JP4320602B2 - 加入者ユニット冗長システムおよび加入者ユニット冗長方法 - Google Patents

加入者ユニット冗長システムおよび加入者ユニット冗長方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数の加入者回線を終端した加入者ユニットの一部に障害が発生した場合の救済を行う加入者ユニット冗長システムおよび加入者ユニット冗長方法に係わり、特に非対称デジタル加入者伝送システムに好適に使用することのできる加入者ユニット冗長システムおよび加入者ユニット冗長方法に関する。
インターネットの常時接続の普及に伴い、既存の電話回線を使用して比較的大容量のデータを安価な通信料で受信できるADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)と呼ばれる非対称ディジタル加入者回線を使用した技術が注目されている。
図10は、このようなADSLを使用した通信システムの概要を表わしたものである。ADSLモデム5011〜501Mは、それぞれ図示しない加入者宅に配置されており、同じく図示しないコンピュータやインターネットテレビジョン等のインターネット接続機器と接続されている。これらのADSLモデム5011〜501Mは、図示しないユーザスプリッタを介して加入者交換局502に接続されている。加入者交換局502内には、ADSLモデム5011〜501Mのそれぞれに1対1で対応したスプリッタユニット5111〜511Mが備えられている。このうちのスプリッタユニット5111を代表的に説明する。スプリッタユニット5111は、DSL加入者回線5031を介して送られてきた信号5041を、音声周波数帯域の電話信号5121と、これよりも高い所定の周波数帯域のADSL信号5131に分離する。電話信号5121は、回線交換用の交換機515に送られることになる。
これに対して、スプリッタユニット5111によって分離されたADSL信号5131は、対応するDSL加入者回線終端ユニット(Line Termination Unit:LTU)5141の図示しない初段部分で変復調され、ATMセルが取り出されて、バックプレーンバス516を介して複合中継ユニット(IGU)517に入力される。複合中継ユニット517の詳細は後に説明する。DSL加入者回線終端ユニット5141は最大で32回線等の所定数の回線に対応したDSLトランシーバモジュール(たとえばDSP(Digital Signal Processor)で構成。)を備えており、DSL加入者回線5031〜503Mを使用して、インターネット519に接続するためのインターフェイスとしてのアップリンク回線521を介して上り方向(インターネット519の方向)に高速のデータ通信を行う他、下りデータを受信して変調し、DSL加入者回線5031〜503Mに送出するようになっている。
このような通信システムでは、ADSLモデム5011〜501Mの普及に伴って、たとえば32回線分ずつ接続するDSL加入者回線終端ユニット5141〜514Jの数も増加する。したがって、加入者交換局502全体の信頼性を向上させるためには、各DSL加入者回線終端ユニット5141〜514Jの障害発生時の対処が重要となる。
図11は、障害対策のために従来一般的に実施された加入者ユニット冗長システムの要部を表わしたものである。必要なパケットのみをネットワーク523から取り込むために設けられたブリッジ531を備えた複合中継ユニット517には、図10に示したDSL加入者回線終端ユニット5141〜514Jにそれぞれ対応する現用DSL加入者回線終端ユニット(現用LTU)5321〜532Jの他に、これらに1対1で対応した予備用DSL加入者回線終端ユニット(予備用LTU)5331〜533Jが設けられている。このうち、現用DSL加入者回線終端ユニット5321〜532Jおよび予備用DSL加入者回線終端ユニット5331〜533Jにおけるブリッジ531側には第1の切替スイッチ5341〜534Jが設けられており、常時は、図示のように現用DSL加入者回線終端ユニット5321〜532J側に接点が接続されている。また、図10に示したADSLモデム5011〜501M側には第2の切替スイッチ5351〜535Jが設けられており、常時は、図示のように現用DSL加入者回線終端ユニット5321〜532J側に接点が接続されている。
図11に示した加入者ユニット冗長システムでは、常時は現用DSL加入者回線終端ユニット5321〜532Jがブリッジ531と接続されて、これらの間でパケットの入出力を行っている。現用DSL加入者回線終端ユニット5321〜532Jのうちのいずれかに障害あるいは故障(以下、本明細書では単に障害と称する。)が発生した場合には、第1および第2の切替スイッチ5341〜534J、5351〜535Jのうちの対応するものが現用から予備用に切り替えられる。たとえば、現用DSL加入者回線終端ユニット5321に障害が発生した場合には、自動的に、あるいは手動によって予備用DSL加入者回線終端ユニット5331がブリッジ531とパケットの入出力を行うようになる。これにより、たとえば現用DSL加入者回線終端ユニット5321の該当する32回線分の信号処理が復旧し、加入者へのサービスを継続させることができる。
ところが、すでに説明したように、非対称ディジタル加入者回線を使用した通信システムの普及に伴ってDSL加入者回線終端ユニットの使用台数が急速に増大している。図11に示した加入者ユニット冗長システムはDSL加入者回線終端ユニットの数を実質的に倍増させる設備を必要とするという問題を生じさせる。そこで、全体の現用DSL加入者回線終端ユニットに対して1つだけ余計にDSL加入者回線終端ユニットを配置し、これを余分DSL加入者回線終端ユニットとすると共に、それ以外のDSL加入者回線終端ユニットのそれぞれを余分DSL加入者回線終端ユニットに接続する共通接続用のボードを用意し、これを制御することで障害時に余分DSL加入者回線終端ユニットへの切り替えを行う加入者ユニット冗長システムが提案されている(たとえば特許文献1)。
この提案による加入者ユニット冗長システムでは、各DSL加入者回線終端ユニットに障害を検知する検知手段と、検知手段が障害を検知したときにその障害の発生したDSL加入者回線終端ユニットに対応するポートを所定の共通線ボードに接続するリレー回路を備えている。そして、このリレー回路の切り替えによって、余分DSL加入者回線終端ユニットに備えられているリレー回路を駆動して、余分DSL加入者回線終端ユニットを前記した共通接続用ボードに共通線を使用して接続することで、障害の発生したDSL加入者回線終端ユニットが余分DSL加入者回線終端ユニットに切り替わるようになっている。
