JP2521924B2 - 織機の集団運転制御方法 - Google Patents
織機の集団運転制御方法Info
- Publication number
- JP2521924B2 JP2521924B2 JP61240764A JP24076486A JP2521924B2 JP 2521924 B2 JP2521924 B2 JP 2521924B2 JP 61240764 A JP61240764 A JP 61240764A JP 24076486 A JP24076486 A JP 24076486A JP 2521924 B2 JP2521924 B2 JP 2521924B2
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- Japan
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- machine
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は多数台の織機の運転を集団で制御する方法に
関するものである。
関するものである。
(従来の技術) 多数台の織機が稼動している場合、織機管理、特にワ
ープビームの消費に伴うワープビーム交換(以下、機替
という)時期が複数台の織機において重なったり、作業
人員の少ない夜間になる等の状況が発生することがあ
る。
ープビームの消費に伴うワープビーム交換(以下、機替
という)時期が複数台の織機において重なったり、作業
人員の少ない夜間になる等の状況が発生することがあ
る。
(発明が解決しようとする問題点) 作業人員が少なく、比較的長時間の機替作業を原則と
して行わない夜間にワープビーム消費時期が重なれば、
このワープビームを消費した織機は翌日まで停止したま
まとなるが、このような状況発生は機台回転高速化によ
る稼動効率向上に相反することになる。又、ワープビー
ム交換時期が複数台の織機において重なることによる織
機の遊び状態を回避するには相応の作業人員を用意して
おく必要があり、作業効率の低下が避けられない。
して行わない夜間にワープビーム消費時期が重なれば、
このワープビームを消費した織機は翌日まで停止したま
まとなるが、このような状況発生は機台回転高速化によ
る稼動効率向上に相反することになる。又、ワープビー
ム交換時期が複数台の織機において重なることによる織
機の遊び状態を回避するには相応の作業人員を用意して
おく必要があり、作業効率の低下が避けられない。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) そこで本発明では、回転数制御手段を備えた多数台の
織機のワープビーム消費量及びこの消費をした時期の機
台回転数に基づいて各織機のワープビーム消費時期を算
出し、この算出結果及び予め設定された回転数変更条件
に基づいて、少なくともワープビーム消費時期の重なり
を回避すべく、各織機の回転数変更量を算出設定し、こ
の算出設定された各織機の変更回転数を前記回転数制御
手段に指令するようにした。
織機のワープビーム消費量及びこの消費をした時期の機
台回転数に基づいて各織機のワープビーム消費時期を算
出し、この算出結果及び予め設定された回転数変更条件
に基づいて、少なくともワープビーム消費時期の重なり
を回避すべく、各織機の回転数変更量を算出設定し、こ
の算出設定された各織機の変更回転数を前記回転数制御
手段に指令するようにした。
(作用) すなわち、所定台数の織機の機替時期が重なったり、
機替時期が夜間になったりするといった状況を回避する
条件を回転数変更条件として採用することにより、多数
台の織機におけるワープビーム消費量の検出結果がこの
設定された回転数変更条件に当て嵌ると、該当する織機
の回転数が変更される。これにより各織機の機替時期が
稼動効率上昇に至る方向へ適宜修正される。
機替時期が夜間になったりするといった状況を回避する
条件を回転数変更条件として採用することにより、多数
台の織機におけるワープビーム消費量の検出結果がこの
設定された回転数変更条件に当て嵌ると、該当する織機
の回転数が変更される。これにより各織機の機替時期が
稼動効率上昇に至る方向へ適宜修正される。
(実施例) 以下、本発明をジェットルームに具体化した一実施例
を図面に基づいて説明する。
を図面に基づいて説明する。
製織室内に設置された多数台のジェットルーム(番号
1,2,・・・nが割り付けられている)の緯糸測長は巻付
方式の緯糸測長貯留装置(図示略)により行われ、同装
置の糸巻付面を形成するドラム周面と接離する緯糸係止
ピンの係止動作により緯糸の測長貯留及び引き出しが制
御される。緯糸係止ピンは電磁ソレノイド11により駆動
制御され、緯糸測長貯留装置上の貯留緯糸を緯入れする
緯入れ用ノズル(図示略)における噴射タイミングは電
