JP2824871B2 - Icカード - Google Patents

Icカード

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JP2824871B2
JP2824871B2 JP2404653A JP40465390A JP2824871B2 JP 2824871 B2 JP2824871 B2 JP 2824871B2 JP 2404653 A JP2404653 A JP 2404653A JP 40465390 A JP40465390 A JP 40465390A JP 2824871 B2 JP2824871 B2 JP 2824871B2
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裕司 小寺
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Hitachi Maxell Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ICカードに関し、
詳しくは、入出力データ端子が一線式の外部装置と二線
式の外部装置の双方に使用可能なICカードに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、カード型の情報記憶媒体として、
磁気ストライプカード等に換わって、記憶容量が大きく
セキュリティ性の優れたICカードが用いられてきてい
る。
【0003】ICカードは、内部にROM,RAM等の
半導体メモリと、それらのメモリの読出し・書込み処理
やID情報の判定処理といった各種の処理を行うプロセ
ッサと、このプロセッサと外部装置との間でデータを授
受を行うインタフェース等で構成されている。
【0004】ICカードは、外部装置に接続するための
接続端子として、電源端子、アース端子、クロック端
子、入出力データ端子等を備えている。入出力データ端
子は、データをシリアル伝送により送信又は受信するた
めのものであり、1つの入出力データ端子で送信と受信
の両方を行う一線式のものと、2つの端子の一方で送信
を行い他方で受信を行う二線式のものがある。これに対
応して、ICカードリーダ・ライタ等の外部装置にも、
送受信端子が1つの一線式用のものと、送信端子と受信
端子が別々の二線式用のものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】つまり、このような従
来のICカードにあっては、一線式のICカードは一線
式用の外部装置にしか使用できず、二線式のICカード
は二線式用の外部装置にしか使用できなかった。
【0006】この発明は、このような従来技術の問題点
を解決するためのもであって、一線式用の外部装置と二
線式用の外部装置の双方に使用可能なICカードを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
のこの発明のICカードの特徴は、プロセッサと、メモ
リと、外部装置との間でデータの送信又は受信をするた
めの入出力データ端子と、外部装置からのデータの受信
をするための入力データ端子と、プロセッサから受けた
パラレルデータをシリアルデータに変換して送信ポート
から出力し、受信ポートで受けたシリアルデータをパラ
レルデータに変換してプロセッサに出力するインタフェ
ースとを備えたICカードであって、インタフェースの
受信ポートと入力データ端子とが接続され、インタフェ
ースの送信ポートと入出力データ端子とがプロセッサの
指示によりオン又はオフする第1のスイッチ回路を介し
て接続され、入出力データ端子と入力データ端子とがプ
ロセッサの指示によりオン又はオフする第2のスイッチ
回路を介して接続され、通信モードが一線式が二線式か
の通信モード情報がメモリに記憶され、外部装置から受
けたコマンドにしたがってプロセッサがメモリに通信モ
ード情報を書込み、外部装置にデータを送信するときに
は第1のスイッチ回路をオンするとともに第2のスイッ
チ回路をオフし、外部装置からデータを受信する場合で
あってモード情報が一線式のときには第1のスイッチ回
路をオフするとともに第2のスイッチ回路をオンし、外
部装置からデータを受信する場合であってモード情報が
二線式のときには第2のスイッチ回路をオフするもので
ある。
【0008】
【作用】外部装置からのコマンドにより通信モード情報
を設定することができ、ICカードを一線式用の外部装
置と二線式用の外部装置のいずれにも使用することが可
能となる。
【0009】
【実施例】図1は、この発明の一実施例のブロック図で
ある。プロセッサ(CPU)2は、RAM6、マスクR
OM7、及びEEPROM8とバス4によって接続さ
れ、かつ、インタフェース3とパラレル信号線5により
接続されている。インタフェース3は、プロセッサ2か
ら受けたパラレル信号をシリアル信号に変換して送信ポ
ートTxに出力し、受信ポートRxで受けたシリアル信
号をパラレル信号に変換してプロセッサ2に送出する。
なお、プロセッサ2とインタフェース3とがワンチップ
化されたマイクロプロセッサとなっていてもよい。
【0010】コネクタ部11は、入出力データ端子C1
と入力データ端子C2 、その他の接続端子(図示せず)
