JPS60141036A - 双方向無線通信方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一方において°°下り′°伝搬路を形成する
第１グループなすべての固定局よりの伝送用に保留し、
°°上り′″伝搬路を形成する第２グループをすべての
移動局よりの伝送用に保留するようにした１組の通信チ
ャネルで、パ上り″伝搬路の通信チャネルの１つと°下
り′”伝搬路の通信チャネルの１つとにより形成した６
対の通信チャネルにより任意の固定局と任意の移動局間
で双方向通信を取扱いうるよう構成したものを使用し、
他方において、通信の制御を行うための少なくとも１つ
の信号チャネル（セマフォー　チャネル）を使用した固
定局と移動局間の双方向無線通信方式に関するものであ
る。

一般的に、本発明は、ＴＤＭＡと呼ばれる時分割多重ア
クセス形と、ＦＤＭＡと呼ばれる周波数分割多重アクセ
ス形の２つの既知の無線通信方式に適用することができ
る。既知の技術Ｇこよるときは、これらの通信方式は、
セルと呼ばれる要素ゾーンのパターンに地理的に分割し
たセル形回路網、内において使用される。この場合、各
パターンは例えば、７．９．１２または１６セルに等し
いような所定数のセルを含む。また、前記パターンは規
則正しく配置すれ、かつ周期的に分布されるようにする
。さらに、各セルは、通常六角形を呈し、その中央に１
つの固定局を配置する。

例えば、フランス国特許第２．８７６．５７０号に記載
されているようなＦＤＭＡ形無線通信方式によるときは
、各セルの固定局の送信手段は固定局と交信可能な最多
移動局数と等しい数の狭帯域送信機により形成している
。また、各パターンにおいて、それぞれ固定局に割当て
られる周波数帯は、パターン内の局間の相互妨害を回避
するため異なる周波数バンドとする。かくして、固定局
が包含されるパターンの他のすべてのチャネルの周波数
と異なる周波数を有する各チャネルが１つの固定局と１
つの移動局間に割当てられる。この場合、動的な周波数
を割当てることもできる。それは゛すべでのセルの配列
に若干数のチャネルを配置する方法で、１つのセルがこ
れらのチャネルの１つを使用する場合は、そのチャネル
は同一パターンの他の局によって使用されることはでき
ない。このことに関しては、欧洲特許第００８６１４６
号に記載されている。

これに対して、ＴＤＭＡ形無線通信方式によるときは、
各パターン内のセルの固定局の送＜ｅ４機は広帯域送信
機である。すなわち、１つの固定局の各送信機には、そ
の固定局と交信可能な最多移動局数と等しい数値的フレ
ームの複数個の時間間隔が割当てられる。したがって、
固定局と１つの移動局間の各通信は、全通信期間に割当
てられたフレームの時間間隔を占有することになる。ま
た、ある時間間隔の動的な時間割当ては、ＦＤＭＡ形の
動的割当てと同じ方法で与えることができる。

また、各固定局に１つの周波数バンドを割当て−この周
波数バンド内で数値的フレームＧこよりセルのすべての
移動局との接続を可能にするよう形成した混合形無線通
信方式ＴＩ５ＭＡ−ＦＤＭＡについても記述すべきであ
るが、この方法は本発明の構成では考慮しないこめにす
る。

通イＢは同時送受活モード、すなわち、双方向の通信が
同時に行われ、移動局は上述の８つの方法と同じ送傷手
段を有する。

上述の８つの方法によるとき、固定局のセル形パターン
への分ＩＪＩＩの必要性は、主として、他のセルに既に
割当てられている無線電話チャネルの隣接セルによる再
利用を不能にするような妨害現象があるためである。こ
れら８つの方法の弱点は、周波数スペクトルの使用効率
が憇いことで、例えば、オーダー７のパターンを有する
場合、各セルは利用ｉＪ能な周波数の暑しか使用しない
ことになる。システムの各社は、セルの大きざを減少さ
せることにより増加させることがｉＪ能であるが、これ
はセルの数の増加をもたらし、したがって、全体として
のシステムの価格を増大させることＧこなる。

