JP2826468B2 - 回線切替え装置 - Google Patents
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は回線切替装置に関し、特
にＣＣＩＴＴ，Ｇ．７０３勧告に準拠した１３９．２６
４Ｍｂｉｔ／ｓｅｃＣＭＩ信号または１５５．５２Ｍｂ
ｉｔ／ｓｅｃＣＭＩ信号を伝送する伝送装置に用いられ
る（１＋ｎ）スイッチャとしての回線切替え装置に関す
るものである。
にＣＣＩＴＴ，Ｇ．７０３勧告に準拠した１３９．２６
４Ｍｂｉｔ／ｓｅｃＣＭＩ信号または１５５．５２Ｍｂ
ｉｔ／ｓｅｃＣＭＩ信号を伝送する伝送装置に用いられ
る（１＋ｎ）スイッチャとしての回線切替え装置に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の（１＋ｎ）スイッチャの
概略構成を図３に示す。図において、ｎ個の現用インタ
ーフェイス回路２１〜２ｎは、ｎ対の現用回線（入出力
信号回線）ｅ１とｆ１，ｅ２とｆ２，……，ｅｎとｆｎ
に対して夫々対応して設けられている。
概略構成を図３に示す。図において、ｎ個の現用インタ
ーフェイス回路２１〜２ｎは、ｎ対の現用回線（入出力
信号回線）ｅ１とｆ１，ｅ２とｆ２，……，ｅｎとｆｎ
に対して夫々対応して設けられている。
【０００３】これ等ｎ個の現用系に対して１組の予備系
が設けられており、この予備系は１対の予備回線ｅ０と
ｆ０と、予備インターフェイス回路２０とからなってい
る。
が設けられており、この予備系は１対の予備回線ｅ０と
ｆ０と、予備インターフェイス回路２０とからなってい
る。
【０００４】これ等ｎ個の現用系のうち１個に障害が発
生すると、この障害発生した系を予備系に切替えて運用
する必要が生じる。そこで、（１＋ｎ）スイッチャであ
る切替要素部１が設けられている。この切替要素部１は
第１〜第ｎのｎ対の入出力信号ラインａ１とｂ１，ａ２
とｂ２，………，ａｎとｂｎを有し、また第１〜第ｎの
ｎ対の現用入出力ラインｃ１とｄ１，ｃ２とｄ2 ，……
…，ｃｎとｄｎをも有している。これ等第１〜第ｎのｎ
対の現用入出力ラインは対応する現用系インターフェイ
ス回路２１〜２ｎへ夫々接続されている。
生すると、この障害発生した系を予備系に切替えて運用
する必要が生じる。そこで、（１＋ｎ）スイッチャであ
る切替要素部１が設けられている。この切替要素部１は
第１〜第ｎのｎ対の入出力信号ラインａ１とｂ１，ａ２
とｂ２，………，ａｎとｂｎを有し、また第１〜第ｎの
ｎ対の現用入出力ラインｃ１とｄ１，ｃ２とｄ2 ，……
…，ｃｎとｄｎをも有している。これ等第１〜第ｎのｎ
対の現用入出力ラインは対応する現用系インターフェイ
ス回路２１〜２ｎへ夫々接続されている。
【０００５】切替要素部１は更に１対の予備入出力ライ
ンｃ０とｄ０を有しており、この１対の予備入出力ライ
ンｃ０とｄ０が予備インターフェイス回路２０に接続さ
れている。
ンｃ０とｄ０を有しており、この１対の予備入出力ライ
ンｃ０とｄ０が予備インターフェイス回路２０に接続さ
れている。
【０００６】かかる構成において、通常時には、切替要
素部１は、図中の点線で示す如く、第１〜第ｎのｎ対の
入出力信号ラインを第１〜第ｎのｎ対の現用入出力ライ
ンへ夫々対応して接続する様に動作している。
素部１は、図中の点線で示す如く、第１〜第ｎのｎ対の
入出力信号ラインを第１〜第ｎのｎ対の現用入出力ライ
ンへ夫々対応して接続する様に動作している。
【０００７】ここで、例えば、２番目の現用系（現用系
回線ｅ２，ｆ２かまたは現用インターフェイス回路２２
のいずれか）に障害が発生したとすると、外部からの制
御指令に基づいて、切替要素部１は２番目の入出力信号
ラインａ２とｂ２とを２番目の現用入出力ラインｃ２と
ｄ２とから切離して予備入出力ラインｃ０とｄ０とに接
続する様動作するのである。
回線ｅ２，ｆ２かまたは現用インターフェイス回路２２
のいずれか）に障害が発生したとすると、外部からの制
御指令に基づいて、切替要素部１は２番目の入出力信号
ラインａ２とｂ２とを２番目の現用入出力ラインｃ２と
