JP2660189B2 - 通信帯域幅の割当て方法及び装置 - Google Patents
通信帯域幅の割当て方法及び装置Info
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- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
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- Quality & Reliability (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セルラ・ネットワーク
内の複数のセルに対し帯域幅を動的に割当てるための方
法及び装置に係る。
内の複数のセルに対し帯域幅を動的に割当てるための方
法及び装置に係る。
【0002】
【従来の技術】従来技術を説明する前に、本発明に関連
する参考文献を以下に掲げる。 (1)D.Bants et al., 米国特許第5123029号
「Broadcast Initiated Biprtite Frame MultiAccess P
rotocol」 (2)K.M.Chandy and J.Misra, "The Drinking Philos
ophers Problem", ACM Trans. Program. Lang. and Sys
tem, vol.6, no.4, pp.632-646, October 1984. (3)W.C.Y. Lee, "Mobile Cellular Telecommunicati
ons Systems", McGraw Hill, 1989. (4)K.S.Natarajan, 米国特許第5210753号「R
obust Scheduling Mechanisms for Efficient Bandwidt
h」 (5)R.Rom and M.Sidi, "Multiple Access Protocol
s, Performance and Analysis", Springer Verlag, 199
0. (6)R. Steele, Mobile Radio Communications, 199
2. (7)B. Tuch, "An ISM Spread Spectrum Local Area
Network: WaveLAN", Proceedings of IEEE Workshop on
Wireless LANs, May 1991.先ず、 多くの低電力のポータブル・パーソナル・コンピ
ュータや通信装置をサポートする無線式移動ローカルエ
リア・ネットワーク環境について考察する。移動ステー
ション(移動体、移動ユニット又は移動ユーザと同義。
以下同じ。)としてのポータブル・パーソナル・コンピ
ュータが、音声能力を持つ対話形データからマルチメデ
ィアに至る範囲で、高速データのアプリケーションを有
する通信サービスのホストをサポートするものと仮定す
る。2つの理由から、地理的領域を複数の小さなセルに
分割する。理由の1つは、移動ステーションの電源が制
限されているために、無線通信の最大レンジが決まって
しまうことである。2つめは、より小さいセルの方が大
きいセルよりも通信帯域幅の空間的再利用の可能性が高
いからである。各セルに関連して、1つのベース・ステ
ーションと、時間的に数の変動する移動ステーションと
が存在する。図1に示されている環境は、移動ステーシ
ョン(MS)及びベース・ステーション(BS)が無線
チャネルを介して通信するセルラ・アーキテクチャに関
連している。ベース・ステーションは、高速の有線バッ
クボーン・ネットワーク40を介して、それら自体の間
で通信を行う。例として、幾つかのオフィス・ビルから
成る事業所構内の環境を想定する。これらのビルは幾つ
かのセルに分割され、他方、これらのセルは有線LAN
等のバックボーン・ネットワークを介して接続されてい
る。移動ステーションは、限定されたレンジ(例えば、
50メートル)内では屋内でも屋外でも動作可能であ
り、有線バックボーン・ネットワーク40上のベース・
ステーションへ無線アクセスする。このネットワーク内
の各無線チャネルは、多数の移動ステーションによって
共有されている。さらに、複数のセルが互いに重なり合
う領域では、これらのセルに関連する2台以上のベース
・ステーションによって無線チャネルが共有されてい
る。従って、移動ステーションと有線バックボーン・ネ
ットワーク40との間で信頼性のある効率的な通信を可
能にするためには、マルチアクセス・プロトコルを使用
しなければならない。
する参考文献を以下に掲げる。 (1)D.Bants et al., 米国特許第5123029号
「Broadcast Initiated Biprtite Frame MultiAccess P
rotocol」 (2)K.M.Chandy and J.Misra, "The Drinking Philos
ophers Problem", ACM Trans. Program. Lang. and Sys
tem, vol.6, no.4, pp.632-646, October 1984. (3)W.C.Y. Lee, "Mobile Cellular Telecommunicati
ons Systems", McGraw Hill, 1989. (4)K.S.Natarajan, 米国特許第5210753号「R
obust Scheduling Mechanisms for Efficient Bandwidt
h」 (5)R.Rom and M.Sidi, "Multiple Access Protocol
s, Performance and Analysis", Springer Verlag, 199
0. (6)R. Steele, Mobile Radio Communications, 199
2. (7)B. Tuch, "An ISM Spread Spectrum Local Area
Network: WaveLAN", Proceedings of IEEE Workshop on
Wireless LANs, May 1991.先ず、 多くの低電力のポータブル・パーソナル・コンピ
ュータや通信装置をサポートする無線式移動ローカルエ
リア・ネットワーク環境について考察する。移動ステー
ション(移動体、移動ユニット又は移動ユーザと同義。
以下同じ。)としてのポータブル・パーソナル・コンピ
ュータが、音声能力を持つ対話形データからマルチメデ
ィアに至る範囲で、高速データのアプリケーションを有
する通信サービスのホストをサポートするものと仮定す
る。2つの理由から、地理的領域を複数の小さなセルに
分割する。理由の1つは、移動ステーションの電源が制
限されているために、無線通信の最大レンジが決まって
しまうことである。2つめは、より小さいセルの方が大
きいセルよりも通信帯域幅の空間的再利用の可能性が高
いからである。各セルに関連して、1つのベース・ステ
ーションと、時間的に数の変動する移動ステーションと
が存在する。図1に示されている環境は、移動ステーシ
ョン(MS)及びベース・ステーション(BS)が無線
チャネルを介して通信するセルラ・アーキテクチャに関
連している。ベース・ステーションは、高速の有線バッ
クボーン・ネットワーク40を介して、それら自体の間
で通信を行う。例として、幾つかのオフィス・ビルから
成る事業所構内の環境を想定する。これらのビルは幾つ
かのセルに分割され、他方、これらのセルは有線LAN
等のバックボーン・ネットワークを介して接続されてい
る。移動ステーションは、限定されたレンジ(例えば、
50メートル)内では屋内でも屋外でも動作可能であ
り、有線バックボーン・ネットワーク40上のベース・
ステーションへ無線アクセスする。このネットワーク内
の各無線チャネルは、多数の移動ステーションによって
共有されている。さらに、複数のセルが互いに重なり合
う領域では、これらのセルに関連する2台以上のベース
・ステーションによって無線チャネルが共有されてい
る。従って、移動ステーションと有線バックボーン・ネ
ットワーク40との間で信頼性のある効率的な通信を可
能にするためには、マルチアクセス・プロトコルを使用
しなければならない。