本発明の目的は上述の問題点を解消した双方向無線通信
方式を提供しようとするものである。

これがため、本発明に係る前述形式の双方向無線通信方
式によるときは、各固定局は、移動局から受信する電力
レベルが第１の所定スレショールドを超えるような該固
定局に対する第１妨害ゾーン内に位置する移動局と固定
局間の通（ｆｉにより占有されている“上り”伝搬路の
チャネルを検出して検出チャネルのアドレスを記憶する
ようにしたこと、各固定局は固定局に割当てられた信号
チャネルを介して該固定局の妨害ゾーン内に位置する移
動局の通信により占有されているチャネルのアドレスを
連続的に伝送するようにしたこと、選択した固定局との
通信を設定するため、移動局は、該固定局から受信する
電力レベルが第２の所定スレショールドを超えるような
該移動局の第２妨害ゾーン内に位置する固定局と移動局
間の通信により占有されている゛下り”伝搬路のチャネ
ルを検出して、検出したチャネルのアドレスを記憶する
とともに、そのアドレスが該移動局により検出された話
中チャネルのアドレスと異なり、かつ、選択した該固定
局に割当てられた信号チャネルを介して伝送される話中
チャネルのアドレスとも１４なるような対の空き通信チ
ャネルを選択するようにしたことを特徴とする。

かくして、本発明によるときは、少なくとも通信の経路
指定Ｑこ関する限り、パターンの概念および特にセル間
の時間間隔または周波数の分配の概念は実現されること
はない。しかしながら、このパターンの概念はリンク（
通信回ｍ）の設定手順用として使用する信号チャネルの
作動のために保留される。

このように、伝搬状態が良好でなく、通達範囲が狭隘で
、その結果チャネルが良好に使用されるような場合、本
発明はきわめて好都合である。このことは、通（１ｇに
対するニーズの大きい住宅地域の場合等に興味あること
である。

以下図面により本発明を説明する。

第１図は本発明に係るセル形無線通信システムの固定局
Ｆおよび移動局Ｍを示す。以下の記述では時分割多重ア
クセス形（ＴＤＭＡ）通信システムの場合につき説明す
ることにする。すなわち、各固定局は°°下り”伝搬路
と呼ばれる第１の多重通路内の動的に割当てられたチャ
ネルのメツセージを移動局に伝送し、各移動局は“°上
り″′伝搬路と呼ばれる第２の多重通路内の動的に割当
てられたチャネルのメツセージを固定局の１つに伝送す
る。スペースダイバーシチを使用することも可能である
が、これはＦＤＭＡシステムの場合にのみ必要である。

各固定局のまわりＯこは、その領域内では各移動局が第
１の所定電力スレショールド以上の受信電力で固定局Ｆ
から混信妨害をうけるような妨害ゾーンと呼ばれるゾー
ンＺＦを限定することができる。逆に、ゾーンＺｙ内に
位置する６移、動局Ｍは第２の所定電力スレショールド
以上の受信電力で固定局Ｆに妨害を与えることになる。

また、これと同じような方法で移動局Ｍのまわりの妨害
ゾーンｚＭが定めら、れる。すなわち、ジー２２Ｍ内に
位置する各固定局は移動局Ｍから妨害をうけ、移動局Ｍ
はジー２２Ｍ内に位置する各固定局から妨害をうける。

固定局Ｆと移動局Ｍ間で双“方向通信を行わせるために
は、局ＦおよびＭをゾーンｚＦとｚＭの交叉ゾーンＺＦ
／ｆｚＭ内に位置させるようにすることが必要である。

それぞれ°゛下り′″および゛上り′°伝搬路の２つの
チャネルを用いてのこのような通信の設定には修正を必
要とするような不安が生ずる可能性がある。すなわち、
固定局による“下り″伝搬路のチャネル内のメツセージ
の伝送はゾーンＺＦ内に位置する少なくとも１つの移動
局ＭＫを妨害する可能性を有し、また他の固定局から伝
送される該チャネルのメツセージを受信する口ｆ能性を
有する。また、移動局にによる”′上り″伝搬路のチャ
ネル内のメツセージの伝送はソー２２Ｍ内に位置する少
なくとも１つの固定局Ｆｊに妨害を与える可能性があり
、他の移動局から伝送される該チャネル内のメツセージ
を受信する可能性を有する。