ｄ２とから切離して予備入出力ラインｃ０とｄ０とに接
続する様動作するのである。
【０００８】この図３に示す（１＋ｎ）スイッチャの切
替要素部１は単一のモジュールとして組立てられるのが
一般的であるために、その中の１個の切替え素子（スイ
ッチ、リレー等）に故障が生ずると、切替要素部１を新
たな切替要素部と取替える必要があり、残余のｎ個の切
替え素子（スイッチ、リレー等）は正常であるにもかか
わらず、廃棄処分となり経済的に得策ではない。
替要素部１は単一のモジュールとして組立てられるのが
一般的であるために、その中の１個の切替え素子（スイ
ッチ、リレー等）に故障が生ずると、切替要素部１を新
たな切替要素部と取替える必要があり、残余のｎ個の切
替え素子（スイッチ、リレー等）は正常であるにもかか
わらず、廃棄処分となり経済的に得策ではない。
【０００９】そこで、特開昭６２−１３５０２１号公
報、特開昭６２−２１６４３０号公報、特開平１−１４
９５３０号公報等には、ｎ個の現用系に対して夫々独立
にｎ個の切替え素子を配置して、保守運用を容易とした
例が開示されている。
報、特開昭６２−２１６４３０号公報、特開平１−１４
９５３０号公報等には、ｎ個の現用系に対して夫々独立
にｎ個の切替え素子を配置して、保守運用を容易とした
例が開示されている。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】上述した（１＋ｎ）ス
イッチャにおいては、各現用回線と対応切替え素子との
間の入出力信号の整合については全く考慮されていない
ために、切替え素子であるスイッチやリレーが入出力の
信号ラインに夫々挿入されることによる入出力信号損
失、インピーダンス変動等が発生して、入出力信号の伝
送効率が低下するという問題がある。
イッチャにおいては、各現用回線と対応切替え素子との
間の入出力信号の整合については全く考慮されていない
ために、切替え素子であるスイッチやリレーが入出力の
信号ラインに夫々挿入されることによる入出力信号損
失、インピーダンス変動等が発生して、入出力信号の伝
送効率が低下するという問題がある。
【００１１】本発明の目的は、保守運用を容易としかつ
入出力信号の伝送効率の低下を抑止可能とした回線切替
え装置を提供することである。
入出力信号の伝送効率の低下を抑止可能とした回線切替
え装置を提供することである。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ｎ組
（ｎは実用的には４あるいは８程度の数）の現用回線の
うち任意の１組の現用回線に障害が生じた時予備回線へ
切替えるようにした回線切替え装置であって、前記ｎ組
の現用回線に夫々対応して設けられたｎ個の切替え手段
を有し、前記切替え手段の各々は、一対の入出力信号ラ
インと、対応現用回線に接続された一対の現用系入出力
ラインと、前記予備回線に接続された一対の予備系入出
力ラインと、前記一対の入出力信号ラインと前記一対の
現用系入出力ラインとの間の入出力信号の整合をなす入
出力整合手段と、前記入出力整合手段と前記一対の現用
系入出力ラインとの間に設けられ前記入出力整合手段に
対する入出力信号を前記一対の現用系入出力ラインへ接
続するか前記予備系入出力ラインへ接続するかを切替え
るスイッチ手段とを含むことを特徴とする回線切替え装
置が得られる。
（ｎは実用的には４あるいは８程度の数）の現用回線の
うち任意の１組の現用回線に障害が生じた時予備回線へ
切替えるようにした回線切替え装置であって、前記ｎ組
の現用回線に夫々対応して設けられたｎ個の切替え手段
を有し、前記切替え手段の各々は、一対の入出力信号ラ
インと、対応現用回線に接続された一対の現用系入出力
ラインと、前記予備回線に接続された一対の予備系入出
力ラインと、前記一対の入出力信号ラインと前記一対の
現用系入出力ラインとの間の入出力信号の整合をなす入
出力整合手段と、前記入出力整合手段と前記一対の現用
系入出力ラインとの間に設けられ前記入出力整合手段に
対する入出力信号を前記一対の現用系入出力ラインへ接
続するか前記予備系入出力ラインへ接続するかを切替え
