JP2824622B2 - 機械式駐車装置 - Google Patents

機械式駐車装置

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JP2824622B2
JP2824622B2 JP6558094A JP6558094A JP2824622B2 JP 2824622 B2 JP2824622 B2 JP 2824622B2 JP 6558094 A JP6558094 A JP 6558094A JP 6558094 A JP6558094 A JP 6558094A JP 2824622 B2 JP2824622 B2 JP 2824622B2
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隆一 村井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物内に設けた駐車室
まで車両を搬送して入庫させ、かつ、駐車室から車両を
出庫させて搬出させる機械式駐車装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】車両を効率的に駐車させるために駐車場
を立体化したものが多い。このような駐車場の場合は、
駐車場を利用する客が、入庫可能な位置まで車両を運転
して行って駐車させ、逆に、出庫のときは入庫した位置
まで行って車両を取出す、いわゆる自走式駐車場と、車
両を駐車建物の車両搬出入口まで運ぶだけで後は建物内
の機械が一括して搬送、入出庫等を行う機械式駐車装置
がある。
【0003】このような機械式駐車装置を図にもとづい
て簡単に説明する。図8は機械式駐車装置のワンフロア
を模式的に示した平面図である。駐車装置1の一側横に
は車両を入出庫させるための入出庫室2が設けられてお
り、また、駐車装置1の内部の長手方向の両側には複数
の駐車室3が隣接して設けられている。
【0004】また、長手方向に複数設けた駐車室3と駐
車室3の間には走行路4が設けられており、この走行路
4は車両を載置した車両搬送台車(以下、単に台車とい
う)5が走行するようになっている。また、入出庫室2
と走行路4との間には車両を昇降させるエレベータ室6
が設けられている。
【0005】台車5と駐車室3の各々の床部には、車両
を走行路4と直交する方向に、すなわち、車両を台車5
から駐車室3へ、または、車両を駐車室3から台車5へ
と移送させるコンベア7,8が各々接続可能に設けられ
ている。これらの台車5のコンベア7と駐車室3のコン
ベア8とは同期して回転するようになっている。
【0006】上記台車を図7にもとづいて説明する。図
は台車5の上面図を示したもので、台車5は車輪10に
よりレール9上を台車駆動装置11の駆動力によって走
行する。
【0007】そして、台車5の基台12には基台12の
長手方向に沿わせたコンベア7、すなわち前コンベア7
aと後コンベア7bが設けられている。また、基台12
の中央部には走行路4と直交する方向に移動する可動フ
レーム13が設けられており、可動フレーム13の駐車
室3と対向する側端部には動力伝達ローラ14が設けら
れている。この動力伝達ローラ14と台車5のコンベア
7は共に駆動手段である駆動モータ15によって回転す
るようになっている。
【0008】また、基台12には可動フレーム13を駐
車室3の方向に移動させるパワーシリンダ16が設けら
れている。
【0009】また、駐車室3の内部に設けられたコンベ
ア8も台車5と同様に前コンベア8aと後コンベア8b
とからなっている(図8参照)。そして、駐車室3の走
行路4側にはコンベア8と連動する従動ローラ17が設
けられている(図7参照)。
【0010】なお、当然ながら台車5の前コンベア7a
と駐車室3の前コンベア8aには車両の前輪が載置さ
れ、台車5の後コンベア7bと駐車室3の後コンベア8
bには後輪が載置される。
【0011】そして、例えば、車両を入庫する場合、車
両を載置した台車5が目標の駐車室3に到達すると、パ
ワーシリンダ16が作動して可動フレーム13を目標の
駐車室3の方向へと移動させる。これによって可動フレ
ーム13の側端部に設けた動力伝達ローラ14が駐車室
3の従動ローラ17に当接してこれを圧接する。
【0012】動力伝達ローラ14が従動ローラ17を圧
接したところで、コンベアを駆動するモータ15が作動
し、台車5のコンベア7と動力伝達ローラ14が回転す
ると共に駐車室3のコンベア8も従動ローラ17を介し
て同期回転し、台車5上の車両が目標の駐車室3に入庫
されることになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来技術
