JP2829316B2 - セルラ無線伝送システム用移動無線局 - Google Patents
セルラ無線伝送システム用移動無線局Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の制御チャンネル
に亘りトラヒックが分散されるような無線伝送システム
における移動無線局に関する。 【0002】 【従来の技術】ドイツ国特許出願公告第2733503
号から既知の無線通信システム(無線伝送システム)で
は、サービスエリア(全主要カバレッジエリア)を多数
のゾーン(無線ゾーン)に分けて(セル方式)、各無線
ゾーンに少なくとも1つの制御チャンネル(組織化チャ
ンネル)と数個のトラヒックチャンネルとを割り当てて
いる。多数の自動車電話加入者(移動無線局)を有する
無線ゾーンにおける移動無線局(基地無線局)には幾つ
かの制御チャンネル用の1つの送信機/受信機を設ける
必要がある。送信及び受信分離フィルタの構成を簡単に
するために、送信兼受信周波数帯域は上側帯域と下側帯
域とに分割される。少なくとも2つの群に分けた移動無
線局の各々は、送信兼受信周波数帯域の上側か、下側の
いずれか一方の帯域を利用する。送信兼受信周波数帯域
の2帯域への分割は、双方の移動無線局の群が共通帯域
を有するように選定する。制御チャンネルは少なくとも
この共通帯域内に位置させる。 【0003】第1群の移動無線局は、例えば回線を設定
するための制御チャンネルを選択する。このために、移
動無線局は良好な信号対雑音比(S/N)を呈するもの
に対する群に割り当てられる制御チャンネルを走査す
る。選択した制御チャンネルのS/Nが、無線伝搬妨害
又は他の何等かの理由により低下する場合には、その移
動無線局は所定制御チャンネルコードの受信に際し、例
えば第2群のような他の群に割り当てられる制御チャン
ネルを用いることもできる。斯かる他の群への制御チャ
ンネルの割当ては、少数の移動無線局を有している無線
ゾーンで引き継がれるだけである。 【0004】1つの無線ゾーンで数個の制御チャンネル
を用いる場合には、この無線ゾーンに設置且つ登録され
ている移動無線局に相当するトラヒック量が、この無線
ゾーンの制御チャンネル全体に亘り分散されるようにな
る。この既知の無線伝送システム(DE−AS2733
503)では移動無線局を群別して送信兼受信分離フィ
ルタの価格を低減させるようにしている。しかし、トラ
ヒック状態に関しては特に種々の制御チャンネルに亘り
トラヒック量を分散させる制御方式は何等記載されてい
ない。例えば4つの制御チャンネルを1つの無線ゾーン
に割り当てる場合、及び移動無線局の4群よりなる無線
ゾーンに唯2つの群のみが存在する場合には、トラヒッ
ク量は2つの群に割り当てられた2つの制御チャンネル
に分散するだけである。 【0005】或る無線ゾーンに属するそのゾーンの制御
チャンネルの番号、即ち制御チャンネルの周波数、従っ
てその制御チャンネルのチャンネル番号が変化する場
合、各移動無線局は新規に設定された制御チャンネルに
それら無線局を自動的に、且つ、独立して割り当てる必
要がある。例えば、無線ゾーンの1つの制御チャンネル
が不良の場合に、その無線ゾーンに新規の制御チャンネ
ルを割り当てる場合には、既に存在している制御チャン
ネル及び新規の制御チャンネルに、移動無線局の多数の
個々の転送によって短期間の間に一時的に過負荷がかか
らないように何等かの手段を講ずる必要がある。 【0006】本発明の根底にある問題点というのは、無
線ゾーンの種々の制御チャンネル上のトラヒック量を分
散させるシステムにおける移動無線局を提供することに
ある。制御チャンネルに障害が生じてその配置を変更す
るという場合に、新しい制御チャンネルに個別の変更指
令を必要としないようにしなければならない。 【0007】 【発明の目的及び概要】この問題は、少なくとも2つの
制御チャンネル(CCH)を持つ基地無線局(BS)を
含むようなセルラ無線伝送システムにおける個々の制御
チャンネル上にトラヒック量を分散させるシステムにお
いて、移動無線局を、当該基地無線局から当該制御チャ
ンネルを介して前記当該基地無線局のセルラ領域内の移
動無線局の群の数を表す群数(ntp)と、前記当該制
御チャンネルに割当てられている群符号(atp)とを
受信する受信手段と、当該移動無線局の群符号番号
(K)を永久的に記憶する記憶手段と、前記受信された
群数(ntp)と、前記記憶されている群符号番号
(K)とを前記受信された群符号(atp)を考慮に入
れながら所定の組合せ基準に基づいて組み合わせ、この
組合せ結果に基づいて前記制御チャンネルの中の1つ
を、当該移動無線局に割り当てられた制御チャンネルと
して選択する選択手段と、を設けて構成することにより
達成される。 【0008】本発明によれば、無線伝送システムの無線
ゾーンの種々の制御チャンネルに亘ってトラヒック量を
略均等に分散させることができる。 【0009】多数の移動無線局の幾つかは基地無線局と
無線接触している。 【0010】既知の無線伝送システム(DE−AS27
33503)の場合には既知の無線局から移動無線局へ
の無線接続が行われると、移動無線局は無線ゾーンの全
部の制御チャンネルをコールする必要がある。本発明に
よれば、斯かる全部の制御チャンネルを不必要に過負荷
とすることを防止することができる。これと同時に移動
無線局の過負荷制御チャンネルへの転送回数をも低減さ
せることができる。従ってトラヒックを測定することに
より種々の制御チャンネルへのトラヒック量を基地無線
局で1回で決めることができる。基地無線局及び移動無
線局の双方に対し既知の無線伝送システムにおける群の
可変数を適宜選定して各無線ゾーンで種々の群ができる
だけ均等に分散されるようにする。この群の数(nt
p)によって、基地無線局の無線カバレッジエリアに位
置する移動無線局の総数を如何に多数の群に分割するか
を示す。群符号番号と制御チャンネルを経て伝送された
群の数及び群符号(以下、群コードとも云う)とを合成
することにより移動無線局はそれ自体をクリアカット状
態で制御チャンネルに割り当てることができる。制御チ
ャンネルの群コード(atp)によって移動無線局の何
れの群がそのチャンネルの使用に割り当てられたかを示
す。この群コードを変更することによって基地無線局は
