JP2825329B2 - ボルト使用の連結構造 - Google Patents

ボルト使用の連結構造

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JP2825329B2 JP23815490A JP23815490A JP2825329B2 JP 2825329 B2 JP2825329 B2 JP 2825329B2 JP 23815490 A JP23815490 A JP 23815490A JP 23815490 A JP23815490 A JP 23815490A JP 2825329 B2 JP2825329 B2 JP 2825329B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、2つの部材を下方から通したボルトにより
連結させるボルト使用の連結構造に関するものである。
従来の技術 従来、この種の連結は、たとえば第6図に示す構造に
より行っていた。すなわち第1部材70に下面開放のねじ
孔71を形成するとともに、第2部材72にボルト孔73を形
成している。そしてワッシャ74を介して第2部材72のボ
ルト孔73にボルト75を下方から通し、このボルト75をね
じ孔71にら合し締め付けることで、第2部材72を第1部
材70に連結していた。
発明が解決しようとする課題 上記の従来形式によると、使用経過によりボルト75が
緩み脱落したとき、第1部材60と第2部材72とは直ちに
分離され、非固定側の部材が落下して危険であった。
本発明の目的とするところは、ボルトが緩んで脱落し
ても両部材間の連結姿勢は維持し得るボルト使用の連結
構造を提供する点にある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明におけるボルト使用
の連結構造は、第1部材に第2部材を下方から当接さ
せ、第2部材に下方から通したボルトを第1部材にら合
させるボルト使用の連結構造であって、前記第2部材
は、平面視矩形状のテーブルの補強材を形成するもの
で、その遊端下部を前記第1部材に下方から当接自在に
構成し、前記第2部材に第2ボルト挿通孔を形成し、前
記第1部材には、第2ボルト挿通孔に連通自在な下面開
放の第1ボルト挿通孔と、この第1ボルト挿通孔の奥に
連通したねじ孔とを形成し、両ボルト挿通孔間に亘って
下方から挿入自在なロールピンを設けるとともに、この
ロールピンを通って前記ねじ孔にら合するボルトを設け
ている。
作用 かかる本発明の構成によると、使用経過に伴ってボル
トが緩み、そして脱落したとしても、両ボルト挿通孔間
に亘って挿入され、弾性的に係合しているロールピンに
より両部材の連結は維持されることになる。
実施例 以下に本発明の一実施例を第1図〜第5図に基づいて
説明する。
第2図〜第5図において1はベース台で、左右一対の
側フレーム1Aと、これら側フレーム1Aの後端寄りの中間
部間を連結する渡りフレーム1BとによりH形状に形成さ
れ、この渡りフレーム1Bの前後に凹入部1C,1Dを有す
る。両側フレーム1Aの前部下面には固定ブラケット2を
介して前車輪3が取付けられ、また後部下面には旋回ブ
ラケット4を介して後車輪5が取付けられる。そして両
側フレーム1A内には補強部材6が取付けられ、さらに両
側フレーム1Aの前後端には樹脂製のコーナ部材7が取付
けられる。
前記渡りフレーム1Bから両側フレーム1Aに亘っての上
面から支柱部材10が立設される。この支柱部材10は、両
側フレーム1Aから立設した左右一対のポスト11ト、これ
らポスト11の下端間を連結する下部ビーム12と、上端間
を連結する上部ビーム13と、両ポスト11と両ビーム12,1
3の後面間に配設したバックパネル14と、両ビーム12,13
の前面間に配設したフロントパネル15と、両ポスト11の
上端から上部ビーム13の上面間に亘って配設した上部樹
脂カバー16とから構成される。そしてフロントパネル15
の側縁と両ポスト11の内側面との間に、それぞれ上下方
向のスリット17を形成している。両ポスト11はアルミレ
ールであって、その相対向する内面側にはガイド溝18が
全長に亘って形成されている。さらに支柱部材10の上部
で後面側に取手21が設けられる。この取手21は、両ポス
ト11の後面側に固定されて後方へ延びる左右一対のブラ
ケット22と、これらブラケット22の遊端間に取付けた左
右方向のパイプ体23とからなる。
第1図〜第5図に示すように、前記支柱部材10内には
