JPH06334594A - 通信帯域幅の割当て方法及び装置 - Google Patents
通信帯域幅の割当て方法及び装置Info
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- JPH06334594A JPH06334594A JP6039498A JP3949894A JPH06334594A JP H06334594 A JPH06334594 A JP H06334594A JP 6039498 A JP6039498 A JP 6039498A JP 3949894 A JP3949894 A JP 3949894A JP H06334594 A JPH06334594 A JP H06334594A
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- H04W28/16—Central resource management; Negotiation of resources or communication parameters, e.g. negotiating bandwidth or QoS [Quality of Service]
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- H04W72/00—Local resource management
- H04W72/04—Wireless resource allocation
- H04W72/044—Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource
- H04W72/0453—Resources in frequency domain, e.g. a carrier in FDMA
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- H04W84/02—Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
- H04W84/10—Small scale networks; Flat hierarchical networks
- H04W84/12—WLAN [Wireless Local Area Networks]
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- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 通信セルラ・ネットワークにおけるセルに対
して、ユーザ要求に従ってチャネルの帯域幅を動的に割
当てる方法を提供する。 【構成】 各グループ内の干渉を最小にするためにセル
の非結合グループが形成され、特定のチャネルが各グル
ープに割付けられる。各チャネルの帯域幅が、各セルの
ユーザ要求に従ってグループの各セルに対して時間分割
により動的に割当てられる。
して、ユーザ要求に従ってチャネルの帯域幅を動的に割
当てる方法を提供する。 【構成】 各グループ内の干渉を最小にするためにセル
の非結合グループが形成され、特定のチャネルが各グル
ープに割付けられる。各チャネルの帯域幅が、各セルの
ユーザ要求に従ってグループの各セルに対して時間分割
により動的に割当てられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セルラ・ネットワーク
内のセルに帯域幅を動的に割当てる方法及び装置に関す
る。
内のセルに帯域幅を動的に割当てる方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来技術を説明するにあたって、先ず以
下で参照する文献を挙げる。 (1)D.Bants et al., 米国特許第5123029号
「Broadcast Initiated Biprtite Frame MultiAccess P
rotokol」 (2)K.M.Chandy and J.Misra, "The Drinking Philos
ophers Problem," ACMTrans. Program. Lang. and Syst
em, vol.6, no.4, pp.632646, October 1984. (3)W.C.Y. Lee, "Mobile Cellular Telecommunicati
ons Systems," McGraw Hill, 1989. (4)K.S.Natarajan, 米国特許第5210753号「R
obust Scheduling Mechanisms for Efficient Bandwidt
h」 (5)R.Rom and M.Sidi, "Multiple Access Protocol
s, Performance and Analysis," Springer Verlag, 199
0. (6)R. Steele, Mobile Radio Communications, 199
2. (7)B. Tuch, "An ISM Spread Spectrum Local Area
Network: WaveLAN," Proceedings of IEEE Workshop on
Wireless LANs, May 1991. 多くの低電力のポータブル・パーソナル・コンピュータ
や通信装置をサポートする無線式移動ローカルエリア・
ネットワーク環境について考察する。ポータブル・パー
ソナル・コンピュータが、音声能力を持つ対話形データ
からマルチメディアに至る範囲で、高速データのアプリ
ケーションを有する通信サービスのホストをサポートす
るものと仮定する。2つの理由から、地理的領域を小さ
なセル(cell)と呼ばれる単位に分割する。理由の1つ
は、移動端末の電源限界により無線通信の最大範囲が決
まってしまうことである。2つめは、より小さいセルの
方が大きいセルよりも通信帯域幅の空間的再利用の可能
性が高いからである。各セルでは、1つのベース・ステ
ーションと時間的に数の変動する移動ステーションとが
存在する。図1のように、この構造は、移動ステーショ
ン及びベース・ステーションが無線チャネルを介して通
信するセルラ・アーキテクチャ(cellular architectur
e)に適している。ベース・ステーションは、固定され
た何らかの高速バックボーン・ネットワークを介してそ
れら自身の間で通信を行う。例として、いくつかのオフ
ィスビルからなる事業所構内の環境を想定する。これら
のビルはいくつかのセルに細分され、これらのセルは有
線LAN等の何らかのバックボーン・ネットワークを介
して接続されている。ポータブル端末は限定された範囲
(例えば50メートル)内では屋内でも屋外でも動作可
能であり、バックボーン・ネットワーク上のベース・ス
テーションへ無線アクセスする。ネットワーク内の各無
線チャネルは、多数の移動ステーションによって共有さ
れている。さらに、異なるベース・ステーションのセル
が重なる区域では、無線チャネルが2台またはそれ以上
のベース・ステーションによって共有されている。従っ
て、移動ステーションと固定されたバックボーン・ステ
ーションとの間で信頼性のある効率的な通信を可能にす
るためには、マルチアクセス・プロトコルを使用しなけ
ればならない。
下で参照する文献を挙げる。 (1)D.Bants et al., 米国特許第5123029号
「Broadcast Initiated Biprtite Frame MultiAccess P
rotokol」 (2)K.M.Chandy and J.Misra, "The Drinking Philos
ophers Problem," ACMTrans. Program. Lang. and Syst
em, vol.6, no.4, pp.632646, October 1984. (3)W.C.Y. Lee, "Mobile Cellular Telecommunicati
ons Systems," McGraw Hill, 1989. (4)K.S.Natarajan, 米国特許第5210753号「R
obust Scheduling Mechanisms for Efficient Bandwidt
h」 (5)R.Rom and M.Sidi, "Multiple Access Protocol
s, Performance and Analysis," Springer Verlag, 199
