JP2825917B2 - 複合メール配達方式 - Google Patents

複合メール配達方式

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JP2825917B2
JP2825917B2 JP2060013A JP6001390A JP2825917B2 JP 2825917 B2 JP2825917 B2 JP 2825917B2 JP 2060013 A JP2060013 A JP 2060013A JP 6001390 A JP6001390 A JP 6001390A JP 2825917 B2 JP2825917 B2 JP 2825917B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/42Systems providing special services or facilities to subscribers
    • H04M3/50Centralised arrangements for answering calls; Centralised arrangements for recording messages for absent or busy subscribers ; Centralised arrangements for recording messages
    • H04M3/53Centralised arrangements for recording incoming messages, i.e. mailbox systems
    • H04M3/533Voice mail systems

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  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、複合メール配達方式に係り、特に、交換機
ネットワークに接続された各種メディアを取扱う各種端
末機器に対して、複数のメディアによるメッセージ情報
を効果的にサービスすることのできる複合メール配達方
式に関する。
[従来の技術] 最近、交換機ネットワーク内に設けられた電子メール
装置を用いて、音声、イメージ、テキスト等の各種メデ
ィアによるメッセージ情報を、交換ネットワーク内に接
続された端末機器に対して、同報、親展、回覧等による
メールサービスを行なう装置が開発されている。この電
子メール装置は、各種のメッセージ情報を、そのメッセ
ージが属するメディア毎に蓄積管理し、例えば、電話を
用いた音声メールサービス、ファクシミリ端末を用いた
ファクシミリメールサービス、パソコン等のデータ端末
を用いたテキストメールサービス等による電子メールサ
ービスを行なうものである。
この種電子メールサービスに関する従来の技術とし
て、例えば、特開昭60−30244号公報、特開昭60−30245
号公報等に記載された技術が知られている。
これらの従来技術は、マルチメディアメールを取出し
系サービスに使用した場合に関する技術であり、他のメ
ディアによるメッセージの存在を、アクセス時のメディ
アで通知することにより、再度、他のメディアによるメ
ッセージを、利用者がアクセスして取出し、複数メディ
アによるメッセージ通信を可能にするというものであ
る。
[発明が解決しようとする課題] しかし、前述の従来技術は、メッセージ通信の基本と
なる、配達系サービスにおける、複数メディアのメッセ
ージ通信方式に関する配慮がなされていなかった。例え
ば、前述の従来技術は、音声やファクシミリといった複
数のメディアを配達する場合の配達先の指定方法が、音
声の場合には相手先最寄りの電話番号であり、ファクシ
ミリの場合には相手先最寄りのファクシミリ用電話番号
である等、発信者が、その配達先の指定を、配達するメ
ディアによつて選択しなければならないという操作の煩
雑さがあった。
また、前述と同様に、配達サービスにおいて配達され
るメッセージが複数メディアのメッセージ情報で構成さ
れる場合、それら複数メディアのメッセージ情報は、同
時刻あるいはある一定時間後には配達され、同時に受信
者に届けられないと、効率的なメッセージ通信サービス
を提供したいということはできない。
前記従来技術による配達系サービスは、例えば、音声
