JP2828314B2 - ホワイトバランス制御装置 - Google Patents

ホワイトバランス制御装置

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JP2828314B2
JP2828314B2 JP2112696A JP11269690A JP2828314B2 JP 2828314 B2 JP2828314 B2 JP 2828314B2 JP 2112696 A JP2112696 A JP 2112696A JP 11269690 A JP11269690 A JP 11269690A JP 2828314 B2 JP2828314 B2 JP 2828314B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はストロボを内蔵した電子スチルカメラに設け
られたホワイトバランス制御装置に関する。
〔従来の技術〕
電子スチルカメラは被写体の映像をレンズ系を介して
固体映像素子(CCD)上に結像し、CCDにより各画素を電
気信号に変換し、この電気信号を処理回路を介してビデ
オ信号として記録部へ出力するものである。
この電子スチルカメラには通常被写体を照明するため
の光源としてストロボが設けられている。
電子スチルカメラに内蔵されたストロボは、小型化、
低消費電力化のため、発光光量が小さく設計されてい
る。例えば、ストロボの発光光量を表すガイドナンバー
をN、CCD撮像素子の等価ISO感度を100、撮影レンズの
開放F値Fとすると、ストロボ光により適正露出が得ら
れる撮影距離の最大値Lmは、次式で表わされる。
Lm=N/F ISO感度が100と異なる場合には、ガイドナンバーは補
正する必要がある。例えば、ISO感度が200のCCDの場合
ガイドナンバーは21/2倍される。
従って、ISO感度が100、ガイドナンバーが7,F値が2.8
のとき、最大値Lmは、 Lm=7/2.8=2.5(m) となる。
ストロボ撮影時の露出は、ストロボの発光光量を制御
しない場合、被写体までの撮影距離とレンズの開口径つ
まりF値によって決定される。シャッター速度は、通常
1/125秒程度が使用されるが、ストロボの発光時間は、1
/数百分乃至1/数千秒程度であるから、周囲光源が全く
ない暗闇では、より遅いシャッター速度を使用しても、
CCD撮像素子に入射する光量は増加しない。
これに対して、被写体の周囲に光源がある場合、被写
体までの距離が遠くても、シャッタ速度を遅くし、露出
時間を長くすることにより、光量が増加するので、撮影
が可能である。
〔発明が解決しようとする課題〕
このとき周囲にある光源が太陽光や連続点灯するタン
グステンランプ(ブルーランプ)の場合には、その色温
度が約5500Kと、ストロボとほぼ同じであるため、殆ん
ど色の問題は発生しない。しかしながら色温度が約2850
Kの白熱電球等が光源とされている場合には、ストロボ
と色温度が異なるため、画像が黄色や赤色に近づくとい
う問題があった。
これは、電子スチルカメラが銀塩カメラに比較して光
源の色温度に敏感であり、ホワイトバランスが適正でな
い場合に色再現が大幅に劣化するためである。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、遠距
離の被写体の色を自然に再現することのできるホワイト
バランス制御装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のホワイトバランス制御装置は、ストロボを内
蔵した電子スチルカメラにより被写体を撮影するとき周
囲光源の色温度を検出する色温度検出手段と、検出され
た周囲光源の色温度とストロボの色温度とを比較して、
2つの色温度の差の絶対値を演算する演算手段と、電子
スチルカメラに設けられた電子シャッタを駆動する駆動
手段と、演算手段により求められた絶対値により駆動手
段を制御して、電子シャッタのシャッタ速度を変化させ
る制御手段とを具備することを特徴とする。
〔作用〕
上記構成のホワイトバランス制御装置においては、ス
トロボの色温度と周囲光源の色温度との差の絶対値が所
定の値より大きい場合には、例えばシャッタ速度を速く
し、小さい場合にはシャッタ速度を遅くすることによ
り、ストロボ撮影時における周囲光源が映像に与える影
響を排除することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明のホワイトバランス制御装置を応用し
た電子スチルカメラの一実施例の構成を示す機能ブロッ
ク図であり、第2図は第1図の色温度検出回路の一実施
例の構成を示す機能ブロック図である。
第1図において、電子スチルカメラ本体はレンズ1、
絞り2、CCD3、映像信号処理回路4及び記録部5とから
構成されている。そして、被写体の映像はレンズ1によ
り収束され、絞り2により光量が調整されてCCD3上に結
像する。CCD3は結像された映像の各画素を電気信号に変
換し、この電気信号は映像信号処理回路4で処理され
て、ビデオ信号として記録部5に送られ、FM変調等をほ
どこして記録媒体に記録される。
電子スチルカメラには被写体を照明するストロボ6と
周囲光源の光を検出する光センサ7とが設けられてい
る。また光センサ7には色温度検出手段である色温度検
出回路8が接続されている。さらにストロボ6と色温度
検出回路8は演算手段である演算回路9に接続されてお
り、演算回路9において色温度検出回路8が検出した色