磁バルブ12により開閉制御されるとともに、噴射圧は圧
力調整用電磁レギュレータ13により制御される。これら
電磁ソレノイド11、電磁バルブ12及び電磁レギュレータ
13は緯入れ制御用コンピュータC1からの指令により制御
され、緯入れ制御用コンピュータC1には係止ピン作動タ
イミング、噴射タイミング、噴射圧等の機台回転数に左
右される緯入れ条件が多数入力設定されている。そし
て、緯入れ制御用コンピュータC1は、各ジェットルーム
1,2,・・・nの駆動モータM1,M2,・・・Mnにより回転駆
動される機台の回転角度を検出するロータリエンコーダ
E1,E2,・・・Enからの信号に基づいて機台回転数を算出
し、この算出された機台回転数に適合する緯入れ条件を
前記多数の設定緯入れ条件から選択して各ジェットルー
ム1,2,・・・nに指令する。
1,2,・・・nが割り付けられている)の緯糸測長は巻付
方式の緯糸測長貯留装置(図示略)により行われ、同装
置の糸巻付面を形成するドラム周面と接離する緯糸係止
ピンの係止動作により緯糸の測長貯留及び引き出しが制
御される。緯糸係止ピンは電磁ソレノイド11により駆動
制御され、緯糸測長貯留装置上の貯留緯糸を緯入れする
緯入れ用ノズル(図示略)における噴射タイミングは電
磁バルブ12により開閉制御されるとともに、噴射圧は圧
力調整用電磁レギュレータ13により制御される。これら
電磁ソレノイド11、電磁バルブ12及び電磁レギュレータ
13は緯入れ制御用コンピュータC1からの指令により制御
され、緯入れ制御用コンピュータC1には係止ピン作動タ
イミング、噴射タイミング、噴射圧等の機台回転数に左
右される緯入れ条件が多数入力設定されている。そし
て、緯入れ制御用コンピュータC1は、各ジェットルーム
1,2,・・・nの駆動モータM1,M2,・・・Mnにより回転駆
動される機台の回転角度を検出するロータリエンコーダ
E1,E2,・・・Enからの信号に基づいて機台回転数を算出
し、この算出された機台回転数に適合する緯入れ条件を
前記多数の設定緯入れ条件から選択して各ジェットルー
ム1,2,・・・nに指令する。
各ジェットルーム1,2,・・・nの駆動モータM1,M2・
・・Mnにはいずれも回転数制御用インバータI1,I2,・・
・Inが接続されており、各インバータI1,I2,・・・Inは
機台回転制御用コンピュータC2からの指令により作動制
御される。各ジェットルーム1,2,・・・nにはワープビ
ーム径検出器R1,R2,・・・Rnが設置されており、ワープ
ビーム径検出器R1,R2,・・・Rnから出力される信号は機
台回転制御用コンピュータC2に入力される。機台回転制
御用コンピュータC2はこの入力信号に基づいてワープビ
ーム消費量を算出し、この消費量が設定された量rにな
ると該当するジェットルーム番号を表示装置14に表示す
るとともに表示装置14内の警報器(図示略)に警報指令
を送る。又、機台回転数制御用コンピュータC2はロータ
リエンコーダE1,E2,・・・Enからの入力信号に基づいて
各ジェットルーム1,2,・・・nの機台回転数を算出し、
この算出結果と前記算出ワープビーム消費量とに基づい
て各ジェットルーム1,2,・・・nにおけるワープビーム
消費時期を算出する。
・・Mnにはいずれも回転数制御用インバータI1,I2,・・
・Inが接続されており、各インバータI1,I2,・・・Inは
機台回転制御用コンピュータC2からの指令により作動制
御される。各ジェットルーム1,2,・・・nにはワープビ
ーム径検出器R1,R2,・・・Rnが設置されており、ワープ
ビーム径検出器R1,R2,・・・Rnから出力される信号は機
台回転制御用コンピュータC2に入力される。機台回転制
御用コンピュータC2はこの入力信号に基づいてワープビ
ーム消費量を算出し、この消費量が設定された量rにな
ると該当するジェットルーム番号を表示装置14に表示す
るとともに表示装置14内の警報器(図示略)に警報指令
を送る。又、機台回転数制御用コンピュータC2はロータ
リエンコーダE1,E2,・・・Enからの入力信号に基づいて
各ジェットルーム1,2,・・・nの機台回転数を算出し、
この算出結果と前記算出ワープビーム消費量とに基づい
て各ジェットルーム1,2,・・・nにおけるワープビーム
消費時期を算出する。
機台回転数制御用コンピュータC2には機台回転数変更
条件が予め入力設定されており、機台回転制御用コンピ
ュータC2は各ジェットルーム1,2,・・・nのロータリエ
ンコーダE1,E2,・・・En及びワープビーム径検出器R1,R
2,・・・Rnからの入力信号と前記設定変更条件とに基づ
いて各インバータI1,I2,・・・Inに回転数変更指令を送
り得るようになっている。すなわち、前記警報器の警報
に応じて該当するジェットルーム番号を変更指令操作装
置15により機台回転制御用コンピュータC2に入力する