特開2003−061118号公報(第0029〜第0032段落、図4)。
しかしながら、この余分DSL加入者回線終端ユニットを使用する加入者ユニット冗長システムでは、DSL加入者回線終端ユニット単位で障害時の交換を行っている。したがって、それぞれのDSL加入者回線終端ユニットが複数のDSL加入者回線を終端し、これらの回線あるいはチャネルごとの処理回路を備えているようなシステムを構成した場合には、その一部の回路に障害が発生したような場合にも余分DSL加入者回線終端ユニットへの交換が必要となる。したがって、障害が発生したユニット内の障害の発生していない回路部分を有効活用することができないという問題がある。
そこで本発明の目的は、それぞれ同一処理回路を複数チャネル備えた複数の加入者回線終端ユニットが障害を発生させたような場合であっても、障害の発生したチャネルの処理回路だけを予備系に切り替える冗長構成を実現することのできる加入者ユニット冗長システムおよび加入者ユニット冗長方法を提供することにある。
発明では、(イ)1つの基板に互いに同一の構成となった処理回路を複数チャネル分備え、チャネル数分の加入者回線に対応するユニットとして構成された全部で所定数の現用加入者ユニットと、(ロ)同じく1枚の基板に処理回路を前記した複数チャネル分備えた予備用加入者ユニットと、(ハ)前記した加入者回線にそれぞれ入力するパケットの送信元MACアドレスおよび受信した論理ポートを学習するMAC学習部と、(ニ)このMAC学習部の学習結果を登録するMACテーブルと、(ホ)前記したパケットから宛先MACアドレスを抽出して前記したMACテーブルを検索し、その宛先MACアドレスがどの論理ポートの先につながっているかを検索することで前記した送信元MACアドレスに対応する論理的な転送先を判別するブリッジフォワーダと、(へ)前記した所定数の現用加入者ユニットの中で処理回路のいずれかに障害が発生したとき、その障害が発生したチャネルに対応する前記した加入者回線と前記した処理回路を接続する経路を、前記した予備用加入者ユニットにおける前記した論理的な転送先としての同一チャネルの処理回路に接続する経路に切り替えるチャネル別切替回路とを加入者ユニット冗長システムが具備する
また、本発明では、(イ)加入者回線のそれぞれに1対1に対応して用意された処理回路をそれぞれ同数ずつチャネル別の処理回路として用意して現用加入者ユニットおよび予備用加入者ユニットを構成すると共に、前記した現用加入者ユニットを所定数用意し、前記した所定数の現用加入者ユニットの中で処理回路のいずれかに障害が発生したとき、前記した加入者回線にそれぞれ入力するパケットの送信元MACアドレスおよび受信した論理ポートを学習するMAC学習部の学習結果を登録するMACテーブルを用いることによって、中継交換を行う対象となるパケットから抽出した宛先MACアドレスがどの論理ポートの先につながっているかを検索して、送信元MACアドレスに対応する論理的な転送先を判別する転送先判別ステップと、(ロ)前記した障害が発生したチャネルに対応する前記した加入者回線と前記した処理回路を接続する経路を、前記した予備用加入者ユニットにおける前記した転送先判別ステップで判別した論理的な転送先としての同一チャネルの処理回路に接続する経路に切り替える経路切り替えステップとを加入者ユニット冗長方法が具備する
このように本発明によれば、現用加入者ユニットと予備用加入者ユニットを物理的に全く同一の構成とすることができるので、製造に対するコストの低減を図ることができる。また、障害発生時に対応した冗長構成を必要としない場合には、予備用加入者ユニットを現用加入者ユニットに追加してシステム全体で処理が可能な加入者回線の数を増加させることができる。したがって、加入者回線の増加が設備の増設に一時的に対応しないような場合にも加入者回線の増加に対応することができる。
以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
<システムの概要>
図1は本発明の一実施例における加入者ユニット冗長システムを用いた通信システムの概要を表わしたものである。この通信システム100は、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)と呼ばれる非対称ディジタル加入者回線を使用している。通信システム100では、それぞれの加入者宅に1台ずつ、図示しないコンピュータやインターネットテレビジョン等の通信機器を接続したADSLモデム1051〜105Mを配置している。これらのADSLモデム1011〜101Mは、DSL加入者回線1021〜102Mのうちの対応するものを介して加入者回線収容装置103内のスプリッタユニット1041〜104Mの対応するものと接続されている。このうちのスプリッタユニット1041を中心に説明する。
スプリッタユニット1041は、DSL加入者回線1021を介して送られてきた信号1051を、音声周波数帯域の電話信号1061と、これよりも高い所定の周波数帯域のADSL信号1071に分離する。電話信号1061は、PSTN(Public Switched Telephone Network)108と接続された回線交換用の交換機109に送られることになる。
スプリッタユニット1041〜104Mによって分離されたADSL信号1071〜107Mは、加入者回線収容装置103内の所定の収納ラック111に接続されている。この収納ラック111には、それぞれ最大で32回線に対応させてそれぞれDSLトランシーバモジュールを搭載した第1〜第11のDSL加入者回線終端ユニット(LTU)1121〜11211が、第1〜第11のスロットに順に着脱自在に収納されて入る。また、第12番目のDSL加入者回線終端ユニットが予備DSL加入者回線終端ユニット11212として第12のスロットに、更に、第1〜第11のDSL加入者回線終端ユニット1121〜11211に対する冗長制御を行う冗長制御盤114が第13のスロットに、それぞれ着脱自在に収納されている。
