JPH0773382A - アラームの縮退方法 - Google Patents

アラームの縮退方法

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JPH0773382A
JPH0773382A JP22151793A JP22151793A JPH0773382A JP H0773382 A JPH0773382 A JP H0773382A JP 22151793 A JP22151793 A JP 22151793A JP 22151793 A JP22151793 A JP 22151793A JP H0773382 A JPH0773382 A JP H0773382A
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JP
Japan
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alarm
alarms
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Application number
JP22151793A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Fuchi
康広 淵
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アラームの縮退方法に関し、上位のアラーム
に付随して発生する下位のアラームを正確に縮退する方
法を提供することを目的とする。 【構成】 上位のアラームは検出出力を直ちに収集可能
とし、該上位のアラームが発生する時に付随して発生す
る下位のアラームは、アラーム保護部において上位のア
ラームの検出遅延時間だけ検出出力を遅延させて収集可
能とし、収集したアラームに縮退処理を行なうことを特
徴とするアラームの縮退方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アラームの縮退方法に
係り、特に、アラーム間で検出時間に差があっても高い
信頼度で縮退処理を行なうことができるアラームの縮退
方法に関する。
【0002】通信装置の高度化に伴い、装置監視をきめ
細かに行なう必要性が高まっているが、きめ細かに行な
うほどアラームの種類が増し、又、あるアラームが発生
する時にはそれに付随したアラームが発生する場合が増
える。即ち、装置監視をきめ細かに行なって運用の信頼
性を高めようとするほど保守が複雑化する。これは、保
守作業上のミスの誘発や、保守作業の長時間化の原因に
なって、通信装置運用の信頼性の低下につながる恐れが
ある。
【0003】上記不都合を回避するためにアラームの縮
退が行なわれており、あるアラームの発生に付随して発
生しうるアラームは、その原因になるアラームが発生し
ている時には表示をせず、原因になるアラームがない時
のみ表示するようにしている。(他のアラーム発生の原
因になるアラームを上位のアラーム、付随して発生する
アラームを下位のアラームと呼ぶことにする)従って、
この縮退処理には高い信頼性が要求される。
【0004】
【従来の技術】図6は、従来のアラームの縮退方法を示
す図で、アラーム検出部が二つ設けられている例を図示
している。
【0005】図6において、101はアラーム検出部
A、102はアラーム検出部B、103はアラーム収集
部、104は縮退処理部、105は表示部、106はア
ラーム収集のためのバスである。アラーム収集部がアラ
ーム検出部A、Bにポーリングをかけてアラームを収集
した結果を縮退処理して表示するようになっているが、
次のような問題がある。アラームAが上位のアラームと
し、これが発生するとアラームBも発生する場合、通常
アラームAの検出遅延時間がアラームBのそれより長い
ことが多いので、正確に縮退できない場合がある。
【0006】図7は、従来のアラームの縮退方法の問題
点を具体的に説明する図である。図7において、横軸は
時間、縦軸方向はアラームの発生から表示までのステッ
プを示す。上位のアラームAが発生(★印)し、それが
原因でアラームBが発生(☆印)する。そして、Aの検
出遅延時間がBの検出遅延時間より長い時、Bが先に検
出(○印)され、Aが後に検出(●印)されることがあ
る。この場合、ポーリングがかかる時刻t1 がBの検出
より後でAの検出より先になれば、時刻t1 でBが収集
(□印)され、時刻t2 でAが収集(■印)されること
になる。収集したアラームを縮退処理するが、時刻t1
ではBしか収集されていないので、Bは表示(◇印)さ
れてしまう。その後Aも表示(◇印)されるので、アラ
ームAとBが独立に発生したものと誤判断され、保守作