【0003】一般に、セルラ・ネットワーク用のマルチ
アクセス・プロトコルは、セル間層(intercell tier)
とセル内層(intracell tier)とに分けることができ
る。セル間層は、各サブネットワーク(例えば、LA
N、WAN)内の異なるセルからのユーザの伝送が、互
いに干渉しないことを保証するものである。このセル間
層は、本質的にベース・ステーション間の調整を行う。
他方、セル内層は、ネットワークの各セルごとに、同じ
セル内に存在する全てのユーザの伝送が、互いに干渉し
ないことを保証するものである。このセル内層は、本質
的に同じセル内に存在する移動ユーザ間の調整を行う。
アクセス・プロトコルは、セル間層(intercell tier)
とセル内層(intracell tier)とに分けることができ
る。セル間層は、各サブネットワーク(例えば、LA
N、WAN)内の異なるセルからのユーザの伝送が、互
いに干渉しないことを保証するものである。このセル間
層は、本質的にベース・ステーション間の調整を行う。
他方、セル内層は、ネットワークの各セルごとに、同じ
セル内に存在する全てのユーザの伝送が、互いに干渉し
ないことを保証するものである。このセル内層は、本質
的に同じセル内に存在する移動ユーザ間の調整を行う。
【0004】このような環境における問題は、次の通り
である。各無線通信システムの基本的制限は、このシス
テムの通信容量を決定する処の、利用可能な全周波数が
許可され且つ固定されている点である。例えば、FCC
(米国連邦通信委員会)は、米国内の周波数の利用を規
制している。即ち、この問題は、(1)総合的スループ
ット、及び(2)各ユーザごとに利用可能なピークレー
トを共に最大にするために、各セルごと及び各ユーザご
との帯域幅を要求駆動式(demand driven basi s )でい
かにして割当てるかということに置き換えられる。
である。各無線通信システムの基本的制限は、このシス
テムの通信容量を決定する処の、利用可能な全周波数が
許可され且つ固定されている点である。例えば、FCC
(米国連邦通信委員会)は、米国内の周波数の利用を規
制している。即ち、この問題は、(1)総合的スループ
ット、及び(2)各ユーザごとに利用可能なピークレー
トを共に最大にするために、各セルごと及び各ユーザご
との帯域幅を要求駆動式(demand driven basi s )でい
かにして割当てるかということに置き換えられる。
【0005】従来技術における周知の解決方法は、2つ
に分類される。第1の解決方法であるFDMA[参考文
献3、6:周波数分割]では、ベース・ステーションと
移動ステーションとの間の通信を行うために、2つの隣
合うセルに対し常に互いに異なる周波数帯域を割当てる
ようにしている。この解決方法の限界は、十分な数の周
波数帯域を割当てるには通信帯域幅が狭すぎることであ
る。第2の解決方法であるTDMA[参考文献3、4、
6:時分割]では、全てのセルが同じ周波数帯域を共有
し、且つ2つの隣合うセル内にあるトランシーバが同時
にはアクティブにならないようにしている。この解決方
法の限界は、各トランシーバが非常に限られた短い時間
の間に通信しなければならないことである。このため、
隣合うセル間の調整問題を生じる。
に分類される。第1の解決方法であるFDMA[参考文
献3、6:周波数分割]では、ベース・ステーションと
移動ステーションとの間の通信を行うために、2つの隣
合うセルに対し常に互いに異なる周波数帯域を割当てる
ようにしている。この解決方法の限界は、十分な数の周
波数帯域を割当てるには通信帯域幅が狭すぎることであ
る。第2の解決方法であるTDMA[参考文献3、4、
6:時分割]では、全てのセルが同じ周波数帯域を共有
し、且つ2つの隣合うセル内にあるトランシーバが同時
にはアクティブにならないようにしている。この解決方
法の限界は、各トランシーバが非常に限られた短い時間
の間に通信しなければならないことである。このため、
隣合うセル間の調整問題を生じる。
【0006】米国特許第5185739号は、ベース・
ステーション間で特定の周波数のフレームを共有するこ
とによって、これらのフレームを効率的に利用する方法
を開示している。しかしながら、この特許に記載された
割当ては固定されており、しかも要求駆動式ではない。
米国特許第5210753号は、最初にアクティブにさ
れる独立のセルの最大の集合を決定するとともに、この
独立の集合に属さない他のセルを待機状態に置くように
した方法を開示している。米国特許出願第850541
号は、互いに重なり合うセル内のベース・ステーション
の制御を決定する方法を開示している。米国特許第41
44411号は、大きさが変動するセルから成るセルラ
・ネットワーク内で周波数チャネルを割当てる方法を開
示している。米国特許第5093925号は、同一チャ
ネル干渉を最小にするために電話接続用の周波数を割当
てる方法を開示している。米国特許第3632885号
は、一の地上ステーションがそれ自体のチャネルを介し
て伝送していないとき、この地上ステーションに関連す
るチャネルを介して別の地上ステーションがデータを伝
送できるようにした方法を開示している。米国特許第4
949395号は、セル間レベルではなく、セル内レベ
ルにおいてタイム・スロットを動的に割当てる方法を開
示している。米国特許第5029165号は、共通チャ
ネル信号システムにおいて、共通チャネル型の転送ポイ
ントに関連する諸信号リンクのクラスタという概念を開
示している。特開昭63−298775号は、多数の小
さな無線ゾーン及び一の大きな無線ゾーンによって一の
サービス領域を同時にカバーするようにした、多重無線
ゾーン式の移動通信システムを開示している。
ステーション間で特定の周波数のフレームを共有するこ
とによって、これらのフレームを効率的に利用する方法
を開示している。しかしながら、この特許に記載された
割当ては固定されており、しかも要求駆動式ではない。
米国特許第5210753号は、最初にアクティブにさ
れる独立のセルの最大の集合を決定するとともに、この
独立の集合に属さない他のセルを待機状態に置くように
した方法を開示している。米国特許出願第850541
号は、互いに重なり合うセル内のベース・ステーション
の制御を決定する方法を開示している。米国特許第41
44411号は、大きさが変動するセルから成るセルラ
・ネットワーク内で周波数チャネルを割当てる方法を開
示している。米国特許第5093925号は、同一チャ
ネル干渉を最小にするために電話接続用の周波数を割当
てる方法を開示している。米国特許第3632885号
は、一の地上ステーションがそれ自体のチャネルを介し
て伝送していないとき、この地上ステーションに関連す
るチャネルを介して別の地上ステーションがデータを伝
送できるようにした方法を開示している。米国特許第4
949395号は、セル間レベルではなく、セル内レベ
ルにおいてタイム・スロットを動的に割当てる方法を開
示している。米国特許第5029165号は、共通チャ
ネル信号システムにおいて、共通チャネル型の転送ポイ
ントに関連する諸信号リンクのクラスタという概念を開
示している。特開昭63−298775号は、多数の小
さな無線ゾーン及び一の大きな無線ゾーンによって一の
サービス領域を同時にカバーするようにした、多重無線
ゾーン式の移動通信システムを開示している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前述
の限界を取除くことである。前掲の[参考文献1、3、
5、7]には、無線ネットワーク用のセル内マルチアク
セス・プロトコルに関する技術が記載されているに過ぎ
ない。よって、セル間においてもマルチアクセスが可能
であることが望ましい。また、要求駆動式に動的に周波
数を割当てるようにすれば、より効率的なネットワーク
が構築されるはずである。
の限界を取除くことである。前掲の[参考文献1、3、
5、7]には、無線ネットワーク用のセル内マルチアク
セス・プロトコルに関する技術が記載されているに過ぎ
ない。よって、セル間においてもマルチアクセスが可能
であることが望ましい。また、要求駆動式に動的に周波
数を割当てるようにすれば、より効率的なネットワーク