にあっては、動力伝達ローラの従動ローラへの押付力
は、可動フレームの移動量によって発生させており、こ
の移動量を検知することにより、すなわち、可動フレー
ムを移動させるパワーシリンダの移動ストロークを検
知、制御することにより、パワーシリンダの作動を停止
させて適切な押付力(推力)を発生させていた。
【0014】しかしながら、駐車建物の建設では、従動
ローラの取付位置が全部一致しているとはかぎらず、従
動ローラと動力伝達ローラの間隔が全体として不揃いに
なっていることがある。このような場合、フレーム駆動
シリンダの推力をストロークによって検知すると、従動
ローラが可動フレームの移動のストロークより遠くにあ
る場合は、押付力が不足して十分に駆動力が伝達できな
くなる虞があり、また、従動ローラが接近していた場
合、押付力が強過ぎて駐車室が回転力を受けてしまう虞
があった。
【0015】本発明は、上記従来の課題を解決するため
になされたもので、可動フレーム駆動手段の推力を可動
フレーム駆動手段を支持しているヒンジブラケットの変
位を検出することによって動力伝達ローラの従動ローラ
への押付力を制御するようにした機械式駐車装置を提供
することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、車両を載置して走行する車両
搬送台車の走行路に沿って車両を格納保持する複数の駐
車室を設け、該駐車室および前記車両搬送台車には車両
を前記走行路と直交する方向に移送するコンベアを相互
に接続可能に設け、前記車両搬送台車に、前記各駐車室
のコンベアと連動する従動ローラに圧接して台車側の駆
動力を伝達する動力伝達ローラを設けた機械式駐車装置
において、前記車両搬送台車の基台に前記走行路と直交
する方向に移動可能に可動フレームを設けて、該可動フ
レームの前記駐車室と対向する端部に前記動力伝達ロー
ラを支持させ、前記可動フレームを移動させる可動フレ
ーム駆動手段を、前記基台に揺動自在に取付けたヒンジ
ブラケットに取付け、ヒンジブラケットは該ヒンジブラ
ケットの揺動方向に離間した位置で各々ばねを介して支
持し、前記動力伝達ローラは車両搬送台車上の前記コン
ベアの駆動手段によって作動するように連結し、前記動
力伝達ローラが前記従動ローラに圧接したときの、圧接
の反力による前記ヒンジブラケットの変位を検出する検
出器を設けたことを特徴とするものである。
【0017】また、本発明は、車両を載置して走行する
車両搬送台車の走行路に沿って車両を格納保持する複数
の駐車室を設け、該駐車室および前記車両搬送台車には
車両を前記走行路と直交する方向に移送するコンベアを
相互に接続可能に設け、前記車両搬送台車に、前記各駐
車室のコンベアと連動する従動ローラに圧接して台車側
の駆動力を伝達する動力伝達ローラを設けた機械式駐車
装置において、前記車両搬送台車の基台に前記走行路と
直交する方向に移動可能に可動フレームを設けて、該可
動フレームの前記駐車室と対向する端部に前記動力伝達
ローラを支持させ、前記可動フレームを移動させる可動
フレーム駆動手段の本体部の略中央部を 、前記基台に走
行路と直交するように回動可能に取り付けたヒンジブラ
ケットに枢着し、かつ、ヒンジブラケットの基台への取
付点を挟んで、可動フレーム駆動手段の伸縮方向に離間
した位置で、前記ヒンジブラケットを各々バネを介して
支持し、前記動力伝達ローラは車両搬送台車上の前記コ
ンベアの駆動手段によって作動するように連結し、前記
動力伝達ローラが前記従動ローラに圧接したときの、圧
接の反力による前記ヒンジブラケットの変位を検出する
検出器を設けたことを特徴とするものである。
【0018】また、本発明は、ヒンジブラケットを支持
したばねが圧縮コイルばねからなることを特徴とするも
のである。
【0019】さらに、本発明は、ヒンジブラケットを支
持したばねが引張りコイルばねからなることを特徴とす
るものである。
【0020】また、本発明は、ヒンジブラケットを支持
したばねを可動フレーム駆動手段の伸縮方向に2個づつ
設けたことを特徴とするものである。
【0021】本発明は、ばねの撓みを検出する検出器を
可動フレーム駆動手段の伸縮方向で、ヒンジブラケット
の両側部にそれぞれ1個ずつ設けたことを特徴とするも
のである。
【0022】
【作用】本発明は、以上説明したように構成したので、
車両を載置した車両搬送台車が走行路を移動して、車両
を格納保持する駐車室の搬入口の前で停止すれば、可動
フレーム駆動手段が作動して可動フレームを駐車室側に
移動させ、動力伝達ローラを駐車室の従動ローラに当接
させる。
【0023】当接後も可動フレーム駆動手段が動力伝達