その種々の制御チャンネルに亘るトラヒック量の分散を
簡単に制御することができる。 【0011】 【実施例】図面につき本発明を説明する。 【0012】無線伝送システムは、互いに層をなす幾つ
ものレベルからなる階層レベルで構成される。それらの
レベルのうちの最下側のレベルは無線ゾーンとして知ら
れているもので構成される。基地無線局BSにおける空
中線マストの高さにも依存するが、最大50ワットの送
信機電力の場合、これら無線ゾーンの半径は5〜15k
mの範囲内の値とすることができる。各無線ゾーンは基
地無線局BSによってカバーされ、この基地無線局は無
線中継装置を介して会話を公衆電話回路網から、及びそ
の回路網へと中継することができる。幾つかの隣接する
無線ゾーンはページングエリアとして知られるものに併
合させることができる。全ての移動無線局MSの位置
は、それらの位置をアドレスブックに記憶してある基地
局によって絶えず監視される。移動無線局MSがそのペ
ージングエリアを変える場合には、アドレスブックに登
録してある位置情報も変えるようにする。 【0013】公衆電話回路網の電話加入者が或る移動無
線局MSとの通話を望む場合には、その時点に上記移動
無線局MSを監視しているページングエリアの全ての無
線ゾーンに選択コール(呼)を送信する。 【0014】送信兼受信周波数帯域は、例えば860〜
960MHzの範囲内にある。送信周波数帯域と受信周
波数帯域との間のデュープレックス離間間隔は45MH
zとすることができ、送信兼受信周波数帯域は25KH
zのチャンネル間隔に細分割することができる。これら
のチャンネルはデュープレックス操作で用いられる。 【0015】無線伝送システムの各無線ゾーンには、ト
ラヒック量に応じて多数のトラヒックチャンネルと少な
くとも1つの制御チャンネルCCHとが割り当てられ
る。このことは地理的に隣接している無線ゾーンには種
々の周波数(制御チャンネル)が用いられることを意味
する。制御チャンネルCCHとトラヒックチャンネルと
を区別するために、それらの各チャンネルには特定コー
ドを与える。或る制御チャンネルが不良で、役立たない
か、又は妨害を受ける場合には、いずれかのトラヒック
チャンネルがコードの変更によりその制御チャンネルの
機能を引き継ぐことができる。このようにすれば、確実
性を期すために必要とされる制御チャンネルCCHのデ
ュープレックス化を省くことができる。 【0016】従来の無線伝送システム(ドイツ国出願公
告第2733503号)では、或る移動無線局が一旦ス
イッチオンすると、この無線局は最良の信号対雑音比
(S/N)を有する制御チャンネルの方位探索を実行す
る。この制御チャンネルのチャンネル番号を記憶したら
移動無線局は制御チャンネルの探索を中止する。しか
し、斯かる移動無線局は上記制御チャンネルのS/Nを
絶えず監視する。上述した時点に記憶させた制御チャン
ネルのS/Nが所定値以下になり、役立たなくなる場合
には、その移動無線局が探索モードで別の制御チャンネ
ルを走査し、S/Nを比較する。無線ゾーンの変更は斯
かるS/Nの比較によって識別することができ、移動無
線局はその対応する制御チャンネルのチャンネル番号を
記憶する。或る無線ゾーンには、送信及び受信しようと
しているか、又は所定瞬時に制御チャンネルCCH、基
地無線局及び無線中継装置を介して公衆電話回路網又は
無線伝送システムの移動無線局との回線を確立している
移動無線局がある。従来の無線伝送システム(ドイツ国
出願公告第2733503号)では、最高のS/Nを有
する制御チャンネルのチャンネル番号を移動無線局が記
憶するようにしている。この方法ではトラヒック状態に
応じて或る無線ゾーンの種々の制御チャンネルにおける
トラヒック量が変化し得る。 【0017】種々の制御チャンネルCCHに亘るトラヒ
ック量を略均等に分散するためには基地無線局BSによ
って無線ゾーンのエリアに位置する移動無線局MS全体
を可変数ntpの群TPに細分割し得るようにする。群
TPの数ntpは無線リレー装置により基地無線局BS
に割り当てられた制御チャンネルCCHの番号に一致す
る。基地無線局BSによって群の数ntp及び群コード
atpを制御チャンネルCCHを経て移動無線局MSに
伝送する。群の数ntp及びその識別コードmidを合
成することにより移動無線局MSによって規準mtpを
取り出す。即ち、この規準mtpは例えば識別コードm
idの最後の2つの数値yzから取り出すことが出来
る。識別コードmidの最後の2数yzは、アルゴリズ
ムmtp=(yz)mod(ntp)に従って群の数n
tpにより分割する。規準mtp及び群コードatpが
同一である場合には、移動無線局MSによってそれ自体
をこの制御チャンネルCCHに割り当てると共にそのチ
ャンネル番号cnrを記憶する。従って、正しく1個の
制御チャンネルCCHを無条件に各群TPに割り当て
る。 【0018】或る無線ゾーンの制御チャンネルCCHが
妨害されるか又は不良となる場合には、残りの制御チャ
ンネルCCHから移動無線局MSを再び割り当てる必要
がある。基地無線局BSによってこれに割り当てられた
制御チャンネルCCHを経て制御伝送路CCIで群の数
ntp及び群コードatpを伝送する。基地無線局BS
は群コードatpを変更することによりこの再割当てを
行うことができる。条件mtp=atpが無効であるこ
とを移動無線局MSが認識すると、上述した手順に従っ
て規準mtpを再び決めるようにする。移動無線局MS
によってそれ自体を、条件mtp=atpが再び満足さ
れている制御チャンネルCCHに割り当てる。移動無線
局MSは、これが以前に用いられた制御チャンネルCC
Hとして同一のページングエリアに属する場合には斯か
る新たな制御チャンネルCCHへの伝送は必要としな
い。 【0019】図1に示す例では基地無線局BSは、制御
チャンネルCCHの番号nと同一である群の可変数nt
p=3を選択している。これがため3つの制御チャンネ
ルCCH1、CCH2及びCCH3に沿って群の数nt
p=3を伝送する。即ち基地無線局BSによって群コー
ドatp=0を制御チャンネルCCH1で伝送し、群コ
ードatp=1を制御チャンネルCCH2で伝送し、群
コードatp=2を制御チャンネルCCH3で伝送す
る。この場合、数3による除算には余りが生じる。 【0020】移動無線局MS1は群コード数K=17を