るスイッチ手段とを含むことを特徴とする回線切替え装
置が得られる。
【００１３】本発明によれば、更にｎ組の現用回線及び
前記現用回線に夫々対応して設けられたｎ個の現用イン
ターフェイス回路とを有するｎ組の現用系と、１組の予
備回線及びこの予備回線に対応して設けられた１個の予
備インターフェイス回路とを有する１組の予備系と、前
記ｎ組の現用系のうち任意の１組の現用系に障害が生じ
た時前記予備系へ切替える切替え回路とを含む回線切替
えシステムであって、前記切替え回路は前記ｎ組の現用
系に夫々対応して設けられたｎ個の切替え手段を有し、
前記切替え手段の各々は、一対の入出力信号ラインと、
対応現用系の現用インターフェイス回路に接続された一
対の現用系入出力ラインと、前記予備インターフェイス
回路に接続された一対の予備系入出力ラインと、前記一
対の入出力信号ラインと前記一対の現用系入出力ライン
との間の入出力信号の整合をなす入出力整合手段と、前
記入出力整合手段と前記一対の現用系入出力ラインとの
間に設けられ前記入出力整合手段に対する入出力信号を
前記一対の現用系入出力ラインへ接続するか前記予備系
入出力ラインへ接続するかを切替えるスイッチ手段とを
含むことを特徴とする回線切替えシステムが得られる。
前記現用回線に夫々対応して設けられたｎ個の現用イン
ターフェイス回路とを有するｎ組の現用系と、１組の予
備回線及びこの予備回線に対応して設けられた１個の予
備インターフェイス回路とを有する１組の予備系と、前
記ｎ組の現用系のうち任意の１組の現用系に障害が生じ
た時前記予備系へ切替える切替え回路とを含む回線切替
えシステムであって、前記切替え回路は前記ｎ組の現用
系に夫々対応して設けられたｎ個の切替え手段を有し、
前記切替え手段の各々は、一対の入出力信号ラインと、
対応現用系の現用インターフェイス回路に接続された一
対の現用系入出力ラインと、前記予備インターフェイス
回路に接続された一対の予備系入出力ラインと、前記一
対の入出力信号ラインと前記一対の現用系入出力ライン
との間の入出力信号の整合をなす入出力整合手段と、前
記入出力整合手段と前記一対の現用系入出力ラインとの
間に設けられ前記入出力整合手段に対する入出力信号を
前記一対の現用系入出力ラインへ接続するか前記予備系
入出力ラインへ接続するかを切替えるスイッチ手段とを
含むことを特徴とする回線切替えシステムが得られる。
【００１４】
【作用】ｎ組の現用系に夫々対応して切替え手段を設け
る構造とし、各切替え手段内に入出力整合用の回路を付
加して、各切替え手段の入出力信号ラインと現用入出力
ラインとの間の信号整合をなす様にして、信号伝送効率
を低下させないようにすると共に、ｎ組現用系の各々に
独立して切替え手段を設けることで保守運用を容易とし
ている。
る構造とし、各切替え手段内に入出力整合用の回路を付
加して、各切替え手段の入出力信号ラインと現用入出力
ラインとの間の信号整合をなす様にして、信号伝送効率
を低下させないようにすると共に、ｎ組現用系の各々に
独立して切替え手段を設けることで保守運用を容易とし
ている。
【００１５】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
つつ詳述する。
つつ詳述する。
【００１６】図１は本発明の実施例における切替要素の
具体例回路図である。この回路はｎ組の現用系に夫々対
応して１個設けられるものである。
具体例回路図である。この回路はｎ組の現用系に夫々対
応して１個設けられるものである。
【００１７】入力信号ラインａからの入力信号は、入力
整合回路１００へ入力される。この入力整合回路１００
は、抵抗Ｒ１〜Ｒ３よりなる減衰器と、コンデンサＣ
１，スイッチＳＷ１及び抵抗Ｒ４よりなる接地処理回路
と、トランスＴ１及びコンデンサＣ２よりなる不整合減
衰量整合回路と、トランスＴ２よりなる直流遮断回路
と、抵抗Ｒ５よりなる終端素子とを有している。
整合回路１００へ入力される。この入力整合回路１００
は、抵抗Ｒ１〜Ｒ３よりなる減衰器と、コンデンサＣ
１，スイッチＳＷ１及び抵抗Ｒ４よりなる接地処理回路
と、トランスＴ１及びコンデンサＣ２よりなる不整合減