このように、固定局Ｆと移動局Ｍ間で設定されるべき通
信回線は、°°上り″′方向および°°下り″方向にお
ける固定局Ｆとの他の通信を妨害し、ジー２２Ｍ内の固
定局Ｆｊの受信を妨害し、もしく、は、ゾーンＺＦ内の
移動局ＭＫの受信を妨害しないようなものとしなければ
ならない。

本発明の１つの観点は、一方で（ま、従来技術によるセ
ルの場合のように各通信に対して゛上り′″伝搬路の所
定チャネルをパ下り゛伝搬路の所定チャネルと関連ぎせ
ることにより、また他方では、以下に述べる２つの条件
に合致させることにより前述の不安を軽減さぜることに
ある。

（１）　交信期間中、少なくとも固定局Ｆおよび移動局
Ｍは、例えば非変調搬送波の持続により構成したチャネ
ルマーキング信号を連続的に送出し、通信のために使用
する２つのチャネルが固定局Ｆとの任意の他の通信のた
めに選択されないようにすること。

（２）移動局の送信電力と固定局の受信域に対する第１
所定スレシヨールドとの比を固定局の送信゛電力と移動
局の受信域Ｇこ対する第２所定スレシヨールドとの間の
関係に等しくすること。

これらの条件のもとでは、固定局から移動局へ向かう方
向におけるレンジ（通達範囲）と移動局から固定局へ向
かう方向におけるレンジは等しくなる０ 移動局Ｍが最も良好に受信される固定局を選択しつるよ
うにするため、ＦＤＭＡシステムにおける移動局のフレ
ーム同期用としても使用する周期的信号全信号ｑ−？　
＊　ル（ｓｅｍａｐｈｏｒｅ　ｃｈａｎｎｅｌ　、）と
呼ばれる°゛下り′°伝搬路のチャネルで固定局から連
続的に送信するようにする。前記信号チャネルにおいて
は、すべての妨害から回避しうるような方法で、オーダ
ー７．９．１２または１６のパターンを有する種々の固
定局から発生される時間間隔（タイムインターバル）を
多重化する。かくすれば、移動局Ｍはそれ自体で最も強
く受信される固定局を選定する。

移動局Ｍはジー２２Ｍ内【こ位置する固定局Ｆｊとの交
信により占有される°°下り″伝搬路のチャネルを認識
し、これらの占有チャネルのアドレスを記憶する。

移動局Ｍは交叉ゾーンｚｒＡｚＭ　（ここで、ＺＭはゾ
ーンＺＭの補足的ゾーン）内に位置する移動局ＭＫによ
り占有される°°上り”伝搬路のチャネルを認識するこ
とはできない。移動局Ｍが占有されていない対の空きチ
ャネルを選択しうるようにするため、固定局Ｆからは、
該固定局に割当てられた信号チャネルの時間間隔に、ゾ
ーンＺＦ内に位置する局ＭＫのような移動局により占有
されているチャネルのアドレスリストを送出する。この
ような条件のもとでは、移動局Ｍは信号チャネルの種々
の時間間隔中に受信した電力を比較して、局Ｆを選択し
た後、占有されていない対の空きチャネルを選択して、
固定局Ｆと同時送受話リンクを設定し、かくして、局Ｆ
を介してリクエスト（要求、ンされた加入者を呼出すこ
とがｉｊＪ能となる。