割り当てる。これらの群コード数Kは例えば識別コード
midの最後の2数とする。移動無線局MS1によって
群コード数Kを本例ではntp=3で示す群の数ntp
で除算することにより規準mtpを計算する。この場
合、除算の余り、即ち規準mtpは2となる。移動無線
局MS2によって群コード数K=22から規準mtpを
計算すると1となる。移動無線局MSによってこれら自
体を規準が群コードと等しい制御チャンネルCCHに割
り当てる。本例では、移動無線局MS1によってそれ自
体を制御チャンネルCCH3に割り当てると共に移動無
線局MS2によってそれ自体を制御チャンネルCCH2
に割り当てる。制御チャンネルCCH3及び制御チャン
ネルCCH2のチャンネル番号cnrを移動無線局MS
1及びMS2に夫々記憶させる。 【0021】群コード数K及び移動無線局MSで規準m
tpを決める詳細はこれらを適宜選定して各無線ゾーン
で種々の異なる規準mtpができるだけ均等に分散し得
るようにする。基地無線局BSの群の数ntpをこれに
割り当てられている制御チャンネルCCHの番号nに等
しくなるように選定する場合には、移動無線局MSにお
ける制御チャンネルCCHの割当ては容易に行われる。
基地無線局BSは唯1個の群コードatpを各制御チャ
ンネルCCHで伝送し、これは各制御チャンネルで相違
する。 【0022】基地無線局BSの群の可変数ntpを制御
チャンネルCCHの番号nの整数倍となるように選定す
ることによりトラヒック量の分散を制御することができ
る。群コードatpが特定のビット構造を表す場合でも
基地無線局BS及び移動無線局MSにおける割当は極め
て簡単に行うことができる。図2の例では、16ビット
よりなる1ワードの群コードatpを示す。制御チャン
ネルCCHの番号n=3(制御チャンネルCCH1、C
CH2及びCCH3)の場合の基地無線局BSによって
群の数ntp=15を選択する。この群の数ntpを1
6(群コードatpが16ビットを有する)に等しい3
の最小倍数とする。基地無線局BSによって群コードa
tp=111110000000000を制御チャンネ
ルCCH1で伝送し、群コードatp=0000011
11100000を制御チャンネルCCH2で伝送し、
群コードatp=000000000011111を制
御チャンネルCCH3で伝送する。規準mtp=0を群
コードatpの第1ビットに割り当て、規準mtp=1
を第2ビットに割り当て、これを順次行って規準mtp
=15を最終ビットに割り当てる。 【0023】制御チャンネルが規準mtpに割り当てら
れた群コードatpのビット位置で例えば論理1の特性
状態を有する場合には、移動無線局MSによってそれら
自体を制御チャンネルCCHに割り当てる。図2に示す
例の場合には、移動無線局MS1は規準mtp=2を有
すると共にそれ自体を第3ビット位置における論理1特
性状態で制御チャンネルCCH1に割り当てる。移動無
線局MS2は、それ自体を第8ビット位置の論理1特性
状態で制御チャンネルCCH2に割り当てる。 【0024】基地無線局BSの各制御チャンネルCCH
に群TPのコヒーレントクラスタが割り当てられる場合
には、群TPの割り当てを最大数ltp及び最小数ft
pよりなる群コードatpにより行うことができる。以
下、基地無線局BSにおいて制御チャンネルの番号nを
2(制御チャンネルCCH1及びCCH2)とし、群の
数ntpを16とするものとする。基地無線局BSによ
って群コードatp=111111110000000
0を制御チャンネルCCH1で伝送し、群コードatp
=0000000011111111を制御チャンネル
CCH2で伝送する。これがため制御チャンネルCCH
1の群コードatpの最小数ftpは零となり最大数l
tpは7(制御チャンネルCCH2に対しては最小数f
tp=8、最大数ltp=15)となる。 【0025】条件ftp≦mtp≦ltpを満足する場
合には、移動無線局MSによってそれ自体を制御チャン
ネルCCHに割り当てる。群コード数K=17の場合の
移動無線局MS1によって規準mtp=1を計算すると
共にそれ自体を制御チャンネルCCH1に割り当てる。
群コード数K=22の場合の移動無線局MS2によって
規準mtp=8を計算すると共にそれ自体を制御チャン
ネルCCH2に割り当てる。 【0026】図3は、斯かるシステムの制御装置をブロ
ック図で示す。基地無線局BSは出力端子が群制御装置
TSTの入力端子に夫々接続された制御チャンネル番号
メモリSp 及び群数メモリSpntpと、割り当てられた制
御チャンネルCCHの番号nに相当するnチャンネル制
御装置KST1〜KSTnを備える。各チャンネル制御
装置(例えばKST1)には制御チャンネル群数メモリ
Sp1及び群符号メモリSpat1を設け、その入力端子を群
制御装置TSTの出力端子に夫々接続し、出力端子を質
問制御装置ABS1の入力端子に夫々接続する。質問制
御装置ABS1の出力端子を送信機S1に接続する。 【0027】移動無線局MSは、バッファメモリを有す
る受信機Eと質問制御装置AMSとを備える。質問制御
装置AMSの一方の出力端子を受信した群符号メモリS
pMaの入力端子に接続し、その出力端子を合成スイッチ
ング回路Vの入力端子に接続する。質問制御装置AMS
の第2出力端子を受信した群数メモリSpMn の入力端子
に接続し、その出力端子を合成スイッチング回路Vの入
力端子に接続する。又、移動無線局には移動体群符号メ
モリSpKを設け、その出力端子を合成スイッチング回路
Vの入力端子に接続する。基地無線局BSのメモリSp
には基地無線局BSに割り当てられた制御チャンネルC
CHの番号に等しい数nを記憶し、メモリSpntpには群
の数ntpを記憶する。2つの数n及びntpを群制御
装置TSTに供給し、これによって関連するチャンネル
制御装置KSTmの第2メモリSpatm(m=1、…、
n)に記憶された各制御チャンネルに対するこれらの数
から群コードatpを取り出すようにする。群の数nt
pは関連するチャンネル制御装置KSTmの第1メモリ
Spmに記憶する。これら2つの数は質問制御装置ABS
mによって読み出すと共に関連する送信機Smに供給す
る。 【0028】送信された群コードatp及び群の数nt
pは移動無線局MSに設けられた受信機Eで受信され且
つバッファされる。質問制御装置AMSによってこれら
