JP2824872B2 - Icカードリーダ・ライタ - Google Patents
Icカードリーダ・ライタInfo
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- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Description
ライタに関し、詳しくは、通信モードが一線式のICカ
ードと二線式のICカードの双方に適用可能なICカー
ドリーダ・ライタに関する。
磁気ストライプカード等に換わって、記憶容量が大きく
セキュリティ性の優れたICカードが用いられてきてい
る。
み等を行うICカードリーダ・ライタは、ROM,RA
M等の半導体メモリ、ICカードへの読出し・書込み処
理等を行うプロセッサ、プロセッサとICカードとの間
でデータの授受を行うインタフェース、キーボード、表
示部等で構成されている。
に対する接続端子として、電源供給端子、アース端子、
クロック端子、リセット端子、送受信端子等を備えてい
る。送受信端子は、データをシリアル伝送により送信又
は受信するためのものであり、1つの送受信端子で送信
と受信の両方を行う一線式のものと、2つの端子の一方
で送信を行い他方で受信を行う二線式のものがある。こ
れに対応して、ICカードにも、入出力データ端子が1
つの一線式のものと、入力データ端子と出力データ端子
が別々の二線式のものがある。
は、一線式のICカードリーダ・ライタには一線式のI
Cカードしか使用できず、二線式のICカードリーダ・
ライタには二線式のICカードしか使用できないため、
使用者は、各線式ごとにICカードリーダ・ライタを用
意する必要がある。
両方の線式のICカードに対応させるためには、ICカ
ードの線式が変わるたびにICカードリーダ・ライタの
ハードウエアを改造しなければならない。
を解決するためのものであって、一線式用のICカード
と二線式用のICカードの双方に対応できるICカード
リーダ・ライタを提供することを目的とする。
のこの発明のICカードリーダ・ライタの特徴は、IC
カードとの間でデータの送信又は受信をするための送受
信端子と、ICカードへのデータの送信をするための送
信端子と、メモリと、プロセッサと、このプロセッサか
ら受けたパラレルデータをシリアルデータに変換して送
信ポートから出力し、受信ポートで受けたシリアルデー
タをパラレルデータに変換してプロセッサに出力するイ
ンタフェースとを備えたICカードリーダ・ライタであ
って、送受信端子が第1のスイッチ回路を介して受信ポ
ートに接続され、送信ポートが第2のスイッチ回路を介
して送受信端子に接続されるとともに第3のスイッチ回
路を介して送信端子に接続され、通信モードが一線式か
二線式かの通信モード情報がメモリに記憶され、通信モ
ード情報が一線式の場合であってICカードに対して送
信処理を行うときにはプロセッサが第1のスイッチ回路
と第3のスイッチ回路をオフするとともに第2のスイッ
チ回路をオンし、通信モード情報が一線式の場合であっ
てICカードからのデータの受信処理を行うときにはプ
ロセッサが第1のスイッチ回路をオンするとともに第2
のスイッチ回路と第3のスイッチ回路をオフし、通信モ
ード情報が二線式の場合にはプロセッサが第1のスイッ
チ回路と第3のスイッチ回路をオンするとともに第2の
スイッチ回路をオフするものである。
については、ICカードがICカードリーダ・ライタに
リセット応答信号を送信したときに、プロセッサがその
リセット応答信号に含まれている通信モード情報を利用
し、それをメモリに記憶することで行うことができる。
Cカードから送信されるリセット応答信号に含まれる通
信モード情報に基づいて、プロセッサが通信モードの切
換を行うため、一線式と二線式のいずれのICカードも
使用することが可能となる。
タの一実施例のブロック図である。プロセッサ(CP
U)1は、RAM2、ROM3、インタフェース5及び
図示されていないキーボードや表示部等とバス4によっ
て接続されている。ROM3には、プロセッサ1がIC
カードに対して行う読出し・書込み処理等の基本的な動
作を行うための処理プログラム等が格納されている。イ
ンタフェース5は、プロセッサ1から受けたパラレル信
号をシリアル信号に変換して送信ポートTxに出力し、
受信ポートRxで受けたシリアル信号をパラレル信号に
変換してプロセッサ2に送出する。なお、プロセッサ1
とインタフェース5とがワンチップ化されたマイクロプ
ロセッサとなっていてもよい。
1は、送受信端子C1と送信端子C2 、その他の接続端