また、固定局Ｆがコール（呼出し）の時間にそれに接゛
続ぎれている局Ｍのような移動局を呼出さなければなら
ないときも、同じ問題を解決しなければならない。

固定局Ｆは、ゾーンＺＦ内に位置する移動局との通信に
より占有されている°′上り″伝搬路のチャネルを認知
して、これら占有チャネルのアドレスを記憶する。

固定局Ｆは交叉ゾーン−４ＡｚＭ（ここで４はゾ、−ン
２．の補足的ゾーン）内に位置する固定局Ｆｊとの通信
により占有されている°°下り“″伝搬路のチャネルを
聴知することはできない。したがって、′下り”″伝搬
路上の１つのチャネルの固定局Ｆによる直接選択、した
がって°゛上り゛′伝搬路の１つのチャネルと°′下り
ＩＩ伝搬路の１つのチャネルよりなる対のチャネルの固
定局Ｆによる直接選択は不可能である。

本発明の他の観点は、移動局Ｍを呼出すため、“′下り
゛伝搬路の固定局をこ割当てられた信号チャネルの時間
間隔中に、呼出すべき移動局Ｍのアドレスを固定局Ｆか
ら送出することである。かくすれば、移動局Ｍは、移動
局のアドレスの検出に応じ、また固定局Ｆに割当てられ
た信号チャネルの時間間隔中に伝送される占有チャネル
のアドレスならびに移動局により直接記憶されている占
有チャネルのアドレスをベースにして、前述のような移
動局Ｇこよるコール手順により、占有されていない対の
空きチャネルを選択することが可能となる。

移動局Ｍの移動の結果、局Ｆから発生され、局Ｍにより
受信される信号が、゛下り”伝搬路の同一チャネルで他
の固定局Ｆｊにより送信される信号により妨害をうける
場合には、移動局は新しい対の空きチャネルを探索（サ
ーチ）する。新しい対のチャネルに醸んでの通信の割当
（指定）はメツセージのヘッドの部分において自動的に
報知されるようＧこする。

同様に、ゾーンＺＦ内における移動局ＭＫの移動の結果
、局Ｍから送出ぎれ局Ｆにより受信される信号が°′上
り″伝搬路の同一チャネルの局ＭＫにより送信される信
号により妨害を受けた場合には、固定局Ｆはこの妨害を
移動局に報告（レポート）する。このように妨害は、例
えば、′下り′°伝搬路のチャネルのメツセージのヘッ
ド部分に含まれる所定ビットにより指示されるようにし
、上述の手順により対のチャネルを変えるような方向に
移動局Ｍを誘導（インバイト）する。

また、移動局Ｍの移動の結果、信号チャネルの種々の時
間間隔内の信号の解析により他の固定局から受信した電
力が固定局Ｆから受信した電力よりかなりの値（標準的
には１０　ｄＢ　）高い場合には、移動局Ｍはチャネル
を変えなければならない。

これがため、移動局Ｍは、移動局によるコールの場合の
ように、他の固定局に割当てられた信号チャネルの時間
間隔中に連続的に送出される占有チャネルのアドレスを
ベースにして、対のチャネルを選択する方向に進む。移
動局Ｍは、最初の固定局に伝送される最後の時間間隔の
ヘッド部分を修正し、ついで新しい固定局に伝送される
最初の時間間隔のヘッド部分を修正することにより、移
動局Ｍが交信している固定局が変わったことを報知する
。前記修正は、メツセージのヘッド部分にそれぞれ最初
の固定局のアドレスと新しい固定局のアドレスを挿入す
る方法で行う。

ここで、例のついでに、固定局は規則正しい周期的パタ
ーンのセル形回路網内に分布されているものとする。ま
た、各パターンは、第１図に示すように、各々１つの固
定局を配置したｍ−７個の六角形のセルを含み、各固定
局は六角形セルのほぼ中央に位置するものとする。前述
したように、システムのすべての固定局は第１の所定搬
送周波数を有する゛下り”伝搬路で送信し、システムの
すべての移動局は第２の′所定搬送周波数を有する“′
上り゛′伝搬路で送信する。標準的には、ある局の妨害
ゾーンは完全に半径Ｃの小円の外側にあり、半径Ｒ−０
β］の大円の内側にある。ここで、Ｏは六角形セルの辺
の長さである。

