JP5055569B2 - カラー撮像装置及び画像処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ディジタルカメラなどのカラー撮像装置、及び、ディジタルカメラなどで撮影したカラー画像を処理する画像処理プログラムに関する。
窓から太陽光の差し込む電球室内をディジタルカメラで撮影した場合など、被写界中が異なる色の2種類の照明光で照明されていた場合は、ディジタルカメラによる自動ホワイトバランス制御は難しいとされている。
このため、特許文献1には、2種類の照明光の加重平均色を被写界全域の照明色とみなし、その照明色に最適なホワイトバランス制御量でホワイトバランス制御を行う技術が開示されている。各照明色の加重は、その照明色で照明された物体の存在領域が広いほど大きく設定される。このように、2種類の照明光の中間色を被写界全体の照明色とみなせば、フレーミングを少しずつ変えながら撮影された複数の画像間に色の連続性を与えることができる。
特開平8−251620号公報
しかし、特許文献1に記載の技術では、被写界中にサイズ及び照明色の異なる2つの被写体が存在していた場合、仮に、ユーザが小さい方の被写体を重視していたとしても、大きい被写体の照明色が重視される可能性が高い。このため、ユーザの満足するホワイトバランス制御が行われないことがあった。
そこで本発明は、ホワイトバランス制御の成功率を高めることのできるカラー撮像装置及び画像処理プログラムを提供することを目的とする。
本発明のカラー撮像装置は、被写界を撮影したカラー画像中の複数の小領域を、その照明色により複数グループに分類する分類部と、前記複数グループの各々の照明色の加重平均色を前記被写界の照明色とみなし、その照明色に最適なホワイトバランス制御量を、前記カラー画像に対するホワイトバランス制御量として算出する算出部と、前記加重平均色の算出値、又は前記ホワイトバランス制御量の算出値が許容範囲に収まるよう、その算出値を調整するリミット部と、を含むカラー撮像装置であって、前記算出部は、前記複数グループの各々の照明色の加重を、前記複数グループの各々の領域サイズ及び輝度に応じて設定し、前記リミット部は、前記複数グループの各々に関する許容範囲を、前記加重と同等の加重で加重平均し、それによって得られる加重平均範囲を用いて前記調整を行うことを特徴とする。
なお、前記算出部は、前記複数グループの各々の照明色の加重を、前記カラー画像の撮影前に行われた前記被写界の照明種類の判定結果に応じて設定することが望ましい。
また、前記算出部は、前記複数グループの各々の照明色の加重を、前記カラー画像中に存在する被写体の照明種類に応じて設定することが望ましい
また、本発明の何れかのカラー撮像装置は、前記算出されたホワイトバランス制御量で前記カラー画像に対しホワイトバランス制御を施す処理部を更に含むことが望ましい。
また、本発明の画像処理プログラムは、被写界を撮影したカラー画像中の複数の小領域を、その照明色により複数グループに分類する分類手順と、前記複数グループの各々の照明色の加重平均色を前記被写界の照明色とみなし、その照明色に最適なホワイトバランス制御量を、前記カラー画像に対するホワイトバランス制御量として算出する算出手順と、前記加重平均色の算出値、又は前記ホワイトバランス制御量の算出値が許容範囲に収まるよう、その算出値を調整するリミット手順と、を含む画像処理プログラムであって、前記算出手順では、前記複数グループの各々の照明色の加重を、前記複数グループの各々の領域サイズ及び輝度に応じて設定し、前記リミット手順では、前記複数グループの各々に関する許容範囲を、前記加重と同等の加重で加重平均し、それによって得られる加重平均範囲を用いて前記調整を行うことを特徴とする。
なお、前記算出手順では、前記複数グループの各々の照明色の加重を、前記カラー画像の撮影前に行われた前記被写界の照明種類の判定結果に応じて設定することが望ましい。
また、前記算出手順では、前記複数グループの各々の照明色の加重を、前記カラー画像中に存在する被写体の照明種類に応じて設定することが望ましい
また、本発明の何れかの画像処理プログラムは、前記算出されたホワイトバランス制御量で前記カラー画像に対しホワイトバランス制御を施す処理手順を更に含むことが望ましい。
