JP2825439B2 - シートバックのパッド構造 - Google Patents

シートバックのパッド構造

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JP2825439B2 JP6144493A JP14449394A JP2825439B2 JP 2825439 B2 JP2825439 B2 JP 2825439B2 JP 6144493 A JP6144493 A JP 6144493A JP 14449394 A JP14449394 A JP 14449394A JP 2825439 B2 JP2825439 B2 JP 2825439B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フレームの前面側を覆
うようにパッド材が装着され、前記フレームの背面側に
配されたランバープレートにより、前記パッド材におけ
る着座者の腰付近が当接する部位を前方へ膨出させるよ
うに構成したシートバックにおいて、前記フレーム及び
ランバープレートが対接するパッド材の背面側に、布状
の補強用サポート材を貼着して成るパッド構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシートバックのパッド構
造としては、例えば、図9に示すようなものがある。す
なわち、パッド材1は、フレームの前面側を覆う背サポ
ート部2とその両側より前方へ膨出したサイドサポート
部3,3とから成り、前記背サポート部2の背面側は単
に平面状に成形されている。かかる背面側には、ランバ
ープレート4が配され、サイドサポート部3の側方に設
けられたレバー5を操作すると、図示省略したランバー
サポート機構によりランバープレート4が前後方向に移
動し、背サポート部2における着座者の腰付近が当接す
る部位を適宜張り出させるように構成されている。
【0003】ところが、上記のパッド構造では、ランバ
ープレート4により背サポート部2の背面側を押圧して
も、背サポート部2の表面側の前方への張り出しは概し
て不十分であり、しかも、図9中で想像線で示すよう
に、両側のサイドサポート部3,3までもが側方に広が
るように膨出してしまい、レバー5との干渉が生じると
いう欠点があった。
【0004】かかる欠点を解消し得るような従来技術と
しては、例えば、実開昭63−5851号公報や、実開
平1−104251号公報におけるシートバックのパッ
ド構造が提案されている。
【0005】実開昭63−5851号に示すものは、パ
ッド材の背面側に布状の補強用サポートが貼着してあ
り、パッド材の背面側におけるランバーサポート機構に
より押圧される部位の傍らには凹部が形成され、かかる
凹部に沿って補強用サポートが窪んだたるみ部が設けら
れている。
【0006】また、実開平1−104251号に示すも
のは、パッド材が背サポート部と両端のサイドサポート
部とに分割されており、前記背サポート部は背サポート
フレームを介して、サイドサポート部とは別個にバック
フレームに前後移動可能に取付けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た実開昭63−5851号に示す従来技術では、パッド
材のたるみ部の表面上を補強用サポート材が覆ってお
り、かかる補強用サポート材は伸縮性に乏しいため、た
るみ部においても必ずしも十分に伸長し変形するとは限
らず、更に前方への張り出し得る構成が要望されてい
た。
【0008】また、実開平1−104251号に示す従
来技術では、確かに十分に前方へ張り出し得るが、パッ
ド材が複数のサポート部に分割されており、各サポート
部ごとにフレーム側に取付けなければならず、組み付け
工数が嵩み、また各サポート部の背面側に補強用サポー
ト材を貼着する場合、個々に分断された各サポート材を
一つずつ位置決めして貼着する作業が非常に面倒であ
り、コストアップを招くという問題点があった。
【0009】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたものであり、ランバープレートを前進させ
ても、パッド材の両端側が側方に不必要に出っ張ること
なく、必要部位のみを十分に前方に張り出させることが
でき、しかも部品点数が少なく簡易かつ迅速に製作する
ことが可能であり、コストを低減することができるシー
トバックのパッド構造を提供することを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、フレーム(11)の
前面側を覆うようにパッド材(20)が装着され、前記
フレーム(11)の背面側に配されたランバープレート
(41)により、前記パッド材(20)における着座者
の腰付近が当接する部位を前方へ膨出させるように構成
したシートバック(10)において、前記フレーム(1
1)及びランバープレート(41)が対接するパッド材
(20)の背面側に、布状の補強用サポート材(30)
を貼着して成るパッド構造であって、前記パッド材(2
0)の背面側に、前記ランバープレート(41)により
押圧される部位を取り囲むように周回する凹部(24)
を形成し、前記補強用サポート材(30)に、前記パッ