予備DSL加入者回線終端ユニット11212は、第1〜第11のDSL加入者回線終端ユニット1121〜11211と全く同一の回路構成となっている。したがって、予備DSL加入者回線終端ユニット11212を用いた冗長構成のシステムを構築する必要がない場合には、この予備DSL加入者回線終端ユニット113を第12のDSL加入者回線終端ユニット11212として使用することができる。このように冗長構成を採らずに第1〜第12のDSL加入者回線終端ユニット1121〜11212が使用されると、最大で384のDSL加入者回線1021〜102384をこの加入者回線収容装置103に収容することができる。収納ラック111を更に増設することができれば、収容するDSL加入者回線102を更に増加させることができることも当然である。
収納ラック111には、アップリンク回線116を介してインターネット117と接続されたブリッジフォワーダ118が、図示しない回路部分を介して接続されている。もちろん、ブリッジフォワーダ118も収納ラック111に着脱自在に挿入する構成としてもよい。ブリッジフォワーダ118は、レイヤ2の転送を行い、MACアドレス(Media Access Control Address)を基にパケットを仕分ける機能を持っている。
この図1を用いて、本実施例の加入者ユニット冗長システムの原理を簡単に説明する。第1〜第11のDSL加入者回線終端ユニット1121〜11211は、それぞれ図中で丸付き数字で示したように1番目から32番目までの32回線分の図示しないDSLトランシーバモジュールを備えている。数値“M”が“352”の場合には、DSL加入者回線1021〜102352を使用して、インターネットに接続するためのインターフェイスとしてのアップリンク回線116を介して上り方向(インターネット117の方向)に高速のデータ通信を行う他、下りデータを受信して変調し、DSL加入者回線1021〜102352に送出するようになっている。
冗長構成を採った本実施例では、第1〜第11のDSL加入者回線終端ユニット1121〜11211のそれぞれ同一チャネル番号のDSLトランシーバモジュールが、予備DSL加入者回線終端ユニット113の同一チャネル番号のDSLトランシーバモジュールと対応している。そして、第1〜第11のDSL加入者回線終端ユニット1121〜11211の中の同一チャネル番号のDSLトランシーバモジュールのいずれかに障害が発生した場合には、冗長制御盤114の制御の下で、予備DSL加入者回線終端ユニット113の同一チャネル番号のDSLトランシーバモジュールがこの障害の発生したDSLトランシーバモジュールの代わりとして動作するようになっている。
図2は、本実施例の加入者ユニット冗長システムの要部を示したものである。第1〜第11のDSL加入者回線終端ユニット1121〜11211は、第1〜第11のスプリッタユニット1041〜10411の対応するものと接続される他、冗長制御盤114と接続されている。また、予備DSL加入者回線終端ユニット113は、予備用スルーカード115と接続されている。予備用スルーカード115は、障害発生時に第1〜第11のDSL加入者回線終端ユニット1121〜11211のうちの障害の生じた回線部分を予備用スルーカード115の代替する回路部分に切り替える経路設定を行うためのもので、これら第1〜第11のDSL加入者回線終端ユニット1121〜11211と接続されている。
第1のスプリッタユニット1041は、第1〜第32のDSL加入者回線1021〜10232を介して第1〜第32のADSLモデム1011〜10132の対応するものと接続する第1〜第32の切替スイッチ1211〜12132と、障害の生じた回線部分に対応させてこれらの切替スイッチ1211〜12132の該当するものの接点を切り替える第1のリレー接点選択回路(RLSEL)1221を配置している。第2〜第11のDSL加入者回線終端ユニット1122〜11211における第2〜第11のスプリッタユニット1042〜10411についても同様の回路構成となっている。
冗長制御盤114には、第1〜第11のスプリッタユニット1041〜10411のそれぞれのリレー接点選択回路1221〜12211(ただし、第2〜第11のスプリッタユニット1042〜10411については図示せず)を個別に制御するリレー励磁制御回路124が備えられている。たとえば第1のDSL加入者回線終端ユニット1121における第1のDSL加入者回線1021に対応した第1のDSLトランシーバモジュール1251に障害が発生してその交換が必要になったものとする。この場合、冗長制御盤114内のリレー励磁制御回路124は、対応する第1のスプリッタユニット1041の第1のリレー接点選択回路1221に信号を送って、該当の第1の切替スイッチ1211の接点を常開接点側に切り替えさせることになる。
第1〜第32の切替スイッチ1211〜12132は、図示の接点状態の常閉接点側が、第1のDSL加入者回線終端ユニット1121における第1〜第32のDSLトランシーバモジュール1251〜12532の対応するものと接続されている。また、第1〜第32の切替スイッチ1211〜12132の常開接点側は、予備用スルーカード115の第1〜第32のジャンパ回路1271〜12732の入力側端子とそれぞれ接続されている。第1〜第32のジャンパ回路1271〜12732の出力側端子は、予備DSL加入者回線終端ユニット11212に配置された第353〜第384のDSLトランシーバモジュール125353〜125384のうちの対応するものに接続されている。第1〜第32のジャンパ回路1271〜12732の入力側端子と出力端子は、第12の加入者回線終端ユニット11212でもある予備DSL加入者回線終端ユニット11212が「予備用」に設定された時点で、物理的あるいは電子的なジャンパ線1281〜12832によって、それぞれ対応するものが短絡されている。
なお、この図2では第1のDSL加入者回線終端ユニット1121およびこれに関連する第1のスプリッタユニット1041等の回路部分のみを具体的に示しているが、第2〜第11のスプリッタユニット1042〜10411に配置された図示しない第33〜第352の切替スイッチ12133〜121352も、図1で丸付き数字で示した1番目から32番目のうちの対応するチャネルのものが第1〜第32のジャンパ回路1271〜12732の入力側端子に共通して接続されている。一例を挙げると、第33、第55、第87、……の切替スイッチ12133、12155、12187……は、共に図1で丸付き数字で示した1番目のDSLトランシーバモジュール125のチャネルに対応するので、予備用スルーカード115の第1のジャンパ回路1271の入力側端子に共通して接続されることになる。
