JP2829748B2 - オートワイパ制御装置 - Google Patents

オートワイパ制御装置

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【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 雨滴センサを用いたオートワイパ制御装置に関し、 長時間のワイパ非作動状態でガラス面に付着した汚れ
を、次のワイパ作動時に自動的に洗い流すことを目的と
し、 雨滴センサの出力を積算し、その積算値が所定値に達
する毎にワイパを1回作動させるオートワイパ制御装置
において、前回のワイパ作動時からの経過時間を計測
し、該経過時間が一定値を越えているときは、今回のワ
イパ作動時にウォッシャモータを一時的に作動させてウ
ォッシャ液を噴出するよう構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、雨滴センサを用いたオートワイパ制御装置
に関する。
降雨量に応じてワイパの動作周期が自動的に変化する
オートワイパは、運転者の操作負担が少なく、運転視界
を良好に保つことができるので便利である。
〔従来の技術〕
一般的なオートワイパは、雨滴センサによって雨滴を
検出し、その出力(雨滴パルス)を積算する。そして、
この積算値が所定の制御しきい値に達したらワイパを1
回動作させ、同時に該積算値をクリアしてそこから積算
を再開する。従って、ワイパの間欠動作周期は降雨量に
反比例して変化する。
この種のオートワイパの制御方式として間欠動作周期
に制限を設けないフルオート式(無限間欠式)がある。
つまり、フルオート式は雨滴パルスの積算値が制御しき
い値に達した場合だけワイパを作動させる。ところが、
雨滴パルスの積算値が制御しきい値に達した場合だけワ
イパを作動させるものでは毎回ワイパの作動周期が異な
り運転者に違和感を与えるためモード制御を採用してい
る。
第2図、第3図はこの説明図である。第2図は横軸を
積算時間T、縦軸を積算値Rとしたもので、R1は所定の
制御しきい値である。前回のワイパ作動タイミングから
積算値Rが直線Aのように上昇して制御しきい値R1に達
したら(その時間をt1とする)、ここでワイパを1回動
作させると共に積算値Rをクリアする。このときt1が現
在の間欠時間T1モードに対し、t1<0.8T1ならモードア
ップ、t1≧0.8T1ならモードキープとなる。例えば現在
の間欠時間が10Sのモードであれば、モードアップによ
り次回の間欠時間は5Sのモードになり、モードキープで
あれば次回も10Sのモードとなる。しかし、直線B又は
Cのように積算値Rの上昇率が小さいとき、積算時間T
が所定の時間しきい値T1に達すればワイパを1回作動さ
せると共に積算値Rをクリアする。そして積算時間Tが
時間しきい値T1に達したときの積算値Rが であればモードダウン、 であればモードキープとなる。例えば現在の間欠時間が
10Sのモードであればモードダウンにより次回のモード
は20SモードになりT1=20Sに設定される。現在のモード
が20Sモードのときにモードダウンが生じると次回は無
限間欠モードとなる。無限間欠モードでは時間しきい値
T1は20Sに設定されており、積算時間が20Sになった時点
の積算値Rが1/2 R1以下であればワイパは作動させず積
算値のクリアのみ行う。これにより無限間欠時間が得ら
れる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述したフルオート式では、雨上りになると当然のこ
とながら全くワイパを動作させない。ところが、この雨
上りの状態で車両が走行するとフロントガラスに汚れが
付き易く、後に雨が降り出したときにその状態でワイパ
を動作させると、ガラス面に付着した汚れがワイパブレ
ードで引き延ばされ、著しく運転視界を悪化させる。
本発明は、この様な場合に自動的にウォッシャ液を噴
出してガラス面の汚れを洗い流そうとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理図で、1は雨滴センサ、2はオ
ートワイパ制御装置、3はワイパモータ、4はウォッシ
ャモータである。
〔作用〕
雨滴センサ1は例えば光学式で,対向配置された発光
素子と受光素子の間を通過した雨滴を検出してパルスを
発生する。オートワイパ制御装置2はこの雨滴パルスを
積算し,その積算値が所定値に達するとワイパモータ3
を1回作動させ、且つ該積算値をクリアする。ワイパモ
ータ3は1回作動すると図示せぬワイパブレードを1往
復動作させてガラス面を払拭する。ウォッシャモータ4
はノズルからガラス面に向けてウォッシャ液を噴出す
る。
通常のオートワイパ制御ではワイパモータ3だけを制
御するが、本発明では前回のワイパ動作から一定時間以
上ワイパ動作が行われていない場合は、次にワイパ動作
させるときにウォッシャモータ4を一時的に作動させて
ウォッシャ液を噴出する。
このことにより、それまでガラス面に付着していた汚
れが洗浄されるため、ワイパブレードによる汚れの引き
延しが防止されるだけでなく、運転視界が一層良好にな
る。
〔実施例〕
第4図は本発明の一実施例を示す構成図で、5はフュ
ーズ、6はIG(イグニッション)スイッチ、7はバッテ
リ、8はスイッチ回路である。
オートワイパ制御装置2はリレー回路21,22、マイク
ロコンピュータ(以下、マイコンと略称する)23、入出
力回路24等を備える。マイコン23は第1図の雨滴センサ
1からの雨滴パルスを入力して、それを積算するが、こ
こではその部分を図面上省略してある。第1のリレー回
路21はワイパモータ3の駆動用であるのに対し、第2の
リレー22はウォッシャモータ4の駆動用である。入出力
回路24はワイパモータ3のカムスイッチ31の電圧(+B
かGND)や、スイッチ回路8のINT(間欠モード)端子の
レベル、それにウォッシャモータ4の電源側端子Wの電
圧をマイコン23に入力する(これはウォッシャ動作時に
ワイパを連動させるため)。
スイッチ回路8はワイパスイッチ81とウォッシャスイ