とファクシミリで構成されるメッセージを送信した場
合、複合メール装置内の音声メールとファクシミリメー
ルとに対する負荷のかかる割合の相違等により、音声メ
ールは配達されたもののファクシミリメールは数時間経
過しても相手に配達されず、結果的にはファクシミリメ
ールが届いた段階で、音声メールの部分を送信者に確認
するといった、非効率的なメッセージ通信となってしま
う危険性を有している。
また、逆に音声とファクシミリを同時刻に相手に配達
できたとしても、相手の環境によつては、電話の各人に
1台ずつ割りあてられているものの、ファクシミリはグ
ループ単位もしくは職場のフロア単位で割り当てられて
いる場合もあり、出力されたファクシミリが自分の手元
に届けられるまでに、時間を要してしまう場合等、音声
によるメッセージは直ちに聞くことができるが、ファク
シミリはその音声メッセージと同時に見ることができな
いということも生じ得る。
マルチメディアメールにおけるサービスは、前述のよ
うな状況のために、時間的制約のある配達系サービスと
してよりも、メッセージ受信者が望む任意のときのアク
セス可能な取出し系サービスを中心に展開されてきた。
しかし、取立し系サービスは、メッセージ受信者が、
一旦複合メール装置にアクセスしなければならず、その
ための操作が必要なため、多忙等の理由によりアクセス
を怠ると、その間メッセージが取出されないため、タイ
ムリーなメッセージ通信を期待することができないとい
う問題点がある。
また、従来技術によるマルチメディア通信システムの
取出し系サービスは、複数のメディアのメッセージ情報
で構成されているメッセージを取出す際に、他のメディ
アで構成されるメッセージの一部があることが判つた場
合には、他メディアサポート用端末を用いて、再度複合
メール装置にアクセスして、他メディアによるメッセー
ジを取出さなけらばならず操作が煩雑であるという問題
点があった。
本発明の目的は、前述した従来技術の問題点を解決
し、端末機器に対する1つのメッセージが複数のメディ
アのそれぞれに属する複数のメッセージ情報により構成
される場合にも、これらのメッセージ情報を前記端末機
器に対して効果的にサービスすることのできる実用性の
高い複合メール配達方式を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば前記目的は、配達先毎に、配達先ID及
びメディア毎の配達先No.で構成されるメディア別配達
先No.索引テーブルを備えることにより達成され、ま
た、1つのメッセージを構成する各メディアによるメッ
セージ情報間のリンケージ情報を、複合メール装置内で
管理し、配達するメッセージ情報の配達時間に時間差を
つけることにより達成される。
さらに前記目的は、あるメディアによるメッセージ情
報を取出した者が、他メディアによるメッセージ情報の
配達先を指示したとき、複合メール装置が、その配達先
へ他のメディアによるメッセージ情報を配達することに
より達成される。
[作 用] メディアA用の配達先、メディアB用の配達先、メデ
ィアC用の配達先等により構成される配達先IDは、複合
メール装置内に予め登録される。メールの配達サービス
利用者(配達指示者)は、今から配達しようとするメデ
ィアを意識せずに、前述の登録されている配達先IDのみ
を指定すればよい。複合メール装置は、これにより送る
メディアを判定し、指定された配達先IDに基づいて、メ
ディア別の配達先を検索し該当の配達先へメディアを配
達する事が可能となる。
利用者は、複数のメディアによる配達サービスを依頼
するとき、複数のメディアによるメッセージ情報が1つ
のメッセージを構成するという情報を、複合メール装置
に指示する。これにより、複合メール装置は、複数のメ
ディアによるメッセージ情報が互いにリンクしているこ
とを複合メール装置内で管理する。複合メール装置は、
さらに、1つのメッセージを構成する複数のメディアに
よるメッセージ情報の1つを配達する際、そのメディア
のメッセージ情報とリンクする他のメディアによるメッ
セージ情報を時間差をつけて配達することができ、配達
系サービスにおける利用価値の高いマルチメディア通信
が可能となる。
利用者宛のメッセージが、複数のメディアに存在する
場合、一方のメディアのメッセージが利用者により取出
されたとき、そのメディアを用いて、他のメディアが存