本発明によれば、ホワイトバランス制御の成功率を高めることのできるカラー撮像装置及び画像処理プログラムが実現する。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態を説明する。本実施形態は、ディジタルカメラシステムの実施形態である。
先ず、本システムの構成を説明する。
図1は、本システムの構成図である。図1に示すとおり、本システムは、一眼レフレックスタイプのディジタルカメラ本体1と、それに装着された交換レンズ2とからなる。
ディジタルカメラ本体1には、クイックリターンミラー11、シャッタ13、画像撮影用のカラー撮像素子12、被写界監視用の測光部20、本システムの各部を制御するCPU15、CPU15の動作プログラムを格納したROM16、CPU15の動作中に用いられるRAM17、レリーズ釦19などの操作釦、少なくとも1フレーム分のカラー画像信号を格納可能なフレームメモリ14、ディジタルカメラ本体1に装着されたカードメモリ18Aへデータの読み書きを行う記録部18などが備えられる。
非撮影時、被写界からの光束は、交換レンズ2を介してクイックリターンミラー11へ入射すると、そこで反射し、不図示のペンタプリズムや、測光部20内のレンズ20Aを介して測光部20内のカラー撮像素子20Bに入射し、その撮像面近傍に被写界の像を形成する。このカラー撮像素子20Bは、被写界監視用なので、画像撮影用のカラー撮像素子12よりも解像度が低く、その画素数は、例えば1005である。通常、このカラー撮像素子20Bは、連続的に駆動され、その駆動中にカラー撮像素子20Bから順次出力されるカラー画像信号(以下、「撮影前画像信号」という。)は、CPU15へと順次送出される。
撮影時、クイックリターンミラー11が跳ね上がり、シャッタ13が開放されると、被写界からの光束は、カラー撮像素子12へ入射し、その撮像面近傍に被写界の像を形成する。このカラー撮像素子12の画素数は、例えば1200万である。この撮影時には、カラー撮像素子12が駆動され、このときカラー撮像素子12から出力される1フレーム分のカラー画像信号(以下、「撮影画像信号」という。)は、フレームメモリ14へ一時的に格納される。この撮影画像信号には、CPU15によってホワイトバランス処理などの画像処理や圧縮処理などが施された後、記録部18を介してカードメモリ18Aへと記録される。
なお、撮影に当たり、CPU15は、測光部20や交換レンズ2などを介して、ユーザの設定したスポット測光エリアやAF測距点などの各種の撮影情報を取り込む。その撮影情報についても、この撮影画像信号と共にカードメモリ18Aへ記録される。
また、上述した画像処理や圧縮処理の一部又は全部は、CPU15とは別に設けられた画像処理回路、圧縮処理回路が実行してもよいが、ここでは、CPU15が実行するものとして説明する。
次に、ホワイトバランス処理に関わるCPU15の動作を説明する。
図2は、ホワイトバランス処理に関わるCPU15の動作フローチャートである。この動作プログラムは、ROM16に予め書き込まれている。
図2に示すとおり、CPU15は、測光部20から撮影前画像信号を取り込み(ステップS11)、その撮影前画像信号から被写界の配色を示す評価値を抽出し(ステップS12)、その評価値と予め用意されたデータベースとに基づき被写界の照明種類が自然光である可能性が高いか、それとも人工光(蛍光灯や電球)である可能性が高いかを判定する(ステップS13)。これらステップS11,S12,S13による照明種類の判定は、レリーズ釦14が全押しされない限り(ステップS14NO)繰り返される。なお、この判定は、被写界を照明する照明光の種類が1つであるとの前提に立つ。前述したデータベースには、照明種類が既知である各種の画像の情報が含まれており、それら画像の配色と、被写界の配色との相関を調べることにより、被写界の照明種類を判定することが可能となる。この判定結果(自然光/人工光)は、後のステップS18で利用される。
レリーズ釦14が全押しされると(ステップS14YES)、CPU15は、クイックリターンミラー11、シャッタ13、カラー撮像素子12など、撮影に関する部分を駆動して被写界の撮影を行い、撮影画像信号を取得する(ステップS15)。さらに、CPU15は、その撮影画像信号に基づき、撮影時における被写界の照明色を推定する(ステップS16〜S18)。この推定は、被写界を照明する照明光の種類が複数であるとの前提に立つ。この推定(ステップS16〜S18)の詳細は、後に詳述する。