0. (6)R. Steele, Mobile Radio Communications, 199
2. (7)B. Tuch, "An ISM Spread Spectrum Local Area
Network: WaveLAN," Proceedings of IEEE Workshop on
Wireless LANs, May 1991. 多くの低電力のポータブル・パーソナル・コンピュータ
や通信装置をサポートする無線式移動ローカルエリア・
ネットワーク環境について考察する。ポータブル・パー
ソナル・コンピュータが、音声能力を持つ対話形データ
からマルチメディアに至る範囲で、高速データのアプリ
ケーションを有する通信サービスのホストをサポートす
るものと仮定する。2つの理由から、地理的領域を小さ
なセル(cell)と呼ばれる単位に分割する。理由の1つ
は、移動端末の電源限界により無線通信の最大範囲が決
まってしまうことである。2つめは、より小さいセルの
方が大きいセルよりも通信帯域幅の空間的再利用の可能
性が高いからである。各セルでは、1つのベース・ステ
ーションと時間的に数の変動する移動ステーションとが
存在する。図1のように、この構造は、移動ステーショ
ン及びベース・ステーションが無線チャネルを介して通
信するセルラ・アーキテクチャ(cellular architectur
e)に適している。ベース・ステーションは、固定され
た何らかの高速バックボーン・ネットワークを介してそ
れら自身の間で通信を行う。例として、いくつかのオフ
ィスビルからなる事業所構内の環境を想定する。これら
のビルはいくつかのセルに細分され、これらのセルは有
線LAN等の何らかのバックボーン・ネットワークを介
して接続されている。ポータブル端末は限定された範囲
(例えば50メートル)内では屋内でも屋外でも動作可
能であり、バックボーン・ネットワーク上のベース・ス
テーションへ無線アクセスする。ネットワーク内の各無
線チャネルは、多数の移動ステーションによって共有さ
れている。さらに、異なるベース・ステーションのセル
が重なる区域では、無線チャネルが2台またはそれ以上
のベース・ステーションによって共有されている。従っ
て、移動ステーションと固定されたバックボーン・ステ
ーションとの間で信頼性のある効率的な通信を可能にす
るためには、マルチアクセス・プロトコルを使用しなけ
ればならない。
【0003】一般に、セルラ・ネットワークにおけるマ
ルチアクセス方法は、いずれもセル間層(intercell ti
er)とセル内層(intracell tier)とに分けられる。セ
ル間層は、各サブネットワーク(例えば、LAN、WA
N)内の異なるセルからのユーザの伝送を保証するもの
である。マルチアクセス方法におけるこのセル間層は、
本質的にベース・ステーション間の調整を行う。セル内
層は、ネットワークの各セル内において、同じセル内の
全てのユーザの伝送を保証するものである。マルチアク
セス方法におけるこのセル内層は、本質的に同じセル内
の移動ユーザ間の調整を行う。
ルチアクセス方法は、いずれもセル間層(intercell ti
er)とセル内層(intracell tier)とに分けられる。セ
ル間層は、各サブネットワーク(例えば、LAN、WA
N)内の異なるセルからのユーザの伝送を保証するもの
である。マルチアクセス方法におけるこのセル間層は、
本質的にベース・ステーション間の調整を行う。セル内
層は、ネットワークの各セル内において、同じセル内の
全てのユーザの伝送を保証するものである。マルチアク
セス方法におけるこのセル内層は、本質的に同じセル内
の移動ユーザ間の調整を行う。
【0004】このような環境における問題は以下の通り
である。各無線通信システムにおける基本的制限は、シ
ステムの通信容量を決定する利用可能な全周波数が設定
され固定されている点である。例えば、FCC(米国連
邦通信委員会)は、米国における周波数の利用を規制し
ている。問題は、要求駆動式でいかにして各セル及び各
ユーザに帯域幅を割当てるかということである。それに
よって、(i)総合的スループット、及び(ii)ユーザ
ごとに利用可能なピークレート、を共に最大にする。
である。各無線通信システムにおける基本的制限は、シ
ステムの通信容量を決定する利用可能な全周波数が設定
され固定されている点である。例えば、FCC(米国連
邦通信委員会)は、米国における周波数の利用を規制し
ている。問題は、要求駆動式でいかにして各セル及び各
ユーザに帯域幅を割当てるかということである。それに
よって、(i)総合的スループット、及び(ii)ユーザ
ごとに利用可能なピークレート、を共に最大にする。
【0005】従来技術における周知の解決方法は、2つ
に分類される。第1はFDMA[文献3、6:周波数分
割]であり、これは2つの隣合うセルが常に識別可能な
周波数帯を与えられて、ベース・ステーションと移動ユ
ニットとの間の通信を行うものである。この解決方法の
限界は、十分な数の識別可能な周波数帯を与えるには通
信帯域幅が狭すぎる場合があることである。第2はTD
MA[文献3、4、6:時分割]であり、これは、全て
のセルが同じ周波数帯を共有し、且つ2つの隣合うセル
にあるトランシーバが同時にはアクティブにならないと
いうものである。この解決方法の限界は、各トランシー
バが非常に限られた短い時間の間に通信しなければなら
ないことである。このため、隣合うセル間の調整問題を
生じる。
に分類される。第1はFDMA[文献3、6:周波数分
割]であり、これは2つの隣合うセルが常に識別可能な
周波数帯を与えられて、ベース・ステーションと移動ユ
ニットとの間の通信を行うものである。この解決方法の
限界は、十分な数の識別可能な周波数帯を与えるには通
信帯域幅が狭すぎる場合があることである。第2はTD
MA[文献3、4、6:時分割]であり、これは、全て
のセルが同じ周波数帯を共有し、且つ2つの隣合うセル
にあるトランシーバが同時にはアクティブにならないと
いうものである。この解決方法の限界は、各トランシー
バが非常に限られた短い時間の間に通信しなければなら
ないことである。このため、隣合うセル間の調整問題を
生じる。
【0006】米国特許第5185739号は、ベース・
ステーション間で特定の周波数の枠を共有することによ
って、周波数枠を効率的に利用する方法を開示してい
る。しかしながら、この特許に記載された割当ては固定
されており、しかも要求駆動式ではない。米国特許出願
第785643号(米国特許第5210753号)は、
初期にアクティブにされた独立のセルの最大セットを決
定する一方、この独立のセット内にない他のセルは待機
状態に置かれる方法を開示している。米国特許出願第8
50541号は、重なり合うセル内のベース・ステーシ
ョンの制御を決定する方法を開示している。米国特許第
4144411号は、大きさの変動するセルにセルラ・
ネットワーク内の周波数チャネルを割当てる方法を開示
している。米国特許第5093925号は、符号間干渉
を最小にするために電話接続に対して周波数を割当てる
方法を開示している。米国特許第3632885号は、
グラウンド・ステーションがそれ自身のチャネル上に送
信していないとき、別のグラウンド・ステーションに接
続されたチャネル上にデータを送信可能にする方法を開
示している。米国特許第4949395号は、セル間レ
ベルではなく、セル内レベルにおいてタイム・スロット
を動的に割当てる方法を開示している。米国特許第59
29165号は、共通チャネル信号伝送システムにおい
て、共通チャネル形転送ポイントに接続された信号リン
クのクラスタという概念を開示している。特開昭第63
−298775号には、多数の小さな高周波域及び広い
高周波域が各々自身のベース・ステーションを有するこ
とにより、サービス区域が同時にカバーされる多重高周
波域移動通信システムを開示している。
ステーション間で特定の周波数の枠を共有することによ
って、周波数枠を効率的に利用する方法を開示してい
る。しかしながら、この特許に記載された割当ては固定
されており、しかも要求駆動式ではない。米国特許出願
第785643号(米国特許第5210753号)は、
初期にアクティブにされた独立のセルの最大セットを決
定する一方、この独立のセット内にない他のセルは待機
状態に置かれる方法を開示している。米国特許出願第8
50541号は、重なり合うセル内のベース・ステーシ
ョンの制御を決定する方法を開示している。米国特許第