在する旨の通知を行ない、その他のメディアによるメッ
セージを配達するか否かの確認を行いし、配達するなら
ばその配達先を、同一通話内で、利用者から当該メディ
アにより指示させる。この指示を受けた複合メール装置
は、他のメディアによるメッセージを、指示された配達
先へ出力することができる。
[実施例] 以下、本発明による複合メール配達方式の一実施例を
図面により詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例による複合メール配達機能
を備えた交換機ネットワークの概略構成を示すブロック
図、第2図はメッセージ配達先情報の管理形態を模式的
に示す図、第3図はメッセージ配達情報を検索する手順
を説明するフローチャート、第4図はファクシミリデー
タ、音声データ出力処理のためのキユー情報の流れを説
明する図、第5図は上記キユー情報の詳細を説明する
図、第6図は配達先端番号毎のキユー管理テーブルの管
理形態を模式的に示す図、第7図は第6図に示すテーブ
ルをアクセスするための手順を説明するフローチャー
ト、第8図はメッセージサービスの手順を説明するフロ
ーチャート、第9図はメッセージサービスを行うための
端末機器と複合メール装置間の接続手順を説明する図で
ある。第1図において、1は交換機、2、2′は電話
機、3、3′はファクシミリ端末、4、4′はデータ端
末、5は複合メール装置、11は音声インタフェース、12
はファクシミリインタフェース、13はデータインタフェ
ース、14はCPU、15はメモリ、16はディスクコントロー
ラ、17はディスク装置である。
第1図に示す本発明の一実施例による交換機ネットワ
ークは、任意の端末機器相互間の交換接続を行う交換機
1に、音声メディアを扱う端末機器としての電話機2,
2′、イメージデータを扱うファクシミリ端末3,3′、コ
ードデータを扱うデータ端末4,4′等と、複合メール装
置5とが接続されて構成されている。交換機1は、複合
メール装置5以外の前述の端末機器を、それぞれライン
回路を介して収容すると共に、図示しないトランク回路
を介して局線等に接続されており、全体の呼処理を行う
プロセッサの制御の下で、スイッチ回路が切換えられ、
任意の端末機器相互間の交換接続を制御している。
交換機1に接続されている複合メール装置5は、音声
インタフェース11、ファクシミリインタフェース12、デ
ータインタフェース13を備え、音声メディア、イメージ
メディア、コードメディア等の異種メディアの各メッセ
ージ情報のそれぞれを統一データとして取扱い、これら
のメッセージ情報は、メモリ15、ディスク装置17等に蓄
積される。そして、これらの各メッセージ情報は、CPU1
4の制御の下で、任意のタイミングで取出され、これを
アクセスした端末機器、あるいは、メッセージ出力の指
示がなされた端末機器に対して、メッセージ通信サービ
スのために送信される。
なお、前記ディスク装置17は、インタフェースを伺ど
るディスクコントローラ16を介して他のインタフェー
ス、CPU14、メモリ15に接続される。
前述のように構成された本発明の一実施例のシステム
において、メッセージ情報の配達指定は、次のように行
われる。
いま、電話機2、ファクシミリ端末3及びデータ端末
4を所有するメッセージ送信者が、同様に電話機2′フ
ァクシミリ端末3′及びデータ端末4′を所有するメッ
セージ受信者に、メッセージの配達を行う場合を考え
る。
このような場合、前述した従来技術は、送信者が、例
えば、電話機2を使用して音声メディアを受信者に配達
しようとする場合には、受信者の所有する電話機2′の
番号を指定し、同様に、ファクシミリ端末3を使用して
イメージデータを受信者に配達しようとする場合には、
受信者の所有するファクシミリ端末3′の番号を指定
し、データ端末4を使用してコードデータを受信者に配
達しようとする場合には、受信者の所有するデータ端末
4′の番号を指定するというように、メッセージ送信者
が配達するメディアを意識してメッセージ受信者の所有
する端末機器番号を選択して指定するものであった。
本発明の一実施例においては、前述のような端末機器
番号選択の煩雑さを回避するため、第2図に示すよう
な、配達先毎のメディア別配達先番号テーブルをあらか
じめ複合メール装置5に登録しておき、メッセージ送信
者は、メッセージの配達に際し、配達するメディアに依