ド材(20)における押圧部位に対応したプレート当接
部(31)を画定し、該プレート当接部(31)の外周
に沿って、予め前記パッド材(20)の凹部(24)に
対応し開口するスリット(32)を、途中少なくとも一
か所で前記凹部(24)の内面に沿わせる繋り部(3
3)により分断させて形成したことを特徴とするシート
バック(10)のパッド構造に存する。
【0011】また、別の観点からの本発明の要旨とする
ところは、前記パッド材(20)の背面側に、前記ラン
バープレート(41)により押圧される部位を取り囲む
ように矩形状に周回する凹部(24)を形成し、前記補
強用サポート材(30)に、前記パッド材(20)にお
ける押圧部位に対応した矩形状のプレート当接部(3
1)を画定し、該プレート当接部(31)の外周に沿っ
て、予め前記パッド材(20)の凹部(24)に対応し
開口するスリット(32)を、該スリット(32)の上
半側と下半側との各中央付近の2か所で前記凹部(2
4)の内面に沿わせる繋り部(33)により分断させて
形成したことを特徴とする前記シートバックのパッド構
造に存する。
【0012】
【作用】パッド材(20)の背面側には、ランバープレ
ート(41)により押圧される部位を取り囲むように周
回する凹部(24)を形成する。そして、補強用サポー
ト材(30)には、前記パッド材(20)における押圧
部位に対応したプレート当接部(31)を画定し、該プ
レート当接部(31)の外周に沿って、予め前記パッド
材(20)の凹部(24)に対応し開口するスリット
(32)を、途中少なくとも一か所で前記凹部(24)
の内面に沿わせる繋り部(33)により分断させて形成
する。
【0013】前記補強用サポート材(30)のスリット
(32)に囲まれたプレート当接部(31)は、該スリ
ット(32)の途中少なくとも一か所を分断する繋り部
(33)により、スリット(32)外側とは分離せずに
一枚物として扱える。従って、前記補強用サポート材
(30)をパッド材(20)の背面側に貼着するのに、
例えば成形型内に予め補強用サポート材(30)をセッ
トする場合等、補強用サポート材(30)の取扱いに便
利であり、位置決めも容易となる。
【0014】このようにパッド材(20)の背面側に補
強用サポート材(30)を貼着して成るパッド構造で
は、補強用サポート材(30)のプレート当接部(3
1)に対接させたランバープレート(41)を前方に移
動させると、パッド材(20)が前方へ押出されるが、
この時、周囲の凹部(24)はその幅が伸長する方向に
弾性変形するため、パッド材(20)は前方へ十分に張
り出すことができる。
【0015】また、パッド材(20)の背面側の凹部
(24)は、前記ランバープレート(41)により押圧
される部位を取り囲むように形成されているため、かか
る押圧部位以外の周囲のパッド材(20)の両側端側等
が必要以上に膨出することはない。しかも、周回状の凹
部(24)には、補強用サポート材(30)のスリット
(32)がちょうど開口すべく対応しており、前記凹部
(24)にはスリット(32)の途中一部にのみ有る繋
り部(33)が僅かに沿うだけであるため、凹部(2
4)の弾性変形が伸長性に乏しい補強用サポート材(3
0)によって抑えられることはない。
【0016】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の各種実施例を説
明する。図1〜図6は本発明の第1実施例を示してい
る。図1に示すように、本実施例に係るパッド構造は車
両用シートに代表される一般シートのシートバック10
を構成するものである。ここでシートバック10は、フ
レーム11の前面側を覆うようにパッド材20が装着さ
れて成り、フレーム11の背面側にはランバーサポート
機構40が配設されている。ランバーサポート機構40
のランバープレート41により、パッド材20における
着座者の腰付近が当接する部位が前方へ膨出するように
設定されている。
【0017】パッド構造は、前記フレーム11及びラン
バープレート41が対接するパッド材20の背面側に、
布状の補強用サポート材30を貼着して成る。パッド材
20は、例えば、成形型内にウレタンフォームを注入発
泡させ、図示した形状に一体成形したものである。更に
詳しく言えば、パッド材20は、背凭れ面を形成する背
サポート部21と、その両側のサイドサポート部22,
22と、サイドサポート部22,22の背面側よりフレ
ーム22の側端後方に回り込むように延出した後方サポ
ート部23,23とを有する。
【0018】図2に示すように、パッド材20の背サポ
ート部21の背面側21bには、ランバープレート41
により押圧される部位を取り囲むように矩形状に周回す
る凹部24が形成されている。かかる凹部24は、ラン
バープレート41が前方移動した際に幅が伸長する方向
に弾性変形し、前記ランバープレート41が対接した押
圧部位を前方へ十分に張り出させるためのものである。
また、凹部24は、押圧部位以外の例えばサイドサポー
ト部22,22等が必要以上に膨出するのを防ぐ役割を
果すものでもある。
【0019】また、背サポート部21の表面側21aに
も、前述した背面側21bの凹部24に対応して矩形状