が構築されるはずである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の要点は、2層
(tier)のマルチアクセス・プロトコルにある。第1の
層では、複数のセルが複数のセル・グループへとグルー
プ化される。以下、これを「スーパーセル」とも呼ぶこ
とにする。さらに、第1の層は、スーパーセル間の帯域
幅割当てとマルチアクセスとを処理する。他方、第2の
層は、一のスーパーセルにおける複数の移動ユーザと複
数のセルとの間の動的な帯域幅割当てとスケジューリン
グとを処理する。この第2の層のためのスケジューリン
グは、下層の物理層技術としてRF(高周波)又はIF
(中間周波)の何れについても利用することができる。
この方式は、RFで直接的に実現するか、又は拡散スペ
クトル変調方式についてRFで実現するのに適してい
る。
(tier)のマルチアクセス・プロトコルにある。第1の
層では、複数のセルが複数のセル・グループへとグルー
プ化される。以下、これを「スーパーセル」とも呼ぶこ
とにする。さらに、第1の層は、スーパーセル間の帯域
幅割当てとマルチアクセスとを処理する。他方、第2の
層は、一のスーパーセルにおける複数の移動ユーザと複
数のセルとの間の動的な帯域幅割当てとスケジューリン
グとを処理する。この第2の層のためのスケジューリン
グは、下層の物理層技術としてRF(高周波)又はIF
(中間周波)の何れについても利用することができる。
この方式は、RFで直接的に実現するか、又は拡散スペ
クトル変調方式についてRFで実現するのに適してい
る。
【0009】従って、本発明は、セルラ・ネットワーク
内の複数のセルに対し通信帯域幅を割当てるための方法
及び装置を提供する。本発明は、先ず、セル間の干渉を
最小限にするように複数のセル・グループを形成する。
次に、通信帯域幅の対応する各チャネルを、形成済みの
各セル・グループに割当てる。最後に、各チャネル内の
帯域幅を、そのチャネルが割当てられた対応するセル・
グループのセルに割当てる。この場合において、各チャ
ネルの帯域幅は、このチャネルに対応するセル・グルー
プのセル内のユーザ要求に従って(即ち、要求駆動式
に)割当てられるのである。
内の複数のセルに対し通信帯域幅を割当てるための方法
及び装置を提供する。本発明は、先ず、セル間の干渉を
最小限にするように複数のセル・グループを形成する。
次に、通信帯域幅の対応する各チャネルを、形成済みの
各セル・グループに割当てる。最後に、各チャネル内の
帯域幅を、そのチャネルが割当てられた対応するセル・
グループのセルに割当てる。この場合において、各チャ
ネルの帯域幅は、このチャネルに対応するセル・グルー
プのセル内のユーザ要求に従って(即ち、要求駆動式
に)割当てられるのである。
【0010】各移動ステーション及びベース・ステーシ
ョンに割当てられる帯域幅は、要求駆動式である。これ
が必要となるのは、(長時間に亘って高スループットを
維持することを必要とする処の、ディスクレス・ワーク
ステーション、クライアント−サーバ・モデル、マルチ
メディア、グラフィック・アプリケーション、等から
の)高ピーク・レート又はバースト的なトラフィック・
プロファイルを持った移動ステーションをサポートする
ためである。さらに、各セルの移動体密度が変動するこ
とから、帯域幅を効率的に利用するために適応性の割当
てが必要となる。
ョンに割当てられる帯域幅は、要求駆動式である。これ
が必要となるのは、(長時間に亘って高スループットを
維持することを必要とする処の、ディスクレス・ワーク
ステーション、クライアント−サーバ・モデル、マルチ
メディア、グラフィック・アプリケーション、等から
の)高ピーク・レート又はバースト的なトラフィック・
プロファイルを持った移動ステーションをサポートする
ためである。さらに、各セルの移動体密度が変動するこ
とから、帯域幅を効率的に利用するために適応性の割当
てが必要となる。
【0011】各セルでは、ベース・ステーションが、
(移動ステーションからベース・ステーションへの)ア
ップリンク・チャネル及び(ベース・ステーションから
移動ステーションへの)ダウンリンク・チャネルの双方
のスケジューリングを動的に行うとともに、これらのチ
ャネルが分離されていることを保証する。この分離は、
スケジューリング・アルゴリズムの動作のために必要で
あると同時に、無線送信器及び受信器の無干渉動作のた
めにも必要である。
(移動ステーションからベース・ステーションへの)ア
ップリンク・チャネル及び(ベース・ステーションから
移動ステーションへの)ダウンリンク・チャネルの双方
のスケジューリングを動的に行うとともに、これらのチ
ャネルが分離されていることを保証する。この分離は、
スケジューリング・アルゴリズムの動作のために必要で
あると同時に、無線送信器及び受信器の無干渉動作のた
めにも必要である。
【0012】制御チャネルとデータ・チャネルとは、ア
ップリンク上でもダウンリンク上でも互いに分離されて
いる。この分離は、時間的に行われるから、各部分に割
当てられる帯域幅の量を適応的に調整することができ
る。さらに、複雑な制御タスクは、移動ステーションで
はなく、ベース・ステーションが一層多く行うようにな
っている。これが重要であるのは、移動ステーションの
能力が制限されているからである。
ップリンク上でもダウンリンク上でも互いに分離されて
いる。この分離は、時間的に行われるから、各部分に割
当てられる帯域幅の量を適応的に調整することができ
る。さらに、複雑な制御タスクは、移動ステーションで
はなく、ベース・ステーションが一層多く行うようにな
っている。これが重要であるのは、移動ステーションの
能力が制限されているからである。
【0013】高速アクセス及び公平さ:これは、移動ス
テーションが伝送を必要とする場合には、高速アクセス
できることを意味している。また、その割当ては、何れ
のベース・ステーションであっても、任意のタイム・フ
レームの間に他のベース・ステーションよりも多い割当
てを得ないという意味において公平である。
テーションが伝送を必要とする場合には、高速アクセス
できることを意味している。また、その割当ては、何れ
のベース・ステーションであっても、任意のタイム・フ
レームの間に他のベース・ステーションよりも多い割当
てを得ないという意味において公平である。
【0014】各スーパーセルでは、セル間の帯域幅割当
てが、空間再利用を伴うTDMAスケジューリング方式
を介して行われる。即ち、互いに重なり合わない複数の
セルは、より高い帯域幅効率を達成するために、同じタ
イム・フレームに亘ってスケジューリングされるのであ
る。さらに、比較的高い移動体密度とトラフィック要求
を持つセルは、トラフィックが少ないセルよりも多い帯
域幅を得ることができる。多くの移動ユーザと通信する
必要のあるベース・ステーションは、より少ない移動ユ
ーザと通信するベース・ステーションよりも多くの制御
チャネルを割当てられる。さらに、各ベース・ステーシ
ョンごとに、データ・チャネルの割当てと制御チャネル
の割当ての比率は、必要に応じて時間的に変動すること
がある。セル内の帯域幅割当ては、予約ベースのTDM
Aとランダム・アクセスとの組合せである。
てが、空間再利用を伴うTDMAスケジューリング方式
を介して行われる。即ち、互いに重なり合わない複数の
セルは、より高い帯域幅効率を達成するために、同じタ
イム・フレームに亘ってスケジューリングされるのであ
る。さらに、比較的高い移動体密度とトラフィック要求
を持つセルは、トラフィックが少ないセルよりも多い帯
域幅を得ることができる。多くの移動ユーザと通信する
必要のあるベース・ステーションは、より少ない移動ユ
ーザと通信するベース・ステーションよりも多くの制御
チャネルを割当てられる。さらに、各ベース・ステーシ
ョンごとに、データ・チャネルの割当てと制御チャネル
の割当ての比率は、必要に応じて時間的に変動すること
がある。セル内の帯域幅割当ては、予約ベースのTDM
Aとランダム・アクセスとの組合せである。
【0015】2層式のマルチアクセス・プロトコルを用
いる動機は、技術的、経済的又は規制的制限の何れかに
起因するものである。例えば、一のベース・ステーショ
ンの可能な総合スループットが10Mbps に制限されて
いるが、許容可能な全帯域幅がそれよりも大きければ、