バッファされた数を読み取って群コードatpを受信し
た群符号メモリSpMaに供給すると共に群の数ntpを
受信した群数メモリSpMnに供給する。記憶された群の
数ntp及び記憶された群コードatpを合成スイッチ
ング回路Vによって移動体群符号メモリSpKに記憶され
た群コード数Kと共に合成する。かようにして制御チャ
ンネルCCHの1つの移動無線局MSを割り当てるため
の制御信号を合成スイッチング回路Vの端子Enに発生
させる。 【0029】図4に示す合成スイッチング回路Vは比較
器K及び除算回路Dを備える。群の数ntp及び群コー
ドKを除算回路Dで合成して割り算を行い規準mtpを
取り出す。この規準mtpは群コード数Kを群の数nt
pで割り算した余りである。比較器Kによって、供給さ
れた群コード(例えば群コードatpX)が規準mtp
と同一であることをチェックする。 【0030】図5に示す基地無線局BSにあっては、該
基地無線局BSに割り当てられた制御チャンネルCCH
の数nに等しいところの、群の数ntpがメモリSpntp
に記憶される。このメモリSpntpは比較回路VGに接続
され、該比較回路VGに順次到来する入力が計数器Zに
接続されることになる。比較回路VGの出力は計数器Z
に接続され、比較回路VGの2つの入力信号が同一であ
る時には計数器Zをリセットする。計数器Zの出力は歩
進式回転スイッチSに接続され、該スイッチSは計数器
Zのクロック入力に供給されるクロックTにより連続的
に歩進切り換えを行う。歩進式回転スイッチSの各出力
0、…、(n−1)は、メモリSpat1、…、Spatnに接
続される。これらのメモリSpatm(m=1、…、n)は
各チャンネル制御部KSTm(m=1、…、n)内に位
置して、群符号atp(m−1)を記憶するものであ
る。 【0031】もう少し詳しく説明すれば、図5は図3に
示す基地無線局の群制御部TSTのハードウェアの1つ
の実施例であって、それはntp=nすなわち群数nt
pが基地無線局に割り当てられた制御チャンネルの数n
に等しい場合のものである。メモリSpat1、…、Spatn
は図3に示す通りチャンネル制御部KST1、…、KS
Tn内に各々設けられている。この場合には、一連の群
符号0、1、2、…、n−1が生成される。群符号は0
から始まるのだから、簡単のためにメモリSpntpはnt
p−1即ちn−1で満杯になるものとする。この意味で
は、図5は0から(n−1)までを計数するカウンタに
過ぎないと見なされる。スイッチSは計数器Zと同期し
て走行するから、もし計数器の出力が0ならばそれは群
符号メモリSpat1に入り、以下順次、計数器の出力がn
−1ならばそれは群符号メモリSpatnに入る、に至る。
そして計数器は0に復帰する。このようにして図1のn
tp=nの場合に群数から群符号が導かれる簡単なハー
ドウェア手段が記述されるのである。
に亘りトラヒックが分散されるような無線伝送システム
における移動無線局に関する。 【0002】 【従来の技術】ドイツ国特許出願公告第2733503
号から既知の無線通信システム(無線伝送システム)で
は、サービスエリア(全主要カバレッジエリア)を多数
のゾーン(無線ゾーン)に分けて(セル方式)、各無線
ゾーンに少なくとも1つの制御チャンネル(組織化チャ
ンネル)と数個のトラヒックチャンネルとを割り当てて
いる。多数の自動車電話加入者(移動無線局)を有する
無線ゾーンにおける移動無線局(基地無線局)には幾つ
かの制御チャンネル用の1つの送信機/受信機を設ける
必要がある。送信及び受信分離フィルタの構成を簡単に
するために、送信兼受信周波数帯域は上側帯域と下側帯
域とに分割される。少なくとも2つの群に分けた移動無
線局の各々は、送信兼受信周波数帯域の上側か、下側の
いずれか一方の帯域を利用する。送信兼受信周波数帯域
の2帯域への分割は、双方の移動無線局の群が共通帯域
を有するように選定する。制御チャンネルは少なくとも
この共通帯域内に位置させる。 【0003】第1群の移動無線局は、例えば回線を設定
するための制御チャンネルを選択する。このために、移
動無線局は良好な信号対雑音比(S/N)を呈するもの
に対する群に割り当てられる制御チャンネルを走査す
る。選択した制御チャンネルのS/Nが、無線伝搬妨害
又は他の何等かの理由により低下する場合には、その移
動無線局は所定制御チャンネルコードの受信に際し、例
えば第2群のような他の群に割り当てられる制御チャン
ネルを用いることもできる。斯かる他の群への制御チャ
ンネルの割当ては、少数の移動無線局を有している無線
ゾーンで引き継がれるだけである。 【0004】1つの無線ゾーンで数個の制御チャンネル
を用いる場合には、この無線ゾーンに設置且つ登録され
ている移動無線局に相当するトラヒック量が、この無線
ゾーンの制御チャンネル全体に亘り分散されるようにな
る。この既知の無線伝送システム(DE−AS2733
503)では移動無線局を群別して送信兼受信分離フィ
ルタの価格を低減させるようにしている。しかし、トラ
ヒック状態に関しては特に種々の制御チャンネルに亘り
トラヒック量を分散させる制御方式は何等記載されてい
ない。例えば4つの制御チャンネルを1つの無線ゾーン
に割り当てる場合、及び移動無線局の4群よりなる無線
ゾーンに唯2つの群のみが存在する場合には、トラヒッ
ク量は2つの群に割り当てられた2つの制御チャンネル
に分散するだけである。 【0005】或る無線ゾーンに属するそのゾーンの制御
チャンネルの番号、即ち制御チャンネルの周波数、従っ
てその制御チャンネルのチャンネル番号が変化する場
合、各移動無線局は新規に設定された制御チャンネルに
それら無線局を自動的に、且つ、独立して割り当てる必
要がある。例えば、無線ゾーンの1つの制御チャンネル
が不良の場合に、その無線ゾーンに新規の制御チャンネ
ルを割り当てる場合には、既に存在している制御チャン
ネル及び新規の制御チャンネルに、移動無線局の多数の
個々の転送によって短期間の間に一時的に過負荷がかか
らないように何等かの手段を講ずる必要がある。 【0006】本発明の根底にある問題点というのは、無
線ゾーンの種々の制御チャンネル上のトラヒック量を分
散させるシステムにおける移動無線局を提供することに
ある。制御チャンネルに障害が生じてその配置を変更す