らず、メッセージ受信者の配達先IDを指定することによ
り、配達先の指定を行うようにしている。
複合メール装置5は、メッセージ送信者から送られた
メディアの種別を、第1図に示した音声インタフェース
11、ファクシミリインタフェース12、データインタフェ
ース13のいずれかがアクセスされることにより検出し、
この検出されたメディアの種別と、メッセージ送信者が
指定した配達先IDとの2つの情報をキーにして、第2図
に示す配達先毎メディア別配達先番号テーブルを検索
し、メッセージの配達先番号を決定し、その端末機器に
当該メディアのメッセージを配達するように動作する。
第2図に示配達先毎メディア別配達先番号テーブル
は、各配達先毎に各メディア用配達先No.を登録したも
のであり、メッセージ配達先IDにより、配達先No.テー
ブルアドレスを介在して、各配達先のテーブルが求めら
れ、このテーブル内を前述で検出されたメディアの種別
で検索することにより、配達先端末機器No.が求められ
るように構成されている。
前述した処理の概要を、第3図に示すフローにより説
明する。
(1)複合メール装置5は、メッセージ送信者から配達
依頼があると、配達先IDと、所定のメディアによるメッ
セージを受け取り、そのメッセージを、対応するインタ
フェースを介してメモリ15またはディスク装置17に格納
すると共に、起動されたインタフェースからメディアの
種別を識別する(ステップ31)。
(2)配達先IDをキーとして、配達先No.テーブルアド
レスを検索し、当該配達先No.テーブルアドレスを確保
する(ステップ32、33)。
(3)配達先No.テーブルアドレス及びメディアの種別
をキーとして、メディア別の配達先No.を検索してこれ
を確保し、この配達先にメッセージの送信を行う(ステ
ップ234、35)。
前述した本発明の実施例によれば、メッセージ送信者
が、メッセージを構成するメディアの種別を意識するこ
となくメッセージの配達先を指定できるので、非常に操
作性の良い高効率なメッセージ通信サービスを行うこと
ができる。
本発明の一実施例は、複数メディアのメッセージ情報
から成るメッセージをメッセージ受信者へ配達する場合
に、1つのメディアから成るメッセージ情報をメッセー
ジ受信者に配達した後、時間差をおいて他のメディアか
ら成るメッセージ情報をメッセージ受信者に配達するよ
うに動作させることができる。
以下、この場合の動作を説明する。
いま、メッセージ送信者が、例えば、打合せの案内の
ために、打合せ場所付近の見取図と、その説明を行う付
加された音声とを、複数のメッセージ受信者へ同報配達
を行おうとする場合について考える。
このとき、メッセージ送信者は、自ら所有するファク
シミリ端末3を使用して、複合メール装置5に対して、
打合せ場所付近の見取図の配達を依頼すると共に、電話
機2を使用して、その見取図に対する音声による説明の
配達を、音声により複合メール装置5に対して依頼す
る。
これら、ファクシミリ端末3、電話機2を使用した複
合メール装置5への配達依頼時に、メッセージ送信者
は、複合メール装置5に対し、配達先端末番号等の配達
先IDを指示すると共に、これらのメディアの異なる複数
のメッセージ情報が1つのメッセージを構成するという
意味で、メッセージ送信者が任意に採用することのでき
る番号(以下メッセージ番号という)を指示しておく。
一方、配達依頼を受けた複合メール装置5は、第6図
に示すように、配達先端末番号(もしくは配達先ID)毎
に、配達依頼を受けたメッセージ情報を、メディア毎に
分けてキユーイングしておく。このキューの形式は、そ
の前方ポインター、後方ポインターを除いては、第5図
に示すように、配達先端末番号、発信端末番号、メディ
ア毎のメッセージ情報としてディスク17内に格納してあ
るメールの先頭アドレス、最終アドレス、メッセージ情
報メディアの種別を示すメディア種別(音声、ファクシ
ミリ、コード等)、配達依頼時にメッセージ送信者が指
示したメッセージ番号、及び、次のメッセージ情報を配
達するまでの時間を示すインターバル値で構成される。
次のメッセージ情報を配達するまでのインターバル値
は、システム固定値として登録しても良く、配達先毎の
可変値として登録しても良く、さらに、複合メール装置
5に対する配達依頼時に、メッセージ送信者が指示する
ようにしてもよい。