この結果、前記したように第1のDSL加入者回線終端ユニット1121における第1のDSL加入者回線1021に対応した第1のDSLトランシーバモジュール1251に障害が発生した場合、第1の切替スイッチ1211が常開接点側に切り替わることで、予備DSL加入者回線終端ユニット11212の第353のDSLトランシーバモジュール125353が第1のDSLトランシーバモジュール1251の代わりを務めることになる。また、同様に第1のDSL加入者回線終端ユニット1121における第32のDSL加入者回線10232に対応した第32のDSLトランシーバモジュール12532に障害が発生した場合には、第32の切替スイッチ12132が常開接点側に切り替わることで、予備DSL加入者回線終端ユニット11212の第384のDSLトランシーバモジュール125384が第32のDSLトランシーバモジュール12532の代わりを務めることになる。
図3は、加入者回線収容装置の要部のシステム構成を表わしたものである。加入者回線収容装置103は、図2で説明したDSL加入者回線終端ユニット(LTU)1121〜11212を備えており、これらは複合中継ユニット131の一端側に接続されている。複合中継ユニット131はインターネットに接続するためのインターフェイス機能を有しており、その他端側には、アップリンク回線116が接続されている。
複合中継ユニット131は、加入者回線収容装置103の全体的な制御や監視等を行う装置制御部132と、バックプレーン(Backplane)のインターフェイスを行うバックプレーンインターフェイス(IF)回路133、ATM(Asynchronous Transfer Mode)セルの組み立てや分解を行うATM SAR(Asynchronous Transfer Mode Segmentation and Reassembly)134、および2層(L2)フレームの転送を行い、MACアドレス(Media Access Control Address)を基にパケットを仕分けるブリッジ部194を配置している。ATMセルは、ATM SAR134とDSL加入者回線終端ユニット1121〜11212の間で伝送され、アップリンク回線116の入出力部分ではイーサネット(登録商標)のフレームが伝送される。
図4は、複合中継ユニットの回路構成の概要を表わしたものである。複合中継ユニット131は、装置制御CPU(Central Processing Unit)141とネットワークプロセッサ142の2つのプロセッサと、フラッシュROM(Read Only Memory)143、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)144および不揮発性RAM(Random Access Memory)145からなるメモリ群と、特定用途向けの集積回路としてのASIC(Application Specific Integrated Circuit)からなるバックプレーンバスIF(interface)回路133ならびに図示しないLSI(Large Scale Integration)で構成されるGbE(Gigabit Ethernet(登録商標)) IF(interface)回路147を備えている。
ここで、装置制御CPU141は、装置の管理や通信あるいはコンフィグレーションの設定に関する制御を行う。ネットワークプロセッサ142は、内蔵CPU151およびATM SAR134を備えた高速の通信用プロセッサである。このネットワークプロセッサ142を使用して、図3に示したブリッジ部194をソフトウェア的に実現し、これによるフレームの受信、宛先の判別、宛先への送信等の処理が実行される。バックプレーンバスIF回路133は、回線との間のバスの制御等の回線に関する各種制御を、ギガビット単位で送られてくるフレームの高速処理を行うために、ハードウェアで実現している。バックプレーンバスIF回路133は、DSL加入者回線終端ユニット1121〜11212を個々にポーリングによって処理している。
図5は、この複合中継ユニットの主要な機能ブロックを示したものである。複合中継ユニット131は、図4における装置制御CPU141とその関連するハードウェアによって実現される基本機能部161と、信号処理部162を備えている。信号処理部162は、図4におけるネットワークプロセッサ142とその関連するハードウェア、ならびに制御用のプログラムを使用してソフトウェア的に実現されている。もちろん、信号処理部162をハードウェアのみで実現することも可能である。
本実施例で、基本機能部161は、図示しないホストとの通信を行ってコンソール(図示せず)を操作する等の処理を行う機能回路部分171と、これとの間でパケットの通信を行うためのプロトコルとしてのTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)部172と、MAC(Media Access Control)の管理を行うMAC部173を備えている。
機能回路部分171は、本実施例でマルチキャストによる通信をいわば盗聴するIGMP(Internet Group Management Protocol)スヌープ部171A、IP(Internet Protocol)ネットワークで再利用可能なIPアドレスの動的割り当てと各種の設定を自動で行なうDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ171B、tftp(trivial file transfer protocol)クライアント171C、機器の監視のためのSNMP(Simple Network Management Protocol)エージェント171D、システム制御アプリケーション(APL)171E、CLI(Command Line Interface)部171F、仮想端末プロトコル(TELNET)サーバ171G、シリアル(serial)ドライバ171H等の回路部分で構成されている。これらのうち、本発明の説明で特に必要とされるものについては後に詳しく説明する。
信号処理部162は、GbE IF回路147との間でイーサネット(登録商標)によるフレームの送受信を行うEther送受信制御部182を備えている。Ether送受信制御部182によって、たとえば図3のアップリンク回線116を介して図1に示す番組配信用サーバ116から受信したパケットおよび図4のDSL加入者回線終端ユニット1121〜11212からバックプレーンバスIF回路133、ATM SAR134を介して受信されたパケットは、ディテクト(Detect)部183に送られて、ここでMAC部173あるいは入力フィルタ部184へ送出先を仕分けされる。IGMP制御メッセージのパケット、DHCPプロトコルメッセージおよび基本機能部161のIP(Internet Protocol)アドレス宛のIPパケットが、MAC部173方向へ送出される。