この全帯域幅を複数の10Mbps 部分に分割するのが一
層効率的である。このようにすると、10Mbps 部分の
各々を、第2層において効率的に且つ動的に割当てるこ
とができる。特に、この全帯域幅が10Mbpsよりもか
なり大きければ、各スーパーセルは、ただ1つのセルの
みから成ることもある(この場合、その方式は純粋にF
DMAである)。
いる動機は、技術的、経済的又は規制的制限の何れかに
起因するものである。例えば、一のベース・ステーショ
ンの可能な総合スループットが10Mbps に制限されて
いるが、許容可能な全帯域幅がそれよりも大きければ、
この全帯域幅を複数の10Mbps 部分に分割するのが一
層効率的である。このようにすると、10Mbps 部分の
各々を、第2層において効率的に且つ動的に割当てるこ
とができる。特に、この全帯域幅が10Mbpsよりもか
なり大きければ、各スーパーセルは、ただ1つのセルの
みから成ることもある(この場合、その方式は純粋にF
DMAである)。
【0016】
【実施例】A.スーパーセル層(Super-Cell Tier) 図1には、本発明を実現するのに適した全体的な環境の
構成要素として、有線バックボーン・ネットワーク4
0、ベース・ステーション(BS)、移動ステーション
(MS)及びセル30が示されている。通信帯域は、多
数の非干渉チャネルf1、f2・・・fk に分割されてい
る。これを実現する方法として、(1)複数の周波数帯
域を各チャネルに割当てる方法(FDMA)や、(2)
ISM帯域(産業、科学、医療に利用される共用周波数
帯域)についてFCC第15章規則により認められるよ
うな拡散スペクトル技術を用いる方法がある。同じチャ
ネルを割当てられた複数のセルは、一のスーパーセルを
形成する。一のスーパーセルを形成する複数のセルは、
互いに地理的に近い場所にある必要はない。各スーパー
セルは、2つの基準を用いて形成される。即ち、(1)
システムの通信スループットを最大限にすること、及び
(2)各スーパーセルにおけるセル間のスケジューリン
グの複雑さを最小限にすることである。
構成要素として、有線バックボーン・ネットワーク4
0、ベース・ステーション(BS)、移動ステーション
(MS)及びセル30が示されている。通信帯域は、多
数の非干渉チャネルf1、f2・・・fk に分割されてい
る。これを実現する方法として、(1)複数の周波数帯
域を各チャネルに割当てる方法(FDMA)や、(2)
ISM帯域(産業、科学、医療に利用される共用周波数
帯域)についてFCC第15章規則により認められるよ
うな拡散スペクトル技術を用いる方法がある。同じチャ
ネルを割当てられた複数のセルは、一のスーパーセルを
形成する。一のスーパーセルを形成する複数のセルは、
互いに地理的に近い場所にある必要はない。各スーパー
セルは、2つの基準を用いて形成される。即ち、(1)
システムの通信スループットを最大限にすること、及び
(2)各スーパーセルにおけるセル間のスケジューリン
グの複雑さを最小限にすることである。
【0017】図2には、14個のセルを用いて形成され
た2つのスーパーセルが例示されている。全体のスペク
トルが、例えば2つの通信チャネルに分割されている。
後述するように2つのスーパーセルを形成し、そして各
スーパーセルに対しこれらのチャネルの1つを割当てる
ことによって、これらのチャネルがそれぞれのセルに割
当てられる。第1のスーパーセル201は、図2中で横
線を付した複数のセルから成り、第2のスーパーセル2
02は、図2中で横線のない複数のセルから成る。図3
で「スーパーセル1」と表記されている第1のスーパー
セル201は、セル1、3、5、7、9、11、13か
ら構成され、図3で「スーパーセル2」と表記されてい
る第2のスーパーセル202は、セル2、4、6、8、
10、12、14から構成される。これらのスーパーセ
ルは、利用可能なチャネルがf1及びf2 であるとし
て、以下のアルゴリズムを用いて得たものである。
た2つのスーパーセルが例示されている。全体のスペク
トルが、例えば2つの通信チャネルに分割されている。
後述するように2つのスーパーセルを形成し、そして各
スーパーセルに対しこれらのチャネルの1つを割当てる
ことによって、これらのチャネルがそれぞれのセルに割
当てられる。第1のスーパーセル201は、図2中で横
線を付した複数のセルから成り、第2のスーパーセル2
02は、図2中で横線のない複数のセルから成る。図3
で「スーパーセル1」と表記されている第1のスーパー
セル201は、セル1、3、5、7、9、11、13か
ら構成され、図3で「スーパーセル2」と表記されてい
る第2のスーパーセル202は、セル2、4、6、8、
10、12、14から構成される。これらのスーパーセ
ルは、利用可能なチャネルがf1及びf2 であるとし
て、以下のアルゴリズムを用いて得たものである。
【0018】以下、スーパーセルを形成するためにこれ
らのチャネルを割当てるための簡単な方式を説明する。
この方式を用いる動機は、1つのスーパーセルに属する
セル間で干渉が最も少なくなるようなスーパーセルを形
成する、ということである。ネットワークの複数のセル
を、C1、C2・・・Cn で表す。カバーする地理的領域
が互いに重なり合っている2つのセルを、互いにネイバ
ー(隣り合うセル:neighbor)であるという。一のチャ
ネルをC1 に割当てることによって、チャネルの割当て
を開始する。その後、それぞれのチャネルを、以下の規
則に従ってC2、C3・・・Cn に対し順に割当てる。即
ち、既に一のチャネルを割当てられたCiのネイバーの
中で最も使用頻度の少ないチャネルをCi に割当てる。
この方式は、次のアルゴリズムで要約される。ここで、
f1 ・・・fk を利用可能なチャネルとする。
らのチャネルを割当てるための簡単な方式を説明する。
この方式を用いる動機は、1つのスーパーセルに属する
セル間で干渉が最も少なくなるようなスーパーセルを形
成する、ということである。ネットワークの複数のセル
を、C1、C2・・・Cn で表す。カバーする地理的領域
が互いに重なり合っている2つのセルを、互いにネイバ
ー(隣り合うセル:neighbor)であるという。一のチャ
ネルをC1 に割当てることによって、チャネルの割当て
を開始する。その後、それぞれのチャネルを、以下の規
則に従ってC2、C3・・・Cn に対し順に割当てる。即
ち、既に一のチャネルを割当てられたCiのネイバーの
中で最も使用頻度の少ないチャネルをCi に割当てる。
この方式は、次のアルゴリズムで要約される。ここで、
f1 ・・・fk を利用可能なチャネルとする。
【0019】
【数1】 do for i=1,2,...,n Ai(fp):=Ci のネイバーの中でチャネルpが割当てられた回数; p:=the index s.t. Ai(fp)=minl{Al(fp)}; Ci にチャネル fp を割当てる。; end do;
【0020】同じチャネルを割当てられた複数のセル
は、一のスーパーセルを形成する。例えば、チャネルf
p を割当てられた全てのセルが、1つのスーパーセルを
形成する。
は、一のスーパーセルを形成する。例えば、チャネルf
p を割当てられた全てのセルが、1つのスーパーセルを
形成する。
【0021】B.スーパーセル内のセル間層(Inter-Ce
ll Tier) 各スーパーセル内では、タイム・フレームの異なる集合
が、異なるセルに割当てられる。図3には、図2のセル
間でのタイム・フレーム割当ての例が示されている。時
間を表す横軸は、タイム・マーカt0、t1・・・t8 に
よって複数のタイム・フレームに分割されている。横軸
上の番号は、対応するタイム・フレームの間にそれぞれ
のトランシーバをアクティブにすることができるような
複数のセル、そのユーザ及びベース・ステーションを表
している。互いに隣合っておらず、しかも同じスーパー
セル内にもない各セルは、同じ時間にアクティブになる
ようにスケジューリングすることができる。例えば、図
2の第1のスーパーセル2 01に属し且つ互いに隣合わ
ないセル1、3、9及び11に属するトランシーバは、
t0 からt1 までの間に同時にアクティブになる。他
方、図2の第2のスーパーセル202に属し且つ互いに
隣合わないセル2、4、8及び10に属するトランシー