さらに、CPU15は、推定した照明色に最適なホワイトバランスゲイン、すなわち、その照明色で照明された無彩色物体の色付きを無くすためのホワイトバランスゲインを算出し(ステップS19)、そのホワイトバランスゲインを撮影画像信号に対し乗算してホワイトバランス処理を施す(ステップS20)。CPU15は、このこのホワイトバランス処理後の撮影画像信号を、圧縮処理し、さらにカードメモリ18Aへ記録する(ステップS21)。
次に、図3、図4を参照して上述した推定の手順(ステップS16〜S18)を詳しく説明する。
(ステップS16)
図3上部に示すのは、撮影画像信号が示す被写界の画像(撮影画像I)の概念である。CPU15は、この撮影画像Iを等面積の小領域A1,A2,A3,…に分割し、それら小領域A1,A2,A3,…の各々の色C1,C2,C3,…を算出する。小領域Aiの色Ciは、小領域Ai内の平均色である。なお、このとき、小領域A1,A2,A3,…の各々の輝度Y1,Y2,Y3…も算出される。小領域Aiの輝度Yiは、小領域Ai内の平均輝度である。
続いて、CPU15は、色C1,C2,C3,…に基づき小領域A1,A2,A3,…の各々が無彩色領域であるか否かを判定すると共に、無彩色領域であるものについては、その照明種類が自然光、蛍光灯、電球の何れに該当するかを判定し、その該当する照明種類により小領域A1,A2,A3,…を3つの大きなグループ(自然光グループ、蛍光灯グループ、電球グループ)に分類する。その際には、小領域Aiの色Ciが、自然光で照明された無彩色物体の色範囲En、蛍光灯で照明された無彩色物体の色範囲Ef、電球で照明された無彩色物体の色範囲Elの何れかに属するか否か、また、何れかに属する場合には、色範囲En,Ef,Elの何れに属するかが調べられる。
(ステップS17)
CPU15は、自然光グループ(色範囲En)に属する各小領域を、その色によりさらに細かい小グループe1,e2,e3,…に分類する。この分類の結果、図3(A)に示すとおり、自然光グループ(色範囲En)の色ヒストグラムが作成される。図3(A)の縦軸は、領域数Fである。
同様に、CPU15は、蛍光灯グループ(色範囲Ef)に属する各小領域を、その色によりさらに細かい小グループe1,e2,e3,…に分類する。この分類の結果、図3(B)に示すとおり、蛍光灯グループ(色範囲Ef)の色ヒストグラムが作成される。
同様に、CPU15は、電球グループ(色範囲El)に含まれる各小領域を、その色によりさらに細かい小グループe1,e2,e3,…に分類する。この分類の結果、図3(C)に示すとおり、電球グループ(色範囲El)の色ヒストグラムが作成される。
なお、本ステップにおける小グループへの分類は、ステップS16における大きなグループへの分類と同時に行われてもよいが、ここでは、説明上、両者の分類が順番に行われることとした。
続いて、CPU15は、自然光グループのヒストグラム(図3(A))から、領域数Fが第1位の第1小グループen1と、領域数Fが第2位の第2小グループen2とを見出し、第1小グループen1の色Cn1と、第2小グループen2の色Cn2とをそれぞれ算出する。第1小グループen1の色Cn1は、第1小グループen1に属する小領域の平均色であり、第2小グループen2の色Cn2は、第2小グループen2に属する小領域の平均色である。
そして、CPU15は、第1小グループen1の色Cn1と、第2小グループen2の色Cn2とを下式(1n)で加重平均し、それによって得られた加重平均色Cnを、撮影時に被写界を照明した自然光の照明色とみなす(図3(A’)参照)。
n=Wn1n1+Wn2n2 …(1n)
但し、式(1n)において、色Cn,Cn1,Cn2は、それぞれ2つの成分を持ったベクトルであり、加重Wn1,Wn2は、それぞれスカラーである。以下、色を表す2つの成分を、色温度成分(単位:ミレッド)と、黒体軌跡からの乖離成分との組み合わせとする。
また、加重Wn1,Wn2は、第1小グループen1の輝度Yn1及び領域数Fn1と、第2小グループen2の輝度Yn2及び領域数Fn2とに応じて設定される。
具体的に、第1小グループen1の色Cn1に付与すべき加重Wn1は、第1小グループen1の輝度Yn1が高いほど、また、第1小グループen1の領域数Fn1が多いほど、大きく設定される。
また、第2小グループen2の色Cn2に付与すべき加重Wn2は、第2小グループen2の輝度Yn2が高いほど、また、第2小グループen2の領域数Fn2が多いほど、大きく設定される。