入力フィルタ部184は、たとえば不正アクセスされた2層(L2)のフレームおよび3層(L3)のパケットを遮断するためのものである。この入力フィルタ部184で、送られてきたパケットをあらかじめ登録した条件と比較し、一致したパケットを廃棄、あるいは一致したパケットのみを通過させる処理を行う。入力フィルタ部184を通過したパケットがMAC学習部185に渡される。MAC学習部185は、送られてきたそれぞれのパケットの送信元MACアドレスおよび受信した論理ポート番号を学習し、これらの結果を、MACテーブル186に登録する。次にパケットはブリッジフォワーダ118に渡される。ブリッジフォワーダ118は、宛先MACアドレスをパケットから抽出してMACテーブル186を検索し、その宛先MACアドレスがどの論理ポートの先につながっているかを検索する。当初は、中継すべきパケットの転送先が分からずに、受信した論理ポート以外のすべての論理ポートに送信していたとしても、このような転送先の学習によって、送信元の情報をキーとして宛先のパケットに対応する論理ポートのみに転送できるようになる。
MACテーブル186にはMACエージング部188が接続されている。MACエージング部188は、学習結果としてMACテーブル186に格納されたMACアドレスであっても、一定時間内に同一のアドレスが再学習されなかった場合に、有効時間切れとしてMACテーブル186から削除する処理を行う。
L2フォワーダ(Forwarder)として構成されるブリッジフォワーダ118は、MAC学習部185、MACテーブル186、出力フィルタ部191およびMAC部173と接続されている。出力フィルタ部191は、入力フィルタ部184に対応するものであり、宛先に対応した出力論理ポートを識別後、当該ポートに設定されたフィルタリング条件に合致したフレームの廃棄や通過を制御する過程で、不適切なパケットを送出することなく廃棄するようになっている。出力フィルタ部191が、このようなフィルタリングを行う条件は、プロトコル、IPアドレス、および入出力論理ポートによって、予めネットワーク管理者が設定するようになっている。
出力フィルタ部191の出力側には、第1の優先制御部192Aと第2の優先制御部192Bを備えた優先制御部192が配置されている。優先制御部192は、リアルタイムに送信する必要のある音声等の特定のパケットを、他のパケットに優先して送出する制御を行う。これには特定のプロトコルを優先する優先制御と特定の宛先のアドレスを優先する優先制御とが存在する。第1の優先制御部192Aを経てDSL加入者回線終端ユニット1121〜11212(図2)方向に向かうフレームは、ATM SAR134に送られて、ここでイーサネット(登録商標)によるフレームからATMセルに変換され、バックプレーンバスIF回路133を介して、DSL加入者回線終端ユニット1121〜11212に送出される。また、第2の優先制御部192Bを経たアップリンク回線116(図2)方向に向かうフレームは、Ether送受信制御部182に送られ、ここからフレームのままGbE(Gigabit Ethernet(登録商標)) IF回路147に入力される。
<複合中継ユニットの受信時の処理>
さて、図2で説明したように、第1〜第11のDSL加入者回線終端ユニット1121〜11211内の回路の一部に障害が発生すると、図1で丸付き数字で示した1番目から32番目で示すチャネル単位で、予備DSL加入者回線終端ユニット11212のDSLトランシーバモジュール125353〜125384の対応するものが置き換えられる。しかしながら、この制御だけを単純に行うだけであると、置換後のDSL加入者回線終端ユニットの物理インターフェイス番号が変化してしまう。先に示した例では、第1のDSL加入者回線終端ユニット1121内の第1のDSLトランシーバモジュール1251という1番目(第1のチャネル)の回線部分に障害が発生したので、物理インターフェイス番号を“1/1”(スロット番号/チャネル番号)と表記すると、これが“12/1”と変化してしまうことになる。
図3および図4に示したバックプレーンバス129は、物理インターフェイス番号に応じて信号をブリッジフォワーダ118(図5)に受け渡す。したがって、予備DSL加入者回線終端ユニット11212へと障害を生じた回路部分が切り替わった信号をそのままブリッジフォワーダ118に受け渡すようにすると、障害が発生するたびにブリッジフォワーダ118に設定している物理インターフェイス番号を書き換える処理が必要になる。前記した例では、物理インターフェイス番号“1/1”を“12/1”に書き変える設定が必要になることになる。更に、これ以後におけるコンフィギュレーション(configuration)の設定や、加入者回線収容装置103の状態監視を行う際には、障害の発生した回路部分について予備DSL加入者回線終端ユニット11212における切替後の回線番号を使用する必要が生じ、処理が煩雑となる。また、ブリッジのインターフェイスに基づいて設定を行っている機能や、サービスの状態をステートとして保持する必要のあるサービスではインターフェイス切替時に、それらの情報を切替先に読み替えたり、あるいはいったんサービスを閉塞するなどの必要が生じる。これによりエンドユーザの物理的な回線切替時間以上にサービスの断が発生することになる。一例をあげればDHCPサーバ171Bによるアドレス割り当てはインターフェイス単位に管理されており、インターフェイスが異なるときは不正なアクセスとみなし、遮断するなどの機能を持っている場合、切り替えを意識してサーバの図示しないデータベース(DB)やセキュリティチェックの機能を変更する必要が生じる。
そこで本実施例の加入者ユニット冗長システムでは、第1〜第11のDSL加入者回線終端ユニット1121〜11211の設定について、オペレータによるユーザインターフェイスを用いたコンフィギュレーションに関する設定は、予備DSL加入者回線終端ユニット11212の存在を意識することなく障害発生前の物理的なインターフェイスを用いて行えるような工夫をしている。すなわち本実施例では、物理的なインターフェイスを論理的なインターフェイスに変換する変換テーブルとしてのマッピングテーブルが設けられており、これを用いることで対応する識別子の変換を自動的に行えるようにしている。