と、機台回転制御用コンピュータC2は当該ジェットルー
ムのワープビーム消費時期が前記設定変更条件に抵触す
るか否かを判断する。そして、抵触する場合にはこの設
定変更条件に応じた機台回転数変更量を算出するととも
に、変更機台回転数を当該ジェットルームのインバータ
に指令し、抵触しない場合には初期機台回転数維持を指
令する。
条件が予め入力設定されており、機台回転制御用コンピ
ュータC2は各ジェットルーム1,2,・・・nのロータリエ
ンコーダE1,E2,・・・En及びワープビーム径検出器R1,R
2,・・・Rnからの入力信号と前記設定変更条件とに基づ
いて各インバータI1,I2,・・・Inに回転数変更指令を送
り得るようになっている。すなわち、前記警報器の警報
に応じて該当するジェットルーム番号を変更指令操作装
置15により機台回転制御用コンピュータC2に入力する
と、機台回転制御用コンピュータC2は当該ジェットルー
ムのワープビーム消費時期が前記設定変更条件に抵触す
るか否かを判断する。そして、抵触する場合にはこの設
定変更条件に応じた機台回転数変更量を算出するととも
に、変更機台回転数を当該ジェットルームのインバータ
に指令し、抵触しない場合には初期機台回転数維持を指
令する。
機替作業から次回の機替作業までの工程は第3図のフ
ローチャートに従って遂行されるようになっており、こ
のフローチャート及び第2図のタイムチャートに基づい
て集団運転制御方法を以下に説明する。なお、第2図中
A,B,Cは1日を3等分した時間帯を表し、Cは夜間を表
す。
ローチャートに従って遂行されるようになっており、こ
のフローチャート及び第2図のタイムチャートに基づい
て集団運転制御方法を以下に説明する。なお、第2図中
A,B,Cは1日を3等分した時間帯を表し、Cは夜間を表
す。
この実施例では初期機台回転数550rpm、初期ワープビ
ーム径800mm、初期機台回転数550rpmの条件下でワープ
ビーム消費日数12日、前記所定ワープビーム消費量rを
日数表示9日として想定しており、織機台数は20台であ
る。第2図に示すようにジェットルーム8が図中第1日
目にワープビームを前記設定消費量rだけ消費すると、
機台回転制御用コンピュータC2は警報指令とともに、当
該ジェットルーム8の割り付け番号表示を指令する。こ
れに応じて変更指令操作装置15により当該ジェットルー
ム8の割り付け番号8を入力すると、機台回転制御用コ
ンピュータC2はジェットルーム8におけるワープビーム
消費時期と残りのジェットルームにおけるワープビーム
表示時期とを比較する。第2図に示すようにジェットル
ーム8におけるワープビーム消費時期は第4日の時間帯
Aであり、他の織機におけるワープビーム消費時期との
重なりは生じない。そこで、機台回転制御用コンピュー
タC2はジェトルーム8におけるワープビーム消費時期が
前記設定変更条件に抵触しないものと判断し、ジェット
ルーム8のインバータI8に初期機台回転数維持を指令す
る。これによりジェットルーム8は径糸切断、緯入れミ
ス等の機台停止原因発生がない限りワープビームを第4
日の時間帯Aに消費し、この時点で機替が行われる。
ーム径800mm、初期機台回転数550rpmの条件下でワープ
ビーム消費日数12日、前記所定ワープビーム消費量rを
日数表示9日として想定しており、織機台数は20台であ
る。第2図に示すようにジェットルーム8が図中第1日
目にワープビームを前記設定消費量rだけ消費すると、
機台回転制御用コンピュータC2は警報指令とともに、当
該ジェットルーム8の割り付け番号表示を指令する。こ
れに応じて変更指令操作装置15により当該ジェットルー
ム8の割り付け番号8を入力すると、機台回転制御用コ
ンピュータC2はジェットルーム8におけるワープビーム
消費時期と残りのジェットルームにおけるワープビーム
表示時期とを比較する。第2図に示すようにジェットル
ーム8におけるワープビーム消費時期は第4日の時間帯
Aであり、他の織機におけるワープビーム消費時期との
重なりは生じない。そこで、機台回転制御用コンピュー
タC2はジェトルーム8におけるワープビーム消費時期が
前記設定変更条件に抵触しないものと判断し、ジェット
ルーム8のインバータI8に初期機台回転数維持を指令す
る。これによりジェットルーム8は径糸切断、緯入れミ
ス等の機台停止原因発生がない限りワープビームを第4
日の時間帯Aに消費し、この時点で機替が行われる。
続いて、ジェットルーム15は図中第1日目にワープビ
ームを前記設定消費量rだけ消費し、機台回転制御用コ
ンピュータC2は警報指令とともに、ジェットルーム15の
割り付け番号表示を指令する。これに応じて前記と同様
の番号入力を行なうと、機台回転制御用コンピュータC2
はジェットルーム15におけるワープビーム消費時期と残
りのジェットルームにおけるワープビーム消費時期とを