ッチ82からなり、WS,+1,+2,INT,E,B2,Wの7端子を有
する。ワイパスイッチ81は回転式OFF,INT,Lo,Hiの4位
置に切替えることができる。(1)OFF位置では端子WS,
+1間がショートされるので、マイコン23でリレー回路
21をオフにしてWS端子をGNDレベルにすると、ワイパモ
ータ3は停止位置に保持される。(2)INT位置ではWS,
+1間並びにINT,E(アース)間がショートされるの
で、後者によりマイコン23は間欠モードの動作が要求さ
れる。この間欠モードでは、雨滴パルスの積算値が所定
値に達したときリレー回路21を動作させるとWS端子が+
Bになり、ワイパモータ3が動作する。このモータ3に
よりワイパが動作するとカムスイッチ31が+B側に切替
り、またワイパが原位置へ復帰すると該スイッチ31はGN
D側へ切替わるので、マイコン23は+S端子のレベルを
監視することでワイパを1往復動作だけさせることがで
きる。(3)Lo位置では+1,B2(電源)端子が直結され
るので、ワイパモータ3は制御装置2とは無関係に繰り
返し低速動作する。(4)Hi位置では+2、B2端子が直
結されるので、ワイパモータ3は制御装置2とは無関係
に繰り返し高速動作する。
ウォッシャスイッチ82はワイパスイッチ81がどの位置
でも操作することができ、これをオンにするとB2,W端子
間がショートされる。B2,W端子間がショートするとウォ
ッシャモータ4が回転し、ガラス面を指向したノズルか
らウォッシャ液が噴出する。
本例ではこのウォッシャスイッチ82がオフのときでも
ウォッシャモータ4を作動できるように、第2のリレー
回路22をオートワイパ制御装置2内に設けてある。つま
り、マイコン23でこのリレー回路22をオンにするとウォ
ッシャモータ4に制御装置2側から+Bが供給され、そ
の期間だけ該モータ4が回転する。
本発明でこのモータ4を回転させるのは、ワイパスイ
ッチ8がINT(間欠動作)位置にありながら、一定時間
以上ワイパ動作が行れていない場合に、次にワイパを作
動させるときである。
以下、第5図を参照してこの動作を説明する。同図は
フルオート式に適用した例である。先ず、ステップS1で
雨滴パルスの積算を行い、積算値Rが制御しきい値R1に
達したとき、または積算時間Tが時間しきい値T1に達し
たとき次のステップS2で前述の通り作動モードを決定す
る。これは第3図のモードの選択であり、その結果をス
テップS3で判断する。このとき∞間欠モードでなければ
ステップS3からステップS4に分岐して経過時間タイマN
をクリアする。そして、このときは(F=0なので)ス
テップS5からステップS6に分岐し、ここでワイパ動作が
1回行われる。
これに対しステップS3で∞間欠モードと判定されたら
ステップS7へ分岐し、前回のワイパ動作のときにステッ
プS4でクリアされた経過時間タイマNを一定値N1(例え
ば30分)と比較する。ここでN<N1であればステップS8
でNをインクリメントしてステップS1へ戻る。これによ
りNは20秒毎にカウントアップされる。
これに対しステップS7でN≧N1と判定されたらステッ
プS9でウォッシャ作動フラグFを1にセットしてステッ
プS1へ戻る。
やがて雨滴パルスの積算値が制御しきい値に達すると
再びステップSからステップS4へ分岐してタイマTをク
リアするが、このときはF=1なのでS5からステップS1
0側へ分岐する。このステップS10でウォッシャモータ4
を始動するとウォッシャON(噴射)の状態になる。次に
ステップS11でワイパモータ3を回転させる。このワイ
パ動作はステップS6のように1回ではなく、2回または
3回でもよい。このワイパ動作を終了したらステップS1
2でウォッシャモータ4を停止し、ウォッシャOFF(噴射
停止)の状態にする。次にステップS13でフラグFをク
リアしてからステップS1へ戻る。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、長時間ワイパ動作
をしないまま雨上りの道路を走行した様な場合に、フロ
ントガラスに付着した汚れを次のオートワイパ動作時に
自動的に洗浄できるので、これをワイパブレードで引き
延ばして運転視界を悪化させる様な事態を未然に防止で
きる利点がある。また本発明では、ワイパの動作間隔が
長くなった後のワイパ作動時に一時的にウオッシャ液を
噴射するので、ウオッシャ液を無駄に消費することがな
いという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理図、 第2図はオートワイパの原理説明図、 第3図はワイパモータの説明図、 第4図は本発明の一実施例を示す構成図、 第5図は第4図の動作を示すフローチャートである。 図中、1は雨滴切替、2はオートワイパ制御装置、3は
ワイパモータ、4はウォッシャモータである。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−58227(JP,A) 特開 平1−223055(JP,A) 実開 昭54−54047(JP,U) 実開 昭61−169849(JP,U) 実開 昭62−74069(JP,U) 実開 昭61−165256(JP,U) 実公 昭44−6652(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60S 1/08 B60S 1/46

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】雨滴センサ(1)の出力を積算し、その積
    算値が所定値に達する毎にワイパを1回作動させるオー
    トワイパ制御装置において、 前回のワイパ作動時からの経過時間を計測し、該経過時
    間が一定値を越えているときは、今回のワイパ作動時に
    ウォッシャモータ(4)を一時的に作動させてウォッシ
    ャ液を噴出するように制御することを特徴とするオート
    ワイパ制御装置。
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