JP2827015B2 - 織機回転数の最適制御方法 - Google Patents

織機回転数の最適制御方法

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JP2827015B2 JP30980088A JP30980088A JP2827015B2 JP 2827015 B2 JP2827015 B2 JP 2827015B2 JP 30980088 A JP30980088 A JP 30980088A JP 30980088 A JP30980088 A JP 30980088A JP 2827015 B2 JP2827015 B2 JP 2827015B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、織布の生産量を最大とすべく、織機の回転
数を最適値に自動的に制御する方法に関する。
従来技術 特許出願人は、織布の生産量を最大とするために、織
機の回転数の最適制御方法を既に提案している。それら
の制御方法は、織機の稼動率や織り工の余裕度などを考
慮し、理論的な範囲で、生産量を高める方向に、回転数
を変更していく。例えば、特開昭61-239057号の発明
は、稼動率を制約条件として稼動率が一定レベル以上の
とき、回転数を上げて生産量を増大させようとするもの
である。しかし、これらの方法では、理論的に、生産量
が当然に増加するものと仮定しており、その回転数の変
更後に、回転数の変更前よりも生産量が実際に増加した
かどうかの実証的なチェックがなされていない。このた
め、現実には、その理論的な予想に反して、その他の要
因によって、生産量が減少することも予測される。
発明の目的 したがって、本発明の目的は、理論的な予想にのみ立
脚せず、この理論を基礎として、実際の織機の運転状態
に即して、回転数を生産量増加傾向に変更し、最終的に
生産量最大値に回転数を設定することである。
発明の解決手段 そこで、本発明は、織布の生産量を高めることを目的
として、織機の回転数を制御するに際し、生産量の増減
の観点から運転状態が代表的な状態にパターン化できる
ことに着目し、回転数の制御過程で、まず現在の回転数
を変えてみて、生産量の増加または減少傾向を確認し、
その増減傾向に基づいて回転数の変更方向を決定するよ
うにしている。
この制御に際して、回転数が必要以上に増加または減
少すると、織布の品質が低下することも予測される。し
たがって、この最適制御過程で、織布の品質は、回転数
の変更にあたって、1つの制約条件となり得る。この実
施例の場合に、その品質は、織機の停台レベルによって
求める。また、このような制御は、所定の期間毎に、個
々の織機毎に行われてもよく、また同一の織り工が受け
持つ織機のグループ内の同一織物仕様の織機群を単位と
して、織り工担当のシフト替わり毎に行ってもよい。
このような制御が行われると、現実の生産量の増減傾
向に基づいて、現実に生産量が最大となるように、最適
な回転数が自動的に設定できる。
発明の構成 本発明の織機回転数の最適制御方法は、次の理論的な
計算式を基礎としている。
ある織機の稼動中に、下記のデータが与えられている
とする。
シフト時間 T〔 min 〕 回転数 N〔 rpm 〕 停台レベル S〔停止回数/cmpx〕 停止時間/停止 t〔 min 〕 稼動時間 r〔 min 〕 シフト内停止回数n〔 回 〕 なお、上記〔cmpx〕は、10万ピックを表す単位であ
る。
ここで、上記データから次式が誘導できる。
このとき、生産量Pおよび稼動率Eは、次式で求めら
れる。
一般に、停台レベルSは、回転数Nを上げると、種々
の条件から結果的に増加するから、回転数Nの関数とな
る。そこで、 S=f(N) とおくと、 となる。つまり、生産量Pおよび稼動率Eは、回転数N
の分数関数で表される。したがって、最適な回転数N
は、この生産量Pを最大にする回転数Nを解析的に求め
れば、求まる訳だが、上記関数f(N)は、未知の関数
であり、現実的にはその変動状況の複雑さから、定め難
い。
ところで、仮に、回転数Nを増分ΔNだけ変更したと
きの停台レベルの変化率をkとすると、そのときの回転
数N′、停台レベルS′、生産量P′および稼動率E′
は、下記のように書き改められる。
ここで、変更前後の増減量ΔP、ΔE、ΔSは、それ
ぞれ下記で与えられる。
ΔP=P′−P ΔE=E′−E ΔS=S′−S そこで、発明者は、上記の式に種々の値をいれて、コ
ンピュータシュミレーションを行った。その結果、生産
量Pの変化状況に3つの類型があり、これらを3つのパ
ターンに分類できることが判明した。
第1図は、それらのパターンI、IIおよびIIIをそれ
ぞれ示している。
これらのパターンI、II、IIIのグラフは、横軸を回
転数の増減量ΔNとし、縦軸を生産量、稼動率、停台レ
ベルのそれぞれの増減量ΔP、ΔE、ΔSとして表して