パ下り°″伝搬路および“上り°′伝搬荀の双方は、第
２図に示すように、周期Ｔ　−１２５ｍｓを有するフレ
ーム内に２５６の時分割多重チャネルを含む。１つのフ
レーム内では、４０９．６μｓに等シい持続時間を有す
る時間間隔ＩＴｏないし■Ｔ２５５を１つのチャネルに
割当て、５　Ｍｂ　／　ｓの実際の出力に対応し、かつ
ビット当り０．２μｓの要素インターバルに対応する高
々２０４８ビツトのパッケージの伝送全許容しうるよう
にする。また、各時間間隔ＩＴ　ないし工Ｔ２５５の終
りにはチェックインターパルτ−１８，４μｓを設け、
前記チェックインターバルを２８．５−の最大レンジ（
通達範囲）Ｒに対する固定局と移動局間伝送の持続時間
に対応させるようにする。

°゛上り′″伝搬路においては、各フレームの最初の時
間間隔ＩＴｏは使用されない。一方、′°下り”′伝搬
路においては、各フレームの最初の時間間隔ＩＴ。は信
号チャネルに割当てられる。第１図のハツチまたはクロ
スハツチ奈施したセルのように、パターン内の同じ相対
位置を有するセルの固定局は、各々１２５　Ｘ　７−８
．７５　ｍｓごとの信号チャネルの同じ時間間隔にメツ
セージを伝送するものとする。信号チャネルにおいては
、第２図にＳ工ないしＳ７の信号を付した７つの連続的
時間間隔ＩＴ。を各パターン内でそれぞれパターンの７
つのセルに割当てるようにする。例えば、第１図に示す
パターンのハツチを施したセルの固定局は信号チャネル
Ｓ０で同時に伝送するようにする。移動局の妨害ゾーン
ｚＭは半径Ｒ−ｃ、／”７丁の大円内に包含されるとい
うことから、１つのパターンの固定局Ｆ□と交信してい
る局Ｍ０のような各移動局は隣接するパターン内の同じ
相対位置を有する局Ｆ１／のようなセル内の他の任意の
固定局により妨害されることはあり得ない。

信号チ・ヤネルの時間間隔Ｓ□ないしＳ７の１つの中の
各パッケージは、すべての固定局に対して８つの同じ８
行句（ｏｃｔｅｔｓ　）のような同期ワードを含む。各
移動局においては、クロック再生回路ニヨリ、同期ワー
ドをベースにして、ビット周波数５　、ＭＨ２ｚフレー
ム周波数８　ＭＨ７でクロック信号を再構成する。かく
すれば、移動局は固定局に同期することになるので、主
局たる固定局の従局となる。

また、ＴＤＭＡ方式では、広帯域を使用しているため、
多重伝搬路に起因するインターシンボル妨害が生ずる可
能性があり、したがって、同期ワードを使用した自動適
応形等化器が必要となる。

等化器は、その重み係数が受信した同期ワードと前にメ
モリ内に記憶されていた同期ワード（固定局により伝送
されたものと同じもの）との間の相関アルゴリズムの函
数として計算されるような少なくとも１つの自動適応形
横形フィルタにより形成するを可とする。さらに、本発
明によるときは、最強の受信電力に対応する固定局を選
択するため１移動局内のレベル検出器により信号チャネ
ルの７つの時間間隔Ｓ　ないしＳ７のレベルを比較して
いす る０ また、信号チャネルにおいて各固定局から伝送される各
パッケージは少なくとも次のような情報を含む。

−その固定局と交信することを希望する移動局が対の空
きチャネルを選択しうるようにするための当該固定局の
ゾーンＺＦ内に位置する移動局により占有されている対
の通信チャネルのマーキングリスト、 一必要に応じて、固定局のセルと交信しているリクエス
ト（要求）された移動局のアドレス、−固定局のアドレ
スワード、 上記のマーキングリストは固定局のメモリ内で常時更新
されるようにする。それは、前述したように、固定局に
より局部的Ｑこ決定するようにする。