さて、前述のようなメッセージの配達依頼を受けた複
合メール装置5内には、メッセージ送信者により送られ
た、1つのメッセージを構成するメッセージ情報とし
て、音声メディア、ファクシミリメディアのメッセージ
が存在しているので、第6図に示す配達先端末番号毎の
キユーテーブルには、音声メディアのキユーとファクシ
ミリメディアのキューが1つずつ存在し、それらのキュ
ーが、同一のメッセージ番号でリンクされている。
この状態で、複合メール装置5は、指示された配達先
に、予め決められている優先順序で、すなわち、この例
では、ファクシミリメディアを優先させて、該当キュー
を、第4図に示すデータ配達関係図内のファクシミリデ
ータ配達キュー41の後方へ接続する。このファクシミリ
データ配達キュー41は、次段のファクシミリデータ出力
の処理で、実際のファクシミリデータとして指示された
配達先へ出力される。
このファクシミリの出力処理により、先程の見取図が
書かれているファクシミリデータが指示された配達先に
出力されたことになる。
その後、複合メール装置5は、出力が終了したファク
シミリの該当キュー(見取図の書かれているファクシミ
リデータのキュー)の中に示されている配達先端末番号
をキーとして、第6図に示す配達先端末毎のキューテー
ブルを索引する。この索引により、複合メール装置5
は、前記ファクシミリ出力の終了とした該当キュー内の
メッセージ番号をキーとして、前記当該キュー内のメデ
ィア種別以下の優先度のメディアから、1つのメッセー
ジを構成する、残る複数のメディアによるメッセージ情
報のキューを捜し出し、ファクシミリ出力シ終えた当該
キユー内のインターバル値で示される時間経過後に、先
程、配達先端末毎のキユーテーブルより捜し出した、別
メディアによるメッセージ情報のキュー、すなわちこの
例では、残る音声メディアのキューを、第4図に示す音
声データ配達キュー42の後方にする。この場合、配達の
時間の精度を上げたければ、このキユーを最前方に接続
する。
これにより、以降、第4図に示す音声データ出力処理
により、見取図に対する音声の説明が指定の端末へ出力
される。その後、複合メール装置5はファクシミリ出力
後の場合と同様に、第6図の配達先端末毎のキューテー
ブルから次のメディアによるメッセージ情報のキューを
捜すが、この例の場合、他のメディアのメッセージが存
在しないため、以上で指定された配達を終了する。
次に、前述した動作の概要を第7図に示すフローによ
り説明する。なお、ファクシミリデータの出力完了まで
の動作は、前述した本発明の第1の実施例の場合と同一
であるので、ここでは、ファクシミリデータ出力完了か
らの動作についてのみ説明する。
(1)ファクシミリデータの出力が完了すると、この出
力が完了したファクシミリデータ配達キュー内の、配達
先端末番号、メッセージ番号、インターバル値をセーブ
する(ステップ71、72)。
(2)配達先番号をキーとして、該当の配達先端末番号
毎のキュー管理テーブルを検索し、ステップ72でセーブ
したメッセージ番号と同一のメッセージ番号を有するコ
ードメディアキューがあるか否かをチェックする(ステ
ップ73、74)。
(3)ステップ74で、コードメディアキューがあれば、
ステップ72でセーブしたインターバル値をとって、コー
ドメディアのメールを出力する(ステップ75、76)。
(4)ステップ76の終了後、または、ステップ74で、コ
ードメディアキューがない場合、ステップ72でセーブし
たメッセージ番号と同一のメッセージ番号を有する音声
メディアキューがあるか否かチェックし、なければ処理
を終了し、あれば、ステップ72でセーブしたインターバ
ル値をとって、音声メディアのメールを出力する(ステ
ップ77〜79)。
前述において、もし、ファクシミリによる見取図を受
取つた後に、その受取人が、電話による内容説明のメッ
セージ情報を至急入手したければ、複合ヌール装置5に
アクセスすることにより、電話による見取図の内容説明
のメッセージ情報を第6図の配達先端末番号毎のキュー
テーブルより検索して取出すことも可能である。
前述した本発明の動作例によれば、1つのメッセージ
を構成する複数メディアによるメッセージ情報を、配達
サービスとして提供可能であるため、取出しサービスに
ありがちなメール取出し忘れが発生することなく、確実
で効率の良い、さらに、1つのメッセージが複数メディ