に周回する凹部25が形成されている。なお、背サポー
ト部21の表面側21aとサイドサポート部22との境
付近には、パッド材20の表面に被着するトリムカバー
を引き込むための引込用溝26が形成されており、背サ
ポート部21の背面側21aと後方サポート部23との
境付近には、フレーム11の側端部が嵌る装着用溝27
が形成されている。
【0020】背サポート部21の背面側21bと、装着
用溝27の内面には、一枚物である布状の補強用サポー
ト材30が貼着されている。補強用サポート材30は、
フレーム11及びランバープレート41が対接するパッ
ド材20の背面側が裂傷しないように補強するものであ
り、例えば、寒冷紗、不織布、粗毛布等から成る。パッ
ド材20の背面側に補強用サポート材30を貼着するに
は、接着剤を用いたり、或は成形型内にて一体発泡させ
ればよい。
【0021】補強用サポート材30には、背サポート部
21の背面側21bにおける押圧部位に対応したプレー
ト当接部31が画定されており、該プレート当接部31
の外周に沿って、前記凹部24に対応し開口する矩形に
周回したスリット32が形成され、かかるスリット32
の上半側と下半側の各中央付近はそれぞれ繋り部33,
33により分断されている。
【0022】すなわち、図1及び図3に示すように、ス
リット32は上下の繋り部33,33によって、略コ字
形の一対が全体として矩形状を成すように形成されてい
る。従って、スリット32の内側であるプレート当接部
31は、上下の繋り部33,33によりスリット32の
外側の補強用サポート材30の他部分から分離すること
なく一枚物として繋っている。
【0023】図5に示すように、補強用サポート材30
は、そのスリット32がパッド材20の凹部24にちょ
うど開口するように、パッド材20に貼着されており、
また、図4に示すように、スリット32を上下2箇所で
分断する繋り部33,33は、凹部24の内面に沿うよ
うに貼着されている。
【0024】図1に示すランバーサポート機構40は、
パッド材20における着座者の腰部付近が当接する部位
を前後に動かし、着座者の好みに応じて腰部の支持感を
調整する装置である。更に詳しく言えば、図示省略した
支持調整機構により前後移動可能に配された支持アーム
42により、前記ランバープレート41をパッド材20
上のプレート当接部31に対接させた状態にて前後方向
に移動させ、パッド材20の腰部当接部位を前方へ張り
出させるように構成されている。
【0025】次に作用を説明する。パッド材20の背サ
ポート部21の背面側21bには、ランバープレート4
1により押圧される部位を取り囲むように矩形状に周回
する凹部24を形成する。具体的な形成法としては、例
えば、パッド材20の成形型の内面所定箇所に予め凹部
24をかたどる凸部を設けておけばよい。
【0026】一方、パッド材20の背面側に貼着する補
強用サポート材30には、予めパッド材20における押
圧部位に対応したプレート当接部31を画定する。そし
て、プレート当接部31の外周に沿って、前記パッド材
20の凹部24に対応して開口するスリット32を、上
下の2か所の繋り部33,33により分断させて形成す
る。
【0027】図3に示すように、補強用サポート材30
のスリット32に囲まれたプレート当接部31は、周回
状のスリット32の途中を分断する繋り部33,33に
より、スリット32の外側部分とは分離せずに一枚物と
して扱える。特に本実施例では、矩形状に周回したスリ
ット24の上半側と下半側との各中央付近の2か所に、
該スリット24を分断するよう繋り部33,33がある
ため、スリット24内側のプレート当接部31が徒に捲
れるようなことがない。
【0028】それにより、前記補強用サポート材30を
パッド材20の背面側に貼着するに際して、例えば、成
形型の内面に予め補強用サポート材30をセットする場
合等、補強用サポート材30の取扱いに便利であり、位
置決めも容易となり、その結果として製作を簡易かつ迅
速に行なうことができ、コストを低減することができ
る。
【0029】図6に示すように、パッド材20の背面側
に補強用サポート材30を貼着して製造されたパッド構
造において、補強用サポート材30のプレート当接部3
1に対接させたランバープレート41を前方に移動させ
ると、パッド材20が前方へ押し出される。この時、周
囲の凹部24はその幅が伸長する方向に弾性変形するた
め、図6中で想像線に示すように、パッド材20におけ
る腰部当接部位は前方へ十分に張り出すことができる。
【0030】また、前記凹部24は、ランバープレート
41により押圧される部位を取り囲むように形成されて
いるため、かかる押圧部位以外の周囲のパッド材20の
サイドサポート部22等が不必要に膨出することはな
い。しかも、凹部24には、補強用サポート材30のス
リット32がちょうど開口すべく対応しており、凹部2
4にはスリット32の途中一部の繋り部33,33が僅
かに沿うだけであるため、凹部24の弾性変形が伸長性
に乏しい補強用サポート材30によって抑えられること
はない。
【0031】図7及び図8は本発明の第2実施例を示し
ている。本実施例に係るシートバックのパッド構造は、
前記第1実施例と基本的な構成は共通するが、パッド材