バは、t0 からt2 までの間に同時にアクティブにな
る。
ll Tier) 各スーパーセル内では、タイム・フレームの異なる集合
が、異なるセルに割当てられる。図3には、図2のセル
間でのタイム・フレーム割当ての例が示されている。時
間を表す横軸は、タイム・マーカt0、t1・・・t8 に
よって複数のタイム・フレームに分割されている。横軸
上の番号は、対応するタイム・フレームの間にそれぞれ
のトランシーバをアクティブにすることができるような
複数のセル、そのユーザ及びベース・ステーションを表
している。互いに隣合っておらず、しかも同じスーパー
セル内にもない各セルは、同じ時間にアクティブになる
ようにスケジューリングすることができる。例えば、図
2の第1のスーパーセル2 01に属し且つ互いに隣合わ
ないセル1、3、9及び11に属するトランシーバは、
t0 からt1 までの間に同時にアクティブになる。他
方、図2の第2のスーパーセル202に属し且つ互いに
隣合わないセル2、4、8及び10に属するトランシー
バは、t0 からt2 までの間に同時にアクティブにな
る。
【0022】これらのセルへのタイム・フレームの割当
ては、一のスケジューリング・アルゴリズムによって行
われる。本発明では、2つのスケジューリング・アルゴ
リズムとして、分散型と集中型のアルゴリズムを提示す
る。双方のアルゴリズムとも、要求駆動式である。即
ち、一のセル内のユーザ要求に依存して、そのセルに各
タイム・フレームの長さが割当てられるということであ
る。これらの要求は、図5のステップ505に関連して
後述するように、ベース・ステーションによって収集さ
れる。分散型アルゴリズムは、ベース・ステーション間
の同期を必要としない(即ち、各ベース・ステーション
が、ローカルの独立したクロックを有している)が、隣
合うベース・ステーション間での制御メッセージの交換
を必要とする。他方、集中型アルゴリズムは、隣合うベ
ース・ステーション間での通信の必要性を排除するが、
ネットワークの全てのベース・ステーション間の同期を
必要とする(即ち、全てのベース・ステーションが共通
のクロックで駆動される)。
ては、一のスケジューリング・アルゴリズムによって行
われる。本発明では、2つのスケジューリング・アルゴ
リズムとして、分散型と集中型のアルゴリズムを提示す
る。双方のアルゴリズムとも、要求駆動式である。即
ち、一のセル内のユーザ要求に依存して、そのセルに各
タイム・フレームの長さが割当てられるということであ
る。これらの要求は、図5のステップ505に関連して
後述するように、ベース・ステーションによって収集さ
れる。分散型アルゴリズムは、ベース・ステーション間
の同期を必要としない(即ち、各ベース・ステーション
が、ローカルの独立したクロックを有している)が、隣
合うベース・ステーション間での制御メッセージの交換
を必要とする。他方、集中型アルゴリズムは、隣合うベ
ース・ステーション間での通信の必要性を排除するが、
ネットワークの全てのベース・ステーション間の同期を
必要とする(即ち、全てのベース・ステーションが共通
のクロックで駆動される)。
【0023】B1.分散型アルゴリズム 分散型アルゴリズムは、前掲の参考文献[2]に記載さ
れた「哲学者の食卓問題(dining philosophers proble
m )」のためのアルゴリズムに基づいている。以下、こ
のアルゴリズムを簡述する。隣合うベース・ステーショ
ンの各対、BSi 及びBSp に関連して、一のトークン
T(i,p)が存在する。このアルゴリズムを実行中の
任意の時点で、BSi 又はBSp の一方がトークンT
(i,p)を保有する。一の割当てを得るためにベース
・ステーションBSi は、それに関連する全てのトーク
ンを保有しなければならない。即ち、BSk がBSi の
ネイバーである場合には、全てのトークンT(i,k)
を保有しなければならない。こうすることによって、ネ
ットワーク中の互いに重なり合った2つのセルの何れも
同時に一の割当てを得ないことを保証する。これらのト
ークンの初期分散を決定するために、各ベース・ステー
ションBSi は、一の自然数Color(i)を割当て
られる。この割当ては、BSi 及びBSp が隣合ってい
る場合は、Color(i)≠Color(p)となる
ようにするためのものであって、カラーリング(colori
ng)と呼ばれる。最も単純なカラーリングは、Colo
r(i)=iと割当てることにより行われる。より効率
的な(即ち、より少ないカラーしか必要としない)カラ
ーリングは、文献からの周知の方法を用いて行うことが
可能である。
れた「哲学者の食卓問題(dining philosophers proble
m )」のためのアルゴリズムに基づいている。以下、こ
のアルゴリズムを簡述する。隣合うベース・ステーショ
ンの各対、BSi 及びBSp に関連して、一のトークン
T(i,p)が存在する。このアルゴリズムを実行中の
任意の時点で、BSi 又はBSp の一方がトークンT
(i,p)を保有する。一の割当てを得るためにベース
・ステーションBSi は、それに関連する全てのトーク
ンを保有しなければならない。即ち、BSk がBSi の
ネイバーである場合には、全てのトークンT(i,k)
を保有しなければならない。こうすることによって、ネ
ットワーク中の互いに重なり合った2つのセルの何れも
同時に一の割当てを得ないことを保証する。これらのト
ークンの初期分散を決定するために、各ベース・ステー
ションBSi は、一の自然数Color(i)を割当て
られる。この割当ては、BSi 及びBSp が隣合ってい
る場合は、Color(i)≠Color(p)となる
ようにするためのものであって、カラーリング(colori
ng)と呼ばれる。最も単純なカラーリングは、Colo
r(i)=iと割当てることにより行われる。より効率
的な(即ち、より少ないカラーしか必要としない)カラ
ーリングは、文献からの周知の方法を用いて行うことが
可能である。
【0024】最初、各トークンT(i,p)は、カラー
リング数の小さいベース・ステーションにある。即ち、
Color(i)<Color(p)の場合はBSi に
あり、Color(i)>Color(p)の場合はB
Sp にある。従って、かかるトークンの初期分散によれ
ば、諸ベース・ステーションの空でない一の集合が存在
し、そしてこの集合内の各ベース・ステーションがそれ
に関連する全てのトークンを保有することが保証される
のである。かくて、この集合内の全てのベース・ステー
ションが一の割当てを得ることになる。このスケジュー
リング・アルゴリズムは、割当てが終了した各ベース・
ステーションから、それに関連する各トークンを対応す
る隣合うステーションに送信させることによって進行す
る。各ベース・ステーションの割当ては、このベース・
ステーションがそれに関連する全てのトークンを受信し
たときに開始される。各ベース・ステーションに割当て
られるタイム・フレームの長さは、そのセル内のトラフ
ィック量に依存して、このベース・ステーション自体に
より決定される(後出)。この長さは、常に所定の最小
値と最大値との間にある。このことは、このアルゴリズ
ムの有効性と公平さを保証する。詳述すると、Mを単一
の割当てに許される最大長とし、Δを任意のベース・ス
テーションが有する隣合うステーションの最大数とす
る。そうすると、各ベース・ステーションは、長さMΔ
のタイム・フレームごとに少なくとも1つの割当てを得
ることが保証される。さらに、各ベース・ステーション
は、その隣合うステーションの何れかが第2の割当てを
得る前に、一の割当てを得る。
リング数の小さいベース・ステーションにある。即ち、
Color(i)<Color(p)の場合はBSi に
あり、Color(i)>Color(p)の場合はB
Sp にある。従って、かかるトークンの初期分散によれ
ば、諸ベース・ステーションの空でない一の集合が存在
し、そしてこの集合内の各ベース・ステーションがそれ
に関連する全てのトークンを保有することが保証される
のである。かくて、この集合内の全てのベース・ステー
ションが一の割当てを得ることになる。このスケジュー
リング・アルゴリズムは、割当てが終了した各ベース・
ステーションから、それに関連する各トークンを対応す