比較する。ジェットルーム15におけるワープビーム消費
時期は第4日の時間帯Cの直前であり、機替作業時が夜
間となる。そこで、機台回転制御用コンピュータC2は夜
間機替時期回避という設定変更条件に抵触するものと判
断し、ジェットルーム15のインバータI15に所定の機台
回転数増加を指令する。これによりジェットルーム15の
ワープビーム消費時期は所定時間だけ早められ、ジェッ
トルーム15の機替が時間帯Bにて可能となる。この機台
回転数変更はロータリエンコーダE15により検出されて
緯入れ制御用コンピュータC1に伝達され、この機台回転
数変更に応じた緯入れ条件が選択設定されるとともに、
ジェットルーム15に指令される。
ームを前記設定消費量rだけ消費し、機台回転制御用コ
ンピュータC2は警報指令とともに、ジェットルーム15の
割り付け番号表示を指令する。これに応じて前記と同様
の番号入力を行なうと、機台回転制御用コンピュータC2
はジェットルーム15におけるワープビーム消費時期と残
りのジェットルームにおけるワープビーム消費時期とを
比較する。ジェットルーム15におけるワープビーム消費
時期は第4日の時間帯Cの直前であり、機替作業時が夜
間となる。そこで、機台回転制御用コンピュータC2は夜
間機替時期回避という設定変更条件に抵触するものと判
断し、ジェットルーム15のインバータI15に所定の機台
回転数増加を指令する。これによりジェットルーム15の
ワープビーム消費時期は所定時間だけ早められ、ジェッ
トルーム15の機替が時間帯Bにて可能となる。この機台
回転数変更はロータリエンコーダE15により検出されて
緯入れ制御用コンピュータC1に伝達され、この機台回転
数変更に応じた緯入れ条件が選択設定されるとともに、
ジェットルーム15に指令される。
ジェットルーム14における算出ワープビーム消費時期
は第5日の時間帯Cであるが、ジェットルーム7の算出
ワープビーム消費時期が第5日の時間帯Bであることか
ら、機台回転制御用コンピュータC2は機替時期重なり回
避という設定変更条件との抵触を把握し、ジェットルー
ム14における機替時期が第6日の時間帯Aとなるように
インバータI14に減速指令を送る。
は第5日の時間帯Cであるが、ジェットルーム7の算出
ワープビーム消費時期が第5日の時間帯Bであることか
ら、機台回転制御用コンピュータC2は機替時期重なり回
避という設定変更条件との抵触を把握し、ジェットルー
ム14における機替時期が第6日の時間帯Aとなるように
インバータI14に減速指令を送る。
ジェットルーム1,13,18の算出ワープビーム消費時期
は重なっており、機台回転制御用コンピュータC2はワー
プビーム消費時期重なり回避という設定変更条件に抵触
すると把握する。そこで、ジェットルーム1には増速回
転指令、ジェットルーム18には減速回転指令、ジェット
ルーム13には初期機台回転数維持指令という割り付け番
号順の機台回転数変更調整が行われる。
は重なっており、機台回転制御用コンピュータC2はワー
プビーム消費時期重なり回避という設定変更条件に抵触
すると把握する。そこで、ジェットルーム1には増速回
転指令、ジェットルーム18には減速回転指令、ジェット
ルーム13には初期機台回転数維持指令という割り付け番
号順の機台回転数変更調整が行われる。
ジェットルーム2ではワープビーム消費時期重なり回
避、ジェットルーム3では夜間機替作業回避といった設
定変更条件との抵触により回転数変更が行われる。
避、ジェットルーム3では夜間機替作業回避といった設
定変更条件との抵触により回転数変更が行われる。
このように、多数台の織機の回転数制御を集団制御す
ることにより、機替時期の重なり、ワープビーム消費時
期が夜間になる等の機台稼動効率低下に至るような織機
の運転状況を適宜調整変更することができ、機台稼動効
率の向上を図ることができる。このような機台稼動効率
向上は織機台数が多いほど、かつ機台回転が高速ほど有
利である。
ることにより、機替時期の重なり、ワープビーム消費時
期が夜間になる等の機台稼動効率低下に至るような織機
の運転状況を適宜調整変更することができ、機台稼動効
率の向上を図ることができる。このような機台稼動効率
向上は織機台数が多いほど、かつ機台回転が高速ほど有
利である。
本発明はもちろん前記実施例にのみ限定されるもので
はなく、例えば前記実施例における変更指令操作装置15
を省略して機台回転制御用コンピュータで機台回転数自
動制御を行なうようにしたり、多数台の織機を2台ある
いは3台といった複数台の群に分割し、群単位の機台回
転制御を行なうようにすることも可能である。あるいは
ロータリエンコーダを用いた実際の機台回転数検出の代
わりに、設定された初期機台回転数をもとにワープビー
ム消費時期を算出するようにしたり、ワープビーム消費
量を機台回転量から割り出したりしてもよい。