したがって、本ステップで推定される自然光の照明色Cnには、自然光グループのうち、高輝度かつ多数派の小領域の色が反映される。
なお、上述した第1小グループen1の輝度Yn1は、第1小グループen1に属する小領域の平均輝度であり、第1小グループen1の領域数Fn1は、第1小グループen1に属する小領域の総数であり、第2小グループen2の輝度Yn2は、第2小グループen2に属する小領域の平均輝度であり、第2小グループen2の領域数Fn2は、第2小グループen2に属する小領域の総数である。
同様に、CPU15は、蛍光灯グループのヒストグラム(図3(B))から、領域数Fが第1位の第1小グループef1と、領域数Fが第2位の第2小グループef2とを見出し、第1小グループef1の色Cf1と、第2小グループef2の色Cf2とをそれぞれ算出する。第1小グループef1の色Cf1は、第1小グループef1に属する小領域の平均色であり、第2小グループef2の色Cf2は、第2小グループef2に属する小領域の平均色である。
そして、CPU15は、第1小グループef1の色Cf1と、第2小グループef2の色Cf2とを下式(1f)で加重平均し、それによって得られた加重平均色Cfを、撮影時に被写界を照明した蛍光灯の照明色とみなす(図3(B’)参照)。
f=Wf1f1+Wf2f2 …(1f)
但し、式(1f)において、色Cf,Cf1,Cf2は、それぞれ2つの成分を持ったベクトルであり、加重Wf1,Wf2は、それぞれスカラーである。
また、加重Wf1,Wf2は、第1小グループef1の輝度Yf1及び領域数Ff1と、第2小グループef2の輝度Yf2及び領域数Ff2とに応じて設定される。
具体的に、第1小グループef1の色Cf1に付与すべき加重Wf1は、第1小グループef1の輝度Yf1が高いほど、また、第1小グループef1の領域数Ff1が多いほど、大きく設定される。
また、第2小グループef2の色Cf2に付与すべき加重Wf2は、第2小グループef2の輝度Yf2が高いほど、また、第2小グループef2の領域数Ff2が多いほど、大きく設定される。
したがって、本ステップで推定される蛍光灯の照明色Cfには、蛍光灯グループのうち、高輝度かつ多数派の小領域の色が反映される。
なお、上述した第1小グループef1の輝度Yf1は、第1小グループef1に属する小領域の平均輝度であり、第1小グループef1の領域数Ff1は、第1小グループef1に属する小領域の総数であり、第2小グループef2の輝度Yf2は、第2小グループef2に属する小領域の平均輝度であり、第2小グループef2の領域数Ff2は、第2小グループef2に属する小領域の総数である。
同様に、CPU15は、電球グループのヒストグラム(図3(C))から、領域数Fが第1位の第1小グループel1と、領域数Fが第2位の第2小グループel2とを見出し、第1小グループel1の色Cl1と、第2小グループel2の色Cl2とをそれぞれ算出する。第1小グループel1の色Cl1は、第1小グループel1に属する小領域の平均色であり、第2小グループel2の色Cl2は、第2小グループel2に属する小領域の平均色である。
そして、CPU15は、第1小グループel1の色Cl1と、第2小グループel2の色Cl2とを下式(1l)で加重平均し、それによって得られた加重平均色Clを、撮影時に被写界を照明した電球の照明色とみなす(図3(B’)参照)。
l=Wl1l1+Wl2l2 …(1l)
但し、式(1l)において、色Cl,Cl1,Cl2は、それぞれ2つの成分を持ったベクトルであり、加重Wl1,Wl2は、それぞれスカラーである。
また、加重Wl1,Wl2は、第1小グループel1の輝度Yl1及び領域数Fl1と、第2小グループel2の輝度Yl2及び領域数Fl2とに応じて設定される。
具体的に、第1小グループel1の色Cl1に付与すべき加重Wl1は、第1小グループel1の輝度Yl1が高いほど、また、第1小グループel1の領域数Fl1が多いほど、大きく設定される。
また、第2小グループel2の色Cl2に付与すべき加重Wl2は、第2小グループel2の輝度Yl2が高いほど、また、第2小グループel2の領域数Fl2が多いほど、大きく設定される。
したがって、本ステップで推定される自然光の照明色Clには、電球グループのうち、高輝度かつ多数派の小領域の色が反映される。