4144411号は、大きさの変動するセルにセルラ・
ネットワーク内の周波数チャネルを割当てる方法を開示
している。米国特許第5093925号は、符号間干渉
を最小にするために電話接続に対して周波数を割当てる
方法を開示している。米国特許第3632885号は、
グラウンド・ステーションがそれ自身のチャネル上に送
信していないとき、別のグラウンド・ステーションに接
続されたチャネル上にデータを送信可能にする方法を開
示している。米国特許第4949395号は、セル間レ
ベルではなく、セル内レベルにおいてタイム・スロット
を動的に割当てる方法を開示している。米国特許第59
29165号は、共通チャネル信号伝送システムにおい
て、共通チャネル形転送ポイントに接続された信号リン
クのクラスタという概念を開示している。特開昭第63
−298775号には、多数の小さな高周波域及び広い
高周波域が各々自身のベース・ステーションを有するこ
とにより、サービス区域が同時にカバーされる多重高周
波域移動通信システムを開示している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前述
の限界を取除くことである。参考文献[文献1、3、
5、7]には、無線ネットワークにおけるセル内マルチ
アクセス方法に関する技術が記載されているにすぎな
い。よって、セル間においてもマルチアクセスが可能で
あることが望ましい。また要求駆動式に動的に周波数を
割当てるようにすればより効率的なネットワークが構築
されるはずである。
の限界を取除くことである。参考文献[文献1、3、
5、7]には、無線ネットワークにおけるセル内マルチ
アクセス方法に関する技術が記載されているにすぎな
い。よって、セル間においてもマルチアクセスが可能で
あることが望ましい。また要求駆動式に動的に周波数を
割当てるようにすればより効率的なネットワークが構築
されるはずである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の核心は、2層
(tier)のマルチアクセス・プロトコルにある。第1の
層においては、セルが非結合のセル・グループへとグル
ープ化される。以降、これをスーパーセルと呼ぶことに
する。さらに、第1の層は、帯域幅割当ての問題とスー
パーセル間のマルチアクセスを処理する。第2の層は、
スーパーセル内の移動ユーザとセルとの間の動的帯域幅
割当てとスケジューリングを処理する。この第2の層に
対して提示されたスケジューリングは、下層の物理層技
術としてRF(高周波)もしくはIF(中間周波)のい
ずれについても利用することができる。この方法は、直
接的にRFについて、もしくは拡散スペクトル変調法に
よるRFについて実施するために適切である。
(tier)のマルチアクセス・プロトコルにある。第1の
層においては、セルが非結合のセル・グループへとグル
ープ化される。以降、これをスーパーセルと呼ぶことに
する。さらに、第1の層は、帯域幅割当ての問題とスー
パーセル間のマルチアクセスを処理する。第2の層は、
スーパーセル内の移動ユーザとセルとの間の動的帯域幅
割当てとスケジューリングを処理する。この第2の層に
対して提示されたスケジューリングは、下層の物理層技
術としてRF(高周波)もしくはIF(中間周波)のい
ずれについても利用することができる。この方法は、直
接的にRFについて、もしくは拡散スペクトル変調法に
よるRFについて実施するために適切である。
【0009】従って、本発明は、セルラ・ネットワーク
においてセルに通信帯域幅を割当てる方法及び装置を提
供する。本発明は、先ず、セル間の干渉を最小限にする
ために非結合のセルのグループを形成する。次に、通信
帯域幅の対応するチャネルを形成された各グループに割
当てる。最後に、各々のチャネル内の帯域幅をそのチャ
ネルが割当てられた対応するグループのセルに割当て、
各チャネルの帯域幅が、対応するグループのセル内のユ
ーザ要求に従って即ち要求駆動式に割当てられる。
においてセルに通信帯域幅を割当てる方法及び装置を提
供する。本発明は、先ず、セル間の干渉を最小限にする
ために非結合のセルのグループを形成する。次に、通信
帯域幅の対応するチャネルを形成された各グループに割
当てる。最後に、各々のチャネル内の帯域幅をそのチャ
ネルが割当てられた対応するグループのセルに割当て、
各チャネルの帯域幅が、対応するグループのセル内のユ
ーザ要求に従って即ち要求駆動式に割当てられる。
【0010】各移動ユニット及びベース・ステーション
に割当てられた帯域幅は、要求駆動式である。このこと
は、長時間に亘って高スループットを維持することを要
求する、例えば無ディスクのワークステーション、クラ
イアント−サーバ・モデル、マルチメディア、及びグラ
フィック・アプリケーション等の高ピークレート(メガ
ビット/秒)あるいはバースト的なトラフィック態様を
持った移動ステーションをサポートするために必要であ
る。さらに、各セルの個体密度が変動することから、帯
域幅を効率的に利用するために調整的な割当てが必要と
なる。
に割当てられた帯域幅は、要求駆動式である。このこと
は、長時間に亘って高スループットを維持することを要
求する、例えば無ディスクのワークステーション、クラ
イアント−サーバ・モデル、マルチメディア、及びグラ
フィック・アプリケーション等の高ピークレート(メガ
ビット/秒)あるいはバースト的なトラフィック態様を
持った移動ステーションをサポートするために必要であ
る。さらに、各セルの個体密度が変動することから、帯
域幅を効率的に利用するために調整的な割当てが必要と
なる。
【0011】各セル内で、ベース・ステーションは、
(移動体からベース・ステーションへの)アップリンク
(Uplink)・チャネル及び(ベース・ステーションから
移動体への)ダウンリンク(Downlink)・チャネルの双
方のスケジューリングを動的な方法で行い、且つそれら
が分離されていることを保証する。この分離は、スケジ
ューリング・アルゴリズムの動作のために必要であると
同時に、高周波送信器及び受信器の無干渉動作のために
も必要である。
(移動体からベース・ステーションへの)アップリンク
(Uplink)・チャネル及び(ベース・ステーションから
移動体への)ダウンリンク(Downlink)・チャネルの双
方のスケジューリングを動的な方法で行い、且つそれら
が分離されていることを保証する。この分離は、スケジ
ューリング・アルゴリズムの動作のために必要であると
同時に、高周波送信器及び受信器の無干渉動作のために
も必要である。
【0012】制御チャネルとデータチャネルは、アップ
リンク上でもダウンリンク上でも分離されている。この
分離は、合わせて行われる。それによって、各部分に割
当てられる帯域幅の量を適宜調節できるからである。
リンク上でもダウンリンク上でも分離されている。この
分離は、合わせて行われる。それによって、各部分に割
当てられる帯域幅の量を適宜調節できるからである。
【0013】高速アクセス及び公平さ:移動ステーショ
ンが送信を必要とする場合には、必ず高速アクセスでき
ることを想定している。同時にその割当てが、いずれの
ベース・ステーションであっても、各タイム・フレーム
について他のステーションよりも多い割当てを得ないと
いう意味において公平である。
ンが送信を必要とする場合には、必ず高速アクセスでき
ることを想定している。同時にその割当てが、いずれの
ベース・ステーションであっても、各タイム・フレーム
について他のステーションよりも多い割当てを得ないと
いう意味において公平である。
【0014】各スーパーセル内でのセル間の帯域幅割当
ては、空間再利用を伴うTDMAスケジューリング法を
介して行われる。すなわち、重なり合わないセルは、よ
り高い帯域幅効率を達成するために同じタイム・フレー
ムにスケジューリングされる。さらに、個体密度とトラ
フィック要求の高いセルは、トラフィックの少ないセル
よりも多くの帯域幅を得ることができる。多くの移動ユ
ーザと通信する必要のあるベース・ステーションは、よ
り少ない移動ユーザと通信するベース・ステーションよ
りも多くの制御チャネルを割当てられる。さらに、各ベ
ース・ステーションについてデータチャネルの割当てに
対する制御チャネルの割当ての割合は、必要に応じて時
間的に変動することもある。セル内帯域幅割当ては、予
約ベースのTDMAとランダム・アクセスとの組合せで
ある。
ては、空間再利用を伴うTDMAスケジューリング法を