アで構成されるため内容の充実したメッセージ通信サー
ビスを提供することができる。
さらに、前述した本発明の動作例によれば、1つのメ
ッセージを構成する複数メディアによるメッセージ情報
の配達に時間差があり、その時間差も自由に選択できる
ため、メッセージ受信側で、1つのメッセージの入手
後、理解のための時間を得ることができ、さらに、配達
サービスであるためメッセージ受信者側への課金が行わ
れないという利点もある。
本発明は、さらに、複合メール装置にアクセスしたと
きに、そのアクセス者に対する、他メディアによるメッ
セージがあることが判つた場合に、同一通話(アクセス
者が複合メール装置へアクセスしたメディアによる通
話)内で、他のメッセージの存在を通知し、アクセス者
からの指示により、他メディアを取扱う端末機器への配
達を行うようにすることができる。
以下、この場合の動作を説明する。
ここでは、電話機2を使用して複合メール装置5にア
クセスしたときに、音声によるメッセージ以外に、ファ
クシミリによるメッセージが存在したとして、その動作
を説明する。
第1図の電話機2によつて、複合メール装置5をアク
セスしたとき、このアクセス者あてにファクシミリデー
タがあるか否かは、例えば、特開昭60−30244号公報,
特開昭60−30245号公報等に記載された技術を使用する
ことにより容易に知ることができる。
しかし、前記従来技術は、ファクシミリデータのメッ
セージが届いていたとしても、電話機2のままでは、こ
のファクシミリデータを取出すことができず、ファクシ
ミリ端末3を使つて再度、複合メール装置5にアクセス
しファクシミリデータを取出すというものであった。
本発明の一実施例は、第9図に示すように、電話機2
による音声データ取出しと同一通話中に、ファクシミリ
データの出力先であるファクシミリ端末3の番号を、電
話機2を使用して、例えば、プッシュ信号で複合メール
装置5に指示し、複合メール装置5が、このプッシュ信
号検出機によつて、ファクシミリデータの出力先を検出
し、その検出した番号へファクシミリデータを出力する
ことにより、前述のような煩雑さを除くことができる。
以下、この動作の概要を第8図及び第9図により説明
する。
(1)複合メール装置5に対するアクセスを行う場合、
アクセス者は、ダイヤルにより、複合メール装置5との
接続を行い、接続された後に送られてくる応答ガイダン
スに従って、ID信号を送出する(ステップ81)。
(2)複合メール装置5は、アクセス者に対する音声以
外のメディア、例えば、ファクシミリによるメッセージ
があるか否かを調べ、他のメッセージがない場合、音声
によるメッセージのみを、アクセス者に伝える(ステッ
プ82、83)。
(3)ステップ82で、ファクシミリによるメッセージが
存在する場合、音声メッセージを伝えると共に、ファク
シミリによるメッセージがある旨を、アクセス者に音声
により通知する(ステップ84)。
(4)ファクシミリによるメッセージがある旨を知らせ
れたアクセス者は、この通知を受けた後、そのままの状
態で、ファクシミリメッセージの出力先を、電話機のプ
ッシュ信号等により、複合メール装置5に知らせ、その
通話を一旦切断する(ステップ85)。
(5)その後、複合メール装置は、ステップ85で受け取
ったファクシミリデータ出力先の番号に基づいて、ダイ
ヤルによる接続を行い、ファクシミリデータの送信を行
う(ステップ86)。
前述の動作例において、電話機2以外にファクシミリ
端末3、データ端末4によつて複合メール装置5をアク
セスしたとき、他のメディアによるメッセージがある事
が判つた場合にも、前述と同様にそれら他メディアの出
力先を複合メールアクセスと同一通話内にそれぞれのメ
ディアで複合メール装置に指示することができる。
本発明の一実施例による前述の動作例によれば、複数
のメディアによるメッセージがある場合に、これらのメ
ッセージを、それぞれのメディアを取扱う端末機器から
何度もアクセスしてメッセージを取出さなくてすむた
め、メッセージ受信者に課金が行われないという利点が
あり、また何回も端末機器を使用して、複合メール装置
5をアクセスしなくても済み、操作性の向上を図ること
ができるという効果を得ることができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、以下のような効