いる。そして、実線は、生産量ΔPを表している。この
生産量ΔPは、常に上に凸の曲線として表現できる。そ
して、点線は、稼動率ΔEを示し、また一点鎖線は、停
台レベルΔSをそれぞれ示している。これらの直線は、
ただ単に増加または減少の傾向を示したものであり、各
パターンともに同じ傾きで示しているが、その傾き自体
に特別な意味はない。
まず、パターンIは、現在の回転数Nつまり増減量Δ
N=0で、最大の生産量Pを与えることを示している。
したがって、このときの回転数Nは、最大の生産量を得
るために最適の回転数となる。そして、このパターンで
は、回転数Nを上げると、生産量Pおよび稼動率Eは、
下がるが、停台レベルSは上がる。また、回転数Nを下
げると、生産量Pおよび停台レベルSは、下がるが、逆
に稼動率Eは上がる。
次に、パターンIIでは、現在の回転数Nを上げると、
生産量Pおよび停台レベルSが上がり、稼動率Eは下が
る。また、現在の回転数Nを下げると、生産量Pおよび
停台レベルSは下がるが、稼動率Eは上がる。
さらにパターンIIIでは、回転数Nを上げると、生産
量Pおよび稼動率Eは下がるが、停台レベルSは上が
る。また、回転数Nを下げると、生産量Pおよび稼動率
Eは上がるが、停台レベルSは下がる。
これらのパターンI、II、IIIから明らかなように、
生産量Pのグラフは、全て上に凸の曲線として表され
る。そして、パターンII、IIIの生産量ΔPのグラフ
は、パターンIのグラフを基準として、横軸すなわち回
転数Nの方向に移動させた関係にある。
なお、稼動率を一定レベル以上に保持して回転数を変
更して行くような従来の制御方式によれば、仮に現状が
パターンIの状態にある場合、このときの稼動率が一定
レベルを越えていたとすると、回転数を増大させるよう
に制御することになるので、最大の生産量Pを与える回
転数(最適回転数)Nを越え、却ってパターンIIIの状
態で稼動させることになり、生産量Pを減少させてしま
う可能性があることがわかる。逆に言えば、従来制御方
式は、現状がパターンIIの状態にあるときのみ有効な方
法と言える。
これらのグラフから、以下の結論が導き出せる。
(1) パターンIの場合に、回転数Nを上げても下げ
ても、生産量Pは減少する。すなわち、パターンIが生
産量Pを最大にする観点から見て最適な回転数Nを与え
る。
(2) パターンIIの場合に、回転数Nを上げることに
よって、稼動率Eが下がり、停台レベルSが上がるが、
生産量Pはいっそう増加する。
(3) パターンIIIの場合に、回転数Nを下げること
によって、稼動率Eが上がり、停台レベルSは下がり、
しかも生産量Pは増加する。
(4) パターンII、IIIの場合は、回転数Nを変化さ
せて、パターンIの状態に移行させることによって、生
産量Pを最大にすることができる。
したがって、本発明は、現在の状態から生産量を最大
にするパターンIの状態に移行させるために、まず現在
の回転数を変更してみて、その結果、生産量が増加の傾
向にあるのかあるいは減少の傾向にあるのかを確認し、
この傾向に基づいて回転数を上げるかあるいは下げるか
を定めている。
一般に、噴射式織機では、停止回数が止め段となって
布の品質に大きく影響することから、回転数の変更に際
しては、「停台レベルSが一定値以上になると、織布の
品質レベルが低下する。」という制約条件を考慮するこ
とにより、所定の品質レベルを保持できる また、制御過程で、回転数Nを上げ過ぎると、よこ入
れ時に、よこ糸の飛走状態が悪くなり、よこ糸緩みなど
の品質上の欠陥が発生する恐れがあるが、このような緩
み状態が発生したとき、例えば特開昭63-92758号の発明
によって、緩み状態を検出し、織機を止めることで、停
台レベルSに反映できる。また、回転数Nの変更は、回
転数制御系のみならず、他の制御系例えば織機のよこ入
れ制御装置なども充分に追従できるような変化率の範囲
で変化させなければならない。また、このような制御が
個々の織機毎に行われる場合、ある設定回転数Nにおけ
る生産量Pのデータは、データのばらつきを考慮して、
一つの回転数Nに対して何回かデータを集め、それらの
データを平均化して用いれば、それらのばらつきを吸収
できる。また、同一織り工グループ内の同一織物仕様の
織機群を単位として行われる場合には、ある設定回転数
Nにおける各織機の生産量Pのデータを平均化してもよ
い。
また、実際の制御において、後述の実施例2のよう
に、N−kΔNからN+kΔNまでの(2k+1)点の回
転数Nで織機を稼動させ、各回転数における生産量Pの
値から曲線で回帰分析し、最適な回転数Nを求めるよう
にしてもよい。
制御システムの構成 第2図は、本発明の方法を実行するための群制御シス
テムを示している。ホストコンピュータなどの最適コン
トローラ1は、通信制御部2、通信回線3および各織機
制御部5の通信制御部4を介し、それぞれの織機制御部