なお、上述した第1小グループel1の輝度Yl1は、第1小グループel1に属する小領域の平均輝度であり、第1小グループel1の領域数Fl1は、第1小グループel1に属する小領域の総数であり、第2小グループel2の輝度Yl2は、第2小グループel2に属する小領域の平均輝度であり、第2小グループel2の領域数Fl2は、第2小グループel2に属する小領域の総数である。
(ステップS18)
CPU15は、図4に示すとおり、ステップS17で推定した自然光の照明色Cnと、蛍光灯の照明色Cfと、電球の照明色Clとを下式(2)で加重平均し、それによって得られた加重平均色Cを、撮影時における被写界の照明色とみなす。
C=Wnn+Wff+Wll …(2)
但し、式(2)において、色C,Cn,Cf,Clは、それぞれ2つの成分を持ったベクトルであり、加重Wn,Wf,Wlは、それぞれスカラーである。
また、加重Wn,Wf,Wlは、自然光グループの輝度Yn及び領域数Fnと、蛍光灯グループの輝度Yf及び領域数Ffと、電球グループの輝度Yl及び領域数Flと、ステップS13における最新の判定結果(人工光/自然光)とに応じて設定される。
具体的に、自然光グループの加重Wnは、自然光グループの輝度Fnが高いほど、また、自然光グループの領域数Fnが多いほど、また、判定結果が「自然光」であるときほど、大きく設定される。
また、蛍光灯グループの加重Wfは、蛍光灯グループの輝度Ffが高いほど、また、蛍光灯グループの領域数Ffが多いほど、また、判定結果が「人工光」であるときほど、大きく設定される。
また、電球グループの加重Wlは、電球グループの輝度Flが高いほど、また、電球グループの領域数Fkが多いほど、また、判定結果が「人工光」であるときほど、大きく設定される
なお、ここでは、自然光グループの輝度Ynを、自然光グループの第1小グループen1の輝度Yn1とし、自然光グループの領域数Fnを、自然光グループの第1小グループen1の領域数Fn1とする。また、蛍光灯グループの輝度Yfを、蛍光灯グループの第1小グループef1の輝度Yf1とし、蛍光灯グループの領域数Ffを、蛍光灯グループの第1小グループef1の領域数Ff1とする。また、電球グループの輝度Ylを、電球グループの第1小グループel1の輝度Yl1とし、電球グループの領域数Flを、電球グループの第1小グループel1の領域数Fl1とする(ステップS18の説明終了)。
以上、本システムのCPU15は、撮影画像I中の無彩色の小領域を、その色により複数のグループに分類すると共に(ステップS16,S17)、自然光の照明色Cnと、蛍光灯の照明色Cfと、電球の照明色Clとをそれぞれ推定し(ステップS17)、それら照明色Cn,Cf,Clの加重平均色Cを、撮影時における被写界の照明色とみなす(ステップS18)。そして、CPU15は、照明色Cn,Cf,Clの加重Wn,Wf,Wlを、各グループの輝度Yn,Yf,Ylと、各グループの領域数Fn,Ff,Flとの双方に応じて設定する。
図5は、撮影時に被写界を照明する各照明光の支配度の一例を示す図である。図5の色平面は、各照明光の照明色を示している。色平面上の距離が短いほど、照明色の相関が高いことを示す。また、図5の縦軸は、各照明光の支配度、すなわち、被照明物体のサイズと輝度とを総合した値を示している。縦軸方向の高さが高いほど、支配度が強いことを示す。
本システムにおいて算出される被写界の照明色C(以下、「算出照明色C」と称す。)は、図5中に×印を付したように、各照明光の照明色Cn,Cf,Clの中間色であり、しかも、支配度が1位である照明光(図では自然光)の照明色Cnとの相関が最も高く、支配度が2位である照明光(図では蛍光灯)の照明色Cfとの相関が次に高く、支配度が3位である照明光(図では電球)の照明色Clとの相関が最も低くなる傾向にある。つまり、複数種類の照明光の各々の支配度が、算出照明色Cに対して的確に反映される。
例えば、図3上部に示したように、被写界中に、夕焼けで照らされた比較的大きな白い船と、蛍光灯で照らされた比較的大きな灰色のビルとが存在し、両者のサイズが同程度であり、かつ、前者の方が高輝度であったとする。このとき、被写界における支配度は、船の方が高い。この場合、本システムのホワイトバランス処理は、支配度の高い白い船をより白く再現する方向に働く。このように白い船の支配度が高ければ、ユーザも白い船を重要視している可能性が高いので、このホワイトバランス処理にユーザが満足する可能性も高い。