を有している。外部装置が一線式用の場合には、入出力
データ端子C1 と外部装置側の送受信データ端子とが接
続される。一方、外部装置が二線式用の場合には、入出
力データ端子C1 と外部装置側の受信端子とが接続さ
れ、入力データ端子C2 と外部装置側の送信端子とが接
続される。
【0011】入力データ端子C2 はインタフェース3の
受信ポートRxに接続され、入出力データ端子C1 はイ
ンタフェース3の送信ポートTxからの出力を受ける第
1の3ステートバッファ回路9の出力に接続されてい
る。第1の3ステートバッファ回路9は、プロセッサ2
の通信モード切換ポートP1 が“H”のときにはオン状
態となり、通信モード切換ポートP1 が“L”のときに
はオフ状態となる。また、入出力データ端子C1 は、第
2の3ステートバッファ回路10の入力に接続され、3
ステートバッファ回路10の出力は、入力データ端子C
2 に接続されている。第2の3ステートバッファ回路1
0は、通信モード切換ポートP1 が“H”のときにはオ
フ状態となり、通信モード切換ポートP1 が“L”のと
きにはオン状態となる。
【0012】図2(a)は、マスクROM7のメモリマ
ップの一例を表す図である。マスクROM7には、外部
装置との通信制御やRAM6,EEPROM8の管理等
を行うためのシステムプログラム71が格納されてい
て、初期通信モード情報格納領域72が設けられてい
る。この初期通信モード情報格納領域は、外部装置によ
って通信モード情報がまだ設定されていないときのこの
ICカードの通信モードを規定する初期通信モード情報
を格納する領域である。ここでは、同図(a)に示すよ
うに、初期通信モード情報として一線式の通信モード情
報が記憶されている。同図(b)は、EEPROM8の
メモリマップの一例を表す図である。EEPROM8に
は、アプリケーションプログラムや運用データ等81が
格納され、通信モード情報格納領域82が設けられてい
る。この通信モード情報格納領域82は、外部装置から
送られる通信モードの設定・変更を要求するコマンドに
より指定された通信モード情報を格納する領域である。
【0013】ICカード1が外部装置にデータを送信す
るときには、プロセッサ2は、通信モードが一線式か二
線式かにかかわらず、通信モード切換ポートP1 を
“H”にして第1の3ステートバッファ回路9をオン,
第2の3ステートバッファ回路10をオフにする。この
とき、インタフェース3の送信ポートTxに出力された
送信信号は、第1の3ステートバッファ回路9を通って
入出力データ端子C1 から外部装置へと送信される。こ
こで、第2の3ステートバッファ回路10がオフになっ
ているので、送信信号の受信ポートRxへの影響は排除
される。
【0014】ICカードが外部装置からのデータを受信
する場合には、プロセッサ2は、図3のフローチャート
に示すような通信モード切換処理を行う。まず、ステッ
プ301において、プロセッサ2は、EEPROM8の
通信モード情報格納領域82を参照し、格納されている
通信モード情報が一線式が二線式かを判定する。ここ
で、通信モード情報格納領域82にいずれの通信モード
情報も格納されていないときには、プロセッサ2は、マ
スクROM7の初期通信モード情報格納領域72を参照
し、通信モード情報の判定を行う。
【0015】ステップ301の判定の結果、通信モード
情報が一線式であったときには、プロセッサ2は、通信
モード切換ポートP1 を“L”にする(ステップ30
2)。このとき、第1の3ステートバッファ回路9はオ
フ,第2の3ステートバッファ回路10はオンになり、
入出力データ端子C1 で受けた信号を第2の3ステート
バッファ回路10を介して受信ポートRxで受信するこ
とが可能になる。一方、通信モード情報が二線式であっ
たときには、プロセッサ2は、通信モード切換ポートP
1 を“H”にして、第1の3ステートバッファ回路9を
オン,第2の3ステートバッファ回路10をオフにする
(ステップ303)。このとき、入力データ端子C2 へ
の入力出力端子C1 側の影響が排除される。
【0016】つぎに、ステップ304に移り、プロセッ
サ2は、外部装置が送信したシリアルデータ信号の受信
処理を行う。
【0017】図4は、まだ通信モード情報格納領域82
に通信モード情報が書込まれていないとき、または、前
に設定した通信モード情報を変更する必要が生じたとき
に、新たな通信モード情報を設定する処理のフローチャ
ートを表す図である。外部装置は、通信モード情報の設
定・変更を要求する電文として、図5に示す電文フォー
マットのコマンドコード51の欄の内容を通信モード設
定・変更コマンドにし、データ52を設定すべき通信モ
ード情報にして、例えば、一線式で(二線式になってい
るときには二線式で)ICカード1に送信する。プロセ
ッサ2は、受けた電文のコマンドコード51が通信モー
ド設定・変更コマンドのときには、通信モード設定・変
更処理として、データ52の通信モード情報をEEPR
OM8の通信モード情報格納領域82に書込む(ステッ
プ402)。一方、コマンドコード51が通信モード設
定・変更コマンドでないときには、プロセッサ2は、通
信モード設定・変更処理を行うことなく、そのコマンド
コード51に応じた処理を行う(ステップ403)。
【0018】なお、通信モード情報が未設定の状態で