の材質において一部が異なる。すなわち、第1実施例の
パッド材20は、1種類のウレタンフォーム等の原料に
て一体的に成形されているが、第2実施例のパッド材2
0Aは、ランバープレート41により押圧される部位2
1bのみが異硬度の原料にて成形されたものである。
【0032】具体的には、例えば、パッド材20Aの背
サポート部21の大部分やサイドサポート部22等を、
16〜20kg/314cm2 の硬度を有する原料にて
成形し、ランバープレート41が当接する押圧部位21
bのみを30kg/314cm2 の硬度を有する原料で
成形してもよい。なお、パッド材20Aの凹部24や、
パッド材20Aの背面側に貼着する補強用サポート材3
0の構成は、前記第1実施例と共通するので重複した説
明は省略する。
【0033】以上のようなパッド材20Aによれば、そ
の押圧部位21bが他部位に比して高弾性を有するた
め、ランバープレート41を前進させた際、押圧部位2
1bのみを十分かつ確実に前方へ膨出させることができ
る。
【0034】なお、本発明に係るシートバックのパッド
構造は、前記各種実施例に示した具体的構成に限定され
るものではない。
【0035】
【発明の効果】本発明に係るシートバックのパッド構造
によれば、パッド材の背面側にランバープレートにより
押圧される部位を取り囲むよう凹部を形成し、補強用サ
ポート材に前記パッド材の凹部に対応するスリットを、
途中少なくとも一か所で繋り部により分断させて形成し
たから、スリットに囲まれたプレート当接部は、前記繋
り部によりスリット外側とは分離せずに一枚物として扱
える。従って、補強用サポート材をパッド材の背面側に
貼着するに際し、補強用サポート材の取扱いに便利であ
り、位置決めも容易となり、しかも部品点数が少なく、
製作コストを低減することができる。
【0036】また、ランバープレートによりパッド材の
押圧部位を前方へ押し出す際に、その周囲の凹部はその
幅が伸長する方向に弾性変形するから、パッド材は前方
へ十分に張り出すことができ、しかも押圧部位以外のパ
ッド材の一部が不必要に膨出することがない。更に、前
記凹部には補強用サポート材のスリットがちょうど開口
すべく対応し、凹部には僅かに繋り部が沿うだけである
から、凹部の弾性変形が伸長性に乏しい補強用サポート
材によって抑えられることはなく、十分に腰付近の支持
感を得られるよう調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るシートバックのパッ
ド構造を備えたシートバックを後方から見た状態を示す
斜視図である。
【図2】図1のIIーII線断面図である。
【図3】本発明の第1実施例に係るシートバックのパッ
ド構造の要部を示す拡大図である。
【図4】図3のIVーIV線断面図である。
【図5】図3のVーV線断面図である。
【図6】本発明の第1実施例に係るシートバックのパッ
ド構造の変位状態を示す作用説明図である。
【図7】本発明の第2実施例に係るシートバックのパッ
ド構造を構成するパッド材の背面図である。
【図8】本発明の第2実施例に係るシートバックのパッ
ド構造の横断面図である。
【図9】従来のシートバックのパッド構造を示す横断面
図である。
【符号の説明】
10…シートバック 11…フレーム 20…パッド材 24…凹部 30…補強用サポート部材 32…スリット 33…繋り部 41…ランバープレート

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームの前面側を覆うようにパッド材が
    装着され、前記フレームの背面側に配されたランバープ
    レートにより、前記パッド材における着座者の腰付近が
    当接する部位を前方へ膨出させるように構成したシート
    バックにおいて、前記フレーム及びランバープレートが
    対接するパッド材の背面側に、布状の補強用サポート材
    を貼着して成るパッド構造であって、 前記パッド材の背面側に、前記ランバープレートにより
    押圧される部位を取り囲むように周回する凹部を形成
    し、 前記補強用サポート材に、前記パッド材における押圧部
    位に対応したプレート当接部を画定し、該プレート当接
    部の外周に沿って、予め前記パッド材の凹部に対応し開
    口するスリットを、途中少なくとも一か所で前記凹部の
    内面に沿わせる繋り部により分断させて形成したことを
    特徴とするシートバックのパッド構造。
  2. 【請求項2】前記パッド材の背面側に、前記ランバープ
    レートにより押圧される部位を取り囲むように矩形状に
    周回する凹部を形成し、 前記補強用サポート材に、前記パッド材における押圧部
    位に対応した矩形状のプレート当接部を画定し、該プレ
    ート当接部の外周に沿って、予め前記パッド材の凹部に
    対応し開口するスリットを、該スリットの上半側と下半
    側との各中央付近の2か所で前記凹部の内面に沿わせる
    繋り部により分断させて形成したことを特徴とする請求
    項1記載のシートバックのパッド構造。
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