るという場合に、新しい制御チャンネルに個別の変更指
令を必要としないようにしなければならない。 【0007】 【発明の目的及び概要】この問題は、少なくとも2つの
制御チャンネル(CCH)を持つ基地無線局(BS)を
含むようなセルラ無線伝送システムにおける個々の制御
チャンネル上にトラヒック量を分散させるシステムにお
いて、移動無線局を、当該基地無線局から当該制御チャ
ンネルを介して前記当該基地無線局のセルラ領域内の移
動無線局の群の数を表す群数(ntp)と、前記当該制
御チャンネルに割当てられている群符号(atp)とを
受信する受信手段と、当該移動無線局の群符号番号
(K)を永久的に記憶する記憶手段と、前記受信された
群数(ntp)と、前記記憶されている群符号番号
(K)とを前記受信された群符号(atp)を考慮に入
れながら所定の組合せ基準に基づいて組み合わせ、この
組合せ結果に基づいて前記制御チャンネルの中の1つ
を、当該移動無線局に割り当てられた制御チャンネルと
して選択する選択手段と、を設けて構成することにより
達成される。 【0008】本発明によれば、無線伝送システムの無線
ゾーンの種々の制御チャンネルに亘ってトラヒック量を
略均等に分散させることができる。 【0009】多数の移動無線局の幾つかは基地無線局と
無線接触している。 【0010】既知の無線伝送システム(DE−AS27
33503)の場合には既知の無線局から移動無線局へ
の無線接続が行われると、移動無線局は無線ゾーンの全
部の制御チャンネルをコールする必要がある。本発明に
よれば、斯かる全部の制御チャンネルを不必要に過負荷
とすることを防止することができる。これと同時に移動
無線局の過負荷制御チャンネルへの転送回数をも低減さ
せることができる。従ってトラヒックを測定することに
より種々の制御チャンネルへのトラヒック量を基地無線
局で1回で決めることができる。基地無線局及び移動無
線局の双方に対し既知の無線伝送システムにおける群の
可変数を適宜選定して各無線ゾーンで種々の群ができる
だけ均等に分散されるようにする。この群の数(nt
p)によって、基地無線局の無線カバレッジエリアに位
置する移動無線局の総数を如何に多数の群に分割するか
を示す。群符号番号と制御チャンネルを経て伝送された
群の数及び群符号(以下、群コードとも云う)とを合成
することにより移動無線局はそれ自体をクリアカット状
態で制御チャンネルに割り当てることができる。制御チ
ャンネルの群コード(atp)によって移動無線局の何
れの群がそのチャンネルの使用に割り当てられたかを示
す。この群コードを変更することによって基地無線局は
その種々の制御チャンネルに亘るトラヒック量の分散を
簡単に制御することができる。 【0011】 【実施例】図面につき本発明を説明する。 【0012】無線伝送システムは、互いに層をなす幾つ
ものレベルからなる階層レベルで構成される。それらの
レベルのうちの最下側のレベルは無線ゾーンとして知ら
れているもので構成される。基地無線局BSにおける空
中線マストの高さにも依存するが、最大50ワットの送
信機電力の場合、これら無線ゾーンの半径は5〜15k
mの範囲内の値とすることができる。各無線ゾーンは基
地無線局BSによってカバーされ、この基地無線局は無
線中継装置を介して会話を公衆電話回路網から、及びそ
の回路網へと中継することができる。幾つかの隣接する
無線ゾーンはページングエリアとして知られるものに併
合させることができる。全ての移動無線局MSの位置
は、それらの位置をアドレスブックに記憶してある基地
局によって絶えず監視される。移動無線局MSがそのペ
ージングエリアを変える場合には、アドレスブックに登
録してある位置情報も変えるようにする。 【0013】公衆電話回路網の電話加入者が或る移動無
線局MSとの通話を望む場合には、その時点に上記移動
無線局MSを監視しているページングエリアの全ての無
線ゾーンに選択コール(呼)を送信する。 【0014】送信兼受信周波数帯域は、例えば860〜
960MHzの範囲内にある。送信周波数帯域と受信周
波数帯域との間のデュープレックス離間間隔は45MH
zとすることができ、送信兼受信周波数帯域は25KH
zのチャンネル間隔に細分割することができる。これら
のチャンネルはデュープレックス操作で用いられる。 【0015】無線伝送システムの各無線ゾーンには、ト
ラヒック量に応じて多数のトラヒックチャンネルと少な
くとも1つの制御チャンネルCCHとが割り当てられ
る。このことは地理的に隣接している無線ゾーンには種
々の周波数(制御チャンネル)が用いられることを意味
する。制御チャンネルCCHとトラヒックチャンネルと
を区別するために、それらの各チャンネルには特定コー
ドを与える。或る制御チャンネルが不良で、役立たない
か、又は妨害を受ける場合には、いずれかのトラヒック
チャンネルがコードの変更によりその制御チャンネルの
機能を引き継ぐことができる。このようにすれば、確実
性を期すために必要とされる制御チャンネルCCHのデ
ュープレックス化を省くことができる。 【0016】従来の無線伝送システム(ドイツ国出願公
告第2733503号)では、或る移動無線局が一旦ス
イッチオンすると、この無線局は最良の信号対雑音比
(S/N)を有する制御チャンネルの方位探索を実行す
る。この制御チャンネルのチャンネル番号を記憶したら
移動無線局は制御チャンネルの探索を中止する。しか
し、斯かる移動無線局は上記制御チャンネルのS/Nを
絶えず監視する。上述した時点に記憶させた制御チャン
ネルのS/Nが所定値以下になり、役立たなくなる場合
には、その移動無線局が探索モードで別の制御チャンネ
ルを走査し、S/Nを比較する。無線ゾーンの変更は斯
かるS/Nの比較によって識別することができ、移動無
線局はその対応する制御チャンネルのチャンネル番号を
記憶する。或る無線ゾーンには、送信及び受信しようと
しているか、又は所定瞬時に制御チャンネルCCH、基
地無線局及び無線中継装置を介して公衆電話回路網又は
無線伝送システムの移動無線局との回線を確立している
移動無線局がある。従来の無線伝送システム(ドイツ国
出願公告第2733503号)では、最高のS/Nを有
する制御チャンネルのチャンネル番号を移動無線局が記
憶するようにしている。この方法ではトラヒック状態に
応じて或る無線ゾーンの種々の制御チャンネルにおける