衰量整合回路と、トランスＴ２よりなる直流遮断回路
と、抵抗Ｒ５よりなる終端素子とを有している。
【００１８】減衰器は入力信号の反射を軽減するもので
あり、接地処理回路は入力信号ラインａの外部導体（接
地用導体）の接地若しくは開放をスイッチＳＷ１により
選択可能とするものであり、ノイズ状態に応じてスイッ
チＳＷ１のオンオフがなされる。
あり、接地処理回路は入力信号ラインａの外部導体（接
地用導体）の接地若しくは開放をスイッチＳＷ１により
選択可能とするものであり、ノイズ状態に応じてスイッ
チＳＷ１のオンオフがなされる。
【００１９】不整合減衰量整合回路は入力信号の不整合
減衰量を整合するためのものであり、直流遮断回路は入
力信号の直流成分をカットするものであり、終端抵抗は
入力信号の終端を行う。
減衰量を整合するためのものであり、直流遮断回路は入
力信号の直流成分をカットするものであり、終端抵抗は
入力信号の終端を行う。
【００２０】終端後の入力信号はリレーＲＬ１，ＲＬ２
よりなるスイッチ回路へ入力され、通常は図示の如くリ
レーＲＬ１を介して現用系出力ラインｃへ導出される。
また、入力側の予備系入力ラインｇと予備系出力ライン
ｈとが設けられており、通常は図示の如くリレーＲＬ２
により両入出力ラインｇ，ｈはバイパス（短絡）状態に
ある。
よりなるスイッチ回路へ入力され、通常は図示の如くリ
レーＲＬ１を介して現用系出力ラインｃへ導出される。
また、入力側の予備系入力ラインｇと予備系出力ライン
ｈとが設けられており、通常は図示の如くリレーＲＬ２
により両入出力ラインｇ，ｈはバイパス（短絡）状態に
ある。
【００２１】出力信号ラインｂ側の出力整合回路１０１
においては、減衰器は抵抗Ｒ６〜Ｒ８により構成され、
不整合減衰器整合回路はトランスＴ３、コンデンサＣ３
により構成され、直流遮断回路はトランスＴ４により構
成されている。尚、この出力信号ラインｂの外部導体は
抵抗Ｒ９により接地されている。
においては、減衰器は抵抗Ｒ６〜Ｒ８により構成され、
不整合減衰器整合回路はトランスＴ３、コンデンサＣ３
により構成され、直流遮断回路はトランスＴ４により構
成されている。尚、この出力信号ラインｂの外部導体は
抵抗Ｒ９により接地されている。
【００２２】現用系入力ラインｄは通常はスイッチ回路
のリレーＲＬ３を介して出力整合回路１０１を介して出
力信号ラインｂへ導出されている。また出力側の予備系
入力ラインｉと予備系出力ラインｊとが設けられてお
り、通常は図示の如くリレーＲＬ４により両入出力ライ
ンｉ，ｊはバイパス（短絡）されている。
のリレーＲＬ３を介して出力整合回路１０１を介して出
力信号ラインｂへ導出されている。また出力側の予備系
入力ラインｉと予備系出力ラインｊとが設けられてお
り、通常は図示の如くリレーＲＬ４により両入出力ライ
ンｉ，ｊはバイパス（短絡）されている。
【００２３】スイッチ回路の各リレーＲＬ１〜ＲＬ４は
外部からの切替制御入力ｋに基づいてリレーコイルが励
起されて図示とは逆の状態にスイッチングされることに
なる。その結果、入力信号ラインａの入力信号はリレー
ＲＬ１，ＲＬ２を介して入力側予備系出力ラインｈへ導
出され、出力側予備ラインｉからの入力信号はリレーＲ
Ｌ３，ＲＬ４を介して出力信号ラインｂへ導出されるこ
とになる。
外部からの切替制御入力ｋに基づいてリレーコイルが励
起されて図示とは逆の状態にスイッチングされることに
なる。その結果、入力信号ラインａの入力信号はリレー
ＲＬ１，ＲＬ２を介して入力側予備系出力ラインｈへ導
出され、出力側予備ラインｉからの入力信号はリレーＲ
Ｌ３，ＲＬ４を介して出力信号ラインｂへ導出されるこ
とになる。
【００２４】図２は図１の切替え要素を用いて（１＋
ｎ）スイッチャシステムを構成した本発明の実施例のブ
ロック図であり、図３と同等部分は同一符号により示し
ている。
ｎ）スイッチャシステムを構成した本発明の実施例のブ
ロック図であり、図３と同等部分は同一符号により示し
ている。
【００２５】ｎ対の現用回線ｅ１とｆ１，ｅ２とｆ２，
………，ｅｎとｆｎ及びｎ個の現用インターフェイス回