介して行われる。すなわち、重なり合わないセルは、よ
り高い帯域幅効率を達成するために同じタイム・フレー
ムにスケジューリングされる。さらに、個体密度とトラ
フィック要求の高いセルは、トラフィックの少ないセル
よりも多くの帯域幅を得ることができる。多くの移動ユ
ーザと通信する必要のあるベース・ステーションは、よ
り少ない移動ユーザと通信するベース・ステーションよ
りも多くの制御チャネルを割当てられる。さらに、各ベ
ース・ステーションについてデータチャネルの割当てに
対する制御チャネルの割当ての割合は、必要に応じて時
間的に変動することもある。セル内帯域幅割当ては、予
約ベースのTDMAとランダム・アクセスとの組合せで
ある。
【0015】2層による方法を用いるのは、技術的、経
済的または規制的制限のいずれかに起因するものであ
る。例えば、ベース・ステーションの総体的に実行可能
なスループットは10Mbpsに限定されているが、全体的
に使用可能な帯域幅がそれより広い場合、全帯域幅を1
0Mbps部分に区画割りする方が効率的である。こうし
て、各10Mbps部分は、第2層で効率的かつ動的な方法
で割当てられることができる。特に、全帯域幅が10Mb
psよりもかなり広い場合、各スーパーセルはただ1つの
セルのみを含む場合もある(この場合、その方法は純粋
にFDMAである)。
済的または規制的制限のいずれかに起因するものであ
る。例えば、ベース・ステーションの総体的に実行可能
なスループットは10Mbpsに限定されているが、全体的
に使用可能な帯域幅がそれより広い場合、全帯域幅を1
0Mbps部分に区画割りする方が効率的である。こうし
て、各10Mbps部分は、第2層で効率的かつ動的な方法
で割当てられることができる。特に、全帯域幅が10Mb
psよりもかなり広い場合、各スーパーセルはただ1つの
セルのみを含む場合もある(この場合、その方法は純粋
にFDMAである)。
【0016】
【実施例】スーパーセル層 図1は、本発明が実施される全体的な環境を示してい
る。バックボーン・ネットワーク40、ベース・ステー
ションBS、メイン・ステーションMS及びセル30が
示されている。通信帯域は、多数の非干渉チャネル
f1、f2、・・・、fkに分割されている。これを実現す
るいくつかの方法として、(i)非結合の周波数幅を各
チャネルに割当てる方法(FDMA)、または、(ii)
ISM帯域(産業、科学、医療に利用される共用周波数
帯域)についてFCC第15章規則により認められるよ
うな拡散スペクトル(spread spectrum)技術を用いる
ものがある。同じチャネルに割当てられたセルは、スー
パーセルを形成する。スーパーセルのセルは、互いに地
理的に近い場所にある必要はない。スーパーセルは、2
つの基準を用いて形成される。すなわち、(i)システ
ム通信スループットを最大限にすること、及び(ii)各
スーパーセル内におけるセル間のスケジューリングの複
雑さを最小限にすることである。
る。バックボーン・ネットワーク40、ベース・ステー
ションBS、メイン・ステーションMS及びセル30が
示されている。通信帯域は、多数の非干渉チャネル
f1、f2、・・・、fkに分割されている。これを実現す
るいくつかの方法として、(i)非結合の周波数幅を各
チャネルに割当てる方法(FDMA)、または、(ii)
ISM帯域(産業、科学、医療に利用される共用周波数
帯域)についてFCC第15章規則により認められるよ
うな拡散スペクトル(spread spectrum)技術を用いる
ものがある。同じチャネルに割当てられたセルは、スー
パーセルを形成する。スーパーセルのセルは、互いに地
理的に近い場所にある必要はない。スーパーセルは、2
つの基準を用いて形成される。すなわち、(i)システ
ム通信スループットを最大限にすること、及び(ii)各
スーパーセル内におけるセル間のスケジューリングの複
雑さを最小限にすることである。
【0017】スーパーセル形成の例が、図2に示されて
いる。図2には、1から14まで番号を付けた14個の
セルがある。全体のスペクトルが、例えば2つの通信チ
ャネルに分割されている。後に示すように2つのスーパ
ーセルを形成し、そして各スーパーセルにこれらのチャ
ネルの1つを割当てることによって、チャネルをセルに
割当てる。第1のスーパーセルは、図2中で横線を付し
たセル201からなり、第2のスーパーセルは、図2中
で横線のないセル202からなる。図3でスーパーセル
1としている第1のスーパーセルは、セル1、3、5、
7、9、11、13から構成され、図3でスーパーセル
2としている第2のスーパーセルは、2、4、6、8、
10、12、14から構成される。これらのスーパーセ
ルは、チャネルf1及びf2に対して以下のアルゴリズム
を用いて得たものである。
いる。図2には、1から14まで番号を付けた14個の
セルがある。全体のスペクトルが、例えば2つの通信チ
ャネルに分割されている。後に示すように2つのスーパ
ーセルを形成し、そして各スーパーセルにこれらのチャ
ネルの1つを割当てることによって、チャネルをセルに
割当てる。第1のスーパーセルは、図2中で横線を付し
たセル201からなり、第2のスーパーセルは、図2中
で横線のないセル202からなる。図3でスーパーセル
1としている第1のスーパーセルは、セル1、3、5、
7、9、11、13から構成され、図3でスーパーセル
2としている第2のスーパーセルは、2、4、6、8、
10、12、14から構成される。これらのスーパーセ
ルは、チャネルf1及びf2に対して以下のアルゴリズム
を用いて得たものである。
【0018】以下は、スーパーセルを形成するためにチ
ャネルを割当てる簡単な方法を表現したものである。こ
の方法を用いるのは、1つのスーパーセルに属するセル
の間で干渉が最も少なくなるようなスーパーセルを作る
ためである。ネットワークのセルを、C1、C2、・・
・、Cnで表す。カバーする地理的領域が重なり合って
いる2つのセルを、互いにネイバー(隣り合うセル:ne
ighbor)であるという。チャネルをC1に割当てること
によってチャネル割当てを開始する。その後、チャネル
を以下の規則に従ってC2、C3・・・、Cnに順に割当
てる。すなわち、既にチャネルを割当てられたCiのネ
イバーの中で最も使用頻度の少ないCiにチャネルを割
当てる。この方法は、次のアルゴリズムで要約される。
ここで、f1、・・・、fkを利用可能なチャネルとす
る。 do for i=1,2,...,n Ai(fp):=Ciのネイバーの中でチャネルpが割当てられ
た回数; p:=the index s.t. Ai(fp)=minl{Al(fp)}; Ci にチャネルfpを割当てる。; end do; 同じチャネルに割当てられたセルは、スーパーセルを形
成する。例えば、チャネルfpに割当てられた全てのセ
ルが、1つのスーパーセルを形成する。
ャネルを割当てる簡単な方法を表現したものである。こ
の方法を用いるのは、1つのスーパーセルに属するセル
の間で干渉が最も少なくなるようなスーパーセルを作る
ためである。ネットワークのセルを、C1、C2、・・
・、Cnで表す。カバーする地理的領域が重なり合って
いる2つのセルを、互いにネイバー(隣り合うセル:ne
ighbor)であるという。チャネルをC1に割当てること
によってチャネル割当てを開始する。その後、チャネル
を以下の規則に従ってC2、C3・・・、Cnに順に割当
てる。すなわち、既にチャネルを割当てられたCiのネ
イバーの中で最も使用頻度の少ないCiにチャネルを割
当てる。この方法は、次のアルゴリズムで要約される。
ここで、f1、・・・、fkを利用可能なチャネルとす
る。 do for i=1,2,...,n Ai(fp):=Ciのネイバーの中でチャネルpが割当てられ
た回数; p:=the index s.t. Ai(fp)=minl{Al(fp)}; Ci にチャネルfpを割当てる。; end do; 同じチャネルに割当てられたセルは、スーパーセルを形
成する。例えば、チャネルfpに割当てられた全てのセ
ルが、1つのスーパーセルを形成する。
【0019】スーパーセル内のセル間層(Inter-Cell T
ier):各スーパーセル内で、異なる期間またはタイム
・フレームが、異なるセルに割当てられる。図3は、図
2のセルの中でのタイム・フレーム割当ての例を示して
いる。横軸は時間を表し、タイムマーカーt0、t1、・
・・、t8によってフレームに分割されている。軸上の
番号は、対応するタイム・フレームの間にそれらのトラ