トラヒック量が変化し得る。 【0017】種々の制御チャンネルCCHに亘るトラヒ
ック量を略均等に分散するためには基地無線局BSによ
って無線ゾーンのエリアに位置する移動無線局MS全体
を可変数ntpの群TPに細分割し得るようにする。群
TPの数ntpは無線リレー装置により基地無線局BS
に割り当てられた制御チャンネルCCHの番号に一致す
る。基地無線局BSによって群の数ntp及び群コード
atpを制御チャンネルCCHを経て移動無線局MSに
伝送する。群の数ntp及びその識別コードmidを合
成することにより移動無線局MSによって規準mtpを
取り出す。即ち、この規準mtpは例えば識別コードm
idの最後の2つの数値yzから取り出すことが出来
る。識別コードmidの最後の2数yzは、アルゴリズ
ムmtp=(yz)mod(ntp)に従って群の数n
tpにより分割する。規準mtp及び群コードatpが
同一である場合には、移動無線局MSによってそれ自体
をこの制御チャンネルCCHに割り当てると共にそのチ
ャンネル番号cnrを記憶する。従って、正しく1個の
制御チャンネルCCHを無条件に各群TPに割り当て
る。 【0018】或る無線ゾーンの制御チャンネルCCHが
妨害されるか又は不良となる場合には、残りの制御チャ
ンネルCCHから移動無線局MSを再び割り当てる必要
がある。基地無線局BSによってこれに割り当てられた
制御チャンネルCCHを経て制御伝送路CCIで群の数
ntp及び群コードatpを伝送する。基地無線局BS
は群コードatpを変更することによりこの再割当てを
行うことができる。条件mtp=atpが無効であるこ
とを移動無線局MSが認識すると、上述した手順に従っ
て規準mtpを再び決めるようにする。移動無線局MS
によってそれ自体を、条件mtp=atpが再び満足さ
れている制御チャンネルCCHに割り当てる。移動無線
局MSは、これが以前に用いられた制御チャンネルCC
Hとして同一のページングエリアに属する場合には斯か
る新たな制御チャンネルCCHへの伝送は必要としな
い。 【0019】図1に示す例では基地無線局BSは、制御
チャンネルCCHの番号nと同一である群の可変数nt
p=3を選択している。これがため3つの制御チャンネ
ルCCH1、CCH2及びCCH3に沿って群の数nt
p=3を伝送する。即ち基地無線局BSによって群コー
ドatp=0を制御チャンネルCCH1で伝送し、群コ
ードatp=1を制御チャンネルCCH2で伝送し、群
コードatp=2を制御チャンネルCCH3で伝送す
る。この場合、数3による除算には余りが生じる。 【0020】移動無線局MS1は群コード数K=17を
割り当てる。これらの群コード数Kは例えば識別コード
midの最後の2数とする。移動無線局MS1によって
群コード数Kを本例ではntp=3で示す群の数ntp
で除算することにより規準mtpを計算する。この場
合、除算の余り、即ち規準mtpは2となる。移動無線
局MS2によって群コード数K=22から規準mtpを
計算すると1となる。移動無線局MSによってこれら自
体を規準が群コードと等しい制御チャンネルCCHに割
り当てる。本例では、移動無線局MS1によってそれ自
体を制御チャンネルCCH3に割り当てると共に移動無
線局MS2によってそれ自体を制御チャンネルCCH2
に割り当てる。制御チャンネルCCH3及び制御チャン
ネルCCH2のチャンネル番号cnrを移動無線局MS
1及びMS2に夫々記憶させる。 【0021】群コード数K及び移動無線局MSで規準m
tpを決める詳細はこれらを適宜選定して各無線ゾーン
で種々の異なる規準mtpができるだけ均等に分散し得
るようにする。基地無線局BSの群の数ntpをこれに
割り当てられている制御チャンネルCCHの番号nに等
しくなるように選定する場合には、移動無線局MSにお
ける制御チャンネルCCHの割当ては容易に行われる。
基地無線局BSは唯1個の群コードatpを各制御チャ
ンネルCCHで伝送し、これは各制御チャンネルで相違
する。 【0022】基地無線局BSの群の可変数ntpを制御
チャンネルCCHの番号nの整数倍となるように選定す
ることによりトラヒック量の分散を制御することができ
る。群コードatpが特定のビット構造を表す場合でも
基地無線局BS及び移動無線局MSにおける割当は極め
て簡単に行うことができる。図2の例では、16ビット
よりなる1ワードの群コードatpを示す。制御チャン
ネルCCHの番号n=3(制御チャンネルCCH1、C
CH2及びCCH3)の場合の基地無線局BSによって
群の数ntp=15を選択する。この群の数ntpを1
6(群コードatpが16ビットを有する)に等しい3
の最小倍数とする。基地無線局BSによって群コードa
tp=111110000000000を制御チャンネ
ルCCH1で伝送し、群コードatp=0000011
11100000を制御チャンネルCCH2で伝送し、
群コードatp=000000000011111を制
御チャンネルCCH3で伝送する。規準mtp=0を群
コードatpの第1ビットに割り当て、規準mtp=1
を第2ビットに割り当て、これを順次行って規準mtp
=15を最終ビットに割り当てる。 【0023】制御チャンネルが規準mtpに割り当てら
れた群コードatpのビット位置で例えば論理1の特性
状態を有する場合には、移動無線局MSによってそれら
自体を制御チャンネルCCHに割り当てる。図2に示す
例の場合には、移動無線局MS1は規準mtp=2を有
すると共にそれ自体を第3ビット位置における論理1特
性状態で制御チャンネルCCH1に割り当てる。移動無
線局MS2は、それ自体を第8ビット位置の論理1特性
状態で制御チャンネルCCH2に割り当てる。 【0024】基地無線局BSの各制御チャンネルCCH
に群TPのコヒーレントクラスタが割り当てられる場合
には、群TPの割り当てを最大数ltp及び最小数ft
pよりなる群コードatpにより行うことができる。以
下、基地無線局BSにおいて制御チャンネルの番号nを
2(制御チャンネルCCH1及びCCH2)とし、群の
数ntpを16とするものとする。基地無線局BSによ
って群コードatp=111111110000000
0を制御チャンネルCCH1で伝送し、群コードatp
=0000000011111111を制御チャンネル
CCH2で伝送する。これがため制御チャンネルCCH