路２１〜２ｎからなるｎ組の現用系の各々に対応してｎ
個の切替え要素１１〜１ｎが設けられており、これ等切
替え要素の各々は図１に示した構成となっている。
………，ｅｎとｆｎ及びｎ個の現用インターフェイス回
路２１〜２ｎからなるｎ組の現用系の各々に対応してｎ
個の切替え要素１１〜１ｎが設けられており、これ等切
替え要素の各々は図１に示した構成となっている。
【００２６】予備系は１組設けられており、１対の予備
回線ｅ０，ｆ０と１個の予備インターフェイス回路２０
とからなっている。
回線ｅ０，ｆ０と１個の予備インターフェイス回路２０
とからなっている。
【００２７】通常時は、切替え要素１１の一対の入出力
信号ラインａ１，ｂ１は一対の現用入出力ラインｃ、ｄ
へ導出されて現用インターフェイス回路２１の入出力ラ
インｃ１，ｄ１に接続される。他の切替え要素１２〜１
ｎについても同様である。
信号ラインａ１，ｂ１は一対の現用入出力ラインｃ、ｄ
へ導出されて現用インターフェイス回路２１の入出力ラ
インｃ１，ｄ１に接続される。他の切替え要素１２〜１
ｎについても同様である。
【００２８】予備インターフェイス回路２０の一対の入
出力ラインｃ０，ｄ０は第１の切替え要素１１の入力側
予備系出力ラインｈと出力側予備系入力ラインｉとに夫
々接続され、第１の切替え要素１１の入力側予備系入力
ラインｇと出力側予備系出力ラインｊとは、第２の切替
え要素の入力側予備系出力ラインｈと出力側予備系入力
ラインｉとに夫々接続され、以下第ｎの切替要素１ｎま
で縦続に接続されている。そして、第ｎの切替要素１ｎ
の入力側予備系入力ラインｇは出力側予備系出力ライン
ｊに接続されている。
出力ラインｃ０，ｄ０は第１の切替え要素１１の入力側
予備系出力ラインｈと出力側予備系入力ラインｉとに夫
々接続され、第１の切替え要素１１の入力側予備系入力
ラインｇと出力側予備系出力ラインｊとは、第２の切替
え要素の入力側予備系出力ラインｈと出力側予備系入力
ラインｉとに夫々接続され、以下第ｎの切替要素１ｎま
で縦続に接続されている。そして、第ｎの切替要素１ｎ
の入力側予備系入力ラインｇは出力側予備系出力ライン
ｊに接続されている。
【００２９】通常時は、各切替要素１１〜１ｎのスイッ
チ回路の各リレーＲＬ１〜ＲＬ４は図１に示した状態に
あるので、第１〜第ｎの入出力信号ラインａ１，ｂ１〜
ａｎ，ｂｎは夫々対応する現用入出力ラインｃ１，ｄ１
〜ｃｎ，ｄｎに接続されて対応現用インターフェイス回
路２１〜２ｎへ夫々接続される。
チ回路の各リレーＲＬ１〜ＲＬ４は図１に示した状態に
あるので、第１〜第ｎの入出力信号ラインａ１，ｂ１〜
ａｎ，ｂｎは夫々対応する現用入出力ラインｃ１，ｄ１
〜ｃｎ，ｄｎに接続されて対応現用インターフェイス回
路２１〜２ｎへ夫々接続される。
【００３０】予備インターフェイス回路２０の出力ライ
ンｄ０は第１の切替え要素１１から第ｎの切替え要素１
ｎまで縦続に接続されたバイパス経路を経て予備インタ
ーフェイス回路２０の入力ラインｃ０に接続されること
になる。
ンｄ０は第１の切替え要素１１から第ｎの切替え要素１
ｎまで縦続に接続されたバイパス経路を経て予備インタ
ーフェイス回路２０の入力ラインｃ０に接続されること
になる。
【００３１】この状態で、例えば第２の現用系に障害が
発生すると、第２の切替要素１２において切替え制御入
力ｋをイネーブルとすることにより、この第２番目の入
出力信号ラインａ２，ｂ２を入力側予備系出力ライン
ｈ，出力側予備系入力ラインｉに切替えることで、縦続
に接続された経路を経て予備インターフェイス回路２０
へ接続されるのである。
発生すると、第２の切替要素１２において切替え制御入
力ｋをイネーブルとすることにより、この第２番目の入
出力信号ラインａ２，ｂ２を入力側予備系出力ライン
ｈ，出力側予備系入力ラインｉに切替えることで、縦続
に接続された経路を経て予備インターフェイス回路２０
へ接続されるのである。
【００３２】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、複数
の現用系に対応して夫々に独立に切替え要素を設けて、
