し得な
いことから、その最前部のワーク受け台22の下方の支柱
35のみには、図中仮想線で示すようにハンマ36の先端部
36a と同様の当接部材38が固設されている。
【0019】しかして上記近接センサ33および圧力セン
サからの信号は、他の工程からのワーク搬出要求信号等
とともに、通常のマイクロコンピュータを具える図示し
ないシーケンサに入力され、そのシーケンサはあらかじ
め入力されたプログラムに基づき、上記リフトバー23を
移動させる駆動機構の作動を制御するとともに、その駆
動機構の作動に同期させて、上記各センサからの信号に
基づき、上記各ハンマ36を揺動させる各エアシリンダ37
を適宜作動させる。
【0020】かかる実施例のアキュムレートコンベヤに
あっては、掛合位置に位置するカム板28と掛合したワー
ク送り台24が、上記駆動機構の作動によるリフトバー23
の上昇,前進,下降および後退の移動サイクルに基づ
き、フレーム21の脇でそれに沿って、図中矢印Aで示す
如くカム板28で持ち上げられて上昇し、図中矢印Bで示
す如くカム板28およびガイド部材25で支持されて前進
し、図中矢印Cで示す如くカム板28の下降に伴って下降
し、図中矢印Dで示す如く送り台戻しレール26およびガ
イド部材25で支持されて後退することにて、ワーク受け
台22上に置かれたワーク12を持ち上げ、前進させ、一つ
先のワーク受け台22上に置く送り動作を行った後に後退
するので、かかる移動サイクルを繰り返すことにより、
前方のワーク受け台22上へワーク12が順送りされる。
【0021】そして例えば、上記一つ先のワーク受け台
22が最前部のものの場合や、当該一つ先のワーク受け台
22よりもさらに前方のワーク受け台22上にワーク12が貯
留されていたりする場合で、かつ他の工程からのワーク
搬出要求信号がない場合等、上記一つ先のワーク受け台
22上に置かれたワーク12が置いたままにされるべきもの
である場合には、上記シーケンサの制御に基づくエアシ
リンダ37の作動で作動位置に揺動したハンマ36が、リフ
トバー23の後退後でその上昇前に、上記一つ先のワーク
受け台22およびその一つ手前のワーク受け台22からのワ
ーク12の送りを各々受け持つワーク送り台24に対応する
カム板28を非掛合位置に位置させ、これによりそれらの
ワーク送り台24は、次のリフトバー23の移動サイクルで
はワーク12を持ち上げずに上昇し、リフトバー23に対し
下降位置に位置して前進し、リフトバー23とともに下降
して送り台戻しレール26でリフトバー23に対し上昇位置
に戻されることによりワーク12の送りを休止し、その間
に待機位置に戻されたハンマ36が、その後のリフトバー
23の後退時にカム板28と当接して、非掛合位置に位置し
ているカム板28を掛合位置に戻す。従って、このアキュ
ムレートコンベヤにあっては、例えば図2(a)〜
(c)に経時的に示すように、最後部のステージaのワ
ーク受け台22上にワーク12を繰り返し供給すると、その
ワーク12が順送りされて、七箇所のワーク停止位置a〜
gにそれぞれ設けられた上記ワーク受け台22上に、最前
部の停止位置gのワーク受け台22から順に貯留される。
【0022】さらにここにおけるシーケンサは、上記し
た、ワーク12を置いたままにするワーク受け台22および
その一つ手前のワーク受け台22からのワーク12の送りを
各々受け持つワーク送り台24に対応するカム板28以外の
カム板28については、各センサからの信号に基づき一つ
先のワーク受け台22上にワーク12が置かれていることを
検知しても、ハンマ36を揺動させるエアシリンダ37を作
動させないことにてそれらのカム板28をそれぞれ掛合位
置に維持する。それゆえここでは、一つ先のワーク受け
台22上が空いていなくても、そのワーク受け台22上のワ
ーク12が置いたままにされるべきものでない場合には、
ワーク送り台24がそこへのワーク12の送りを行う。
【0023】従ってこの実施例のアキュムレートコンベ
ヤによれば、リフトバー23の一回の移動サイクルで最大
限、ワーク12を置いたままにするワーク受け台22および
その一つ手前のワーク受け台22以外のワーク受け台22の
数だけワーク12を同時送りすることができるので、図2
(a)〜(c)に示すようにリフトバー23の少ない移動
サイクルにより、短時間で全てのワーク受け台22上にワ
ーク12を貯留することができる。
【0024】さらにこの実施例ではエアシリンダ37の作
動で揺動するハンマ36が、比較的小さい部材であるカム
板28を掛合位置と非掛合位置との間で移動させることに
て、ワーク12の送りを行うか否かの選択を行い、しかも
上記の如く、一つ先のワーク受け台22上が空いていなく
ても、そのワーク受け台22上のワーク12が置いたままに
されず送られるものである場合にはカム板28を移動させ