業に混乱が生ずる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる問題
に対処して、アラーム間で検出遅延時間に差があっても
正しく縮退処理を行なうことができるアラームの縮退方
法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理を
説明する図である。図1において、1はアラーム検出部
A、2はアラーム検出部B、3はアラーム保護部、4は
アラーム収集部、5は縮退処理部、6は表示部である。
図1の方法の特徴は、下位のアラームをアラーム保護部
を介して収集する点にある。
【0009】
【作用】図2は、本発明のアラームの縮退方法を説明す
る図である。アラームAが発生(★印)して、その結果
アラームBも発生(☆印)する場合に、アラームBの検
出結果をアラームAの検出遅延時間以上遅延(印)させ
て収集すれば、AとBを同じ時刻のポーリングで収集
(■、□印)することができる。この結果に対して縮退
処理するので、Bは縮退されてAのみが表示(◆印)さ
れる。従って、不要な表示がされなくなり、保守に無用
の混乱を招くことを避けることができる。
【0010】
【実施例】図3は、本発明の実施例で、図3(イ)はア
ラーム保護部の主要部の構成を、図3(ロ)はアラーム
保護部の主要部のタイムチャートを示す。
【0011】図3(イ)において、2はアラーム検出部
B、3はアラーム保護部、31はカウンタ、32はデコ
ーダ、33は論理積回路である。図3(ロ)において、
アラームを検出するとアラーム検出部Bがアラームの立
ち上がりを微分した検出信号を出力し、この検出信号に
よってカウンタをロードし、計数を開始する。そして所
定の遅延時間に相当する計数値に達するとデコーダが
「1」を出力する。デコーダの出力と検出されたアラー
ムが論理積回路に印加されているので、検出されたアラ
ームは所定の遅延を経てはじめて論理積回路から出力さ
れる。この出力がメモリに導かれて、アラーム収集可能
な状態になる。
【0012】そして、上位のアラームと下位のアラーム
を収集し、縮退処理をして表示する。縮退処理の方法に
は下記のように概ね二つがある。その第一はハードウェ
アで行なうもので、検出された上位のアラームを反転し
た信号と遅延を受けた下位のアラームを論理積回路に入
力すれば、上位のアラームが収集されている時には下位
のアラームは縮退される。
【0013】その第二はプログラム制御によって下位の
アラームを上位のアラームによってマスクする方法であ
る。縮退にいずれの方法を採用しても、下位のアラーム
を遅延させて収集し、縮退処理することで正確にアラー
ムの縮退ができる。
【0014】尚、上記においては上位のアラームAとそ
れに付随するアラームBの二つのアラームがある場合を
例に説明したが、Aに付随する下位のアラームが複数の
時も下位のアラームをAの検出遅延時間だけ遅延させて
収集すればよい。又、上位となるアラームが複数の場合
にも、上位のアラーム毎にそのアラームに付随する下位
のアラームを遅延させる時間を設定して収集すればよ
く、当然本発明の技術に包含される。
【0015】逆に、Bが独立に発生した後にAが発生し
た場合のことを考えると、BをAの検出遅延時間だけ遅
延させるために、Bの発生とAの発生の時刻差によって
は同じ時刻のポーリングで収集されることになったり、
Bの方が遅れて収集可能な状態になって、独立に発生し
たBを表示できないことが起こり得る。しかし、実用的
な故障率においては、下記のように同時故障の確率は極
めて少ないので、上記の問題は無視しても差し支えな
い。即ち、通信装置は装置全体のダウン時間が10年で
1時間程度以下になるように設計される。この値をアラ
ームAとBを発生するユニットにそのまま当てはめて、
同時に故障が起こる確率を推定すると約10-10 と極め
て低いからである。
【0016】さて、上記は下位のアラームに遅延を与え
て収集して縮退処理する方法であり、そのためにアラー
ム保護部を新たに設ける必要がある。しかし、元々、ポ
ーリングをかけてアラームを収集する方法を前提にして
いるので、アラーム収集のプログラムがインストールさ
れている。従って、プログラム制御で行なえば新たなハ
ードウェアを必要とせず、有利である。
【0017】図4は、本発明の第二の実施例をフローチ
ャートで表示したものである。以下においてステップ毎
に動作を説明する。 a.予め定められた時間間隔のポーリング(以下、定時
のポーリングという)をかけて、アラーム検出部からア
ラームを収集する。 b.収集したアラームを格納する。 c.格納したアラームを解析する。アラームがない時に
は、aに戻って定時のポーリングを行ない、上位のアラ