各切替え要素の故障や現用系の追加に対して柔軟に対処
できるようにすると共に、各切替え要素において、入出
力信号に対する信号整合回路や減衰回路等を付加してい
るので、リレー等のスイッチ素子を入出力信号ラインに
挿入することによる反射や伝送損失を切替え素子自身で
抑止できるという効果がある。従って、インターフェイ
ス回路に入出力信号整合回路等を付加する必要がなくな
る。
の現用系に対応して夫々に独立に切替え要素を設けて、
各切替え要素の故障や現用系の追加に対して柔軟に対処
できるようにすると共に、各切替え要素において、入出
力信号に対する信号整合回路や減衰回路等を付加してい
るので、リレー等のスイッチ素子を入出力信号ラインに
挿入することによる反射や伝送損失を切替え素子自身で
抑止できるという効果がある。従って、インターフェイ
ス回路に入出力信号整合回路等を付加する必要がなくな
る。
【図１】本発明の実施例の切替え要素の回路図である。
【図２】本発明の実施例のシステムブロック図である。
【図３】従来の（１＋ｎ）スイッチャのシステムブロッ
ク図である。
ク図である。
１１〜１ｎ 切替要素 ２０ 予備インターフェイス回路 ２１〜２ｎ 現用インターフェイス回路 １００ 入力信号整合回路 １０１ 出力信号整合回路
Claims (4)
- 【請求項１】 ｎ組の現用回線のうち任意の１組の現用
回線に障害が生じた時予備回線へ切替えるようにした回
線切替え装置であって、 前記ｎ組の現用回線に夫々対応して設けられたｎ個の切
替え手段を有し、 前記切替え手段の各々は、一対の入出力信号ラインと、
対応現用回線に接続された一対の現用系入出力ライン
と、前記予備回線に接続された一対の予備系入出力ライ
ンと、前記一対の入出力信号ラインと前記一対の現用系
入出力ラインとの間の入出力信号の整合をなす入出力整
合手段と、前記入出力整合手段と前記一対の現用系入出
力ラインとの間に設けられ前記入出力整合手段に対する
入出力信号を前記一対の現用系入出力ラインへ接続する
か前記予備系入出力ラインへ接続するかを切替えるスイ
ッチ手段とを含むことを特徴とする回線切替え装置。 - 【請求項２】 前記入出力整合回路は、前記一対の入出
力信号ラインにおける反射を減衰する減衰器と、前記入
出力信号ラインの信号の不整合減衰量を整合する不整合
減衰量整合器とを含むことを特徴とする請求項１記載の
回線切替え装置。 - 【請求項３】 前記入出力整合回路は、更に、前記入出
力信号の直流成分を遮断する直流遮断器を含むことを特
徴とする請求項２記載の回線切替え装置。 - 【請求項４】 ｎ組の現用回線及び前記現用回線に夫々
対応して設けられたｎ個の現用インタフェース回路とを
有するｎ組の現用系と、１組の予備回線及びこの予備回
線に対応して設けられた１個の予備インターフェイス回
路とを有する１組の予備系と、前記ｎ組の現用系のうち
任意の１組の現用系に障害が生じた時前記予備系へ切替
える切替え回路とを含む回線切替えシステムであって、 前記切替え回路は前記ｎ組の現用系に夫々対応して設け
られたｎ個の切替え手段を有し、 前記切替え手段の各々は、一対の入出力信号ラインと、
対応現用系の現用インターフェイス回路に接続された一
対の現用系入出力ラインと、前記予備インターフェイス
回路に接続された一対の予備系入出力ラインと、前記一
対の入出力信号ラインと前記一対の現用系入出力ライン
との間の入出力信号の整合をなす入出力整合手段と、前
記入出力整合手段と前記一対の現用系入出力ラインとの
間に設けられ前記入出力整合手段に対する入出力信号を
前記一対の現用系入出力ラインへ接続するか前記予備系
入出力ラインへ接続するかを切替えるスイッチ手段とを
含むことを特徴とする回線切替えシステム。
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| JP6089328A JP2826468B2 (ja) | 1994-04-27 | 1994-04-27 | 回線切替え装置 |
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