昇降自在なキャレッジ30が設けられる。このキャレッジ
30は、左右一対の側枠31と、これら側枠31の下端間を連
結せる下部枠32と、両側枠31の上部外面にローラピン33
などを介して取付けた上位ガイドローラ34と、両側枠31
との下部外面にローラピン35などを介して取付けた下位
ガイドローラ36と、両側枠31の下部から前方に連設した
連結用部材37とから構成される。両ガイドローラ34,36
は樹脂製で前記ポスト11のガイド溝18に嵌合して昇降案
内される。さらに前記連結用部材37は前記スリット17を
通って支持部材10の前面外方に突出し、前面側で昇降自
在となる。この連結用部材37が第1部材の一例となる。
前記支持部材10の前方にはテーブル40が配設され、こ
のテーブル40は左右一対の連結用部材37間に連結具41を
介して固定される。前記テーブル40は、平面視で型状
の補強材42と、この補強材42を被覆する状態で配設した
平面視矩形状の樹脂板43とからなる。前記補強材42は第
2部材の一例であって、その両遊端を介して連結用部材
37に固定される。前記樹脂板43は、その下面側に補強用
のリブ部を格子状に一体形成しており、さらに後端から
は上方へのストッパ部43aを一体形成している。
前記テーブル40を連結用部材37に固定するための連結
具41はボルト使用であって、その際に連結用部材37に下
面開放の第1ボルト挿通孔44と、この第1ボルト挿通孔
44の奥に連通したねじ孔45とが形成される。そして連結
用部材37に対して下方から当接自在な補強材42の遊端に
は、前記第1ボルト挿通孔44に連通自在な第2ボルト挿
通孔46が形成さてれいる。連通させた両ボルト挿通孔4
4,46間に亘って挿入自在なロールピン47が設けられる。
このロールピン47は一つ割れの筒状であって、その弾性
に抗して縮径させた状態で両ボルト挿通孔44,46間に亘
って挿入され、そして弾性によって両ボルト挿通孔44,4
6に密に嵌合する。前記ロールピン47に下方から挿入自
在なボルト47が設けられ、このボルト48は前記ねじ孔45
にら合自在となる。49はワッシャを示す。
前記支柱部材10とキャレッジ30の間には、キャレッジ
30を上昇付勢する上動付与装置50が設けられる。すなわ
ちキャレッジ30の枠内には、弾性体の一例である上下方
向に引張り作用するばねが左右方向で複数本(実施例で
は7本)に配置されている。ここでばねは、両端の一対
が定置ばね51となり、そして残りの5本が切換えばね52
となる。これらばね51,52の下端は、上記位置を調整自
在なボルトナット形式の下部連結具53を介して、前記キ
ャレッジ30の下部枠32に連結されている。そして一対の
定置ばね51の上端は、上下位置を調整自在なボルトナッ
ト形成の上部連結具54を介して、前記支柱部材10の上部
ビーム13に連結されている。ここで上部連結具54の操作
用ナットは上部ビーム13の上方で露出している。残りの
切換ばね52における上端は、フック状に曲げて被係止部
55を形成している。
前記キャレッジ30が上昇限に達したとき、前記被係止
部55に対して各別に係脱自在な複数の係止具60が前記支
柱部材10に設けられる。すなわち前記上部ビーム12には
前後方向の操作ピン61が回動自在に取付けられている。
前記係止具60はフック状であって、その基部を操作ピン
61に外嵌し固定することでピン軸心の周りに揺動自在と
なり、以って被係止部55に対して係脱自在となる。
なお、テーブル40の先端下面には、このテーブル40が
下降限に達したときに側フレーム1Aの上面に当接自在な
ストッパ68が設けられる。69は取り扱われる荷で、たと
えば多数の物品を収納したケースを複数段に積み上げる
ことで形成される。
次に上記実施例の使用状態を説明する。
第1図〜第5図は全ての係止具60を作用位置とした状
態を示している。この状態でテーブル40上へ荷69を載置
させることにより、その荷重は連結用部材37などを介し
てキャレッジ30に伝わり、各ばね51,52の弾性力に抗し
てキャレッジ30を下降させる。その際に全てのばね51,5
2が作用することから最大荷重の荷69を取扱える。そし
て最大荷重やこれを越える荷重のときには、テーブル40
の先端下面に取付けたストッパ68が側フレーム1Aの上面
に当接(第3図仮想線参照)し、その荷重はストッパ68
と連結用部材37とを介して分散され支持されることにな
る。
上述のように荷69を支持してなる台車は、作業者が取