子(図示せず)を有している。ICカードが一線式用の
場合には、送受信端子C1 とICカード側の入出力デー
タ端子とが接続される。一方、ICカードが二線式の場
合には、送受信端子C1 とICカード側の出力データ端
子とが接続され、送信端子C2 とICカード側の入力デ
ータ端子とが接続される。
ァ回路S1 を介してインタフェース5の受信ポートRx
に接続されている。インタフェース5の送信ポートTx
は、第2の3ステートバッファ回路S2 を介して送受信
端子C1 に接続され、かつ第3の3ステートバッファ回
路S3 を介して送信端子C2 に接続されている。プロセ
ッサ1は、ICカードとの間でデータの送受信を行うと
き、RAM2に記憶されている通信モード情報に基づい
て通信モード切換ポートP1 及びP2 に通信モード切換
制御信号を出力し、インバータ7,8とANDゲート
9,10等で構成された論理回路によって3ステートバ
ッファ回路S1 ,S2 ,S3 をオン・オフする。
イタのICカードに対する送受信処理のフローチャート
を表す図である。
テートバッファ回路S1 をオンし、ICカードからの信
号の受信を可能にする(ステップ201)。つぎに、I
Cカードの電源をオンする(ステップ202)。このと
き、ICカードは、イニシャライズ処理を行い、ICカ
ードリーダ・ライタに対してリセット応答信号を送信す
る。このリセット応答信号には、ICカードの通信モー
ドが一線式か二線式かの通信モード情報が含まれてい
る。ICカードリーダ・ライタは、送受信端子C1 を介
してこのリセット応答信号を受信し(ステップ20
3)、通信モード情報を抜出してRAM2に記憶する。
プロセッサ1は、その通信モード情報が一線式か二線式
かを判定し(ステップ204)、その結果に応じて以下
のような送受信処理を行う。
セッサ1は、処理が終了したか否かを判定し(ステップ
205)、終了していないときには、通信モード切換ポ
ートP1 に“L”、P2 に“H”を出力して3ステート
バッファ回路S1 をオフ、S2 をオン、S3 をオフにす
る(ステップ206)。この結果、受信ポートRx及び
送信端子C2 への送信ポートTxの影響が排除され、送
信ポートTxに出力された信号が送受信端子C1に伝達
されるようになる。そして、プロセッサ1はICカード
に対して送信すべきコマンドやデータ等の送信処理を行
う(ステップ207)。つぎに、プロセッサ1は、通信
モード切換ポートP1 ,P2 の双方に“L”を出力して
3ステートバッファ回路S1 をオン、S2 をオフ、S3
をオフにする(ステップ208)。その結果、送信ポー
トTxへの影響を排除して、送受信端子C1 で受けた信
号が受信ポートRxに伝達されるようになる。そして、
プロセッサ1はICカードから送信された応答信号の受
信処理を行う(ステップ209)。この後、ステップ2
05に戻り、処理が終了した場合には終了し、終了して
いない場合にはステップ206からステップ208まで
の送受信処理を繰り返す。
は、プロセッサ1は、ステップ204からステップ21
0に移り、通信モード切換ポートP1 に“H”、P2 に
“L”を出力して3ステートバッファ回路S1 をオン、
S2 をオフ、S3 をオンにする。その結果、送信ポート
Txと送受信端子C1 の相互の影響が排除され、送受信
端子C1 で受けた信号が受信ポートRxに伝達され、送
信ポートTxに出力された信号が送信端子C2 に伝達さ
れるようになる。つぎに、プロセッサ1は、処理が終了
したか否かを判定する(ステップ211)。処理が終了
していない場合にはICカードに対する送信処理を行い
(ステップ212)、さらに、ICカードからの応答信
号の受信処理を行い(ステップ213)、その後、ステ
ップ211に戻る。そして、処理が終了した場合には終
了し、終了していない場合にはステップ212とステッ
プ213の送受信処理を繰り返す。
実施例ではRAMを例にあげて説明したが、他の種類の
メモリであってもよく、例えばレジスタであってもよ
い。
コンピュータとの接続手段を有するものである場合に
は、ホストコンピュータからのコマンドにより通信モー
ド情報を設定・変更できるようにすることも可能であ
る。
ードリーダ・ライタにあっては、ICカードから送信さ
れるリセット応答信号に含まれている通信モード情報に
基づいて、プロセッサが通信モードの切換を行うため、
一線式と二線式のいずれのICカードも使用することが
可能となる。その結果、ICカード対応時のフレキビリ
ティを向上させることができる。