図6は、インターフェイスの変換を行う回路部分とその周辺を原理的に表わしたものである。複合中継ユニット131内に配置されたATM SAR134とバックプレーンバス129の間には、ASICから構成される主信号制御部211が設けられている。主信号制御部211は、装置制御部132内のメモリ領域に構成されるマッピングテーブル212を参照して、物理インターフェイス番号と論理インターフェイス番号の変換を行うようになっている。ここで、装置制御部132は、ユーザインターフェイス(UI)213を介して、図示しないキーボードやディスプレイ等からなる入出力機器214と接続されるようになっている。装置制御部132に接続された切替検出部216は、図示しないエラー監視機構によって第1〜第11のDSL加入者回線終端ユニット1121〜11211のいずれかに障害が検出されたとき、あるいは入出力機器214からオペレータが切り替えのための指示を入力したとき、該当する回路部分について予備DSL加入者回線終端ユニット11212への切り替えが行われることを検出する。これを基に、主信号制御部211は冗長制御盤114に障害箇所の物理インターフェイス番号を通知するようになっている。装置制御部132内には、冗長制御を行う部分としてプロテクション制御部215が設けられている。
図7は、マッピングテーブルの一部を示したものである。マッピングテーブル212には、スロット番号とチャネル番号からなる物理インターフェイス番号と、論理インターフェイス番号とが対応付けられて記されている。マッピングテーブル212は、図1に示すDSL加入者回線1021〜102Mのいずれかがリンクアップしてくると、プロテクション制御部215がこれに基づいてそれぞれの物理回線を示す物理インターフェイス番号に対して、ユニークな論理インターフェイス番号を割り当てることで作成するようになっている。
DSL加入者回線1021〜102Mを介してADSLモデム101側からパケットが送られてくると、第1〜第11のDSL加入者回線終端ユニット1121〜11211はこれらに物理インターフェイスの識別子をつけてバックプレーンバス129に送り出す。主信号制御部211はこれらのパケットをバックプレーンバス129を経て入力すると、マッピングテーブル212を参照して、それぞれの物理インターフェイス番号に対応した論理インターフェイス番号を取得する。そして、これらのパケット上の物理インターフェイス番号を論理インターフェイス番号に書き換える。次に、これらのパケットをATM SAR134を介してブリッジフォワーダ118に渡す。これにより、たとえば物理インターフェイス番号“1/3”から受信したパケットは、論理インターフェイス番号“0003”のパケットとしてブリッジフォワーダ118で認識される。
一方、主信号制御部211がブリッジフォワーダ118から受け取るパケットには、このブリッジフォワーダ118によって出力先の論理インターフェイス番号が付与されている。主信号制御部211はこの論理インターフェイス番号をキーとしてマッピングテーブル212を検索する。そして、対応する物理インターフェイス番号に変換する。この物理インターフェイス番号を基にして、第1〜第11のDSL加入者回線終端ユニット1121〜11211のうちの対応するユニットにパケットが渡されることになる。たとえば、論理インターフェイス番号“0003”のパケットは、物理インターフェイス番号“1/3”に変換されてバックプレーンバス129に送出されることになる。
以上の説明は、第1〜第11のDSL加入者回線終端ユニット1121〜11211に障害が発生していない場合のインターフェイス番号の変換の様子である。一例として、第1のスロットに装着されている第1のDSL加入者回線終端ユニット1121における物理インターフェイス番号“1/3”の回線に対応するDSLトランシーバモジュール1253(図示せず)で障害が発生して、切替検出部216が切り替えの指示を検出したとする。これを基にプロテクション制御部215は、冗長制御盤114に対して障害箇所の物理インターフェイス番号“1/3”を通知する。
冗長制御盤114は、この通知を基にして第12のスロットに装着されている予備DSL加入者回線終端ユニット11212の第3チャネルに切り替える制御を行う。すなわち、図2に示したリレー励磁制御回路124を制御して、第1のスプリッタユニット1041の図示しない第3の切替スイッチ1211の接点を常開接点側に切り替えさせる。これにより、物理インターフェイス番号“1/3”の回線に対応するDSLトランシーバモジュール1253に入力すべきパケットは、予備DSL加入者回線終端ユニット11212の第3チャネルに対応するDSLトランシーバモジュール125355(図示せず)に迂回されることになる。
これと同時に、物理インターフェイス番号“1/3”に対応するDSLトランシーバモジュール1253に設定されていた、ADSL接続特性を規定する設定情報がDSLトランシーバモジュール125355にコピーされる。このような設定情報としては、最大接続速度および最小接続速度の範囲、ノイズマージン、エラーリカバリの強度などを挙げることができる。これらは、個々のDSL加入者回線1021〜102Mと加入者回線収容装置103(図1)までの距離等の通信環境に応じて、DSLトランシーバのトレーニングの際に使用される。トレーニングとはADSL回線の両端のADSLモデム(トランシーバ)が回線の状態を判断して最適な通信パラメータをネゴシエーションする動作で、アナログモデムやファクシミリで使われている手法と同一の原理である。したがって、切り替え後のDSLトランシーバモジュール125355に対して切り替え前のDSLトランシーバモジュール1253に設定されていた条件を反映させる必要が生じる。
以上のようにして予備DSL加入者回線終端ユニット11212に対して切り替えが完了したら、プロテクション制御部215は、物理インターフェイス番号“1/3”が物理インターフェイス番号“12/3”に切り替えられたこと、すなわちプロテクションが行われたことを装置制御部132内の前記したメモリ領域に記憶する。そして、これを基にマッピングテーブル212の書き換えを行う。
図8は図7に対応するもので、この例を基にして書き換えられたマッピングテーブルの対応する箇所を示したものである。図7に示した変更前のマッピングテーブル212と対比すると、図8に示したマッピングテーブル212では、物理インターフェイス番号“1/3”の箇所が物理インターフェイス番号“12/3”に書き換えられている。