さらに、本システムのCPU15は、ステップS18において、照明色Cn,Cf,Clの加重Wn,Wf,Wlに対し、撮影直前の照明判定(ステップS13)の結果をも反映させる。したがって、撮影直前の被写界に大幅な変化(大きな物体が横切る等)が無い限り、ホワイトバランス制御に成功する確率は、より高まる。
なお、本システムのCPU15は、ステップS18において、自然光グループの輝度Ynを、自然光グループに属する第1小グループen1の輝度Yn1としたが、第1小グループen1の輝度Yn1と第2小グループen2の輝度Yn2とを両者の領域数Fn1,Fn2で加重平均したものとしてもよい。その場合、蛍光灯グループの輝度Yfは、第1小グループef1の輝度Yf1と第2小グループef2の輝度Yf2とを両者の領域数Ff1,Ff2で加重平均したものとなる。また、電球グループの輝度Ylは、第1小グループel1の輝度Yl1と第2小グループel2の輝度Yl2とを両者の領域数Fl1,Fl2で加重平均したものとなる。
また、本システムのCPU15は、ステップS18において、自然光グループの領域数Fnを、自然光グループに属する第1小グループen1の領域数Fn1としたが、自然光グループの総領域数としてもよい。その場合、蛍光灯グループの領域数Ffは、蛍光灯グループの総領域数となり、電球グループの領域数Flは、電球グループの総領域数となる。
また、本システムのCPU15は、照明色Cn,Cf,Clを加重平均してからホワイトバランスゲインを算出したが、照明色Cn,Cf,Clの各々に最適なホワイトバランスゲインを算出してから、それらを加重平均してもよい。その加重平均の加重の設定を、前述した設定と同様に行えば、同じ効果を得ることができる。
また、本システムのCPU15は、カードメモリ18Aへ記録する情報を、ホワイトバランス処理後の撮影画像信号としたが、ホワイトバランス処理前の撮影画像信号にホワイトバランスゲインの情報を付加したものとしてもよい。
また、本システムのCPU15は、以下の各処理の幾つかを実行し、ホワイトバランス制御の成功率を更に向上させてもよい。
(1)撮影画像Iに対し顔認識処理を施し、撮影画像I中に人物が存在するか否かを判定する。人物が存在した場合には、その存在領域やその周辺領域の色に基づき、その人物の照明色を判定し、さらに、その照明色の属する小グループを調べる。ステップS17におけるヒストグラムの作成では、その小グループの領域数を大きめに計上する。
(2)(1)と同じ手順で人物の照明色を判定し、さらに、その照明色の属する大きなグループ(自然光グループ、蛍光灯グループ、電球グループ)を調べる。ステップS18における加重の設定では、その大グループに対応する加重を、大きめに設定する。
(3)撮影情報(スポット測光エリア、AF測距点の位置など)に基づき、撮影画像Iにおける主要被写体位置を推定する。そして、その主要被写体やその周辺領域の色に基づき、その主要被写体の照明色を判定し、さらに、その照明色の属する小グループを調べる。ステップS17におけるヒストグラムの作成では、その小グループの領域数を大きめに計上する。
(4)(3)と同じ手順で主要被写体の照明色を判定し、さらに、その照明色の属する大きなグループ(自然光グループ、蛍光灯グループ、電球グループ)を調べる。ステップS18における加重の設定では、その大グループに対応する加重を大きめに設定する。
(5)撮影情報に基づき、被写界における主要被写体の輝度を認識する。そして、その輝度が所定の閾値以上であるか否か判定する。その輝度が閾値以上であった場合、ステップS17における自然光グループのヒストグラムの作成では、色温度の高い小グループの領域数を、少なめに計上する。
(6)(5)と同じ手順で主要被写体の輝度を認識する。そして、ステップS18における各加重の設定では、各加重を、その輝度に応じて調節する。具体的には、主要被写体の輝度が所定の閾値以上であったときには、自然光グループに対応する加重を大きめに設定し、輝度が所定の閾値未満であったときには、人工光グループ(蛍光灯グループ及び電球グループ)に対応する加重を大きめに設定する。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態を説明する。本実施形態も、ディジタルカメラシステムの実施形態である。ここでは、第1実施形態との相違点のみ説明する。
図6は、本実施形態のホワイトバランス処理に関わるCPU15の動作フローチャートである。図6に点線で示すとおり、第1実施形態との相違点は、ステップS18とステップS19との間に、算出照明色Cの色温度成分にリミッタをかける手順(ステップS18’)が挿入された点にある。