例のブロック図である。
ードに対する送受信処理のフローチャートを表す図であ
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 ICカードとの間でデータの送信または
受信をするための送受信端子と、前記ICカードへのデ
ータの送信をするための送信端子と、メモリと、プロセ
ッサと、このプロセッサから受けたパラレルデータをシ
リアルデータに変換して送信ポートから出力し、受信ポ
ートで受けたシリアルデータをパラレルデータに変換し
て前記プロセッサに出力するインタフェースとを備えた
ICカードリーダ・ライタであって、前記送受信端子が
前記プロセッサからの制御信号に基づいてオン又はオフ
する第1のスイッチ回路を介して前記受信ポートに接続
され、前記送信ポートが前記制御信号に基づいてオン又
はオフする第2のスイッチ回路を介して前記送受信端子
に接続されるとともに前記制御信号に基づいてオン又は
オフする第3のスイッチ回路を介して前記送信端子に接
続され、通信モードが一線式か二線式かの通信モード情
報が前記メモリに記憶され、前記プロセッサは、前記通
信モード情報が一線式の場合であって前記ICカードに
対して送信処理を行うときには第1のスイッチ回路と第
3のスイッチ回路をオフするとともに第2のスイッチ回
路をオンし、前記通信モード情報が一線式の場合であっ
て前記ICカードからのデータの受信処理を行うときに
は第1のスイッチ回路をオンするとともに第2のスイッ
チ回路と第3のスイッチ回路をオフし、前記通信モード
情報が二線式の場合には第1のスイッチ回路と第3のス
イッチ回路をオンするとともに第2のスイッチ回路をオ
フすることを特徴とするICカードリーダ・ライタ。 - 【請求項2】 請求項1記載のICカードが請求項1記
載のICカードリーダ・ライタにリセット応答信号を送
信したとき、請求項1記載のプロセッサは、前記リセッ
ト応答信号に含まれている請求項1記載の通信モード情
報を請求項1記載のメモリに記憶することを特徴とする
請求項1記載のICカードリーダ・ライタ。 - 【請求項3】 請求項1記載のインタフェースが請求項
1記載のプロセッサの内部回路として内蔵されているこ
とを特徴とする請求項1記載のICカードリーダ・ライ
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2406310A JP2824872B2 (ja) | 1990-12-06 | 1990-12-06 | Icカードリーダ・ライタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2406310A JP2824872B2 (ja) | 1990-12-06 | 1990-12-06 | Icカードリーダ・ライタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04213182A JPH04213182A (ja) | 1992-08-04 |
JP2824872B2 true JP2824872B2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=18515923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2406310A Expired - Fee Related JP2824872B2 (ja) | 1990-12-06 | 1990-12-06 | Icカードリーダ・ライタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2824872B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3813849B2 (ja) * | 2001-09-14 | 2006-08-23 | 株式会社東芝 | カード装置 |
JP4550860B2 (ja) * | 2007-05-14 | 2010-09-22 | 株式会社東芝 | 複合icカード及び複合icカード用icモジュール |
-
1990
- 1990-12-06 JP JP2406310A patent/JP2824872B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04213182A (ja) | 1992-08-04 |
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