ローラを従動ローラ側に圧接すると、その反力で可動フ
レーム駆動手段が押し返される。これにより可動フレー
ム駆動手段を支持しているヒンジブラケットが変位し
て、ヒンジブラケットを支持しているばねを撓わませ
る。この変位する、すなわち傾斜するヒンジブラケット
を検出器が検出する。
【0024】また、ヒンジブラケットに介装したばねを
圧縮コイルばねにしたので、ヒンジブラケットの変位を
検出した後、ヒンジブラケットを常時、バランスよく保
持することが可能となる。
【0025】さらに、ヒンジブラケットを支持したばね
を引張ばねとしたので、引張ばねを縮縮コイルばねとは
異なった位置に取付けることが可能になる。これによっ
ても、ヒンジブラケットの変位を検出した後、ヒンジブ
ラケットを常時、バランスよく保持することが可能にな
る。
【0026】ヒンジブラケットを支持するばねをフレー
ム駆動手段の伸縮方向の前後に2個ずつ設けたので、こ
れによってもバランスよくヒンジブラケットを保持する
ことが可能になる。
【0027】ヒンジブラケットの変位を検出する検出器
をフレーム駆動手段の長手方向で、ヒンジブラケットの
両側に1個ずつ設けたので、ヒンジブラケットの変位を
正確に検出することが可能となる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図5にもとづいて
説明する。なお、図7および図8において説明した部材
には同一の符号を付してその説明は省略する。
【0029】図5は台車5の可動フレーム13近傍の上
面図である(台車5全体ついては図7参照)。図におい
て、台車5は走行路4をAB方向に移動可能に配設され
ている。また、台車5の基台12に設けた可動フレーム
13は走行路4と直交する方向に移動するようになって
いる。この可動フレーム13の両端部には動力伝達ロー
ラ14が回転可能に設けられている。
【0030】この動力伝達ローラ14は、可動フレーム
13が移動したとき、駐車室3の従動ローラ17に当接
して台車5の動力をこの従動ローラ17を介して駐車室
3のコンベア8に伝達するように構成されている。詳し
くは従動ローラ17から従動歯車18を介して駐車室3
のコンベア8に伝達されている。従動歯車18は台車5
のコンベア7と駐車室3のコンベア8との回転を同方向
にするためのものである。
【0031】また、台車5の基台12には走行路4に平
行して前コンベア7aと、後コンベア7bの2つのコン
ベア7が設けられており、このコンベア7と動力伝達ロ
ーラ14は基台12に設けた駆動手段である駆動モータ
15によって同期回転される。
【0032】すなわち、駆動モータ15の駆動軸15a
に設けた第1スプロケット19と動力伝達ローラ14の
駆動軸14aにはチェーン20が掛合されており、これ
によって動力伝達ローラ14が回転するようになってい
る(図6参照)。なお、符号21で示すものはチェーン
20を案内するガイドである。
【0033】また、台車5の前コンベア7aは第1スプ
ロケット19よりA側に設けたスプロケット(図示な
し)と掛合するチェーン(図示なし)によって回転し、
後コンベア7bはB側に設けた第2スプロケット22に
掛合したチェーン(図示なし)によって回転する。
【0034】また、可動フレーム13は可動フレーム駆
動手段であるパワーシリンダ16によって移動するよう
になっている。すなわち、パワーシリンダ16はモータ
とボールねじとからなっており、パワーシリンダの本体
部(モータ)16aが基台12に取付けられ、そのアー
ム部(ボールねじ)16bの先端が可動フレーム13に
回動可能に取付けられている。
【0035】これによりパワーシリンダ16のアーム部
(ボールねじ)16bの回転により可動フレーム13は
駐車室3の方向に移動することが可能になる。このよう
にパワーシリンダ16を用いたことにより、油圧を用い
た駆動源と異なって可動フレーム13や台車5に油洩れ
等による汚れを回避することができ、駐車場の利用客に
対しては清潔感を与える効果がある。
【0036】なお、可動フレーム駆動手段にモータとボ
ールねじの組合によるパワーシリンダを用いたが、この
ようにせずエアーシリンダを用いてもよい。エアーシリ
ンダを用いればパワーシリンダ16より応答性を速くす
ることができる。
【0037】上記パワーシリンダ16の基台12への取
付けを図1ないし図3にもとづいて詳細に説明する。パ
ワーシリンダ16の本体部16aの略中央部は、基台1
2に走行路4と直交するように回動可能に取付けられた
ヒンジブラケット23に枢着されている。
【0038】そして、このヒンジブラケット23はヒン
ジブラケット23の基台12への取付点24を挟んで、