1の群コードatpの最小数ftpは零となり最大数l
tpは7(制御チャンネルCCH2に対しては最小数f
tp=8、最大数ltp=15)となる。 【0025】条件ftp≦mtp≦ltpを満足する場
合には、移動無線局MSによってそれ自体を制御チャン
ネルCCHに割り当てる。群コード数K=17の場合の
移動無線局MS1によって規準mtp=1を計算すると
共にそれ自体を制御チャンネルCCH1に割り当てる。
群コード数K=22の場合の移動無線局MS2によって
規準mtp=8を計算すると共にそれ自体を制御チャン
ネルCCH2に割り当てる。 【0026】図3は、斯かるシステムの制御装置をブロ
ック図で示す。基地無線局BSは出力端子が群制御装置
TSTの入力端子に夫々接続された制御チャンネル番号
メモリSp 及び群数メモリSpntpと、割り当てられた制
御チャンネルCCHの番号nに相当するnチャンネル制
御装置KST1〜KSTnを備える。各チャンネル制御
装置(例えばKST1)には制御チャンネル群数メモリ
Sp1及び群符号メモリSpat1を設け、その入力端子を群
制御装置TSTの出力端子に夫々接続し、出力端子を質
問制御装置ABS1の入力端子に夫々接続する。質問制
御装置ABS1の出力端子を送信機S1に接続する。 【0027】移動無線局MSは、バッファメモリを有す
る受信機Eと質問制御装置AMSとを備える。質問制御
装置AMSの一方の出力端子を受信した群符号メモリS
pMaの入力端子に接続し、その出力端子を合成スイッチ
ング回路Vの入力端子に接続する。質問制御装置AMS
の第2出力端子を受信した群数メモリSpMn の入力端子
に接続し、その出力端子を合成スイッチング回路Vの入
力端子に接続する。又、移動無線局には移動体群符号メ
モリSpKを設け、その出力端子を合成スイッチング回路
Vの入力端子に接続する。基地無線局BSのメモリSp
には基地無線局BSに割り当てられた制御チャンネルC
CHの番号に等しい数nを記憶し、メモリSpntpには群
の数ntpを記憶する。2つの数n及びntpを群制御
装置TSTに供給し、これによって関連するチャンネル
制御装置KSTmの第2メモリSpatm(m=1、…、
n)に記憶された各制御チャンネルに対するこれらの数
から群コードatpを取り出すようにする。群の数nt
pは関連するチャンネル制御装置KSTmの第1メモリ
Spmに記憶する。これら2つの数は質問制御装置ABS
mによって読み出すと共に関連する送信機Smに供給す
る。 【0028】送信された群コードatp及び群の数nt
pは移動無線局MSに設けられた受信機Eで受信され且
つバッファされる。質問制御装置AMSによってこれら
バッファされた数を読み取って群コードatpを受信し
た群符号メモリSpMaに供給すると共に群の数ntpを
受信した群数メモリSpMnに供給する。記憶された群の
数ntp及び記憶された群コードatpを合成スイッチ
ング回路Vによって移動体群符号メモリSpKに記憶され
た群コード数Kと共に合成する。かようにして制御チャ
ンネルCCHの1つの移動無線局MSを割り当てるため
の制御信号を合成スイッチング回路Vの端子Enに発生
させる。 【0029】図4に示す合成スイッチング回路Vは比較
器K及び除算回路Dを備える。群の数ntp及び群コー
ドKを除算回路Dで合成して割り算を行い規準mtpを
取り出す。この規準mtpは群コード数Kを群の数nt
pで割り算した余りである。比較器Kによって、供給さ
れた群コード(例えば群コードatpX)が規準mtp
と同一であることをチェックする。 【0030】図5に示す基地無線局BSにあっては、該
基地無線局BSに割り当てられた制御チャンネルCCH
の数nに等しいところの、群の数ntpがメモリSpntp
に記憶される。このメモリSpntpは比較回路VGに接続
され、該比較回路VGに順次到来する入力が計数器Zに
接続されることになる。比較回路VGの出力は計数器Z
に接続され、比較回路VGの2つの入力信号が同一であ
る時には計数器Zをリセットする。計数器Zの出力は歩
進式回転スイッチSに接続され、該スイッチSは計数器
Zのクロック入力に供給されるクロックTにより連続的
に歩進切り換えを行う。歩進式回転スイッチSの各出力
0、…、(n−1)は、メモリSpat1、…、Spatnに接
続される。これらのメモリSpatm(m=1、…、n)は
各チャンネル制御部KSTm(m=1、…、n)内に位
置して、群符号atp(m−1)を記憶するものであ
る。 【0031】もう少し詳しく説明すれば、図5は図3に
示す基地無線局の群制御部TSTのハードウェアの1つ
の実施例であって、それはntp=nすなわち群数nt
pが基地無線局に割り当てられた制御チャンネルの数n
に等しい場合のものである。メモリSpat1、…、Spatn
は図3に示す通りチャンネル制御部KST1、…、KS
Tn内に各々設けられている。この場合には、一連の群
符号0、1、2、…、n−1が生成される。群符号は0
から始まるのだから、簡単のためにメモリSpntpはnt
p−1即ちn−1で満杯になるものとする。この意味で
は、図5は0から(n−1)までを計数するカウンタに
過ぎないと見なされる。スイッチSは計数器Zと同期し
て走行するから、もし計数器の出力が0ならばそれは群
符号メモリSpat1に入り、以下順次、計数器の出力がn
−1ならばそれは群符号メモリSpatnに入る、に至る。
そして計数器は0に復帰する。このようにして図1のn
tp=nの場合に群数から群符号が導かれる簡単なハー
ドウェア手段が記述されるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明における無線伝送システムのト
ラヒック量分散方法において、群コードを用いて多数の
制御チャンネルに亘り移動無線局を分散する態様を示す
説明図、 【図2】 図2は同じく他の群コードを用いる場合を示
す説明図、 【図3】 図3は本発明における方法を実施する装置の
構成を示すブロック図、 【図4】 図4は図3の装置に用いる合成スイッチング
回路の構成を示すブロック図、 【図5】 図5は基地無線局の他の例を示すブロック図