シンーバにアクセスできるセル、そのユーザ及びベース
・ステーションを表している。隣合っておらず同じスー
パーセル内にないセルは、同じ時間にアクティブになる
ようスケジューリングできる。例えば、隣合わないセル
1、3、9及び11に属するトランシーバ、これらは全
て図2の第1のスーパーセルに属するが、t0からt1ま
での間に同時にアクティブになる。隣合わないセル2、
4、8及び10に属するトランシーバ、これらは全て図
2の第2のスーパーセルに属するが、t0からt2までの
間に同時にアクティブになる。
ier):各スーパーセル内で、異なる期間またはタイム
・フレームが、異なるセルに割当てられる。図3は、図
2のセルの中でのタイム・フレーム割当ての例を示して
いる。横軸は時間を表し、タイムマーカーt0、t1、・
・・、t8によってフレームに分割されている。軸上の
番号は、対応するタイム・フレームの間にそれらのトラ
シンーバにアクセスできるセル、そのユーザ及びベース
・ステーションを表している。隣合っておらず同じスー
パーセル内にないセルは、同じ時間にアクティブになる
ようスケジューリングできる。例えば、隣合わないセル
1、3、9及び11に属するトランシーバ、これらは全
て図2の第1のスーパーセルに属するが、t0からt1ま
での間に同時にアクティブになる。隣合わないセル2、
4、8及び10に属するトランシーバ、これらは全て図
2の第2のスーパーセルに属するが、t0からt2までの
間に同時にアクティブになる。
【0020】セルへのタイム・フレームの割当ては、ス
ケジューリング・アルゴリズムによって行われる。本発
明では2つのスケジューリング・アルゴリズムを提示す
る。すなわち、分散型と集中型である。双方のアルゴリ
ズムとも要求駆動式であり、セルへのユーザ要求に従っ
てそのセルに各タイム・フレームの長さを割当てる。こ
れらの要求は、後述するように、また図5の506に示
すようにベース・ステーションに集められる。分散型ア
ルゴリズムは、ベース・ステーション間の同期を必要と
しない(すなわち、各ベース・ステーションが、ローカ
ルで独立したクロックを有している)が、隣合うベース
・ステーション間での制御メッセージの交換を必要とす
る。集中型アルゴリズムは、隣合うベース・ステーショ
ン間での通信の必要性を排除するが、ネットワークの全
てのベース・ステーション間の同期を必要とする(すな
わち、全てのベース・ステーションが共通のクロックで
駆動される)。
ケジューリング・アルゴリズムによって行われる。本発
明では2つのスケジューリング・アルゴリズムを提示す
る。すなわち、分散型と集中型である。双方のアルゴリ
ズムとも要求駆動式であり、セルへのユーザ要求に従っ
てそのセルに各タイム・フレームの長さを割当てる。こ
れらの要求は、後述するように、また図5の506に示
すようにベース・ステーションに集められる。分散型ア
ルゴリズムは、ベース・ステーション間の同期を必要と
しない(すなわち、各ベース・ステーションが、ローカ
ルで独立したクロックを有している)が、隣合うベース
・ステーション間での制御メッセージの交換を必要とす
る。集中型アルゴリズムは、隣合うベース・ステーショ
ン間での通信の必要性を排除するが、ネットワークの全
てのベース・ステーション間の同期を必要とする(すな
わち、全てのベース・ステーションが共通のクロックで
駆動される)。
【0021】分散型アルゴリズム:分散型アルゴリズム
は、本明細書で参照する[文献2]に記載された「哲学
者の食卓問題(dining philosophers problem)」につ
いてのアルゴリズムに基づいている。以下に示すもの
は、アルゴリズムの略式表現である。隣合うベース・ス
テーションの各対、BSi及びBSpに関連して、トーク
ンT(i,p)が存在する。アルゴリズムの実行中はい
つでも即座に、BSiまたはBSpの何れかがトークンT
(i,p)を捉える。割当てを得るためにベース・ステ
ーションBSiは、それに関する全てのトークンを捉え
なければならない。すなわち、BSkがBSiの隣である
場合の全てのトークンT(i,k)である。これによっ
て、ネットワーク中の2つの重なり合ったセルのいずれ
も同時に割当てを得ることがないことを保証する。トー
クンの初期分散を決定するために、各ベース・ステーシ
ョンBSiは自然数Color(i)を割付けられるの
で、BSi及びBSpが隣合っている場合は、Color
(i)≠Color(p)となる。この割付けは、カラ
ーリング(coloring)と呼ばれる。最も単純なカラーリ
ングは、Color(i)=iと割付けることにより行
われる。より効率的な(すなわちより少ないカラーで可
能な)カラーリングは、文献から周知の方法を用いて行
うことが可能である。
は、本明細書で参照する[文献2]に記載された「哲学
者の食卓問題(dining philosophers problem)」につ
いてのアルゴリズムに基づいている。以下に示すもの
は、アルゴリズムの略式表現である。隣合うベース・ス
テーションの各対、BSi及びBSpに関連して、トーク
ンT(i,p)が存在する。アルゴリズムの実行中はい
つでも即座に、BSiまたはBSpの何れかがトークンT
(i,p)を捉える。割当てを得るためにベース・ステ
ーションBSiは、それに関する全てのトークンを捉え
なければならない。すなわち、BSkがBSiの隣である
場合の全てのトークンT(i,k)である。これによっ
て、ネットワーク中の2つの重なり合ったセルのいずれ
も同時に割当てを得ることがないことを保証する。トー
クンの初期分散を決定するために、各ベース・ステーシ
ョンBSiは自然数Color(i)を割付けられるの
で、BSi及びBSpが隣合っている場合は、Color
(i)≠Color(p)となる。この割付けは、カラ
ーリング(coloring)と呼ばれる。最も単純なカラーリ
ングは、Color(i)=iと割付けることにより行
われる。より効率的な(すなわちより少ないカラーで可
能な)カラーリングは、文献から周知の方法を用いて行
うことが可能である。
【0022】最初、各トークンT(i,p)は、カラー
リング数の小さいベース・ステーションにある。すなわ
ち、Color(i)<Color(p)の場合はBS
iにあり、または、Color(i)>Color
(p)の場合はBSpにある。従って、各組(セット)
内の各ベース・ステーションが自身に関する全てのトー
クンを保持するような空でないベース・ステーションの
組が存在することが、このトークンの初期分散により保
証されることがわかる。よって、この組内の全てのベー
ス・ステーションが割当てを受ける。スケジューリング
・アルゴリズムは、割当ての完了した各ベース・ステー
ションに対して、それに関係する各トークンを対応する
隣合うステーションに送らせることによって進行する。
各ベース・ステーションの割当ては、ベース・ステーシ
ョンがそれに関係する全てのトークンを受信したときに
開始される。各ベース・ステーションに割当てられるタ
イム・フレームの長さは、そのセル内のトラフィック量
によってベース・ステーション自身により決定される
(後記参照)。この長さは、常に所定の最小値及び最大
値の間にある。このことは、アルゴリズムの有効性と公
平さを保証する。さらに特定すると、Mを1つの割当て
に許される最大長とし、Δをいずれかのステーションが
有する隣合うステーションの最大数とする。その後、各
ベース・ステーションは、長さMΔのタイム・フレーム
ごとに少なくとも1つの割当てを受けることを保証され
る。さらに、各ベース・ステーションは、その隣合うス
テーションのいずれかが第2の割当てを受ける前に割当
てを受ける。
リング数の小さいベース・ステーションにある。すなわ
ち、Color(i)<Color(p)の場合はBS
iにあり、または、Color(i)>Color
(p)の場合はBSpにある。従って、各組(セット)
内の各ベース・ステーションが自身に関する全てのトー
クンを保持するような空でないベース・ステーションの
組が存在することが、このトークンの初期分散により保
証されることがわかる。よって、この組内の全てのベー
ス・ステーションが割当てを受ける。スケジューリング
・アルゴリズムは、割当ての完了した各ベース・ステー
ションに対して、それに関係する各トークンを対応する
隣合うステーションに送らせることによって進行する。
各ベース・ステーションの割当ては、ベース・ステーシ
ョンがそれに関係する全てのトークンを受信したときに