パワーシリンダ16の伸縮方向に離間した位置で、各々
圧縮コイルばね25を介して支持されている。このヒン
ジブラケット23はパワーシリンダ16の幅方向両側に
対向して2個取付られている(図2参照)。
【0039】なお、パワーシリンダ16を基台12に揺
動自在に取付けたヒンジブラケット23に取付け、そし
て、前記と同様にヒンジブラケット23をヒンジブラケ
ット23の揺動方向に離間した位置で圧縮コイルばね2
5を介して支持するようにしてもよい。
【0040】上記圧縮コイルばね25は、基台12に螺
合され、かつ、ヒンジブラケット23の長孔(図示省
略)を貫通して設けられたボルト26の、ヒンジブラケ
ット23よりも上部の部分に嵌合させてナット27で押
さえられている。
【0041】ヒンジブラケット23を支持する圧縮コイ
ルばね25はパワーシリンダ16の伸縮方向の前後に2
個ずつ、合計4個設けられている(図2参照)。この圧
縮コイルばね25の代わりに引張ばねを使用してもよ
い。引張ばねを使用すれば取付位置を代えることが可能
になる。
【0042】また、ヒンジブラケット23の変位を検出
する検出器、すなわち、近接スイッチ28がパワーシリ
ンダ16の伸縮方向に沿ってヒンジブラケット23の両
側に1個ずつ、合計2個設けられている。この検出器は
近接スイッチ28の他に光電スイッチやリミットスイッ
チを使用することもできる。
【0043】近接スイッチ28は、図4に示すように、
長孔29を有するL字ブラケット30に取付られてい
る。この長孔29に近接スイッチ28を取付ければその
取付高さを調整することが可能となる。
【0044】本発明は、以上説明したように構成したの
で、車両を図5のA方向、右側の駐車室3に入庫させる
場合において、車両を載置した台車5が走行路4を走行
し、目的の駐車室3の前で停止すれば、パワーシリンダ
16が作動して、ボールねじであるアーム部16bが
行路4に直交する方向で、かつ、車両が入庫する駐車室
3側に移動すると共に、可動フレーム13を右側の駐車
室3に移動させ、動力伝達ローラ14を駐車室3の従動
ローラ17に接近させてこれに当接させる。
【0045】当接後もアーム部16bが作動して動力伝
達ローラ14を従動ローラ17側に押圧し続けると、そ
の反力で本体部16aが押し返されてヒンジブラケット
23が力を受けることになる。
【0046】このときヒンジブラケット23と本体部1
6aの枢着点31、ヒンジブラケット23と基台12の
取付点24は、共に走行路4に直交するように回動可能
となっているので、本体部16aが反力を受けると、
ンジブラケット23は枢着点 31及び取付点24を軸に
して回動し、ヒンジブラケット23が傾斜変位する(図
3の傾斜したヒンジブラケット23の一部を参照)。
【0047】これにより、ヒンジブラケット23の下が
った方の圧縮コイルばね25伸長し、ヒンジブラケット
23の上がった方の圧縮コイルばね25が短縮する。こ
のときが近接スイッチ28が傾斜したヒンジブラケット
23を検出し、この検出信号を図示しない制御部に伝達
して、パワーシリンダ16の作動が停止される。これに
よって、動力伝達ローラ14と従動ローラ17の当接力
を適切なものにすることが可能となる。
【0048】そして、アーム部16bの作動が停止した
ら、コンベア7,8を駆動する駆動モータ15が作動
し、台車5のコンベア7および動力伝達ローラ14を回
転させると共に従動ローラ17を介して駐車室3のコン
ベア8を同期回転させる。これによって、台車5に載置
した車両が台車5より駐車室3に移送されることにな
る。
【0049】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、動力伝
達ローラの押付力を発生させる可動フレーム駆動手段の
推力制御を、可動フレーム駆動手段を支持するヒンジブ
ラケットの変位を検出することによって行うようにした
ので、動力伝達ローラと駐車室の従動ローラとの間隔が
不揃いでもその圧接力を常時、適切なものにすることが
できる。これによって、動力を台車側から駐車室側に確
実に伝達させることができる。
【0050】また、ヒンジブラケットに設けたばねを可
動フレーム駆動手段の伸縮方向の前後に2個ずつ設けた
ので、バランスよくヒンジブラケットを保持することが
できる。
【0051】さらに、ヒンジブラケットの変位を検出す
る検出器を可動フレーム駆動手段の長手方向の、ヒンジ
ブラケットの両側に1個ずつ設けたので、ヒンジブラケ
ットの変位を正確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を構成する台車の可動フレームの正面図
である。