である。 【符号の説明】 CCH…制御チャンネル、 BS……基地無線局、 MS……移動無線局、 TP……群、 ntp…群の数、 atp…群コード、 mtp…規準、 yz……最後の2数、 K………群コードの数、 mid…識別コード、 cnr…チャンネル番号、 n………制御チャンネル番号、 Sp……制御チャンネル番号メモリ、 Spntp…群数メモリ、 TST…群制御装置、 KST1〜KSTn…nチャンネル制御装置、 Sp1……制御チャンネル群数メモリ、 Spat1…群符号メモリ、 ABS1…質問制御装置、 S1……送信機、 E………受信機、 AMS…質問制御装置、 SpMa …受信した群符号メモリ、 V………合成スイッチング回路、 SpMn …受信した群数メモリ、 SpK……移動体群符号メモリ、 VG……比較回路。
ラヒック量分散方法において、群コードを用いて多数の
制御チャンネルに亘り移動無線局を分散する態様を示す
説明図、 【図2】 図2は同じく他の群コードを用いる場合を示
す説明図、 【図3】 図3は本発明における方法を実施する装置の
構成を示すブロック図、 【図4】 図4は図3の装置に用いる合成スイッチング
回路の構成を示すブロック図、 【図5】 図5は基地無線局の他の例を示すブロック図
である。 【符号の説明】 CCH…制御チャンネル、 BS……基地無線局、 MS……移動無線局、 TP……群、 ntp…群の数、 atp…群コード、 mtp…規準、 yz……最後の2数、 K………群コードの数、 mid…識別コード、 cnr…チャンネル番号、 n………制御チャンネル番号、 Sp……制御チャンネル番号メモリ、 Spntp…群数メモリ、 TST…群制御装置、 KST1〜KSTn…nチャンネル制御装置、 Sp1……制御チャンネル群数メモリ、 Spat1…群符号メモリ、 ABS1…質問制御装置、 S1……送信機、 E………受信機、 AMS…質問制御装置、 SpMa …受信した群符号メモリ、 V………合成スイッチング回路、 SpMn …受信した群数メモリ、 SpK……移動体群符号メモリ、 VG……比較回路。
フロントページの続き
(72)発明者 アラン・タラブー
フランス国 78141 ベリジー セデッ
クス リュ ラテクール 10
(56)参考文献 特公 平7−73382(JP,B2)
(58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名)
H04B 7/24 - 7/26 102
H04Q 7/00 - 7/38
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.少なくとも2つの制御チャンネルを持つ基地無線局
を含むようなセルラ無線伝送システムに用いられるセル
ラ無線伝送システム用移動無線局において、 当該基地無線局から当該制御チャンネルを介して前記当
該基地無線局のセルラ領域内の移動無線局の群の数を表
す群数(ntp)と、前記当該制御チャンネルに割当て
られている群符号(atp)とを受信する受信手段と、 当該移動無線局の群符号番号(K)を永久的に記憶する
記憶手段と、 前記受信された群数(ntp)と、前記記憶されている
群符号番号(K)とを前記受信された群符号(atp)
を考慮に入れながら所定の組合せ基準に基づいて組み合
わせ、この組合せ結果に基づいて前記制御チャンネルの
中の1つを、当該移動無線局に割り当てられた制御チャ
ンネルとして選択する選択手段と、を有していることを
特徴とするセルラ無線伝送システム用移動無線局。 2.前記群符号番号(K)が、当該移動無線局に記憶さ
れている該移動無線局の識別符号(mid)の一部分で
あることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のセ
ルラ無線伝送システム用移動無線局。 3.前記群符号番号(K)が、前記識別符号(mid)
の最下位2桁(yz)であることを特徴とする特許請求
の範囲第2項に記載のセルラ無線伝送システム用移動無
線局。 4.前記群符号(atp)は大きい数(ltp)と小さ
い数(ftp)とを含み、前記選択手段は前記受信され
た群数(ntp)と前記群符号番号(K)との組合せ
(mtp)が、ftp≦mtp≦ltpを満足するよう
な群符号(atp)に対応する制御チャンネルを、当該
移動無線局に割り当てられた制御チャンネルとして選択
することを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項又
は第3項に記載のセルラ無線伝送システム用移動無線
局。 5.前記受信された群数(ntp)と前記群符号番号
(K)との前記組合せ(mtp)が前記群符号番号
(K)を前記群数(ntp)で割り算した剰余であり、
前記選択手段は該剰余と前記受信された群符号(at
p)とに基づいて前記制御チャンネルの中の1つを当該
移動無線局に割り当てられた制御チャンネルとして選択
することを特徴とする特許請求の範囲第1ないし第4項
の何れか一項に記載のセルラ無線伝送システム用移動無
線局。
Applications Claiming Priority (2)
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---|---|---|---|
US3246743.5 | 1982-12-17 | ||
DE3246743A DE3246743C1 (de) | 1982-12-17 | 1982-12-17 | Verfahren zur Verteilung der Verkehrsmenge auf verschiedene Organisationskanaele eines Funkuebetragungssystems |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58236510A Division JPH0773382B2 (ja) | 1982-12-17 | 1983-12-16 | セルラ無線伝送システムのトラフィック量の分散方法及び装置 |
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JP58236510A Expired - Lifetime JPH0773382B2 (ja) | 1982-12-17 | 1983-12-16 | セルラ無線伝送システムのトラフィック量の分散方法及び装置 |
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