マッピングテーブル212の変更によって、これ以後は予備DSL加入者回線終端ユニット11212の第3チャネルのDSLトランシーバモジュール125355から出力されるパケットが、論理インターフェイス番号“0003”のパケットとしてブリッジフォワーダ118に渡される。すなわち、ブリッジフォワーダ118は、障害の発生する前も発生後も同一の論理インターフェイス番号“0003”のパケットを受け取って処理を行うことになる。
図9は、障害発生時における装置制御部の処理の流れの概要を示したものである。装置制御部132は、所定の制御プログラムを用いてこの処理を実行する。すなわち、装置制御部132は切替検出部216から障害によって該当する回路部分が予備DSL加入者回線終端ユニット11212への切り替えが行われることの通知を受けると(ステップS301:Y)、プロテクション制御部215は書き換えの対象となる障害箇所が予備DSL加入者回線終端ユニット11212であるかどうかを判別する(ステップS302)。そして、障害が1〜第11のDSL加入者回線終端ユニット1121〜11211のいずれかで発生していた場合には(N)、更にマッピングテーブル212の該当箇所に予備DSL加入者回線終端ユニット11212の物理インターフェイス番号が書き込まれているか否かによって、その箇所がすでに予備DSL加入者回線終端ユニット11212に切り替えられているかどうかを判別する(ステップS303)。
この結果、予備DSL加入者回線終端ユニット11212に切り替えられてはいないと判別された場合には(N)、マッピングテーブル212の書き換えを実行する(ステップS304)。すなわち、この場合には第1〜第11のDSL加入者回線終端ユニット1121〜11211のいずれかで障害が発生し、かつその障害に予備DSL加入者回線終端ユニット11212が対応できるので、マッピングテーブル212における該当する物理インターフェイスの識別子を予備DSL加入者回線終端ユニット11212の対応するチャネルの識別子に書き換える。これを基に主信号制御部211は冗長制御盤114に対して障害箇所の物理インターフェイス番号を通知して、該当する回路部分を予備DSL加入者回線終端ユニット11212に切り替えさせる(ステップS305)。そして、ユーザインターフェイス213を介して、入出力機器214に障害の発生と予備DSL加入者回線終端ユニット11212への切り替えによる復旧を表示させる(ステップS306)。
一方、ステップS302で障害が予備DSL加入者回線終端ユニット11212内で発生したと判別された場合には(Y)、予備DSL加入者回線終端ユニット112が1つしか存在しない本実施例のシステム構成では障害の復旧ができない。そこで、このような事態が発生したときには、入出力機器214に対して緊急に障害を復旧させるための表示を行って、障害復旧を指示する(ステップS307)。保守会社にその旨の通知が電子メール等の手段によってダイレクトに行われるようになっていてもよい。
また、第1〜第11のDSL加入者回線終端ユニット1121〜11211における同一チャネルで相次いで障害が発生するようなまれなケースが発生した場合には、マッピングテーブル212の該当する物理インターフェイスの識別子が予備DSL加入者回線終端ユニット11212のそれに既に置き換わっている事態が生じる。このような場合にも(ステップS303:Y)、後で発生した障害に予備DSL加入者回線終端ユニット11212が対応することができない。そこでこの場合にも、ステップS307に進んで障害の早期復旧が指示されることになる。
以上説明した本実施例では、第1〜第11のDSL加入者回線終端ユニット1121〜11211の各々における各チャネルに対応させて1つずつ予備のチャネルを用意したので、何らかの原因で1つのDSL加入者回線終端ユニット112の複数のチャネルに障害が同時に発生したような場合にも、予備DSL加入者回線終端ユニット11212への同時切り替えが可能であり、加入者ユニット冗長システムの信頼性を高めることができる。また、予備DSL加入者回線終端ユニット11212は、第1〜第11のDSL加入者回線終端ユニット1121〜11211とその構成が同一のものを使用できるので、一時的な回線の増加に対しては、予備DSL加入者回線終端ユニット11212を通常のDSL加入者回線終端ユニット112として機能させることも可能である。
また、実施例では物理インターフェイスと論理インターフェイスのマッピングテーブル212を使用してブリッジの取り扱うインターフェイスを論理インターフェイスに仮想化したことにより、冗長切替発生時にブリッジ側の設定を一切変更することなくサービスを継続することが可能になる。
なお、実施例では11のDSL加入者回線終端ユニットに対して1つの予備DSL加入者回線終端ユニットを割り当てたが、これらの個数は任意に変更できることは当然である。また、実施例では1つのシステムに対して予備DSL加入者回線終端ユニットを予備用として1つ用意したが、1つのシステムに対して2つ以上用意することも可能である。この場合には、これらに切り替えのための優先順位を設け、マッピングテーブル212で物理インターフェイスの識別子を同様に管理するようにすればよい。また、本実施例ではマッピングテーブル212を装置制御部のメモリ内に設けたが、処理高速化のために主信号制御部211内に配置させるようにしてもよい。
本発明の一実施例における加入者ユニット冗長システムを用いた通信システムの概要を表わしたシステム構成図である。 本実施例の加入者ユニット冗長システムの要部を示した説明図である。 本実施例の加入者回線収容装置の要部のシステム構成を表わしたブロック図である。 本実施例で複合中継ユニットのハードウェア構成の概要を表わしたブロック図である。 本実施例で複合中継ユニットのソフトウェア構成の概要を表わしたブロック図である。 本実施例でインターフェイスの変換を行う回路部分とその周辺を表わした原理図である。 本実施例で書き換え前のマッピングテーブルの一部を示す説明図である。 本実施例で書き換え後のマッピングテーブルの一部を示す説明図である。 本実施例で障害発生時における装置制御部の処理の概要を示す流れ図である。 ADSLを使用した従来の通信システムの概要を表わしたシステム構成図である。 障害対策のために従来一般的に実施された加入者ユニット冗長システムの要部を表わしたブロック図である。
符号の説明
100 通信システム
101 ADSLモデム
102 DSL加入者回線