ず、ワーク送り台24がそこへのワーク12の送りを行うよ
うに掛合位置に維持する。
【0025】従ってこのこの実施例のアキュムレートコ
ンベヤによれば、各ワーク送り台24に関して生ずる騒音
を小さくすることができるとともに、騒音の発生頻度も
少なくすることができるので、稼働に伴って生ずる騒音
を全体として低減させることができる。
【0026】以上、図示例に基づき説明したが、この発
明は上述の例に限定されるものでなく、例えばカム部材
を、掛合位置と非掛合位置との間で揺動でなく進退移動
するものとしても良く、またカム部材移動手段を、リフ
トバーに設けらたソレノイド等で構成しても良い。
【0027】
【発明の効果】かくしてこの発明のアキュムレートコン
ベヤによれば、リフトバーの一回の移動サイクルで最大
限、ワークを置いたままにするワーク受け台およびその
一つ手前のワーク受け台以外のワーク受け台の数だけワ
ークを同時送りすることができるので、リフトバーの少
ない移動サイクルにより、短時間で全てのワーク受け台
上にワークを貯留することができる。
【0028】またこの発明のアキュムレートコンベヤに
よれば、各ワーク送り台に関して生ずる騒音を小さくす
ることができるとともに、騒音の発生頻度も少なくする
ことができるので、稼働に伴って生ずる騒音を全体とし
て低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のアキュムレートコンベヤの一実施例
を示す縦断面図である。
【図2】(a)〜(c)は上記実施例のアキュムレート
コンベヤの作動を経時的に示す作動説明図である。
【図3】従来のアキュムレートコンベヤを示す縦断面図
である。
【図4】(a)〜(e)は上記従来のアキュムレートコ
ンベヤの作動を経時的に示す作動説明図である。
【符号の説明】
12 ワーク 22 ワーク受け台 23 リフトバー 24 ワーク送り台 25 ガイド部材 26 送り台戻しレール 28 カム板 36 ハンマ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 25/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定ピッチで互いに整列するように固定
    配置された複数のワーク受け台(22)と、 複数のワーク送り台(24)を前記ワーク受け台と同ピッ
    チで有するとともにそのワーク受け台の列に沿って延在
    して上昇,前進,下降および後退の移動サイクルを繰り
    返し行うリフトバー(23)と、を具え、 前記ワーク受け台上に置かれたワーク(12)を前記リフ
    トバーの移動に基づく前記ワーク送り台の送り動作でそ
    こから持ち上げて一つ先の前記ワーク受け台上へ送るこ
    とにより、前方の前記ワーク受け台上へ前記ワークを順
    送りして、それらのワーク受け台上に最前部のワーク受
    け台から順に前記ワークを貯留するアキュムレートコン
    ベヤにおいて、 前記各ワーク送り台に対応して前記リフトバーに固設さ
    れ、前記リフトバーに対する前記ワーク送り台の昇降を
    案内する送り台案内部材(25)と、 前記各ワーク受け台に対応して固定配置され、前記リフ
    トバーの下降に伴い、前記リフトバーに対し下降位置に
    ある前記ワーク送り台と掛合してそのワーク送り台を前
    記リフトバーに対し上昇位置に戻す送り台戻し部材(2
    6)と、 前記各ワーク送り台に対応して前記リフトバーに移動可
    能に支持され、前記リフトバーの上昇に伴い、前記リフ
    トバーに対する上昇位置にあった前記ワーク送り台と掛
    合してそのワーク送り台を持ち上げる掛合位置と、前記
    リフトバーの上昇に伴い、前記リフトバーに対する上昇
    位置にあった前記ワーク送り台に掛合せずしてそのワー
    ク送り台を前記リフトバーに対し下降位置に位置させる
    非掛合位置との間で移動するカム部材(28)と、 前記各カム部材に対応して固定配置され、前記カム部材
    を前記非掛合位置と前記掛合位置との間で移動させるカ
    ム部材移動手段(36)と、 前記ワークを置いたままにする前記ワーク受け台および
    その一つ手前の前記ワーク受け台からの前記ワークの送
    りを各々受け持つ前記ワーク送り台に対応する前記カム
    部材を前記非掛合位置に位置させるとともに、それ以外
    の前記カム部材を前記掛合位置に位置させるように前記
    カム部材移動手段を作動させるカム部材移動制御手段
    と、 を具えることを特徴とする、アキュムレートコンベヤ。
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