5に接続されている。そして、各織機制御部5は、可変
インバータなどの回転数変更部6を介しそれぞれ織機の
原動モータ7に接続されている。このシステムの場合
に、最適コントローラ1は、所定の期間毎に、例えば1
台の織機毎に、または工場内の全ての織機について、あ
るいは同一織り工グループに属する同一織物仕様の織機
群を単位として特定の織機制御部5を指定し、当該織機
のデータを集め、本発明の最適制御を実行していく。
しかし、本発明の最適制御方法は、上記のようなホス
トコンピュータによる群制御の方式にならないで、各織
機制御部5の部分で個別的に実行することもできる。
実施例1 第3図は、同一織り工グループに属する同一織物仕様
の織機台数毎に本発明の織機回転数の最適制御方法を実
行する例を示している。
最適コントローラ1は、所定の期間例えば織り工担当
シフト替えあるいは一定の時間を周期として第3図の制
御を実行する。まず、ある回転数Nのもとで織機を稼動
させ、所定時間Toの経過後に、織機台数Lについての平
均の生産量Pおよび停台レベルSを得てから、所定の品
質レベルを満足しているかどうかを判断するために、停
台レベルSと上限の停台レベルSoとを不等式S≧Soによ
り比較する。この不等式が成立しないとき、まだ所定の
品質レベルを満足していると判断し、織機の回転数N
は、回転数(N+ΔN)に増加するよう変更され、その
変更後の回転数(N+ΔN)について再び所定時間To
経過後に生産量Pおよび停台レベルS′を求め、ここで
も変更後の停台レベルS′と上限の停台レベルSoとを不
等式S′≧Soにより比較する。この不等式が成立しない
とき、まだ品質レベルに余裕があることから、このとき
の生産量Pが増加しているかどうかを判断し、増加して
いるとき、当該織機の現在の運転状態は、パターンIIの
状態であるものと判断できる。
このパターンIIの場合に、再び現在の回転数Nが増加
方向の新たな回転数(N+ΔN)に変更され、生産量P
および停台レベルSが新たに求められ、不等式S≧So
よって停台レベルSと上限の停台レベルSoとの比較を行
い、成立すれば、品質レベルを満足していた変更前の回
転数(N−ΔN)に戻して一連の制御を終えるが、不成
立であれば、生産量Pが増加しているかどうかの判断が
行われ、増加していれば、回転数増加方向の設定のため
に再び前のステップに戻り、逆に減少していれば、生産
量Pの最大値を示した変更前の回転数(N−ΔN)に戻
して一連の制御を終える。
一方、前記不等式S′≧Sが成立したとき、先に回転
数を増加したことによって所定の品質レベルを満足しな
くなったと判断し、停台レベルSを小さくするために、
現在の回転数Nは変更前の回転数(N−ΔN)に戻され
る。また、前記不等式S′≧Sが成立せず、まだ品質レ
ベルを満足していると判断されたときであっても、生産
量Pが増加していないときには、パターンIまたはパタ
ーンIIIであることが分かるため、同様に、現在よりも
生産量が大であった変更前の回転数(N−ΔN)に戻さ
れる。
次のステップで回転数Nは、減少方向に設定され、再
び生産量Pが求められ、それが増加しているかどうかの
判断がなされ、増加しておれば、再び前のステップに戻
り、回転数Nが減少方向に設定されるが、増加していな
いならば、生産量Pの最大値を示した変更前の回転数
(N+ΔN)に戻して一連の制御を終える。
また、前記最初のステップの不等式S≧Soが成立した
とき、所定の品質レベルを満足していないと判断し、停
台レベルSを小さくするために、現在の回転数Nは減少
方向の回転数(N−ΔN)に変更され、次に生産量Pお
よび停台レベルSを得て、再び不等式S≧Soの判断を行
い、この不等式が成立する限り、回転数Nは繰り返し減
少方向に変更される。この不等式が成立しなくなったと
き、前記回転数減少方向の設定のためのステップに移
り、生産量が最大になる回転数を得て一連の制御を終え
る。
このようにして、本発明の最適制御方法は、停台レベ
ルSと上限の停台レベルSoとの大小関係の比較すなわち
品質レベルの比較を制約条件として、生産量Pの増加を
判断しながら、回転数Nを減少方向に、または増加方向
に設定することによって、パターンI、II、IIIに応じ
て、最適な回転数NすなわちパターンIの状態に設定し
ていく。
実施例2 次に、第4図は予め、回転数(N−kΔN)から回転
数(N+kΔN)などの(2k+1)点の回転数で順次稼
動させ、各回転数における生産量Pの値から回転数Nを
変数とした生産量Pの関数を回帰分析して、最適な回転
数Nを求め、織機の回転数を求めた最適な回転数Nに変
更する例である。
最初に、上限の停台レベルSo、回転数N、回転数増分
ΔNおよび変更回数を定める係数kが読み込まれ、i=
−kと設定される。そのあと、新たな回転数Ni=N+i
ΔNで織機を稼動させ、所定の時間Toの経過後に、その
ときの停台レベルSi、および生産量Piを算出して記憶