゛上り゛伝搬路および°゛下り′°伝搬路のフレームの
時四間隔ＩＴ工ないし工Ｔ、５．ｉは、例えば、電話ま
、たはデータのような通信の伝送に割当てられた四分割
多重チャネルにより占有されるようにする。

固定局と移動局間の各通信は、フレーム内の同一ランク
ｌないし２５５を有する゛上り′″伝搬路の時間間隔お
よび°゛下りパ伝搬路の時間間隔を占有する。°′上り
″伝搬路のフレームは′下り″伝搬路のフレームに対し
てフレーム周期の約半分に等しい周期、すなわち”ｉ６
ｓだけ偏移させる。この時間偏移は各固定局また蚤は移
動局に対して、送信状態から受信状態または受信状態か
ら送信状態へ移行するための最大遅延時間を与える。

通信チャネルの時間間隔ＩＴ□ないし工Ｔ２５５におけ
る２０４８ビツトの各パッケージは標準的に４８ビツト
のヘッディング（見出し）と２０００ビツトの情報フィ
ールドを含む。

ヘッディングの最初の２４ビツトは同期ビットで、クロ
ック信号をビット周波数およびフレーム周波数に対し再
記憶させうるようにし、かつ信号チャネルの同期ビット
に関して前述したような受信パンケージの等化を可能に
する働きをする。へ、ツデイングの他の２４ビツトは行
先アドレスを識別するとともに適用可能な場合は、固定
局よりのチャネル変更要求を表示し、あるいは移動局に
よる固定局またはチャネルの変更を表示する働きをする
。空きチャネルまたは固定局の探索（サーチ）は移動局
Ｇこより決定されるので、′上り′°伝搬路のチャネル
のヘッディングも、上述のように移動局により選択され
た新しい固定局のアドレスを含む。

マタ、パッケージの情報フィールドは、電流またはデー
タワードもしくは２０００１０．１２５−１６Ｋｂ／Ｓ
の出力を有するチャネルに対応し、通信に搗する特定メ
ツセージのワードを含む。°上り伝搬路の通信チャネル
の情報フィールドは、特定のメツセージにより占有され
る。したがって、この特定メツセージは、その固定局が
通４Ｍのための局として移動局により選択されたことを
当該固定局に表示する接続信号である。他方において、
移動局の加入者がその移動機ユニットを作動状態にする
場合にも、同じメツセージが送られる。

、以上の記述から明らかなように、移動局は任意の通信
に先立って、次のような主要操作を行う。

−信号チャネルの時間間隔Ｓ１ないしＳ７に受信しり電
力レベルを弁別することによる固定局の連続的選択 一移動局を呼出しうるようにするための固定局昏こ対す
る接続信号の伝送 一固定局のアドレスならびに選択された固定局の妨害ゾ
ーン内における占有されたチャネルのマーキングリスト
の記憶 一移動局の妨害ゾーン内における占有されたチャネルの
アドレスの記憶 −そのアドレスがまだ移動局内に記憶されていない対の
空き通信チャネルの選択 以上の本発明に関する説明は時分割多重無線通信システ
ムについて記述したものであるが、本発明は周波数分割
多重ＣＦＤＭＡ）無線通信システムにも適用することが
できる。ＦＤＭＡ形伝送の場合には、時分割チャネルが
１つの周波数に各チャネルを割当てるようにした周波数
分割多重に置、き換えられることになる。この場合、固
定局および移動局の受信手段は、それぞれ°°下り″′
伝搬路および゛上り゛９伝搬路に割当てられた周波数の
狭帯域における高速走査受信機により構成する。受信し
た電力レベルの解析速度は、各々ＴＤＭＡフレームの時
間間隔に等しい周期を有するステップにより受信機の周
波数が変わる場合はＴＤＭＡシステムの場合と同様であ
る。