図7は、ステップS18’を説明する概念図である。
一般的に、算出照明色の色温度成分にリミッタをかける場合、その照明種類が自然光であるときには、図7(A)に示すような自然光用のリミッタ特性(但し、リミット範囲は、被写体輝度によって異なる。)を使用し、その照明種類が蛍光灯であるときには、図7(B)に示すような蛍光灯用のリミッタ特性(但し、リミット範囲は、被写体輝度によって異なる。)を使用し、その照明種類が電球であるときには、図7(C)に示すような電球用のリミッタ特性(但し、リミット範囲は、被写体輝度によって異なる。)を使用する。これらの図7(A),(B),(C)に明らかなとおり、被写体輝度が同じであっても、自然光と、蛍光灯と、電球との間では、リミット範囲(Tmin,Tmax)が互いに異なる。
本実施形態のCPU15は、予め、これら3種類のリミッタ特性をそれぞれ認識している。そして、ステップS18’において、CPU15は、これら3種類のリミッタ特性を加重平均し、それによって得られる特性をリミッタ特性として、算出照明色Cの色温度成分にリミッタをかける。その加重平均では、自然光用のリミッタ特性の加重、蛍光灯用のリミッタ特性の加重、電球用のリミッタ特性の加重を、それぞれステップS18で設定した加重Wn,Wf,Wlと同等に設定する。
但し、リミッタ特性の全てを加重平均すると演算量が増えるので、実際の動作は、次のとおり行われる。
すなわち、CPU15は、先ず、撮影情報から認識した主要被写体の輝度Y0に応じて自然光用のリミッタ特性(図7(A))を参照し、輝度Y0に対応するリミット範囲(Tnmin ,Tnmax)を認識する。また、その輝度Y0に応じて蛍光灯用のリミッタ特性(図7(B))を参照し、輝度Y0に対応するリミット範囲(Tfmin,Tfmax)を認識する。また、輝度Y0に応じて電球用のリミッタ特性(図7(C))を参照し、輝度Y0に対応するリミット範囲(Tlmin,Tlmax)を認識する。
CPU15は、それらのリミット範囲(Tnmin ,Tnmax),(Tfmin,Tfmax),(Tlmin,Tlmax)を式(3)で加重平均し、リミット範囲(Tmin,Tmax)を得る(図7(D)参照)。
max=Wnnmax+Wffmax+Wllmax
min=Wnnmin+Wffmin+Wllmin …(3)
なお、式(3)は、色温度Tmax,Tnmax,Tlmax,Tmin,Tnmin,Tfmin,Tlminの単位が、式(2)における色C,Cn,Cf,Clの色温度成分の単位(ここでは、ミレッド)と同じであることを前提とした。この場合、式(3)における加重Wn,Wf,Wlの値は、式(2)における加重Wn,Wf,Wlの値と同じになる。しかし、単位を変えた場合は、加重Wn,Wf,Wlの値も変える必要がある。
そして、CPU15は、取得したリミット範囲(Tmin,Tmax)と、算出照明色Cの色温度成分とを比較し、その色温度成分が下限値Tminを下回っていた場合は、その色温度成分の値を下限値Tminと同じ値に置換(クリップ)し、上限値Tmaxを上回っていた場合は、その色温度成分の値を上限値Tmaxと同じ値に置換(クリップ)する(ステップS18’の説明終了)。
以上、本実施形態によれば、自然光用のリミッタ特性(図7(A))と、蛍光灯用のリミッタ特性(図7(B))と、電球用のリミッタ特性(図7(C))とを加重平均し、しかも、その加重を、ステップS18で設定した加重と同じに設定するので、複数種類の照明光の各々の支配度が、リミット範囲(Tmin,Tmax)に対しても的確に反映される。したがって、ホワイトバランス処理が失敗に終わる可能性は、より小さく抑えられる。
なお、本実施形態のCPU15は、リミットの対象を、算出照明色Cの色温度成分のみとしたが、色温度成分と乖離成分との双方としてもよい。
[その他の実施形態]
なお、上述した実施形態では、一眼レフレックスタイプのディジタルカメラ(少なくともクイックリターンミラーと被写体監視用のカラー撮像素子とを搭載。)を説明したが、コンパクトタイプのディジタルカメラ(クイックリターンミラーと被写体監視用のカラー撮像素子とを非搭載。)にも、本発明は適用可能である。その場合、撮影前画像信号の取得と、撮影画像信号の取得との双方を、画像撮影同一のカラー撮像素子(画像撮影用のカラー撮像素子)によって行うことになる。