し、次のステップで品質レベルを判断するための不等式
Si≧Soによる大小比較を行い、それが成立しないとき、
不等式i≧kによる大小比較が行われ、不成立のとき
に、i=i+1の設定の後に、再び前のステップに戻
り、新たな回転数(Ni=N+iΔN)で織機を稼動させ
る。以後、不等式i≧kが成立するまで、同様の制御が
繰り返される。この繰り返し制御の途中で、不等式Si
Soが成立したとき、所定の品質レベルを満足するための
上限の限界回転数を、1つ前に変更した回転数(N+
(i−1)ΔN)とする。このようにして得られた各回
転数に対する生産量Pのデータに基づいて、次のステッ
プで、P=f(N)の回帰曲線を求め、許容回転数の範
囲内で、生産量Pを最大とする回転数Nを求める。この
あと、最適コントローラ1は、織機の回転数を上記回転
数Nに変更し、変更後の回転数Nで織機を稼動させる このようにして、制御プログラムは、最適制御の過程
で、回帰曲線を求め、これから、最適な回転数Nを設定
していく。
以上の各実施例は、制御の過程で停台レベルSと上限
の停台レベルSoとの大小関係の比較すなわち品質レベル
の比較を制約条件としていたが、例えば、産業資材のよ
うに、品質が問題にされない場合には、この制約条件を
省略することができる。
発明の効果 本発明では、最適な織機の回転数の設定過程で、回転
数が実践的に数回変更され、変更結果、現実の生産量の
増減傾向に基づいて、最適な回転数が設定されるため、
停台レベルが未知の関数であるにもかかわらず、生産量
が現実に最大となる回転数が正確に設定されていく。
したがって、従来のように、理論的な最適な回転数
が、現実には、生産量が最大となる回転数に設定されて
いないというような誤った制御がなくなる。このため、
現実に新たな回転数で生産量の増大が実証され、理論的
な結果が現実から離れることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は生産量、稼動率および停台レベルの関係のパタ
ーンを示すグラフ、第2図は制御システムのブロック線
図、第3図および第4図は本発明の最適制御方法のフロ
ーチャート図である。 1……最適コントローラ、2……通信制御部、3……通
信回線、4……通信制御部、5……織機制御部、6……
回転数変更部、7……原動モータ。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】織機の回転数を所定の期間毎に順次変更
    し、その変更後の生産量を求め、求められた生産量の増
    減傾向から生産量が最大となる方向へ回転数を変更する
    ことを特徴とする織機回転数の最適制御方法。
  2. 【請求項2】回転数の増減過程で、品質の限界を設定
    し、この限界値を越えない範囲で回転数を変更すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の織機回転数の
    最適制御方法。
  3. 【請求項3】織機の回転数を所定の期間毎に順次変更
    し、その都度生産量を求め、これらの値から生産量と回
    転数との関係を曲線で回帰分析し、この近似曲線から生
    産量が最大になる回転数を求め、織機の回転数を求めた
    回転数に変更することを特徴とする織機回転数の最適制
    御方法。
  4. 【請求項4】各回転数で品質情報をもそのつど求め、回
    帰分析により得られた近似曲線から予め設定した品質の
    限界を越えることなく、かつ生産量が最大になる回転数
    を求め、織機の回転数を求めた回転数に変更することを
    特徴とする特許請求の範囲第3項記載の織機回転数の最
    適制御方法。
  5. 【請求項5】同一織り工グループ内の同一織物仕様の織
    機群を単位として、回転数を変更することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項または第3項記載の織機回転数の
    最適制御方法。
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JPH02300358A (ja) * 1989-05-12 1990-12-12 Fukuhara Seiki Seisakusho:Kk 丸編機におけるセンサー信号伝達装置
ITMI20070918A1 (it) * 2007-05-07 2007-08-06 Promatech Spa Metodo automatico di controllo della velocita' di lavorazione di un telaio di tessitura al fine di ottimizzare la produttivita'.

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