本発明に係るＴＤＭＡ形通信方式の他の実施例によると
きは、伝搬路内の時分割多重チャネルの数が多数の移動
局用に必要とされるトラヒックより少ない場合には、複
数の対の“上り”′伝搬路および°゛丁り″伝搬路を与
えるようにしている。この場合には、各固定局はそれぞ
れ数値的伝搬路の周波数カップルに割当てられた複数の
受信機および送信機を含む。これに対して各移動局は単
一対のｌ”１ｆ５ｉ伝搬路、すなわち１つの°゛上り”
″伝搬路および１つの°゛下り′”伝搬路のみを使用す
るようにしている。

また、本発明の他の実施例の場合は、ｏ　Ｋｂ　／　ｓ
、の多重出力を有するデータ伝送をｉｊＪ能にするため
２．１単一リンク（通信回線）に複数個の時間間隔を与
えるようにしている。

【図面の簡単な説明】

第１図は固定局および移動局の相対位置ならびに固定局
が妨害を与えるゾーンと移動局が妨害を与えるゾーンを
示す図、 第２図は本発明に係るＴＤＭＡ形無線通信方式用の第１
伝搬路または°゛下り′°伝搬路のフレームと第１伝搬
路または°上り″伝搬路のフレームを示す図である。 Ｆ・・・固定局 Ｍ・・・移動局 ｚＦ、　ＺＭ・・・妨害ゾーン