る隣合うステーションに送信させることによって進行す
る。各ベース・ステーションの割当ては、このベース・
ステーションがそれに関連する全てのトークンを受信し
たときに開始される。各ベース・ステーションに割当て
られるタイム・フレームの長さは、そのセル内のトラフ
ィック量に依存して、このベース・ステーション自体に
より決定される(後出)。この長さは、常に所定の最小
値と最大値との間にある。このことは、このアルゴリズ
ムの有効性と公平さを保証する。詳述すると、Mを単一
の割当てに許される最大長とし、Δを任意のベース・ス
テーションが有する隣合うステーションの最大数とす
る。そうすると、各ベース・ステーションは、長さMΔ
のタイム・フレームごとに少なくとも1つの割当てを得
ることが保証される。さらに、各ベース・ステーション
は、その隣合うステーションの何れかが第2の割当てを
得る前に、一の割当てを得る。
【0025】分散型アルゴリズムの形式的な記述は、次
の通りである。各ベース・ステーションは、そのベース
・ステーションが保有する現在のトークン数を表す処
の、一のローカル・カウンタCを有する。BSi により
行われるステップは、次の通りである。
の通りである。各ベース・ステーションは、そのベース
・ステーションが保有する現在のトークン数を表す処
の、一のローカル・カウンタCを有する。BSi により
行われるステップは、次の通りである。
【0026】
【数2】 値を初期化する。 C:=ベース・ステーションBSi が最初に保有するトークンの数; K:=ベース・ステーションBSi の隣合うステーションの数; do forever while C<K do トークンを受信する際に do C:=C+1; end while; 現フレームについてスケジューリングされた全てのセル内無線伝送を 実行する; K個の隣合うステーションの各々に一のトークンを送信する; C:=0; end do;
【0027】B2.集中型アルゴリズム 集中型アルゴリズムは、次のように説明することができ
る。先ず、各ベース・ステーションBSi は、このベー
ス・ステーションに割当てられる各タイム・フレームの
長さを表す処の、一の定数Bi を割当てられる。次に、
割当てのシーケンスを(例えば、ネットワーク制御によ
り)計算して、このシーケンスの間に各ベース・ステー
ションBSi が、長さBi の少なくとも1つの割当てを
与えられるようにする。この割当てシーケンスを一のス
ーパーフレームと呼び、このスーパーフレームの長さを
Tで表す。Li を、ベース・ステーションBSi がこの
スーパーフレームの間に割当てを得た回数とする。各ベ
ース・ステーションは、パラメータTを与えられる。さ
らに、t=0で開始する一のスーパーフレームの間にこ
のベース・ステーションへの割当てが開始される処の、
時点ti(1)、ti(2)・・・ti(Li)も同様に与
えられる。集中型アルゴリズムは、これらのスーパーフ
レームを連続的に繰り返すことにより動作する。即ち、
ベース・ステーションBSi は、全てのm=0,1,2
・・・及び1≦l≦Li について、時点mT+t
i (l)から開始して長さB i の割当てを得る。ネット
ワークの要求が時間の経過とともに変動するので、N個
のスーパーフレームごとに一の新しいスーパーフレーム
を計算することができる。この場合、N≧1はネットワ
ークのパラメータに従って決められる。
る。先ず、各ベース・ステーションBSi は、このベー
ス・ステーションに割当てられる各タイム・フレームの
長さを表す処の、一の定数Bi を割当てられる。次に、
割当てのシーケンスを(例えば、ネットワーク制御によ
り)計算して、このシーケンスの間に各ベース・ステー
ションBSi が、長さBi の少なくとも1つの割当てを
与えられるようにする。この割当てシーケンスを一のス
ーパーフレームと呼び、このスーパーフレームの長さを
Tで表す。Li を、ベース・ステーションBSi がこの
スーパーフレームの間に割当てを得た回数とする。各ベ
ース・ステーションは、パラメータTを与えられる。さ
らに、t=0で開始する一のスーパーフレームの間にこ
のベース・ステーションへの割当てが開始される処の、
時点ti(1)、ti(2)・・・ti(Li)も同様に与
えられる。集中型アルゴリズムは、これらのスーパーフ
レームを連続的に繰り返すことにより動作する。即ち、
ベース・ステーションBSi は、全てのm=0,1,2
・・・及び1≦l≦Li について、時点mT+t
i (l)から開始して長さB i の割当てを得る。ネット
ワークの要求が時間の経過とともに変動するので、N個
のスーパーフレームごとに一の新しいスーパーフレーム
を計算することができる。この場合、N≧1はネットワ
ークのパラメータに従って決められる。
【0028】ここで、スーパーフレームを計算するため
の手順を概説する。この手順は、以下のように前述の分
散型アルゴリズムに基づいている。先ず、ネットワーク
についてのカラーリングを固定する。次に、分散型アル
ゴリズムを、t=0からt=Tになる時点まで実行す
る。この時点で、各ベース・ステーションBSi は、長
さがB i の少なくとも1つの割当てを得ている。こうし
て得られた割当てのシーケンスが、スーパーフレームを
定義する。このスーパーフレームの長さTが最小である
ことは、明らかに望ましい特性である。この長さはカラ
ーリングによって一意的に決められる。簡単なネットワ
ーク・トポロジに対して、Tを最小にするという意味で
最適なカラーリングは、全ての可能なカラーリングにつ
いての全数探索によって得ることができる。与えられた
一のカラーリングからTを直接的に決める簡単な方法
は、次の通りである。頂点iが重みBi を有する有向グ
ラフを想定し、BSi とBSp が隣合い且つColor
(p)<Color(i)の場合にのみ、頂点iから頂
点pへ向かう一の辺が存在するものとする。そうする
と、Tがこのグラフにおける最も長い有向経路であるこ
とが示される。この場合、一の経路の長さは、この経路
に沿った頂点の重みの合計である。
の手順を概説する。この手順は、以下のように前述の分
散型アルゴリズムに基づいている。先ず、ネットワーク
についてのカラーリングを固定する。次に、分散型アル
ゴリズムを、t=0からt=Tになる時点まで実行す
る。この時点で、各ベース・ステーションBSi は、長
さがB i の少なくとも1つの割当てを得ている。こうし
て得られた割当てのシーケンスが、スーパーフレームを
定義する。このスーパーフレームの長さTが最小である
ことは、明らかに望ましい特性である。この長さはカラ
ーリングによって一意的に決められる。簡単なネットワ
ーク・トポロジに対して、Tを最小にするという意味で
最適なカラーリングは、全ての可能なカラーリングにつ
いての全数探索によって得ることができる。与えられた
一のカラーリングからTを直接的に決める簡単な方法
は、次の通りである。頂点iが重みBi を有する有向グ
ラフを想定し、BSi とBSp が隣合い且つColor
(p)<Color(i)の場合にのみ、頂点iから頂
点pへ向かう一の辺が存在するものとする。そうする
と、Tがこのグラフにおける最も長い有向経路であるこ
とが示される。この場合、一の経路の長さは、この経路
に沿った頂点の重みの合計である。
【0029】以下には、スーパーフレームを計算するた
めの手順の形式的な記述が示されている。このアルゴリ
ズムは次の変数を使用する。変数S(i)は、当該スー
パーフレームの間にBSi に対する諸割当てが開始する
時点の集合を追跡する。それは最初には空集合であり、
この手順の終わりには、ti(1),ti(2)...t
i(Li)という時点の集合となる。変数fは、一の2次
元アレイである。各エントリf(i,t)は、ベース・
ステーションBSi が時点tで保有するトークンの数を
表している。変数Aは、一の2次元アレイである。各エ
ントリA(i,t)は、ベース・ステーションBSi が
時点tで受信したトークンの数である。
めの手順の形式的な記述が示されている。このアルゴリ
ズムは次の変数を使用する。変数S(i)は、当該スー
パーフレームの間にBSi に対する諸割当てが開始する
時点の集合を追跡する。それは最初には空集合であり、
この手順の終わりには、ti(1),ti(2)...t