はなく、例えば前記実施例における変更指令操作装置15
を省略して機台回転制御用コンピュータで機台回転数自
動制御を行なうようにしたり、多数台の織機を2台ある
いは3台といった複数台の群に分割し、群単位の機台回
転制御を行なうようにすることも可能である。あるいは
ロータリエンコーダを用いた実際の機台回転数検出の代
わりに、設定された初期機台回転数をもとにワープビー
ム消費時期を算出するようにしたり、ワープビーム消費
量を機台回転量から割り出したりしてもよい。
発明の効果 以上詳述したように本発明では、織機のワープビーム
消費量及びこの消費をした時期の機台回転数に基づいて
各織機のワープビーム消費時期を算出し、この算出結果
及び予め設定された機台回転数変更条件に基づいて、少
なくともワープビーム消費時期の重なりを回避すべく、
各織機の回転数変更量を算出設定するようにしたので、
機台稼動効率を大幅に高め得るという優れた効果を奏す
る。
消費量及びこの消費をした時期の機台回転数に基づいて
各織機のワープビーム消費時期を算出し、この算出結果
及び予め設定された機台回転数変更条件に基づいて、少
なくともワープビーム消費時期の重なりを回避すべく、
各織機の回転数変更量を算出設定するようにしたので、
機台稼動効率を大幅に高め得るという優れた効果を奏す
る。
図面は本発明を具体化した一実施例を示し、第1図はブ
ロック図、第2図はタイムチャート、第3図はフローチ
ャートである。 ジェットルーム1,2,・・・n、回転数制御手段としての
インバータI1,I2,・・・In、機台回転制御用コンピュー
タC2。
ロック図、第2図はタイムチャート、第3図はフローチ
ャートである。 ジェットルーム1,2,・・・n、回転数制御手段としての
インバータI1,I2,・・・In、機台回転制御用コンピュー
タC2。
Claims (1)
- 【請求項1】回転数制御手段を備えた多数台の織機のワ
ープビーム消費量及びこの消費をした時期の機台回転数
に基づいて各織機のワープビーム消費時期を算出し、こ
の算出結果及び予め設定された機台回転数変更条件に基
づいて、少なくとも前記ワープビーム消費時期の重なり
を回避すべく、各織機の回転数変更量を算出設定し、こ
の算出設定された各織機の変更回転数を前記回転数制御
手段に指令する織機の集団運転制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61240764A JP2521924B2 (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 | 織機の集団運転制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61240764A JP2521924B2 (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 | 織機の集団運転制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6399352A JPS6399352A (ja) | 1988-04-30 |
JP2521924B2 true JP2521924B2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=17064362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61240764A Expired - Lifetime JP2521924B2 (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 | 織機の集団運転制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2521924B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2583142Y2 (ja) * | 1990-03-14 | 1998-10-15 | 日産テクシス 株式会社 | 織機の布降ろし時期制御装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0684581B2 (ja) * | 1986-01-24 | 1994-10-26 | 日産テクシス株式会社 | 織機の停台時期制御方法 |
-
1986
- 1986-10-09 JP JP61240764A patent/JP2521924B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6399352A (ja) | 1988-04-30 |
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