開始される。各ベース・ステーションに割当てられるタ
イム・フレームの長さは、そのセル内のトラフィック量
によってベース・ステーション自身により決定される
(後記参照)。この長さは、常に所定の最小値及び最大
値の間にある。このことは、アルゴリズムの有効性と公
平さを保証する。さらに特定すると、Mを1つの割当て
に許される最大長とし、Δをいずれかのステーションが
有する隣合うステーションの最大数とする。その後、各
ベース・ステーションは、長さMΔのタイム・フレーム
ごとに少なくとも1つの割当てを受けることを保証され
る。さらに、各ベース・ステーションは、その隣合うス
テーションのいずれかが第2の割当てを受ける前に割当
てを受ける。
【0023】分配型アルゴリズムの正式な表現は以下の
通りである。各ベース・ステーションは、そのベース・
ステーションが保持する現在のトークン数を表すローカ
ル・カウンタCを保有する。BSiにより行われるステ
ップは以下の通りである。値を初期化する。 C:=ベース・ステーションBSiが最初に保持するトーク
ンの数; K:=ベース・ステーションBSiの隣合うステーションの
数; do forever while C<K do トークンを受け取ると do C:=C+1; end while; 現フレームについてスケジューリングされた全てのセル
内無線伝送を実行する; K個の隣合うステーションの各々にトークンを送る; C:=0; end do;
通りである。各ベース・ステーションは、そのベース・
ステーションが保持する現在のトークン数を表すローカ
ル・カウンタCを保有する。BSiにより行われるステ
ップは以下の通りである。値を初期化する。 C:=ベース・ステーションBSiが最初に保持するトーク
ンの数; K:=ベース・ステーションBSiの隣合うステーションの
数; do forever while C<K do トークンを受け取ると do C:=C+1; end while; 現フレームについてスケジューリングされた全てのセル
内無線伝送を実行する; K個の隣合うステーションの各々にトークンを送る; C:=0; end do;
【0024】集中型アルゴリズム:集中型は以下の通り
記述される。先ず、各ベース・ステーションBSiは、
このベース・ステーションに割付けられる各タイム・フ
レームの長さを表す定数Biとともに割付けられる。次
に、割当てシーケンスが(例えば、ネットワーク制御に
より)計算され、このシーケンスで各ベース・ステーシ
ョンBSiが、長さBiの割当てを少なくとも1つ与えら
れる。この割当てシーケンスをスーパーフレームと呼
び、スーパーフレームの長さをTで表す。Liは、ベー
ス・ステーションBSiがスーパーフレームの間に割当
てを得た回数とする。各ベース・ステーションはパラメ
ータTを与えられ、また、t=0で始まるスーパーフレ
ームの間にこのベース・ステーションへの割当てが開始
された時点ti(1)、ti(2)、・・・、ti(Li)
も同様に与えられる。集中型アルゴリズムは、これらの
スーパーフレームを一貫して繰り返すことにより動作す
る。すなわち、ベース・ステーションBSiは、全ての
m=0,1,2,・・・及び1≦l≦LiについてmT
+ti(l)で始まる時点から長さBiの割当てを受け
る。ネットワークの要求が時間の経過によって変わるの
で、N個のスーパーフレーム毎に新しいスーパーフレー
ムを計算してもよい。この場合、N≧1はネットワーク
のパラメータに従って決められる。
記述される。先ず、各ベース・ステーションBSiは、
このベース・ステーションに割付けられる各タイム・フ
レームの長さを表す定数Biとともに割付けられる。次
に、割当てシーケンスが(例えば、ネットワーク制御に
より)計算され、このシーケンスで各ベース・ステーシ
ョンBSiが、長さBiの割当てを少なくとも1つ与えら
れる。この割当てシーケンスをスーパーフレームと呼
び、スーパーフレームの長さをTで表す。Liは、ベー
ス・ステーションBSiがスーパーフレームの間に割当
てを得た回数とする。各ベース・ステーションはパラメ
ータTを与えられ、また、t=0で始まるスーパーフレ
ームの間にこのベース・ステーションへの割当てが開始
された時点ti(1)、ti(2)、・・・、ti(Li)
も同様に与えられる。集中型アルゴリズムは、これらの
スーパーフレームを一貫して繰り返すことにより動作す
る。すなわち、ベース・ステーションBSiは、全ての
m=0,1,2,・・・及び1≦l≦LiについてmT
+ti(l)で始まる時点から長さBiの割当てを受け
る。ネットワークの要求が時間の経過によって変わるの
で、N個のスーパーフレーム毎に新しいスーパーフレー
ムを計算してもよい。この場合、N≧1はネットワーク
のパラメータに従って決められる。
【0025】ここで、スーパーフレームを計算する手順
を概略的に表現する。この手順は、以下のように前述の
分配アルゴリズムに基づいている。先ず、ネットワーク
についてのカラーリングを固定する。次に、分散アルゴ
リズムがt=0からt=Tになる時点まで実行される。
この時点で各ベース・ステーションBSiは、少なくと
も1つのBiの長さの割当てを得る。こうして得られた
割当てシーケンスがスーパーフレームを規定する。スー
パーフレームの長さTが最小であることは、明らかに望
ましい特性である。この長さはカラーリングによって一
意的に決められる。簡単なネットワーク・トポロジに対
して、Tを最小にするという意味で最適なカラーリング
は、全ての可能なカラーリングを徹底的に探索すること
によって得られる。与えられたカラーリングから直接T
を決める簡単な方法は、以下の通りである。頂点iが重
みBiを有する有向性グラフを想定する。そして、BSi
とBSpが隣合いかつColor(p)<Color
(i)の場合またはこの場合にのみ、頂点iから頂点p
へ向かう辺が存在する。その後、Tがこの図形において
最も長い有向性経路であることが示される。この場合、
経路の長さは経路に沿った頂点の重みの合計である。
を概略的に表現する。この手順は、以下のように前述の
分配アルゴリズムに基づいている。先ず、ネットワーク
についてのカラーリングを固定する。次に、分散アルゴ
リズムがt=0からt=Tになる時点まで実行される。
この時点で各ベース・ステーションBSiは、少なくと
も1つのBiの長さの割当てを得る。こうして得られた
割当てシーケンスがスーパーフレームを規定する。スー
パーフレームの長さTが最小であることは、明らかに望
ましい特性である。この長さはカラーリングによって一
意的に決められる。簡単なネットワーク・トポロジに対
して、Tを最小にするという意味で最適なカラーリング
は、全ての可能なカラーリングを徹底的に探索すること
によって得られる。与えられたカラーリングから直接T
を決める簡単な方法は、以下の通りである。頂点iが重
みBiを有する有向性グラフを想定する。そして、BSi
とBSpが隣合いかつColor(p)<Color
(i)の場合またはこの場合にのみ、頂点iから頂点p
へ向かう辺が存在する。その後、Tがこの図形において
最も長い有向性経路であることが示される。この場合、
経路の長さは経路に沿った頂点の重みの合計である。
【0026】次に示すのは、スーパーフレームを計算す
る手順の正式な表現である。このアルゴリズムは次の変
数を使用する。変数S(i)は、スーパーフレームの間
にBSiに対する割当てが開始された時点のセットを追
跡する。それは最初には空のセットであり、そしてこの
手順の終わりには、ti(1),ti(2),...,t
i(Li)という時点のセットとなる。変数fは、2次元
アレイである。各エントリf(i,t)は、ベース・ス
テーションBSiが時点tで保持するトークンの数を表
している。変数Aは、2次元アレイである。各エントリ
A(i,t)は、ベース・ステーションBSiが時点t
で受信したトークンの数である。 for all i do S(i):=Φ; for i and t do A 0; for i:=1 to n do f(i,0):=ベース・ステーションBSi
が最初に保持するトークンの数 for i:=1 to n do K(i):=ベース・ステーションBSiの
隣合うステーションの数 t:=1; while there exists i s.t. S(i) is empty do for i:=1 to n do f(i,t):=f(i,t-1)+A(i,t); for all i s.t. f(i,t)=K(i) do f(i,t)=0; S(i):=S(i)∪{t}; iの隣合う各ステーションpごとに do A(p,t+Bi)+1; end for; t:=t+1; end while; T:=t;