i(Li)という時点の集合となる。変数fは、一の2次
元アレイである。各エントリf(i,t)は、ベース・
ステーションBSi が時点tで保有するトークンの数を
表している。変数Aは、一の2次元アレイである。各エ
ントリA(i,t)は、ベース・ステーションBSi が
時点tで受信したトークンの数である。
【0030】
【数3】 for all i do S(i):=Φ; for i and t do A≡0; for i:=1 to n do f(i,0):=ベース・ステーションBSi が最初に保有す るトークンの数 for i:=1 to n do K(i):=ベース・ステーションBSi の隣合うステーシ ョンの数 t:=1; while there exists i s.t. S(i) is empty do for i:=1 to n do f(i,t):=f(i,t-1)+A(i,t); for all i s.t. f(i,t)=K(i) do f(i,t)=0; S(i):=S(i)∪{t}; iの隣合う各ステーションpごとに do A(p,t+Bi)+1; end for; t:=t+1; end while; T:=t;
【0031】C.ユーザ要求を収集し且つ帯域幅をセル
に割当てるための動作 図5は、この動作の流れ図を示す。一のベース・ステー
ションに割当てられる各タイム・フレームの開始時に
(ステップ501)、このベース・ステーションは、無
線ダウンリンク・チャネルを介して一の開始メッセージ
を送信する(ステップ502)。各開始メッセージは、
図4に示される次の情報を保持する。 1.このベース・ステーションの識別子401 2.次に伝送しようとする移動ユーザの識別子402 3.ダウンリンク伝送のために割当てられた時間403 4.予約のために割当てられたスロットの数404
に割当てるための動作 図5は、この動作の流れ図を示す。一のベース・ステー
ションに割当てられる各タイム・フレームの開始時に
(ステップ501)、このベース・ステーションは、無
線ダウンリンク・チャネルを介して一の開始メッセージ
を送信する(ステップ502)。各開始メッセージは、
図4に示される次の情報を保持する。 1.このベース・ステーションの識別子401 2.次に伝送しようとする移動ユーザの識別子402 3.ダウンリンク伝送のために割当てられた時間403 4.予約のために割当てられたスロットの数404
【0032】その後、開始メッセージ411により決め
られた順序に従ってポーリングされたユーザが、アップ
リンク・チャネル410上の予約部分405を介して伝
送を開始する。移動ユーザM1及びM2にそれぞれ割当
てられた期間407及び408の長さは、固定であって
も可変であってもよい。可変の場合、その長さは開始メ
ッセージ411内で指示される。ポーリングされたユー
ザの伝送終了時に(又は、アップリンク・チャネル41
0とダウンリンク・チャネル412上の同時伝送が許さ
れる場合は同時に)、このベース・ステーションは、ダ
ウンリンク・チャネル412のデータ部分409を介し
て(ページング・メッセージを含む)伝送待ちメッセー
ジを伝送する。アップリンク・チャネル410とダウン
リンク・チャネル412上のデータ伝送及び肯定応答
は、図5のステップ503の間に行われる。
られた順序に従ってポーリングされたユーザが、アップ
リンク・チャネル410上の予約部分405を介して伝
送を開始する。移動ユーザM1及びM2にそれぞれ割当
てられた期間407及び408の長さは、固定であって
も可変であってもよい。可変の場合、その長さは開始メ
ッセージ411内で指示される。ポーリングされたユー
ザの伝送終了時に(又は、アップリンク・チャネル41
0とダウンリンク・チャネル412上の同時伝送が許さ
れる場合は同時に)、このベース・ステーションは、ダ
ウンリンク・チャネル412のデータ部分409を介し
て(ページング・メッセージを含む)伝送待ちメッセー
ジを伝送する。アップリンク・チャネル410とダウン
リンク・チャネル412上のデータ伝送及び肯定応答
は、図5のステップ503の間に行われる。
【0033】アップリンク・チャネル410は、ランダ
ム・アクセス部分406と予約部分405との、2つの
部分に分割されている。一の移動ステーションがオンに
転じるか又は一の新しいセルに入る場合、その移動ステ
ーションは、ベース・ステーションの識別子401を受
信及び認識し、そしてその予約要求を行うためにアップ
リンク・チャネル408のランダム・アクセス部分40
6を待機する(ステップ504)。一の要求メッセージ
は、要求された割当ての長さを保持する(ただし、全て
の割当てが同じ一定の長さをもつ場合は不要である)。
例えば、一の移動ステーションは、1Mbps チャネル上
で、各々が1000ビットのスロットを2つ(その全体
の長さは2msに相当)要求することがある。要求メッ
セージ間の衝突は、ランダム・アクセス・アルゴリズム
[参考文献1、5]により解決される。従って、このセ
ル内に現に存在する移動ユーザの数や識別子を、このベ
ース・ステーションが認識する必要はない。アップリン
ク・チャネル410上の予約部分405の間に、ダウン
リンク・チャネル412は、肯定応答やキャリア検 出の
目的で利用される。この予約部分405の間に解決でき
なかった衝突は、このベース・ステーションに次に割当
てられるタイム・フレームの間に、これを継続的に解決
するように試みられる。ランダム・アクセス部分406
は、制御メッセージ(予約要求)を伝送するためと、明
示的な予約を必要としない短いデータを伝送するために
も使用される。アップリンク・チャネル410の予約部
分405は、比較的に長いか又は連続的なデータ・スト
リームを伝送するために使用される。一の予約部分(例
えば、407又は408)を割当てられた一の移動ステ
ーションは、その予約部分においてその制御メッセージ
を伝送する。このようにして、ランダム・アクセス部分
406は、新しい予約要求を持つ移動ステーションのた
めに利用可能な状態に置かれる。
ム・アクセス部分406と予約部分405との、2つの
部分に分割されている。一の移動ステーションがオンに
転じるか又は一の新しいセルに入る場合、その移動ステ
ーションは、ベース・ステーションの識別子401を受
信及び認識し、そしてその予約要求を行うためにアップ
リンク・チャネル408のランダム・アクセス部分40
6を待機する(ステップ504)。一の要求メッセージ
は、要求された割当ての長さを保持する(ただし、全て
の割当てが同じ一定の長さをもつ場合は不要である)。
例えば、一の移動ステーションは、1Mbps チャネル上
で、各々が1000ビットのスロットを2つ(その全体
の長さは2msに相当)要求することがある。要求メッ
セージ間の衝突は、ランダム・アクセス・アルゴリズム
[参考文献1、5]により解決される。従って、このセ
ル内に現に存在する移動ユーザの数や識別子を、このベ
ース・ステーションが認識する必要はない。アップリン
ク・チャネル410上の予約部分405の間に、ダウン
リンク・チャネル412は、肯定応答やキャリア検 出の
目的で利用される。この予約部分405の間に解決でき
なかった衝突は、このベース・ステーションに次に割当
てられるタイム・フレームの間に、これを継続的に解決
するように試みられる。ランダム・アクセス部分406
は、制御メッセージ(予約要求)を伝送するためと、明
示的な予約を必要としない短いデータを伝送するために
も使用される。アップリンク・チャネル410の予約部
分405は、比較的に長いか又は連続的なデータ・スト
リームを伝送するために使用される。一の予約部分(例
えば、407又は408)を割当てられた一の移動ステ
ーションは、その予約部分においてその制御メッセージ
を伝送する。このようにして、ランダム・アクセス部分
406は、新しい予約要求を持つ移動ステーションのた
めに利用可能な状態に置かれる。
【0034】このベース・ステーションは、前述のスケ
ジューリング・アルゴリズムにより、このベース・ステ
ーションに対し次に割当てられるタイム・フレームの長
さを次のように決定する。当該次のタイム・フレームの
予約部分405の長さは、現在のタイム・フレームにお
ける成功した予約に従って、このベース・ステーション
により決定される(ステップ505)。他方、当該次の