本システムの構成図である。 第1実施形態のホワイトバランス処理に関わるCPU15の動作フローチャートである。 ステップS16,S17を説明する図である。 ステップS18を説明する図である。 撮影時に被写界を照明する各照明光の支配度の一例を示す図である。 第2実施形態のホワイトバランス処理に関わるCPU15の動作フローチャートである。 ステップS18’を説明する概念図である。
符号の説明
1…ディジタルカメラ本体、2…交換レンズ,11…クイックリターンミラー,13…シャッタ,12…画像撮影用のカラー撮像素子,13…シャッタ,20…測光部,15…CPU

Claims (8)

  1. 被写界を撮影したカラー画像中の複数の小領域を、その照明色により複数グループに分類する分類部と、
    前記複数グループの各々の照明色の加重平均色を前記被写界の照明色とみなし、その照明色に最適なホワイトバランス制御量を、前記カラー画像に対するホワイトバランス制御量として算出する算出部と、
    前記加重平均色の算出値、又は前記ホワイトバランス制御量の算出値が許容範囲に収まるよう、その算出値を調整するリミット部と、
    を含むカラー撮像装置であって、
    前記算出部は、
    前記複数グループの各々の照明色の加重を、前記複数グループの各々の領域サイズ及び輝度に応じて設定し、
    前記リミット部は、
    前記複数グループの各々に関する許容範囲を、前記加重と同等の加重で加重平均し、それによって得られる加重平均範囲を用いて前記調整を行う
    ことを特徴とするカラー撮像装置。
  2. 請求項1に記載のカラー撮像装置において、
    前記算出部は、
    前記複数グループの各々の照明色の加重を、前記カラー画像の撮影前に行われた前記被写界の照明種類の判定結果に応じて設定する
    ことを特徴とするカラー撮像装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のカラー撮像装置において、
    前記算出部は、
    前記複数グループの各々の照明色の加重を、前記カラー画像中に存在する被写体の照明種類に応じて設定する
    ことを特徴とするカラー撮像装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載のカラー撮像装置において、
    前記算出されたホワイトバランス制御量で前記カラー画像に対しホワイトバランス制御を施す処理部を更に含む
    ことを特徴とするカラー撮像装置。
  5. 被写界を撮影したカラー画像中の複数の小領域を、その照明色により複数グループに分類する分類手順と、
    前記複数グループの各々の照明色の加重平均色を前記被写界の照明色とみなし、その照明色に最適なホワイトバランス制御量を、前記カラー画像に対するホワイトバランス制御量として算出する算出手順と、
    前記加重平均色の算出値、又は前記ホワイトバランス制御量の算出値が許容範囲に収まるよう、その算出値を調整するリミット手順と、
    を含む画像処理プログラムであって、
    前記算出手順では、
    前記複数グループの各々の照明色の加重を、前記複数グループの各々の領域サイズ及び輝度に応じて設定し、
    前記リミット手順では、
    前記複数グループの各々に関する許容範囲を、前記加重と同等の加重で加重平均し、それによって得られる加重平均範囲を用いて前記調整を行う
    ことを特徴とする画像処理プログラム。
  6. 請求項5に記載の画像処理プログラムにおいて、
    前記算出手順では、
    前記複数グループの各々の照明色の加重を、前記カラー画像の撮影前に行われた前記被写界の照明種類の判定結果に応じて設定する
    ことを特徴とする画像処理プログラム。
  7. 請求項5又は請求項6に記載の画像処理プログラムにおいて、
    前記算出手順では、
    前記複数グループの各々の照明色の加重を、前記カラー画像中に存在する被写体の照明種類に応じて設定する
    ことを特徴とする画像処理プログラム。
  8. 請求項5〜請求項7の何れか一項に記載の画像処理プログラムにおいて、
    前記算出されたホワイトバランス制御量で前記カラー画像に対しホワイトバランス制御を施す処理手順を更に含む
    ことを特徴とする画像処理プログラム。
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