る手順の正式な表現である。このアルゴリズムは次の変
数を使用する。変数S(i)は、スーパーフレームの間
にBSiに対する割当てが開始された時点のセットを追
跡する。それは最初には空のセットであり、そしてこの
手順の終わりには、ti(1),ti(2),...,t
i(Li)という時点のセットとなる。変数fは、2次元
アレイである。各エントリf(i,t)は、ベース・ス
テーションBSiが時点tで保持するトークンの数を表
している。変数Aは、2次元アレイである。各エントリ
A(i,t)は、ベース・ステーションBSiが時点t
で受信したトークンの数である。 for all i do S(i):=Φ; for i and t do A 0; for i:=1 to n do f(i,0):=ベース・ステーションBSi
が最初に保持するトークンの数 for i:=1 to n do K(i):=ベース・ステーションBSiの
隣合うステーションの数 t:=1; while there exists i s.t. S(i) is empty do for i:=1 to n do f(i,t):=f(i,t-1)+A(i,t); for all i s.t. f(i,t)=K(i) do f(i,t)=0; S(i):=S(i)∪{t}; iの隣合う各ステーションpごとに do A(p,t+Bi)+1; end for; t:=t+1; end while; T:=t;
【0027】図5に流れ図を示す。ベース・ステーショ
ンに割当てられた各タイム・フレーム501の開始時に
おいて、そのベース・ステーションは、無線ダウンリン
ク・チャネル上に開始メッセージ502を送る。各開始
メッセージは、図4に示される次の情報を含む。 1.そのベース・ステーションの識別401 2.次に送信しようとする移動ユーザの識別402 3.ダウンリンク送信に割当てられた時間403 4.予約のために割当てられたスロットの数404
ンに割当てられた各タイム・フレーム501の開始時に
おいて、そのベース・ステーションは、無線ダウンリン
ク・チャネル上に開始メッセージ502を送る。各開始
メッセージは、図4に示される次の情報を含む。 1.そのベース・ステーションの識別401 2.次に送信しようとする移動ユーザの識別402 3.ダウンリンク送信に割当てられた時間403 4.予約のために割当てられたスロットの数404
【0028】その後、開始メッセージ411により決め
られた命令に従ってポーリングされたユーザが、アップ
リンク・チャネル410上の予約された部分405の送
信を開始する。移動ユーザM1及びM2にそれぞれ割当
てられた期間407及び408の長さは、固定であって
も可変であってもよい。可変の場合、その長さは開始メ
ッセージ411内で指示される。ポーリングされたユー
ザの送信の終了時に(または、アップリンク・チャネル
とダウンリンク・チャネル上の同時送信が許される場合
は同時に)、ベース・ステーションは、ダウンリンク・
チャネル412のデータ部分409で送信待ちしている
メッセージを送信する(ページング・メッセージを含
む)。アップリンク・チャネルとダウンリンク・チャネ
ル上で送信されるデータ及び受信確認信号は、図5の5
03に示されている。
られた命令に従ってポーリングされたユーザが、アップ
リンク・チャネル410上の予約された部分405の送
信を開始する。移動ユーザM1及びM2にそれぞれ割当
てられた期間407及び408の長さは、固定であって
も可変であってもよい。可変の場合、その長さは開始メ
ッセージ411内で指示される。ポーリングされたユー
ザの送信の終了時に(または、アップリンク・チャネル
とダウンリンク・チャネル上の同時送信が許される場合
は同時に)、ベース・ステーションは、ダウンリンク・
チャネル412のデータ部分409で送信待ちしている
メッセージを送信する(ページング・メッセージを含
む)。アップリンク・チャネルとダウンリンク・チャネ
ル上で送信されるデータ及び受信確認信号は、図5の5
03に示されている。
【0029】アップリンク・チャネルは2つの部分に分
割されている。すなわち、ランダム・アクセス部分40
6と予約部分405である。移動ステーションが起動さ
れるか又は新しいセルに入る場合、その移動ステーショ
ンはベース・ステーション識別401に従い(listen t
o)、その予約要求504を行うためにチャネルのラン
ダム・アクセス部分406を待つ。要求メッセージは、
要求された割当ての長さを含む(ただし、全ての割当て
が同じ一定の長さをもつ場合は不要である)。例えば、
移動ステーションが、全2msのために1Mbpsチャ
ネル上で1000ビットのスロットを2つを要求すると
する。要求メッセージ間の衝突は、ランダム・アクセス
・アルゴリズム[文献1、5]により解決される。従っ
て、現在そのセルにある移動ユーザの数も識別もベース
・ステーションが認識する必要はない。アップリンク・
チャネルの予約期間の間に、ダウンリンク・チャネルは
受信確認信号やキャリア感知の目的で利用される。この
予約期間中に解決できなかった衝突は、このベース・ス
テーションに次に割当てられるフレーム中でその解決を
続行する。ランダム・アクセス部分は、制御メッセージ
(予約要求)の送信に使用されるとともに、必ずしも予
約を要求しない短いデータ送信にも使用される。チャネ
ルの予約部分は、相対的に長いあるいは連続的なデータ
・ストリームに使用される。割当てられた予約チャネル
をもつ移動ステーション(MS)は、その予約チャネル
内の制御信号を送信する。このようにして、ランダム・
アクセル・チャネルは、新しい予約要求をもつステーシ
ョンに対しても利用可能な状態に置かれる。
割されている。すなわち、ランダム・アクセス部分40
6と予約部分405である。移動ステーションが起動さ
れるか又は新しいセルに入る場合、その移動ステーショ
ンはベース・ステーション識別401に従い(listen t
o)、その予約要求504を行うためにチャネルのラン
ダム・アクセス部分406を待つ。要求メッセージは、
要求された割当ての長さを含む(ただし、全ての割当て
が同じ一定の長さをもつ場合は不要である)。例えば、
移動ステーションが、全2msのために1Mbpsチャ
ネル上で1000ビットのスロットを2つを要求すると
する。要求メッセージ間の衝突は、ランダム・アクセス
・アルゴリズム[文献1、5]により解決される。従っ
て、現在そのセルにある移動ユーザの数も識別もベース
・ステーションが認識する必要はない。アップリンク・
チャネルの予約期間の間に、ダウンリンク・チャネルは
受信確認信号やキャリア感知の目的で利用される。この
予約期間中に解決できなかった衝突は、このベース・ス
テーションに次に割当てられるフレーム中でその解決を
続行する。ランダム・アクセス部分は、制御メッセージ
(予約要求)の送信に使用されるとともに、必ずしも予
約を要求しない短いデータ送信にも使用される。チャネ
ルの予約部分は、相対的に長いあるいは連続的なデータ
・ストリームに使用される。割当てられた予約チャネル
をもつ移動ステーション(MS)は、その予約チャネル
内の制御信号を送信する。このようにして、ランダム・
アクセル・チャネルは、新しい予約要求をもつステーシ
ョンに対しても利用可能な状態に置かれる。
【0030】ベース・ステーションは、前述のスケジュ
ーリング・アルゴリズムにより次に割当てられるフレー
ムの長さを以下のように決定する。次のフレームの予約
部分の長さは、現在のフレーム505で成功した予約に
従ってベース・ステーションにより決定される。次のフ
レームのランダム・アクセス部分の長さは、現在のフレ
ームのランダム・アクセス部の間に行われたロードに従
って(かつ、所定の最小長よりも短くならないように)
決定される。例えば、現在のランダム・アクセス部の間
に観察された衝突スロットと空きスロットとの関数であ
ってもよい。AT&TのHobbit等のいずれのマイクロプロセ
ッサであっても、セルラ・ネットワークの移動ステーシ
ョン及びベース・ステーションにおいて本発明を実施す
るために使用することができる。
ーリング・アルゴリズムにより次に割当てられるフレー
ムの長さを以下のように決定する。次のフレームの予約
部分の長さは、現在のフレーム505で成功した予約に