果を奏することができる。
マルチメディア通信システムの配達サービスにおい
て、メッセージ送信者が、そのメッセージを構成するメ
ディアの種別を意識することなく、メッセージの配達先
を指定できるため、操作性の良い簡素化されたメッセー
ジ通信サービスを提供することができる。
1つのメッセージを構成する複数のメディアによるメ
ッセージ情報を、配達サービスとして提供することがで
きるため、確実で効率の良いメッセージ通信サービスを
提供することができる。
さらに、1つのメッセージを構成する複数メディアに
よるメッセージ情報間の配達に時間差を設けることがで
きメッセージ受信者に対しても、操作性及び効率の良い
メッセージ通信サービスを提供することができる。
複数のメディアによるメッセージが、あるメッセージ
受信者あてに存在する場合、複合メール装置にアクセス
した最初のメディアを利用して、他のメディアのメッセ
ージの存在を知らせることができ、そのメッセージの出
力を指定できるため、利用者にとつて操作性の良いメッ
セージ通信サービスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一の実施例による複合メール配達機能
を備えた交換機ネットワークの概略構成を示すブロック
図、第2図はメッセージ配達先情報の管理形態を模式的
に示す図、第3図はメッセージ配達情報を検索する手順
を説明するフローチャート、第4図はファクシミリデー
タ、音声データ出力処理のためのキユー情報の流れを説
明する図、第5図は上記キユー情報の詳細を説明する
図、第6図は配達先端末番号毎のキユー管理テーブルの
管理形態を模式的に示す図、第7図は第6図に示すテー
ブルをアクセスするための手順を説明するフローチャー
ト、第8図はメッセージサービスの手順を説明するフロ
ーチャート、第9図はメッセージサービスを行うための
端末機器と複合メール装置間の接続手順を説明する図で
ある。 1……交換機、2、2′……電話機、3、3′……ファ
クシミリ端末、4、4′……データ端末、5……複合メ
ール装置、11……音声インタフェース、12……ファクシ
ミリインタフェース、13……データインタフェース、14
……CPU、15……メモリ、16……ディスクコントロー
ラ、17……ディスク装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/54 H04L 12/58 H04M 3/42

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種メディアを取扱う各種端末機器、回線
    交換機、及び、複合メール装置を備えて構成されるマル
    チメディア通信システムにおいて、前記複合メール装置
    は、自装置内に格納されている複数のメディアによるメ
    ッセージの配達先ID及びメディア毎の配達先番号により
    構成されるメディア別配達先番号索引テーブルを備え、
    複数のメディアによるメッセージをメディア毎にそのメ
    ディアに対応する配達先番号を用いて配達することを特
    徴とする複合メール配達方式。
  2. 【請求項2】前記複合メール装置は、配達する1つのメ
    ッセージが複数のメディアのメッセージ情報から構成さ
    れる場合、この複数のメッセージ情報間にリンケージ情
    報を持い、このリンケージ情報に従って時間差をおいて
    これらのメッセージ情報を、メッセージ受信者に配達す
    ることを特徴とする請求項1記載の複合メール配達方
    式。
  3. 【請求項3】前記複合メール装置は、該複合メール装置
    が第1のメディアによりアクセスされたとき、そのアク
    セス者に対する他の第2、第3の一方または両方のメデ
    ィアによるメッセージが、複合メール装置内に存在して
    いる場合、アクセスされている第1のメディアにより第
    2、第3のメディアによるメッセージの存在を通知し、
    アクセス者からの第1のメディアによる指定により、第
    2、第3のメディアを取扱う端末機器へ、そのメッセー
    ジの配達を行なうことを特徴とする請求項1または2記
    載の複合メール配達方式。
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