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 Ｌ　一方において、°下り″伝搬路を形成する第１グル
   ープをすべての固定局よりの伝送用に保留し、°上り″
   伝搬路を形成する第２グ次−プをすべての移動局よりの
   伝送用に保留するようにした１組の通信チャネルで、パ
   上り”伝搬路の通信チャネルの１つと°′下り”伝搬路
   の通信チャネルの１つとにより形成した各対の通信チャ
   ネルにより任意の固定局と任意の移動局間で双方向通信
   を取扱いうるよう構成したものを使用し、他方において
   通信の制御を行うための少なくとも１つの信号チャネル
   を使用した固定局と移動局間の双方向無線通信方式にお
   いて、 各固定局は、移動局から受信する電力レベルが第１の所
   定スレショールドを超えるような該固定局に対する第・
   １妨害ゾーン内に位置する移動局と固定局間の通信によ
   り占有されている°゛上り”伝、搬路のチャネルを検出
   して検出したチャネルのアドレスを記憶するようにした
   こと、 各固定局は、固定局に割当てられた信号ナヤネルを介し
   て該固定局の妨害ゾーン内に位置する移動局の通信によ
   り占有されているチャネルのアドレスを連続的に伝送す
   るようにしたこと、 選択した固定局との通信を設定するため、移動局は該固
   定局から受信する電力レベルが第２の所定スレショール
   ドを超えるような該移動局の第２妨害ゾーン内Ｇこ位置
   する固定局と移動方向の通信により占有されている°゛
   下り′°伝搬路のチャネルを検出して、検出したチャネ
   ルのアドレスを記憶するとともに、そのアドレスが該移
   動局向により検出された話中チャネルのアドレスと異な
   り、かつ選択された該固定局に割当てられた信号チャネ
   ルを介して伝送される話中チャネルのアドレスとも異な
   るような対の空き通信チャネルを選択するようにしたこ
   とを特徴とする双方向無線通信方式。 λ　該チャネルを周波数分割多重形式としたことを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載の双方向無線通信方式
   。 ＆　該チャネルを時分割多重形式としたことを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載の双方向無線通信方式。 毛°′下り゛′伝搬路の通信チャネルと多重化するよう
   にした信号チャネルと呼ばれるチャネル内の時間間隔（
   Ｓ、ないしＳ７）を各固定局にν１１当て、該時間間隔
   中に固定局により連続的に送信される周期的同期信号を
   搬送するようにしたこと、 固定局の１つとの通信を設定するため、各移動局（Ｍ）
   は、信号チャネルの柚々の時間間隔（Ｓ□ないしＳ７）
   に受ｆｄ　した同期信号の電力レベルを比較して、その
   受信電力が最も高い固定局を連続的に選択することによ
   り、選択した固定局と移動局間に通信を設定しうるよう
   にしたことを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第
   ８項のいずれかに記載の双方向無線通信方式。 五　移動局の送信電力と固定局の第１の所定受信スレシ
   ョールドとの比を固定局の送信電力と移動局の第２の所
   定受信スレショールドとの比に等しくしたことを特徴と
   する特許請求の範囲第１項ないし第４項のいずれかに記
   載の双方向無線通信方式。 ６　作動に際し、移動局（Ｍ）は、°′上り゛′伝搬路
   の空きチャネルに沿ってそのアドレスを選択した固定局
   ＣＦ）に伝送し、固定局に割当てられた信号チャネルの
   時間間隔（Ｓ□ないしＳ７）中の任意の与えられた時間
   に、選択された固定局から移動局に対して呼出＜ａ号を
   伝送しうるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲
   第４項または第５項に記載の双方向無線通信方式。 ７、　移動局（Ｍ）が、選択された該固定局（Ｆ）と移
   動局間の通信に割当てられた°゛下り″伝搬路のチャネ
   ル内の妨害を検出した際、移動局ＣＭ）は、前記手順に
   したがって、新しい対の空きチャネルを探索し、該通信
   に割当てられた°゛上り゛′伝搬路のチャネルで対のチ
   ャネルを変える信号を伝送するようにしたこそを特徴と
   する特許請求の範囲第４項ないし第７項のいずれかに記
   載の双方向無線通信方式。 ８　選択された該固定局（Ｆ）が移動局（Ｍ）と選択さ
   れた固定局間の通信に割当てられた°゛上り゛°伝搬路
   のチャネル内の妨害を検出した際、選択された固定局Ｃ
   Ｆ）は該通信に割当てられた°下り″伝搬路のチャネル
   で対のチャネルを変える信号を伝送し、移動局が、前記
   手順にしたがって、新しい対の空きチャネルを探索し、
   該通信に割当てられた°′上り伝搬路のチャネルで新し
   い対の空きチャネルのアドレスを伝送するよう該移動局
   を促すようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第４
   瑣ないし第８項のいずれかに記載の双方向無線通信方式
   。 ９、　移動局（Ｍ）の移動に応じ、また選択された該固
   定局ＣＦ）に割当てられた信号チャネルの時間間隔に受
   信した電力レベルより高い信号チャネルの任意の時間間
   隔（Ｓ、ないしＳ７）に受信した電力レベルの移動局に
   よる検出に応じて、移動局は、主として、受信したより
   高い電力レベルに対応する信号チャネルの時間間隔に伝
   送される占有チャネルのアドレスをペースにし、前記手
   順にしたがって、対の空きチャネルを選択することによ
   り、交信中の固定局を変更するようにしたことを特徴と
   する特許請求の範囲第４項ないし第８項のいずれかに記
   載の双方向無線通信方式。 １０、最初の固定局に伝送される最初の時間間隔のヘッ
   ディングの部分を修正し、ついで新しい固定局に伝送さ
   れる最初の時間間隔のヘッディングの部分を修正するこ
   とにより、固定局の変わったことを移動局から報知する
   ようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第ｉ。 項記載の双方向無線通信方式。 １Ｌ　各々その中央に１つの固定局を有する所定数のセ
   ルを具えた周期的／ぜターンを有するセル形回路網内に
   固定局（Ｆ）を分布させたこと、信号チャネルの連続的
   時間間隔（ＳｌないしＳ　）を各パターン内のセルに周
   期的力）つ個別に割当て信号チャネルの６時１’）Ｊｉ
   　１ｍ隔をパターン内の同じ相対位置を滴するセルのｌ
   酋定局に割当てるようにしたことを特徴とする特許請求
   の範囲第４項なシ）シ第１１項のＩ／１ずれかに記載の
   双方向無線通信方式０ １９、同一通信に対して複数個のチャネルを提供するよ
   うにしたことを特徴とする特許請求の範第１項ないし第
   １２項のいずれかに記載の双方向無線通信方式。