従ってベース・ステーションにより決定される。次のフ
レームのランダム・アクセス部分の長さは、現在のフレ
ームのランダム・アクセス部の間に行われたロードに従
って(かつ、所定の最小長よりも短くならないように)
決定される。例えば、現在のランダム・アクセス部の間
に観察された衝突スロットと空きスロットとの関数であ
ってもよい。AT&TのHobbit等のいずれのマイクロプロセ
ッサであっても、セルラ・ネットワークの移動ステーシ
ョン及びベース・ステーションにおいて本発明を実施す
るために使用することができる。
【0031】本欄のまとめとして、本発明の構成を以下
のとおりに開示する。
のとおりに開示する。
【0032】1.セルラ・ネットワークにおいて、通信
可能な領域の単位である各セルに通信帯域幅を割当てる
方法であって、a)前記セルの非結合グループ(スーパ
ーセル)を形成して、各グループ内での干渉を最小限に
するステップと、b)前記グループのそれぞれに対して
共通の前記通信帯域幅の特定チャネルを割付けるステッ
プと、c)前記各チャネルが割付けられた各グループ内
のセルに対して、各セル内のユーザ要求に従って動的に
該チャネルのそれぞれの通信帯域幅を割当てるステップ
とを含む、通信帯域幅の割当て方法。
可能な領域の単位である各セルに通信帯域幅を割当てる
方法であって、a)前記セルの非結合グループ(スーパ
ーセル)を形成して、各グループ内での干渉を最小限に
するステップと、b)前記グループのそれぞれに対して
共通の前記通信帯域幅の特定チャネルを割付けるステッ
プと、c)前記各チャネルが割付けられた各グループ内
のセルに対して、各セル内のユーザ要求に従って動的に
該チャネルのそれぞれの通信帯域幅を割当てるステップ
とを含む、通信帯域幅の割当て方法。
【0033】2.上記1.に記載の方法において、前記
ネットワークの各セルに対して、該セルの隣合う全ての
セルに最も少なく割付けられているチャネルを割付ける
ことにより前記各グループが形成され、該各グループが
同じチャネルを割付けられたセルの組で構成されること
を含む構成。
ネットワークの各セルに対して、該セルの隣合う全ての
セルに最も少なく割付けられているチャネルを割付ける
ことにより前記各グループが形成され、該各グループが
同じチャネルを割付けられたセルの組で構成されること
を含む構成。
【0034】3.上記2.に記載の方法において、前記
各チャネルの帯域幅が、セル内のユーザ要求に従って各
セルに対してタイム・フレームの一部を割当てることに
より、対応するグループ内の該セルに割当てられること
を含む構成。
各チャネルの帯域幅が、セル内のユーザ要求に従って各
セルに対してタイム・フレームの一部を割当てることに
より、対応するグループ内の該セルに割当てられること
を含む構成。
【0035】4.セルラ・ネットワークにおいて、通信
可能な領域の単位である各セルに通信帯域幅を割当てる
装置であって、a)前記セルの非結合グループ(スーパ
ーセル)を形成して、各グループ内での干渉を最小限に
する手段と、b)前記グループのそれぞれに対して共通
の前記通信帯域幅の特定チャネルを割付ける手段と、
c)前記各チャネルが割付けられた各グループ内のセル
に対して、各セル内のユーザ要求に従って動的に該チャ
ネルのそれぞれの通信帯域幅を割当てる手段とを有す
る、通信帯域幅を割当てる装置。
可能な領域の単位である各セルに通信帯域幅を割当てる
装置であって、a)前記セルの非結合グループ(スーパ
ーセル)を形成して、各グループ内での干渉を最小限に
する手段と、b)前記グループのそれぞれに対して共通
の前記通信帯域幅の特定チャネルを割付ける手段と、
c)前記各チャネルが割付けられた各グループ内のセル
に対して、各セル内のユーザ要求に従って動的に該チャ
ネルのそれぞれの通信帯域幅を割当てる手段とを有す
る、通信帯域幅を割当てる装置。
【0036】
【発明の効果】本発明により、通信セルラ・ネットワー
ク内のセルに対してユーザの要求に従ってチャネルの帯
域幅を動的に割当てることが可能になる。
ク内のセルに対してユーザの要求に従ってチャネルの帯
域幅を動的に割当てることが可能になる。
【図1】本発明を実施する全体環境を示した概略図であ
る。
る。
【図2】2つのスーパーセル又はグループに分割された
14個のセルの概略図である。
14個のセルの概略図である。
【図3】スーパーセル1内のセルに対してスーパーセル
1のチャネルの帯域幅の割当て、及びスーパーセル2内
のセルに対してスーパーセル2のチャネルの帯域幅の割
当てを示した概略図である。
1のチャネルの帯域幅の割当て、及びスーパーセル2内
のセルに対してスーパーセル2のチャネルの帯域幅の割
当てを示した概略図である。
【図4】ベース・ステーション及び移動ステーション間
のアップリンク及びダウンリンクを示した概略図であ
る。
のアップリンク及びダウンリンクを示した概略図であ
る。
【図5】ユーザ要求の収集及びスーパーグループ内のセ
ルに対する帯域幅の割当てを示した流れ図である。
ルに対する帯域幅の割当てを示した流れ図である。
30 セル 40 有線バックボーン・ネットワーク 401 ベース・ステーションの識別 402、403、407、408 移動ユーザの識別 405 予約部分 409 データ部分 410 アップリンク・チャネル 411 開始メッセージ 412 ダウンリンク・チャネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アモッツ・バー−ノイ アメリカ合衆国10463 ニューヨーク州、 ブロンクス、ウェスト・ツーハンドレッド サーティエイト・ストリート 634 (72)発明者 イラン・ケスラー アメリカ合衆国10463 ニューヨーク州、 ブロンクス、ネザーランド・アベニュー 2600 (72)発明者 アルビンド・クリシュナ アメリカ合衆国10510 ニューヨーク州、 ブリアークリフ・マナー、オーチャード・ ロード 157
Claims (4)
- 【請求項1】セルラ・ネットワークにおいて、通信可能
な領域の単位である各セルに通信帯域幅を割当てる方法
であって、 a)前記セルの非結合グループ(スーパーセル)を形成
して、各グループ内での干渉を最小限にするステップ
と、 b)前記グループのそれぞれに対して共通の前記通信帯
域幅の特定チャネルを割付けるステップと、 c)前記各チャネルが割付けられた各グループ内のセル
に対して、各セル内のユーザ要求に従って動的に該チャ
ネルのそれぞれの通信帯域幅を割当てるステップとを含
む、 通信帯域幅の割当て方法。 - 【請求項2】前記ネットワークの各セルに対して、該セ
ルの隣合う全てのセルに最も少なく割付けられているチ
ャネルを割付けることにより前記各グループが形成さ
れ、該各グループが同じチャネルを割付けられたセルの
組で構成される、請求項1に記載の通信帯域幅の割当て
方法。 - 【請求項3】前記各チャネルの帯域幅が、セル内のユー
ザ要求に従って各セルに対してタイム・フレームの一部
を割当てることにより、対応するグループ内の該セルに
割当てられる、請求項2に記載の通信帯域幅の割当て方
法。 - 【請求項4】セルラ・ネットワークにおいて、通信可能
な領域の単位である各セルに通信帯域幅を割当てる装置
であって、 a)前記セルの非結合グループ(スーパーセル)を形成
して、各グループ内での干渉を最小限にする手段と、 b)前記グループのそれぞれに対して共通の前記通信帯
域幅の特定チャネルを割付ける手段と、 c)前記各チャネルが割付けられた各グループ内のセル
に対して、各セル内のユーザ要求に従って動的に該チャ
ネルのそれぞれの通信帯域幅を割当てる手段とを有す
る、 通信帯域幅を割当てる装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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US56165 | 1987-06-01 | ||
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ID=22002601
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EP (1) | EP0622925B1 (ja) |
JP (1) | JP2660189B2 (ja) |
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