は、初期通信モードとして一線式の通信モード情報が初
期通信モード情報格納領域72に格納されているため、
プロセッサ2は、通信モード切換ポートP1 を“L”に
して、第1の3ステートバッファ回路9をオフ、第2の
3ステートバッファ回路10をオンにする。したがっ
て、入出力データ端子C1 と入力データ端子C2 のいず
れの端子で信号を受けても、その信号は受信ポートRx
に送出されるため、一線式用と二線式用のいずれの外部
装置であっても通信モード情報の設定が可能である。
【0019】また、通信モードの切換は、通信モード設
定・変更要求の電文を受理した直後でなくてもよく、例
えば、次回のICカード使用時であってもよい。
【0020】実施例では、PROMの一例としてEEP
ROM8を用いてみるが、これは書換のできないPRO
Mであってもよく、紫外線の照射により記憶したデータ
を消去可能なEPROMであってもよい。ただし、書換
のできないPROMを用いた場合には通信モードの設定
は一度しかできないが、EEPROMを用いた場合には
前に設定した通信モードを変更することが可能である。
【0021】
【発明の効果】以上の説明のとおり、この発明にあって
は、外部装置からのコマンドにより通信モード情報を設
定することができる。その結果、ICカードを一線式用
の外部装置と二線式用の外部装置のいずれにも使用する
ことが可能となり、ICカードのシステム対応時のフレ
キシビリティを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のブロック図である。
【図2】メモリマップの一例を表す図である。
【図3】ICカードが外部装置からのデータを受信する
場合にプロセッサ2が行う通信モード切換処理のフロー
チャートを表す図である。
【図4】通信モード情報を設定又は変更する処理のフロ
ーチャートを表す図である。
【図5】電文のフォーマットを表す図である。
【符号の説明】
1 ICカード 2 プロセッサ 3 インタフェース 4 バス 5 パラレル信号線 6 RAM 7 マスクROM 8 EEPROM 9 第1の3ステートバッファ回路 10 第2の3ステートバッファ回路 11 コネクタ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06K 19/00 - 19/077 G06K 17/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセッサと、メモリと、外部装置との
    間でデータの送信又は受信をするための入出力データ端
    子と、前記外部装置からのデータの受信をするための入
    力データ端子と、前記プロセッサから受けたパラレルデ
    ータをシリアルデータに変換して送信ポートから出力
    し、受信ポートで受けたシリアルデータをパラレルデー
    タに変換して前記プロセッサに出力するインタフェース
    とを備えたICカードであって、前記受信ポートと前記
    入力データ端子とが接続され、前記送信ポートと前記入
    出力データ端子とが前記プロセッサからの制御信号によ
    りオン又はオフする第1のスイッチ回路を介して接続さ
    れ、前記入出力データ端子と前記入力データ端子とが前
    記制御信号によりオン又はオフする第2のスイッチ回路
    を介して接続され、通信モードが一線式か二線式かの通
    信モード情報が前記メモリに記憶され、前記プロセッサ
    は、前記外部装置から受けたコマンドにしたがって前記
    メモリに前記通信モード情報を書込み、前記外部装置に
    データを送信するときには第1のスイッチ回路をオンす
    るとともに第2のスイッチ回路をオフし、前記外部装置
    からデータを受信する場合であって前記モード情報が一
    線式のときには第1のスイッチ回路をオフするとともに
    第2のスイッチ回路をオンし、前記外部装置からデータ
    を受信する場合であって前記モード情報が二線式のとき
    には第2のスイッチ回路をオフすることを特徴とするI
    Cカード。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のメモリがPROM領域を
    有し、請求項1記載の通信モード情報が前記PROM領
    域内に記憶されることを特徴とする請求項1記載のIC
    カード。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のメモリがマスクROM領
    域を有し、請求項1記載の通信モード情報を第1の通信
    モード情報とし、このマスクROM領域内に第2の通信
    モード情報が記憶され、請求項1記載のプロセッサは、
    第1の通信モード情報が書込まれていないとき、第2の
    通信モードに従って送・受信処理を行うことを特徴とす
    る請求項1記載のICカード。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のインタフェースがプロセ
    ッサの内部回路として内蔵されていることを特徴とする
    請求項1記載のICカード。
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