温度Aと、ストロボ光の色温度に対応して、予め設定さ
れた色温度Bとの差の絶対値|A−B|を演算する。
また、色温度検出回路8と演算回路9とはそれぞれ制
御手段である露出制御回路10に接続されている。露出制
御回路10は色温度検出回路8が検出した色温度により駆
動手段である絞り駆動回路11及び電子シャッタ駆動回路
12を制御し、それぞれ絞り2及びCCD3の作動を適正に制
御する。さらに露出制御回路10は演算回路9から出力さ
れた前記色温度の差の絶対値|A−B|の信号により、電子
シャッタ駆動回路12を制御する。すなわち、この絶対値
が所定値Cより大きい場合にはシャッタ速度を速くし、
小さい場合には遅くするようになっている。ここで所定
値Cは30乃至50rMK(reciprocal Mega−Kelvin)とす
る。
また、ストロボ6は露出制御回路10からの信号によ
り、ストロボ駆動回路13を介して駆動される。
第2図に色温度検出回路8の構成例を示す。図におい
て、光センサ7が検出したR,G,Bの各色の信号を、対数
変換回路14により対数変換し、Log R,Log G,Log Bの信
号として、差電圧作成回路15,16に出力する。差電圧作
成回路15,16でそれぞれ作成された差電圧信号R/G,B/Gは
色温度演算回路17に送られる。そして色温度演算回路17
において、色温度を演算し、色温度情報として演算回路
9に出力する。差電圧信号R/G,B/Gと色温度の関係は、
模式的には例えば第3図に示すようになるが、実際には
周囲の光の種類等によって、より複雑な関係となる。色
温度演算回路17は、これらのパラメータを予めROM等に
記憶しており、そのデータを参照して、正確な演算を行
う。すなわち、色温度演算回路17は2つのROMを備え、l
ogGに交流成分が存在しない場合(自然光、電球の場
合)一方のROMから、また、存在する場合(放電灯の場
合)他方のROMから、それぞれデータを読み出す。
次に第4図に示すフローチャートを参照てし本実施例
の動作を説明する。まずステップ(a)において、スト
ロボ6にホワイトバランスを設定しこの色温度をAとす
る。次にステップ(b)において、光センサ7が検知し
た周囲光源の光信号を色温度検出回路8に入力し、色温
度Bの測定を行なう。
次にステップ(c)において、演算回路9により色温
度A,Bの差の絶対値|A−B|の演算を行なう。さらにステ
ップ(d)において、露出制御回路10により演算回路9
から出力された絶対値|A−B|と、前述した所定値Cとの
比較を行なう。|A−B|>Cの場合にはステップ(e)に
おいて電子シャッタ速度をDに設定し、|A−B|≦Cの場
合にはステップ(f)において電子シャッタ速度をEに
設定する。ここでシャッタ速度DはEよりも速い(D<
E)。すなわち前者の場合の方が後者の場合より露出時
間が短い。
そしてステップ(g)においてストロボ駆動回路13に
よりストロボ6を発光させて電子シャッタを前記速度で
開き、CCD3上に映像を結像させて撮影を行なう。最後に
ステップ(h)において、撮影された映像信号を映像信
号処理回路4で処理し、ビデオ信号として記録部5へ送
り記録部5で映像の記録を行なう。
本実施例によれば、ストロボ撮影時には周囲光源の色
温度Bとストロボ6の色温度Aとの差の絶対値|A−B|が
所定値Cより大きい場合には、シャッタ速度を速くして
周囲光源が与える影響を適応的に排除できる。この結果
周囲光源によって照明される遠距離の被写体の色再源
が、不自然になることを防止できる。
また|A−B|≦0で周囲光源の色温度Bがストロボ6の
色温度Aに近い場合には、シャッタ速度を遅くして遠景
まで明るく写すことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のホワイトバランス制御
装置によれば、ストロボと周囲光源のそれぞれの色温度
の差の絶対値が大きい場合はシャッタ速度を速くし、小
さい場合には遅くしたので、遠距離の被写体の色を自然
に再現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のホワイトバランス制御装置を応用した
電子スチルカメラの一実施例の構成を示す機能ブロック
図、第2図は第1図の色温度検出回路の一実施例の構成
を示す機能ブロック図、第3図は色温度と電圧との関係
を示す特性図、第4図は第1図の実施例の動作を説明す
るフローチャート図である。 6…ストロボ、8…色温度検出回路(色温度検出手
段)、9…演算回路(演算手段)、10…露出制御回路
(制御手段)、12…電子シャッタ駆動回路(駆動手
段)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ストロボを内蔵した電子スチルカメラによ
    り被写体を撮影するとき周囲光源の色温度を検出する色
    温度検出手段と、検出された前記周囲光源の色温度と前
    記ストロボの色温度とを比較して、前記2つの色温度の
    差の絶対値を演算する演算手段と、前記電子スチルカメ
    ラに設けられた電子シャッタを駆動する駆動手段と、前
    記演算手段により求められた前記絶対値により前記駆動
    手段を制御して、前記電子シャッタのシャッタ速度を変
    化させる制御手段とを具備することを特徴とするホワイ
    トバランス制御装置。
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