【図2】図1のC−C線に沿う断面図である。
【図3】図1のブラケットの部分の拡大正面図である。
【図4】図3に示す検出器のブラケットの側面図であ
る。
【図5】車体搬送用台車の一部上面図である。
【図6】図5のD−D線に沿う断面図である。
【図7】台車を説明するための上面図である。
【図8】駐車装置のワンフロアを示す平面図である。
【符号の説明】
1 機械式駐車装置 3 駐車室 4 走行路 5 車両搬送台車 7 コンベア 8 コンベア 12 基台 13 可動フレーム 14 動力伝達ローラ 15 駆動モータ 16 パワーシリンダ 17 従動ローラ 23 ヒンシブラケット 25 圧縮コイルばね 28 近接スイッチ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両を載置して走行する車両搬送台車の
    走行路に沿って車両を格納保持する複数の駐車室を設
    け、該駐車室および前記車両搬送台車には車両を前記走
    行路と直交する方向に移送するコンベアを相互に接続可
    能に設け、前記車両搬送台車に、前記各駐車室のコンベ
    アと連動する従動ローラに圧接して台車側の駆動力を伝
    達する動力伝達ローラを設けた機械式駐車装置におい
    て、前記車両搬送台車の基台に前記走行路と直交する方
    向に移動可能に可動フレームを設けて、該可動フレーム
    の前記駐車室と対向する端部に前記動力伝達ローラを支
    持させ、前記可動フレームを移動させる可動フレーム駆
    動手段を、前記基台に揺動自在に取付けたヒンジブラケ
    ットに取付け、ヒンジブラケットは該ヒンジブラケット
    の揺動方向に離間した位置で各々ばねを介して支持し、
    前記動力伝達ローラは車両搬送台車上の前記コンベアの
    駆動手段によって作動するように連結し、前記動力伝達
    ローラが前記従動ローラに圧接したときの、圧接の反力
    による前記ヒンジブラケットの変位を検出する検出器を
    設けたことを特徴とする機械式駐車装置。
  2. 【請求項2】 車両を載置して走行する車両搬送台車の
    走行路に沿って車両を格納保持する複数の駐車室を設
    け、該駐車室および前記車両搬送台車には車両を前記走
    行路と直交する方向に移送するコンベアを相互に接続可
    能に設け、前記車両搬送台車に、前記各駐車室のコンベ
    アと連動する従動ローラに圧接して台車側の駆動力を伝
    達する動力伝達ローラを設けた機械式駐車装置におい
    て、前記車両搬送台車の基台に前記走行路と直交する方
    向に移動可能に可動フレームを設けて、該可動フレーム
    の前記駐車室と対向する端部に前記動力伝達ローラを支
    持させ、前記可動フレームを移動させる可動フレーム駆
    動手段の本体部の略中央部を、前記基台に走行路と直交
    するように回動可能に取り付けたヒンジブラケットに枢
    着し、かつ、ヒンジブラケットの基台への取付点を挟ん
    で、可動フレーム駆動手段の伸縮方向に離間した位置
    、前記ヒンジブラケットを各々バネを介して支持し、
    前記動力伝達ローラは車両搬送台車上の前記コンベアの
    駆動手段によって作動するように連結し、前記動力伝達
    ローラが前記従動ローラに圧接したときの、圧接の反力
    による前記ヒンジブラケットの変位を検出する検出器を
    設けたことを特徴とする請求項1記載の機械式駐車装
    置。
  3. 【請求項3】 ヒンジブラケットを支持したばねが圧縮
    コイルばねからなることを特徴とする請求項1記載の機
    械式駐車装置。
  4. 【請求項4】 ヒンジブラケットを支持したばねが引張
    りコイルばねからなることを特徴とする請求項1記載の
    機械式駐車装置。
  5. 【請求項5】 ヒンジブラケットを支持したばねを可動
    フレーム駆動手段の伸縮方向に2個づつ設けたことを特
    徴とする請求項1記載の機械式駐車装置。
  6. 【請求項6】 ヒンジブラケットの傾斜を検出する検出
    器を可動フレーム駆動手段の伸縮方向で、ヒンジブラケ
    ットの両側部にそれぞれ1個ずつ設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の機械式駐車装置。
JP6558094A 1994-03-08 1994-03-08 機械式駐車装置 Expired - Lifetime JP2824622B2 (ja)

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