ームがある時には、fにジャンプする。 d.下位のアラームのみの時には、aの定時のポーリン
グから上位のアラームの検出遅延時間経過した時刻に再
ポーリングを行なう。 e.収集結果を格納する。 f.格納したアラームを縮退する。 g.縮退したアラームを表示して、定時のポーリングに
戻る。
【0018】図5は第二の実施例の時間軸上での表現で
ある。下位のアラームのみが収集された時(□)には、
ポーリングの間隔を上位のアラームの検出遅延時間にし
て再ポーリングすることで、上位のアラームが発生して
いれば同時に収集(■、□)でき、従って時間間隔tA
のポーリングの後に正確に縮退することができる。
【0019】尚、上記では上位のアラームと下位のアラ
ームが一つずつの場合を例に説明したが、複数であって
も本質的には変わりがない。即ち、上位のアラームが一
つで下位のアラームが複数の場合には、図4のフローチ
ャートのままで縮退できる。又、上位のアラームが複数
の時には、上位のアラーム毎に再ポーリングまでの間隔
を変えて再ポーリングすればよく、更に、再ポーリング
した時に新たな上位のアラームに付随する下位のアラー
ムが発生した時には、再ポーリング後の縮退処理の後
に、新たな上位アラームの検出遅延時間だけ経過した時
点で再ポーリング、縮退処理をしてから定時のポーリン
グに戻ればよい。従って、図4のフローチャートに新た
なフローが付加される形になるが、本質的には同一の技
術である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明により上位
のアラームに付随して発生した下位のアラームは正確に
縮退でき、通信装置の保守の信頼性を高めることに寄与
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理。
【図2】 本発明のアラームの縮退方法。
【図3】 本発明の実施例。
【図4】 本発明の第二の実施例。
【図5】 第二の実施例の時間軸上での表現。
【図6】 従来のアラームの縮退方法。
【図7】 従来のアラーム縮退の問題点。
【符号の説明】
1 アラーム検出部A 2 アラーム検出部B 3 アラーム保護部 4 アラーム収集部 5 縮退処理部 6 表示部 7 バス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアラームを有し、且つ、該複数の
    アラームの中に他のアラームとは独立に発生する上位の
    アラームと、上位のアラームに付随して発生することも
    ある下位のアラームを有する装置のアラームの縮退方法
    において、 上位のアラーム(1)は検出出力を直ちに収集可能とし
    (4)、 下位のアラーム(2)は、アラーム保護部(3)におい
    て該下位のアラームが付随する上位のアラームの検出遅
    延時間だけ検出出力を遅延させて収集可能とし(4)、 収集したアラームに対して縮退処理を行なう(5)こと
    を特徴とするアラームの縮退方法。
  2. 【請求項2】 複数のアラームを有し、且つ、該複数の
    アラームの中に他のアラームとは独立に発生する上位の
    アラームと、上位のアラームに付随して発生することも
    ある下位のアラームを有する装置のアラームの縮退方法
    において、 下位のアラームの検出出力を収集・格納した時には、該
    下位のアラームが付随して発生する上位のアラームの検
    出遅延時間を経過した後、前記下位のアラームの検出出
    力を再び収集・格納し、該再び収集・格納したアラーム
    に対して縮退処理を行なうことを特徴とするアラームの
    縮退方法。
JP22151793A 1993-09-07 1993-09-07 アラームの縮退方法 Withdrawn JPH0773382A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09172671A (ja) * 1982-12-17 1997-06-30 Philips Electron Nv セルラ無線伝送システム用移動無線局
JP2009296320A (ja) * 2008-06-05 2009-12-17 Nec Corp 監視制御統合装置、伝送装置、監視制御方法およびプログラム

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JPH09172671A (ja) * 1982-12-17 1997-06-30 Philips Electron Nv セルラ無線伝送システム用移動無線局
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Effective date: 20001107