タイム・フレームのランダム・アクセス部分406の長
さは、現在のタイム・フレームのランダム・アクセス部
分406の間に遭遇するロードに従って(しかし、所定
の最小長よりも短くならないように)決定される。例え
ば、現在のランダム・アクセス部分406の間に観察さ
れた衝突スロットの数と空きスロットの数との関数とし
て、当該次のタイム・フレームのランダム・アクセス部
分406の長さを決定することができる。セルラ・ネッ
トワークの移動ステーション及びベース・ステーション
において本発明を実現するために、任意のマイクロプロ
セッサを使用することができる。
ジューリング・アルゴリズムにより、このベース・ステ
ーションに対し次に割当てられるタイム・フレームの長
さを次のように決定する。当該次のタイム・フレームの
予約部分405の長さは、現在のタイム・フレームにお
ける成功した予約に従って、このベース・ステーション
により決定される(ステップ505)。他方、当該次の
タイム・フレームのランダム・アクセス部分406の長
さは、現在のタイム・フレームのランダム・アクセス部
分406の間に遭遇するロードに従って(しかし、所定
の最小長よりも短くならないように)決定される。例え
ば、現在のランダム・アクセス部分406の間に観察さ
れた衝突スロットの数と空きスロットの数との関数とし
て、当該次のタイム・フレームのランダム・アクセス部
分406の長さを決定することができる。セルラ・ネッ
トワークの移動ステーション及びベース・ステーション
において本発明を実現するために、任意のマイクロプロ
セッサを使用することができる。
【0035】
【発明の効果】本発明により、通信セルラ・ネットワー
ク内のセルに対してユーザの要求に従ってチャネルの帯
域幅を動的に割当てることが可能になる。
ク内のセルに対してユーザの要求に従ってチャネルの帯
域幅を動的に割当てることが可能になる。
【図1】本発明を実現するのに適した全体的な環境を示
す概略図である。
す概略図である。
【図2】2つのスーパーセル(グループ)に分割された
14個のセルを示す概略図である。
14個のセルを示す概略図である。
【図3】スーパーセル1を構成する複数のセルに対して
スーパーセル1のチャネルの帯域幅が割当てられる態様
と、スーパーセル2を構成する複数のセルに対してスー
パーセル2のチャネルの帯域幅が割当てられる態様とを
示す概略図である。
スーパーセル1のチャネルの帯域幅が割当てられる態様
と、スーパーセル2を構成する複数のセルに対してスー
パーセル2のチャネルの帯域幅が割当てられる態様とを
示す概略図である。
【図4】ベース・ステーションと移動ステーションとの
間のアップリンク・チャネル及びダウンリンク・チャネ
ルを示す概略図である。
間のアップリンク・チャネル及びダウンリンク・チャネ
ルを示す概略図である。
【図5】ユーザ要求の収集及び一のスーパーグループを
構成する複数のセルに対する帯域幅の割当てを示す流れ
図である。
構成する複数のセルに対する帯域幅の割当てを示す流れ
図である。
30 セル 40 有線バックボーン・ネットワーク 401 ベース・ステーションの識別子 402 移動ユーザの識別子 403 ダウンリンク送信のために割当てられ
た時間 405 予約部分406 ランダム・アクセス部分 407、408 アップリンク送信のために割当てられ
た時間 409 データ部分 410 アップリンク・チャネル 411 開始メッセージ 412 ダウンリンク・チャネル
た時間 405 予約部分406 ランダム・アクセス部分 407、408 アップリンク送信のために割当てられ
た時間 409 データ部分 410 アップリンク・チャネル 411 開始メッセージ 412 ダウンリンク・チャネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アモッツ・バー−ノイ アメリカ合衆国10463 ニューヨーク州、 ブロンクス、ウェスト・ツーハンドレッ ドサーティエイト・ストリート 634 (72)発明者 イラン・ケスラー アメリカ合衆国10463 ニューヨーク州、 ブロンクス、ネザーランド・アベニュー 2600 (72)発明者 アルビンド・クリシュナ アメリカ合衆国10510 ニューヨーク州、 ブリアークリフ・マナー、オーチャー ド・ロード 157 (56)参考文献 特開 平6−276138(JP,A) 特開 昭63−35025(JP,A) 特開 昭64−17525(JP,A)
Claims (4)
- 【請求項1】セルラ・ネットワーク内の複数の移動ユニ
ットとの間でバースト・データを送受するために、第1
の層及び第2の層から成る一のマルチアクセス・プロト
コルを適用して、前記セルラ・ネットワーク内の複数の
セルに対し全通信帯域幅を割当てるための方法であっ
て、 (a)一のチャネルが一の移動ユニットとの間でバース
ト・データを送受するのに十分な帯域を有するように、
前記全通信帯域幅を互いに異なる複数のチャネルに分割
するステップと、 (b)各セル・グループに属するセルの間の干渉が最小
となり且つ各セル・グループが同一のセルを含まないよ
うに、前記複数のセルを前記複数のチャネルと同数の複
数のセル・グループに編成するステップと、 (c)前記マルチアクセス・プロトコルの前記第1の層
において、前記複数のチャネルのうち互いに異なる一の
チャネルを、前記各セル・グループに対しそれぞれ割当
てるステップと、 (d)前記マルチアクセス・プロトコルの前記第2の層
において、前記各セル・グループに属する各セル内のユ
ーザ要求に従って、前記各セル・グループに対し割当て
られた前記一のチャネルの帯域幅を、前記各セル・グル
ープに属する複数のセルに対し時分割マルチアクセス
(TDMA)スケジューリングを用いて動的に割当てる
ステップとから成る、 通信帯域幅の割当て方法 。 - 【請求項2】前記各セルに対し、既に一のチャネルを割
当てられている前記各セルに隣合うセルの中で最も使用
頻度の少ないチャネルを割当てることによって前記各セ
ル・グループが編成され、同じチャネルを割当てられた
全てのセルによって前記各セル・グループが編成され
る、請求項1に記載の通信帯域幅の割当て方法。 - 【請求項3】前記各チャネルを割当てられた各セル・グ
ループに属する各セル内のユーザ要求に従って、前記各
セル・グループ内の複数のタイム・フレームを前記各セ
ルに対し動的に割当てることによって、前記各チャネル
の帯域幅が前記各セルに対し割当てられる、請求項2に
記載の通信帯域幅の割当て方法。 - 【請求項4】セルラ・ネットワーク内の複数の移動ユニ
ットとの間でバースト・データを送受するために、第1
の層及び第2の層から成る一のマルチアクセス・プロト
コルを適用して、前記セルラ・ネットワーク内の複数の
セルに対し全通信帯域幅を割当てるための装置であっ
て、 (a)一のチャネルが一の移動ユニットとの間でバース
ト・データを送受するのに十分な帯域を有するように、
前記全通信帯域幅を互いに異なる複数のチャネルに分割
する手段と、 (b)各セル・グループに属するセルの間の干渉が最小
となり且つ各セル・グループが同一のセルを含まないよ
うに、前記複数のセルを前記複数のチャネルと同数の複
数のセル・グループに編成する手段と、 (c)前記マルチアクセス・プロトコルの前記第1の層
において、前記複数のチャネルのうち互いに異なる一の
チャネルを、前記各セル・グループに対しそれぞれ割当
てる手段と、 (d)前記マルチアクセス・プロトコルの前記第2の層
において、前記各セル・グループに属する各セル内のユ
ーザ要求に従って、前記各セル・グループに対し割当て
られた前記一のチャネルの帯域幅を、前記各セル・グル
ープに属する複数のセルに対し時分割マルチアクセス
(TDMA)スケジューリングを用いて動的に割当てる
手段とを有する、 通信帯域幅を割当てる装置 。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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US5616593A | 1993-04-30 | 1993-04-30 | |
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