103 加入者回線収容装置
104 スプリッタユニット
111 収納ラック
1121〜11211 第1〜第11のDSL加入者回線終端ユニット
11212 予備DSL加入者回線終端ユニット
114 冗長制御盤
115 予備用スルーカード
116 アップリンク回線
118 ブリッジフォワーダ
121 切替スイッチ
122 リレー接点選択回路
124 リレー励磁制御回路
127 ジャンパ回路
129 バックプレーンバス
131 複合中継ユニット
132 装置制御部
211 主信号制御部
212 マッピングテーブル
214 入出力機器
215 プロテクション制御部
216 切替検出部

Claims (8)

  1. 1つの基板に互いに同一の構成となった処理回路を複数チャネル分備え、チャネル数分の加入者回線に対応するユニットとして構成された全部で所定数の現用加入者ユニットと、
    同じく1枚の基板に前記処理回路を前記複数チャネル分備えた予備用加入者ユニットと、
    前記加入者回線にそれぞれ入力するパケットの送信元MAC(Media Access Control)アドレスおよび受信した論理ポートを学習するMAC学習部と、
    このMAC学習部の学習結果を登録するMACテーブルと、
    前記パケットから宛先MACアドレスを抽出して前記MACテーブルを検索し、その宛先MACアドレスがどの論理ポートの先につながっているかを検索することで前記送信元MACアドレスに対応する論理的な転送先を判別するブリッジフォワーダと、
    前記所定数の現用加入者ユニットの中で処理回路のいずれかに障害が発生したとき、その障害が発生したチャネルに対応する前記加入者回線と前記処理回路を接続する経路を、前記予備用加入者ユニットにおける前記論理的な転送先としての同一チャネルの処理回路に接続する経路に切り替えるチャネル別切替回路
    とを具備することを特徴とする加入者ユニット冗長システム。
  2. 前記所定数の現用加入者ユニットに接続される加入者回線のそれぞれの物理的な識別情報に対して、互いに相違する論理的な識別情報を付与する識別情報付与手段と、
    前記所定数の現用加入者ユニットの中で処理回路のいずれかに障害が発生したとき、その障害が発生したチャネルに対応する加入者回線の物理的な識別情報に対応する論理的な識別情報を前記予備用加入者ユニットの同一チャネルの物理的な識別情報に対する論理的な識別情報として割り当てる障害時識別情報変更手段と、
    前記識別情報付与手段によって付与された物理的な識別情報と論理的な識別情報の対応関係および障害時識別情報変更手段によって変更した物理的な識別情報と論理的な識別情報の対応関係を反映させた対応テーブルと、
    各加入者回線に入出力するパケットを、この対応テーブルを参照して論理的な識別情報によって処理するパケット処理手段
    とを具備することを特徴とする請求項1記載の加入者ユニット冗長システム。
  3. 前記現用加入者ユニットおよび予備用加入者ユニットはDSL加入者回線終端ユニットであり、前記処理回路はDSLトランシーバモジュールであることを特徴とする請求項1記載の加入者ユニット冗長システム。
  4. 前記チャネル別切替回路が障害が発生したチャネルの前記処理回路を前記予備用加入者ユニットにおける同一チャネルの処理回路に切り替えたとき、これを外部に表示する障害時切替表示手段を具備することを特徴とする請求項1記載の加入者ユニット冗長システム。
  5. 前記チャネル別切替回路は、
    前記現用加入者ユニットのそれぞれに対応して配置され、チャネル別に現用加入者ユニットの前記処理回路に接続するか前記予備用加入者ユニットにおける同一チャネルの処理回路に接続するかを切り替える切替スイッチと、
    これらの切替スイッチのうち障害の発生した前記処理回路に対応するものについて現用加入者ユニットから予備用加入者ユニットに切り替えさせる切替制御手段
    とを具備することを特徴とする請求項1記載の加入者ユニット冗長システム。
  6. 前記チャネル別切替回路の前記切替スイッチは、前記現用加入者ユニットのそれぞれに対応して配置され、音声周波数帯域の電話信号と、これよりも高い所定の周波数帯域のADSL信号に分離するスプリッタに配置されていることを特徴とする請求項5記載の加入者ユニット冗長システム。
  7. 加入者回線のそれぞれに1対1に対応して用意された処理回路をそれぞれ同数ずつチャネル別の処理回路として用意して現用加入者ユニットおよび予備用加入者ユニットを構成すると共に、前記現用加入者ユニットを所定数用意し、前記所定数の現用加入者ユニットの中で処理回路のいずれかに障害が発生したとき、前記加入者回線にそれぞれ入力するパケットの送信元MACアドレスおよび受信した論理ポートを学習するMAC学習部の学習結果を登録するMACテーブルを用いることによって、中継交換を行う対象となるパケットから抽出した宛先MACアドレスがどの論理ポートの先につながっているかを検索して、送信元MACアドレスに対応する論理的な転送先を判別する転送先判別ステップと、
    前記障害が発生したチャネルに対応する前記加入者回線と前記処理回路を接続する経路を、前記予備用加入者ユニットにおける前記転送先判別ステップで判別した論理的な転送先としての同一チャネルの処理回路に接続する経路に切り替える経路切り替えステップ
    とを具備することを特徴とする加入者ユニット冗長方法。
  8. 前記所定数の現用加入者ユニットに接続される加入者回線のそれぞれの物理的な識別情報に対して、それぞれ固有の論理的な識別情報を付与する識別情報付与ステップと、
    前記所定数の現用加入者ユニットの中で処理回路のいずれかに障害が発生したとき、その障害が発生したチャネルに対応する加入者回線の物理的な識別情報に対応する論理的な識別情報を前記予備用加入者ユニットの同一チャネルの物理的な識別情報に対する論理的な識別情報として割り当てる障害時識別情報変更ステップと、
    前記識別情報付与ステップによって付与された物理的な識別情報と論理的な識別情報の対応関係を障害時識別情報変更ステップによって変更し、各加入者回線に入出力するパケットを、障害発生時には前記予備用加入者ユニットの対応する処理回路を使用しながら論理的な識別情報によって処理するパケット処理ステップ
    とを具備することを特徴とする請求項7記載の加入者ユニット冗長方法。
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