手21を介して手押し走行させることで前進し、また作業
者が進行方向に向いた姿勢で取手21を介して引き走行さ
せることで後進する。
台車を介して荷69を所定の場所に運んだのち、たとえ
ば物品を1つづつ取り出しながら加工したり、他の物品
に組み付けたりする。その際に荷69による荷重が漸次減
少することになり、それに応じてばね51,52群の弾性力
でキャレッジ30が漸次上昇することになる。これにより
荷69の上面(物品取り出し作用面)は一定またはほぼ一
定に維持される。そしてテーブル40上の荷69が空になる
ことにより、第2図〜第5図に示すように、キャレッジ
30を介してテーブル40は上限にまで上昇する。
上述したようにキャレッジ30が上限位置にあるとき、
被係止部55を少し持ち上げて係止具60に緩く係止させた
状態になる。
取り扱う荷69の荷重が軽くて全てのばね51,52を使う
必要のないとき、前述した荷69が空の状態で使用本数が
減少される。すなわち非使用に切り換えようとするばね
52に対応した操作ピン61を回動させる。これにより被係
止部55から係止具60が外れ、以って係止具60は水平状に
なる。
このようにしてばね52の作用本数を取り扱う荷69の最
大荷重に応じて変更し得る。
上述したキャレッジ30の昇降は、ガイド溝18にガイド
ローラ34,36が案内されることで一定経路上で行われ
る。その際にテーブル40にかかる偏荷重によって上位ガ
イドローラ34は前部のガイド面に案内され、下位ガイド
ローラ36は後部のガイド面に案内される。
連結用部材37とテーブル40との連結を行うボルト48が
使用経過に伴って緩み、そして脱落したとしても、両ボ
ルト挿通孔44,46間に亘って挿入され、弾性的に係合し
ているロールピン47により連結用部材37とテーブル40と
の連結は維持されることになる。したがってボルト48が
脱落すると同時にテーブル40が分離されて落下すること
はなく、ボルト48の締め付けによる補修は余裕をもって
行える。
なお、たとえば空になったケースは除去されるか、上
昇したテーブル40の下方を利用して両側フレーム1A間に
載置される。
発明の効果 上記構成の本発明によると、使用経過に伴ってボルト
が緩み、そして脱落したとしても、両ボルト挿通孔間に
亘って挿入され、弾性的に係合しているロールピンによ
り両部材の連結は維持することができ、落下など生じな
くて安全な連結にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の一実施例を示し、第1図は連
結部の縦断側面図、第2図は台車全体の斜視図、第3図
は同一部切り欠き側面図、第4図は同横断平面図、第5
図は同一部切り欠き正面図、第6図は従来例を示す要部
の縦断側面図である。 1……ベース台、3……前車輪、5……後車輪、10……
支柱部材、11……ポスト、17……スリット、18……ガイ
ド溝、21……取手、30……キャレッジ、34……上位ガイ
ドローラ、36……下位ガイドローラ、37……連結用部材
(第1部材)、40……テーブル、41……連結具、42……
補強材(第2部材)、44……第1ボルト挿通孔、45……
ねじ孔、46……第2ボルト挿通孔、47……ロールピン、
48……ボルト、50……上動付与装置、51……定置ばね、
52……切換えばね、60……係止具。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62B 3/02 F16B 21/12 F16B 39/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1部材に第2部材を下方から当接させ、
    第2部材に下方から通したボルトを第1部材にら合させ
    るボルト使用の連結構造であって、前記第2部材は、平
    面視矩形状のテーブルの補強材を形成するもので、その
    遊端下部を前記第1部材に下方から当接自在に構成し、
    前記第2部材に第2ボルト挿通孔を形成し、前記第1部
    材には、第2ボルト挿通孔に連通自在な下面開放の第1
    ボルト挿通孔と、この第1ボルト挿通孔の奥に連通した
    ねじ孔とを形成し、両ボルト挿通孔間に亘って下方から
    挿入自在なロールピンを設けるとともに、このロールピ
    ンを通って前記ねじ孔にら合するボルトを設けたことを
    特徴とするボルト使用の連結構造。
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